JP4297159B2 - フリップフロップおよび半導体集積回路 - Google Patents

フリップフロップおよび半導体集積回路 Download PDF

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    • H03K3/356156Bistable circuits using complementary field-effect transistors using additional transistors in the input circuit using pass gates with synchronous operation

Description

本発明は、半導体集積回路に関し、特にフリップフロップにおいて一部の電源供給を制御可能な半導体集積回路に関する。
半導体集積回路において省電力を実現するための技術として、MTCMOS(Multi-Threshold-voltage Complementary Metal Oxide Semiconductor)技術が知られている。このMTCMOS技術を適用した回路ブロックにおいては、低電力による動作を可能とするために閾値を低くした機能ブロックが設けられるとともに、待機時におけるリーク電流を遮断するためのスイッチが設けられる。
例えば、図1のように、MTCMOSの機能ブロック910における論理ゲート911および912の仮想接地線VSS1(903)と本来の接地線VSS(901)との間にMTCMOSスイッチ931を挿入し、スタンバイ動作時には制御信号PGによってMTCMOSスイッチ931の接続を切断することにより、電源供給を停止させてリーク電流を抑制する。
しかしながら、全てのセルの電源供給を停止してしまうと、フリップフロップセルやラッチセルによって保持されていた記憶データが消失してしまう。一方、これらのセルを非MTCMOSの機能ブロック920として実現すれば、記憶データを保持し続けることができるものの、非MTCMOSの機能ブロック920における論理ゲート921および922にはMTCMOSスイッチ931の接続が切断されている間も電源が供給されるため、MTCMOS本来の目的である省電力効果が薄くなってしまう。
そこで、フリップフロップセルやラッチセルについて、そのセル内で記憶データの保持に必要な最小限の素子のみを非MTCMOSとするMTCMOSフリップフロップやMTCMOSラッチが提案されている。これに類した技術として、例えばマスターフリップフロップを閾値の低いトランジスタにより構成する一方で、スレーブフリップフロップを閾値の高いトランジスタにより構成して待機時にも動作させることにより、記憶データの消失を回避する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−284493号公報(図4)
しかしながら、フリップフロップの一部のみをMTCMOSにより実現する場合、MTCMOSスイッチの制御信号とデータ入力信号やクロック信号との間のタイミング調整が複雑になる。すなわち、スレーブフリップフロップにおいて待機時に記憶データを保持する場合、クロック信号の停止または停止解除のタイミングによってはマスターフリップフロップにおいて次のデータ入力信号を取り込んでしまう可能性があり、タイミングを十分考慮しないと誤った動作をすることになる。そのため、MTCMOS技術をASIC(Application Specific Integrated Circuit)設計に利用することが容易ではなかった。
そこで、本発明は、フリップフロップにおいて一部の電源供給を停止制御する際のタイミング調整を容易にすることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その第1の側面は、スリープ信号がアクティブでない状態においては第1の状態と第2の状態とを繰り返すクロック信号を出力し、上記スリープ信号がアクティブな状態においては上記クロック信号を上記第1の状態に固定するクロック供給回路と、上記クロック信号が上記第1の状態を示す間に入力信号を取り込んで、上記クロック信号が上記第2の状態を示す間は上記入力信号を保持する第1の保持回路と、上記クロック信号が上記第2の状態を示す間に上記第1の保持回路から出力された第1の信号を取り込んで、上記クロック信号が上記第1の状態を示す間は上記第1の信号を保持する第2の保持回路と、ホールド信号がアクティブな状態においては上記第2の保持回路から出力された第2の信号を上記入力信号として供給し、上記ホールド信号がアクティブでない状態においては外部からの信号を上記入力信号として供給する入力切替回路と、電源供給制御信号がアクティブな状態においては上記第1の保持回路および上記入力切替回路に対して電源を供給し、上記電源供給制御信号がアクティブでない状態においては上記第1の保持回路および上記入力切替回路に対して電源を供給しないように制御する電源供給制御回路とを具備し、少なくとも上記スリープ信号がアクティブな状態においてのみ上記電源供給制御信号がアクティブでない状態に設定され、少なくともホールド信号がアクティブな状態においてのみ上記スリープ信号がアクティブな状態に設定されるフリップフロップである。これにより、第1の保持回路および入力切替回路に対する電源供給を停止する間も第2の保持回路において信号を保持し、ホールド信号がアクティブな状態においては第1の保持回路にフィードバックさせるという作用をもたらす。なお、この第1の側面において、上記電源供給制御回路はMTCMOSスイッチにより実現することができる。
また、この第1の側面において、クリア信号がアクティブな状態においては上記第2の保持回路に保持される信号をクリアするクリア回路またはプリセットするプリセット回路をさらに具備してもよい。これにより、第2の保持回路に保持される信号を任意の状態に設定させるという作用をもたらす。なお、これらにおいて、抑制信号がアクティブな状態においては第2の保持回路に保持される信号のクリアまたはプリセットを行わないよう制御してもよい。
また、本発明の第2の側面は、スリープ信号がアクティブでない状態においては第1の状態と第2の状態とを繰り返すクロック信号を出力し、上記スリープ信号がアクティブな状態においては上記クロック信号を上記第1の状態に固定するクロック供給回路と、上記クロック信号が上記第1の状態を示す間に入力信号を取り込んで、上記クロック信号が上記第2の状態を示す間は上記入力信号を保持する第1の保持回路と、上記クロック信号が上記第2の状態を示す間に上記第1の保持回路から出力された第1の信号を取り込んで、上記クロック信号が上記第1の状態を示す間は上記第1の信号を保持する第2の保持回路と、ホールド信号がアクティブな状態またはイネーブル信号がアクティブでない状態においては上記第2の保持回路から出力された第2の信号を上記入力信号として供給し、上記ホールド信号がアクティブでない状態かつイネーブル信号がアクティブな状態においては外部からの信号を上記入力信号として供給する入力切替回路と、電源供給制御信号がアクティブな状態においては上記第1の保持回路および上記入力切替回路に対して電源を供給し、上記電源供給制御信号がアクティブでない状態においては上記第1の保持回路および上記入力切替回路に対して電源を供給しないように制御する電源供給制御回路とを具備し、少なくとも上記スリープ信号がアクティブな状態においてのみ上記電源供給制御信号がアクティブでない状態に設定され、少なくともホールド信号がアクティブな状態においてのみ上記スリープ信号がアクティブな状態に設定されるフリップフロップである。これにより、第1の保持回路および入力切替回路に対する電源供給を停止する間も第2の保持回路において信号を保持し、ホールド信号がアクティブな状態またはイネーブル信号がアクティブでない状態においては第1の保持回路にフィードバックさせるという作用をもたらす。
また、本発明の第3の側面は、スリープ信号がアクティブでない状態においては第1の状態と第2の状態とを繰り返すクロック信号を出力し、上記スリープ信号がアクティブな状態においては上記クロック信号を上記第1の状態に固定するクロック供給回路と、上記クロック信号が上記第1の状態を示す間に入力信号を取り込んで、上記クロック信号が上記第2の状態を示す間は上記入力信号を保持する第1の保持回路と、上記クロック信号が上記第2の状態を示す間に上記第1の保持回路から出力された第1の信号を取り込んで、上記クロック信号が上記第1の状態を示す間は上記第1の信号を保持する第2の保持回路と、スキャンモード信号がスキャンモードである旨を示している場合にはスキャンイン信号を上記入力信号として供給し、上記スキャンモード信号がスキャンモードでない旨を示している場合にはホールド信号がアクティブな状態であれば上記第2の保持回路から出力された第2の信号を上記入力信号として供給し、上記ホールド信号がアクティブでない状態であれば外部からの信号を上記入力信号として供給する入力切替回路と、電源供給制御信号がアクティブな状態においては上記第1の保持回路および上記入力切替回路に対して電源を供給し、上記電源供給制御信号がアクティブでない状態においては上記第1の保持回路および上記入力切替回路に対して電源を供給しないように制御する電源供給制御回路とを具備し、少なくとも上記スリープ信号がアクティブな状態においてのみ上記電源供給制御信号がアクティブでない状態に設定され、少なくともホールド信号がアクティブな状態においてのみ上記スリープ信号がアクティブな状態に設定されるフリップフロップである。これにより、第1の保持回路および入力切替回路に対する電源供給を停止する間も第2の保持回路において信号を保持し、第1の保持回路にフィードバックするフリップフロップにおいて、スキャンパスを形成させるという作用をもたらす。
また、本発明の第4の側面は、スリープ信号がアクティブでない状態においては第1の状態と第2の状態とを繰り返すクロック信号を出力し、上記スリープ信号がアクティブな状態においては上記クロック信号を上記第1の状態に固定するクロック供給回路と、上記クロック信号が上記第1の状態を示す間に入力信号を取り込んで、上記クロック信号が上記第2の状態を示す間は上記入力信号を保持する第1の保持回路と、上記クロック信号が上記第2の状態を示す間に上記第1の保持回路から出力された第1の信号を取り込んで、上記クロック信号が上記第1の状態を示す間は上記第1の信号を保持する第2の保持回路と、ホールド信号がアクティブな状態においては上記第2の保持回路から出力された第2の信号を上記入力信号として供給し、上記ホールド信号がアクティブでない状態においては外部からの信号を上記入力信号として供給する入力切替回路と、電源供給制御信号がアクティブな状態においては上記第1の保持回路および上記入力切替回路に対して電源を供給し、上記電源供給制御信号がアクティブでない状態においては上記第1の保持回路および上記入力切替回路に対して電源を供給しないように制御する電源供給制御回路と、少なくとも上記スリープ信号がアクティブな状態においてのみ上記電源供給制御信号をアクティブでない状態に設定し、少なくともホールド信号がアクティブな状態においてのみ上記スリープ信号をアクティブな状態に設定するフリップフロップ制御回路とを具備する半導体集積回路である。これにより、第1の保持回路および入力切替回路に対する電源供給を停止する間も第2の保持回路において信号を保持し、ホールド信号がアクティブな状態において第1の保持回路にフィードバックするよう制御させるという作用をもたらす。


本発明によれば、フリップフロップにおいて一部の電源供給を停止制御する際のタイミング調整を容易にすることができるという優れた効果を奏し得る。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、MTCMOSの基本回路構成例を示す図である。MTCMOSの機能ブロック910における論理ゲート911および912の仮想接地線VSS1(903)と本来の接地線VSS(901)との間にはMTCMOSスイッチ931が挿入される。スタンバイ動作時には制御信号PGによってMTCMOSスイッチ931の接続が切断され、電源供給が停止する。これにより電源線VDD(902)から接地線VSS(901)へのリーク電流が抑制される。なお、PMOSの基板には電源線VDD(902)が接続され、NMOSの基板には接地線VSS(901)が接続されているため、MTCMOSスイッチ931が切断された状態でも基板電流は遮断されない。
一方、非MTCMOSの機能ブロック920における論理ゲート921および922は、電源線VDD(902)および接地線VSS(901)に接続する。したがって、MTCMOSスイッチ931の接続が切断されても電源供給は停止しない。
本発明では、このようにMTCMOSの機能ブロック910と非MTCMOSの機能ブロック920とが混在した回路ブロックを想定する。
図2は、本発明の実施の形態におけるフリップフロップの構成例を示す図である。このフリップフロップは、クロックドインバータ111、112、121および132と、インバータ131、151、152、161、172および181と、トランスミッションゲート141および142と、NANDゲート171とを備えている。このフリップフロップにおいて非MTCMOSの機能ブロック21に属するNANDゲート171およびインバータ172と、非MTCMOSの機能ブロック22に属するインバータ151および152とを除く各ゲートはMTCMOSスイッチ931の接続が切断されることにより、電源供給が停止する。これに対し、非MTCMOSの機能ブロック21および22に属する各ゲートはMTCMOSスイッチ931の接続が切断されても、電源供給は停止しない。
このフリップフロップには、データ入力信号Dと、クロック信号CKと、ホールド信号HLDと、スリープ信号SLPとが入力される。データ入力信号Dは、フリップフロップにおいて保持されるべきデータを入力する信号である。クロック信号CKは、フリップフロップが同期動作するための基準となるクロック信号である。
ホールド信号HLDは、外部からの入力を遮断してフリップフロップに保持されるデータを維持するための制御信号である。スリープ信号SLPは、クロック信号CKの供給を遮断してフリップフロップとしての動作を停止させるための制御信号である。
また、MTCMOSスイッチ931(図1)には、MTCMOSの機能ブロックに対する電源供給の有無を制御するMTCMOS制御信号PGが供給される。
クロック信号CKおよびスリープ信号SLPは、NANDゲート171に入力される。NANDゲート171は、クロック信号CKとスリープ信号SLPの否定論理積を生成する回路である。すなわち、スリープ信号SLPがアクティブな状態にならない限り、NANDゲート171はクロック信号CKの反転信号を出力する。ここで、スリープ信号SLPは負論理信号であるため、アクティブではない状態では論理Hを示し、アクティブな状態では論理Lを示す。したがって、NANDゲート171の出力である反転クロック信号CKNは、スリープ信号SLPがアクティブではない状態であればクロック信号CKの反転信号を出力し、スリープ信号SLPがアクティブな状態になるとクロック信号CKを遮断して論理Hを出力する。
このNANDゲート171の出力にはさらにインバータ172が接続され、この出力は正転クロック信号CKPとなる。この正転クロック信号CKPは、スリープ信号SLPがアクティブではない状態であればクロック信号CKをそのまま出力し、スリープ信号SLPがアクティブな状態になると論理Lを出力する。
ホールド信号HLDは、インバータ181に入力される。インバータ181は、このホールド信号HLDを反転して反転ホールド信号HLDNを出力する。
クロックドインバータ111および112は、フリップフロップに対する入力を制御する回路である。すなわち、ホールド信号HLDがアクティブではない状態であれば、クロックドインバータ111がデータ入力信号Dの反転信号をフリップフロップに入力する。一方、ホールド信号HLDがアクティブな状態であれば、クロックドインバータ112がフィードバックループによりインバータ151の出力の反転信号をフリップフロップに入力する。クロックドインバータ111および112には互いに正反対の位相の制御信号が入力されるため、排他的に信号を入力することができる。
インバータ131およびクロックドインバータ132は、マスターフリップフロップを構成する記憶素子である。すなわち、このマスターフリップフロップは、正転クロック信号CKPが論理Lを示す間にクロックドインバータ111または112からの入力信号を通して、立上りエッジで取り込んで、正転クロック信号CKPが論理Hを示す間はその取り込んだ信号を保持する。
インバータ131の入力には、クロックドインバータ121および132の出力が接続されており、正転クロック信号CKPが論理Lを示す間はクロックドインバータ121がクロックドインバータ111または112からの信号の反転信号をインバータ131の入力に供給し、正転クロック信号CKPが論理Hを示す間はクロックドインバータ132がインバータ131の出力信号の反転信号をインバータ131の入力に供給する。クロックドインバータ121および132には互いに正反対の位相の制御信号が入力されるため、排他的に信号を供給することができる。
インバータ151および152は、スレーブフリップフロップを構成する記憶素子である。すなわち、このスレーブフリップフロップは、正転クロック信号CKPが論理Hを示す間にマスターフリップフロップからの信号を通して、立下りエッジで取り込んで、正転クロック信号CKPが論理Lを示す間はその信号を保持する。このインバータ151および152は、MTCMOSスイッチ931の接続が切断されても、電源供給が停止せず、データの保持状態を維持する。したがって、フィードバックループを用いることにより、復帰後のデータの保持状態をマスターフリップフロップに供給することができる。
インバータ151の入力には、トランスミッションゲート141および142の出力が接続されており、正転クロック信号CKPが論理Hを示す間はトランスミッションゲート141がマスターフリップフロップからの信号をインバータ151の入力に供給し、正転クロック信号CKPが論理Lを示す間はトランスミッションゲート142がインバータ152の出力信号をインバータ151の入力に供給する。トランスミッションゲート141および142には互いに正反対の位相の制御信号が入力されるため、排他的に信号を供給することができる。
また、インバータ151の入力には、インバータ161の入力が接続される。このインバータ161の出力がフリップフロップとしての出力Qとなる。
図3は、本発明の実施の形態におけるフリップフロップの動作タイミング例を示す図である。
クロック信号CKは、フリップフロップが同期動作するための基準となるクロック信号であり、論理Lおよび論理Hを繰り返している。
ホールド信号HLDは、外部からの入力を遮断するための制御信号である。このホールド信号HLDがアクティブではない状態(論理L)を示している間はデータ入力信号Dがマスターフリップフロップに入力されるが、ホールド信号HLDがアクティブな状態(論理H)を示している間はスレーブフリップフロップの出力信号Dsがマスターフリップフロップに入力される。
同図の例を参照すると、ホールド信号HLDがアクティブな状態(論理H)に切り替えられた際、正転クロック信号CKPが論理Lであることから、マスターフリップフロップはスレーブフリップフロップの出力信号Ds(「D1」)を取り込み、マスターフリップフロップの出力信号Dmも「D1」となっていることがわかる(上向き矢印参照)。但し、ホールド信号HLDがアクティブな状態(論理H)を示している間においても、正転クロック信号CKPが論理Hを示している間にはマスターフリップフロップの出力がスレーブフリップフロップに取り込まれる(下向き矢印参照)。
スリープ信号SLPは、クロック信号CKの供給を遮断するための制御信号である。このスリープ信号SLPがアクティブではない状態(論理H)を示している間は正転クロック信号CKPとしてクロック信号CKが供給されるが、スリープ信号SLPがアクティブな状態(論理L)を示している間はクロック信号CKが遮断され、正転クロック信号CKPは論理Lになる。これにより、フリップフロップとしての動作は停止し、マスターフリップフロップの出力はスレーブフリップフロップに取り込まれなくなる。
MTCMOS制御信号PGは、MTCMOSスイッチ931(図1)の接続の有無を制御するための制御信号である。このMTCMOS制御信号PGがアクティブな状態(論理H)を示している間はMTCMOSスイッチ931が接続状態となり、MTCMOSの機能ブロック910における各ゲートに電源が供給される。一方、MTCMOS制御信号PGがアクティブではない状態(論理L)を示している間はMTCMOSスイッチ931が切断状態となり、MTCMOSの機能ブロック910における各ゲートに電源は供給されない。
同図の例を参照すると、MTCMOS制御信号PGがアクティブではない状態(論理L)を示している期間Toffには、マスターフリップフロップに電源が供給されないため、マスターフリップフロップの出力は不定となる。但し、この期間Toffにおいてもスレーブフリップフロップはデータを保持している。
そして、MTCMOS制御信号PGが再びアクティブな状態(論理H)になると、スレーブフリップフロップに保持されていたデータがマスターフリップフロップに供給されて、フリップフロップの動作再開の準備がされる。その後、スリープ信号SLPがアクティブではない状態(論理H)になるとクロック信号に同期した動作が再開し、ホールド信号HLDがアクティブではない状態(論理L)になると次の入力信号がマスターフリップフロップに供給される。
このように、まずホールド信号HLDをアクティブな状態(論理H)にして、次にスリープ信号SLPをアクティブな状態(論理L)にした上で、MTCMOSスイッチ931を切断することにより、フリップフロップを正常に待機状態に移行させることができる。また、待機状態を解除する際も、まずMTCMOSスイッチ931を接続して、次にスリープ信号SLPをアクティブではない状態(論理H)にして、それからホールド信号HLDをアクティブではない状態(論理L)にすることにより、フリップフロップを正常に通常状態に移行させることができる。
すなわち、少なくともスリープ信号SLPがアクティブな状態(論理L)においてのみMTCMOS制御信号PGをアクティブでない状態(論理L)に設定し、かつ、少なくともホールド信号HLDがアクティブな状態(論理H)においてのみスリープ信号SLPをアクティブな状態(論理L)に設定するという、入れ子状態を維持すれば、タイミングは保証される。したがって、フリップフロップにおいて一部の電源供給を停止制御する際のタイミング調整を容易にすることができる。
これに対して、従来技術のように本発明の実施の形態におけるスレーブフリップフロップからマスターフリップフロップへのフィードバックループを設けない場合、スリープ信号SLPによってクロックを遮断する手法だけを用いても待機状態移行時のタイミング調整は容易ではない。例えば、クロック信号CKが論理Hの期間にスリープ信号SLPをアクティブではない状態(論理H)からアクティブな状態(論理L)にすると、正転クロック信号CKPが論理Lとなって次のデータ入力信号を取り込んでしまうことになる。この点、本発明の実施の形態ではホールド信号HLDをアクティブな状態(論理H)にすることによってマスターフリップフロップおよびスレーブフリップフロップの状態を同一内容にするため、上述のような問題は生じない。
また、待機状態解除時のタイミング調整も同様である。例えば、クロック信号CKが論理Hの期間にスリープ信号SLPをアクティブな状態(論理L)からアクティブではない状態(論理H)にすると、正転クロック信号CKPが論理Lから論理Hに変化するため、次のデータ入力信号を取り込んでしまうことになる。この点、本発明の実施の形態ではホールド信号HLDがアクティブではない状態(論理L)に解除されたサイクルの間、すなわちクロック信号CKの次の立上りエッジまでデータを保持するため、上述のような問題は生じない。
図4は、本発明の実施の形態におけるフリップフロップの制御信号の分配例を示す図である。この図において、半導体集積回路は、MTCMOSフリップフロップ810と、MTCMOSスイッチ820と、MTCMOS制御回路890とを備えている。
MTCMOSフリップフロップ810は、図2において説明したフリップフロップに相当するものであり、MTCMOSの機能ブロックおよび非MTCMOSの機能ブロックを含んで構成される。MTCMOSスイッチ820は、図1において説明したMTCMOSスイッチ931に相当するものである。
MTCMOS制御回路890は、MTCMOSフリップフロップ810およびMTCMOSスイッチ820に制御信号を供給する回路である。この例では、MTCMOS制御回路890は、ホールド信号HLDおよびスリープ信号SLPをMTCMOSフリップフロップ810に供給し、MTCMOS制御信号PGをMTCMOSスイッチ820に供給している。
このように、MTCMOS制御回路890において各種制御信号を一括して管理することができる。また、同種の制御信号を分けて別々に制御するようにしてもよい。例えば、同図のようにMTCMOS制御信号PGを異なる信号PG1およびPG2に分けて制御するようにしてもよい。
図5は、本発明の実施の形態におけるフリップフロップの第1の変形例を示す図である。この第1の変形例は、スレーブフリップフロップに保持されるデータをクリアする機能を設けた構成例である。
この例では、図2の例と比べて、制御信号としてクリア信号CLおよび抑制信号INHが新たに入力される。クリア信号CLは、スレーブフリップフロップに保持されるデータを強制的に論理Lにクリアする指示を入力するための制御信号である。抑制信号INHは、クリア信号CLによる指示を抑制するための制御信号である。例えば、MTCMOSスイッチ931を切断状態から接続状態に切り替える際に各フリップフロップの値を全てリセットするように制御する場合においても、この抑制信号INHを利用することによりMTCMOSで保持したデータを消去しないように制御することができる。なお、クリア信号CLは負論理信号であり、抑制信号INHは正論理信号である。
これらクリア信号CLおよび抑制信号INHは、NORゲート191に入力される。このNORゲート191は、クリア信号CLおよび抑制信号INHの否定論理和を出力する回路である。さらにこのNORゲート191の出力はインバータ192に入力される。このインバータ192の出力は正転クリア信号CLPとなる。すなわち、抑制信号INHがアクティブではない状態(論理L)において正転クリア信号CLPはクリア信号CLを出力する。一方、抑制信号INHがアクティブな状態(論理H)では正転クリア信号CLPはアクティブではない状態(論理H)に固定される。このNORゲート191およびインバータ192は、非MTCMOSの機能ブロック23に属するため、MTCMOSスイッチ931の接続が切断されても、電源供給は停止しない。
この第1の変形例では、スレーブフリップフロップはインバータ151およびNANDゲート153により構成される。インバータ151は図2の例と同様であるが、インバータ152に代えてNANDゲート153が接続される。NANDゲート153の一方の入力にはインバータ192の出力である正転クリア信号CLPが入力される。すなわち、抑制信号INHがアクティブではない状態(論理L)においてクリア信号CLがアクティブな状態(論理L)になると、スレーブフリップフロップはクリアされて論理Lを保持するようになる。一方、抑制信号INHがアクティブな状態(論理H)になると、正転クリア信号CLPはアクティブではない状態(論理H)に固定されるため、クリア信号CLをアクティブな状態(論理L)にしてもスレーブフリップフロップはクリアされない。また、このインバータ151およびNANDゲート153は、非MTCMOSの機能ブロック24に属するため、MTCMOSスイッチ931の接続が切断されても、電源供給は停止しない。
また、この第1の変形例では、マスターフリップフロップはNANDゲート133およびクロックドインバータ132により構成される。クロックドインバータ132は図2の例と同様であるが、インバータ131に代えてNANDゲート133が接続される。このNANDゲート133の一方の入力にはインバータ192の出力である正転クリア信号CLPが入力される。このNANDゲート133はクロックドインバータ121の出力信号および正転クリア信号CLPの否定論理積をクロックドインバータ132の入力に供給するものである。すなわち、抑制信号INHがアクティブではない状態(論理L)においてクリア信号CLがアクティブな状態(論理L)になると、マスターフリップフロップはクリアされて論理Lを保持するようになる。一方、抑制信号INHがアクティブな状態(論理H)になると、正転クリア信号CLPはアクティブではない状態(論理H)に固定されるため、クリア信号CLをアクティブな状態(論理L)にしてもマスターフリップフロップはクリアされない。
なお、ここに示したゲート以外のゲートは図2の例と同様である。したがって、非MTCMOSの機能ブロック21に属するNANDゲート171およびインバータ172はMTCMOSスイッチ931の接続が切断されても、電源供給は停止しない。
図6は、本発明の実施の形態におけるフリップフロップの第2の変形例を示す図である。この第2の変形例は、スレーブフリップフロップに保持されるデータをプリセットする機能を設けた構成例である。
この例では、図2の例と比べて、制御信号としてプリセット信号PRおよび抑制信号INHが新たに入力される。プリセット信号PRは、スレーブフリップフロップに保持されるデータを強制的に論理Hにセットする指示を入力するための制御信号である。抑制信号INHは、プリセット信号PRによる指示を抑制するための制御信号である。なお、プリセット信号PRは負論理信号であり、抑制信号INHは正論理信号である。
これらプリセット信号PRおよび抑制信号INHは、NORゲート193に入力される。このNORゲート193は、プリセット信号PRおよび抑制信号INHの否定論理和を出力する回路である。さらにこのNORゲート193の出力はインバータ194に入力される。このインバータ194の出力は正転プリセット信号PRPとなる。すなわち、抑制信号INHがアクティブではない状態(論理L)において正転プリセット信号PRPはプリセット信号PRを出力する。一方、抑制信号INHがアクティブな状態(論理H)では正転プリセット信号PRPはアクティブではない状態(論理H)に固定される。このNORゲート193およびインバータ194は、非MTCMOSの機能ブロック25に属するため、MTCMOSスイッチ931の接続が切断されても、電源供給は停止しない。
この第2の変形例では、スレーブフリップフロップはNANDゲート154およびインバータ152により構成される。インバータ152は図2の例と同様であるが、インバータ151に代えてNANDゲート154が接続される。NANDゲート154の一方の入力にはインバータ194の出力である正転プリセット信号PRPが入力される。すなわち、抑制信号INHがアクティブではない状態(論理L)においてプリセット信号PRがアクティブな状態(論理L)になると、スレーブフリップフロップはプリセットされて論理Hを保持するようになる。一方、抑制信号INHがアクティブな状態(論理H)になると、正転プリセット信号PRPはアクティブではない状態(論理H)に固定されるため、プリセット信号PRをアクティブな状態(論理L)にしてもスレーブフリップフロップはプリセットされない。また、このNANDゲート154およびインバータ152は、非MTCMOSの機能ブロック26に属するため、MTCMOSスイッチ931の接続が切断されても、電源供給は停止しない。
また、この第2の変形例では、マスターフリップフロップはインバータ131およびクロックドNANDゲート134により構成される。インバータ131は図2の例と同様であるが、クロックドインバータ132に代えてクロックドNANDゲート134が接続される。このクロックドNANDゲート134の一方の入力にはインバータ194の出力である正転プリセット信号PRPが入力される。このクロックドNANDゲート134は正転クロック信号CKPが論理Hの間のみインバータ131の出力信号および正転プリセット信号PRPの否定論理積をインバータ131の入力に供給するものである。すなわち、抑制信号INHがアクティブではない状態(論理L)においてプリセット信号PRがアクティブな状態(論理L)になると、マスターフリップフロップはプリセットされて論理Hを保持するようになる。一方、抑制信号INHがアクティブな状態(論理H)になると、正転プリセット信号PRPはアクティブではない状態(論理H)に固定されるため、プリセット信号PRをアクティブな状態(論理L)にしてもマスターフリップフロップはプリセットされない。
なお、ここに示したゲート以外のゲートは図2の例と同様である。したがって、非MTCMOSの機能ブロック21に属するNANDゲート171およびインバータ172はMTCMOSスイッチ931の接続が切断されても、電源供給は停止しない。
図7は、本発明の実施の形態におけるフリップフロップの第3の変形例を示す図である。この第3の変形例は、スレーブフリップフロップの動作が有効か否かを制御するイネーブル機能を設けた構成例である。
この例では、図2の例と比べて、制御信号としてイネーブル信号ENが新たに入力される。イネーブル信号ENは、スレーブフリップフロップの動作が有効か否かの指示を入力するための制御信号である。なお、このイネーブル信号ENは負論理信号である。
このイネーブル信号ENは、ホールド信号HLDとともにNORゲート182に入力される。このNORゲート182は、イネーブル信号ENおよびホールド信号HLDの否定論理和を出力する回路である。このNORゲート182の出力は反転イネーブル信号ENNとなる。さらにこのNORゲート182の出力はインバータ183に入力される。このインバータ183の出力は正転イネーブル信号ENPとなる。すなわち、ホールド信号HLDがアクティブではない状態(論理L)においてイネーブル信号ENがアクティブな状態(論理L)であれば、正転イネーブル信号ENPはアクティブな状態(論理L)になる。一方、ホールド信号HLDがアクティブな状態(論理H)またはイネーブル信号ENがアクティブではない状態(論理H)であれば、正転イネーブル信号ENPはアクティブではない状態(論理H)になる。反転イネーブル信号ENNはその逆である。
正転イネーブル信号ENPおよび反転イネーブル信号ENNはクロックドインバータ113および114に入力される。クロックドインバータ113および114はクロックドインバータ111および112に代えて設けられるものであり、フリップフロップに対する入力を制御するものである。すなわち、正転イネーブル信号ENPがアクティブではない状態であれば、クロックドインバータ113がデータ入力信号Dの反転信号をフリップフロップに入力する。一方、正転イネーブル信号ENPがアクティブな状態であれば、クロックドインバータ114がフィードバックループによりインバータ151の出力の反転信号をフリップフロップに入力する。クロックドインバータ113および114には互いに正反対の位相の制御信号が入力されるため、排他的に信号を入力することができる。
なお、ここに示したゲート以外のゲートは図2の例と同様である。したがって、非MTCMOSの機能ブロック21および22に属する各ゲートはMTCMOSスイッチ931の接続が切断されても、電源供給は停止しない。
図8は、本発明の実施の形態におけるフリップフロップの第4の変形例を示す図である。この第4の変形例は、スレーブフリップフロップにスキャンパスを設けた構成例である。
この例では、図2の例と比べて、制御信号としてスキャンモード信号Sが新たに入力され、スキャンパス用のスキャンイン信号SIおよびスキャンアウト信号SOが新たに設けられている。スキャンパスとは、半導体集積回路のテストのためにデータを設定し、テスト後のデータを読み出すための経路である。スキャンモード信号Sは、スキャンパスが有効か否かのモード指示を入力するための制御信号である。なお、このスキャンモード信号Sは正論理信号である。
スキャンモード信号Sは、インバータ201に入力される。インバータ201は、このスキャンモード信号Sを反転して反転スキャンモード信号SNを出力する。
この第4の変形例では、マスターフリップフロップの前段、すなわちクロックドインバータ121の入力側にクロックドインバータ211およびトランスミッションゲート212が並列に挿入される。これにより、スキャンモード信号Sがアクティブな状態(論理H)を示している場合はクロックドインバータ211がスキャンイン信号SIをクロックドインバータ121に入力し、スキャンモード信号Sがアクティブではない状態(論理L)を示している場合はトランスミッションゲート212がクロックドインバータ111および112の何れかの出力をクロックドインバータ121に入力する。クロックドインバータ211およびトランスミッションゲート212には互いに正反対の位相の制御信号が入力されるため、排他的に信号を入力することができる。
また、インバータ152の出力にはインバータ261が接続される。このインバータ261はインバータ152の出力の反転信号をスキャンアウト信号SOとして出力する回路である。
この第4の変形例により、本発明の実施の形態におけるMTCMOSフリップフロップの回路構成を一部変更することによりスキャンパスを設けることが可能であることがわかる。この第4の変形例では基本的なスキャンパス付きMTCMOSフリップフロップの構成例を示したが、第1乃至第3の変形例のようにクリア機能、プリセット機能またはイネーブル機能をさらに備えるようにしてもよい。
このように、本発明の実施の形態によれば、ホールド信号HLDがアクティブな状態を示す場合に非MTCMOS制御のスレーブフリップフロップの出力をMTCMOS制御のマスターフリップフロップにフィードバックするように制御することにより、MTCMOSスイッチ931の接続および切断の際のタイミング調整を簡単化することができる。これにより、MTCMOS技術をASIC設計に利用することが容易になる。
なお、本発明の実施の形態は本発明を具現化するための一例を示したものであり、以下に示すように特許請求の範囲における発明特定事項とそれぞれ対応関係を有するが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形を施すことができる。
すなわち、請求項1において、クロック供給回路は例えばNANDゲート171およびインバータ172に対応する。また、第1の保持回路は例えばインバータ131およびクロックドインバータ132に対応する。また、第2の保持回路は例えばインバータ151および152に対応する。また、入力切替回路は例えばクロックドインバータ111および112に対応する。また、電源供給制御回路は例えばMTCMOSスイッチ931に対応する。
また、請求項3において、クリア回路は例えばNANDゲート133および151に対応する。また、請求項4における機能は、NORゲート191に対応する。
また、請求項5において、プリセット回路は例えばNANDゲート134および154に対応する。また、請求項6における機能は、NORゲート193に対応する。
また、請求項7において、クロック供給回路は例えばNANDゲート171およびインバータ172に対応する。また、第1の保持回路は例えばインバータ131およびクロックドインバータ132に対応する。また、第2の保持回路は例えばインバータ151および152に対応する。また、入力切替回路は例えばクロックドインバータ113および114に対応する。また、電源供給制御回路は例えばMTCMOSスイッチ931に対応する。
また、請求項8において、クロック供給回路は例えばNANDゲート171およびインバータ172に対応する。また、第1の保持回路は例えばインバータ131およびクロックドインバータ132に対応する。また、第2の保持回路は例えばインバータ151および152に対応する。また、入力切替回路は例えばクロックドインバータ111、112および211ならびにトランスミッションゲート212に対応する。また、電源供給制御回路は例えばMTCMOSスイッチ931に対応する。
また、請求項9において、クロック供給回路は例えばNANDゲート171およびインバータ172に対応する。また、第1の保持回路は例えばインバータ131およびクロックドインバータ132に対応する。また、第2の保持回路は例えばインバータ151および152に対応する。また、入力切替回路は例えばクロックドインバータ111および112に対応する。また、電源供給制御回路は例えばMTCMOSスイッチ931に対応する。また、フリップフロップ制御回路は例えばMTCMOS制御回路890に対応する。
なお、本発明の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。
MTCMOSの基本回路構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるフリップフロップの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるフリップフロップの動作タイミング例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるフリップフロップの制御信号の分配例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるフリップフロップの第1の変形例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるフリップフロップの第2の変形例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるフリップフロップの第3の変形例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるフリップフロップの第4の変形例を示す図である。
符号の説明
21〜26 非MTCMOS機能ブロック
111〜114、121 クロックドインバータ
131 インバータ
132 クロックドインバータ
133、134 NANDゲート
141、142 トランスミッションゲート
151、152 インバータ
153、154 NANDゲート
161 インバータ
171 NANDゲート
172 インバータ
181、183 インバータ
182 NORゲート
191、193 NORゲート
192、194 インバータ
201 インバータ
211 クロックドインバータ
212 トランスミッションゲート
261 インバータ
810 MTCMOSフリップフロップ
820 MTCMOSスイッチ
890 MTCMOS制御回路
910 MTCMOS機能ブロック
920 非MTCMOS機能ブロック
931 MTCMOSスイッチ

Claims (9)

  1. スリープ信号がアクティブでない状態においては第1の状態と第2の状態とを繰り返すクロック信号を出力し、前記スリープ信号がアクティブな状態においては前記クロック信号を前記第1の状態に固定するクロック供給回路と、
    前記クロック信号が前記第1の状態を示す間に入力信号を取り込んで、前記クロック信号が前記第2の状態を示す間は前記入力信号を保持する第1の保持回路と、
    前記クロック信号が前記第2の状態を示す間に前記第1の保持回路から出力された第1の信号を取り込んで、前記クロック信号が前記第1の状態を示す間は前記第1の信号を保持する第2の保持回路と、
    ホールド信号がアクティブな状態においては前記第2の保持回路から出力された第2の信号を前記入力信号として供給し、前記ホールド信号がアクティブでない状態においては外部からの信号を前記入力信号として供給する入力切替回路と、
    電源供給制御信号がアクティブな状態においては前記第1の保持回路および前記入力切替回路に対して電源を供給し、前記電源供給制御信号がアクティブでない状態においては前記第1の保持回路および前記入力切替回路に対して電源を供給しないように制御する電源供給制御回路と
    を具備し、
    少なくとも前記スリープ信号がアクティブな状態においてのみ前記電源供給制御信号がアクティブでない状態に設定され、少なくともホールド信号がアクティブな状態においてのみ前記スリープ信号がアクティブな状態に設定されるフリップフロップ。
  2. 前記電源供給制御回路は、MTCMOSスイッチであることを特徴とする請求項1記載のフリップフロップ。
  3. クリア信号がアクティブな状態においては前記第2の保持回路に保持される信号をクリアするクリア回路をさらに具備することを特徴とする請求項1記載のフリップフロップ。
  4. 前記クリア回路は、抑制信号がアクティブな状態においては前記クリア信号の状態にかかわらず前記第2の保持回路に保持される信号のクリアを行わないことを特徴とする請求項3記載のフリップフロップ。
  5. プリセット信号がアクティブな状態においては前記第2の保持回路に保持される信号をプリセットするプリセット回路をさらに具備することを特徴とする請求項1記載のフリップフロップ。
  6. 前記プリセット回路は、抑制信号がアクティブな状態においては前記プリセット信号の状態にかかわらず前記第2の保持回路に保持される信号のプリセットを行わないことを特徴とする請求項5記載のフリップフロップ。
  7. スリープ信号がアクティブでない状態においては第1の状態と第2の状態とを繰り返すクロック信号を出力し、前記スリープ信号がアクティブな状態においては前記クロック信号を前記第1の状態に固定するクロック供給回路と、
    前記クロック信号が前記第1の状態を示す間に入力信号を取り込んで、前記クロック信号が前記第2の状態を示す間は前記入力信号を保持する第1の保持回路と、
    前記クロック信号が前記第2の状態を示す間に前記第1の保持回路から出力された第1の信号を取り込んで、前記クロック信号が前記第1の状態を示す間は前記第1の信号を保持する第2の保持回路と、
    ホールド信号がアクティブな状態またはイネーブル信号がアクティブでない状態においては前記第2の保持回路から出力された第2の信号を前記入力信号として供給し、前記ホールド信号がアクティブでない状態かつイネーブル信号がアクティブな状態においては外部からの信号を前記入力信号として供給する入力切替回路と、
    電源供給制御信号がアクティブな状態においては前記第1の保持回路および前記入力切替回路に対して電源を供給し、前記電源供給制御信号がアクティブでない状態においては前記第1の保持回路および前記入力切替回路に対して電源を供給しないように制御する電源供給制御回路と
    を具備し、
    少なくとも前記スリープ信号がアクティブな状態においてのみ前記電源供給制御信号がアクティブでない状態に設定され、少なくともホールド信号がアクティブな状態においてのみ前記スリープ信号がアクティブな状態に設定されるフリップフロップ。
  8. スリープ信号がアクティブでない状態においては第1の状態と第2の状態とを繰り返すクロック信号を出力し、前記スリープ信号がアクティブな状態においては前記クロック信号を前記第1の状態に固定するクロック供給回路と、
    前記クロック信号が前記第1の状態を示す間に入力信号を取り込んで、前記クロック信号が前記第2の状態を示す間は前記入力信号を保持する第1の保持回路と、
    前記クロック信号が前記第2の状態を示す間に前記第1の保持回路から出力された第1の信号を取り込んで、前記クロック信号が前記第1の状態を示す間は前記第1の信号を保持する第2の保持回路と、
    スキャンモード信号がスキャンモードである旨を示している場合にはスキャンイン信号を前記入力信号として供給し、前記スキャンモード信号がスキャンモードでない旨を示している場合にはホールド信号がアクティブな状態であれば前記第2の保持回路から出力された第2の信号を前記入力信号として供給し、前記ホールド信号がアクティブでない状態であれば外部からの信号を前記入力信号として供給する入力切替回路と、
    電源供給制御信号がアクティブな状態においては前記第1の保持回路および前記入力切替回路に対して電源を供給し、前記電源供給制御信号がアクティブでない状態においては前記第1の保持回路および前記入力切替回路に対して電源を供給しないように制御する電源供給制御回路と
    を具備し、
    少なくとも前記スリープ信号がアクティブな状態においてのみ前記電源供給制御信号がアクティブでない状態に設定され、少なくともホールド信号がアクティブな状態においてのみ前記スリープ信号がアクティブな状態に設定されるフリップフロップ。
  9. スリープ信号がアクティブでない状態においては第1の状態と第2の状態とを繰り返すクロック信号を出力し、前記スリープ信号がアクティブな状態においては前記クロック信号を前記第1の状態に固定するクロック供給回路と、
    前記クロック信号が前記第1の状態を示す間に入力信号を取り込んで、前記クロック信号が前記第2の状態を示す間は前記入力信号を保持する第1の保持回路と、
    前記クロック信号が前記第2の状態を示す間に前記第1の保持回路から出力された第1の信号を取り込んで、前記クロック信号が前記第1の状態を示す間は前記第1の信号を保持する第2の保持回路と、
    ホールド信号がアクティブな状態においては前記第2の保持回路から出力された第2の信号を前記入力信号として供給し、前記ホールド信号がアクティブでない状態においては外部からの信号を前記入力信号として供給する入力切替回路と、
    電源供給制御信号がアクティブな状態においては前記第1の保持回路および前記入力切替回路に対して電源を供給し、前記電源供給制御信号がアクティブでない状態においては前記第1の保持回路および前記入力切替回路に対して電源を供給しないように制御する電源供給制御回路と、
    少なくとも前記スリープ信号がアクティブな状態においてのみ前記電源供給制御信号をアクティブでない状態に設定し、少なくともホールド信号がアクティブな状態においてのみ前記スリープ信号をアクティブな状態に設定するフリップフロップ制御回路と
    を具備する半導体集積回路。
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