JP2009013923A - 遠心式送風機 - Google Patents

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Tomoe Watabe
知恵 渡部
Masaharu Sakai
雅晴 酒井
Hideki Seki
秀樹 関
Toshinori Ochiai
利徳 落合
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Abstract

【課題】送風性能の低下を抑制しつつ、遠心式送風機の騒音を低減する。
【解決手段】回転軸12周りに複数枚のブレード13を有する遠心式多翼ファン11と、遠心式多翼ファン11を収納するとともに、回転軸12の軸方向一端側に吸入口16を有し、巻き始め部25から巻き終わり部21にかけて渦巻き状に形成されたスクロールケーシング15とを備え、巻き始め部25から巻き終わり部21にかけて、スクロールケーシング15のスクロール半径が軸方向に変化しており、スクロール半径の最小半径rが、スクロールケーシング15のうちモータ側壁部18よりも吸入口側壁部17に近い部位に設定されており、スクロール半径の最大半径Rが、スクロールケーシング15のうち吸入口側壁部17よりもモータ側壁部18に近い部位に設定されており、少なくとも巻き始め部25では、最大半径である部位19aが、側壁19に軸方向で一定幅設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転軸周りに配設された複数枚のブレードを有する遠心式多翼ファンを備える遠心式送風機に関するもので、車両用空調装置の送風機に適用して有効である。
従来、この種の遠心式送風機では、渦巻き状のスクロールケーシングの中心部に遠心式多翼ファンを配置している。このスクロールケーシング内部であって遠心式多翼ファンの径外方側には、遠心式多翼ファンから径外方側に吹き出された空気が流れる空気通路が形成されており、スクロールケーシングの巻き終わり側には空気通路を流れた空気を送風機外部に吹き出す吹出口が設けられている。
また、従来、この種の遠心式送風機では、スクロールケーシングの半径(スクロール半径)を、スクロールケーシングの巻き始め(ノーズ部)から巻き終わり側に向かうほど大きくなるように設定することにより、空気通路幅(遠心式多翼ファンの径方向における空気通路の寸法)が、スクロールケーシングの巻き始めから巻き終わり側に向かうほど大きくなるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
これにより、空気通路の断面積を巻始め側から巻き終わり側に向かうほど拡大させているので、空気通路における空気流れに澱みや縮流が発生することを抑制しつつ、巻き始めから巻き終わり側に向かうにつれて空気通路を流れる空気の風量を増加させることができる。
特開2002−339899号公報
しかし、本発明者による実験および解析を通じて、上記従来技術では以下の理由によって騒音が発生していることがわかった。すなわち、上記従来技術では、スクロールケーシングの巻き終わり部から巻き始め部にかけて空気通路幅が急激に縮小されるため(後述の図3中の2点鎖線で示される比較例1を参照)、巻き始め側におけるブレード間の静圧(翼間静圧)が巻き終わり側における翼間静圧と比較して急激に高くなる。そして、このような翼間静圧の変動によって騒音が発生していることがわかった。
この対策として、巻き始め部におけるスクロール半径を拡大して巻き始め部における空気通路幅を拡大することにより、巻き終わり部から巻き始め部にかけて空気通路幅が急激に縮小されることを回避する対策が考えられるが、単純に巻き始め部における空気通路幅を拡大すると、スクロールケーシングの巻き終わり部と巻き始め部との間の連通面積も拡大されてしまう。
このため、巻き終わり側(吹出口側)から巻き始め側に再び流れ込む空気(以下、この空気を再循環流と言う。)が増加してしまい、送風圧力が低下して送風性能が低下してしまうという問題がある。また、再循環流の増加により、再循環流と遠心式多翼ファンから吹き出される空気との衝突による騒音が増加してしまうという問題もある。
本発明は、上記点に鑑み、送風性能の低下を抑制しつつ、遠心式送風機の騒音を低減することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、スクロールケーシング(15)は、遠心式多翼ファン(11)の周囲で、吸入口(16)側に位置する第1端部(17)と、吸入口(16)の反対側に位置する第2端部(18)との間に形成されて、回転軸(12)側を向いている側壁(19)を有しており、巻き始め部(25)から巻き終わり部(21)にかけて、回転軸(12)から側壁(19)までの距離であるスクロール半径が、軸方向に変化しており、スクロール半径の最小半径(r)が、スクロールケーシング(15)のうち第2端部(18)よりも第1端部(17)に近い部位に設定されており、スクロール半径の最大半径(R)が、スクロールケーシング(15)のうち第1端部(17)よりも第2端部(18)に近い部位に設定されており、少なくとも巻き始め部(25)では、最大半径である部位(19a)が、側壁に軸方向で一定幅設けられていることを特徴としている。
これによると、スクロール半径の最大半径(R)が、スクロールケーシング(15)のうち第1端部(17)よりも第2端部(18)に近い部位に設定されているので、遠心式多翼ファン(11)から吹き出される空気の風速が大きくなる第2端部(18)側において、スクロールケーシングの巻き終わり部から巻き始め部にかけて空気通路幅が急激に縮小されることを抑制できる。
さらに、遠心式多翼ファン(11)から吹き出される空気流れのうち、風速が最も大きな主流は、回転軸の軸方向と平行な方向で一定の幅を有していることから、本発明では、この主流に対応させて、最大半径である部位(19a)を、少なくとも巻き始め部(25)で、側壁に軸方向で一定幅設けている。
これにより、スクロールケーシングの空気通路のうち、風速が最も大きな主流が流れる領域において、スクロールケーシングの巻き終わり部から巻き始め部にかけて空気通路幅が急激に縮小されることを抑制できる。
このため、巻き始め部(25)におけるブレード(13)間の静圧(翼間静圧)の上昇を抑制できるので、翼間静圧の変動を抑制でき、翼間静圧の変動に起因する騒音を低減することができる。
一方、軸方向におけるスクロール半径の最小半径(r)が、スクロールケーシング(15)のうち第2端部(18)よりも第1端部(17)に近い部位に設定されているので、巻き終わり部(21)と巻き始め部(25)との間の連通面積が拡大されることを抑制できる。
このため、巻き終わり側から巻き始め側に再び流れ込む空気(再循環流)が増加することを抑制できるので、送風性能が低下することを抑制できるとともに、再循環流と遠心式多翼ファン(11)から吹き出される空気との衝突による騒音が増加することを抑制できる。
これらの効果が合わさることにより、送風性能の低下を抑制しつつ、遠心式送風機の騒音を低減することができる。
なお、本発明におけるスクロールケーシング(15)を渦巻き状に形成するとは、スクロールケーシング(15)を厳密な渦巻き形状に形成することのみを意味するものではなく、渦巻き形状に近似する形状に形成することをも含む意味のものである。
本発明においては、最大半径である部位(19a)は、軸方向での長さ(h1)が遠心式多翼ファン(11)の軸方向での長さの半分(h3)よりも短く、例えば、3mm以上10mm以下であることが好ましい。
また、最大半径である部位(19a)は、例えば、軸方向での長さ(h1)が、巻き始め部(25)から巻き終わり部(21)にかけて一定になっていることが好ましい。
また、最大半径である部位(19a)は、遠心式多翼ファン(11)から径外方側に吹き出される空気流れのうち、風速が最も大きな主流に対向する位置に設定されており、例えば、側壁(19)のうち第2端部(18)に隣接する部位に形成することができる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
図1に、本発明の第1実施形態における遠心送風機(以下、送風機と略す。)の上面図を示し、図2に、図1中のZ−Z断面図を示す。
遠心式多翼ファン(以下、ファンと略す。)11は、回転軸12周りに複数枚のブレード13を有し、径内方側(回転軸12側)から空気を吸入して、その吸入した空気を径外方側に吹き出す送風手段である。
電動モータ14は、ファン11を図1中の矢印a方向に回転駆動する駆動手段であり、この電動モータ14(以下、モータと略す。)は、ファン11を収納するスクロールケーシング15(以下、スクロールと略す。)に固定されている。
このスクロール15は、中心部にファン11が位置するように略渦巻き状に形成されている。スクロール15のうち回転軸12の軸方向一端側(モータ14と反対側)には、空気を導入するための吸入口16が形成されており、この吸入口16の外形縁部には、吸入空気を滑らかにファン11に導くベルマウス16aが設けられている。
スクロール15のうちベルマウス16aの外周側縁部からファン11の径外方側に延びる吸入口側壁部17は渦巻き状の平面形状を有しており、モータ14の外周部からファン11の径外方側に延びるモータ側壁部18は全体として円環状の平面形状を有している。両壁部17、18の径外方側先端部の間には回転軸12側を向いた側壁19が形成されている。側壁19は、ファン11の周囲に位置しており、モータ側壁部18は、ファン11に対向するモータ14のフランジ面14aと同じ平面上に位置している。
なお、吸入口側壁部17は本発明における第1端部に該当するものであり、モータ側壁部18は本発明における第2端部に該当するものである。
また、スクロール15は、例えば、樹脂製であり、吸入口16側とモータ14側の2つの分割体15a、15bに分割して形成されており、この2つの分割体15a、15bをねじやクリップ等の締結手段により一体に締結することによりスクロール15が構成される。本実施形態では、側壁19のうち、後述するモータ側直線部19aの中央に型割面が作られている。
スクロール15の内部であってファン11の径外方側には、ファン11から吹き出す空気が流れる空気通路20が形成されている。より具体的には、吸入口側壁部17とモータ側壁部18と側壁19とファン11の径外方側縁部とで囲まれる空間によって空気通路20が形成されている。
空気通路20の空気流れ下流側、すなわち、スクロール15の巻き終わり部21側には、空気通路20を流れた空気を送風機10の外部へ吹き出す吹出口22が形成されている。
次に、スクロール15の形状について、より具体的に説明すると、図1に示すように、スクロール15のノーズ部23は、回転軸12の軸方向一端側(図1の紙面手前側)から回転軸12の軸方向他端側(図1の紙面奥側)に向かうにつれて曲率半径が小さくなっている。
このため、ノーズ部23のうち回転軸12の軸方向一端部における曲率中心(以下、この曲率中心を吸入口側巻き始め部と呼ぶ。)24と、ノーズ部23のうち回転軸12の軸方向他端部における曲率中心(以下、この曲率中心をモータ側巻き始め部と呼ぶ。)25とを結ぶ線分23aが、回転軸12の軸方向に対して傾斜している。なお、モータ側巻き始め部25は、本発明における巻き始め部に該当するものである。
また、図2に示すように、スクロール15の側壁19は、吸入口16側(図中の上方側)で、回転軸12の軸方向(図中の上下方向)と略平行な直線状である吸入口側直線部19bと、吸入口側直線部19bのモータ14側に連なって、モータ側壁部18に向かうにつれてスクロール15の径外方側に傾斜している傾斜部19cと、傾斜部19cとモータ側壁部18との間に形成され、回転軸12の軸方向(図中の上下方向)と略平行な直線状であるモータ側直線部19aとを有する断面形状となっている。なお、本実施形態では、このモータ側直線部19aは、モータ14のフランジ面14aよりも、吸入口16側(図中上方側)に設けられている。
このように、スクロール15は、モータ側巻き始め部25から巻き終わり部21にかけて、回転軸12(ファン11の中心)から側壁19からまでの距離(以下、この距離をスクロール半径と呼ぶ。)が回転軸12の軸方向に変化するように形成されている。
ここで、図3(a)に、図1中のA−A断面図を示す。図1中の線分A−Aは、モータ側巻き始め部25とファン11の回転中心とを結ぶ線分である。以下、このA−A断面をモータ側巻き始め部25における断面と呼ぶ。
モータ側巻き始め部25では、スクロール半径が、吸入口16側端部(図3(a)の上端部)で最小半径rになり、モータ14側端部(図3(a)の下端部)およびそれに隣接するモータ側直線部19aで最大半径Rになっている。また、このモータ側巻き始め部25での最小半径rは、モータ側巻き始め部25から巻き終わり部21での最小半径rのうちで、最も小さい。また、本実施形態では、このモータ側巻き始め部25における最大半径Rをファン11の外径寸法dと同一寸法に設定している。したがって、モータ側巻き始め部25における空気通路20の断面形状は、モータ14側領域が吸入口16側領域よりもスクロール15の径外方側に拡がる形状を有している。
図3(a)において、空気通路20内の矢印は、ファン11から吹き出された空気の風速分布を模式的に示したものである。ファン11は回転軸12の軸方向一端側の吸入口16から吸入された空気をファン11の径外方側に吹き出すので、ファン11から吹き出される空気は回転軸12の軸方向他端側(モータ14側)に偏った流れになる。このような風速分布の偏りに合わせて、空気通路20のモータ14側領域をスクロール15の径外方側に拡げている。
ここで、図中の風速分布に示されるように、ファン11から吹き出される空気流れのうち、風速が最も大きな主流は、回転軸12の軸方向(図中上下方向)と平行な方向で一定の幅を有している。そこで、本実施形態では、風速が最も大きな主流に対向する位置に、スクロール半径が最大半径であって、軸方向で一定幅h1を有するモータ側直線部19aを側壁19に形成している。
また、モータ側直線部19aにおける回転軸12の軸方向(図中上下方向)での長さh1は、ファン11の高さ、すなわち、回転軸12の軸方向(図中上下方向)での長さh2の半分の長さh3よりも短く、例えば、3mm以上10mm以下である。
また、図3(a)中の2点鎖線は比較例1における空気通路の当該断面形状を示している。この比較例1は本発明者が試作検討した送風機であり、特許文献1の送風機と略同等のものである。本実施形態では、モータ14側のスクロール半径を比較例1よりも大きくしているが、逆に、吸入口16側のスクロール半径を比較例1よりも小さくしている。
これにより、モータ側巻き始め部25において、空気通路20の断面積Sが比較例1の当該断面積と同一面積になるようにしている。ここで、空気通路20の断面積Sとは、回転軸12の軸方向と平行かつファン11の回転中心を通る平面における空気通路20の面積を言う。
図3(b)〜(e)に示すように、側壁19の断面形状はモータ側巻き始め部25から巻き終わり部21に向かうにつれて変化している。図3(b)は図1におけるB−B断面図であり、図3(c)は図1におけるC−C断面図であり、図3(d)は図1におけるD−D断面図である。そして、図3(e)は図1におけるE−E断面図であり、巻き終わり部21における空気通路20の断面形状を示している。
側壁19はモータ側巻き始め部25から巻き終わり部21に向かうにつれて、モータ14側がスクロール15の径外方側に傾斜する形状から、回転軸12の軸方向(図3(b)〜(e)の上下方向)と平行な直線形状に変化する。換言すれば、空気通路20の断面形状はモータ側巻き始め部25から巻き終わり部21に向かうにつれて、モータ14側領域が吸入口16側領域よりもスクロール15の径外方側に拡がる形状から、矩形状に変化する。
具体的には、モータ側巻き始め部25と巻き終わり部21の間の中間部における断面(B−B断面〜D−D断面)では、モータ側巻き始め部25における断面(A−A断面)と同様に、スクロール半径が吸入口16側端部で最小半径rになり、モータ側直線部19aおよびモータ14側端部で最大半径Rになっている。
この最小半径rは巻き始め部23から巻き終わり部21に向かうにつれて大きくなっている。具体的には、最小半径rは、吸入口側巻き角θ1に対して対数螺線、すなわちr=r0・exp(θ1・tan(α))的に変化している。
ここで、吸入口側巻き角θ1とは、図1に示すように、吸入口側巻き始め部24とファン11の回転中心とを結ぶ基準線L1からファン回転方向aに図った角度を言う。r0は基準線L1上における最小半径である。また、αは拡がり角であり、本実施形態では、この拡がり角αを3〜5度としている。
なお、本実施形態では、最小半径rが対数螺線的に大きくなっているが、最小半径rが吸入口側巻き角θ1に比例して線形的に大きくなるようにしてもよいし、これらに限定されることなく連続的に大きくなるようにしてもよい。
一方、最大半径Rはモータ側巻き始め部25から巻き終わり部21にかけて一定になっている。換言すれば、最大半径Rはモータ側巻き角θ2に関係なく一定になっている。ここで、モータ側巻き角θ2とは、図1に示すように、モータ側巻き始め部25とファン11の回転中心とを結ぶ基準線L2からファン回転方向aに図った角度を言う。
そして、巻き終わり部21における断面(E−E断面)では、最小半径rが最大半径Rと同一寸法になっているので、空気通路20の断面形状が矩形状になっている。
図3(b)〜(e)において、空気通路20内の矢印は、図3(a)と同様に、ファン11から吹き出された空気の風速分布を模式的に示したものである。これらの断面においても、ファン11から吹き出される空気の風速分布がモータ14側に偏る。このため、モータ側巻き始め部25と巻き終わり部21の間の中間部では、このような風速分布の偏りに合わせて、空気通路20のモータ14側領域をスクロール15の径外方側に拡がる形状にしている。さらに、図中の風速分布に示されるように、ファン11から吹き出される空気流れのうち、風速が最も大きな主流は、回転軸12の軸方向(図中上下方向)と平行な方向で一定の幅を有している。そこで、本実施形態では、風速が最も大きな主流に対向する位置に、スクロール半径が最大半径であって、軸方向で一定幅h1を有するモータ側直線部19aを側壁19に形成している。
このように、本実施形態では、モータ側直線部19aの回転軸12の軸方向(図中上下方向)での長さ(h1)が、巻き始め部25から巻き終わり部21にかけて一定になっている。したがって、本実施形態のスクロール15は、モータ14側に、回転軸12の軸方向(図中上下方向)で所定長さh1を有し、回転軸12を中心として、半径がスクロール半径の最大半径Rで一定の円筒形状の側壁部19aを有していると言える。
図3(b)〜(d)中の2点鎖線は、図3(a)と同様に、上述の比較例1における空気通路の当該断面形状を示している。一方、巻き終わり部21では、本実施形態における空気通路20の断面形状と比較例1における空気通路の断面形状とが同一形状になっている。このため、巻き終わり部21では、本実施形態における空気通路20の断面積Sが比較例1における当該断面積と同一面積になっている。
また、本実施形態では、断面積Sを、モータ側巻き始め部25から巻き終わり部21側に向かうにつれて(モータ側巻き角θ2に比例して)線形的に増加させている。
次に、上記構成における本実施形態の作動について説明する。いま、電動モータ14に通電してファン11を図2の矢印a方向に回転駆動すると、ファン11は回転軸12の軸方向一端側の吸入口16から吸入された空気をファン11の径外方側に吹き出す。ファン11から吹き出された空気は空気通路20を巻き終わり部21へ向かって流れて、吹出口22から送風機10の外部へ吹き出される。
このとき、巻き終わり部21からモータ側巻き始め部25の範囲においてファン11から吹き出される空気の風速分布と空気通路20の断面形状とに着目すると、図3(e)からわかるように、巻き終わり部21では、空気通路幅(回転軸12と直交する方向(図3(a)〜(e)の左右方向)における空気通路20の寸法)が吸入口16側端部からモータ14側端部までの全域にわたって広くなっている。
一方、図3(a)からわかるように、モータ側巻き始め部25では、モータ14側の空気通路幅がモータ14側に偏る風速分布に合わせて吸入口16側の空気通路幅よりも広くなっている。より詳細に説明すると、ファン11から吹き出される空気流れのうち、風速が最も大きな主流は、回転軸12の軸方向(図中上下方向)と平行な方向で一定の幅を有していることから、側壁19のうち主流に対向する部位の空気通路幅が広くなっている。
換言すれば、モータ14側では、モータ側巻き始め部25における空気通路幅が巻き終わり部21における空気通路幅と略同一寸法になっており、そのような空気通路幅とされている部位が、回転軸12の軸方向(図中上下方向)で一定幅h1を持つように設定されている。
これにより、スクロール15の空気通路20のうち、風速が最も大きな主流が流れる領域において、スクロール15の巻き終わり部21からモータ側巻き始め部25にかけて空気通路幅が急激に縮小されることを抑制できる。このため、モータ側巻き始め部25でブレード13間の静圧(翼間静圧)が上昇することを抑制できるので、翼間静圧の変動を抑制できる。この結果、この翼間静圧の変動に起因する騒音を低減することができる。
これに対して、上述の比較例1(図3(a)の2点鎖線)におけるモータ14側では、モータ側巻き始め部25における空気通路幅が巻き終わり部21における空気通路幅よりも著しく狭くなっている。換言すれば、比較例1では、モータ14側における空気通路幅が巻き終わり部21とモータ側巻き始め部25との間で急激に縮小される。
このため、モータ側巻き始め部25で翼間静圧が上昇して翼間静圧の変動が大きくなってしまうので、騒音が増加してしまう。
なお、本実施形態では、モータ側巻き始め部25において、吸入口16側の空気通路幅が比較例1よりも狭くなっているが、吸入口16側ではファン11から吹き出された空気の風速が低い。このため、モータ側巻き始め部25において、吸入口16側では翼間静圧がほとんど上昇しない。
また、参考として、図4に、本実施形態の比較例2としての送風機の断面図を示す。図4は、図2に対応する図であり、図2と同様の構成部には図2と同一の符号を付している。
図4に示す比較例2は、図2に示す送風機10に対して、スクロール15のモータ側直線部19aを省略したものである。比較例2のように、最大半径Rとなる部位が軸方向で一点のみの場合でも、比較例1と比較して、モータ側巻き始め部25でブレード13間の静圧(翼間静圧)が上昇することを抑制でき、翼間静圧の変動に起因する騒音を低減することができるところ、本実施形態では、最大半径Rとなる部位、すなわち、モータ側直線部19aが軸方向で所定長さh1有しているので、比較例2よりも、大きな騒音低減効果が得られる。
また、図3(a)からわかるように、モータ側巻き始め部25では、吸入口16側の空気通路幅が狭くなっているので、巻き終わり部21とモータ側巻き始め部25との間の連通面積が拡大されることを抑制できる。
このため、巻き終わり側から巻き始め側に再び流れ込む空気(再循環流)が増加することを抑制できるので、送風性能が低下することを抑制できるとともに、再循環流とファン11から吹き出される空気との衝突による騒音が増加することを抑制できる。
ところで、本実施形態では、空気通路20の断面積Sがスクロール15の巻き始めから巻き終わり部21側に向かうにつれて増加しているので、ファン11から吹き出されて空気通路20を流れる空気の風量を、スクロール15のモータ側巻き始め部25側から巻き終わり部21側に向かうにつれて増加させることができる。このため、モータ14側の空気通路幅を広くしても送風能力の低下を抑制することができ、所定の送風能力を確保することができる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、モータ側巻き始め部25および中間部(モータ側巻き始め部25と巻き終わり部21の間の部位)におけるスクロール15の側壁19は、吸入口側で直線状である吸入口側直線部19bと、モータ側壁部18に向かうにつれてスクロール15の径外方側に傾斜している傾斜部19cと、モータ14側で直線状のモータ側直線部19aとを有する断面形状になっていた。
これに対して、本実施形態では、図5に示すように、モータ側巻き始め部25および中間部における側壁19は、吸入口側直線部19bと傾斜部19cの代わりに、ファン11側を凸方向として、スクロール15の径外方側に傾斜する略円弧状の曲線形状部19dを有する断面形状にしている。
図5は、本実施形態によるモータ側巻き始め部25および中間部における断面の一例を示す断面図である。本実施形態のように側壁19を形成しても、上記第1実施形態と同等の効果を得ることができる。
(第3実施形態)
上記各実施形態では、モータ側巻き始め部25および中間部(モータ側巻き始め部25と巻き終わり部21の間の部位)において、スクロール半径が吸入口16側端部で最小半径rになるようにスクロール15の側壁19を形成しているが、本実施形態では、図6に示すように、スクロール半径が吸入口16側端部以外の部位で最小半径rになるように側壁19を形成している。
図6は、本実施形態によるモータ側巻き始め部25および中間部における断面の一例を示す断面図である。本実施形態では、第2実施形態で説明した図5に示すスクロールと同様に、側壁19は、曲線形状部19dを有する断面形状であり、スクロール半径の最小半径rを、側壁19の曲線形状部19dのうち回転軸の軸方向(図6の上下方向)における中央部よりもわずかに吸入口16側の部位に設定している。
なお、スクロール半径の最大半径Rは、上記各実施形態と同様に、モータ14側端部に設定されている。
本実施形態のように側壁19を形成しても、上記各実施形態と同等の効果を得ることができる。
(第4実施形態)
上記各実施形態では、図3(e)に示すように、巻き終わり部21における空気通路20の断面形状が矩形状になるようにスクロール15の側壁19を形成しているが、本実施形態では、巻き終わり部21における空気通路20の断面形状が矩形状以外の形状になるように側壁19を形成しており、図7に示すように、巻き終わり部21における側壁19のうち、モータ側直線部19aよりも吸入口16側の部位19dを、吸入口16側からモータ14側に向かうにつれてスクロール15の径外方側に傾斜する断面形状としている。
図7は、本実施形態における巻き終わり部21の要部断面図である。本実施形態では、巻き終わり部21において、スクロール半径の最大半径Rを最小半径rよりも大きくし、この最大半径Rを側壁19のモータ14側端部およびそれに連なるモータ側直線部19aに設定している。
本実施形態のように側壁19を形成しても、上記各実施形態と同等の効果を得ることができる。
(第5実施形態)
上記第1〜第4実施形態では、モータ側巻き始め部25および中間部(モータ側巻き始め部25と巻き終わり部21の間の部位)において、スクロール半径がモータ14側端部で最大半径Rになるようにスクロール15の側壁19を形成しているが、本実施形態では、図8に示すように、側壁19のうち回転軸の軸方向(図中の上下方向)における中央部付近で、スクロール半径が最大半径Rになるように側壁19を形成している。
図8は、本実施形態によるモータ側巻き始め部25および中間部における断面の一例を示す断面図である。
本実施形態は、ファン11から吹き出された空気の風速分布が、上記した各実施形態と異なる場合の例である。空気の風速分布は、状況によって偏りが異なるものであり、図8のように、風速が最大となる主流が、回転軸の軸方向(図中の上下方向)において、ファン11の中心と、モータ14との間に位置する場合もある。
そこで、本実施形態では、側壁19の断面形状を、スクロール15の径外方側(図中の右方側)に膨らんだ略円弧状にし、風速が最大となる主流に対応させて、回転軸の軸方向(図中の上下方向)における中央部付近で、回転軸の軸方向(図中の上下方向)に平行な直線状としている。言い換えると、側壁19は、回転軸12の軸方向(図中の上下方向)における中央部付近に位置する直線状の直線部19aと、直線部19aと吸入口側壁部17との間に形成された吸入口側傾斜部19eと、直線部19aとモータ側壁部18との間に形成されたモータ側傾斜部19fとを有する断面形状となっている。
そして、直線部19aでのスクロール半径が最大半径Rとし、直線部19aの位置を、側壁19のうち回転軸12の軸方向(図中の上下方向)における中央部よりもわずかにモータ14側の部位に設定している。
なお、スクロール半径の最小半径rは、上記各実施形態と同様に、吸入口16側端部に設定されている。
本実施形態のように側壁19を形成しても、上記第1〜第6実施形態と同等の効果を得ることができる。
(第6実施形態)
図9は、本実施形態による巻き終わり部21における断面を示す要部断面図である。本実施形態では、図9に示すように、巻き終わり部21における空気通路20の断面形状が矩形状以外の形状になるように側壁19を形成している。
本実施形態は、第5実施形態と同様に、風速分布が、風速が最大となる主流が、回転軸の軸方向(図中の上下方向)において、ファン11の中心と、モータ14との間に位置する場合のものである。
巻き終わり部21においても、側壁19は、回転軸12の軸方向(図中上下方向)における中央部付近に位置する直線状の直線部19aと、直線部19aと吸入口側壁部17との間に形成された吸入口側傾斜部19eと、直線部19aとモータ側壁部18との間に形成されたモータ側傾斜部19fとを有する断面形状となっている。このため、側壁19の断面形状は、略中央部がスクロール15の径外方側(図中の右方側)に突き出すように屈曲している。
本実施形態のように側壁19を形成しても、上記各実施形態と同等の効果を得ることができる。
(第7実施形態)
図10は、本実施形態によるモータ側巻き始め部25および中間部における断面の一例を示す断面図である。
上記各実施形態では、モータ側直線部19aが、モータ14のフランジ面14aよりも、吸入口16側(図中上方側)に設けられていたが、図10に示すように、モータ14のフランジ面14aよりも吸入口16から離れた側(図中下側)に、モータ側直線部19aを設けても良い。
(他の実施形態)
(1)上記各実施形態では、空気通路20の断面積Sがスクロール15の巻き始めから巻き終わり部21側に向かうにつれて線形的に増加しているが、比較例1と同様に、空気通路20の断面積Sがスクロール15の巻き始めから巻き終わり部21側に向かうにつれて対数螺線的に変化するようにしてもよい。
(2)上記第1実施形態では、最大半径Rがモータ側巻き始め部25から巻き終わり部21にかけて一定になっていたが、最大半径Rをモータ側巻き始め部25から巻き終わり部21に向かうにつれて連続的に大きくしたり、モータ側巻き始め部25から巻き終わり部までの間の一部分において最大半径Rを一定にし、モータ側巻き始め部25から巻き終わり部までの間の残余の部分において最大半径Rを連続的に大きくするようにしたりしてもよい。
(3)第1実施形態では、モータ側直線部19aの回転軸12の軸方向(図中上下方向)での長さh1が、巻き始め部25から巻き終わり部21にかけて一定になっていたが、一定でなく、巻き始め部25から巻き終わり部21に向かうにつれて大きくなるようにしても良い。
本発明の第1実施形態における遠心送風機の上面図である。 図1中のZ−Z断面図である。 (a)は、図1におけるA−A断面図であり、(b)は図1におけるB−B断面図であり、(c)は図1におけるC−C断面図であり、(d)は図1におけるD−D断面図である。(e)は図1におけるE−E断面図である。 比較例2における遠心送風機の断面図である。 本発明の第2実施形態における遠心送風機の要部断面図である。 本発明の第3実施形態における遠心送風機の要部断面図である。 本発明の第4実施形態における遠心送風機の要部断面図である。 本発明の第5実施形態における遠心送風機の要部断面図である。 本発明の第6実施形態における遠心送風機の要部断面図である。 本発明の第7実施形態における遠心送風機の要部断面図である。
符号の説明
11…遠心式多翼ファン、12…回転軸、13…ブレード、
15…スクロールケーシング、16…吸入口、
17…吸入口側壁部(第1端部)、18…モータ側壁部(第2端部)、
19…側壁、19a…直線部、
20…空気通路、21…巻き終わり部、
25…モータ側巻き始め部(巻き始め部)、
d…ファン外径、r…最小半径、R…最大半径。

Claims (6)

  1. 回転軸(12)周りに複数枚のブレード(13)を有する遠心式多翼ファン(11)と、
    前記遠心式多翼ファン(11)を収納するとともに、前記回転軸(12)の軸方向一端側に吸入口(16)を有し、巻き始め部(25)から巻き終わり部(21)にかけて渦巻き状に形成されたスクロールケーシング(15)とを備え、
    前記スクロールケーシング(15)は、前記遠心式多翼ファン(11)の周囲で、前記吸入口(16)側に位置する第1端部(17)と、前記吸入口(16)の反対側に位置する第2端部(18)との間に形成されて、前記回転軸(12)側を向いている側壁(19)を有しており、
    前記巻き始め部(25)から前記巻き終わり部(21)にかけて、前記回転軸(12)から前記側壁(19)までの距離であるスクロール半径が、前記軸方向に変化しており、
    前記スクロール半径の最小半径(r)が、前記スクロールケーシング(15)のうち前記第2端部(18)よりも前記第1端部(17)に近い部位に設定されており、
    前記スクロール半径の最大半径(R)が、前記スクロールケーシング(15)のうち前記第1端部(17)よりも前記第2端部(18)に近い部位に設定されており、
    少なくとも前記巻き始め部(25)では、前記最大半径である部位(19a)が、前記側壁に前記軸方向で一定幅設けられていることを特徴とする遠心式送風機。
  2. 前記最大半径である部位(19a)は、前記軸方向での長さ(h1)が前記遠心式多翼ファン(11)の前記軸方向での長さの半分(h3)よりも短いことを特徴とする請求項1に記載の遠心式送風機。
  3. 前記最大半径である部位(19a)は、前記軸方向での長さ(h1)が3mm以上10mm以下であることを特徴とする請求項2に記載の遠心式送風機。
  4. 前記最大半径である部位(19a)は、前記軸方向での長さ(h1)が、前記巻き始め部(25)から前記巻き終わり部(21)にかけて一定になっていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の遠心式送風機。
  5. 前記最大半径である部位(19a)は、前記遠心式多翼ファン(11)から径外方側に吹き出される空気流れのうち、風速が最も大きな主流に対向する位置に設定されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の遠心式送風機。
  6. 前記最大半径である部位(19a)は、前記側壁(19)のうち前記第2端部(18)に隣接する部位に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の遠心式送風機。
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