JP4630224B2 - 内燃機関の可変動弁機構 - Google Patents

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本発明は、内燃機関の運転状況に応じてバルブのリフト量、作用角及びタイミングを連続的又は段階的に変化させる可変動弁機構に関する。
この種の可変動弁機構の中には、図5(a)に示す従来例1の可変動弁機構80のように、同一の軸線X上に並べて揺動可能に支持された入力部83と出力部85とを備え、回転カム(図示略)により入力部83が駆動されると出力部85にてバルブ(図示略)を駆動する仲介駆動機構82と、入力部83と出力部85との相対回動位相差を変動させる回動位相差可変機構86とを備えたものがある(特許文献1)。そして、この回動位相差可変機構86は、入力部83の内周面に設けられた入力部ヘリカルスプライン87と、出力部85の内周面に設けられた、入力部ヘリカルスプライン87とは角度の異なる出力部ヘリカルスプライン88とに、両ヘリカルスプライン87,88と噛み合いつつ軸線X方向へスライドするスライダギア89が係合することによって形成されている。
特開2001−263015公報
ところが、入力部83と出力部85とは、双方の内周面と係合したスライダギア89を介して内周側から間接的に係合しているだけなので安定が悪く、コッキングし易い。
そこで、本発明者は、図5(b)に示す従来例2の仲介駆動機構92のように、入力部93の端面の内周側を凹まして内周側係合凹部93aとし、それより外周側の相対的に突出した部分を外周側係合凸部93bとし、且つ出力部95の端面の外周側を凹まして外周側係合凹部95bとし、それより内周側の相対的に突出した部分を内周側係合凸部95aとし、入力部93の内周側係合凹部93a及び外周側係合凸部93bに、出力部95の内周側係合凸部95a及び外周側係合凹部95bをそれぞれ係合させることによって、入力部93と出力部95とをスライダギアを介さず直接的に、軸線Xの周方向へ相対移動可能に係合する係合手段を考えた。
上記係合手段を用いることによって、入力部93と出力部95とをコッキングし難くして、両者をより安定に軸線X上に支持することに成功したが、本発明者は、更に以下のような問題点も見出した。すなわち、入力部93や出力部95を上記のような複雑な形状に、焼結等のみによって成形することは難しく、よって、該形状に加工する際には、まず、焼結等によってそれらを成形したのち、次に、内周側係合凹部93aや外周側係合凹部95bを切削する必要があるが、その中でも内周側係合凹部93aの切削は困難なものとなる。なぜなら、該切削は、入力部93の内周面に形成されている入力部ヘリカルスプライン97の断続切削を伴うため、高度な技術を要する他、該断続切削することによって刃具の寿命を短くしたり、該断続切削した入力部ヘリカルスプライン97の端部にバリを残してしまうこと等もあるからである。なお、以上のことは、仮に入力部93と出力部95との間で凹凸の嵌め合いを内周側と外周側とで反対にしたとしても、今度は出力部95の内周側に係合凹部を切削する必要がでてくるため、仲介駆動機構20全体として加工が困難なことに変わりはない。
そこで、入力部と出力部とを、加工が簡単な係合手段を用いて、スライダギアを介さず直接的に係合することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の内燃機関の可変動弁機構は、同一の軸線上に並べて揺動可能に支持された略円筒状の入力部と出力部とを備え、回転カムにより前記入力部が駆動されると前記出力部にてバルブを駆動する仲介駆動機構と、前記入力部と前記出力部との相対回動位相差を変動させる回動位相差可変機構とを備えた内燃機関の可変動弁機構において、前記回動位相差可変機構は、前記入力部の内周面に設けられた入力部ヘリカルスプラインと、前記出力部の内周面に設けられた、前記入力部ヘリカルスプラインとは角度の異なる出力部ヘリカルスプラインとに、両ヘリカルスプラインと噛み合いつつ軸線方向へスライドするスライダギアが係合してなり、前記入力部と前記出力部とは、双方の互いに隣接し合う端面の外周にそれぞれ設けられた両係合凹部に、リング状の係合部材が係合することによって、いずれのヘリカルスプラインにも係合凹部が切削されることなく、前記軸線の周方向へ相対移動可能に係合したことを特徴とする。
前記入力部は、特に限定されないが、その外周面の幅と、該外周面に突出形成された、前記回転カムに押圧される入力アームの幅とが実質的に等しく揃えられ、前記入力アームの側面と前記係合凹部の底面と間の境目には、段差が切削形成されていないことが好ましい。該入力部の加工が簡単になるからである。但し、前記入力アームの幅とは、入力アームの軸線方向への長さのことをいい、入力アームが複数存在する場合、軸線方向の両端に位置する2つの入力アームの軸線方向側の端から端までの長さのことをいう。
本発明によれば、両係合凹部に係合部材を係合させるといった係合手段を用いることによって、入力部と出力部とをスライダギアを介さず直接的に係合することができ、且つ該係合手段の加工も、いずれのヘリカルスプラインも切削する必要がないため簡単である。
本発明の内燃機関5の可変動弁機構9は、同一の軸線X上に並べて揺動可能に支持された略円筒状の入力部21と出力部31とを備え、回転カム10により入力部21が駆動されると出力部31にてバルブ8を駆動する仲介駆動機構20と、入力部21と出力部31との相対回動位相差gを変動させる回動位相差可変機構41とを備えている。
回動位相差可変機構41は、入力部21の内周面に設けられた入力部ヘリカルスプライン42と、出力部31の内周面に設けられた、入力部ヘリカルスプライン42とは角度の異なる出力部ヘリカルスプライン43とに、両ヘリカルスプラインと噛み合いつつ軸線方向F,Rへスライドするスライダギア44が係合してなる。
入力部21と出力部31とは、双方の互いに隣接し合う端面の外周にそれぞれ設けられた両係合凹部37,38に、リング状の係合部材39が係合することによって、いずれのヘリカルスプライン42,43にも係合凹部が切削されることなく、軸線Xの周方向O,Cへ相対移動可能に係合している。
入力部21は、その外周面の幅w1と、該外周面に突出形成された、回転カム10に押圧される入力アーム24の幅w2とが実質的に等しく揃えられ、入力アーム24の側面24sと係合凹部37の底面37sと間の境目には、段差が切削形成されていない。
本実施例の図1〜図4に示す可変動弁機構9は、内燃機関の運転状況に応じてバルブの開閉量を連続的に変化させる機構であって、ここでは、内燃機関5の吸気用のバルブ8に対して取り付けられている。詳しくは、該可変動弁機構9は、各シリンダ6毎に1つずつ存在し、各可変動弁機構9は、シリンダヘッド7に各シリンダ6毎に2ずつ設置された前述の吸気用のバルブ8を2つ同時に押圧している。
可変動弁機構9は、内燃機関5が稼動するのに従って回転駆動される回転カム10と、動力が伝えられると揺動してバルブ8を開閉するロッカアーム15と、回転カム10とロッカアーム15との間に介在して、回転カム10からの動力をロッカアーム15へ伝達量可変に伝えることによって、バルブ8の開閉量を調節する仲介駆動機構20とを含み構成されている。
回転カム10は、シリンダヘッド7の上方に回転可能に設置されたカムシャフト10xに形成されており、基本部分となるベース円部11と、該ベース円部11から突出したカムノーズ12とを含み構成されている。そして、該回転カム10の外周面には、仲介駆動機構20を押圧するカム面10sが形成されている。
ロッカアーム15は、各可変動弁機構9毎に2ずつ存在しており、各バルブ8に対して1つずつ設置されている。各ロッカアーム15は、基端部15aがラッシュアジャスタ17に揺動可能に支持されて、先端部15bがバルブ8のステムエンド8eに当接している。また、該ロッカアーム15の中間部には、仲介駆動機構20に押圧されるローラ16が軸着されている。
仲介駆動機構20は、同一の支持パイプ20xに並べて揺動可能に支持された入力部21と出力部31とを備え、回転カム10により入力部21が駆動されると出力部31にてバルブ8を駆動する機構であって、その内部には、入力部21と出力部31との相対回動位相差gを変動させる回動位相差可変機構41を備えている。そして、入力部21と出力部31との間には、両者を回動可能に係合する係合手段36が設けられている。なお、以下においては、支持パイプ20xの中心線である軸線Xの長さ方向(軸線方向)のうちの一方を前方F、他方を後方Rとし、該軸線Xを軸とした回動方向(周方向)のうち、仲介駆動機構20がロッカアーム15を駆動してバルブ8を開く側の方向を開方向Oとし、その反対側の方向を閉方向Cとする。
支持パイプ20xは、複数の可変動弁機構9が共有する一本のパイプであって、シリンダヘッド7の上部に前後方向F,Rに間隔を置いて並設された複数の立壁部7vに回動不能に固定されている。そして、該複数の立壁部7vのうちの2つの相互間に、一の仲介駆動機構20の入力部21と出力部31とが互いに端面を合わせた状態で並べて支持されている。そして、これら入力部21と出力部31とは、その並びの両端が両側の立壁部7vに当接することによって、前後方向F,Rへの移動が抑止されている。
入力部21は、立壁部7vの相互間における略中央に配設されている。該入力部21は、基本部分となる円筒状のベース円部22と、回転カム10に当接する入力ローラ25を支持した入力アーム24と、リターンスプリング28が取り付けられたリターンアーム27とを含み構成され、ベース円部22の中心部には、支持パイプ20x及び回動位相差可変機構41を挿通させるための軸穴が形成されている。入力アーム24は、ベース円部22の外周面に2本平行に突出形成されており、両入力アーム24の先端における相互間には、シャフト26を介し前述の入力ローラ25が軸着されている。また、リターンアーム27は、両入力アーム24に対する入力部21の径方向の略反対側に突出形成されており、外部のスプリング取付部29との間には、該リターンアーム27を閉方向Cへ付勢することによって、入力ローラ25を回転カム10のカム面10sに常に当接させる前述のリターンスプリング28が取り付けられている。この入力部21の寸法は、前後方向(軸線方向)F,Rへの長さL1が18〜22mmとなっている。なお、該入力部21は、上記の構造によって、常に回転カム10に当接するため、出力部31との相対回動位相差gが変化した際にも、該入力部21の基本位置が変化することはない。但し、該基本位置とは、回転カム10によって駆動されて開閉方向O,Cへ揺動する中で位置する最も閉方向C側の位置をいうものとする。
出力部31は、入力部21の前後方向F,R両側に1つずつ配設されている。各出力部31は、基本部分となる円筒状のベース円部32と、ロッカアーム15を押圧するための出力カム面34sを備えた出力ノーズ34とを含み構成され、ベース円部32の中心部には、支持パイプ20x及び回動位相差可変機構41を挿通させるための軸穴が形成されている。また、各出力部31の入力部側とは反対側の端面には、支持パイプ20xを挿通させるための中心孔を備えた軸受部33が設けられている。各出力部31の出力ノーズ34は、ベース円部32の外周面に突出形成されており、該出力ノーズ34の頂部よりも開方向O側の外周面には、凹状に湾曲した前述の出力カム面34sが形成されている。この出力部31の寸法は、前後方向(軸線方向)F,Rへの長さL2が15〜19mmとなっている。
係合手段36は、入力部21の一方の端面と、それと隣接する一方の出力部31の入力部側の端面との間、及び該入力部21の他方の端面と、それと隣接する他方の出力部31の入力部側の端面との間にそれぞれ設けられている。そして、各係合手段36は、入力部21の端面の外周に設けられた係合凹部37と、出力部31の端面の外周に設けられた係合凹部38とに、リング状の係合部材39が係合することによって形成されている。該係合手段36の各構成要素の寸法は、両係合凹部37,38の深さDは、0.7〜1.5mmとなっており、幅Wは1〜2mmとなっている。また、係合部材39の前後方向(軸線方向)F,Rへの厚さTは、2〜3mmとなっている。
なお、入力部21の外周面の幅w1は、係合凹部37が形成されたことによって、入力アーム24の幅w2と実質的に等しく揃えられている。そして、入力アーム24の側面24sと係合凹部37の底面37sとは、両者間の境目に段差が切削形成されることなく、同一面上に連続して形成されている。但し、ここでの入力アーム24の幅w2とは、前方F側に位置する一方の入力アーム24の前方F側の端から後方R側に位置する他方の入力アーム24の後方R側の端までの長さをいう。
回動位相差可変機構41は、入力部21の内周面に設けられた入力部ヘリカルスプライン42と、両出力部31の内周面に設けられた、該入力部ヘリカルスプライン42とは角度の異なる出力部ヘリカルスプライン43との双方と噛み合うスライダギア44と、軸線X上を前後方向F,Rへスライドするコントロールシャフト48と、該スライダギア44を該コントロールシャフト48に前後方向F,Rへは相対移動不能、且つ開閉方向O,Cへは相対移動可能に連結した連結機構52とを含み構成されている。
スライダギア44は、支持パイプ20xと入力部21及び出力部31との相互間に挿入されており、該スライダギア44の外周面には、入力部ヘリカルスプライン42と噛み合う入力用ヘリカルスプライン45と、出力部ヘリカルスプライン43と噛み合う出力用ヘリカルスプライン46とが設けられている。これらヘリカルスプラインの詳細は、入力用ヘリカルスプライン45及びそれと噛み合う入力部ヘリカルスプライン42が、前方Fから後方Rに進むに従って閉方向Cへ旋回する螺旋状(図においては左ねじの螺旋状)に形成されており、出力用ヘリカルスプライン46及びそれと噛み合う出力部ヘリカルスプライン43が、前方Fから後方Rに進むに従って開方向Oへ旋回する螺旋状(図においては右ねじの螺旋状)に形成されている。該スライダギア44の形状は、略円筒状であって、内周面は支持パイプ20xに摺接し、外周面には、前述の入力用ヘリカルスプライン45と出力用ヘリカルスプライン46とが前後方向F,Rへ間隔を空けて形成されている。そして、それら両ヘリカルスプライン45,46の相互間には、他の部分に比べて径が小さくなった小径部47が形成されている。
コントロールシャフト48は、支持パイプ20xと同じく、複数の可変動弁機構9が共有する一本のシャフトであって、支持パイプ20xの内部に挿入されている。そして、このコントロールシャフト48の一端には、該コントロールシャフト48を前後方向F,Rへ駆動するリフト量可変アクチュエータ49が連結されている。
連結機構52は、スライダギア44に設けられた開閉方向O,Cへ延びるスリット孔54と、支持パイプ20xに設けられた前後方向F,Rへ延びる長孔55と、コントロールシャフト48から突出して長孔55を挿通してスリット孔54に係合した係合ピン53とを含み構成されている。
本実施例によれば、係合手段36を設けることによって、入力部21と出力部31とを、スライダギア44を介さず直接的に係合することができる。そのため、入力部21と出力部31とをコッキングし難くして、両者を支持パイプ20x上に安定に支持することができる。そして、該係合手段36の加工についても、いずれのヘリカルスプライン42,43にも係合凹部を切削する必要がないため、従来例2に比べ簡単である。
また、入力部21及び出力部31の焼結成形についても、次の理由で簡単である。すなわち、入力部21及び出力部31と別体的に係合部材39が形成されているため、該入力部21及び出力部31のうちのいずれか一方の前後方向(軸線方向)F,Rへの長さは、一体的に形成されている場合よりも、該一方から該係合部材39が突出すべき長さ分だけ短くなり、該一方を焼結成形する際の圧縮ストロークが短くなるからである。
また、入力部21の加工についても、次の理由で簡単である。すなわち、従来までのものは、例えば、図5(b)に示す従来例2の入力部93のように、該入力部93の端面93sと、該入力部93の外周面に突出形成された入力アーム94の側面94sとの間に段差Gを有していたが、このような段差Gを焼結のみによって成形するのは難しく、よって、成形後に該段差Gを切削形成する必要があり、加工が面倒であった。そのため、本実施例では、係合凹部37の底面37sと入力アーム24の側面24sとを同一面上に連続させて両者間から段差を取り除くことによって、該段差を切削する手間を省いているからである。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨から逸脱しない範囲で変更して具体化することもできる。
本発明の実施例の可変動弁機構を示す全体側面図である。 同実施例の仲介駆動機構、及びその周辺を示す斜視図である。 同実施例の仲介駆動機構を示す分解斜視図である。 同実施例の仲介駆動機構、及びその周辺を示す(a)は上面断面図、(b)は正面断面図、(c)は部分拡大図である。 (a)は従来例1の仲介駆動機構を示す、(b)は従来例2の仲介駆動機構を示す分解斜視図である。
符号の説明
5 内燃機関
8 バルブ
9 可変動弁機構
10 回転カム
20 仲介駆動機構
21 入力部
24 入力アーム
24s 入力アームの側面
31 出力部
36 係合手段
37 係合凹部(入力部側)
37s 係合凹部の底面
38 係合凹部(出力部側)
39 係合部材
41 回動位相差可変機構
42 入力部ヘリカルスプライン
43 出力部ヘリカルスプライン
44 スライダギア
w1 入力部の外周面の幅
w2 入力アームの幅
X 軸線
F 前方(軸線方向)
R 後方(軸線方向)
O 開方向(周方向)
C 閉方向(周方向)

Claims (2)

  1. 同一の軸線上に並べて揺動可能に支持された略円筒状の入力部と出力部とを備え、回転カムにより前記入力部が駆動されると前記出力部にてバルブを駆動する仲介駆動機構と、前記入力部と前記出力部との相対回動位相差を変動させる回動位相差可変機構とを備えた内燃機関の可変動弁機構において、
    前記回動位相差可変機構は、前記入力部の内周面に設けられた入力部ヘリカルスプラインと、前記出力部の内周面に設けられた、前記入力部ヘリカルスプラインとは角度の異なる出力部ヘリカルスプラインとに、両ヘリカルスプラインと噛み合いつつ軸線方向へスライドするスライダギアが係合してなり、
    前記入力部と前記出力部とは、双方の互いに隣接し合う端面の外周にそれぞれ設けられた両係合凹部に、リング状の係合部材が係合することによって、いずれのヘリカルスプラインにも係合凹部が切削されることなく、前記軸線の周方向へ相対移動可能に係合したことを特徴とする内燃機関の可変動弁機構。
  2. 前記入力部は、その外周面の幅と、該外周面に突出形成された、前記回転カムに押圧される入力アームの幅とが実質的に等しく揃えられ、前記入力アームの側面と前記係合凹部の底面と間の境目には、段差が切削形成されていない請求項1記載の内燃機関の可変動弁機構。
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