JP4627837B2 - 長尺体カバー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、空調用配管、ガス導管、給湯配管、或いは電線等の長尺体を見栄え良く覆って壁面等のカバー固定部に固定させるための長尺体カバーに係り、詳しくは、カバー固定部に対する取付け位置が互いに異なる一対の長尺体どうしを、スペーサー等の間隔調節具を用いることなく、かつ、長尺体を無理に曲げることなく良好に接続できる状態でカバーする技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、配管カバーに内装された互いに径の異なる樹脂製の空調用配管を接続する場合は、図18に示すように、異径ジョイント40を用いるようにするのが一般的である。各配管カバー61,62は、壁面44にビス止めされるカバーベース63,64と、カバーベース63,64に対して着脱自在な断面下向きU字状のカバー本体65,66と、カバーベース63,64に対してその長手方向にスライド自在に支持されるクランプ67,68とで構成されている。
【0003】
この場合、第1配管カバー61に内装の大径の第1配管p1の壁面44からの距離t1は、第2配管カバー62に内装の小径の第2配管p2の壁面44からの距離t2よりも大きく、単純に配管p1,p2を接続できない。そこで、最も異径ジョイント側の第2配管p2用のクランプ68を、異径ジョイント40から大きく離して位置させ、第1配管p1に比べて撓ませ易い第2配管p2を撓ませることで壁面44からの高さ位置を高くして、第1配管p1の高さレベルにある異径ジョイント40とを接続させる対処を行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の対処手段では、樹脂管の撓み変形を無理の無い範囲に設定すると、異径ジョイントを挟む配管部分のクランプ間距離が長くなって支持強の点で不利であり、異径ジョイントを挟む配管部分のクランプ間距離を、支持強度を考慮した短めの長さに設定すると、今度は樹脂管の撓み変形が過剰となる無理の生じる傾向があり、配管の支持構造としては改善の余地が残されているものであった。
【0005】
本発明の目的は、互いに接続される一対の配管等の長尺体どうしの長尺体固定部に対する位置が、前述したように異なっていても、強度不足になるとか、無理に配管を撓ませるといった不都合が無く、良好に支持できる長尺体カバーを得る点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
図2に例示する如く、カバー固定部44に固定されるカバーベース45と、カバーベース45との間に長尺体p1を収容自在なスペースを確保する状態でカバーベース45に対して着脱自在なカバー本体47と、カバーベース45に固定された状態で長尺体p1を支持するクランプ49とを備えて成る長尺体カバーにおいて、
クランプ49を、長尺体p1をクランプして支える支持部sと、支持部sをカバーベース45に固定するための取付部tとを備えて構成するとともに、長尺体p1のクランプ位置をカバーベース45に対する遠近方向に調節可能な調節機構Cを設けてもよい。
上記構成によれば、調節機構によって長尺体の支持位置をカバーベースに対して遠近方向に調節できるから、カバーに内装された状態で互いに接続される一対の長尺体どうしのカバー固定部からの高さ位置が違うときには、長尺体の無理の無い単位長さ当たりの撓み量に合わせて、一方又は双方のクランプにおけるカバー固定部に対する長尺体支持位置を遠近方向に調節することが可能になる。故に、カバー長手方向に対するクランプの位置を変更しなくて済むので、従来のように、配管の撓み変形を許容範囲内にするために、クランプ位置を本来の位置からカバー長手方向に遠く離すとか、クランプ位置の異なる別クランプを用いるといった対策が不要であり、良好な支持強度を得るに適した箇所にクランプを配置できるようになる。
【0007】
図2に例示する如く、調節機構Cは、支持部s内において長尺体支持位置がカバーベース45に対して遠近方向に調節可能なものに構成されていてもよい。
上記構成によれば、位置調節される対象である長尺体を直接に支持する支持部に調節機構が備わっているので、例えば、クランプとカバーベースとの間に調節機構を設けて、支持部が長尺体と一緒に位置調節される構造に比べて、位置調節される側の部分を少なくすることができる。これにより、調節機構の構造を簡略化することができるとか、支持部が長尺体を支持するに比べて、支持強度的には条件の厳しくなるカバーベースと取付部との固定部は、例えば、ボルト止めするとか、圧入して嵌め込む等の単純な構造で済むようになる。
上記構成の長尺体カバーでは、調節機構を支持部に設けることにより、位置調節される側の部分を少なくして位置調節操作が簡単で楽に行なえるとか、調節機構の構造簡素化、並びにそれによるコストダウンが図れる利点がある。
【0008】
図2に例示する如く、支持部sは、長尺体p1の幅よりも小さい開口幅を持つ開口部49cが上端部に形成され、かつ、開口幅が長尺体p1の幅以上となるまで弾性変形自在な可撓性を備えたものに構成されていてもよい。
上記構成によれば、支持部の上端部に形成された開口部の開口幅を、長尺体の幅よりも狭いものに設定しながら、撓み変形によって開口幅を長尺体の幅以上に広げることができるから、開口部を長尺体の幅以上に広げることで支持部内に長尺体を入れ込むことができるとともに、長尺体が支持部内に入れられた状態では開口部の開口幅は長尺体の幅より狭い状態に戻っており、長尺体の支持部からの抜け出しを規制するようになる。
つまり、長尺体を開口部に押付ける操作を行なうだけで、開口部を押し開いて支持部内に入れ込めるようになり、かつ、入れ込まれた状態では開口部からの長尺体の抜け出しが規制されてのクランプ状態が現出されるのである。従って、抜き出すには、長尺体を強制的に開口部方向に引き抜き操作するだけで、開口部が撓んで開き変形して抜き出すことができるようになる。
上記構成の長尺体カバーでは、支持部上端の開口部に対して長尺体を押付ける操作でクランプへの装着が、かつ、引き抜き操作でクランプからの抜き出しが自在であり、クランプ操作及びクランプ解除操作のいずれもが単一操作で行なえる便利なものにできた。
上記のいずれの構成の長尺体カバーでも、長尺体支持位置をカバー固定部に対する遠近方向で調節可能なクランプを用いて長尺体をカバーに内装させる工夫により、長尺体固定部に対する離れ位置が互いに異なる長尺体どうしを、適切な間隔による十分な支持強度で、かつ、支障の無い撓み変形状態で長尺体の支持及びカバーリングができるようになった。
【0009】
請求項1の構成は、カバー固定部に固定されるカバーベースと、該カバーベースとの間に長尺体を収容自在なスペースを確保する状態で前記カバーベースに対して着脱自在なカバー本体と、前記カバーベースに固定された状態で長尺体を支持するクランプとを備えて成る長尺体カバーであって、
前記クランプを、長尺体をクランプして支える支持部と、該支持部を前記カバーベースに固定するための取付部とを備えて構成するとともに、前記長尺体のクランプ位置を前記カバーベースに対する遠近方向に調節可能な調節機構を設け、
前記調節機構を構成するのに、長尺体を内嵌保持可能な一対の保持片から前記支持部を構成するとともに、前記保持片の各々の前記遠近方向の中間部を遠近方向に延びる直線状とすることで、両保持片の直線状の中間部間において前記遠近方向の所定範囲内で長尺体をスライド移動自在にクランプする構成にしてあることを特徴とするものである。
請求項2の構成は、前記保持片の各々の前記遠近方向の近端部を長尺体の外径に合わせた円弧状とし、保持片の各々の遠近方向の遠端部を長尺体に抜け止め作用する鈎状にしてあることを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
−第1実施形態−
【0018】
図1は、直線状の配管カバー41,42で覆われた状態で互いに径の異なる空調用配管(長尺体の一例)p1,p2を、異径ジョイント40を介して連通接続してある状況を示している。径の大きい第1配管p1を内装する第1配管カバー41と、径の小さい第2配管p2を内装する第2配管カバー42との間における異径ジョイント40部分は、両配管カバー41,42に亘る状態の段違いカバー43を用いてカバーしてある。
【0019】
各配管カバー41,42は、壁面(カバー固定部の一例)44に固定されるカバーベース45,46と、このカバーベース45,46との間に配管p1,p2を収容自在なスペースを確保する状態にカバーベース45,46に対して着脱自在なカバー本体47,48と、カバーベース45,46に支持されるクランプ49,50とで構成されている。各配管カバー41,42は、大きさが異なるが構造は同じであるので、第1配管カバー41のもので構造を説明する。
【0020】
図2に示すように、カバーベース45には、クランプ49を嵌め入れるための対向は位置される一対の内向きレール部45a,45aと、カバー本体47を嵌め込むための一対の外向き係入部45b,45bが形成されている。ビス4で壁面44に固定されたカバーベース45に対して、クランプ49を、隣合うビス4,4間にてカバー長手方向にスライド移動可能に係合支持してある。クランプ49は、配管p1に外囲して支える支持部sと、支持部sをカバーベース45に固定するための取付部tとを有するとともに、配管p1の支持位置を壁面44に対する遠近方向に調節可能な調節機構Cを設けて構成されている。
【0021】
径の大きい配管p1用の大クランプ49は、一対のレール部45a,45aに嵌合する脚片49a,49aと、配管p1を内嵌保持可能な一対の保持片49b,49bを有した管軸方向に短い短冊状のものであり、脚片49a,49aが取付部tに、かつ、保持片49b,49bが支持部sに夫々相当している。保持片49bは、その下端部(つまり、前記遠近方向の近端部)は配管p1の外径に合わせた円弧状に、上端部(つまり、前記遠近方向の遠端部)は配管p1に抜け止め作用する鈎状に、そして上下中間部(つまり、前記遠近方向の中間部)は上下方向に延びる直線状とすることで、配管p1を壁面44に対して上下方向(遠近方向)に所定範囲内でスライド移動自在にクランプする調節機構Cとしてある。
【0022】
配管p1を大クランプ49にクランプさせるには、上方から大クランプ49に押し込めば、一対の保持片49b,49bが弾性変形してそれらの間の開口部49cの開口幅を広めることで嵌め入れることができる。そして、弾性を有した合成樹脂製の大クランプ49は、隣合うビス4どうしの間ではスライド自在であり、その範囲内では管軸方向の配管保持位置を自由に設定することができる。因みに、ビス4を皿ネジとして、カバーベース45の上面から突出しないようにすれば、大クランプ49を制限無くスライド可能である。
【0023】
又、カバー本体47は、半円弧状の上部47Aの両側にスカート部47B,47Bを備えた断面逆向き略U字形状を呈し、係入部45bに係合する一対の突起47aを各スカート部47Bに形成してある。従って、図2に示すように、カバー本体47が弾性拡径変形して突起47a,47aが係入部45b,45bを乗り越えてから係合することができるので、カバー本体47を上方から落とし込み操作することで、カバーベース45に装着することができる。
【0024】
図1に示すように、大径配管p1と小径配管p2とを異径ジョイント40を介して連通接続させると、各配管p1,p2の壁面44からの基準設置高さL1、L2は、L1>L2の関係となり、異径ジョイント40の前後における配管p1,p2の撓みにより、その段差L1−L2を吸収するようになる。故に、異径ジョイント40前後における配管クランプ位置高さは、それ以外の箇所と異なることとなるが、各クランプ49,50には前述した調節機構Cが備わっているので、異径ジョイント40の直前及び直後においても、各配管p1,p2を不都合無くクランプすることができる。
【0025】
ところで、異径ジョイント40の直前及び直後のクランプ49,50以外は、原理図である図3に示すように、カバー本体47の中心位置(前述の基準設置高さ位置)でクランプできる配管カバー41でも良い。すなわち、円弧状の保持片51bと脚片51aとで成り、調節機構Cを持たない固定クランプ51を用いて配管p1をクランプしてある配管カバー41である。
【0026】
尚、図2に仮想線で示すように、配管p1を円弧状のスペーサ75に載置した状態でクランプ49に入れ込み、支持部sの上下中央部等の所望の高さ位置に配管p1を安定維持させるようにしても良い。
【0027】
−第2実施形態−
【0028】
図4,5に、室内にて配管された給湯管P(長尺体の一例)の隅部における方向変換部分が示されている。給湯管Pは、保護及び見栄えを目的とした配管カバーB(長尺体カバーの一例)で覆われており、配管カバーBは、ストレート管5を覆う直線配管カバー6、エルボ管7部分を覆う屈曲配管カバー8、直線配管カバー6と屈曲配管カバー8とに跨る連結カバー9等から構成されている。
【0029】
室内の隅では、e壁とf壁とg壁とが交わるところであり、一方の直線配管カバー6はf壁に対して取付けられており、他方の直線配管カバー6はg壁に対して取付けられている。つまり、向かい合う直線配管カバー6,6は、配管カバーBに内装される給湯管Pの軸心xに関して互いに90度捩じられた姿勢で、かつ、互いに異なる面に取付けられており、後述する理由(d1≠d2の関係。図19参照)によって、三次元的な屈曲配管経路が形成されている。
【0030】
つまり、一方の直線配管カバー6の軸心x1と、他方の直線配管カバー6の軸心x2とが交わらず、段差aが付いた状態でのエルボ管7を配管するものである。そこで、断面円形の屈曲配管カバー8と、一対の連結カバー9,9、及び一対の固定ブラケット10,10等から、三次元的に曲がる方向転換部分を、その双方の軸心x1,x2が交わらない芯ずれを吸収しながら上手く覆う屈曲カバー機構Aを構成してある。この実施形態では、屈曲配管カバー8が長尺体カバーB1に、かつ、連結カバー9と固定ブラケット10とで長尺体カバーB2に夫々相当して嵌合部Zを形成しているものである。次に、各部品の構造について説明する。
【0031】
図6に示すように、直線配管カバー6,6は、f壁等の面(w1)にビス4で固定されるカバーベース1と、カバー本体2と、隣合うビス4,4間にてカバー長手方向にスライド移動自在にカバーベース1に係合支持されたクランプ3とから構成されている。カバーベース1には、クランプ3を嵌め入れるための対向配置される一対の内向きレール部1a,1aと、カバー本体2を嵌め込むための一対の外向き係入部1b,1bが形成されており、カバーベース1に対して、クランプ3を、隣合うビス4,4間にてカバー長手方向にスライド移動可能に係合支持してある。
【0032】
カバー本体2は、半円弧状の上部2Aの両側にスカート部2B,2Bを備えた断面逆向き略U字形状を呈し、係入部1bに係合する一対の突起2aを各スカート部2Bに形成してある。カバー本体2は、カバーベース1に対して上方から落とし込み操作すれば、カバー本体2が弾性拡径変形して突起2a,2aが係入部1b,1bを乗り越えてから係合することができる。その乗り越え時のカバー本体2の外方への変位量ΔDを、カバー本体2の設置状態において壁面から離しておく必要がある。
【0033】
クランプ3は、配管Pに外囲して支える支持部sと、支持部sをカバーベース1に固定するための取付部tとを有するとともに、配管Pの支持位置を壁面に対する遠近方向に調節可能な調節機構Cを設けて構成されていおり、1個の直線配管カバー6につき複数個装備されている。
【0034】
クランプ3は、一対のレール部1a,1aに嵌合する脚片3a,3aと、配管Pを内嵌保持可能な一対の保持片3b,3bを有した管軸方向に短い短冊状のものであり、脚片3a,3aが取付部tに、かつ、保持片3b,3bが支持部sに夫々相当している。保持片3bは、その下端部は配管Pの外径に合わせた円弧状に、上端部は配管Pに抜け止め作用する鈎状に、そして上下中間部は上下方向に延びる直線状とすることで、配管Pを壁面w1に対して上下方向(遠近方向)に所定範囲内でスライド移動自在にクランプする調節機構Cとしてある。
【0035】
クランプ3は、隣合うビス4どうしの間ではスライド自在であり、その範囲内では管軸方向の配管保持位置を自由に設定することができる。配管Pをクランプ3に押し込めば、保持片3b,3bが弾性変形して上端の開口部3cから嵌め入れることができる。クランプ3に調節機構Cを備えてあるので、後述するd1≠d2の関係故に、エルボ管7の前後における配管Pに生じる若干の撓みを許容しながら、配管Pの長手方向に対する左右の位置決め作用、及び所定範囲内での上下方向の位置決め作用を得ている。
【0036】
図4,7,13に示すように、L字状の屈曲配管カバー8は、これの軸心8tに沿う面、詳しくは、屈曲軸心8tを全て含んだ面を割面とした基カバー8Aと蓋カバー8Bとから成る2分割構造に構成されており、その両側の先端部8sには先細り形状となるテーパ面11が施されている。両カバー8A,8Bは、蓋カバー8Bが外側となる周縁の段差嵌合部12と、基カバー8Aが凹部13aで、かつ、蓋カバー8Bが凸部13bとなる5箇所の凹凸嵌合部13とによって嵌合されている。各カバー8A,8Bには、直線配管カバー6,6双方の軸心x1,x2が交わる場合(図19のd1=d2である)に、直接壁面にビス止め可能とするための孔を後で形成し易くする凹み14を形成してある。
【0037】
図8,13に示すように、連結カバー9は、円弧形状の上部9Aの両側にスカート部9B,9Bを備えた断面逆向き略U字形状を呈し、直線配管カバー側端部の外郭形状を、先細り状となるテーパ面15に形成し、かつ、屈曲配管カバー側端部の内郭形状を、先拡がり状となるテーパ面16に形成してある。この内側のテーパ面16のテーパ角度は、屈曲配管カバー8のテーパ面11のテーパ角度よりも緩いものに設定されている(図15参照)。連結カバー9の内面には、屈曲配管カバー8の挿入限界を規定することが可能な内周リブ17と、各スカート部9Bの内側に位置するフック部18,18が一体形成されている。
【0038】
図9,11に示すように、固定ブラケット10は、ビス4で壁面に固定される基部19に、屈曲配管カバー8を係合させるための管軸方向に突出した円弧突起20、直線配管カバー6,6のカバーベース1の壁面からの浮き上がりを規制して保持する押え面21、連結カバー9のフック部18を係止させるための一対の係合部22,22、及び、蛇腹カバー(図示せず)の端部を引っ掛けて係止するための一対の引掛け部23,23を一体形成した多機能部品に構成されている。
【0039】
円弧突起20は、基部19から立ち上がる縦壁24から突設してあるとともに、縦壁24の付け根部分の基部19には、縦壁24の基部19からの除去を容易化するための切り込み25が形成されている。縦壁24の両側に間隙を持って配置される引掛け部23は、角孔26aを備えて横向きに突出する下側突片26と、同様に横向きに突出する上側突片27とで形成されている。係合部22は、突起22aと凹入面22bとを備えて構成されている。
【0040】
下側突片26の根元から立ち上げられて上側突片27を支える一対の脇縦壁28,28には、円弧突起20と同じ中心を有して、かつ、若干径の大きい円弧端面28aが形成してある。この円弧端面28aは、管軸方向での厚みが先端程薄くなる先細り状に尖らせてあり、長さ方向の途中で寸断された蛇腹カバー(図示せず)の蛇腹部分を引っ掛けられるように設定してある。
【0041】
図10に、仮固定状態の屈曲配管カバー8を本固定するための係止片30を示す。係止片30は、屈曲配管カバー8の外径に沿った円弧端面31aを有した略三角形の隠し壁31に、下側突片26と上側突片27との間に嵌まり込む側方突片32を形成して構成されている。側方突片32には、挿入限界を規定するストッパ32aを形成してある。
【0042】
次に、屈曲カバー機構Aを用いて屈曲配管部分をカバーリングする手順を説明する。図11に示すように、先ず、f壁とg壁の夫々にカバーベース1をビス4を用いて固定し、それらカバーベース1,1の端部のレール部1a,1aに、固定ブラケット10の押え面21を嵌め入れる。次いで、一方の固定ブラケット10のみをg壁にビス4で固定して、他方の固定ブラケット10が動きうる状態で、図12,14に示すように、基カバー8Aの各端部を、各円弧突起20の外側(壁側)に嵌め入れ、それから他方の固定ブラケット10をf壁にビス4で固定する。
【0043】
この場合、基カバー8Aの各端部を各円弧突起20の外側に嵌め入れてから、両固定ブラケット10,10をビス止めするやり方も可能である。但し、一対の係止片30,30のうち、e壁とg壁側のものは、基カバー8Aの装着後には取付けることができないので、基カバー8Aの装着前に嵌め入れておくようにすると良い。
【0044】
これにより、両カバーベース1,1と両固定ブラケット10,10が固定され、かつ、基カバー8Aが仮固定された状態になり、この状態でストレート管5、エルボ管7、これら両管5,7を接続するソケット管29から成る給湯管Pを、クランプ3を用いてカバーベース1に係止保持させる。このとき、一方のストレート管5の軸心x1と、他方のストレート管5の軸心x2が交わらずに段差aを生じているので(図5参照)、各ベースカバー1,1の最もエルボ管7側のクランプ3,3間における給湯管Pの撓みによってその段差aが吸収される。
【0045】
次に、図13に示すように、各ベースカバー1,1にカバー本体2を嵌め込んで装着するとともに、蓋カバー8Bを基カバー8Aに嵌め入れて屈曲配管カバー8を形成し、それから壁側でない側の係止片30を各固定ブラケット10に装備して、4個の係止片30により、円弧突起20の外周面に先細り先端部8sを押付け、仮固定状態にある屈曲配管カバー8を本固定させる。そして最後に、各連結カバー9,9を各固定ブラケット10,10に嵌め込んで装着することで、コーナー部分における給湯管Pの配管及びそのカバーリングが完了する。
【0046】
本実施形態では、長尺体カバーB2としてのカバーベースiである固定ブラケット10に対する「カバー固定対象部側」はf壁に、長尺体カバーB1としてのカバーベースhである基カバー8Aに対する「カバー固定対象部側」は固定ブラケット10に夫々相当するものである。
【0047】
ところで、エルボ管7の両側に存在する直線配管カバー6,6間には、方向が90度変更されるだけでなく、その曲がり方向に直交する方向に段差aが付いているので、その段差aを吸収して屈曲カバー機構Aは三次元屈曲するような状態になる。屈曲配管カバー8と連結カバー9とは、若干の隙間を見込んだ遊嵌状態での円弧嵌合とされているので、屈曲配管カバー8の軸心8tを直線配管カバー6の軸心x1又はx2を中心とした相対回動移動が自在(第1融通と定義する)であるとともに、屈曲配管カバー8の軸心8tが直線配管カバー6の軸心x1又はx2に対して傾く折れ曲がり移動がある程度可能(第2融通と定義する)であり、この2種の融通によって前述の段差aを吸収できるようになっている。その吸収形態としては次のような状況が考えられる。
【0048】
< 1> 屈曲配管カバー8の一方の端部が連結カバー9に対して管軸心P周りに 回動し、かつ、屈曲配管カバー8の他方の端部が連結カバー9に対して管軸方向で下方に傾く。これは、一方の連結カバー9部分では第1融通のみが機能し、他方の連結カバー9部分では第2融通のみが機能している状況である。
< 2> 屈曲配管カバー8の両端部が、いずれも各連結カバー9,9に対して管 軸心P周りに回動するとともに管軸方向で傾く。この傾きは、一方は下方に傾き、他方は上方に傾く。これは、いずれの連結カバー9部分でも、第1融通と第2融通の双方が機能している状況である。これら第1融通や第2融通は次のような問題を解決できる利点がある。
【0049】
すなわち、実公平7−36234号公報の図1に示された従来の屈曲カバー機構では、配管の敷設場所条件によっては、屈曲配管カバーを円滑に装備し難い状態となることがあった。すなわち、図4に示すように、エルボの両側に配置される直線配管カバーが、それらカバーに内装される配管の軸心に関して互いに90度捩じられた姿勢で、かつ、互いに異なる面に取付けられることにより、一方の直線配管カバーでの設定配管中心と、他方の直線配管カバーでの設定配管中心とが互いに交わらず、三次元的な屈曲配管経路が形成される場合である。それは、次のような原因に因る。
【0050】
図19に示す従来のカバー構造では、直線配管カバーは、構造物の面に固定されるカバーベース1と、このカバーベース1に対して着脱自在に取付けられるカバー本体2と、カバーベース1に設けられた配管支持用のクランプ3とから構成されており、全体としての断面形状は、矩形における壁面と反対側の一辺が半円形に丸められた略カマボコ形を呈している。そして、半円形辺を円弧とする径の中心Xに配管Pが位置するようにクランプ3が形成されており、配管Pの直下位置にカバーベース1を壁面に固定するためのビス4が配置されている。
【0051】
又、種々の配管径に対応可能となるように、配管Pの外周とカバー本体2の内周とに所定の間隙を設けるとか、カバー本体2をカバーベース1に弾性的に係合させるための外側への膨出変形空間ΔDを確保するといった諸条件を満たすように設計すると、カバーベース1の取付対象壁面w1と配管軸心xとの間隔d1と、近接する横側方の壁面w2と配管軸心xとの間隔d2とには、d1≠d2の関係が生じることとなり、これが前述した原因である。
【0052】
従って、屈曲配管カバーを直線配管カバーに直接に接続させる構造では、d1≠d2の関係を満たすべく、種々の施工状況に即した偏心量が施された複数種の屈曲配管カバーがその都度必要になるから、いきおい、成形金型が多くなってコスト高になってしまう。そこで、実公平7−36234号公報の図7に示されたもののように、エルボ管部分を覆う断面円形の屈曲カバー本体と、該屈曲カバー本体の端部と直線配管カバーの端部とに亘って外装される連結カバーの一対と、の3部品を用いる構造を踏襲することにより、複数種の屈曲配管カバーを用意すること無く良好にカバーさせることが考えられた。
【0053】
すなわち、前述したd1≠d2の関係によって直線配管カバーと屈曲配管カバーとの接続箇所が傾くとか、両者の隙間が均一に取れない等の接続ずれを、連結カバーで覆うことによって外観を向上できるとともに、屈曲配管カバーと連結カバーとは1種類で良く、部品点数は増えるが金型費を削減できる点で汎用性が備わるようになり、全体としてはコストダウンできる合理的な手段としてである。
【0054】
しかしながら、前記公報の図7に示された構造そのままでは、前述の3次元的に曲がる屈曲部を見栄え良くカバーすることが依然として難しいことが分かってきたのである。つまり、実公平7−36234号公報の図7に示されたものでは、一対の連結カバーを壁面にビス止め固定し、かつ、屈曲配管カバーは、これと連結カバーとを周溝嵌合させることで相対姿勢が固定された状態で装備される構造であるから、互いに壁面に固定された連結カバーと屈曲配管カバーとの姿勢のずれを吸収する部分が存在しない。
【0055】
故に、前述したd1≠d2が存在する場合には、取付け施工ができない又は行ない難いとか、無理に取付けて周溝嵌合部や屈曲カバー本体を破損させてしまう等の不都合が生じ易いものであり、無理なく円滑に施工できるようにするには更なる改善の余地が残されているものであった。
【0056】
そこで、この第2実施形態で示された構造、即ち、内嵌側のカバー端部を先細り状として嵌合させることにより、前記< 1> や< 2> で述べたように、長尺体カバーどうしである屈曲カバー本体8と連結カバー9とを、これらの両者の相対折れ曲がり変位や相対角度変位を無理なく吸収しながらも、端部どうしの隙間を小さくして目立たないようにしながら接続できる状態が得られるようになったのである。
【0057】
そして、各直線配管カバー6,6におけるクランプに、配管Pの支持高さ位置を調節可能な調節機構Cを設けたので、前述したように融通の効くエルボ7及びエルボカバー8を設けても、尚存在する両配管P,Pの高さ違いを吸収して、エルボ7の直前及び直後の各位置においてクランプ3で配管Pをクランプすることに成功している。
【0058】
〔別実施形態〕
図16に示すように、開閉自在な支持部sに調節機構Cを備えてクランプ69を構成しても良い。プラスチック製の支持部sを、取付部69aに続く下部受け部69bと、これにヒンジ部69cを介して一体形成された上部受け部69dとで、閉じ状態で長孔状の内面形状を呈する支持部sを構成してあり、上下の受け部69d,69bはスクリュー70等で相対固定自在とする。スクリュー70を緩めれば、ヒンジ部69cを用いて上部受け部69dを下部受け部69bに対して揺動開閉自在であり、開いた状態で配管p1を入れスクリュー70を締め付けることでクランプ操作を行なえる。スクリュー70に代えて、上下の受け部69d,69bを嵌め込み式で相対固定及び解除自在としても良い。
【0059】
図17に示すように、支持部sの二股状脚部71を、逆T字状の取付部tの上方突出部72に挟み込んでビス73止めすることにより、支持部sと取付部tとに亘って緒説機構Cが構成されたクランプ74でも良い。この場合では、二股状脚部71と上方突出部72とに、ビス73の挿入孔を上下に複数形成するかとか、これら双方71,72に上下に長い長孔を設けて、配管p1のクランプ高さ位置を調節できるようにすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】異径ジョイント前後での配管状態を示す側面図
【図2】配管カバーの断面図
【図3】調節機構を持たない配管カバーの断面図
【図4】入隅における給湯管を覆う屈曲カバー機構の構造を示す断面平面図
【図5】直線配管カバーどうしの相対段差を示す斜視図
【図6】直線配管カバーの構造を示す断面図
【図7】屈曲カバー本体の構造を示す断面図
【図8】連結カバーを示す断面図
【図9】ブラケットの形状と構造を示す三面図
【図10】係止片の形状と構造を示す三面図
【図11】エルボ部分でのカバー施工手順を示す作用図その1
【図12】エルボ部分でのカバー施工手順を示す作用図その2
【図13】エルボ部分でのカバー施工手順を示す作用図その3
【図14】屈曲カバー本体と固定ブラケットとの接続状態を示す部分図
【図15】連結カバー部分でのカバー接続状態を示す断面図
【図16】調節機構の別構造を示す正面図
【図17】調節機構の別構造を示す正面図
【図18】従来の異径ジョイント前後での配管状態を示す側面図
【図19】従来の壁際での配管取付状態を示す断面図
【符号の説明】
44 カバー固定部
45 カバーベース
47 カバー本体
49 クランプ
49c 開口部
s 支持部
t 取付部
p1 長尺体
C 調節機構
Claims (2)
- カバー固定部に固定されるカバーベースと、該カバーベースとの間に長尺体を収容自在なスペースを確保する状態で前記カバーベースに対して着脱自在なカバー本体と、前記カバーベースに固定された状態で長尺体を支持するクランプとを備えて成る長尺体カバーであって、
前記クランプを、長尺体をクランプして支える支持部と、該支持部を前記カバーベースに固定するための取付部とを備えて構成するとともに、前記長尺体のクランプ位置を前記カバーベースに対する遠近方向に調節可能な調節機構を設け、
前記調節機構を構成するのに、長尺体を内嵌保持可能な一対の保持片から前記支持部を構成するとともに、前記保持片の各々の前記遠近方向の中間部を遠近方向に延びる直線状とすることで、両保持片の直線状の中間部間において前記遠近方向の所定範囲内で長尺体をスライド移動自在にクランプする構成にしてある長尺体カバー。 - 前記保持片の各々の前記遠近方向の近端部を長尺体の外径に合わせた円弧状とし、保持片の各々の遠近方向の遠端部を長尺体に抜け止め作用する鈎状にしてある請求項1記載の長尺体カバー。
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