JP4640504B2 - 単結晶シリコンウェーハのcop評価方法 - Google Patents

単結晶シリコンウェーハのcop評価方法 Download PDF

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Description

本発明は、単結晶シリコンウェーハ、特に直径300mmの大口径シリコンウェーハを対象として行うCOP(Crystal Originated Particle)評価方法に関する。
半導体デバイスの基板としての単結晶シリコンウェーハは、シリコンの単結晶インゴットから切り出され、数多くの物理的、化学的、さらには熱的処理を施され、製造される。シリコンの単結晶インゴットは、一般に、石英るつぼ内の溶融したシリコンに種結晶を浸漬させて引き上げ、単結晶を成長させるチョクラルスキー法(以下、「CZ法」という)により得られが、単結晶育成時にGrown−in欠陥と称される微細欠陥が結晶内に導入される。
このGrown−in欠陥は、単結晶育成の際の引上げ速度と、凝固直後の単結晶内温度分布(引上げ軸方向の結晶内温度勾配)に依存して、COP(Crystal Originated Particle)などと呼ばれる大きさが0.1〜0.2μm程度の空孔凝集欠陥、または転位クラスターと呼ばれる大きさが10μm程度の微小転位からなる欠陥などとして単結晶内に存在する。
また、CZ法によって製造されたシリコン単結晶ウェーハは、高温の酸化熱処理を受けたとき、リング状に現れる酸化誘起積層欠陥(以下、「OSF」−Oxidation Induced Stacking Fault−という)が発生する場合がある。このOSFリングが潜在的に発生する領域は、育成中の結晶の熱履歴に依存し、特に育成中の引き上げ速度の影響を受け、引き上げ速度を小さくしていくと、OSFリングが現われる領域が結晶の外周側から内側に収縮していく。
言い換えると、高速で単結晶を育成するとOSFリングの内側領域がウェーハ全体に広がることになり、低速で育成するとOSFリングの外側領域がウェーハ全体に広がる。
OSFがデバイスの活性領域であるウェーハ表面に存在する場合には、リーク電流の原因になりデバイス特性を劣化させる。また、COPは初期の酸化膜耐圧性を低下させる因子であり、転位クラスターもそこに形成されたデバイスの特性不良の原因になる。
そのため、従来は、リング状OSFの発生領域が結晶の外周部に位置するように引き上げ速度を速くして、単結晶育成が行われてきた。例えば、特開2002−145698号公報に記載されるように、単結晶成長界面付近のインゴットの成長および冷却条件を調整して、OSF領域をウェーハの周縁部から中心部へかけて広く分布させ、その領域の内側は微小COP領域としたウェーハが提案されている。
しかし、近年における小型化、高度化の要求から半導体デバイスの微細化が進むにつれて、この極めて小さいCOPをも極力減少させたGrown−in欠陥の極めて少ない単結晶シリコンウェーハ(以下、「無欠陥結晶のシリコンウェーハ」ともいう)が製造されるようになってきている。
それに伴い、無欠陥結晶のシリコンウェーハではCOP評価が実施されている。なお、COP評価に際しては、COPの検出方法として、一般に、表面欠陥検査装置(例えば、SP2:KLA−Tencor社製)を用いる方法や銅析出法(銅デコレーション法)と称される方法などが用いられている。
すなわち、COP評価によって欠陥(COP)の個数とパターンの有無により結晶性(無欠陥性)を保証する合否判定が行われ、COPの個数がウェーハ全面で規定数を超える場合、またはパターンが存在(発生)している場合、そのウェーハは不合格と判定される。
なお、ここで言う「COP」とは、前述の単結晶育成時に結晶内に導入されるGrown−in欠陥としてのCOP(以下、「COP」と呼び、特に区別するときは「結晶起因のCOP」という)を指す。それ以外の、例えばウェーハのハンドリング時に生じる微細な傷や引っかき傷などに起因して発生するCOP(これら結晶起因のCOP以外の欠陥を、以下、「非結晶起因のCOP」という)は、シリコンの単結晶そのものに由来する本質的な欠陥ではないので、COP評価の対象から除かれる。
また、前記の「パターン」とは、育成される単結晶シリコンインゴットの熱履歴が引上げ軸に対象であること、および引上げ速度とGrown−in欠陥の分布が特定の関係を有していることに起因して発生する結晶起因のCOPの形態で、一般に、ウェーハの中心部にディスク状に現れるか(ディスクパターン)、外周部にリング状に現れるか(リングパターン)、もしくは両者が混在して現れる(リングディスクパターン)。さらに、パターン形態をとらず、ウェーハ全面に高密度に現れる場合もある。
前述のように、Grown−in欠陥の極めて少ない無欠陥結晶のシリコンウェーハではCOP評価が実施されている。しかし、定量的に判定する項目は、ウェーハ全面でのCOP個数のみであって、パターン判定でディスク状のパターンやリング状のパターンが発生しているとみなすか否かは目視判定に依存しており、定量性、客観性がなかった。
さらに、直径300mmのシリコンウェーハにおけるCOP評価には、以下に述べるように、「COPパターン有り」とする判定が厳しすぎるという問題があった。
デバイスの微細化が進むにつれて合格の基準を厳しくする必要が出てきたのは事実であるが、合格の基準を過度に厳しくすることは、シリコンウェーハの製造歩留まりの低下に直結するので、シリコンウェーハにおけるCOP評価は慎重に行う必要がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、Grown−in欠陥が極めて少ない、特に直径300mmの大口径の単結晶シリコンウェーハについて、明確な基準のもとでパターンの有無を判定することができる、客観的で定量性のある単結晶シリコンウェーハのCOP評価方法を提供することを目的としている。
本発明の要旨は、下記の単結晶シリコンウェーハのCOP評価方法にある。
すなわち、単結晶シリコンウェーハのCOP評価方法であって、結晶育成時に導入されたCOPのパターンでないと判断されるCOPを除き、結晶育成時に導入されたCOPを評価する際に、前記ウェーハの評価領域を半径方向に同心円状に分割し、分割した評価領域ごとにCOP個数の上限値を設定し、この上限値を基準として合否判定を行う単結晶シリコンウェーハのCOP評価方法である。

前記の「単結晶シリコンウェーハ」とは、主として直径300mmのシリコンウェーハである。すなわち、本評価方法は、直径300mm以上の大口径シリコンウェーハを主な対象とする評価方法である。
本評価方法が対象とするシリコンウェーハは、COPがウェーハ表面に存在しても、それらが局所的に集中して前記のパターンを形成したり、ウェーハ全面での個数が極端に多くない限り、高集積化IC生産用のウェーハとして許容される。
この単結晶シリコンウェーハのCOP評価方法において、前記同心円状に分割した評価領域のうちの中心部と外周部の領域のCOP個数が前記上限値を超える場合に不合格とする方法(実施形態1)を採用することができる。
このCOP評価方法(実施形態1を含む)において、前記同心円状に分割する各評価領域の幅を15mmから30mmの範囲内とするのが望ましい(実施形態2)。
このCOP評価方法(実施形態1、2を含む)において、さらに、前記ウェーハ全面でのCOP個数があらかじめ設定した上限値以下とすることができる(実施形態3)。
本発明の単結晶シリコンウェーハのCOP評価方法は、ウェーハの評価領域を半径方向に同心円状に分割し、評価領域ごとにCOP個数の上限値を設定する方法であり、定量性のある評価方法である。この方法によれば、例えば、現行の判定法ではCOP数個でディスクパターンとみなされ、不合格となるウェーハに、明確な基準のもとでパターン無し(合格)の判定を与えることができる。
この評価方法は、定量性のある明確な基準に基づく方法なので、COP評価(検査)の自動化にも対応することができる。また、ウェーハ分割領域の幅や各領域におけるCOP個数の上限値などの評価基準をCOPの発生状況等を勘案して柔軟に見直すことができるので、将来の高品質化にも十分対応可能である。
図1は、ウェーハにおける非結晶起因のCOPの発生例を示す図で、(a)は曲線状または点線状に伸びるCOP、(b)は局所的に斑点状に発生したCOPである。
図2は、ウェーハにおける非結晶起因のCOPの他の発生例を示す図である。
図3は、無欠陥結晶のシリコンウェーハについてのCOP評価結果を示す図である。
図4は、現行の判定基準で、非結晶起因のCOPであるにもかかわらず不合格とされた判定例を示す図である。
図5は、新基準1による判定結果を示す図である。
図6は、新基準1による救済が適切に行われたサンプルと、過剰に行われたサンプルを例示する図で、(a)は適切に救済された例、(b)と(c)は救済が過剰に行われた例である。
図7は、サンプル全体の測定領域ごとのCOP密度を示す図である。
図8は、新基準2による不合格率を領域ごとに分けて示した図である。
図9は、新基準3による不合格率を領域ごとに分けて示した図である。
図10は、現行基準で合格と判定され、新基準2による判定で不合格とされたサンプルを例示する図で、(a)はディスクパターン有りとされた例、(b)はリングパターン有りとされた例である。
図11は、新基準1で過剰に救済され、新基準3でも過剰に救済されたサンプルを例示する図である。
図12は、新基準4による不合格率を領域ごとに分けて示した図である。
以下に、本発明の単結晶シリコンウェーハのCOP評価方法を具体的に説明する。本発明が対象とするCOPは、後述するCu析出装置を用いた銅析出法により処理した後、ウェーハ表面の個数カウントおよび分布測定を目視検査で実施した。
本発明の単結晶シリコンウェーハのCOP評価方法は、前記のように、単結晶シリコンウェーハのCOP評価方法であって、前記ウェーハの評価領域を半径方向に同心円状に分割し、分割した評価領域ごとにCOP個数の上限値を設定し、この上限値を基準として合否判定を行う方法である。すなわち、分割した評価領域ごとのCOP個数が全ての領域において上限値以下であれば合格、いずれか一つ以上の領域で上限値を超えれば不合格と判定する。
このように、ウェーハを半径方向に同心円状に分割し、分割した評価領域ごとにCOP個数の上限値を設定するのは、判定を定量的な基準に基づいて行い、判定者が異なることにより生じうる判定結果の変動を極力なくして、判定結果に客観性をもたせるためである。
すなわち、従来のCOP評価の合否判定では、ウェーハの中心部にディスク状のパターンが発生した場合、または外周部にリング状のパターンが発生した場合、それをパターンとみなすか否かは人間の目による方法のみで判定され、定量性がなかったが、領域ごとにCOP個数の上限値を設定することにより判定を定量的に行うことが可能となる。
半径方向に同心円状に評価領域を分割するのは、育成される単結晶シリコンインゴットの熱履歴が引上げ軸に対称で、COPの発生が引上げ軸対称になるからである。
前記設定する上限値の具体的な数値については、特に規定しない。後に具体例を挙げて詳述するように、従来のCOP評価における実績を踏まえ、COPの発生状況、ウェーハに要求される品質および製造歩留り等を考慮して定めることになる。
本発明のCOP評価方法においては、前記同心円状に分割する各評価領域(つまり、リング)の幅を15mmから30mmの範囲内とする前記実施形態2の方法を採用するのが望ましい。
本評価方法の主な対象は直径300mmウェーハである。通常、最外周の幅10mmのリング状の領域は評価の対象から除外するので、ウェーハの直径を300mmとすれば、評価の対象となる領域はウェーハの中心から半径140mmまでである。この範囲をリング状に分割する場合、その幅が15mmより狭いと領域が多くなりすぎて評価が煩雑になり、コスト高になる。
また、幅が30mmより広いと評価が粗くなり、評価の精度が損なわれやすい。直径300mmウェーハの場合の望ましい幅は、25mm程度である。なお、分割する各評価領域の幅は通常は均等とするのがよいが、必ずしもこれに限定されず、COPの発生状況等に基づき適宜定めてもよい。
本発明のCOP評価方法において、前記同心円状に分割した評価領域のうちの中心部と外周部の領域のCOP個数が前記上限値を超える場合に不合格とする実施形態1の方法を採用することができる。言い換えると、この方法は、ウェーハを半径方向に見てその中間部にCOPがあっても、それは非結晶起因のCOPとみなす方法である。
これは、一般に結晶起因のCOPは、ウェーハの中心部でディスク状に現れるか、ウェーハの外周部でリング状に現れるか、もしくはそれらが同時にディスク−リング状として現れるからである。結晶起因のCOPがウェーハ全面に高密度に現れる場合もあるが、その場合は、COP個数が、複数の(多くの)領域で評価領域ごとに設定したCOP個数の上限値を超えることになるので、合否判定ができる。この方法は、結晶起因のCOPの存在(発生)状態の特徴に基づいてCOPの評価を簡単に行えるので、効率的な評価方法と言える。
この場合、中心部領域と外周部領域の具体的な範囲は特に規定しない。COPの発生状況や評価実績等に基づいて適宜定めればよいが、直径300mmのウェーハの場合、一般に、ウェーハと中心を同じくする同心円の直径をφとして、中心部領域が50>φ>30mmの直径をもつ円(ディスク)であり、外周部領域がφ=260mmとφ=290mmの直径をもつ円で挟まれる部分(リング)であれば、評価の信頼性が高くなるので望ましい。
このCOP評価方法において、さらに、前記ウェーハ全面でのCOP個数をあらかじめ設定した上限値以下とする前記実施形態3の方法を採用することができる。
これは、パターンの存在の有無を判定するパターン判定に加えて、COP個数の総数の上限を規定するものである。この場合、分割した評価領域ごとのCOP個数の上限値の合計数をウェーハ全面でのCOP個数の上限値に合わせてもよいし、評価領域ごとのCOP個数の上限値の合計数を小さくとり、この合計数とは別に、上記のようにウェーハ全面でのCOP個数の上限値を設定してもよい。
前述した本発明のCOP評価方法においては、COPの発生要因が結晶育成時に導入された欠陥以外の要因によるもの(つまり、非結晶起因によるもの)であると判断されるCOPを除いて合否判定を行う。これは従来のCOP評価でも行われていることであるが、非結晶起因のCOPは、結晶起因のCOPとは異なり、ウェーハが本来もっている欠陥ではないからである。
図1は、ウェーハにおける非結晶起因のCOPの発生例を模式的に示す図であり、(a)は曲線状に伸びるCOP(図中に符号Aと表示)と点線状に伸びるCOP(破線の楕円で囲んだ部分)、(b)は局所的に斑点状に発生したCOP(破線の楕円で囲んだ部分)である。
この図1は、COPの検出方法として一般に用いられている前述の銅析出法により析出させた銅をイメージスキャナー(ウェーハのマクロ検査画像入力装置)で撮影した画像に基づいて描写(スケッチ)した図であり、黒点はCOPの存在位置を表す。画像上の同心円は本発明でいう領域分割のための補助線である。また、直交線は画像を第一象限〜第四象限に分割する補助線である(後に示す図2、4、6、10および11においても同じ)。
前記の銅の析出処理は、以下の手順(i)〜(iii)に基づいて行った。なお、Cu析出装置は、所定の間隔で配置された上部プレート(電極板)と下部プレート(電極板)を備えており、これら両プレートと側壁部により囲まれた空間内に電解質溶液(Cu2+を溶出させたメタノール液)を容れ、下部プレート上にウェーハを装着して両プレート(電極板)間に電圧を印加できるように構成されている。
(i)ウェーハを洗浄してパーティクル等の外部汚染源を除去する。
(ii)熱酸化を行ってウェーハ表面に所定厚さの絶縁膜(酸化膜;ここでは、厚さ50nmとした)を形成する。なお、ウェーハ下部(裏面)と下部プレート(電極板)間の電気的接触を確保するため、ウェーハ下部の絶縁膜の一部をエッチングにより剥離する。
(iii)Cu析出処理を行う。すなわち、Cu析出装置を用い、上部プレート(電極板)が下部プレート(電極板)に対して負電位となるように第1の電圧を印加し(ここでは、厚さ50nmの絶縁膜に対し50Vを印加)、その後、前記上部プレート(電極板)が正電位となるように第2の電圧を印加する(厚さ50nmの絶縁膜に対し25Vを印加)。
前記(iii)で用いた電圧印加方法は、本出願人が特願2005−302199で提案したウェーハ検査方法で用いる電圧印加方法で、第1の電圧印加の工程と、第2の電圧印加の工程に分離することにより、Grown−in欠陥の極めて少ない単結晶シリコンウェーハについても高い信頼性で検査できることが確認されている。
また、銅析出法により処理した後のウェーハ表面のCOPの個数カウントおよびCOP評価判定(結晶起因、非結晶起因の判別)は目視検査で実施した。
図1(a)は引っかき傷に起因すると判断されるCOPの例である。同図(b)は局所的に斑点状に発生したCOPの例で、当該部分に傷が存在していると判断できる。これらの2例は容易に非結晶起因であると判断できるCOPの例である。
図2は、ウェーハにおける非結晶起因のCOPの他の発生例を示す図である。ウェーハ表面に、図1に例示した曲線状または点線状に伸びるCOPや、局所的に斑点状に発生したCOPはみられず、COPがウェーハの全面に格別の特徴を示すことなく発生しているために、非結晶起因と判断しにくい例である。
このように、COPが非結晶起因であるか否かの判断が容易なものと困難なものとがあるが、本発明のCOP評価方法を適用するに際しては、非結晶起因によると判断されるCOPをでき得る限り除いて合否判定を行う。
以下に、本発明のCOP評価方法の適用例について述べる。なお、COPの計数では、図1に示したような非結晶起因と容易に判断できるCOPは計数から除外し、図2に示したようなCOPは、非結晶起因である可能性は強いが、判断が難しいので欠陥(COP)として計数した。
〔新基準1〕斟酌
まず初めに全体像をつかむために粗い領域設定での合否判定を行った。評価領域の分割は直径100mm以下のディスク領域と直径100〜280mmのリング領域に分割した。設定したCOPの個数は直径100mm以下のディスク領域の上限値として25個、直径100〜280mmのリング領域の上限値としては50個を設定した。
このようにして求めた領域区分とCOP個数の上限値を表1に示す。
Figure 0004640504
表1において、「<φ100」は直径100mm未満のディスク状の領域を、「φ100〜280」は直径100mm〜直径280mm間のリング状の領域を意味する。後述する表2〜表4においても同様である。
〔新基準2〕
新基準1の判定基準ではR方向の領域区分が粗く、局所的にCOPが発生する場合の対応ができない場合があることが分かった。例えば、直径100mm未満の領域で、COP個数が25個以下であってもディスクパターンとなる場合があるが、その場合、新基準1では不合格と判定できない。
そこで、領域区分を細分化し、それぞれの領域でCOP個数の上限値を設定することにした。COP個数の上限値の算出方法は新基準1の場合と同じとした。但し、丸める際には、直径100mm未満の領域のCOP上限値の合計が新基準1の場合と同じ25個となり、直径100mm〜280mmの領域についても同様に新基準1の場合と同じ50個となるように調整した。
表2に領域区分とCOP個数の上限値を示す。なお、ウェーハ全面でのCOP個数の上限値は75個である。
Figure 0004640504
〔新基準3〕
新基準1、2ではウェーハ全面でのCOP個数の上限値は75個である。判定基準の緩和を意図し、新基準3として、ウェーハ全面でのCOP個数の上限が100個になるように調整した。その際、新基準2での領域間のCOP個数の比率を保ったまま、ウェーハ全面でのCOP個数が100個になるように調整した。
表3に領域区分とCOP個数の上限値を示す。
Figure 0004640504
〔新基準4〕
新基準1、2および3での判定状況を検討し、パターンが現れているウェーハをパターン無しと判定して合格にしたり、パターンのないウェーハを不合格にすることがないようにCOP個数の上限値を調整した。その結果として得られた基準を新基準4とした。
表4に領域区分とCOP個数の上限値を示す。
Figure 0004640504
これら新基準1〜新基準4の判定基準により、無欠陥結晶のシリコンウェーハ(n=173)についてCOP評価を実施し、判定基準の妥当性について検討した。なお、300mmウェーハに対する現行の基準(すなわち、COPの個数がウェーハ全面で100を超える場合、または目視判定でパターン有りとみなされる場合、不合格と判定)による評価も同時に行った。
現行基準による判定:
図3に、現行基準による判定結果を示す。なお、同図において、不合格率は評価に供した全ウェーハ数に対する不合格品の比率である。後述する図5、図8、図9および図12においても同様である。
図3において、横軸の「R」、「D」、「RD」はそれぞれリングパターン、ディスクパターンまたはリングディスクパターンが存在することによる不合格品の比率である。これらは互いに重複していない。したがって、この3つのパターンを合計した「PATTERN」がパターン不合格と判定された不合格品の比率となる。「総合」はパターン不合格に加え、ウェーハ全面のCOP個数が100個を超えていることにより不合格と判定されたものを含む不合格率である。
なお、「結晶起因」とは、非結晶起因であるか否かの判断が難しく結晶起因のCOPとして計数したCOPを、本発明者が考案した「COP発生要因の判定方法」により非結晶起因のCOPと判定して除外した、結晶起因のCOPのみの存在による不合格比率である。後に示す図5、図8、図9および図12においても同様である。
図4は、現行の判定基準で、非結晶起因のCOPであるにもかかわらず不合格とされた判定例を示す図である。このウェーハ(サンプル)ではリングパターンやディスクパターンは発生しておらず、斑点状に非結晶起因のCOPが発生しているが、ウェーハ全面での個数が100個を超えたために不合格とされたサンプルである。
新基準1による判定:
図5に、新基準1による判定結果を示す。
図5において、横軸の「合計」はウェーハ全面でのCOP個数が100個を超えたため不合格となったものの比率である。「<φ100」、「φ100−280」はそれぞれ前記表1に示した基準により不合格となったもので、領域ごとの不合格率は重複するものを含んでいる。「新基準1」が、この基準で不合格となったものの総計(重複を除く)である。
現行基準による不合格率(図3)と比較すると、不合格率が0.046低下している。不合格率の低下分が現行基準から救済された(つまり、現行基準で不合格と判定されたもののうち、新基準1で合格とされた)サンプルとなる。
表5に、パターン別に、救済が適切なサンプルと、過剰な(つまり、救済されるべきでないものが救済された)サンプルの個数をまとめて示した。
Figure 0004640504
表5に示すように、ディスク状、リング状の両パターンを合わせると、救済されたサンプルの合計が10に対して過剰に救済されたサンプルが6であり、現行基準による判定でパターンが発生しているとして不合格となったものに新基準1を適用して判定した場合、およそ半数が過剰に救済されてしまうことが分かる。
図6は、新基準1による救済が適切に行われたサンプルと、過剰に行われたサンプルを例示する図で、(a)は適切に救済された例、(b)と(c)は救済が過剰に行われた例である。
図6(a)に示したサンプルは、現行基準でディスクパターンが発生したとして不合格にされたが、新基準1で適切に救済され合格とされたサンプルである。同図(b)は、ディスクパターンが現れているにもかかわらず、新基準1で非結晶起因のCOP(ここでは、加工に起因して局所的に発生したCOP)と判定され、合格とされたサンプルである。
また、図6(c)は、現行基準でリングパターンと判定されたが、新基準1で、太い実線の楕円で囲んだ領域のCOPが非結晶起因(加工起因)のCOPと判定されたサンプルの例である。このサンプルは、楕円で囲んだ以外のCOPも加工に起因して発生した疑いの強いものがあり、結晶起因と非結晶起因の切り分けの難しい例である。
新基準2、新基準3による判定:
前述のように、新基準1による判定では、本来ディスクパターンや、リングパターンとして不合格とするべきものまで合格にしてしまうことがわかった。そこで、合否判定の精度を向上させる方法について検討した。
図7は、サンプル全体の測定領域ごとのCOP密度を示す図である。
この図7から、特に「<φ50」の領域と「φ250−280」の領域のCOP密度が大きいことが分かる。これは、それぞれディスクパターン、リングパターンとして発生したCOPが当該領域に多く分布していることを反映している。したがってこのようなパターンを捉えるには、新基準1で区分された領域よりも狭い領域に区切ってCOP個数を評価する必要がある。
そこで、幅を25mmとしたリング領域に分割して、リング領域ごとに合格となるCOP個数を設けて評価を行った。新基準2は表2に、新基準3は表3にそれぞれ示したとおりである。新基準2は新基準1の判定基準を分割した領域に割り当てたものであり、新基準3は新基準2での領域間のCOP個数の比率を保ったまま、ウェーハ全面でのCOP個数(COP総数)を75個から100個に拡張したものである。
図8および図9は、これら新基準による不合格率を領域ごとに分けて示した図であり、図8は新基準2による不合格率を示し、図9は新基準3による不合格率を示す。両図において、横軸の「<φ50」〜「φ250〜φ280」までの各領域における不合格率はそれぞれ前記表2または表3に示した基準により不合格となったもので、評価領域ごとの不合格率は重複するものを含んでいる。横軸の「新基準2」または「新基準3」が、これらの基準で不合格となったものの総計(重複を除く)である。
新基準1〜新基準3による判定結果において特徴的なのは、総合した不合格率が新基準1、2、3の順に、0.0982、0.1619、0.1272となっており、新基準2、3による判定結果の方が新基準1による判定結果よりも不合格率が高くなっていることである。この差は、新基準1では不合格とするべき「パターン有り」のサンプルが合格と判定されたため不合格率が低かったのに対し、新基準2、3では、不合格とするべき「パターン有り」のサンプルが、不合格判定となっているためである。
新基準2による合否判定を詳細に検討すると、新基準1で適切に救済された(合格とされた)サンプルのうち、新基準2で不合格と判定されたのは1例で、ディスクパターン有りと判定されたことによるものである。また、新基準1で過剰に救済(つまり、救済されるべきでないものが救済)されていたものは、新基準2ではすべて不合格となっており、判定基準の改善の効果が見られた。
しかし、現行の判定基準(パターン判定は目視による)でパターン無し(つまり、合格)の判定であったものが、新基準2ではディスクパターン有り(不合格)と判定されたものが1例とリングパターン有り(不合格)と判定されたものが4例あった。
図10は、現行基準でパターン無し(合格)と判定され、新基準2による判定でパターン有り(不合格)とされたサンプルを例示する図で、(a)はディスクパターン有りとされた例、(b)はリングパターン有りとされた例である。
目視判定ではパターンと認められないので、これらのサンプルを実態に合わせて適正に合格とするためには、新基準2において基準となるCOP個数を見直す必要がある。
次に、新基準3での合否判定を詳細に検討する。
新基準1で過剰に救済されたものが、新基準3でも1例のみ過剰に救済されている。また、新基準3では、新基準2のように現行基準で合格のものが不合格になった例はない。
図11は、前記の新基準1で過剰に救済され、新基準3でも過剰に救済されたサンプルを示す図である。
新基準2でディスクパターン有りと判定されて不合格となったサンプルの場合、「<φ50」の領域でのCOP個数の上限値は7個であり、新基準3で、ディスクパターン有りで不合格のものを過剰に(つまり、合格させるべきでないのに)合格にした例では、同じ「<φ50」の領域でのCOP個数の上限値は10個である。合否の差はわずかCOP個数3個である。このようにディスク判定基準となる「<φ50」の領域でのCOP個数の設定はディスクパターンの有無の判定に微妙に影響するので、COPの発生状態を十分に見極め、実態に即した設定を行うことが必要である。
新基準4による判定:
新基準1、2、3による判定結果についての検討を踏まえ、新基準4を設定した。新基準4では、新基準3と比較して、「<φ50」の領域でのCOP個数の上限を10個から8個に減少させ、「φ250−280」の領域でのCOP個数の上限を16個から20個に増加させた。また、ウェーハ全面でのCOP個数を100個にするために、「φ50−100」の領域のCOP個数を23個から21個に減少させた。
図12は、新基準4による不合格率を領域ごとに分けて示した図である。
新基準4での不合格率は0.1387であった。この新基準4によるCOP評価では、新基準1、2または3による評価で見られたようなパターン判定における不具合はなかった。
以上、本発明のCOP評価方法の適用例について述べた。新基準1〜新基準4はいずれも前述の本発明のCOP評価方法における規定に基づいて、評価領域の幅、各評価領域における上限値等を具体的に定めたCOPの判定基準であるが、この場合は、新基準4が評価基準として最適であった。
このように、本発明のCOP評価方法を適用するにあたっては、製造されるウェーハにおけるCOPの発生(存在)状態、要求される品質レベル等を勘案し、過去の評価(検査)実績を活用する半経験的手法を取り入れて、ウェーハの評価領域の分割幅、各評価領域におけるCOP個数の上限値等についての具体的な基準を定めることが肝要である。
本発明のCOP評価方法を適用する際には、この具体的な基準に基づき合否の判定を行うので、明確な(定量的な)基準のもとで、判定者の主観に頼らず客観的に評価することが可能である。また、それ故に、COP評価(検査)が自動で行われるようになった場合にも十分対応することができる。
さらに、前記評価領域の分割幅、COP個数の上限値等について、半経験的手法を取り入れて評価基準の見直しを柔軟に行うことができるので、将来の高品質化にも十分対応することが可能である。
産業上の利用の可能性
本発明の単結晶シリコンウェーハのCOP評価方法によれば、定量性、客観性のある評価が可能であり、明確な基準のもとで適正な判定を与えることができる。この評価方法は、COP評価(検査)の自動化、将来におけるウェーハの高品質化にも十分対応可能であり、単結晶シリコンウェーハの製造、半導体デバイス製造に広く利用することができる。

Claims (4)

  1. 単結晶シリコンウェーハのCOP評価方法であって、結晶育成時に導入されたCOPのパターンでないと判断されるCOPを除き、結晶育成時に導入されたCOPを評価する際に、前記ウェーハの評価領域を半径方向に同心円状に分割し、分割した評価領域ごとにCOP個数の上限値を設定し、この上限値を基準として合否判定を行うことを特徴とする単結晶シリコンウェーハのCOP評価方法。
  2. 前記同心円状に分割した評価領域のうちの中心部と外周部の領域のCOP個数が前記上限値を超える場合に不合格とすることを特徴とする請求項1に記載の単結晶シリコンウェーハのCOP評価方法。
  3. 前記同心円状に分割する各評価領域の幅を15mmから30mmの範囲内とすることを特徴とする請求項1または2に記載の単結晶シリコンウェーハのCOP評価方法。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の単結晶シリコンウェーハのCOP評価方法において、さらに、前記ウェーハ全面でのCOP個数があらかじめ設定した上限値以下であることを特徴とする単結晶シリコンウェーハのCOP評価方法。
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