JP2007327374A - 内燃機関の可変動弁機構 - Google Patents

内燃機関の可変動弁機構 Download PDF

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真之 山本
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弘毅 山口
Yoshihiko Hamamura
芳彦 濱村
Yuji Yoshihara
裕二 吉原
Koichi Shimizu
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Abstract

【課題】コントロールシャフトを捩れ難くして、該シャフトに欠けや折損が発生するのを抑える。
【解決手段】可変動弁機構9は、カムシャフト10x上に3つの各気筒6に対して1つずつ回転位相を略等間隔にずらして形成された各回転カム10と、回転カム10により入力部21が駆動されると出力部31にてバルブ8を駆動する各仲介駆動機構20と、入力部21と出力部31との相対回動位相差を変動させる各回動位相差可変機構41とを備えている。回動位相差可変機構41は、入力部21及び出力部31と噛み合ったスライダギア44と、全回動位相差可変機構41のスライダギア44を駆動するコントロールシャフト48とを含み構成されている。回転カム10は、異なる気筒6に対して設けられたバルブ8どうしのバルブオーバーラップが生じないカムプロフィールを備えたことによって、該オーバーラップによるコントロールシャフト48の捩れ増加を防止している。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の運転状況に応じてバルブのリフト量、作用角及びタイミングを連続的又は段階的に変化させる可変動弁機構に関する。
この種の可変動弁機構の中には、特許文献1等に示す形態のものが3気筒、4サイクルの内燃機関5に対して設置された場合を示す、図6に示す従来例の可変動弁機構90のように、同一のカムシャフト91x上に3つの各気筒6に対してそれぞれ1つずつ互いに回転位相を略等間隔に約120度ずつずらして形成された回転カム91と、同一軸線X上に並べて揺動可能に支持された入力部93と出力部94とを備え、回転カム91により入力部93が駆動されると出力部94にて気筒6に対して設けられたバルブ8を駆動する仲介駆動機構20と、入力部93と出力部94との相対回動位相差を変動させる回動位相差可変機構95とを備えたものがある。
回動位相差可変機構95は、入力部93及び出力部94との間でそれぞれ互いに角度の異なるヘリカルスプラインの噛み合いをするスライダギア96と、軸線X上を軸線方向F,Rへスライドするコントロールシャフト97と、スライダギア96をコントロールシャフト97に軸線方向F,Rへは拘束し且つ周方向へは摺動可能に連結した連結機構(図示略)とを含み構成されている。このとき、通常、各回転カム91は、仲介駆動機構92を駆動してバルブ8を開く作用角A0を120度以上の範囲に渡って備えたカムプロフィールを備えている。
特開2006−90160公報
上記構造においては、回転位相を約120度ずつずらして形成された3つの回転カム91が、それぞれ120度以上の作用角A0を備えているため、図6(c)に示すように、一の回転カム91が仲介駆動機構92を駆動し終えてバルブ8を閉じ終わる前に、図6(d)に示すように、他の回転カム91が仲介駆動機構20を駆動し始めてバルブ8を開き始める、他気筒間でのバルブオーバーラップが生じ、それによって、次のような問題が発生する。
すなわち、該バルブオーバーラップ時には、該駆動し始めた側の仲介駆動機構92は、回転カム91によって押し下げられていくのに伴い一方の周方向Oへ回動する反面、該駆動し終わる側の仲介駆動機構92は、リターンスプリング等によって押し戻されていくのに伴い該一方の周方向Oとは反対側の周方向Cへ回動することとなる。そのため、このとき、両仲介駆動機構92からコントロールシャフト97へは、スライダギア96及び連結機構(図示略)を介して相反する両周方向O,Cへの摺動摩擦が加えられる。その摺動摩擦によって、図7のイメージ図に示すように、バルブオーバーラップ時にコントロールシャフト97に加わる捩り応力が増加して、それがコントロールシャフト97の欠けや折損の原因となることがある。なお、該図7においては、横軸に内燃機関5の回転角度を示しているが、カムシャフト91xは4サイクルの内燃機関5が2回転(720度回転)する毎に1回転するため、3つの回転カム91のプロフィールは240度毎に並んでいる。
そこで、コントロールシャフトを捩れ難くして、該シャフトに欠けや折損が発生するのを抑えること目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の内燃機関の可変動弁機構は、同一のカムシャフト上に3つ以上の各気筒に対してそれぞれ1つずつ互いに回転位相を略等間隔にずらして形成された各回転カムと、同一軸線上に並べて揺動可能に支持された入力部と出力部とを備え、前記回転カムにより前記入力部が駆動されると前記出力部にて前記気筒に対して設けられたバルブを駆動する各仲介駆動機構と、前記入力部と前記出力部との相対回動位相差を変動させる各回動位相差可変機構とを備えた内燃機関の可変動弁機構において、前記回動位相差可変機構は、前記入力部及び前記出力部との間でそれぞれ互いに角度の異なるヘリカルスプラインの噛み合いをするスライダギアと、前記軸線上を軸線方向へスライドする、全回動位相差可変機構が共有する同一のコントロールシャフトと、前記スライダギアを前記コントロールシャフトに前記軸線方向へは拘束し且つ周方向へは摺動可能に連結した連結機構とを含み構成され、前記回転カムは、互いに異なる気筒に対して設けられたバルブどうしのバルブオーバーラップが生じないカムプロフィールを備えたことによって、前記バルブオーバーラップによる前記コントロールシャフトの捩れ増加を防止したことを特徴とする。
前記気筒の数は、特に限定されないが、3つであることが好ましい。但し、該3つとは、該3つの気筒が少なくとも1組あればよく、よって、2組ある、いわゆるV6エンジン等も当然含まれるものとする。該気筒の数は少ない方が、仲介駆動機構を押圧してバルブを開く各回転カムの作用角を、大きくとることができるからである。
本発明によれば、バルブオーバーラップによる前記コントロールシャフトの捩れ増加を防止することによって、該シャフトに欠けや折損が発生するのを抑えることができる。
本発明の内燃機関5の可変動弁機構9は、同一のカムシャフト10x上に3つの各気筒6に対してそれぞれ1つずつ互いに回転位相を略等間隔にずらして形成された計3つの回転カム10と、同一軸線X上に並べて揺動可能に支持された入力部21と出力部31とを備え、回転カム10により入力部21が駆動されると出力部31にて気筒6に対して設けられたバルブ8を駆動する計3つの仲介駆動機構20と、入力部21と出力部31との相対回動位相差gを変動させる計3つの回動位相差可変機構41とを備えている。
回動位相差可変機構41は、入力部21及び出力部31との間でそれぞれ互いに角度の異なるヘリカルスプラインの噛み合いをするスライダギア44と、軸線X上を軸線方向F,Rへスライドする、全3つの回動位相差可変機構41が共有する同一のコントロールシャフト48と、スライダギア44をコントロールシャフト48に軸線方向F,Rへは拘束し且つ周方向O,Cへは摺動可能に連結した連結機構52とを含み構成されている。
回転カム10は、互いに異なる気筒6に対して設けられたバルブ8どうしのバルブオーバーラップが生じないカムプロフィールを備えたことによって、該バルブオーバーラップによるコントロールシャフト48の捩れ増加を防止している。
本実施例1の図1〜図3に示す可変動弁機構9は、内燃機関の運転状況に応じてバルブの開閉量を連続的に変化させる機構であって、ここでは、気筒6を3つ備えた3気筒の4サイクルの内燃機関5の吸気用のバルブ8に対して設置されている。詳しくは、この内燃機関5は、3つの気筒6の上端に同一のシリンダヘッド7を備え、該シリンダヘッド7に前述のバルブ8が、3つの各気筒6に対してそれぞれ2つずつの計6つ設置されている。
可変動弁機構9は、同一のカムシャフト10x上に3つの各気筒6に対してそれぞれ1つずつ設けられた計3つの回転カム10と、6つの各バルブ8に対してそれぞれ1つずつ設置され、動力が伝えられると揺動して該バルブ8を開閉する計6つのロッカアーム15と、各回転カム10と同一の気筒6に対して設けられた2つのロッカアーム15との間に介在して、該回転カム10からの動力を両ロッカアーム15へ伝達量可変に伝えることによって、バルブ8の開閉量を調節する計3つの仲介駆動機構20とを含み構成されている。
回転カム10は、シリンダヘッド7の上方に回転可能に設置された前述のカムシャフト10x上に形成されており、基本部分となるベース円部11と、該ベース円部11から突出したカムノーズ12とを含み構成されている。そして、該回転カム10の外周面には、仲介駆動機構20を押圧するカム面10sが形成されている。該回転カム10は3つ、互いに回転位相をカムシャフト10xの周方向へ約120度ずつ略等間隔にずらして形成されており、各回転カム10は、カムノーズ12が形成された、仲介駆動機構20を押圧して駆動する作用角A1の大きさを120度以内(約120度)に納めたカムプロフィールを備えている。
ロッカアーム15は、基端部15aがラッシュアジャスタ17に揺動可能に支持されており、先端部15bがバルブ8のステムエンド8eに当接している。また、該ロッカアーム15の中間部には、仲介駆動機構20に押圧されるローラ16が軸着されている。
仲介駆動機構20は、同一の支持パイプ20xに並べて揺動可能に支持された入力部21と出力部31とを備え、回転カム10により入力部21が駆動されると出力部31にてバルブ8を駆動する機構であって、その内部には、入力部21と出力部31との相対回動位相差gを変動させる回動位相差可変機構41が設けられている。なお、以下においては、支持パイプ20xの中心線である軸線Xの長さ方向(軸線方向)のうちの一方を前方F、他方を後方Rとし、該軸線Xを軸とした回動方向(周方向)のうち、仲介駆動機構20がロッカアーム15を駆動してバルブ8を開く側の方向を開方向Oとし、その反対側の方向を閉方向Cとする。
支持パイプ20xは、3つの仲介駆動機構20が共有する一本の回転軸となるパイプであって、シリンダヘッド7の上部に前後方向F,Rに間隔を置いて並設された複数の立壁部7vを挿通して該立壁部7vに回動不能に固定されている。そして、該複数の立壁部7vのうちの2つの相互間に、一の仲介駆動機構20の入力部21と出力部31とが互いに端面を合わせた状態で並べて支持されている。そして、これら入力部21と出力部31とは、その並びの両端が両側の立壁部7vに当接することによって、前後方向F,Rへの移動が抑止されている。
入力部21は、立壁部7vの相互間における略中央に配設されている。該入力部21は、基本部分となる円筒状のベース円部22と、回転カム10に当接する入力ローラ25を支持した入力アーム24と、リターンスプリング28が取り付けられたリターンアーム27とを含み構成され、ベース円部22の中心部には、スライダギア44を挿通させるための軸穴が形成されている。入力アーム24は、ベース円部22の外周面に2本平行に突出形成されており、両入力アーム24の先端における相互間には、シャフト26を介し前述の入力ローラ25が軸着されている。また、リターンアーム27は、両入力アーム24に対する入力部21の径方向の略反対側に突出形成されており、外部のスプリング取付部29との間には、該リターンアーム27を閉方向Cへ付勢することによって、入力ローラ25を回転カム10のカム面10sに常に当接させる前述のリターンスプリング28が取り付けられている。
出力部31は、入力部21の前後方向F,R両側に1づずつ配設されている。各出力部31は、基本部分となる円筒状のベース円部32と、ロッカアーム15を押圧するための出力カム面34sを備えた出力ノーズ34とを含み構成され、ベース円部32の中心部には、支持パイプ20x及び回動位相差可変機構41を挿通させるための軸穴が形成されている。また、各出力部31の入力部側とは反対側の端面には、支持パイプ20xを挿通させるための中心孔を備えた軸受部33が設けられている。各出力部31の出力ノーズ34は、ベース円部32の外周面に突出形成されており、該出力ノーズ34の頂部よりも開方向O側の外周面には、凹状に湾曲した前述の出力カム面34sが形成されている。
回動位相差可変機構41は、入力部21及び出力部31との間でそれぞれ互いに角度の異なるヘリカルスプラインの噛み合いをするスライダギア44と、軸線X上を前後方向F,Rへスライドするコントロールシャフト48と、該スライダギア44を該コントロールシャフト48に前後方向F,Rへは拘束し、且つ開閉方向O,Cへは摺動可能に連結した連結機構52とを含み構成されている。
スライダギア44は、支持パイプ20xと入力部21及び出力部31との相互間に挿入されており、該スライダギア44の外周面には、入力部21の内周面に形成された入力部ヘリカルスプライン42と噛み合う入力用ヘリカルスプライン45と、出力部31の内周面に形成された出力部ヘリカルスプライン43と噛み合う出力用ヘリカルスプライン46とが設けられている。これらヘリカルスプラインの詳細は、入力用ヘリカルスプライン45及びそれと噛み合う入力部ヘリカルスプライン42が、前方Fから後方Rに進むに従って閉方向Cへ旋回する螺旋状(図においては右ねじの螺旋状)に形成されており、出力用ヘリカルスプライン46及びそれと噛み合う出力部ヘリカルスプライン43が、前方Fから後方Rに進むに従って開方向Oへ旋回する螺旋状(図においては左ねじの螺旋状)に形成されている。該スライダギア44の形状は、略円筒状であって、内周面は支持パイプ20xに摺接し、外周面には、前述の入力用ヘリカルスプライン45と出力用ヘリカルスプライン46とが前後方向F,Rへ間隔を空けて形成されている。そして、それら両ヘリカルスプライン45,46の相互間には、他の部分に比べて径が小さくなった小径部47が形成されている。
コントロールシャフト48は、支持パイプ20xと同じく、3つの仲介駆動機構20が共有する一本のシャフトであって、支持パイプ20xの内部に挿入されている。そして、このコントロールシャフト48の一端には、該コントロールシャフト48を前後方向F,Rへ駆動するリフト量可変アクチュエータ(図示略)が連結されている。
連結機構52は、スライダギア44に設けられた開閉方向O,Cへ延びるスリット孔54と、支持パイプ20xに設けられた前後方向F,Rへ延びる長孔(図示略)と、コントロールシャフト48から突出して長孔(図示略)を挿通してスリット孔54に係合した係合ピン53とを含み構成されている。
以上に示した可変動弁機構9が、内燃機関5が稼動するのに従って、バルブ8を駆動する際の様子を図4のイメージを参照に以下に説明する。まず、いずれか1つの回転カム10の作用角A1が、該カムの回転に伴い仲介駆動機構20の入力ローラ25に当接し、更にこれを押圧していくことによって、該仲介駆動機構20を駆動してバルブ8を開く。そして、次に、該回転カム10が、該仲介駆動機構20を駆動し終わりバルブ8を閉じると略同時に、他の回転カム10の作用角A1が、仲介駆動機構20の入力ローラ25に当接しバルブ8を開き始める。3つの回転カム10は、上記動作の繰り返すことによって、3つの気筒6に対して設けられた3対のバルブ8を一対ずつ順に開閉していく。なお、図4においても、図7と同様、横軸に内燃機関5の回転角度を示しているが、カムシャフト10xは4サイクルの内燃機関5が2回転(720度回転)する毎に1回転するため、3つの回転カム10のプロフィールは240度毎に並んでいる。
本実施例1によれば、3つの回転カム10は回転位相を約120度ずつずらして設けられており、且つ各回転カム10の作用角A1は120度以内に納められているため、互いに異なる気筒6に対して設けられたバルブ8どうしがバルブオーバーラップすることがない。そのため、コントロールシャフト48に加わる捩り応力が該バルブオーバーラップによって増加するのを防止すること、すなわち、該捩り応力の発生を、図4のイメージ図に示すように、図7のイメージ図に示す従来例より小さく抑えることができるので、コントロールシャフト48に欠けや折損が発生するのを抑えることができる。
なお、本実施例1においては、作用角A1を120度以内に納めなくてはならに関係上、従来例に比べバルブ8を開く時間は短くなるが、その分バルブ8のリフト量を大きくして、図4に示す該リフト量の時間面積S1を図7に示す従来例の時間面積S0と略等しく揃えることによって、該バルブ8からの吸気量を従来例のものと略同じ水準に維持している。
本実施例2の図5に示す可変動弁機構69は、実施例1の可変動弁機構9と略同様であるが、気筒6を4つ備えた4気筒の内燃機関65の吸気用のバルブ8に対して設置されている点で相違している。そのため、該可変動弁機構69は、同一のカムシャフト70x上に4つの各気筒6に対してそれぞれ1つずつ形成された計4つの回転カム70と、計8つのロッカアーム15と、計4つの仲介駆動機構20とを含み構成されている。
回転カム70は4つ、互いに回転位相をカムシャフト70xの周方向へ約90度ずつ略等間隔にずらして形成されており、各回転カム70は、カムノーズ72が形成された、仲介駆動機構20を押圧して駆動する作用角A2の大きさを90度以内(約90度)に納めたカムプロフィールを備えている。
本実施例2によれば、4つの回転カム70は回転位相を約90度ずつずらして設けられており、且つ各回転カム70の作用角A2は90度以内に納められているため、互いに異なる気筒6に対して設けられたバルブ8どうしがバルブオーバーラップすることがない。そのため、実施例1と同様に、コントロールシャフト48に加わる捩り応力の発生を小さく抑えることができ、それによって、コントロールシャフト48に欠けや折損が発生するのを抑えることができる。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨から逸脱しない範囲で変更して具体化することもできる。
本発明の実施例1の可変動弁機構を示す(a)は全体平面図、(b)(c)(d)は側面図である。 同実施例の可変動弁機構を示す側面図である。 同実施例の可変駆動機構を示す斜視図である。 同実施例における内燃機関の回転角度に対するバルブのリフト量及びコントロールシャフトに加わる捩り応力の大きさを示すイメージ図である。 実施例2の可変動弁機構を示す(a)は全体平面図、(b)(c)(d)(e)は側面図である。 従来例の可変動弁機構を示す(a)は全体平面図、(b)(c)(d)は側面図である。 同従来例における内燃機関の回転角度に対するバルブのリフト量及びコントロールシャフトに加わる捩り応力の大きさを示すイメージ図である。
符号の説明
5 内燃機関
6 気筒
8 バルブ
9 可変動弁機構
10 回転カム
10x カムシャフト
20 仲介駆動機構
21 入力部
31 出力部
41 回動位相差可変機構
44 スライダギア
48 コントロールシャフト
52 連結機構
65 内燃機関
69 可変動弁機構
70 回転カム
70x カムシャフト
g 相対回動位相差
X 軸線
F 前方(軸線方向)
R 後方(軸線方向)
O 開方向(周方向)
C 閉方向(周方向)

Claims (1)

  1. 同一のカムシャフト上に3つ以上の各気筒に対してそれぞれ1つずつ互いに回転位相を略等間隔にずらして形成された各回転カムと、同一軸線上に並べて揺動可能に支持された入力部と出力部とを備え、前記回転カムにより前記入力部が駆動されると前記出力部にて前記気筒に対して設けられたバルブを駆動する各仲介駆動機構と、前記入力部と前記出力部との相対回動位相差を変動させる各回動位相差可変機構とを備えた内燃機関の可変動弁機構において、
    前記回動位相差可変機構は、前記入力部及び前記出力部との間でそれぞれ互いに角度の異なるヘリカルスプラインの噛み合いをするスライダギアと、前記軸線上を軸線方向へスライドする、全回動位相差可変機構が共有する同一のコントロールシャフトと、前記スライダギアを前記コントロールシャフトに前記軸線方向へは拘束し且つ周方向へは摺動可能に連結した連結機構とを含み構成され、
    前記回転カムは、互いに異なる気筒に対して設けられたバルブどうしのバルブオーバーラップが生じないカムプロフィールを備えたことによって、前記バルブオーバーラップによる前記コントロールシャフトの捩れ増加を防止したことを特徴とする内燃機関の可変動弁機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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