JP4633578B2 - 集積回路およびそれを搭載した電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、コア部と入出力部を備える集積回路およびそれを搭載した電子機器に関する。
近年、プロセスの微細化に伴い回路規模が増大する傾向にある。これに伴い、リーク電流も増大してきている。携帯電話機などのバッテリ駆動型の携帯機器のように、消費電流抑制の要請が強いアプリケーションの中でも、特に、スタンバイ状態にあることが多い音源LSI(Large Scale Integration)など、ICのスタンバイ時の消費電流量は無視できない大きさになってきている。
低消費電力の要請に対し、特許文献1は、入出力ポートの完全性を保持しつつ低パワースタンバイ機能を有するマイクロコントローラ集積回路を開示する。この回路は、マイクロコントローラコアロジック(以下、単にコアロジックという。)と、出力ロジックレベルを格納することに適合した入出力ポートロジックと、それらの間に接続されたインターフェースロジックと、入出力ポートロジックによって制御されるパワースイッチとを含む。
特開2001−184330号公報
上記特許文献1に開示された回路は、コアロジックの電源が切断された際、コアロジックと入出力ポートロジックとの接点での物理的な信頼性が低下する可能性がある。また、リーク電流が発生する可能性もある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、回路の信頼性を保ちながら、消費電力を抑制することができる集積回路およびそれを搭載した電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の集積回路は、それぞれ独立に電源制御される第1ブロックと、第2ブロックと、を備える。第2ブロックは、第1ブロックの電源が落とされた際、第1ブロックに出力する信号を所定の電位に固定する。「電源が落とされる」とは、第1ブロックの電源電圧がグラウンドレベルまで落とされてもよいし、電源電圧が通常動作時より低い電圧に落とされてもよい。例えば、寄生容量などの成分によりグラウンドレベルが数mV程度、浮いた状態であってもよい。「所定の電位」とは、ローレベルであってもよいし、ハイレベルであってもよい。
この態様によると、第1ブロックの電源を落とした際、第2ブロックから第1ブロックに出力される信号をローレベルなどに固定したことにより、第1ブロックと第2ブロックとの接点でのラッチアップなどを防止でき、回路の信頼性を保ちながら、消費電力を抑制することができる。
第1ブロックと第2ブロックとの間に、それらの電源電圧レベルの差異を吸収するレベルシフタをさらに備えてもよい。第1ブロックの電源が落とされた際、レベルシフタの電源が落とされてもよい。この態様によると、第1ブロックと第2ブロックとで電源電圧レベルが異なる回路において、第1ブロックの電源を落とした際、レベルシフタの消費電力も低減することができる。また、レベルシフタによるリーク電流の発生も抑制することができる。
本発明の別の態様もまた、集積回路である。この集積回路は、所定の機能を実現するコア部と、外部との入出力制御を行う入出力部と、を備える。コア部および入出力部は、それぞれ独立に電源制御され、入出力部は、コア部の電源が落とされた際、コア部に出力する信号を所定の電位に固定する。「所定の機能」は、演算処理およびデータ記憶の少なくともいずれか一方であってもよい。「電源が落とされる」とは、コア部の電源電圧がグラウンドレベルまで落とされてもよいし、電源電圧が通常動作時より低い電圧に落とされてもよい。「所定の電位」とは、ローレベルであってもよいし、ハイレベルであってもよい。入出力部は、コア部の電源を落とすための信号と、外部からの信号と、コア部からのイネーブル信号とが入力される論理ゲートを含んでもよい。論理ゲートは、コア部の電源を落とすための信号がアクティブになると、所定の電位に固定するための信号を出力してもよい。例えば、ローレベルを出力してもよい。
この態様によると、コア部の電源を落とした際、入出力部からコア部に出力される信号をローレベルなどに固定したことにより、コア部と入出力部との接点でのラッチアップなどを防止でき、回路の信頼性を保ちながら、消費電力を抑制することができる。
コア部と入出力部との間に、それらの電源電圧レベルの差異を吸収するレベルシフタをさらに備えてもよい。コア部の電源を落とした際、レベルシフタの電源を落としてもよい。この態様によると、コア部と入出力部とで電源電圧レベルが異なる回路において、コア部の電源を落とした際、レベルシフタの消費電力も低減することができる。また、レベルシフタによるリーク電流の発生も抑制することができる。
コア部の電源が落とされた際、入出力部は、コア部から外部への信号伝達経路を遮断してもよい。入出力部は、コア部から外部への信号伝達経路を遮断するためのトライステートバッファをさらに含んでもよい。トライステートバッファは、コア部の電源を落とすための信号がアクティブになると、信号伝達経路を遮断してもよい。入出力部は、トライステートバッファと外部とを繋ぐ信号伝達経路とグラウンドとの間に設けられたスイッチング素子をさらに含んでもよい。スイッチング素子は、コア部の電源を落とすための信号がアクティブになるとオンし、信号伝達経路の電位を落としてもよい。この態様によると、コア部からの電流による消費電力を抑制することができる。
入出力部はコア部の周囲に複数配置され、コア部と複数の入出力部との間の空間に、コア部の電源を落とすことを各入出力部に伝達するための信号線が配されてもよい。その信号線で伝達すべき信号の減衰を補償する中継バッファを設けてもよい。この態様によると、短い信号線で、コア部の電源が落とされることを各入出力部に伝達することができる。
入出力部の電源系に配置された信号線を駆動する回路をさらに備えてもよい。この態様によると、コア部の電源が落とされても、コア部の電源が落とされたことを各入出力部に伝達するための信号を送出することができる。
本発明のさらに別の態様は、電子機器である。この電子機器は、上述した態様の集積回路と、集積回路に電源を供給する電源回路と、を備える。この態様によると、回路の信頼性を保ちながら、消費電力を抑制することができる電子機器を実現することができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を装置、方法、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、回路の信頼性を保ちながら、消費電力を抑制することができる。
(実施形態1)
図1は、実施形態1におけるI/O部10とコア部20を含む集積回路50の構成を示す回路図である。実施形態1では、コア部20と、I/O部10を備える集積回路50において、コア部20への電源供給を停止した場合でも、回路の信頼性を損なわない仕組みを提供する。
I/O部10は、コア部20の周辺に配置され、コア部20と外部とのインタフェースとして機能する。I/O部10は、第1OR回路12を備える。第1OR回路12は、3入力端子を持ち、それぞれの端子には、第1レベルシフタ14の出力信号、外部からの入力信号、およびコアダウン信号COREDOWNが入力される。第1OR回路12の出力は、第2レベルシフタ16を介して、コア部20に出力される。なお、電源電圧VDDラインとグラウンドとの間に設けられた第1ダイオード18および第2ダイオード19は、静電保護用であり、第1ダイオード18および第2ダイオード19のブレークダウンを超える電圧が電源電圧ラインおよび信号ラインの少なくとも一方に印加されると、逆方向に導通して、電流をグラウンドから引き抜く。
第1レベルシフタ14および第2レベルシフタ16は、I/O部10の電源電圧とコア部20の電源電圧との違いを調整するものである。例えば、I/O部10の電源電圧を3.0V、コア部20の電源電圧を1.8Vに設定したとき、I/O部10とコア部20との間にレベルシフタを設置することにより、I/O部10とコア部20との電源電圧のレベルを合わせる。第1レベルシフタ14および第2レベルシフタ16は、入力されるハイレベルの信号またはローレベルの信号を反転して出力するタイプのものである。
第1レベルシフタ14には、コア部20から入力イネーブル信号が入力される。第1レベルシフタ14は、入力イネーブル信号を反転して、ローレベルまたはハイレベルの信号を第1OR回路12に出力する。
コアダウン信号COREDOWNは、ユーザが設定する信号であり、コア部20への電源供給を停止する場合に、ローに設定する。コアダウン信号COREDOWNは反転されて第1OR回路12に入力されるため、第1OR回路12にハイが入力されることになる。第1OR回路12は、少なくとも一つの入力端子にハイが入力されると、ハイを出力する論理ゲートであるため、第2レベルシフタ16にハイを出力する。第2レベルシフタ16は、第1OR回路12の出力信号を反転してローをコア部20に出力する。
コア部20への電源供給を停止する場合、その電源供給の停止と共にI/O部10の第1レベルシフタ14および第2レベルシフタ16への電源供給も停止する。これにより、第1レベルシフタ14および第2レベルシフタ16は、レベルシフト機能を停止する。
このように、コアダウン信号COREDOWNをローに設定すると、外部からの入力信号、およびコア部20からの入力イネーブル信号の論理に関係なく、コア部20にローを出力することができる。入力イネーブル信号がコア部20のスタンバイによりハイインピーダンス状態になり、フローティングしても、コア部20にローを出力することができる。
以上説明したように実施形態1によれば、コア部20への電源供給を停止した場合に、I/O部10からコア部20への信号レベルをローに固定したことにより、回路の信頼性を保つことができる。すなわち、外部回路からの入力信号による電圧印加に対しても、ラッチアップや素子の耐久性が低下するといった事態を防止することができる。また、I/O部10とコア部20との接点でのリーク電流を抑制することができる。I/O部10とコア部20との間にレベルシフタ14、16を設置した場合も、レベルシフタ14、16への電源供給も停止させるため、レベルシフタ14、16による消費電流を抑制することができ、レベルシフタ14、16によるリーク電流も抑制することができる。
(実施形態2)
実施形態1では、入力用の構成を示したが、実施形態2では、双方向の構成を示す。図2は、実施形態2におけるI/O部10とコア部20を含む集積回路50の構成を示す回路図である。第1OR回路12、第1レベルシフタ14および第2レベルシフタ16の構成および動作は、実施形態1と同様である。なお、第1ダイオード18および第2ダイオード19も、実施形態1と同様に保護回路を形成する。
コア部20から外部へ出力すべき信号は、第3レベルシフタ26に入力される。第3レベルシフタ26は、その出力すべき信号の論理を反転して、第2OR回路22に入力する。第2OR回路22には、第3レベルシフタ26からの信号とコアダウン信号COREDOWNの論理反転した信号が入力される。第4レベルシフタ28には、コア部20から出力イネーブル信号が入力される。第4レベルシフタ28は、出力イネーブル信号の論理を反転して、第3OR回路24に入力する。第3OR回路24には、第4レベルシフタ28からの信号とコアダウン信号COREDOWNの論理反転した信号が入力される。出力イネーブル信号は、通常、入力イネーブル信号の反転信号となる。
第2OR回路22の出力信号は、トライステートバッファ29の入力端子に印加される。第3OR回路24の出力信号は、論理反転されて、トライステートバッファ29の制御端子に印加される。トライステートバッファ29は、制御信号のレベルによりハイインピーダンスにすることができるバッファである。制御端子にローが印加されると、ハイインピーダンスになり、トライステートバッファ29の入力と出力とを切り離すことができる。ここでは、コア部20からの信号が外部に出力されなくなる。すなわち、トライステートバッファ29は、コア部20と外部との間のデータ入出力を切替制御している。
実施形態1と同様に、コア部20への電源供給を停止する場合、コアダウン信号COREDOWNをローに設定する。すると、第2OR回路22の入力端子には、コアダウン信号COREDOWNが論理反転されたハイが印加される。これにより、第2OR回路22の出力は、電源供給の停止によりコア部20の出力がハイインピーダンス状態になり、フローティングしても、そのフローティングに関係なく、ハイに確定する。
また、第3OR回路24の入力端子にも、コアダウン信号COREDOWNが論理反転されたハイが印加される。これにより、第3OR回路24の出力は、出力イネーブル信号に関係なく、ハイに確定する。よって、第3OR回路24の出力が反転されたローがトライステートバッファ29の制御端子に印加され、コア部20からの出力ラインが切り離される。また、I/O部10からコア部20への入力信号は、実施形態1と同様に、ローに確定する。
以上説明したように実施形態2によれば、実施形態1で説明した効果に加えて、コア部20への電源供給の停止により、コア部20の出力端子がハイインピーダンスになっても、外部への出力ラインと切り離すことにより、消費電流を抑えることができる。
(実施形態3)
実施形態3は、実施形態2の構成にプルダウン機能を付加した構成である。図3は、実施形態3におけるI/O部10とコア部20を含む集積回路50の構成を示す回路図である。第4OR回路32、第5レベルシフタ34、およびトランジスタ36以外の構成および動作は、実施形態2と同様である。
第5レベルシフタ34には、コア部20から出力イネーブル信号が入力される。第5レベルシフタ34は、出力イネーブル信号の論理を反転して、第4OR回路32に入力する。第4OR回路32には、第5レベルシフタ34からの信号とコアダウン信号COREDOWNの論理反転した信号が入力される。第4OR回路32の出力信号は、トランジスタ36のゲートに入力される。
トランジスタ36は、電解効果トランジスタであり、ゲートにハイが入力されると、導通する。トランジスタ36のドレインは、外部との入出力ラインに、ソースはグラウンドに接続されている。なお、トランジスタ36は、スイッチング素子であれば他の素子でもよい。
実施形態1および2と同様に、コア部20への電源供給を停止する場合、コアダウン信号COREDOWNをローに設定する。すると、第4OR回路32の入力端子には、コアダウン信号COREDOWNが論理反転されたハイが印加される。これにより、第4OR回路32の出力は、出力イネーブル信号に関係なく、ハイに設定される。
実施形態2と同様に、トライステートバッファ29は、第3OR回路24の出力信号が論理反転されてローが制御端子に印加されると、ハイインピーダンスになり、トライステートバッファ29の入力と出力とを切り離す。実施形態3では、この切り離しと共にトランジスタ36が導通し、外部との入出力ラインのレベルがグラウンド電位に落とされる。
以上説明したように実施形態3によれば、実施形態2で説明した効果に加えて、プルダウン機構を付加したことにより、外部との入出力ラインのレベルがハイインピーダンスになることを防止し、誤動作を避けることができる。
図4は、コアダウン駆動部40の構成を示す図である。コアダウン駆動部40にも、電源電圧VDDラインとグラウンドとの間に設けられた第3ダイオード42および第4ダイオード44は、静電保護用であり、第3ダイオード42および第4ダイオード44のブレークダウンを超える電圧が、電源電圧ラインおよび信号ラインの少なくとも一方に印加されると、逆方向に導通して、電流をグラウンドから引き抜く。
(実施形態4)
図5は、実施形態4における集積回路50の配置例を示す図である。この集積回路50は、実施形態1から3に説明したI/O部10を使用するものである。コア部20の周辺には、複数のI/O部10がコア部20を囲むよう、配置される。ここでは、各I/O部10がI/Oセルを構成する。図5では、コア部20の上左右に5個ずつ、下に4個で計19個、配置されている。各I/O部10には、上述した実施形態1から3のいずれを使用してもよい。コアダウン駆動部40は、コア部20の周囲に四角状、または環状に配置されるべき各I/O部10のいずれかの間に設けられる。したがって、コア部20の周囲には、C字状のI/O部10と、C字状のI/O部10の間に配置されるコアダウン駆動部40とが設けられる。
コア部20と、コア部20を囲むI/O部10およびコアダウン駆動部40との間にはスペースが設けられ、上述したコアダウン信号COREDOWNを各I/O部10に配信するためのコアダウン信号線が配される。コアダウン信号線は、コア部20の領域には配されない。コアダウン信号線は、I/O部10の電源電圧で制御され、例えば、3Vで駆動される。コア部20の電源はスタンバイ時に停止されてしまうので、I/O部10の電源電圧を利用する。コアダウン駆動部40は、当該信号線を利用して、各I/O部10にコアダウン信号COREDOWNを供給する。この配置によれば、短い信号線ですべてのI/O部10にコアダウン信号COREDOWNを供給することができる。
ここで、上記スペースに配されるコアダウン信号線の減衰を補償するための中継バッファ52を設けてもよい。特に、コアダウン信号COREDOWNを配信すべきI/O部10が多数になるほど、コアダウン信号COREDOWNが減衰されて、各I/O部10に均等な信号レベルを供給することが難しくなるため、中継バッファ52を設ける必要性が高い。中継バッファ52を設ける場所や、中継バッファ52の数は、集積回路50の他の条件により異なる。例えば、I/O部10の数や、コアダウン信号線の太さや長さなどにより、コアダウン信号COREDOWNの減衰の程度が異なってくる。各集積回路における最適な配置は、シミュレーションや実験により求めればよい。
図5では、コアダウン信号線の2回目の角に中継バッファ52を配置している。中継バッファ52は、コアダウン駆動部40からこの角の地点までの経路で減衰した電圧レベルを補償するために、所定の電圧を加える。これにより、コアダウン信号線から各I/O部10に供給されるコアダウン信号COREDOWNをより均等なレベルに調整することができる。
図6は、集積回路50で使用される各種信号のタイミングを示すタイミングチャートである。図6において、期間Aは、電源投入時動作の期間を示す。まず、I/O部10のデジタル用電源電圧DVDDIOおよびコア部20のアナログ用電源電圧AVDDが立ち上がり、その後に、コア部20のデジタル用電源電圧DVDDが立ち上がる。
次に、コア部20への電源供給を有効にするために、コアダウン信号COREDOWNがローからハイに遷移する。期間Bはリセット解除期間を示す。コアダウン信号COREDOWNとリセット信号RSTを同タイミングにすると回路動作や物理的な信頼性に影響する可能性があり、I/O部10をコアダウンに対応した状態にしてから、リセット信号RSTによりコア部20への電源供給を停止する。I/O部10をコアダウンに対応した状態にしてから、コア部20の電源を停止するまでの期間が、上記リセット解除期間に相当する。期間Cは通常動作の期間を示す。上述した4つの信号がすべて立ち上がると、集積回路50全体が通常動作する。
コア部20への電源供給を停止するために、コアダウン信号COREDOWNがハイからローに遷移する。期間Dは低消費電力動作への移行期間を示す。リセット信号RSTがローへ遷移すると、コア部20へのデジタル用電源電圧DVDDの供給が停止する。期間Eは低消費電力動作の期間を示す。期間Dでは、コア部20へのデジタル用電源電圧DVDDの供給が停止し、I/O部10へのデジタル用電源電圧DVDDIOの供給は有効になされている状態である。期間Fは、低消費電力解除期間を示す。コア部20の低消費電力動作スタンバイ状態から復帰するための手順は、とくに回路動作や物理的な信頼性に影響することもないので、自由に復帰させてよい。
以上説明したように実施形態4によれば、コア部20への電源供給を停止して消費電流を抑制しても、回路の信頼性を損なわない集積回路50を実現することができる。
図7は、電子機器70の構成を示すブロック図である。この電子機器70は、主に、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistance)、デジタルカメラ、音楽再生機器などの携帯型の電子機器が該当する。電子機器70は、実施形態4に説明した集積回路50、集積回路50に電源を供給する電源回路74、およびその電源回路74に電源を供給する直流電源72を備える。直流電源72は、例えば、リチウムイオン電池や充電式のバッテリなどが該当する。電源回路74は、直流電源72からの電源電圧を昇圧したり、安定化させたりして、集積回路50に電源電圧を供給する。集積回路50は、所定のオーディオデータをもとに発音させるための音源LSIであってもよい。その場合、電子機器70には、スピーカを備える。
以上説明したように実施形態1から4のいずれかの集積回路50を電子機器70に搭載することにより、消費電流を抑制しても、ラッチアップや素子の耐久性が低下するといった事態を防止することができる電子機器を実現することができる。したがって、電子機器の駆動時間の延長と、回路の信頼性の維持を両立することができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
例えば、実施形態とは逆に、I/O部10への電源供給を停止して、コア部20への電源供給を維持してもよい。この場合、コア部20からの電流が流れないように、コア部20からの信号をローに固定する構成を設ける。また、コア部20とI/O部10との接点にあるレベルシフタへの電源供給を停止する。この構成は、図1から図3の回路から容易に応用することができる。これによれば、回路の信頼性を保ちながら、消費電力を抑制することができる。
実施形態1におけるI/O部とコア部を含む集積回路の構成を示す回路図である。 実施形態2におけるI/O部とコア部を含む集積回路の構成を示す回路図である。 実施形態3におけるI/O部とコア部を含む集積回路の構成を示す回路図である。 コアダウン駆動部の構成を示す図である。 実施形態4における集積回路の配置例を示す図である。 集積回路で使用される各種信号のタイミングを示すタイミングチャートである。 電子機器の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 I/O部、 12 第1OR回路、 14 第1レベルシフタ、 16 第2レベルシフタ、 20 コア部、 22 第2OR回路、 24 第3OR回路、 26 第3レベルシフタ、 28 第4レベルシフタ、 29 トライステートバッファ、 32 第4OR回路、 34 第5レベルシフタ、 36 トランジスタ、 40 コアダウン駆動部、 50 集積回路、 52 中継バッファ、 70 電子機器、 72 直流電源、 74 電源回路。

Claims (6)

  1. コア部と、
    入出力部と、を備え、
    前記入出力部は、
    前記コア部から入力イネーブル信号が入力される第1レベルシフタと、
    前記コア部から外部へ出力すべき信号が入力される第2レベルシフタと、
    前記コア部から出力イネーブル信号が入力される第3レベルシフタと、
    前記第2レベルシフタの出力信号と前記コア部の電源を落とすための信号が入力される第1論理ゲートと、
    前記第3レベルシフタの出力信号と前記コア部の電源を落とすための信号が入力される第2論理ゲートと、
    前記第1論理ゲートから出力される信号が入力端子に入力され、前記2論理ゲートから出力される信号が制御端子に入力され、前記コア部から外部への信号伝達経路を遮断するためのトライステートバッファと、
    前記トライステートバッファから出力される信号と、前記第1レベルシフタから出力される信号と、前記コア部の電源を落とすための信号とが入力される第4論理ゲートと、
    前記第4論理ゲートから出力される信号が入力され、前記コア部へ出力する第4レベルシフタと、
    を含み、
    前記コア部および前記入出力部は、それぞれ独立に電源制御され、前記入出力部は、前記コア部の電源が落とされた際、前記コア部に出力する信号を所定の電位に固定し、
    前記第4論理ゲートは、前記コア部の電源を落とすための信号がアクティブになると、前記所定の電位に固定するための信号を前記第4レベルシフタに出力し、
    前記トライステートバッファは、前記2論理ゲートから出力される信号のレベルに応じて、前記コア部と外部との間のデータ入出力を切替制御することを特徴とする集積回路。
  2. 前記入出力部は、
    前記トライステートバッファと外部とを繋ぐ信号伝達経路とグラウンドとの間に設けられたスイッチング素子をさらに含み、
    前記スイッチング素子は、前記コア部の電源を落とすための信号がアクティブになるとオンし、前記信号伝達経路の電位を落とすことを特徴とする請求項に記載の集積回路。
  3. 前記入出力部は前記コア部の周囲に複数配置され、前記コア部と前記複数の入出力部との間の空間に、前記コア部の電源を落とすことを各入出力部に伝達するための信号線が配されたことを特徴とする請求項1または2に記載の集積回路。
  4. 前記入出力部の電源系に配置された前記信号線を駆動する回路をさらに備えたことを特徴とする請求項に記載の集積回路。
  5. 前記信号線で伝達すべき信号の減衰を補償する中継バッファをさらに備えたことを特徴とする請求項に記載の集積回路。
  6. 請求項1からのいずれかに記載の集積回路と、
    前記集積回路に電源を供給する電源回路と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
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