JP2001308150A - 半導体ウエハのテスト法 - Google Patents

半導体ウエハのテスト法

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JP2001308150A
JP2001308150A JP2000110663A JP2000110663A JP2001308150A JP 2001308150 A JP2001308150 A JP 2001308150A JP 2000110663 A JP2000110663 A JP 2000110663A JP 2000110663 A JP2000110663 A JP 2000110663A JP 2001308150 A JP2001308150 A JP 2001308150A
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wafers
test
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semiconductor wafer
testing
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Shukan Kyo
秀環 許
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Siemens AG
Mosel Vitelic Inc
Promos Technologies Inc
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Siemens AG
Mosel Vitelic Inc
Promos Technologies Inc
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    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • H01L22/20Sequence of activities consisting of a plurality of measurements, corrections, marking or sorting steps
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 識別分析及びクラスタ分析を使った半導体ウ
エハの欠陥形態を分類する。 【解決手段】 半導体ウエハの欠陥シグネチャを識別す
る方法が記載されている。欠陥シグネチャを示す第1組
のテストデータを得るために電気的及び(又は)物理的
なテストが、回路パターンを有する多数のウエハの上で
実行される。テストデータが、欠陥シグネチャに結びつ
く第1サブ組のテストデータと、欠陥シグネチャに結び
つかない第2サブ組のテストデータとに分割される。一
組のテストデータを使って第1サブ組のテストデータ
と、第2サブ組のテストデータとの間で識別できるよう
に識別関数の係数を生成する。電気的及び(又は)物理
的なテストを続いて製造されたウエハ上で実行し、第2
組のテストデータを得る。識別関数を第2組のテストデ
ータに適用し、識別値を得る。識別値が閾値以上である
時、ウエハが欠陥シグネチャを有するものと識別され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体プロセスに関
し、更に詳細には個々の特性に従って半導体ウエハを分
類する改良方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ製造は、シリコンウエハの
表面上に集積回路を形成するために複雑な製造プロセス
を含んでいる。集積回路チップの特性を保証するため
に、ウエハ上の欠陥を発見する様々なテスト法が発明さ
れ、そのテスト法によって製造プロセスが改良されてい
る。一つのテスト法は、ウエハ上の様々な場所にテスト
回路を置き、テスト信号を使ってその回路における機能
を明らかにするものである。それから、テストデータ結
果を使って欠陥パターンを発生させる。通常は、熟練エ
ンジニアが欠陥パターンを分析し、その欠陥の根本原因
を明らかにする。例えば、曲線的特性を備えた欠陥パタ
ーンが機械的傷に似ているかもしれない。即ち、低密度
で希薄な構造をアモルファスクラスタに分類すること
は、一滴状の汚れ跡に似ているかもしれない。
【0003】半導体ウエハ製造ラインの初期作業の間に
は電気的なテストが、製造された各ウエハ上で行われ、
ウエハの欠点パターンを使って一組の基準欠陥ウエハマ
ップを作る。各欠陥ウエハマップはある種の欠陥パター
ンに対応し、異なる欠陥ウエハマップが製造プロセス内
で異なる問題に結びつけられるかもしれない。一組の基
準欠陥ウエハマップが作成された後に、続いて製造した
ウエハから得られた欠陥パターンが基準欠陥ウエハマッ
プに対して比較され、欠陥原因が明らかにされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】手で欠陥パターンを基
準欠陥ウエハマップと比較することは、退屈で時間のか
かる作業である。製造されたウエハの数が増えるにつ
れ、パターン認識を行うための自動化プロセスを備える
ことがふさわしい。しかしながら、製造プロセス内に一
つ以上の欠陥が存在した時、様々な不完全プロセスによ
って引き起こされた欠陥パターンが重なり合い、不明瞭
な欠陥パターンを作り出している。これにより、欠陥原
因について間違った決定を下し、製造プロセスを完了す
るために要する時間を長くしていた。
【0005】本発明は、識別分析及びクラスタ分析を使
った半導体ウエハの欠陥形態(mode)を分類する改良方
法に関係している。
【0006】
【課題を解決するための手段】半導体ウエハの欠陥シグ
ネチャ(failure signature)を識別する方法が記載さ
れている。その方法は、回路パターンを備えた多くのウ
エハを提供し、ウエハのそれぞれをテストし、欠陥シグ
ネチャに結びつくウエハから得られた第1サブ組のテス
トデータと、欠陥シグネチャに結びつかないウエハから
得られた第2サブ組のテストデータとを含んだ第1組の
テストデータを獲得し、識別関数に対する係数を生成
し、続いて製造されたウエハ上でテストを実行して第2
組のテストデータを獲得し、識別関数を第2組のテスト
データに適用して識別値を獲得し、識別値が閾値以上で
ある時、続いて製造されたウエハが欠陥シグネチャを有
するものと識別する工程を有している。
【0007】本発明における上述の様相と、付随する諸
利益の多くとは、添付図面と併せて以下の詳細な説明に
関して充分に理解するに従って、直ちにもっと理解され
よう。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明は識別分析を使い、欠陥
シグネチャに従って欠陥ウエハを分類し、それによって
歩留まり低下と欠陥原因とを明らかにする。初期組のウ
エハはトレーニングサンプルとして製造される。一続き
の電気的及び(又は)物理的なテストがウエハ上で行わ
れ、一組のトレーニングテストデータを作成する。例え
ば、そのテストは、装置の閾値電圧をテストすること、
二本の金属線の接触抵抗をテストすること、ウエハ上の
異なった領域での歩留まり率をテストすること、及び、
同一容器内の異なったウエハの歩留まり率をテストする
こと等を含んでいる。様々なテストからのデータが組み
合わされ、特有のプロセス道具又はプロセス工程におけ
る欠陥を表した特性パターンを示す。例えば、閾値電圧
テストデータと領域歩留まりテストデータとが特性パタ
ーンを示すように組み合わされる。その特性パターン
は、閾値電圧が指定より低いこと、及び、深いトレンチ
プロセスには幾つかの問題が存在したことを示してい
る。そのような特性パターンは欠陥シグネチャと呼ばれ
ている。「VTノード・ロウ(VT Node Low)」のよう
な名前は識別目的のため欠陥シグネチャに割り当てられ
ている。
【0009】初期組のウエハ内における欠陥ウエハは一
種類以上の特性欠陥パターンを備えている。作業者が特
性欠陥パターンに従って欠陥ウエハを異なったグループ
に手で分類し、一つの欠陥シグネチャを各グループに割
り当てる。作業者はまたクラスタ分析を行い、欠陥ウエ
ハを異なったグループに分類し、一つの欠陥シグネチャ
を各グループに割り当てる。クラスタ分析はコンピュー
タの助けを借りて行われるかもしれない。
【0010】各タイプの欠陥シグネチャに対し、初期組
のウエハは欠陥シグネチャを備えた第1グループと、欠
陥シグネチャを持たない第2グループとに分けられる。
同様に、トレーニングテストデータは二つのグループに
分けられ、第1サブ組のトレーニングテストデータは欠
陥シグネチャを備えたウエハに結びつき、第2サブ組の
トレーニングテストデータは欠陥シグネチャを持たない
ウエハに結びつく。第1及び第2サブ組トレーニングテ
ストデータを使って、リニア識別関数の係数が分類上の
識別分析に従って作成される。識別関数は、一組のテス
トデータを入力として受け取り、その一組のテストデー
タが特有な欠陥シグネチャに該当する可能性を示す数
を、出力として与える。
【0011】全ての欠陥シグネチャに対して識別関数が
決定された後に、これらの識別関数の係数がデータベー
ス内に記憶される。その後、ウエハが製造された時に、
一連の電気的及び(又は)物理的なテストが行われ、テ
ストデータがコンピュータに送られ、そして識別分析が
実行される。識別関数の係数がデータベースから回収さ
れ、テストデータ値が識別関数への入力として使われ、
出力識別値が作成され、ウエハが特有の欠陥シグネチャ
を有するか否かが示される。各欠陥シグネチャに対する
識別関数がテストデータに適用され、ウエハがどんなタ
イプの欠陥シグネチャを有するかが決定される。このよ
うな方法で、欠陥シグネチャに従ってすぐにウエハを分
類でき、新しく製造されたウエハにおける様々な欠陥原
因を能率的な方法で明らかにできる。 識別分析 説明のために、n個の異なったパラメータP1、P2
…、Pnを、様々な電気的及び(又は)物理的なテスト
法によってウエハから得ることができると仮定する。更
に、n個の異なったパラメータがp個の異なった欠陥シ
グネチャの決定に関係すると仮定する。これらのパラメ
ータは欠陥シグネチャを示す。即ち、これらのパラメー
タの検査によってウエハが欠陥シグネチャを有するか否
かが示される。各欠陥シグネチャは製造プロセス内で特
有の欠陥を示すかもしれない。欠陥シグネチャの識別関
数はパラメータP1〜Pnの線形結合として表示される。
【0012】 Y(P)=a+B11+B22+B33+…+Bnn (方程式1) ここに、記号P=(P1、P2、…、Pn)は定数であ
り、記号B1〜BnはパラメータP1〜Pnの係数を表す。
その記号B1〜Bnは識別関数の係数を表す。係数B 1
nはまた線形変換ベクトル係数と呼ばれる。新しいウ
エハ用のパラメータP 1〜Pnに対する一組のテストデー
タが得られた(獲得された)時、テストデータ値が、識
別値Yを計算するため方程式1のP1〜Pnに代入され
る。もし値Yが既定閾値を越えるならば、ウエハが識別
関数Y(P)に相当する欠陥シグネチャを有する。異な
った欠陥シグネチャに対して、対応する識別関数の係数
は異なる。
【0013】異なった欠陥シグネチャは異なったテスト
パラメータに結びつく。例えば、第1欠陥シグネチャに
対する識別関数Y1(P)はパラメータP1、P2、P3
関係するかもしれない。この場合には、係数B4、B5
…、Bnはゼロに等しい。別の例では、第2欠陥シグネ
チャに対する識別関数Y2(P)はパラメータP3
5、P6だけに関係するかもしれない。その時、係数B
1、B2、B4、B7、B8、…、Bnはゼロに等しい。一般
には、ウエハの全てのパラメータが測定され、データベ
ース内に記憶され、その後、異なるパラメータに関係し
たテストデータを、要求されるように回収する。
【0014】方程式1における識別関数Y(P)の係数
が、一組のトレーニングテストデータから引き出され
る。その一組のトレーニングテストデータは初期組のウ
エハから得られたパラメータP1〜Pnの測定(又はテス
ト)である。初期組のウエハは、欠陥シグネチャに結び
つく第1サブ組のウエハ(π1と記す)と、欠陥シグネ
チャに結びつかない第2サブ組のウエハ(π2と記す)
とを含む。説明のために、ウエハのパラメータP1〜Pn
の測定が形式上、 X=[ x12 … xn ] であると仮定する。識別関数Y(X)が多変量測定値X
を単変量値Yに変換し、π1及びπ2から得られたY値
ができるだけ遠方で分離される。単変量値Yは識別値で
ある。μ1Yを、π1から得られた測定値(又はテストデ
ータ値)によって計算されたYの平均値とし、及び、μ
2Yを、π2から得られた測定値(又はテストデータ値)
によって計算されたYの平均値としてそれぞれ定義す
る。識別関数Y(P)の係数は、μ1Yとμ2Yとの間で最
大二乗距離を達成するように予定されている。
【0015】次は、測定値(テスト値)がベクトルXと
して書かれた時、識別関数Y(X)の係数を生成する方
法を記載する。μ1=E(X|π1)を、π1内でウエ
ハの多変量測定における期待値ベクトルとして定義す
る。μ2=E(X|π2)を、π2内でウエハの多変量
測定における期待値ベクトルとして定義する。共分散行
列Σが、 Σ=E(X−μi)(X−μi)′、 i=1、2 のように計算される。識別値Yが測定値Yの線形結合で
ある識別値は、 Y=1′X のように計算される。ここに、Yは(1×1)数、1は
(1×n)ベクトル、そしてXは(n×1)ベクトルで
ある。記号1は最大推定量ベクトルであり、更に以下記
載される。平均値μ1Y及びμ2Yは、 μ1Y=E(Y|π1)=E(1′X|π1)=1′μ1 μ2Y=E(Y|π2)=E(1′X|π2)=1′μ2 のように計算される。分散行列は VAR(Y)=VAR(1′X)=1′Σ1 のように計算される。次の式を使って「Yの平均値」と
「Yの分散」との間における二乗距離の比を最大にする
最大推定量ベクトル1を計算する。最大推定量ベクトル
1は、 1=Σ-1(μ1−μ2) のように計算される。こうして、識別値Yは、 Y=1′X=(μ1−μ2)′・Σ-1X (方程式2) のように計算される。上記の方程式2は、識別値Yが測
定値Xからどのように得られたかを示す。測定値Xは初
期組のウエハから得られる。方程式2はまた、識別関数
の係数Y(X)が項(μ1−μ2)′・Σ-1を展開するこ
とによって得られる。初期組のウエハは、欠陥シグネチ
ャに結びつく第1サブ組のウエハ(π1)と、欠陥シグ
ネチャに結びつかない第2サブ組のウエハ(π2)とを
含む。
【0016】ベクトルμ1及びμ2と、行列Σとが計算さ
れた後に、識別関数Y(X)を使って、後述される方法
を用いた欠陥シグネチャを新しいウエハが有するか否か
を決定する。説明のために、測定(テスト)が新しいウ
エハ上で行われ、X0が測定データ(又はテストデー
タ)であると仮定する。識別値Y0は上述の方程式2か
ら得られる。π1及びπ2内でウエハから得られた測定
の平均値の間の中点値mは、 m=(1/2)・(μ1Y+μ2Y) =(1/2)・(1′μ1+1′μ2) =(1/2)・(μ1−μ2)′・Σ-1(μ1+μ2) (方程式3) である。もし Y0−m≧0 であるならば、新しいウエハは欠陥シグネチャを有する
ように決定され(又は欠陥シグネチャに結びつく)、も
し Y0−m<0 であるならば、新しいウエハは欠陥シグネチャを持たな
いように決定される(又は欠陥シグネチャに結びつかな
い)。
【0017】図1に戻って、本発明の一つの実施の形態
では、ウエハは概念的に五つの同心円状領域A、B、
C、D、及びEに分割されている。半導体製造装置から
製造された第1組のウエハはトレーニングセットとして
使用される。第1組のウエハは、パラメータP1=「直
接的な最新歩留まり」、P2=「関数のテスト歩留ま
り」、P3=「最終歩留まり」、P4=「領域Aの関数歩
留まり」、P5=「領域Bの関数歩留まり」、P6=「領
域Cの関数歩留まり」、P7=「領域Dの関数歩留ま
り」、P8=「領域Eの関数歩留まり」のためにテスト
される。こられのパラメータは「閾値電圧ノード・ロウ
(VT Node Low)」欠陥シグネチャに関係される。テス
トデータは、ウエハ上の様々なテストポイントを詳しく
調べることによって得られるかもしれない。テストデー
タ値は行列Xとして表示されるかもしれない。行列Xは
各列Xi(iは列数)を有し、各列Xiは式 Xi=[ P12345678 ] (方程式4) を有する。
【0018】作業者は、データを検査することにより手
で第1組のウエハを二つのグループに、即ち、「VTノ
ード・ロウ」欠陥シグネチャを有する第1サブ組のウエ
ハと、「VTノード・ロウ」欠陥シグネチャを持たない
第2サブ組のウエハとに分類する。作業者はまた、テス
トデータ上でクラスタ分析を適用したコンピュータを利
用し、ウエハを、「VTノード・ロウ」欠陥シグネチャ
を有する第1サブ組のウエハと、「VTノード・ロウ」
欠陥シグネチャを持たない第2サブ組のウエハとに分類
するかもしれない。
【0019】第1サブ組のウエハから得られたテストデ
ータ値は行列X1内で寄せ集められる。行列X1内の列
(n1)の数は、「VTノード・ロウ」欠陥シグネチャ
を有するウエハの数と同じである。行列X1 内の行
(n)の数はパラメータの数(上記の例では8)と同じ
である。従って、行列X1は、 X1=[ x1112 … x1n1 ] のように表される。但し、x11、x12、…、x1n1
(n×1)行列である。第2サブ組のウエハから得られ
たテストデータ値は行列X2内に寄せ集められる。行列
2内の列(n2)の数は「VTノード・ロウ」欠陥シグ
ネチャを持たない第2サブ組のウエハの数に等しい。行
列X2内の列数は、行列X1内の列数と同じである。従っ
て、行列X2は、 X2=[ x2122 … x2n1 ] のように表される。但し、x21、x22、…、x2n1
(n×1)行列である。こうして、(第1及び第2サブ
組のウエハを含んだ)第1組のウエハからのテストデー
タ値は行列の式 X=[ X12 ] で表示される。データ行列X1及びX2から、サンプル平
均ベクトル行列((バーx1)及び(バーx2))と、共
分散行列(S1及びS2)とが次の方程式によって決定さ
れる。
【0020】
【数1】 ここに、(バーx1)及び(バーx2)は(p×1)ベク
トルである。線形の識別分析に適用すると、識別値yは
xから y=^l′x=((バーx1)−(バーx2))′・S-1
x のように計算される。二つの単変量平均値((バー
w/)及び(バーyW/o ))の間における中点値^m
が、 ^m=2-1((バーyw/)+(バーyw/o))=2
-1((バーx1)−(バーx2))′S-1 pooled((バー
1)+(バーx2)) 但し、
【0021】
【数2】 によって与えられる。平均値(バーyw/)は欠陥シグネ
チャを有する第1サブ組のウエハから得られた測定(又
はテストデータ)に対する平均値であり、平均値(バー
w/o)は欠陥シグネチャを持たない第2サブ組のウエ
ハから得られた測定(又はテストデータ)に対する平均
値である。
【0022】中点値^mが決定された後に、新しいウエ
ハが欠陥シグネチャを有するか否かを、識別関数Y
(X)と中点値^mとを使うことによって容易に決定で
きる。新しいウエハからの測定データXを識別関数Y
(X)への入力として使用し、識別値Yを生成する。識
別値Yが中点値^mに対して比較される。もしY≧^m
であるならば、新しいウエハは欠陥シグネチャ「VTノ
ード・ロウ」を有している。もしY<^mであるなら
ば、新しいウエハは欠陥シグネチャ「VTノード・ロ
ウ」を持っていない。このような方法で、新たに製造さ
れたウエハを、効率的な方法で欠陥シグネチャを有する
か否かに従って分離できる。また、この方法を適用して
新しいウエハが他の欠陥シグネチャを有するか否かを決
定できる。
【0023】上記で示された電気的なテストと識別関数
とは説明だけの目的である。他の電気的及び(又は)物
理的なテストもまた異なった欠陥シグネチャに関してウ
エハ上で実行されるかもしれない。例えば、電気的なテ
ストは、「各容器に対する領域歩留まり」、「領域分類
パターン調整」、「絶対的な容器データ」、「相対的な
容器データ」、「欠陥データ」、及び「ウエハ順応テス
ト」等を含むかもしれない。ウエハはまた、異なる応用
によれば、概念的に五つ以上の同心円状領域、又はパイ
状断面(pie sections)に分割されるかもしれない。 ウエハテスト 図2に戻って、プロセスフロー200を使ってn個の欠
陥シグネチャに対する識別関数Y1 〜Yn を決定する。
例えば、欠陥シグネチャは「VTノード・ロウ」欠陥シ
グネチャであるかもしれない。欠陥シグネチャの他の実
施の形態は「VFセンタ・スポット」、及び「M0オー
バ・ポリッシュ」等であるかもしれない。各欠陥シグネ
チャは幾つかの電気的及び(又は)物理的なテストに結
びつくかもしれない。プロセス200はブロック202
から始まる。ボックス204では、第1欠陥シグネチャ
に関係する電気的及び(又は)物理的なテストが実行さ
れる。幾つかのパラメータがウエハ上の様々なテストポ
イントを通してテストされる必要があるかもしれない。
例えば、パラメータ「直接的な現在歩留まり」、「関数
のテスト歩留まり」、「最終歩留まり」、「領域Aの関
数歩留まり」、「領域Bの関数歩留まり」、「領域Cの
関数歩留まり」、「領域Dの関数歩留まり」、及び、
「領域Eの関数歩留まり」がテストされる必要があるか
もしれない。
【0024】ボックス206では、識別関数Y1 の係数
が計算される。Y1に対する係数が方程式2に従って計
算されるかもしれない。ボックス208では、識別関数
1に対する中点値m1が方程式3に従って決定される。
それから、第2〜第(n−1)欠陥シグネチャに対して
識別関数と中点値とが(図中に図示しないが)計算され
る。ボックス210では、第n欠陥シグネチャに対して
電気的及び(又は)物理的なテストが実行される。幾つ
かのパラメータが第n欠陥シグネチャに関してウエハ上
の様々なテストポイントを通してテストされる必要があ
るかもしれない。これらのパラメータは、ボックス20
4内でテストされた第1欠陥シグネチャに結びつくパラ
メータと異なっているかもしれない。ボックス212で
は、識別関数Ynの係数が計算される。Ynに対する係数
は方程式2と同じ方法で計算されるかもしれない。ボッ
クス214では、識別関数Ynに対する中点値mnは方程
式3と同じ方法で決定される。それから、プロセス20
0がボックス216内で終了する。
【0025】本発明の一つの実施の形態では、製造時間
において第一週の間に製造されたウエハを使って一組の
識別関数と中点値とを確立できる。一般的なウエハ製造
ラインは20種類以上の欠陥シグネチャを有するかもし
れない。第2週でウエハを製造した時、これらのウエハ
をテストし、識別関数を適用してこれらのウエハが特有
の欠陥シグネチャを含んでいるか否かを決定する。もし
ウエハが欠陥を持たない、又は少し持っていたならば、
かなり高歩留まりウエハとして認められるかもしれな
い。もしウエハが多くの欠陥を有していたならば、識別
関数によって決定された欠陥シグネチャに従って欠陥原
因を能率的に決定できる。第2週の間に得られたテスト
データをトレーニングセットとして使い、識別関数の係
数を精密化する。
【0026】次に、図3に戻って、プロセスフロー30
0を使い、識別関数Y1〜Ynを確立し後に製造されたウ
エハの分類を決定する。プロセス300はボックス30
2で始まる。ボックス304では、識別関数の係数がデ
ータベースから読み出される。ボックス306では一組
の電気的なテストが、テストデータXを得るためにウエ
ハに適用される。テストデータXは全ての欠陥シグネチ
ャを示すテストデータを含んでいる。幾つかの欠陥シグ
ネチャは全てのテストデータの使用を必要としないかも
しれない。例えば、異なる100個のパラメータが、ウ
エハ上で行われた様々なテストから得られるかもしれな
い。各欠陥シグネチャはそれらのパラメータのうち20
又は30個だけに関係されるかもしれない。ボックス3
06からのテストデータXはボックス308内の識別関
数Yに与えられる。識別値Y1(X)はボックス310
内で中点値m1と比較される。もし識別値Y1(X)が中
点値m1 以上であれば、ウエハが第1欠陥シグネチャ、
即ちボックス312を有する。もし識別値Y1(X)が
中点値m1より小さいならば、ウエハが第1欠陥シグネ
チャ、即ちボックス314を持たない。次に、第2〜第
(n−1)欠陥シグネチャに対するテストが適用され
る。
【0027】ボックス318では、テストデータXがボ
ックス318内の識別関数Ynに与えられる。識別値Yn
(X)がボックス320内の中点値mnと比較される。
もし識別値Yn(X)が中点値mn以上であれば、ウエハ
が第n番目の欠陥シグネチャ、即ちボックス322を有
する。もし識別値Yn(X)が中点値mnより小さいなら
ば、ウエハが第n欠陥シグネチャ、即ちボックス324
を持たない。最後の欠陥シグネチャがテストされた後
に、プロセス300がボックス326内で終了する。
【0028】プロセス300を使い、ウエハが第n欠陥
シグネチャを有するか否かを決定する。同様に、類似の
プロセスが他のウエハに適用され、他のウエハが第1〜
第n欠陥シグネチャを有するか否かを決定する。ウエハ
に対する欠陥シグネチャを決定する全プロセスが、コン
ピュータに接続されたテスト道具によって自動的に実行
されるので、作業者がそのプロセス内の欠陥原因を明ら
かにするために問題とされるデータを容易に回収でき
る。
【0029】ウエハがテストされた後に、欠陥行列を得
て各欠陥シグネチャの歩留まりロスを決定する。欠陥行
列の一つの例が表1に示されている。
【0030】
【表1】 記号S1、S2、…は異なるタイプの欠陥シグネチャを表
示する。数字「1」を有する表内のエントリ(entry)
は、対応する欠陥シグネチャをウエハが持つことを意味
する。数字「0」を有する表内のエントリは、対応する
欠陥シグネチャをウエハが持たないことを意味する。こ
うして、表1では、第1ウエハが欠陥シグネチャS1
びS4を有する。第2ウエハが欠陥シグネチャを持たな
い。第3ウエハが欠陥シグネチャS4を有する。
【0031】本発明の好適な実施の形態を説明及び記載
したが、本発明の思想及び範囲から逸脱することなく種
々の変形が可能であることは言うまでもない。例えば、
本実施の形態は欠陥シグネチャに従ってウエハを分類す
るように指示されている。また、本実施の形態を使い、
欠陥に関係しない他の特性に従ってウエハを分類でき
る。
【0032】なお、上記の他に、以下の半導体ウエハの
テスト法も可能である。
【0033】一組の識別関数の係数を生成する工程が、
第1平均値ベクトルと第2平均値ベクトルとの差に、多
変量値行列の逆関数を乗じる工程である。
【0034】また、閾値が、μ1を第1平均値ベクト
ル、μ2を第2平均値ベクトル、及び、Σを一組のトレ
ーニングテスト値から得られた共分散行列とした場合
に、値 (μ1−μ2)′・Σ-1・(μ1+μ2) に比例する。
【0035】更に、識別関数に対する一組の係数を生成
する工程が、第1サブ組のトレーニングデータ値から第
1平均値ベクトルを生成し、第2サブ組のトレーニング
データ値から第2平均値ベクトルを生成し、一組のトレ
ーニングデータ値から多変量値行列を生成し、多変量値
行列の逆関数に、第1と第2平均値ベクトルとの差を乗
じることによって係数ベクトルを生成し、係数ベクトル
の要素を識別関数の係数として割り当てる工程を有する
工程である。
【0036】その上、複数のウエハのそれぞれの上で実
行された一組のテストが、特有なシグネチャを示す電気
的なテストである。
【0037】また更に、識別関数を生成する工程が、第
1サブ組のテストデータから第1平均値ベクトルを生成
し、第2サブ組のテストデータから第2平均値ベクトル
を生成し、第1組のテストデータから多変量値行列を生
成し、第1平均値ベクトル、第2平均値ベクトル、及び
多変量値行列から識別関数の係数を生成する工程であ
る。
【0038】またその上、第1サブ組のテストデータか
ら得られた識別値の平均である第1平均値ベクトルと、
第2サブ組のテストデータから得られた識別値の平均で
ある第2平均値ベクトルとの間における中点値を、閾値
が表示する。
【0039】
【発明の効果】上記の方法で、新たに製造されたウエハ
を、効率的な方法で欠陥シグネチャを有するか否かに従
って分離できる。また、この方法を適用して新しいウエ
ハが他の欠陥シグネチャを有するか否かを決定できる。
【0040】本発明では、製造時間において第一週の間
に製造されたウエハを使って一組の識別関数と中点値と
を確立できる。一般的なウエハ製造ラインは20種類以
上の欠陥シグネチャを有するかもしれない。第2週でウ
エハを製造した時、これらのウエハをテストし、識別関
数を適用してこれらのウエハが特有の欠陥シグネチャを
含んでいるか否かを決定する。もしウエハが欠陥を持た
ない、又は少し持っていたならば、かなり高歩留まりウ
エハとして認められるかもしれない。もしウエハが多く
の欠陥を有していたならば、識別関数によって決定され
た欠陥シグネチャに従って欠陥原因を能率的に決定でき
る。第2週の間に得られたテストデータをトレーニング
セットとして使い、識別関数の係数を精密化する。
【0041】上記のプロセスを使い、ウエハが第n欠陥
シグネチャを有するか否かを決定する。同様に、類似の
プロセスが他のウエハに適用され、他のウエハが第1〜
第n欠陥シグネチャを有するか否かを決定する。ウエハ
に対する欠陥シグネチャを決定する全プロセスが、コン
ピュータに接続されたテスト道具によって自動的に実行
されるので、作業者がそのプロセス内の欠陥原因を明ら
かにするために問題とされるデータを容易に回収でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】幾つかの同心円状領域に分割されたウエハの表
示マップを示す。
【図2】識別関数を決定するためのプロセスのフロー図
である。
【図3】ウエハが多少の欠陥シグネチャを有するか否か
を決定するためのプロセスのフロー図である。
【符号の説明】
200 プロセス 202 スタート 204 第1欠陥シグネチャに関するテストを実行 206 第1欠陥シグネチャに対する識別関数Y1の係
数を計算 208 識別関数Y1に対する中点値mnを決定 210 第n欠陥シグネチャに関するテストを実行 212 第n欠陥シグネチャに対する識別関数Ynの係
数を計算 214 識別関数Ynに対する中点値mnを決定 216 終了 300 プロセス 302 スタート 304 識別関数のデータベースの読み出し 306 第1欠陥シグネチャに対する第1ウエハのテス
ト 308 識別関数Y1をテストデータXに適用 310 Y1(X)はm1より大きいか 312 第1ウエハが第1欠陥シグネチャを有する 314 第1ウエハが第1欠陥シグネチャを持たない 316 第n欠陥シグネチャに対する第1ウエハのテス
ト 318 識別関数YnをテストデータXに適用 320 Yn(X)はmnより大きいか 322 第1ウエハが第n欠陥シグネチャを有する 324 第1ウエハが第n欠陥シグネチャを持たない 326 終了
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 許 秀環 台湾新竹市長春街158巷1弄3號5樓 Fターム(参考) 4M106 AA01 CA02 CA10 CA38 CB19 DA15 DA20 DJ12 DJ14 DJ15 DJ17 DJ18 DJ20 DJ21 DJ32

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 欠陥シグネチャに従って半導体ウエハを
    分類する方法であって、 前記方法が、回路パターンを備えた複数のウエハを提供
    し、 該複数のウエハのそれぞれをテストして前記欠陥シグネ
    チャの特性を示す一組のトレーニングテスト値を獲得
    し、 前記複数のウエハから、前記欠陥シグネチャをそれぞれ
    有する第1グループのウエハを選択し、 該記第1グループのウエハに結びつけられた前記一組の
    トレーニングテスト値から第1平均値ベクトルを生成
    し、 前記複数のウエハから、前記欠陥シグネチャをそれぞれ
    持たない第2グループのウエハを選択し、 該第2グループのウエハに結びつけられた前記一組のト
    レーニングテスト値から第2平均値ベクトルを生成し、 前記一組のトレーニングテスト値から多変量値行列を生
    成し、 前記第1平均値ベクトル、第2平均値ベクトル、及び多
    変量値行列から、識別関数に対する一組の係数を生成
    し、 前記半導体ウエハを提供し、 前記半導体ウエハをテストして一組のテスト値を獲得
    し、 前記識別関数への入力として前記一組のテスト値を使う
    ことによって識別値を生成し、 該識別値が閾値より小さくない時、前記半導体ウエハが
    前記欠陥シグネチャを有するものと識別する工程を有す
    ることを特徴とする半導体ウエハのテスト法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体ウエハのテスト法
    であって、 前記閾値が第1平均値と第2平均値との間で中点値を表
    示し、 前記第1平均値が、前記第1グループのウエハから得ら
    れた測定値の平均を示し、 前記第2平均値が、前記第2グループのウエハから得ら
    れた測定値の平均を示すことを特徴とする半導体ウエハ
    のテスト法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体ウエハのテスト法
    であって、 前記複数のウエハのそれぞれをテストする前記工程が、
    前記複数のウエハにおけるパターン化された回路の電気
    的な機能をテストすること、又は、前記複数のウエハに
    おける物理的な性質をテストすることの何れか一方を含
    むことを特徴とする半導体ウエハのテスト法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の半導体ウエハのテスト法
    であって、 前記複数のウエハのそれぞれをテストする工程で使用さ
    れるテストが、閾値電圧テストと、金属線接触抵抗テス
    トと、歩留まり率テストとのうち何れか一つを含むこと
    を特徴とする半導体ウエハのテスト法。
  5. 【請求項5】 一組のトレーニングデータ値が、複数の
    ウエハ上で実行された電気的なテストから得られた後
    に、特有の欠陥パターンに従って半導体ウエハを自動的
    に分類する方法であって、 前記方法が、前記特有な欠陥パターンを有するウエハに
    結びつけられた前記一組のトレーニングデータ値から、
    第1サブ組トレーニングデータ値を選択し、前記特有な
    欠陥パターンを持たないウエハに結びつけられた前記一
    組のトレーニングデータ値から、第2サブ組のトレーニ
    ングデータ値を選択し、 前記第1及び第2サブ組トレーニングデータ値から、識
    別関数に対する一組の係数を生成し、 前記半導体ウエハ上で電気的なテストを実行して一組の
    テストデータ値を獲得し、 前記識別関数を前記一組のテストデータ値に適用して識
    別値を獲得し、 前記識別値が閾値より小さくない時、前記特有な欠陥パ
    ターンを有するように前記半導体ウエハを分類する工程
    を有することを特徴とする半導体ウエハのテスト法。
  6. 【請求項6】 特有なシグネチャを有する半導体ウエハ
    を自動的に識別する方法であって、 前記方法が、回路パターンを有する複数のウエハを提供
    し、 該複数のウエハのそれぞれの上で一組のテストを実行し
    て一組のトレーニングデータ値を獲得し、 前記特有なシグネチャを有する第1サブ組のウエハと、
    前記特有なシグネチャを持たない第2サブ組のウエハと
    に前記複数のウエハを寄せ集めるため、クラスタ分析を
    前記一組のトレーニングデータ値に適用し、 前記第1サブ組のウエハに結びつけられた第1サブ組の
    トレーニングデータ値を選択し、 前記第2サブ組のウエハに結びつけられた第2サブ組の
    トレーニングデータ値を選択し、 前記第1及び第2サブ組のトレーニングデータ値を使っ
    た識別関数に対する一組の係数を生成し、 テストウエハを提供し、 該テストウエハ上で前記一組のテストを実行して一組の
    テストデータ値を獲得し、 前記識別関数を前記一組のテストデータ値に適用して識
    別値を獲得し、 前記識別値が閾値より大きい時、前記テストデータが前
    記特有なシグネチャを有するものと識別する工程を有す
    ることを特徴とする半導体ウエハのテスト法。
  7. 【請求項7】 半導体ウエハをテストすると共に分類す
    る方法であって、 前記方法が、回路パターンを有する一組のウエハを提供
    し、 該一組のウエハのそれぞれをテストし、前記一組のウエ
    ハのそれぞれの上で欠陥シグネチャが存在するか否かを
    示す第1組のテストデータを獲得し、 前記第1組のテストデータから、識別関数に対する係数
    を生成し、 前記半導体ウエハをテストして第2組のテストデータを
    獲得し、 前記識別関数を前記第2組のテストデータに適用して識
    別値を獲得し、 前記識別値が閾値より大きくなる時、前記欠陥シグネチ
    ャに結びつけられるように前記半導体ウエハを分類する
    工程を有することを特徴とする半導体ウエハのテスト
    法。
  8. 【請求項8】 欠陥シグネチャに従って半導体ウエハを
    分類する方法であって、 前記方法が、回路パターンを有する複数のウエハを提供
    し、 該複数のウエハをテストして前記欠陥シグネチャの特性
    を示す一組のトレーニングデータを獲得し、 前記複数のウエハから、前記欠陥シグネチャをそれぞれ
    有する第1グループのウエハを選択し、 前記一組のトレーニングデータから、前記第1グループ
    のウエハに結びつけられた第1サブ組トレーニングデー
    タを選択し、 前記複数のウエハから、前記欠陥シグネチャをそれぞれ
    持たない第2グループのウエハを選択し、 前記一組のトレーニングデータから、前記第2グループ
    のウエハに結びつけらられた第2サブ組のトレーニング
    データを選択し、 入力として一組のデータを受け入れると共に、出力とし
    て識別値を生成するために使用される識別関数を、前記
    第1及び第2サブ組のトレーニングデータから生成し、 テストウエハを提供し、 該テストウエハをテストして一組のテストデータを獲得
    し、 前記識別関数への入力として前記一組のテストデータを
    使った前記識別関数から、識別値を生成し、 前記識別値が閾値より大きい時、前記テストウエハが前
    記欠陥シグネチャを有するものと識別する工程を有する
    ことを特徴とする半導体ウエハのテスト法。
  9. 【請求項9】 欠陥シグネチャに従って半導体ウエハを
    テストすると共に分類する方法であって、 前記方法が、回路パターンを有する複数のウエハを提供
    し、 該複数のウエハをそれぞれテストし、前記欠陥シグネチ
    ャに結びつけられた第1サブ組のテストデータと、前記
    欠陥シグネチャに結びつけられなかった第2サブ組のテ
    ストデータとを有する第1組のテストデータを各ウエハ
    に対して獲得し、 前記第1及び第2サブ組のテストデータから、識別関数
    に対する係数を生成し、 前記半導体ウエハをテストして第2組のテストデータを
    獲得し、 前記識別関数への入力として前記第2組のテストデータ
    を備えた前記識別関数を使う識別値を生成し、 前記識別値が閾値以上である時、前記欠陥シグネチャに
    結びつけられるように前記半導体ウエハを分類し、及
    び、前記識別値が前記閾値より小さい時、前記欠陥シグ
    ネチャに結びつけられないように前記半導体ウエハを分
    類する工程を有することを特徴とする半導体ウエハのテ
    スト法。
  10. 【請求項10】 欠陥シグネチャに従って、該欠陥シグ
    ネチャを有するウエハに結びつけられた第1組のトレー
    ニングデータと、前記欠陥シグネチャを持たないウエハ
    に結びつけられた第2組のトレーニングデータとから生
    成された識別関数の係数の通りに、半導体ウエハを分類
    する方法であって、前記方法が、前記半導体ウエハを提
    供し、 前記半導体ウエハをテストして一組のテストデータを獲
    得し、 前記識別関数への入力として前記一組のテストデータを
    使った前記識別関数から識別値を生成し、 該識別値が閾値より大きい時、前記半導体ウエハが前記
    欠陥シグネチャを有するものと識別する工程を有するこ
    とを特徴とする半導体ウエハのテスト法。
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