JP5466485B2 - マイクロコンピュータ - Google Patents

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Description

本発明はマイクロコンピュータに関し、特に省電力機能を有するマイクロコンピュータに関する。
マイクロコンピュータにおいて、省電力化のためにスタンバイモード(省電力モード)が設けられ、スタンバイモード時には、CPUのクロック周波数の低下、電源電圧の低下、CPUへのクロック供給の停止、またはCPUへの電源供給の停止等が行われる。
ここで、特許文献1には、低消費電力実現のためのマイクロコンピュータが記載されている。このマイクロコンピュータの構成を図9に示す。このマイクロコンピュータ300は、通常動作モードに加えて、内部電源1を遮断して、CPU310のクロックを停止させるディープスタンバイモードを有する。
電源回路330は、電力制御部340の指示に従って、LSI外部から供給される電源を降圧して2種類の内部電源を生成し、LSI内部に供給する。内部電源1は、ディープスタンバイ時には電源が遮断される。内部電源2は、ディープスタンバイ時にも電源が供給される。IOバッファ320a、320bは、 LSI内部の信号をLSI外部に出力したり、LSI外部からの入力信号をLSI内部に供給したりする。IOバッファ320a、320bは複数のグループに分かれており、グループ毎にディープスタンバイ中とディープスタンバイからの復帰直後の端子状態を制御可能である。IOバッファ320a、320bにおけるディープスタンバイ中の端子状態は、「端子保持あり」の場合は直前の状態(入力/出力、出力値)を保持し、「端子保持なし」の場合はハイインピーダンス(HiZ)となる。IOバッファ320a、320bにおけるディープスタンバイから復帰時の状態は、「端子保持あり」の場合は所定の操作を行うまでは端子保持を継続し、「端子保持なし」の場合はリセット時の状態に移行する。ディープスタンバイモード時は、内部電源1を遮断するので、リーク電流の削減が可能となる。
IOバッファ320内には、データラッチ(LAT)321が設けられている。IOバッファ320の構成図を図10に示す。ディープスタンバイモードからの復帰時まで、データラッチ321がIO出力状態を保持する。これにより、ディープスタンバイモードから復帰する際に、ブート処理やその後の一連の処理をデータラッチ321に保持された情報を用いて行うことができる。昇圧回路322と、降圧回路323は、信号の電圧レベルを変換するための回路である。
特開2008−59300号公報
しかしながら、特許文献1ではレベルシフタ(昇圧回路322、降圧回路323)への電源供給に関しては詳しい記載がない。
図10から直接読み取れるようにレベルシフタ(昇圧回路322、降圧回路323)の電源が内部電源1から供給されるとする。この場合、昇圧回路322が停止してしまうので、LAT321に供給される信号が不定となってしまう。そのため、ディープスタンバイモード時に、IO出力の保持動作を保証することができない。また、常時ONされている電源(内蔵電源2)からレベルシフタに電源供給する場合であっても、以下の問題を生じる。図11は、マイクロコンピュータにおいてレベルシフタ(L/S)の電源を常時ON電源(内蔵電源2)から供給した場合の構成を示す概念図である。図11を用いて、詳細を説明する。
図11においてLSI400の中に常時ON電源領域401と、電源遮断可能領域402、403が設けられている。そして、ディープスタンバイモード時であってもIOバッファ405に常時電源を供給するためには、電源が遮断されない常時ON電源領域401から各IOバッファ405に電源供給を行わなければならない。すると、図11に示すように、電源遮断可能領域402、403を環囲するように常時ON電源領域401を設け、IOバッファ内のレベルシフタ406に電源を供給できるようにする必要がある。
チップ規模や電源領域の分割の方法にも依存するが、一般に常時ON電源領域401は、消費電力低減のため、必要最小限の回路で構成されることが望ましい。この常時ON電源領域401は、最小限の回路で構成されることに伴い、チップ内部に占める面積割合が小さくなることが期待される。また、常時ON電源領域401への電源供給能力も可能な限り絞られるべきである。しかし、図11のよう電源遮断可能領域402、403を囲むように常時ON電源領域401を設けると、常時ON電源領域401の面積が大きくなってしまう。さらに、この場合、常時ON電源領域401の増大に伴い、電源配線上に生じるIR積の電圧降下(IRドロップ)が発生し得る。IRドロップが発生し得ることにより、チップ設計が困難となる。
本発明にかかるマイクロコンピュータは、IO電源系で動作し、常時ON電源領域および電源遮断可能領域の周囲に配置された複数のIOバッファと、前記IO電源系で動作し、前記IOバッファの各々を分離するように配置された少なくとも1以上のカットセルと、省電力モード時に電源遮断を行う電源遮断可能領域のIO出力値を省電力モード時に前記IOバッファに保持させるか否かを指示するIO出力保持信号を出力するスタンバイ制御部と、前記IOバッファ及び前記カットセルを巡回するように配線されており、かつ前記スタンバイ制御部と接続された少なくとも1以上の配線と、を有し、前記スタンバイ制御部は、前記IO出力保持信号を前記配線に出力し、前記カットセルは、前記IO電源系で動作するレベルシフタを備え、隣接する電源遮断可能領域に対応づけられた前記配線から前記IO出力保持信号を取り出し、当該IO出力保持信号を隣接するIOバッファの動作する電源系にレベルシフトし、さらにレベルシフトした当該信号をIO出力値の保持を行うか否かの指示をするラッチ許可信号として隣接する前記IOバッファに供給し、前記IOバッファは、前記ラッチ許可信号に基づいて隣接する前記電源遮断可能領域のIO出力状態を保持する、ものである。
本発明は、スタンバイモードに移行する前に、IO出力保持信号が電源遮断可能領域の周辺に配置されたIOバッファ群に巡回するようにして供給される。IOバッファは、IO電源系で動作するため、IOバッファの配置は常時ON電源領域の配置の影響を受けない。そのため、IOバッファ及び常時ON電源領域の配置の自由度が増加する。
本発明により、スタンバイモード時であってもIO出力を保持することができ、かつ常時ON電源領域、及びIOバッファについて制約の少ないマイクロコンピュータを提供することが可能となる。
実施の形態1にかかるマイクロコンピュータの構成図である。 実施の形態1にかかるマイクロコンピュータにおける、IOバッファ110等を示すブロック図である。 実施の形態2にかかるマイクロコンピュータにおける、IOバッファ110等を示すブロック図である。 実施の形態2にかかるスタンバイモード移行時の動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態3にかかるマイクロコンピュータにおける、IOバッファ110等を示すブロック図である。 実施の形態3にかかるマイクロコンピュータにおける、IO出力保持の関係を示す図である。 実施の形態3にかかるスタンバイモード移行時の動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態3にかかるスタンバイモード移行時の動作を示すタイミングチャートである。 従来のマイクロコンピュータの構成図である。 従来のマイクロコンピュータにおけるIOバッファを示すブロック図である。 従来のマイクロコンピュータにおいてレベルシフタの電源を常時ONされている電源から供給した場合の構成を示す概念図である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかるマイクロコンピュータの構成を示す図である。図2は、図1中の破線領域の部分拡大図である。
常時ON電源領域100は、内部電源系で動作する領域である。常時ON電源領域100は、スタンバイモード時であっても、内部電源(コア電源)が供給され、電源が遮断されない領域である。電源遮断可能領域101、102も、常時ON電源領域100と同様に、内部電源系で動作する領域である。電源遮断可能領域は、スタンバイモード時に、内部電源が供給されず、電源が遮断される領域である。電源遮断可能領域の領域数は、任意の数とすることが可能である。スタンバイモード時に、電源遮断が行われるか否かは、電源遮断可能領域の領域毎に設定可能である。以下の記載において、内部ロジックとは常時電源ON領域100、または電源遮断可能領域101、102を指すものとする。
IOバッファ110は、常時ON電源領域100、電源遮断可能領域101、及び電源遮断可能領域102の周囲に複数配置されている。IOバッファ110は、内部電源とは電圧の異なるIO電源系(IOVDD)で動作する。IOバッファ110は、電源端子間において、異なる電圧で動作する。IOバッファ110は、異なる電圧で動作するグループに分けられる。図1の例では、IOバッファ110は、5Vまたは3.3Vの電圧を持つIO電源で動作する。IOバッファ110には、図1で示すようにIO電源系の電源ピン(IOVDD_AWO_n、 IOVDD_ISO0_n、 IOVDD_ISO1_n)から電源が供給される。図2に示すように、IOバッファ110は、内部にラッチ180を備え、当該ラッチによりスタンバイモード時に電源遮断可能領域101、102のIO出力の保持を行う。すなわち、ラッチ180のデータ入力端子には電源遮断可能領域101、102からの出力信号が入力される。
コア電源−IO電源レベルシフタ120は、IOバッファ110の内部に配置されるレベルシフタである。コア電源−IO電源レベルシフタ120は、内部ロジックから出力される信号をIO電源系の電圧に合うようにレベルシフトする。また、コア電源−IO電源レベルシフタ120は、IOバッファ110から内部ロジックに出力される信号を内部ロジックの動作電圧に合うようにレベルシフトする。
カットセル130は、常時ON電源領域100、電源遮断可能領域101、及び電源遮断可能領域102の周囲に配置される。カットセル130は、IOバッファ110、及びVDDバッファ160を分離するようにして配置される。カットセル130も、IOバッファ110と同様に、IO電源系の電圧で動作する。カットセル130は、内部にIO電源系で動作するIO電源−IO電源レベルシフタ140を備える。このIO電源−IO電源レベルシフタ140には、3.3Vの電圧と、5Vの電圧と、がそれぞれ供給されている。IO電源−IO電源レベルシフタ140は、隣接するIOバッファ110間の電圧の差を埋めるように、カットセル130内を流れる信号をレベルシフトする。
ドメインカットセル150、151は、カットセル130の一種であり、電源遮断可能領域同士の境界または、常時ON電源領域100と各電源遮断可能領域との境界に対応して配置される。電源遮断可能領域同士の境界に対応するドメインカットセル151は、巡回するIOHOLD信号を遮断する。常時ON電源領域(AWO)100と電源遮断可能領域との間に配置されたドメインカットセル150は、内部にIO電源系で動作するIO電源−IO電源レベルシフタ140を備える。
配線HLDnFGは、IOバッファ110及びカットセル130等を巡回するようにして配線され、かつスタンバイ制御マクロ103と接続された配線である。配線HLDnFGは、電源遮断可能領域の領域数と同数だけ設けられている。各々の配線HLDnFGは、電源遮断可能領域の各々と対応づけられる。たとえば、HLD0FGは、電源遮断可能領域101と対応付けられた配線である。同様に、HLD1FGは、電源遮断可能領域102と対応付けられた配線である。
常時ON電源領域100内部には、スタンバイ制御マクロ103が配置されている。スタンバイ制御マクロ103は、スタンバイモード移行前に、IOバッファ110にIO出力の保持を指示する為のIO出力保持信号(以下、IOHOLD信号とも記載する。)を出力する。出力されたIOHOLD信号は、ドメインカットセル150内のコア電源−IO電源レベルシフタ120によって、IO電源系の電圧にレベルシフトされる。レベルシフトされたIOHOLD信号は、各電源遮断可能領域に対応する配線(HLDnFG)に供給される。例えば、スタンバイモード時において、電源遮断可能領域101の内部電源を遮断する場合、スタンバイ制御マクロ103は電源遮断可能領域101のIO出力保持を指示するIOHOLD0(IOHOLD0=1)を配線HLD0FGへ出力する。同様に、スタンバイモード時において、電源遮断可能領域102の内部電源を遮断する場合、スタンバイ制御マクロ103は電源遮断可能領域102のIO出力保持を指示するIOHOLD1(IOHOLD1=1)を配線HLD1FGへ出力する。また、コア電源−IO電源レベルシフタ120によってレベルシフトされた信号は、IO電源―IO電源レベルシフタ140によって隣接するIOバッファ110の電圧に合わせてレベルシフトされる。IO電源―IO電源レベルシフタ140によりレベルシフトされた信号は、隣接するIOバッファ110に配線IOHLDGを介して供給される。
配線IOHLDGは、IOバッファ110、VDDバッファ160、コーナーセル170を巡るようにして配線されている。ここで、配線IOHLDGは、IOバッファ110が隣接する電源遮断可能領域101、102に対応した配線HLDnFGとカットセル130内で接続される。例えば、配線IOHLDGは、電源遮断可能領域0と隣接するカットセル130内では、HLD0FGと接続されている。配線IOHLDGは、各IOバッファ110に対し、IO出力を保持する為のラッチ許可信号(配線IOHLDGに供給される信号)を供給する為に使用される。配線IOHLDGは、配線HLDnFGと接続されたカットセル130から、別のカットセルと隣接するIOバッファ110までの各IOバッファ110等を接続する。
VDDバッファ160は、IO電源ピンから電源を供給されるバッファである。VDDバッファ160は、供給された電源を周囲のIOバッファ110、カットセル130、及びコーナーセル170に配線を通じて供給する。コーナーセル170は、マイクロコンピュータのチップの四隅に配置されるセルである。コーナーセル170には、VDDバッファ160からの配線により電源が供給される。
IOVDD_AWO_nは、常時ON電源領域100に隣接するIOバッファ110、カットセル130等に電源を供給する電源ピンである。IOVDD_ISO0_nは、電源遮断可能領域101に隣接するIOバッファ110、カットセル130等に電源を供給する電源ピンである。IOVDD_ISO1_nは、電源遮断可能領域102に隣接するIOバッファ110、カットセル130等に電源を供給する電源ピンである。こられの電源ピンは、IO電源系(図中では、5Vまたは3.3V)の電圧をIOバッファ110等に供給する。IOVDD_AWO_n、IOVDD_ISO0_n、及びIOVDD_ISO1_nはスタンバイモード時でもONとなっている電源である。
続いて、図1および図2を用いて、本実施の形態にかかるマイクロコンピュータにおける、スタンバイモード移行時の動作について説明する。以下の説明では、スタンバイモード移行時に、電源遮断可能領域101の電源を遮断することを想定する。
スタンバイモード移行前に、スタンバイ制御マクロ103は、電源遮断可能領域101のIO出力の保持を指示するためのIOHOLD0(IOHOLD0=1)を出力する。IOHOLD0は、コア電源−IO電源レベルシフタ120によって、IO電源系の電圧にレベルシフトされた後に、配線HLD0FDに出力される。また当該レベルシフトされた信号は、ドメインカットセル150内のIO電源−IO電源レベルシフタ140により、隣接するIOバッファ110の電圧に合わせてレベルシフトされる。IO電源−IO電源レベルシフタ140によりレベルシフトされた信号は、配線IOHLDGに供給される。
配線IOHLDGに供給される信号は、隣接する電源遮断可能領域のIO出力保持を行うか否かをラッチ180に指示する信号である(以下、配線IOHLDGに供給される当該信号をラッチ許可信号とも記載する。)。
IOバッファ110にIO出力の保持を指示するラッチ許可信号がラッチ180に入力されると、ラッチ180は電源遮断可能領域101のIO出力の値をラッチする。
スタンバイモードに移行した後には、電源遮断可能領域10の電源は、遮断される。しかし、電源遮断可能領域101に隣接するIOバッファ110は、スタンバイモード時でも遮断されないIO電源系の電圧で動作する。そのため、スタンバイモードから通常モードに復帰する際にも、IOバッファ110内のラッチ180によってIO出力値が保持されている。スタンバイモードからの復帰時に、本実施の形態にかかるマイクロコンピュータは、このIO出力を使用して、ブート処理やその後の一連の処理を行う。
次に、実施の形態1にかかるマイクロコンピュータの効果について説明する。上述のように、IO出力保持を指示する為のIO出力保持信号(IOHOLD信号)は、IOバッファ110を巡回するようにして供給される。IOバッファ110は、IO電源系で動作するので、IO電源ピン(IOVDD_ISOn_n)さえ配置すれば、常時ON電源領域100からIOバッファに電源を供給する必要がなくなる。これにより、常時ON電源領域100を大きくしなくてもよく、チップサイズの縮小にも寄与する。また、本実施の形態にかかるマイクロコンピュータでは、常時ON電源領域100を電源遮断可能領域101、102に巡回させる必要がないため、上述のIRドロップの問題も生じない。
さらに、カットセル130内のIO電源―IO電源レベルシフタ140は常時ONとなっているIO電源系で動作する。これにより、スタンバイモード移行時であっても、IO出力保持信号が不定となることはなく、適切にIO出力の保持動作を実行することが可能となる。
実施の形態2
本発明の実施の形態2におけるマイクロコンピュータは、IO電源を巡回させ、そのIO電源からカットセル及びドメインカットセル内のIO電源―IO電源レベルシフタに電源を供給することを特徴とする。本構成では、IO出力を保持する必要がない電源遮断可能領域と隣接したIOバッファに電源を供給しているIO電源を、スタンバイモード時に遮断する。ここで、スタンバイモードからの復帰時に、IO電源の投入により不定となるIOバッファ内のラッチの値の影響を受けることなく、電源遮断可能領域がリセット状態から動作することが望ましい。この構成におけるマイクロコンピュータのIO出力保持について、実施の形態1と異なる部分を以下に説明する。
図3は、本実施の形態にかかるマイクロコンピュータにおける、IOバッファ110、カットセル130、ドメインカットセル150、及びVDDバッファ160を示すブロック図である。本実施の形態では、常時ON電源領域100に隣接するIOバッファ110等に電源を供給していた電源IOAWO_nからの配線が巡回し、電源遮断可能領域101、102に隣接するIOバッファ110等に対しても電源を供給する。
ドメインカットセル150及びカットセル130内のIO電源―IO電源レベルシフタ140は、電源IOVDD_AWO_nと接続された周回配線から電源が供給される。
続いて、本実施の形態にかかるマイクロコンピュータのスタンバイモード移行時、及びスタンバイモードからの復帰時の動作について説明する。図4は、スタンバイモード移行時に電源を遮断するIO電源と接続されたIOバッファ110の動作を示すタイミングチャートである。図4では、スタンバイモード時に電源遮断可能領域101の電源を遮断することを想定している。図1、図3、及び図4を参照して、本実施の形態にかかるマイクロコンピュータのスタンバイモードへの移行及びスタンバイモードからの復帰の動作について説明する。
スタンバイ制御マクロ103は、スタンバイモード移行前に電源遮断可能領域101のIO出力保持を指示するためのIOHOLD0(IOHOLD0=1)を出力する(T1)。当該信号IOHOLD0(IOHOLD0=1)が入力された各IOバッファ110は、IOバッファ110内のラッチ180によってIO出力値の保持を行う。ここで、内部IO制御状態(内部ロジックの状態)は"入力"であるため、ラッチ180は、この値("入力")をIO出力状態として保持する。また、IOHOLD0(IOHOLD0=1)が入力された各IOバッファ110は、ラッチ制御状態が"入力"であるため、ハイインピーダンス状態(HI−Z)となる。その後に、電源遮断可能領域101の電源(コア電源(ISO0))が遮断される(T2)。
電源遮断可能領域101の電源が遮断されたのち、電源遮断可能領域101に隣接するIOバッファ110等に電源を供給するIO電源のうち、電源供給不要なIOバッファ110等に電源を供給しているIO電源が遮断される(T3)。電源供給不要なIOバッファ110等とは、スタンバイモード時に、隣接する内部ロジックのIO出力を保持する必要がないポートグループを指す。図4の例では、IOVDD_ISO0_1を遮断している。
スタンバイモードから通常モードへの移行時には、最初に電源遮断可能領域101の電源が投入される(T4)。また、電源遮断可能領域101の内部IO制御状態は、リセット処理により"入力"状態から開始される。電源遮断可能領域101の電源が投入された場合、スタンバイ制御マクロ103は、IO出力保持のクリア(IO出力保持を行わない)を指示するIOHOLD0信号(IOHOLD=00)を出力する(T5)。
IO出力保持のクリア(IO出力保持を行わない)を指示するIOHOLD0信号(IOHOLD0=0)がIOバッファ110に供給された後、IOVDD_ISO0_1の電源が投入される。IOVDD_ISO0_1と接続されているIOバッファ110内のラッチ180は、IOVDD_ISO0_1が落ちている状態であったため、値を保持していない。ここで、IO出力保持のクリア(IO出力保持を行わない)を指示するIOHOLD0信号(IOHOLD0=0)が出力されているため、ラッチ180がIOVDD_ISO0_1の電源投入後に電源遮断可能領域101のIO出力値の保持を行うことはない。ラッチ180がIO出力保持を行うことがないため、電源遮断を行っていた電源遮断可能領域101の内部IO制御状態はラッチ180の値に応じて"入力"状態から変更されない。各IOバッファ110は、ハイインピーダンス状態(HI−Z)となる。
上記一連の処理では、上述のIO電源の遮断により、実施の形態1の構成に比べ、更なる低消費電力化が実現される。
また、IOHOLDのクリアが行われた後に、IO電源を投入することによりIOバッファ110内のラッチ180は、誤った値を保持することがない。これにより、電源遮断を行っていた電源遮断可能領域の内部IO制御状態を誤った値に設定されることがない。すなわち、スタンバイモードからの復帰時に、IO電源供給を行っていなかったIOバッファ110等に隣接する電源遮断可能領域は、リセット状態から動作を実行することが保証される。
なお、本実施の形態では、IO電源を巡回させているため、IRドロップの影響について考察する。IOHOLD信号は、交流的に遅い周波数で実現できる。一方、内部ロジック側のレベルシフタ等は交流的に速い周波数で動作する必要がある。たとえば、内部ロジック側のレベルシフタは、80MHzで動作する必要がある。また、IO電源系では電源マージンが大きい。一方、内部ロジック側の電源マージンは小さい。たとえば、内部ロジック側の電源は1.2±0.1V程度で動作する必要がある。よって、内部ロジック電源を巡回させる場合と比べ、上述の構成はIRドロップの影響を受けることが少ない。
実施の形態3
本発明の実施の形態3におけるマイクロコンピュータは、カットセルが電源遮断可能領域から出力される信号を保持するためのラッチを備え、当該信号を隣接するIOバッファに対するIO出力保持の指示命令信号として使用する点を特徴とする。実施の形態2と同様に、実施の形態3にかかるマイクロコンピュータは、スタンバイモード時に電源供給が不要なIOバッファ110等に電源供給するIO電源を遮断しておくことができる。この構成におけるマイクロコンピュータのIO出力保持について、実施の形態1、及び実施の形態2と異なる部分を以下に説明する。
図5は、本実施の形態にかかるマイクロコンピュータにおける、IOバッファ110、カットセル130、ドメインカットセル150、及びVDDバッファ160を示すブロック図である。実施の形態2にかかるマイクロコンピュータと比べ、本実施の形態にかかるマイクロコンピュータは、カットセル130が、ラッチ190と、コア電源−IO電源レベルシフタ120と、を備える。また内部ロジックがレジスタ200を備える。以下に、図1、及び図5を参照し、本実施の形態にかかるマイクロコンピュータの構成について説明する。
レジスタ200は、スタンバイモード時にIOバッファ110にIO出力を保持させるか否かを指示する指令値を保持する。内部ロジックはレジスタ200が保持する値を信号(DMHLD)としてカットセル130に出力する。カットセル130内のコア電源―IO電源レベルシフタ120は、内部ロジックから出力された信号(DMHLD)をIO電源系の電圧にレベルシフトし、レベルシフトした信号をラッチ190に出力する。ラッチ190は、コア電源―IO電源レベルシフタ120から出力された信号の値を保持する。
例えば、図1の例では、内部ロジックは、領域(1)〜(6)の各々に対し、その領域に対応した信号DMHLDをカットセル130に出力することにより、スタンバイモード時にIO出力を保持する否かを指示する。DMHLDの値は、スタンバイモード時に、IO出力保持を行う指示を与える値(DMHLD=1)、または、IO出力保持を行わない指示を与える値(DMHLD=0)の2値のいずれかをとる。実施の形態2と同様に、スタンバイモード時にIOバッファ110がIO出力保持を行わない場合、当該IOバッファ110に電源供給するIO電源はスタンバイモード時に遮断可能である。
ラッチ190は、信号DMHLDの値を保持し、スタンバイモード移行前に当該値をカットセル130内のIO電源−IO電源レベルシフタ140に出力する。ここで、信号DMHLDがIO出力保持のクリア(IO出力保持を行わない)を指示する値である場合(DMHLD=0)、カットセル130内のIO電源−IO電源レベルシフタ140からの出力信号は、IOHOLD信号がIO出力の保持を指示する信号(IOHOLD=1)であっても、IO出力を保持しないことを指示する信号となる。すなわち、カットセル130内のIO電源−IO電源レベルシフタ140からの出力信号は、ラッチ190が出力する値を優先して定まる。
スタンバイモードからの復帰時に、IOバッファ110内のラッチ180に、カットセル130内のIO電源−IO電源レベルシフタ140からIO出力の保持を指示する信号が入力された場合、ラッチ180は内部ロジックからのIO出力保持の処理を行う。
図6は、本実施の形態にかかるマイクロコンピュータにおいて、電源遮断可能領域101をスタンバイモード時に遮断する場合のIO出力保持の関係を示す図である。図6は、各領域(図1の領域(1)、(2))のカットセル130に対し、IOHOLD0信号と、DMHLD信号と、が入力された場合、IOバッファ110のIO出力保持動作を示す。IOHOLD0の値がIO出力の保持を指示するための値(IOHOLD0=1)である場合であっても、DMHLDの値がIO出力を保持しないことを示す値(DMHLD=0)である場合、IOバッファ110はIO出力保持動作を行わない。例えば、領域(1)にIOHOLD0=1が入力された場合であっても、DMHLD=0である場合、スタンバイモードからの復帰時にIOバッファ110はIO出力保持動作を行わない。
続いて、本実施の形態にかかるマイクロコンピュータのスタンバイモード移行及びスタンバイモードからの復帰の動作について説明する。図7及び図8は、スタンバイモード移行及びスタンバイモードからの復帰の動作を示すタイミングチャートである。図7及び図8では、スタンバイモード時に電源遮断可能領域101の電源を遮断することを想定している。
図7は、電源遮断可能領域101の電源遮断時に、電源供給不要なIOバッファ110、すなわち隣接する電源遮断可能領域101のIO出力状態を保持しないIOバッファ110の動作に関するタイミングチャートを示す。図7では、スタンバイモード時に電源遮断可能領域101の電源を遮断することを想定している。以下に、図7を用いてスタンバイモード時に電源供給不要なIOバッファ110にかかる動作を説明する。
スタンバイ制御マクロ103は、スタンバイモード移行前に電源遮断可能領域101のIO出力保持を指示するためのIOHOLD0(IOHOLD0=1)を出力する(T30)。内部ロジックは、IOバッファ110内のラッチ180がIO出力を保持しないことを示す信号DMHLD(DMHLD=0)を出力する(T31)。そのため、カットセル130内のラッチ190は、IO出力を保持しないことを示す値(DMHLD=0)を保持する。ラッチ190は、常時電源が投入されているIOVDD_AWO_nから電源が供給されるので、後にIOVDD_ISO0_n、及びコア電源(ISO0)が遮断された場合であっても値を保持する。IOバッファ110内のラッチ180は、内部IO制御状態である"入力"を保持する。その後に、コア電源(ISO0)、及びIOVDD_ISO0_1を遮断する(T32、T33)。
スタンバイモードから通常モードへの移行時には、IOVDD_ISO0_1、またはコア電源(ISO0)の電源を投入する(T34、T35)。ここで、これらのどちらの電源を先に投入してもよい。たとえば、IOVDD_ISO0_1を先に投入した場合、ラッチ190からIO電源―IO電源レベルシフタ140を介してラッチ180にIO出力を保持しない指示を示す値(DMHLD=0)が入力される。本実施の形態にかかるマイクロコンピュータの構成では、IOHOLD信号の値よりも、ラッチ190が出力する値が優先される。ラッチ190から入力される値がIO出力を保持しない指示を示す値(DMHLD=0)であるため、ラッチ180は、隣接する電源遮断可能領域101のIO出力を保持しない状態のまま動作する。また、コア電源(ISO0)を先に投入した場合であっても、ラッチ190からIO電源―IO電源レベルシフタ140を介してラッチ180にIO出力を保持しない指示を示す値(DMHLD=0)が入力される。このため、ラッチ180は隣接する電源遮断可能領域101のIO出力保持を行わない。
コア電源(ISO0)が投入された際に、電源遮断可能領域101の内部IO制御状態は、リセット処理により初期状態である"入力"状態となる。ラッチ180がIO出力保持を行うことがないため、電源遮断を行っていた電源遮断可能領域の内部IO制御状態はラッチ180の値に応じて"入力"状態から変更されない。IOバッファ110は、IOVDD_ISO0_1がONになった時点で、HI−Zから動作する。
図8は、電源遮断可能領域101の電源遮断時にもIO電源の供給を行うIOバッファ110、すなわち隣接する電源遮断可能領域101のIO状態を保持するIOバッファ110の動作に関するタイミングチャートを示す。図8では、スタンバイモード時に電源遮断可能領域101の電源を遮断することを想定している。以下に、図8を用いて電源供給不要なIOバッファ110にかかる動作を説明する。
スタンバイ制御マクロ103は、スタンバイモード移行前に電源遮断可能領域101のIO出力保持を指示するためのIOHOLD0(IOHOLD0=1)を出力する(T36)。ここで、カットセル130内のラッチ190は、IO出力を保持することを示す値(DMHLD=1)を保持するものとする(T37)。IOバッファ110のラッチ180は、内部IO制御状態の値である"出力"を保持する。IOVDD_ISO0_1は、スタンバイモード時であっても遮断されないため、IOバッファ110内のラッチ180はこの値("出力")を保持し続ける。その後に、コア電源(ISO0)を遮断し(T38)、スタンバイモードに移行する。
スタンバイモードから通常モードへの移行時には、コア電源(ISO0)の電源を投入する(T39)。コア電源(ISO0)が投入された際に、電源遮断可能領域0(101)の内部IO制御状態は、リセット処理により"入力"状態となる。ここで、IOバッファ110内のラッチ180は、"出力"を保持している。そのため、本実施の形態にかかるマイクロコンピュータは、内部IO制御状態の値をラッチ180の値と同じ値に設定する。すなわち、当該内部IO制御状態の値を"入力"から"出力"に設定変更する(T40)。上記の設定が終了した後に、スタンバイ制御マクロ103は、IOHOLD0をクリア(IOHOLD0=0)する。
上記の一連の処理により、スタンバイモード移行時に、内部ロジック側がカットセル130で区切られたIOバッファ110領域毎にIO出力を保持するか否かを指示することが可能となる。これにより、カットセル130で区切られたIOバッファ110の領域毎に、IO出力を保持することが可能となる。また、上述の構成によれば、実施の形態1の構成と比べ、カットセル130にラッチ190を備えるのみでIOバッファ110の領域毎にIO出力を保持できるという効果を奏する。すなわち、IOバッファ110及びIOHOLD信号の設計を変更することなく、上記の効果を実現することができる。
また、カットセル130がラッチ190を備え、当該ラッチ190に隣接するIOバッファ110のIO出力保持の指示信号を保持する。ラッチ190は、常時電源ONとなっているIOVDD_AWO_nから電源を供給されている。この指示信号により、スタンバイモード時に電源供給が不要なIOバッファ110内のラッチ180が、スタンバイモードからの復帰時にIO出力を保持しない状態で動作することが可能になる。そのため、スタンバイモードからの復帰時に、コア電源(ISOn)と、IOVDD_ISOn_nのどちらを先に投入しても、IO電源供給を行っていなかったIOバッファ110等に隣接する電源遮断可能領域は、リセット状態から動作を実行することが保証される。すなわち、実施の形態2と比べ、電源を投入する順序の制約がない。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
100 常時ON領域(AWO)
101 電源遮断可能領域0
102 電源遮断可能領域1
103 スタンバイ制御マクロ
110 IOバッファ
120 コア電源−IO電源レベルシフタ
130 カットセル
140 IO電源―IO電源レベルシフタ
150 領域カットセル
160 VDDバッファ
170 コーナーセル

Claims (6)

  1. IO電源系で動作し、常時ON電源領域および電源遮断可能領域の周囲に配置された複数のIOバッファと、
    前記IO電源系で動作し、前記IOバッファの各々を分離するように配置された少なくとも1以上のカットセルと、
    省電力モード時に電源遮断を行う前記電源遮断可能領域のIO出力状態を省電力モード時に前記IOバッファに保持させるか否かを指示するIO出力保持信号を出力するスタンバイ制御部と、
    前記IOバッファ及び前記カットセルを巡回するように配線されており、かつ前記スタンバイ制御部と接続された少なくとも1以上の配線と、を有し、
    前記スタンバイ制御部は、前記IO出力保持信号を前記配線に出力し、
    前記カットセルは、前記IO電源系で動作するレベルシフタを備え、隣接する前記電源遮断可能領域に対応づけられた前記配線から前記IO出力保持信号を取り出し、当該IO出力保持信号を隣接する前記IOバッファの動作する電源系にレベルシフトし、さらにレベルシフトした当該信号をIO出力状態の保持を行うか否かの指示をするラッチ許可信号として隣接する前記IOバッファに供給し、
    前記IOバッファは、前記ラッチ許可信号に基づいて隣接する前記電源遮断可能領域のIO出力状態を保持する、マイクロコンピュータ。
  2. 前記IOバッファは、
    内部ロジックレベルを前記IOバッファの出力信号電圧に応じた信号レベルにレベルシフトするコア電源−IO電源レベルシフタと、
    前記コア電源−IO電源レベルシフタからの出力信号を保持するIOバッファラッチと、を備え、
    前記コア電源−IO電源レベルシフタは、前記電源遮断可能領域のIO出力状態をレベルシフトした信号を前記IOバッファラッチに出力することを特徴とする請求項1に記載のマイクロコンピュータ。
  3. 前記配線の数は、前記電源遮断可能領域の領域数と同数であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマイクロコンピュータ。
  4. 前記カットセルが備える前記レベルシフタは、常時電源が遮断されない前記IO電源からの配線と接続し、
    省電力モード移行時に、IO出力状態の保持が不要な前記電源遮断可能領域と隣接している前記IOバッファに対して電源供給を行っているIO電源を遮断し、
    省電力モードからの復帰時に、電源遮断を行った前記電源遮断可能領域の電源投入を行い、前記IOバッファに供給している前記ラッチ許可信号をIO出力状態の保持を行わない旨を示すようにした後に、電源遮断を行った前記IO電源の電源投入を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のマイクロコンピュータ。
  5. 前記カットセルは、前記電源遮断可能領域から前記カットセルに出力されるIO出力状態の保持を行うか否かを指示する指示信号を保持するための指示信号保持ラッチを備え、
    前記指示信号保持ラッチは、常時電源が遮断されない前記IO電源からの電源供給により動作し、
    前記カットセルは、前記ラッチ許可信号にかわり、前記指示信号保持ラッチの保持する値に基づいてIO出力状態の保持の指示を行う信号を隣接する前記IOバッファに供給する、請求項1乃至3のいずれかに記載のマイクロコンピュータ。
  6. 前記電源遮断可能領域は、前記指示信号保持ラッチに対して出力する前記指示信号を保持するレジスタを備えることを特徴とする請求項5に記載のマイクロコンピュータ。
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