JP4631941B2 - 遠心式送風機 - Google Patents

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Description

本発明は、遠心式多翼ファンを備える遠心式送風機に関するものであり、車両用空調装置の送風機への適用に有効である。
ケーシングの大型化を抑制しつつ、ファンから吹き出す空気がノーズ部に衝突することで発生する騒音の低減を図った遠心式送風機が特許文献1に開示されている。
この遠心式送風機は、ファンを収容するとともに、回転軸の軸方向一端側に空気の吸入口が設けられ、ファンの外周に渦巻き状の空気通路が形成されたケーシングとを備えている。このケーシングは、ノーズ部からケーシングの巻き終わり側に向かう所定範囲においては、ファンの外縁からケーシングの側壁部までの寸法のうち、吸入口側の寸法が反吸入口側の寸法に比べて小さくなるように形成されている。
これによれば、このような寸法関係とする範囲を、所定範囲のみとしているので、ケーシングの巻始めから巻き終わりの全域とするものに比べて、ケーシングの大型化を抑制しつつ、ファンから吹き出す空気がノーズ部に衝突することで発生する騒音の低減と、ノーズ部にいてファンの外縁からケーシングの側壁部までの寸法を大きくすることによって生じる送風量低下の抑制との両立が可能となる。
特開2002−339899号公報
しかし、このような遠心式送風機に対して、ケーシングの大型化を抑制しつつ、ファンから吹き出す空気がノーズ部に衝突することで発生する騒音のさらなる低減化が求められている。
そこで、本発明は上記点に鑑みて、ケーシングの大型化を抑制しつつ、ファンから吹き出す空気がノーズ部に衝突することで発生する騒音のさらなる低減化を目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、第1範囲(31)内では、第2距離(R)を第1距離(r)よりも大きくするとともに、巻き始め部(7)から所定位置(14)に向かうにつれて第2距離(R)を徐々に減少させ、第2範囲(32)内では、第2距離(R)を第1距離(r)と同じ大きさで増大させている。
これによれば、本願請求項1に記載の発明とは異なり、第1範囲(31)内で、巻き始め部(7)から所定位置(14)に向かうにつれて第2距離(R)を増大、もしくは、一定の大きさに維持させ、第2範囲(32)内で、第2距離(R)を第1距離(r)と同じ大きさで増大させる場合と比較して、ケーシングの大型化を抑制しつつ、巻き始め部での第2距離を大きくすることができるので、ファンから吹き出す空気がノーズ部に衝突することで発生する騒音のさらなる低減化が可能となる。
さらに、請求項2に記載の発明では、第1距離(r)は、空気通路(6)の巻き始め部(7)から巻き終わり部(8)にかけて対数螺旋的に増大しており、側壁部(13)のうち吸入口側端部(13a)から第2距離(R)となる位置(13b、13c)までの内壁形状が、ケーシング(5)の内側に向かう凸形状であることによって、空気通路(6)の巻き始め部(7)から巻き終わり部(8)に向かう全範囲で、空気通路(6)の断面積が対数螺旋的に増大していることを特徴としている。このようにして空気通路の断面積を対数螺旋的に変化させることで、空気通路の断面積が急変することによる性能悪化を抑制できる。
なお、請求項2に記載の発明に関しては、請求項3に記載の発明のように、空気通路(6)を構成する吸入口側の壁部(11)と反吸入口側の壁部(12)との回転軸(2)に平行な方向での間隔(T)を、巻き始め部(7)から巻き終わり部(8)にわたって徐々に増加させても良い。
また、上記した各請求項に記載の発明においては、例えば、請求項4のように、巻き始め部(7)での第2距離(R0)は、遠心式多翼ファン(4)の外径(D1)の0.7倍以上1.0倍以下であることが好ましい。
また、例えば、請求項5のように、所定位置(14)は、遠心式多翼ファン(4)の回転方向とは反対の方向で、遠心式多翼ファン(4)の中心(4a)を基準として、巻き終わり部(8)から150°〜210°の位置であることが好ましい。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
まず、本実施形態の遠心式送風機の全体の概略構成ついて説明する。図1に本発明の第1実施形態における送風機1の平面図を示し、図2に図1中のII−II線断面図を示す。なお、図2は、巻き始め部7とファン中心4aと巻き終わり部8とを通る断面を示している。
遠心式送風機1は、回転軸2を有する電動モータ3と、この電動モータ3により回転駆動されて空気を吹き出す樹脂製のファン4と、このファン4を収納する樹脂製のケーシング5とを備えている。
ケーシング5は、ファン4の径方向外側に、ファン4から吹き出す空気を集合させる空気通路6を有している。空気通路6は、渦巻き状に形成されたケーシング5の巻き始め部7から巻き終わり部8にかけて配置され、ケーシング5の吹出口9に空気を導くようになっている。巻き始め部7は、ノーズ部N1における空気通路6をなす円弧状の側壁面の始まり部分であり、巻き終わり部8は空気通路6をなす円弧状の側壁面の終わり部分である。
また、図2に示すように、ケーシング5には、回転軸方向の一端側に空気を吸入する吸入口10が形成されており、回転軸方向の他端側、すなわち、吸入口10とは反対側に電動モータ3が取り付けられている。
ケーシング5は、吸入口10が形成されている吸入口側の壁部11と、吸入口側の壁部11とファン4を挟んだ反対側のモータ側の壁部12と、ファン4の径方向外側でファン4との間に空気通路6を形成する側壁部13とを有している。ここで、図2において、側壁部13の上端部が吸入口側端部13aであり、側壁部13の下端部が反吸入口側端部13bであり、側壁部13のうち吸入口側端部13aから反吸入口側端部13bまでの上下方向での中間位置が側壁部13の回転軸方向での中間位置13cである。なお、ケーシング5は吸入口側部分5aとモータ側部分5bとに分割されており、これらが結合部5cで結合することで構成されている。
ファン4は、遠心式多翼ファン4であり、回転軸2の周りに多数枚配置された板状のブレード21と、回転軸方向の一端側で多数枚のブレード21を連結する環状の側板22と、回転軸方向の他端側で多数枚のブレード21を連結するとともに、回転軸2に結合される主板23とを備えている。主板23は、電動モータ3を覆うような形状であり、例えば、回転軸方向の他端側、すなわち、側板22側に凸となる略円錐面形状である。なお、主板23の形状を円形の平面形状に変更しても良い。
このファン4は、電動モータ3により回転駆動されることにより、回転軸方向の一端側から空気をファン4内に吸引し、その吸入した空気をファン4の径方向外側に向かって吹き出すようになっている。
次に、ケーシング5の具体的な構成について説明する。図3〜6に、それぞれ、図1中のIII−III線断面図、IV−IV線断面図、V−V線断面図、VI−VI線断面図を示す。
本実施形態では、図1、図3〜6に示すように、側壁部13の吸入口側端部13aにおけるファン4の径方向でのファン4の中心4aから側壁部13までの第1距離rは、ファン4の回転方向で巻き始め部7から巻き終わり部8にかけて対数螺旋的に増大している。すなわち、第1距離rは次式のように変化している。
r=r0×exp(θ×tan(α))
ここで、αは、例えば、3〜3.5であり、r0は巻き始め部7での第1距離の大きさであり、例えば、ファン4の外径D1の0.57倍の大きさである。また、θは巻き角であり、ファン4の中心4aを基準とするファン4の回転方向における巻き始め部7からの回転角度である。
一方、側壁部13の反吸入口側端部13bにおけるファン4の径方向でのファン4の中心4aから側壁部13までの第2距離Rは、空気通路6の巻き始め部7から所定位置14までの所定位置14を除く第1範囲31内では、図3〜5に示すように、第1距離rよりも大きくなっている。また、空気通路6の所定位置14以降から巻き終わり部8までの第2範囲32内では、図6に示すように、第2距離Rは第1距離rと同じ大きさとなっている。
例えば、図4での第1、第2距離をr1、R2とし、図5での第1、第2距離をr2、R2とし、図6での第1、第2距離をr3、R3とすると、第1範囲31内の図3〜図5の位置では、r0<R0、r1<R1、r2<R2という関係であり、第2範囲32内の図6の位置では、r3=R3という関係となっている。
ここで、所定位置14は、空気通路6のうち巻き始め部7から巻き終わり部8に向かう途中の位置であり、空気通路6のうち巻き終わり部8と正反対の位置近傍、例えば、ファン4の回転方向とは反対方向で、巻き終わり部8から150°〜210°の位置である。
また、図3〜図6の位置における第2距離Rの関係は、R0>R1>R2>R3という関係となっており、第1範囲31内では、巻き始め部7から所定位置14に向かうにつれて第2距離Rが徐々に減少している。なお、第2範囲32内では、第1距離rと同じ大きさで、第2距離Rも対数螺旋的に増大している。
また、図3〜5に示すように、側壁部13の内壁が、ケーシング5の内側、すなわち、空気通路6側に向かう凸形状となっている。すなわち、側壁部13は、回転軸2に平行な断面を見たとき、吸入口側端部13aと反吸入口側端部13bとを結ぶ仮想直線よりも内側に窪ませた形状となっており、例えば、円弧形状となっている。これによって、空気通路6の巻き始め部7から巻き終わり部8に向かう全範囲で、空気通路6の通路断面積が対数螺旋的に増加するように調整されている。なお、凸形状であれば、円弧形状に限らず、角を有するように屈曲した形状であっても良い。
そして、本実施形態では、空気通路6の通路断面積を対数螺旋的に変化させるために、巻き始め部7での第2距離R0はファン4の外径D1の0.7倍以上1.0倍以下となっている。これは、1.0倍よりも大きいと空気通路6の通路断面積を対数螺旋的に変化させることが困難となるからである。一方、0.7倍以上としているのは、上記した特許文献1の段落0023に、ファンと側壁部との間隔である第2隙間寸法をファンの外径の0.1倍以上0.16倍以下とすると記載されていることから、特許文献1ではR0がファンの外径の0.7倍よりも小さくなっており、本実施形態はそれよりもR0を大きくしているからである。
また、本実施形態では、図2〜図6に示すように、空気通路6を構成する吸入口側の壁部11と反吸入口側の壁部12との回転軸2に平行な方向での間隔Tは、巻き始め部7から巻き終わり部8にわたって徐々に増加している。
そして、吸入口側の壁部11は、回転軸2の吸入口側方向に移動しており、図2に示すように、巻き始め部7から巻き終わり部8にかけての移動幅ΔT1は、ファン高さ24の0.25〜0.58倍である。同様に、反吸入口側の壁部12も、回転軸2の反吸入口側方向に移動しており、図2に示すように、巻き始め部7から巻き終わり部8にかけての移動幅ΔT2は、ファン高さ24の0.25〜0.58倍である。
ここで、図7に比較例1の送風機の平面図を示し、図8、図9にそれぞれ図7中のVIII−VIII線断面図、IX−IX線断面図を示す。
図7〜9に示すように、比較例1の送風機41は、ケーシング42の巻き始め部43から所定の巻き角の位置44までの所定範囲45内で、ケーシング42の第2距離Rが巻き始め部43での第2距離R0’のまま一定である点が、図1に示す本実施形態の送風機1と異なっている。なお、所定範囲45よりも巻き終わり部46側では、巻き終わり部46に向かって、第2距離Rは対数螺旋的に増大している。
さらに、図8に示すように、比較例1の送風機41は、所定範囲45内では、ケーシング42の側壁部47の吸入口側の部位48がファン4側に傾斜しており、ケーシング42の側壁部47はケーシング42の外側に向かう凸形状となっている点が本実施形態の送風機1と異なっている。その他の構成については本実施形態と同様である。
本実施形態の送風機1と比較例1の送風機41とを比較する。比較例1では、巻き始め部43から所定の巻き角の位置44まで、第2距離RがROで一定となり、その位置44から巻き終わり部46に向かって対数螺旋的に増大している。これに対して、本実施形態では、巻き始め部7から所定位置14まで第2距離RがROから徐々に減少した後、所定位置14から巻き終わり部8に向かって対数螺旋的に増大している。
したがって、本実施形態、比較例1の巻き始め部7、43での第2距離RO、RO’を同じ大きさとした場合、本実施形態の送風機1では、巻き始め部7から所定位置14まで第2距離RがROから減少しているので、比較例1の送風機41よりもケーシング5の体格を小さくすることができる。
言い換えると、本実施形態によれば、ケーシング5の体格を、比較例1の送風機41のケーシング42の体格と同等としたとき、巻き始め部7での第2距離R0を比較例1の送風機41よりも大きくできる。よって、本実施形態によれば、ケーシング5の大型化を抑制しつつ、比較例1と比較して、巻き始め部7での第2距離R0を大きくすることができるので、ファン4から吹き出す空気がノーズ部N1に衝突することで発生する騒音のさらなる低減化が可能となる。
また、図10に第1実施形態と比較例1における空気通路6の断面積変化状態を示す。比較例1では、第1距離rは対数螺旋的に増大しているが、巻き始め部43から所定位置44までの所定範囲45では、第2距離Rは第1距離rよりも大きなR0’で維持されている。そして、側壁部47はケーシング42の外側に向かう凸形状となっている。
このため、図10に示すように、比較例1では、空気通路6の断面積は、巻き始め部から所定の位置まで、対数螺旋的に増大している場合よりも大きな値となっており、所定の位置を境にして断面積が急激に変化している。
この場合、空気通路内を巻き始め部43から巻き終わり部47に向かって空気が流れるとき、途中で抵抗が大きくなるため、空気通路内を流れる空気が逆流しやすくなり、これによって騒音が発生してしまう。特に、車両用空調装置では、フットモード時やデフモード時では、フェイスモード時よりも空気の流通抵抗が大きくなり、このような高圧損時に逆流による騒音の問題が顕著となってしまう。
これに対して、本実施形態では、第1範囲31内では、側壁部13の内壁をケーシング5の内側に向かう凸形状とすることによって、空気通路6の巻き始め部7から巻き終わり部8に向かう全範囲で、空気通路6の通路断面積を対数螺旋的に増加するように調整している。したがって、本実施形態によれば、比較例1と比較して、高圧損時における逆流による騒音の問題を解消できる。
(第2実施形態)
図11〜図14に、第2実施形態における送風機の部分断面図を示す。図11〜図14は、それぞれ、図3〜6に対応しており、図11〜図14では、図3〜6と同様の構成部に同一の符号を付している。以下、第1実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態では、ケーシング5は、ファン4の中心4aから側壁部13までの距離が最大となる位置が、側壁部13の反吸入口側端部13bではなく、側壁部13のうち回転軸方向での中間位置13cである。この中間位置13cでのファン4の中心4aから側壁部13までの距離が第2距離Rである。
そして、本実施形態においても、ケーシング5は、第1範囲31内で、側壁部13のうち吸入口側端部13aから第2距離Rとなる中間位置13cまでの内壁の形状が、頂点13dを有するように屈曲しており、ケーシング5の内側に向かう凸形状となっている。これによって、空気通路6の巻き始め部7から巻き終わり部8に向かう全範囲で、空気通路6の通路断面積を対数螺旋的に増加するように調整している。なお、内壁の形状は、第1実施形態のように断面円弧形状であっても良い。
(他の実施形態)
(1)第1実施形態では、側壁部13の反吸入口側端部13bの位置で第2距離Rとなっており、第2実施形態では、側壁部13の回転軸方向での中間位置13cの位置で第2距離Rとなっていたが、第2距離Rとなる位置は、側壁部13のうち回転軸方向での中間位置13c以降から反吸入口側端部13bまでのいずれかの位置であれば良い。ファン4から吹き出される風は反吸込口側に向かって流れることから、このような位置でファン4の中心4aから内壁部13までの距離を大きくすれば、ファン4から吹き出す空気がノーズ部N1に衝突することで発生する騒音の低減化が可能だからである。
(2)上記した各実施形態では、空気通路6を構成する吸入口側の壁部11と反吸入口側の壁部12との回転軸2に平行な方向での間隔Tが、巻き始め部7から巻き終わり部8にわたって徐々に増加していたが、この間隔Tが全範囲で変化せず一定であっても良い。
(3)上記した各実施形態では、車両用空調装置の送風機に本発明を適用していたが、他の用途の送風機に本発明を適用しても良い。また、上記した各実施形態は、実施可能な範囲で任意に組み合わせが可能である。
本発明の第1実施形態における送風機の平面図である。 図1中のII−II線断面図である。 図1中のIII−III線断面図である。 図1中のIV−IV線断面図である。 図1中のV−V線断面図である。 図1中のVI−VI線断面図である。 比較例1における送風機の平面図である。 図7中のVIII−VIII線断面図である。 図7中のIX−IX線断面図である。 第1実施形態と比較例1における空気通路6の断面積変化状態を示す図である。 第2実施形態における送風機の部分断面図である。 第2実施形態における送風機の部分断面図である。 第2実施形態における送風機の部分断面図である。 第2実施形態における送風機の部分断面図である。
符号の説明
1 遠心式送風機
2 回転軸
4 ファン
4a ファンの中心
5 ケーシング
6 空気通路
7 ケーシングの巻き始め部
8 ケーシングの巻き終わり部
13 ケーシングの側壁部
13a 側壁部の吸入口側端部
13b 側壁部の反吸入口側端部
r 側壁部の吸入口側端部におけるファン中心からの第1距離
R 側壁部の反吸入口側端部におけるファン中心からの第2距離

Claims (5)

  1. 回転軸(2)の周りに複数枚のブレード(21)を有する遠心式多翼ファン(4)と、
    前記遠心式多翼ファン(4)を収容するとともに、前記回転軸(2)の軸方向一端側に空気の吸入口(10)が設けられ、前記遠心式多翼ファン(4)の外周に渦巻き状の空気通路(6)が形成されたケーシング(5)とを備え、
    前記ケーシング(5)は、前記遠心式多翼ファン(4)の径方向外側で、前記遠心式多翼ファン(4)との間に前記空気通路(6)を形成する側壁部(13)を有し、
    前記側壁部(13)の前記吸入口側端部(13a)における前記遠心式多翼ファン(4)の径方向での前記遠心式多翼ファン(4)の中心(4a)から前記側壁部(13)までの第1距離(r)は、前記空気通路(6)の巻き始め部(7)から巻き終わり部(8)にかけて徐々に増大しており、
    前記側壁部(13)のうち前記回転軸方向での中間位置(13c)以降から前記反吸入口側端部(13b)までのいずれかの位置における前記遠心式多翼ファン(4)の径方向での前記遠心式多翼ファン(4)の中心(4a)から前記側壁部(13)までの第2距離(R)は、
    前記空気通路(6)の前記巻き始め部(7)から前記巻き終わり部(8)に向かう途中の所定位置(14)までの前記所定位置(14)を除く第1範囲(31)では、前記第1距離(r)よりも大きいとともに、前記第2距離(R)が前記巻き始め部(7)から前記所定位置(14)に向かうにつれて徐々に減少しており、
    前記所定位置(14)以降から前記巻き終わり部(8)までの第2範囲(32)では、前記第1距離(r)と同じ大きさであることを特徴とする遠心式送風機。
  2. 前記第1距離(r)は、前記空気通路(6)の前記巻き始め部(7)から前記巻き終わり部(8)にかけて対数螺旋的に増大しており、
    前記側壁部(13)のうち前記吸入口側端部(13a)から前記第2距離(R)となる位置(13b、13c)までの内壁形状が、前記ケーシング(5)の内側に向かう凸形状であることによって、前記空気通路(6)の前記巻き始め部(7)から前記巻き終わり部(8)に向かう全範囲で、前記空気通路(6)の断面積が対数螺旋的に増大していることを特徴とする請求項1に記載の遠心式送風機。
  3. 前記ケーシング(5)は、吸入口側の壁部(11)と反吸入口側の壁部(12)とを有し、
    前記空気通路(6)を構成する前記吸入口側の壁部(11)と前記反吸入口側の壁部(12)との前記回転軸(2)に平行な方向での間隔(T)は、前記巻き始め部(7)から前記巻き終わり部(8)にわたって徐々に増加していることを特徴とする請求項2に記載の遠心式送風機。
  4. 前記巻き始め部(7)での前記第2距離(R0)は、前記遠心式多翼ファン(4)の外径(D1)の0.7倍以上1.0倍以下であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の遠心式送風機。
  5. 前記所定位置(14)は、前記遠心式多翼ファン(4)の回転方向とは反対の方向で、前記遠心式多翼ファン(4)の前記中心(4a)を基準として、前記巻き終わり部(8)から150°〜210°の位置であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の遠心式送風機。
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