JP4631539B2 - 液滴吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液滴吐出装置にかかり、より詳細には、複数の吐出手段各々から液滴を吐出させる液滴吐出装置に関する。
従来、圧電素子等によるアクチュエータを用いて、インクが充填された圧力発生室を体積変化(膨張・収縮)させ、これによる内部の圧力変化によって前記圧力発生室に連通して形成されたノズルの先端からインク滴を吐出させるインクジェット記録ヘッドを備えたインクジェット記録装置(所謂インクジェットプリンタ)が知られている。
また、近年、インクジェット記録装置は印刷速度の高速化の傾向が強まっている。このためインクジェット記録ヘッドを長尺化し、インクジェット記録ヘッド1つ当たりのノズル数を増やしてマトリックス状に行列配置することで、より短時間で広い領域に画像形成することが可能なインクジェット記録ヘッドが用いられるようになってきている。
このようにインクジェット記録ヘッドを記録用紙幅以上に長尺化すると、上記圧力発生室やノズル等からなるイジェクタの数が数万個と膨大な数となる。従って、投入するエネルギーが過大となる。
このような事実に鑑み従来、エネルギーを再利用するインクジェット記録ヘッドが種々提案されている。
第1に、インダクタンスを用いたタンク回路(LC回路)を利用するものが提案されている(特許文献1〜5)。しかし、いずれも駆動回路が大型化してしまう。特許文献5の装置に至っては負荷の数だけインダクタ必要となってしまう。
第2に、負荷キャパシタと電荷貯蔵キャパシタとの間で電荷を移動させものも提案されている(特許文献6〜8)。しかし、電荷貯蔵キャパシタへの充電に電源が関与しているため、省エネ効果低く、切換手段(制御)が複雑化してしまう。
特開平11-314364号公報 特開2000-218782号公報 特開2001-026109号公報 特開2003-053973号公報 特開2000-218782号公報 特開2000-238264号公報 特開2003-285441号公報 特開2004-223770号公報
本発明は、上記事実に鑑み成されたもので、簡易な構成でエネルギー消費を低減することの可能な液滴吐出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、互いに充放電可能なように接続された第1の吐出手段及び第2の吐出手段を含む複数の吐出手段各々に駆動信号を印加する液滴吐出装置において、前記第1の吐出手段に印加する第1の駆動信号は充電する過程を有すると共に、前記第2の吐出手段に印加する第2の駆動信号は放電する過程を有し、前記充電のタイミングと前記放電のタイミングとが互いに重なるように制御する制御手段を備え、前記駆動信号は、少なくとも所定の電位部を有し、前記第1の吐出手段に印加する第1の駆動信号の波形は、液滴が吐出されるように予め定められた第1の波形でありかつ該第1の駆動信号内の第1のタイミングにおいて前記所定の電位よりも低い電位から前記所定の電位に変化する部分を有し、前記第2の吐出手段に印加する第2の駆動信号の波形は、液滴が吐出されないように予め定められた第2の波形でありかつ該第2の駆動信号内における第2のタイミングにおいて前記所定の電位よりも高い電位から前記所定の電位に変化する部分を有し、前記制御手段は、前記複数の吐出手段の中から、前記第1の駆動信号を印加する第1の吐出手段と前記第2の駆動信号を印加する第2の吐出手段との組を決定し、決定された組において、前記第2のタイミングが前記第1のタイミングに一致するように、前記第2の駆動信号の前記第2の波形を変化させることを特徴とする。
以上説明したように本発明は、第1の吐出手段及び第2の吐出手段を互いに充放電可能なように接続し、第1の吐出手段に印加する第1の駆動信号の充電のタイミングと、第2の吐出手段に印加する第2の駆動信号の放電のタイミングとを重ねることにより、第2の吐出手段からの放電を、第1の吐出手段への充電に利用することができるので、簡易な構成でエネルギー消費を低減することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る液滴吐出装置としてのインクジェット記録装置10の要部構成を示す図であり、ここでは記録用紙の搬送系を除き、主としてインクジェット記録ヘッド周辺部の構成を示している。
同図に示すように、本実施の形態に係るインクジェット記録装置10は、インクジェット記録装置10全体の動作を司る制御手段としてのコントローラ12と、供給された印刷データに基づいてインク滴を吐出するインクジェット記録ヘッド14と、を備えている。インクジェット記録ヘッド14は、各々個別に設けられた吐出手段としての圧電素子(ピエゾ素子)30の変形によってインク滴を吐出する複数のイジェクタ32が2次元配置されて構成された複数のイジェクタ群34と、イジェクタ群34の各々に対応して設けられた駆動回路としての駆動IC(Integrated Circuit)16と、を備えている。
なお、本実施の形態に係るインクジェット記録ヘッド14は、記録用紙の幅にほぼ等しい幅を有する長尺状のものとされている。すなわち、本インクジェット記録装置10は、当該インクジェット記録ヘッド14を固定したまま記録用紙のみを搬送しながら記録を行う、いわゆるFWA(Full Width Array)方式のインクジェット記録装置として構成されている。
また、本実施の形態に係るイジェクタ32は、インクが充填される圧力発生室と、当該圧力発生室と連通し、インクを吐出可能なインク吐出口と、前記圧力発生室の壁面の一部を構成し、振動することによって前記圧力発生室を膨張又は収縮させる振動板、及び記録すべき画像を示す画像データに応じて印加された電圧によって変形することにより前記振動板を振動させる圧電素子30を備えたアクチュエータと、を含んで構成されている。
コントローラ12にはインクジェット記録ヘッド14に設けられた全ての駆動IC16が接続されており、駆動IC16の作動の制御は、クロック信号、印刷データ及びラッチ信号と、各々一対の信号とされた後述する駆動信号A、駆動信号B及び駆動信号C(図14参照)等が用いられてコントローラ12によって行われる。
図2には、本実施の形態に係るインクジェット記録ヘッド14の概略構成を示す平面図が示されている。
同図に示すように、本実施の形態に係るインクジェット記録ヘッド14は、複数のイジェクタ32が2次元配置されて構成されたイジェクタ群(ブロック)34A1、34B1、34A2、34B2・・・の各々を単位構造として、複数の単位構造が、所定の一方向(インクジェット記録ヘッド14の長手方向(長尺方向))に対して、隣接する単位構造に配置されているイジェクタ群の端部の一部領域が互いに重なり合うように配置されている。
そして、各イジェクタ群34A1、34B1、34A2、34B2・・・には、駆動IC16A1、16B1、16A2、16B2・・・が1対1で個別に設けられており、イジェクタ群と、対応する駆動ICとの間は、各々接続線18によって電気的に接続されている。なお、以下では、特定のものを示したい場合を除き、イジェクタ群34A1、34B1、34A2、34B2・・・を「イジェクタ群34」と略して表記する場合がある。また、以下では、特定のものを示したい場合を除き、駆動IC16A1、16B1、16A2、16B2・・・を「駆動IC16」と略して表記する場合がある。なお、各駆動IC16には後述する可変電源から電圧が印加される。
本実施の形態に係るイジェクタ群34は、配置領域の形状が、上底と下底とを結ぶ2つの斜辺の角度が互いに異なる台形形状とされている。そして、本実施の形態に係るインクジェット記録ヘッド14では、一対のイジェクタ群34が、各々の上底同士がインクジェット記録ヘッド14の長手方向中心線に向かって互いに対向するように配設されると共に、各々に対応する駆動IC16も一体的に配設されることにより、単体部品としてヘッドユニット15を構成している。そして、インクジェット記録ヘッド14は、複数の当該ヘッドユニット15が長手方向に配列された状態で構成されている。
一方、図3には、本実施の形態に係る駆動IC16の構成が示されている。
同図に示すように、本実施の形態に係る駆動IC16は、シフトレジスタ42と、ラッチ回路44と、セレクタ46と、レベルシフタ48と、駆動波形生成回路50と、を備えている。
コントローラ12から出力されたクロック信号及び印刷データはシフトレジスタ42に入力され、ラッチ信号はラッチ回路44に入力される。
印刷データは、駆動信号A、駆動信号B、及び駆動信号Cの何れか1つ(一対の信号)を選択するものとされており、駆動信号A選択信号42A、駆動信号B選択信号42B、駆動信号C選択信号42Cからなるシリアルデータである。駆動信号A選択信号42A、駆動信号B選択信号42B、駆動信号C選択信号42Cは、各々「0」又は「1」となる1ビットデータを示す信号である。駆動信号A選択信号42Aは、駆動信号Aを選択するときに「1」となり、駆動信号Aを選択しないときには「0」となる信号である。また、駆動信号B選択信号42Bは、駆動信号Bを選択するときに「1」となり、駆動信号Bを選択しないときには「0」となる信号である。更に、駆動信号C選択信号42Cは、駆動信号Cを選択するときに「1」となり、駆動信号Cを選択しないときには「0」となる信号である。
すなわち、印刷データは、駆動信号Aを選択する場合には「100」、駆動信号Bを選択する場合には「010」、駆動信号Cを選択する場合には「001」の、3ビットシリアルデータとなる。このような印刷データが、対応するイジェクタ群34に含まれるイジェクタ32の数に、隣接配置されたイジェクタ群34のインクジェット記録ヘッド14短手方向に重なっているイジェクタ32の数を加算した数だけ連続してシフトレジスタ42に入力される。
なお、以下では、1つの圧電素子30に駆動波形を供給する場合について説明するが、他の圧電素子30についても同様であるので、説明は省略する。
シフトレジスタ42は、入力された3ビットシリアルデータである印刷データを3ビットのパラレルデータに変換してラッチ回路44へ出力する。
ラッチ回路44は、シフトレジスタ42から出力されたパラレルデータをラッチ信号の入力に応じてラッチ(自己保持)する。
セレクタ46には、コントローラ12から駆動信号A、駆動信号B、及び駆動信号Cが選択対象信号として入力されると共に、ラッチ回路44によってラッチされた印刷データのパラレルデータがセレクト端子に入力される。従って、セレクタ46は、駆動信号A、駆動信号B、及び駆動信号Cから印刷データによって選択が指示されたものを選択して出力することになる。
セレクタ46の波形信号の出力端子はレベルシフタ48に接続されており、セレクタ46から出力された波形信号はレベルシフタ48によってレベル変換されて出力される。なお、レベルシフタ48には、不図示の第3電源から所定電圧レベル(本実施の形態では、40V超の所定レベル)HVDDの電力が供給されており、レベルシフタ48では、印刷データによって選択された波形信号を、電圧レベルHVDDに応じた電圧レベルまでレベル変換する。
なお、レベルシフタ48としては、従来既知のものを適用することができるが、本実施の形態では、図4に示される、PチャネルMOS FET(以下、「PMOS」という。)及びNチャネルMOS FET(以下、「NMOS」という。)による直列回路が4組用いられた回路構成のものが適用されている。なお、同図に示す回路は、セレクタ46から入力される一対の波形信号の一方に対応するものであるため、実際には、当該回路が2組必要である。また、同図に示す回路は、当該一方の波形信号を反転した信号のレベル変換にも対応するものとされているが、本実施の形態では、この部分を用いることはない。
一方、図3に示すように、本実施の形態に係る駆動波形生成回路50は、第1信号生成回路52と、第2信号生成回路54とが備えられている。
本実施の形態に係る第1信号生成回路52は、PMOS52AとNMOS52Bを直列接続して構成したインバータ回路として構成されており、同様に、第2信号生成回路54もまた、PMOS54AとNMOS54Bを直列接続して構成したインバータ回路として構成されている。
すなわち、第1信号生成回路52は、PMOS52AとNMOS52Bのドレイン同士が接続されると共に、PMOS52AとNMOS52Bのゲートが接続されている。同様に、第2信号生成回路54も、PMOS54AとNMOS54Bのドレイン同士が接続されると共に、PMOS54AとNMOS54Bのゲートが接続されている。
ここで、第1信号生成回路52におけるPMOS52Aのソースには、後述する可変電源である第1電源からの所定電圧レベルHV1(本実施の形態では、10Vから30Vまでの範囲内の所定レベル)とされた電力が供給されると共に、NMOS52Bのソースは接地されてグランドレベルとされている。また、PMOS52A及びNMOS52Bの各ゲートにはレベルシフタ48の一方の出力端子が接続されており、セレクタ46によって選択された一対の波形信号の一方で、かつレベルシフタ48によってレベル変換された波形信号S1が入力される。
従って、第1信号生成回路52では、レベルシフタ48から入力された波形信号S1の信号レベルがハイレベルである場合はPMOS52Aがオフ状態でNMOS52Bがオン状態となるため、出力される電圧の電圧レベルはグランドレベルとなる。これに対し、レベルシフタ48から入力された波形信号S1の信号レベルがローレベルである場合はPMOS52Aがオン状態でNMOS52Bがオフ状態となるため、出力される電圧の電圧レベルは電圧レベルHV1となる。この結果、第1信号生成回路52から出力される電圧は、波形がレベルシフタ48から入力された波形信号S1の反転波形と同一で、かつ電圧レベルとしてグランドレベル及び電圧レベルHV1の2つを有するものとなる。
一方、第2信号生成回路54におけるPMOS54Aのソースには、後述する可変電源である第2電源からの所定電圧レベルHV2(本実施の形態では、20Vから40Vまでの範囲内の所定レベル)とされた電力が供給されると共に、NMOS54Bのソースには、第1信号生成回路52におけるPMOS52A及びNMOS52Bの接続点(ドレイン)が接続されている。従って、NMOS54Bのソースには、第1信号生成回路52のインバータ出力が印加されることになる。また、PMOS54A及びNMOS54Bの各ゲートにはレベルシフタ48の他方の出力端子が接続されており、セレクタ46によって選択された一対の波形信号の他方で、かつレベルシフタ48によってレベル変換された波形信号S2が入力される。
従って、第2信号生成回路54では、レベルシフタ48から入力された波形信号S2の信号レベルがハイレベルである場合はPMOS54Aがオフ状態でNMOS54Bがオン状態となるため、出力される電圧(すなわち、駆動波形)の電圧レベルは第1信号生成回路52から出力された電圧と同様のもの(波形がレベルシフタ48から入力されている波形信号S1の反転波形と同一で、かつ電圧レベルがグランドレベル及び電圧レベルHV1の2つを有するもの)となる。これに対し、レベルシフタ48から入力された波形信号S2の信号レベルがローレベルである場合はPMOS54Aがオン状態でNMOS54Bがオフ状態となるため、出力される電圧(駆動波形)の電圧レベルは電圧レベルHV2となる。この結果、第2信号生成回路54から出力される電圧(駆動波形)は、レベルシフタ48から入力された一対の波形信号S1、S2に応じて第1信号生成回路52及び第2信号生成回路54から各々出力される電圧を組み合わせた、電圧レベルとしてグランドレベル、電圧レベルHV1、及び電圧レベルHV2の3つを有するものとなる。
図5には、圧電素子30に印加される駆動波形の例と、当該駆動波形を生成するために必要とされる第1信号生成回路52単独の出力波形及び第2信号生成回路54単独の出力波形の例が示されている。
同図に示すように、駆動波形の電圧レベルを電圧レベルHV2としたい場合は、第2信号生成回路54からの出力波形の電圧レベルを電圧レベルHV2にするようにする。従って、この場合には、第2信号生成回路54に入力する波形信号S2をローレベルとすればよい。なお、この場合は第1信号生成回路52の出力は第2信号生成回路54の出力に影響を与えることはないので、第1信号生成回路52に入力する波形信号S1のレベルは制限されない。
一方、駆動波形の電圧レベルを電圧レベルHV1としたい場合は、第1信号生成回路52からの出力波形の電圧レベルを電圧レベルHV1にすると共に、第2信号生成回路54からの出力波形の電圧レベルも電圧レベルHV1にする必要がある。従って、この場合には、第1信号生成回路52に入力する波形信号S1をローレベルにすると共に、第2信号生成回路54に入力する波形信号S2をハイレベルにする必要がある。
更に、駆動波形の電圧レベルをグランドレベルとしたい場合は、第1信号生成回路52からの出力波形の電圧レベルをグランドレベルにすると共に、第2信号生成回路54からの出力波形の電圧レベルもグランドレベルにする必要がある。従って、この場合には、第1信号生成回路52に入力する波形信号S1をハイレベルにすると共に、第2信号生成回路54に入力する波形信号S2もハイレベルにする必要がある。
表1には、本実施の形態に係る駆動波形生成回路50の動作を示す真理値表が示されている。なお、同表におけるS1は第1信号生成回路52に入力される波形信号を示し、S2は第2信号生成回路54に入力される波形信号を示し、OUTは第2信号生成回路54から対応する圧電素子30に供給される駆動波形の電圧レベルを示す。
Figure 0004631539
第1信号生成回路52及び第2信号生成回路54の各々に入力すべき波形信号S1、S2を生成させる際には、表1に示される真理値表に基づき、最終的に所望の駆動波形が得られるように一対の駆動信号A、駆動信号B及び駆動信号Cを生成し、全ての駆動IC16に供給すればよい。
図14には、第1信号生成回路52に入力する波形信号S1及び第2信号生成回路54に入力する波形信号S2と、これらの波形信号によって生成される駆動波形との例が示されている。
本実施の形態に係るインクジェット記録装置10では、圧電素子30の駆動によって吐出されるインク滴の吐出量の種類として、「大滴」、「滴」、及び「吐出しない」の3種類が適用されており、コントローラ12では、当該3種類の吐出量の各々に対応する駆動波形を生成することができる3組の波形信号として、駆動信号A、駆動信号B、及び駆動信号Cが各々生成され、各駆動IC16に入力されるように構成されている。即ち、図1(A)には、駆動信号Aが示され、この場合は、「大滴」が吐出される。図1(B)には、駆動信号Bが示され、この場合は、「小滴」が吐出される。図1(C)には、駆動信号Cが示され、この場合は、インクは吐出しない。
本実施の形態では、コントローラ12は、駆動信号A、駆動信号B、及び駆動信号Cの波形を変化させることができる。例えば、図14(C)に示す駆動信号Cを例にとり説明する。図15に示すように、電圧HV1が印加され電圧HV2への立下りまでの時間T1、電圧HV2が印加され電圧HV1に立下るまでの時間T2、及び、電圧HV1のままの時間T3に分割することができる。本実施の形態では、各時間T1〜T3を制御することができる。即ち、駆動信号Cは、波形信号S1はローレベルにしておき、波形信号S2のレベルの状態を変化させることにより、形成することができる。そこで、本実施の形態では、コントローラ12は、波形信号S2のレベルの状態のタイミングを制御することにより、駆動信号Cの波形を変化させることができる。
なお、本実施の形態に係るインクジェット記録装置10では、不図示の第3電源から供給される電力の電圧レベルHVDDと第2電源から供給される電力の電圧レベルHV2との関係を(電圧レベルHVDD>電圧レベルHV2)とし、電圧レベルHV2と不図示の第1電源から供給される電力の電圧レベルHV1との関係を(電圧レベルHV2>電圧レベルHV1)としている。
また、本実施の形態に係る駆動IC16に設けられているシフトレジスタ42は、駆動対象とするイジェクタ32と同数の印刷データを一度に保持できるように構成されている。これに対し、前述したように、シフトレジスタ42には、印刷データが、駆動対象とするイジェクタ32の数に、隣接配置されたイジェクタ群34のインクジェット記録ヘッド14短手方向に重なっているイジェクタ32の数を加算した数だけ連続して入力される。従って、駆動IC16には、イジェクタ群34の配置領域の形状である台形形状の各斜辺の角度に応じて、シフトレジスタ42によって保持可能な印刷データ量以上で、かつ当該保持可能な印刷データ量の2倍未満の範囲内の印刷データが入力されることになる。
ところで、本実施の形態に係るインクジェット記録装置10では、コントローラ12から各駆動IC16に入力する印刷データを、対応する単位構造に配置されているイジェクタ群34を駆動させる印刷データに、当該単位構造に隣接する単位構造に配置されているイジェクタ群34の互いに重なり合う領域に含まれるイジェクタ32に対する印刷データのみを含めた状態で入力するものとしている。このため、駆動IC16では、入力された印刷データから、自身が駆動させるイジェクタ群34を駆動させる印刷データのみを選択的に適用する必要がある。
これを簡易に実現するために、本実施の形態に係るコントローラ12にはクロック前処理部12Cが設けられている。
すなわち、図6に示すように、コントローラ12には、駆動IC16に供給するクロック信号を生成する発振器12Aと、不揮発性のメモリ12B(一例として、フラッシュ・メモリ)と、クロック前処理部12Cと、コントローラ12全体の動作を司るCPU(中央処理装置)12Dと、が備えられている。
メモリ12BはCPU12Dに接続されており、CPU12Dはメモリ12Bにアクセスすることができる。一方、クロック前処理部12Cには、2入力1出力のアンドゲート12C1が備えられており、アンドゲート12C1の一方の入力端には発振器12Aのクロック信号を出力する出力端が、他方の入力端にはCPU12Dが、各々接続されている。また、発振器12Aのクロック信号を出力する出力端はCPU12Dにも接続されている。そして、アンドゲート12C1の出力端は駆動IC16にクロック信号を供給するものとされている。
ここで、メモリ12Bには、駆動IC16に入力するクロック信号を、当該駆動IC16が駆動対象とするイジェクタ群34を駆動させる印刷データのシフトレジスタ42への入力タイミングに対応する信号のみ有効とし、他の印刷データ(すなわち、隣接する単位構造に配置されているイジェクタ群34の互いに重なり合う領域に含まれるイジェクタ32に対する印刷データ)のシフトレジスタ42への入力タイミングに対応する信号を無効とするマスクデータが予め記憶されている。なお、本実施の形態に係るマスクデータは、上記有効とするタイミングに対応するデータとして‘1’が、上記無効とするタイミングに対応するデータとして‘0’が、各々適用されている。
CPU12Dは、メモリ12Bからマスクデータを読み出し、一例として図7に模式的に示すように、発振器12Aから入力されているクロック信号に同期させると共に、駆動IC16のシフトレジスタ42への印刷データの入力タイミングに同期させた状態で、読み出したマスクデータをアンドゲート12C1にシリアルに出力する。これにより、アンドゲート12C1から駆動IC16に入力されるクロック信号は、当該駆動IC16の駆動対象とするイジェクタ群34を駆動させる印刷データのシフトレジスタ42への入力タイミングに対応する信号のみ有効とされ、他の印刷データのシフトレジスタ42への入力タイミングに対応する信号は無効とされる。従って、各駆動IC16では、自身が駆動対象としているイジェクタ群34のみを駆動させる駆動波形が生成され、当該イジェクタ群34のみが駆動されることになる。
図8には、印刷データとマスクデータの状態と、互いに隣接する単位構造(イジェクタ群34)に対応する2つの駆動IC16におけるシフトレジスタ42での印刷データのデータ転送の状態が模式的に示されている。なお、同図では、当該2つの駆動IC16に対して同一の印刷データ1、2、・・・(実際には、各々上記3ビットシリアルデータ)をシリアルに入力すると共に、一方の駆動IC16に対して図示したマスクデータを適用し、他方の駆動IC16に対しては当該マスクデータの反転データを適用した場合が示されている。また、同図における‘−’は、シフトレジスタ42内でデータ転送が発生しないことを示している。
同図に示すように、この場合、一方の駆動IC16におけるシフトレジスタ42では、マスクデータにおける‘0’とされたタイミングに対応する印刷データが間引かれた状態でデータ転送され、他方の駆動IC16におけるシフトレジスタ42では、マスクデータにおける‘1’とされたタイミングに対応する印刷データが間引かれた状態でデータ転送されることになる。
図9に示すように、各駆動IC16それぞれには前述した第1電源23から電力が供給され(電圧が印加され)、各第1電源23は、コントローラ12により制御され、各第1電源23から対応する各駆動IC16に印加する電圧(HV1)が変化する。
各駆動IC16それぞれには、切換部23を介して前述した第2電源20から電力が供給され(電圧が印加され)、各第2電源20は、コントローラ12により制御され、各第2電源20から切換部22を介して、対応する各駆動IC16に印加する電圧(HV2)が変化する。なお、切換部22には、コントローラ12により制御される検査部18が接続されている。
なお、上記複数の第1電源23及び複数の第2電源20により本発明の電圧印加手段が構成される。
第1電源23及び第2電源20は各々同様の構成となっているので、以下第1電源23の構成のみを図10を参照して説明し、第2電源20の構成の説明を省略する。図10に示すように、第1電源23は、主電源から電力の供給を受けるスイッチング回路23Aと、コントローラ12からの信号を入力し、入力した信号の周波数によりスイッチング回路23Aへの電圧を変化して、スイッチング回路23Aからの出力電力を可変するf(周波数)‐V(電圧)変換機23Bを備えて構成している。
次に、図11を参照して、本実施の形態に係るインクジェット記録装置10の印刷時の作用を説明する。なお、図11は、パーソナル・コンピュータ等の外部装置から印刷すべき画像を示す画像データが入力された際にコントローラ12のCPU12Dで実行される印刷処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。なお、ここでは、錯綜を回避するために、1枚分の画像を印刷する場合について説明する。
同図のステップ100では、入力された画像データをメモリ12Bの所定領域に一旦格納し、次のステップ102では、当該画像データに基づいて、当該画像データにより示される2次元画像を示す印刷データをメモリ12Bの2次元メモリ空間における矩形領域に作成(展開)する。
次のステップ104では、メモリ12Bの2次元メモリ空間に展開された印刷データをインクジェット記録ヘッド14によって一度に印刷する長尺矩形状の画像に対応する印刷データ毎に分割し、分割した印刷データをインクジェット記録ヘッド14に設けられているイジェクタ群34の各々で用いる印刷データ毎に分割する。
この分割によって得られる各印刷データは、図12の上図に示すように、メモリ12Bの2次元メモリ空間において、対応するイジェクタ群34の配置領域の形状と同様の台形形状を示すものとなる。そこで、同図に示すように、各台形形状を、両端部を三角形形状とし、中間部を矩形形状とした3つの領域に分割した状態を想定する。
同図に示す例では、図2に示されるイジェクタ群34A1に対応する印刷データの2次元メモリ空間上の3つの領域として、領域1A1及び領域3A1の2つの三角形形状の領域と、領域2A1の1つの矩形形状の領域に分割した状態が想定されている。同様に、イジェクタ群34B1に対応する上記3つの領域として、領域3B1及び領域1B1の2つの三角形形状の領域と、領域2B1の1つの矩形形状の領域に分割した状態が想定され、イジェクタ群34A2に対応する上記3つの領域として、領域1A2及び領域3A2の2つの三角形形状の領域と、領域2A2の1つの矩形形状の領域に分割した状態が想定され、イジェクタ群34B2に対応する上記3つの領域として、領域3B2及び領域1B2の2つの三角形形状の領域と、領域2B2の1つの矩形形状の領域に分割した状態が想定される。
次のステップ106では、インクジェット記録ヘッド14によって最初に印刷する長尺矩形状の画像に対応する印刷データ(以下、「処理対象印刷データ」という。)について、図12の下図に示すように、インクジェット記録ヘッド14の長手方向両端部に位置するイジェクタ群34(一端部に位置するイジェクタ群34はイジェクタ群34A1)に対応する印刷データの2次元メモリ空間上の3つの領域のうち、当該長手方向端部に位置する領域に対してダミーデータ(同図では、‘dummy’と表記。)を補填する。なお、本実施の形態に係るインクジェット記録装置10では、上記ダミーデータとして、イジェクタ32からインク滴を吐出させないデータを適用しているが、これに限定されるものではなく、任意のデータを適用することができる。
次のステップ108では、図13に示すように、イジェクタ群34毎の印刷データに対して、隣接するイジェクタ群34の互いに重なり合う領域に含まれるイジェクタ32に対する印刷データのみを含めた状態として、これらの印刷データを対応する駆動IC16にシリアルに入力する。
これにより、各イジェクタ群34では、互いに隣接するイジェクタ群34との間で互いに重なり合うイジェクタ32に対応する印刷データを共有することになる。なお、図13では、イジェクタ群34A1に対応する印刷データの2次元メモリ空間上の領域(領域1A1、2A1、3A1が組み合わされた領域)を‘A1’と表記し、イジェクタ群34B1に対応する印刷データの2次元メモリ空間上の領域(領域3B1、2B1、1B1が組み合わされた領域)を‘B1’と表記し、イジェクタ群34A2に対応する印刷データの2次元メモリ空間上の領域(領域1A2、2A2、3A2が組み合わされた領域)を‘A2’と表記し、イジェクタ群34B2に対応する印刷データの2次元メモリ空間上の領域(領域3B2、2B2、1B2が組み合わされた領域)を‘B2’と表記している。
この場合、例えば、駆動IC16A1に入力される印刷データDA1、駆動IC16B1に入力される印刷データDB1、駆動IC16A2に入力される印刷データDA2、駆動IC16B2に入力される印刷データDB2は、各々次の(1)式〜(4)式のように模式的に示される。
DA1=dummy+A1+3B1 ・・・(1)
DB1=3A1+B1+1A2 ・・・(2)
DA2=1B1+A2+3B2 ・・・(3)
DB2=3A2+B2+1A3 ・・・(4)
ここで、例えば、印刷データDA1及び印刷データDB1は、次の(5)式及び(6)式で示すように展開される。
DA1=dummy+1A1+2A1+(3A1+3B1) ・・・(5)
DB1=(3A1+3B1)+2B1+(1B1+1A2) ・・・(6)
(5)式及び(6)式に示されるように、イジェクタ群34A1とイジェクタ群34B1とでは、領域3A1及び領域3B1からなる印刷データが共有されることになる。
コントローラ12は、以上のように印刷データを各駆動IC16のシフトレジスタ42に入力すると共に、前述したように各駆動IC16のシフトレジスタ42に対して、クロック前処理部12Cを介して不要な印刷データの入力タイミングに対応する信号がマスクされたクロック信号を入力しているので、各駆動IC16では、対応するイジェクタ群34のみによるインク滴の吐出が行われ、この結果として、インクジェット記録ヘッド14によって一度に印刷される長尺矩形状の画像が記録用紙に印刷されることになる。
そこで、次のステップ110では、この一度(一回)分の印刷の終了待ちを行い、次のステップ112にて、記録用紙をインクジェット記録ヘッド14の長手方向に直交する方向に一度の印刷画像の当該方向に対する幅に対応する距離だけ搬送する。
次のステップ114では、1枚分の画像の印刷が終了したか否かを判定し、否定判定となった場合は上記ステップ106に戻り、肯定判定となった時点で本印刷処理プログラムを終了する。なお、上記ステップ106〜ステップ114の処理を繰り返し実行する際には、次に印刷すべき画像領域に対応する印刷データを処理対象印刷データとするようにする。
前述した実施の形態では、液滴としてインクを用いる場合を例にとり説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、インクに代えて、例えば、反応液を用いることもできる。詳細には、反応液の塗布量により濃度が変わる現象があり、反応液の濃度ばらつきを制御する際に、本発明を上記と同様に適用することができる。その他、インクジェット方法により、液晶表示素子の配向膜形成材料の塗布、フラックスの塗布、接着剤の塗布などにも本発明を上記と同様に適用することができる。
次に、本実施の形態におけるある圧電素子(第2の圧電素子30Aという)30の放電を、別の圧電素子(第1の圧電素子30Bという)30の充電に利用して、省エネを図る原理を説明する。
本実施の形態では、図16の紙面左側に概念的に示す各圧電素子30は、合成抵抗をRとしてこれも概念的に示す第1信号生成回路52及び第2信号生成回路54を介して、第1電源の電源線L1に接続され、従って、各圧電素子30は互いに充放電可能なように接続されている。
また、第1の圧電素子30Aに印加する駆動信号(第1の駆動信号という)は、接地電位から第1の電位HV1に充電する過程を有し、第2の圧電素子30Bに印加する駆動信号(第2の駆動信号という)は、第1の電位HV1よりも高い第2の電位HV2から第1の電位HV1に放電する過程を有する。
そして、図16の紙面右側に示すように、第1の圧電素子30Aに印加する第1の駆動信号の充電タイミングと、第2の圧電素子30Bに印加する第2の駆動信号の放電タイミングとが重なるように制御する。
この場合、上記のように、各圧電素子30は互いに充放電可能なように接続されているので、第2の圧電素子30Bの放電を第1の圧電素子30Aへの充電に利用することができる。
ここで、第1の圧電素子30A及び第2の圧電素子30Bのエネルギーについて考えてみる。なお、各圧電素子30の静電容量をC、第1信号生成回路52及び第2信号生成回路54の合成抵抗を上記のようにRとする。
第2の圧電素子30Bが放電され、電位が第2の電位HV2から第1の電位HV1に変化するとき、放出する静電エネルギーは、0.5C(HV22―HV12)である。このとき、上記抵抗Rの消費エネルギーは、0.5C(HV2―HV1)2である。
エネルギー差は、0.5C(HV22−HV12)―0.5C(HV2―HV1)2 C*HV1(HV2―HV1)>0である。従って、第2の圧電素子30Bが放電され、電力は、電源線L1に放出される。
他方、第2の圧電素子30Aが充電され、電位が接地電位GNDから第1の電位HV1に変化するとき、投入エネルギーは、C*HV12となる。
上記のように、各圧電素子30は互いに充放電可能なように接続されかつ充放電時間が重なるため、放出エネルギーの差分を利用することができる。
ここで、充放電時間が重なる間、 第1の電源からの投入エネルギーは、C*HV12−C*HV1(HV2―HV1)=C*HV1(2HV1―HV2)であり、省エネ効果を有する。即ち、第1の電位HV1が0.5*第2の電位HV2の電位より小さくなると、第2の圧電素子30Bからの放電量は、第1の圧電素子30Aへの充電に必要な電力量より大きくなるため、投入エネルギーはマイナスで不要となるが、絶対値分は余剰廃棄することになるので、第1の電位HV1が0.5*第2の電位HV2以上であることが望ましい。なお、第1の電位HV1は、第2の電位HV2より小さいことが前提である。従って、0.5*第2の電位HV2≦第1の電位HV1<第2の電位HV2であることが好ましい。
例えば、HV1=0.75HV2として、HV1=15V、HV2=20V、C=600pF、と設定したとき、第1の圧電素子30Aへの投入エネルギーは、135nJ、第2の圧電素子30Bから放出されるエネルギーは、45nJとなり、充放電時間が重なる間、第1の電源から投入されるエネルギーを2/3に低減できる。
そして、第1の電位HV1=0.5*第2の電位HV2であれば、充放電時間が重なる間、第1の電源から上記第1の圧電素子30Aへの投入エネルギーを不要とすることができるので、より好ましい。
第1の電源からの第1の電位HV1と、第2の電源からの第2の電位HV2とを、上記の関係を維持して具体的に決定する場合には、印刷密度などにより不必要なインク滴が飛翔する場合もあることに鑑み、もっとも多用される印刷密度を予め想定しており、低密度型であれば、第1の電位HV1を高めに設定し、高密度型あれば、第1の電位HV1を低めに設定する。
ところで、第1の電源からの第1の電位HV1と、第2の電源からの第2の電位HV2は、上記の関係(0.5*第2の電位HV2≦第1の電位HV1<第2の電位HV2)であれば固定的でかまない。しかし、本実施の形態では可変電源を用いている。これは、環境温度が変化したり、イジェクタ特性のばらつきを考慮して適正に上記関係を維持するためである。
第2の圧電素子30Bの放電を第1の圧電素子30Aへの充電に利用することができる駆動信号の組合せは、図17に示すように、例えば、図17(A)に示すように、駆動信号Aと、駆動信号Bとの組が考えられる。しかし、駆動信号Aと駆動波形Bとで充放電時間の重なりを作るのは難しい。上記のように、駆動信号Aは大滴、駆動波形Bは小滴用に、どちらも所望の滴量を得るのにタイミングが定まるからである。
これに対し、駆動信号Cは、インク室内のインクを摂動させるために、圧電素子30に印加するものであり、インクが吐出しなければ、どのような波形でも構わない。従って、駆動信号Cは、比較的そのタイミングの制御の自由度は高い。例えば、駆動信号Cは、図17(B)に示すように、立ちあがり立下りを1回備える波形でもよく、また、図17(C)に示すように、立ちあがり立下りを複数回(例えば、2回)備える波形でもよい。
次に、充電のタイミングと放電のタイミングとが互いに重なるように制御する内容を説明する。
まず、充電のタイミングと放電のタイミングとが互いに重なるように積極的に制御する場合を説明する。
上記印刷処理(図11参照)において、一度(一回)分の印刷処理(ステップ106〜114)毎に、図18に示すタイミング制御ルーチンを実行する。
ステップ120で、印刷データに基づいて、インクを吐出(飛翔)させない圧電素子30を検出する。例えば、図19(A)に示すイジェクタ群34A1を例にとりこれを説明すると、イジェクタ群34A1内で、インクを吐出させないイジェクタ32A1、32A2、32A3…を検出することにより行う。
ステップ122で、印刷データに基づいて、小滴を吐出(飛翔)させる圧電素子30を検出する。例えば、図19(A)に示すイジェクタ群34A1を例にとりこれも説明すると、イジェクタ群34A1内で、小滴のインクを吐出させるイジェクタ32B1、32B2、32B3…を検出することにより行う。
ステップ126で、充放電する組を決定する。上記例では、例えば、(イジェクタ32A1、イジェクタ32B1)、(イジェクタ32A2、イジェクタ32B2)、(イジェクタ32A3、イジェクタ32B3)…などである。
ステップ128で、各組を識別する変数pを初期化し、ステップ130で、変数pを1インクリメントし、ステップ132で、組pにおいて小滴を駆動信号の充電タイミングに、飛翔させない駆動信号の放電タイミングを重ねる。例えば、(イジェクタ32A2、イジェクタ32B2)の組において、インクを吐出させないイジェクタ32B2の圧電素子30は、第2の圧電素子30Bに相当し、小滴を飛翔させるイジェクタ32A2の圧電素子30は、第1の圧電素子30Aに相当する。
この場合、第2の圧電素子30Bへの駆動信号Cの放電タイミングt1が、図19(B)に示すように、第1の圧電素子30Aへの駆動信号Bの充電タイミングt2にずれている場合がある。
放電タイミングと充電タイミングを重ねるためには、駆動信号B、駆動信号
C各々のタイミングを制御するようにしてもよい。しかし、上記のように駆動信号Bのタイミングを変化させるのは好ましくない。そこで、本実施の形態では、図19(C)に示すように、駆動信号Cの放電タイミングを、駆動信号Bの充電タイミングに重ねるようにしている。このため、波形信号S2における上記時間T2を、駆動信号Cの放電タイミングが駆動信号Bの充電タイミングに重なる時間T21に変化させる。なお、これに伴い時間T3も、時間T31に変化する。
ステップ134で、変数pが、上記組の総数Pに等しいか否かを判断し、変数pが上記組の総数Pに等しくないと判断された場合には、放電タイミングと充電タイミングが重なっていない組がありえるので、ステップ130に戻って以上の処理(ステップ130〜134)を実行する。一方、変数pが上記組の総数Pに等しいと判断された場合には、全て組において放電タイミングと充電タイミングが重なったので、本処理を終了する。そして、上記印刷処理(図11参照)におけるステップ106以降が実行される。
このように、第1の圧電素子及び第2の圧電素子を互いに充放電可能なように接続し、第1の圧電素子に印加する第1の駆動信号の充電のタイミングと、第2の圧電素子に印加する第2の駆動信号の放電のタイミングとを重ねることにより、第2の圧電素子からの放電を、第1の圧電素子への充電に利用することができるので、簡易な構成でエネルギー消費を低減することができる。
次に、充電のタイミングと放電のタイミングとが互いに重なるように消極的に制御する場合を図20を参照して説明する。
例えば、あるイジェクタ群34A1内で、例えば、イジェクタ32の圧電素子30Lには、駆動信号Cが印加され、このイジェクタ群32A1のイジェクタ32の圧電素子30Mと、他のイジェクタ群32A2のイジェクタ32Cの圧電素子30Nにはそれぞれ、駆動信号Bが印加されるものとする。
同一のイジェクタ群32A1において、圧電素子30Lへの駆動信号Cの放電タイミングt11と、圧電素子30Mに印加する駆動信号Bの充電タイミングt22は重なっていない。従って、この限りではエネルギーの利用を図ることができない。
しかし、例えば、イジェクタ群32A1において、圧電素子30Lへの駆動信号Cの放電タイミングt11と、他のイジェクタ群32A2のイジェクタ32Cの圧電素子30Nに印加する駆動信号Bの充電タイミングt33とが重なる場合もある。
この場合、各圧電素子30L、M、Nは第1の電源への電源線L1に接続され、従って、圧電素子30Lと圧電素子30Nとは互いに充放電可能なように接続されている。そして、圧電素子30L(第2の圧電素子に相当)の放電タイミングt11と、圧電素子30N(第1の充電素子に相当)の充電タイミングt33とが重なると、図20(B)に示すように、圧電素子30Lからの放電を圧電素子30Nへの充電に利用することができる。
このように、充電のタイミングと放電のタイミングとが互いに重なるように消極的に制御する場合には、第1の圧電素子は、その充電のタイミングが第2の圧電素子の放電のタイミングに重なる圧電素子であるのに対し、積極的に制御する場合には、複数の圧電素子の中から、充放電可能な圧電素子の組を決定し、決定された組において充電のタイミングと放電のタイミングとを互いに重なるようにしているので、積極的に制御する場合のほうがよりエネルギー消費を低減することができる。
以上説明した実施の形態では、駆動波形のタイミングを、コントローラが、波形信号を制御することにより、制御しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、予め重なるように波形信号を構築したり、調整手段、例えば、遅延回路を備えるようにしてもよい。この場合、調整手段は、駆動回路(駆動IC)内にあってもよく、駆動回路とコントローラとの中間にあってもよい。また、波形信号を調整する場合に限定されず、これに代えて、又はこれと共に、駆動波形を調整してもよい。
前述した実施の形態では、液滴としてインクを用いる場合を例にとり説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、インクに代えて、例えば、反応液を用いることもできる。詳細には、反応液の塗布量により濃度が変わる現象があり、反応液の濃度ばらつきを制御する際に、本発明を上記と同様に適用することができる。その他、インクジェット方法により、液晶表示素子の配向膜形成材料の塗布、フラックスの塗布、接着剤の塗布などにも本発明を上記と同様に適用することができる。
実施の形態に係るインクジェット記録装置の要部構成を示す概略図である。 実施の形態に係るインクジェット記録ヘッドの概略構成を示す平面図である。 実施の形態に係る駆動ICの要部構成を示すブロック図(一部回路図)である。 実施の形態に係るレベルシフタの構成を示す回路図である。 実施の形態に係る駆動波形の例と、当該駆動波形を生成するために必要とされる第1信号生成回路単独の出力波形及び第2信号生成回路単独の出力波形の例を示す波形図である。 実施の形態に係るコントローラのクロック信号の生成に関する部分の構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る印刷データ及びマスクデータの出力タイミングの状態を示す模式図である。 実施の形態に係る印刷データとマスクデータの状態と、互いに隣接する単位構造(イジェクタ群)に対応する2つの駆動ICにおけるシフトレジスタでの印刷データのデータ転送の状態を示す模式図である。 第1電源及び第2電源の接続関係を示した図である。 第1電源のブロック図である。 実施の形態に係る印刷処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る印刷処理プログラムの説明に供する図であり、印刷データの状態推移を示す模式図である。 実施の形態に係る印刷処理プログラムの説明に供する図であり、印刷データの状態推移を示す模式図である。 実施の形態に係る駆動ICの駆動波形生成回路に入力する波形信号と、当該波形信号によって生成される駆動波形の一例を示す波形図である。 図14(C)の波形信号を形成する時間を変化する例を示した図である。 (A)は、第1の圧電素子からの放電と第2の圧電素子への充電の様子を示した図であり、この充電のタイミングと放電のタイミングとを互いに重ねた様子を示す図である。 充電のタイミングと放電のタイミングとが互いに重なった駆動信号の複数の組を示した図である。 充電のタイミングと放電のタイミングを積極的に重ねるためのタイミング制御ルーチンを示すフローチャートである。 充電のタイミングと放電のタイミングを積極的に重ねた様子を示した図である。 充電のタイミングと放電のタイミングを消極的に重ねた様子を示した図である。
符号の説明
10 インクジェット記録装置(液滴吐出装置)
12 コントローラ(制御手段)
14、14’ インクジェット記録ヘッド
16 駆動IC
30 圧電素子(吐出手段)
32 イジェクタ
34 イジェクタ群

Claims (1)

  1. 互いに充放電可能なように接続された第1の吐出手段及び第2の吐出手段を含む複数の吐出手段各々に駆動信号を印加する液滴吐出装置において、
    前記第1の吐出手段に印加する第1の駆動信号は充電する過程を有すると共に、前記第2の吐出手段に印加する第2の駆動信号は放電する過程を有し、
    前記充電のタイミングと前記放電のタイミングとが互いに重なるように制御する制御手段を備え
    前記駆動信号は、少なくとも所定の電位部を有し、
    前記第1の吐出手段に印加する第1の駆動信号の波形は、液滴が吐出されるように予め定められた第1の波形でありかつ該第1の駆動信号内の第1のタイミングにおいて前記所定の電位よりも低い電位から前記所定の電位に変化する部分を有し
    前記第2の吐出手段に印加する第2の駆動信号の波形は、液滴が吐出されないように予め定められた第2の波形でありかつ該第2の駆動信号内における第2のタイミングにおいて前記所定の電位よりも高い電位から前記所定の電位に変化する部分を有し
    前記制御手段は、前記複数の吐出手段の中から、前記第1の駆動信号を印加する第1の吐出手段と前記第2の駆動信号を印加する第2の吐出手段との組を決定し、決定された組において、前記第2のタイミングが前記第1のタイミングに一致するように、前記第2の駆動信号の前記第2の波形を変化させることを特徴とする液滴吐出装置。
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