JP4625574B2 - オーガ装置、および該オーガ装置を用いた杭圧入方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、地盤に杭を埋設する際に、この杭に沿って地盤を掘削するオーガ装置、および該オーガ装置を用いた杭圧入方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、既設の杭から反力を取って杭(矢板を含む)の圧入及び杭の引き抜きを行う杭圧入引抜機が知られていた。また、この杭圧入引抜機には、例えば、特開平10−195872号公報に示されるように、固い地層にも杭を圧入できるようにするために、ケーシングを備えたオーガ装置で掘削しながら杭を圧入していく杭圧入引抜機も知られている。
【0003】
従来のオーガ装置100は、例えば、図6に示すように、円筒状(パイプ状)のケーシング110の内部にオーガスクリュ−(図示しない)を備える。また、ケーシング110は、杭圧入引抜機により挟持されるレール部120(被挟持部)を備える。杭圧入引抜機は、矢板200とケーシング110とが並列するようにオーガ装置100を挟持し、既設の杭から反力を取った状態で、地盤に掘削孔を形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、矢板200の先端部200aで掘削孔の孔壁を崩壊させながら矢板200を圧入していくときに、先端部200aが変形する場合があった(変形した状態を二点鎖線で図示)。また、掘削を繰り返していくうちに、ケーシング110の先端部110a、レール部120の先端部120a、ケーシング110の内面110bについても摩耗して変形する場合があった。
本発明の課題は、杭の変形やケーシングの摩耗を低減しながら杭を圧入できるオーガ装置、および該オーガ装置を用いた杭圧入方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、既設の杭から反力を取って地盤の杭圧入位置に杭を圧入する杭圧入引抜機に挟持される被挟持部を有するケーシング10と、このケーシング内に配置されるオーガスクリュ−30と、を備え、杭(例えば、鋼矢板40)を埋設する際に、この杭に沿って地盤を掘削するオーガ装置1であって、
前記ケーシングの先端部に、地盤を崩壊させる第1刃部(例えば、ビット13)と、
前記被挟持部の先端部に、地盤を崩壊させる刃部であって、前記第1刃部と大きさの異なる第2刃部(例えば、ビット12a)と、を備えることを特徴とする。
【0006】
請求項1記載の発明によれば、ケーシングの先端部の先方の地盤を、第1刃部により崩壊させながら杭が圧入される。また、被挟持部の先端部の先方の地盤を、第2刃部により崩壊させながら杭が圧入される。これにより、杭を圧入する際に、杭やケーシングがうける礫や石による圧入先端抵抗を低減できる。また、ケーシングの摩耗や被挟持部の磨耗を防止しながら杭を圧入できる。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のオーガ装置において、例えば、図3〜5に示すように、
前記ケーシングに、地盤に圧入される杭の少なくとも先端部もしくは先端部近傍に沿うように突出して前記杭に近接もしくは当接し、埋設される前記杭を補強する杭補強部20を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明によれば、請求項1と同様の効果を奏することができるとともに、地盤に圧入される杭の少なくとも先端部もしくは先端部近傍に、ケーシングに備えられる杭補強部が近接もしくは当接する。これにより、地盤に埋設される杭と杭補強部とが一体的な構成となり、杭補強部により杭が補強された状態で地盤に圧入される。また、杭を圧入する際に杭補強部が掘削孔の孔壁を崩壊させることで、礫や石により杭に加わる圧入先端抵抗が低減される。このために、地盤に杭を圧入する過程で、礫や石による圧入先端抵抗のために杭が変形することを防止しながら圧入できる。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載のオーガ装置を用いた杭圧入方法であって、
前記第1刃部と前記第2刃部とにより地盤を崩壊させて、杭を圧入することを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の発明によれば、請求項1または2と同様の効果を奏することができるとともに、杭を圧入する際の礫や石による圧入先端抵抗が低減され、杭だけでは弱く変形が起きやすかったことや、ケーシング及び被挟持部の摩耗を防止しながら杭を圧入できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕
以下、図1〜5を参照して、第1の実施の形態のオーガ装置1を詳細に説明する。本実施の形態のオーガ装置1は、杭圧入引抜機(図示しない)により鋼矢板40(杭)を地盤に圧入するときに用いられる。
図1〜3に示すように、オーガ装置1は、円筒状のケーシング10と、このケーシング10内に配置されるオーガスクリュ−30(図4に図示)と、このオーガスクリュ−30を垂直な中心軸Qまわりに回転させる駆動モータ(図示しない)と、などを主体に構成される。
ケーシング10が地盤に向うリング状の先端面10aには、鋼矢板40のウェブに沿う側面形状をもつ杭補強部20が、ケーシング10の先端面10aから突出して設けられる。図1(a)の上面図および図1(b)の側面図に、ケーシング10に設けられる杭補強部20を模式的に図示する。なお、図2(a)に示すように、杭補強部20をケーシング10と一体的に構成しても良いし、図2(b)に示すように、別体に構成された杭補強部20を溶接などによりケーシング10の先端面10aに固定しても良い。
杭圧入引抜機が、鋼矢板40とケーシング10とをこれらが互いに並列するように挟持すると、杭補強部20の鋼矢板40に向う側面が鋼矢板40のウェブに沿って近接もしくは当接する配置となる。図2に杭補強部20が鋼矢板40のウェブに沿う様子を模式的に図示する。この状態で、鋼矢板40を地盤に圧入することにより、礫や石による圧入先端抵抗が低減され、鋼矢板40だけでは弱く変形が起きやすかったことや、ケーシング10の摩耗を防止できる。
【0014】
杭圧入引抜機は周知の装置であり、既設の杭(例えば鋼矢板)から反力をとって地盤に対して新たな杭を圧入すると共に、この圧入された杭上を移動できるように構成される。そして、杭上を移動すると共に新たな杭を地盤に圧入していく。また、杭圧入引抜機は、油圧シリンダにより上下動されるチャック部を備える。このチャック部は、オーガ装置1のケーシング10を挟持するケーシングチャック部と、地盤に圧入する鋼矢板40を挟持する杭チャック部と、を備える。
【0015】
ケーシング10は、図3に示すように、杭圧入引抜機がケーシング10を挟持するレール部12(被挟持部)を備える。このレール部12の先端面12cにはビット12aが設けられる。また、ケーシング10は、掘削された土砂を排出する排土口(図示しない)を備える。オーガスクリュ−30は、図2に示すように、軸31のまわりにオーガ羽根32を一体的に備えて構成される。なお、図2ではオーガスクリュ−30の構成を模式的に図示している。
【0016】
杭補強部20は、図3に示すように、中央部21と、2つの側部22、23と、を備える。また、杭補強部20は、ケーシング10の先端面10aで中央部21と2つの側部22、23とが離間する部分に、ビット11(第1刃部)を備える。ビット11は中央部21の左右に1つづつ設けられる。このビット11は、鋼矢板40を圧入するときに先方の孔壁Mを崩壊させることに寄与する。また、中央部21と2つの側部22、23とは、これらの鋼矢板40に向う側面21a、22a、23aが、鋼矢板40の先端部分40a近傍のウェブに沿う形状に設けられている。そして、中央部21の先端面21bと、2つの側部22、23の先端面22b、23bとは、これら先端面21b、22b、23bがほぼ水平で同じ高さとなるように構成され、この高さからビット11の先端部11aが突出するように設けられる。
なお、本実施の形態では、鋼矢板40の先端が杭補強部20からやや突出するように構成しているが、鋼矢板40に向う側面21a、22a、23aが少なくとも鋼矢板40の先端部分40a近傍のウェブに沿うように構成されれば、杭補強部20の鋼矢板40に対する高さは任意に設定できる。すなわち、杭補強部20の先端面21b、22b、23bと鋼矢板40の先端面40bとがほぼ面一となるように構成しても良いし、杭補強部20の先端面21b、22b、23bが鋼矢板40の先端面40bから突出するように構成しても良い。
【0017】
また、ビット11、12aは、図3(b)に示すように、オーガスクリュ−10の中心軸Qから角度θをなして外側を向くように配設される。これにより、ビット11、12aの先端部11a、12dが、ケーシング10のリング状の断面から外側にやや突出するように配設される。従って、鋼矢板40の圧入に際して、先方の掘削孔Rの孔壁Mを崩壊させることに寄与する。
【0018】
また、ケーシング10の杭補強部20が設けられていない露出した先端面10aに、多数の小型のビット13(第1刃部)が設けられる。また、中央部21および2つの側部22、23には、これらの先端面21b、22b、23bに、同様の多数の小型のビット13が設けられる。さらに、図3(b)に示すように、2つの側部22、23がケーシング10の先端面10aから起立する側面22c、23cに、同様の小型のビット13が設けられる。
【0019】
なお、図3(a)に示すように、中央部21が鋼矢板40のウェブと直交する方向の厚さaと、2つの側部22、23が鋼矢板40のウェブと直交する方向の厚さbとは、鋼矢板40を地盤に圧入する際に、掘削孔Rの孔壁Mから受ける負荷を低減する機能を損なわない範囲で、薄く設けることが好ましい。これにより、鋼矢板40を地盤に圧入する際に、杭補強部20の先端部分が孔壁Mを崩壊させるときに受ける圧入先端抵抗がより軽減される。
また、本実施の形態では、杭補強部20の先端面21b、22b、23bがほぼ水平となるように構成しているが、杭補強部20の先端面21b、22b、23bを、杭補強部20の先端からケーシング10の内側に向かって傾斜するテーパ形状に構成しても良い。この場合には、杭補強部20の先端部分が孔壁Mを崩壊させるときに受ける圧入先端抵抗がさらに軽減される。
【0020】
次に、本発明の実施の形態のオーガ装置1を用いた杭圧入方法を説明する。
先ず、既設の杭から反力を取った状態の杭圧入引抜機が、チャック部(図示しない)に、本実施の形態のオーガ装置1を挟持すると共に、地盤に圧入する鋼矢板40を挟持する。このとき、図3および図4に示すように、鋼矢板40の先端面40bからビット11の先端部11aがやや突出するように挟持する。ここで、上述のように杭補強部20が、鋼矢板40の先端部分40aに沿って近接もしくは当接するように配設される(図2参照)。
【0021】
この状態で、ケーシング10内でオーガスクリュ−30を回転させると共に、杭圧入引抜機のチャック部を油圧シリンダにより上下動させ、オーガ装置1および鋼矢板40を地盤に対して下降させながら、掘削孔Rを形成していく。
【0022】
この時、掘削孔Rを形成していく過程で、図4に示すように、地盤に圧入される鋼矢板40の先端部分40aには、崩壊させる先方の孔壁Mから大きな力が作用する。しかし、鋼矢板40の先端部分40aに、杭補強部20が近接もしくは当接しているので、鋼矢板40が礫や石により受ける圧入先端抵抗が低減され、鋼矢板40だけでは弱いために起きる変形を抑制できる。
併せて、オーガスクリュ−30を回転させながら下降させて掘削孔Rを形成していく過程で、ビット11、12aが、掘削される先方の孔壁Mを速やかに崩壊させることに寄与する。これにより、鋼矢板40の圧入に際して、礫や石による圧入先端抵抗をさらに低減でき、鋼矢板40だけでは弱いために起きる変形やケーシング10の摩耗をさらに防止できる。
加えて、崩壊させる先方の孔壁Mに向うケーシング10の部分には、多数の小型のビット13が設けられている。これにより、ビット13が設けられる部分の摩耗をさらに低減できる。さらに、掘削孔Rを形成する過程で、掘削孔Rの途中にある石Pは、これら小型のビット13やビット11、12aと、オーガスクリュ−30と、の間に挟まれる。このように石Pが挟まれた状態から、オーガスクリュ−30がさらに中心軸Qまわりに回転することで、石Pに剪断力を加えて砕くことができる。従って、鋼矢板40の圧入に際して、礫や石による圧入先端抵抗がさらに低減され、鋼矢板40だけでは弱いために起きる変形や、ケーシング10の摩耗をさらに防止できる。
【0023】
そして、礫や石による圧入先端抵抗が上述の通りに低減されることで、地盤に圧入される鋼矢板40だけでは弱いために起きる変形が抑制されると共に、ケーシング10の地盤に向う部分や、ケーシング10の内面など、掘削孔Rを形成する際に、ケーシング10が礫や石による圧入先端抵抗を受ける部分の摩耗や変形が低減される。
以上の通りにして、本実施の形態のオーガ装置1を用いて地盤に鋼矢板40が圧入される。
【0024】
なお、図5に示すように、レール部12が地盤に向う先端面12cにビット12aを設ける代わりに、周知の耐摩耗部材からなる耐摩耗部12bを設けても良い。この場合には、上述の杭圧入方法と基本的に同様にして、崩壊させる先方の孔壁Mに向うレール部12の摩耗が低減される。また、レール部12に周知の耐摩耗部材からなる耐摩耗部12bとビット12aとの両方を設けても良い。
【0025】
以上の第1の実施の形態のオーガ装置1によれば、鋼矢板40を地盤に圧入する過程で、崩壊させる先方の礫や石による圧入先端抵抗により、鋼矢板40だけでは弱いために起きる変形が防止される。また、孔壁Mを崩壊させるビット11、12aなどを備えるので、鋼矢板40が受ける礫や石による圧入先端抵抗がさらに低減されると共に、鋼矢板40だけでは弱いために起きる変形やケーシングの摩耗を防止しながら鋼矢板40が圧入される。
【0026】
〔第2の実施の形態〕
第2の実施の形態のオーガ装置は、ケーシング10に杭補強部20を備えていないところを除いては、第1の実施の形態のオーガ装置1と同様であり、同様の構成要素については同一の符号を付してその説明を省略する。そして、レール部12が地盤に向う先端面12cにビット12a(第2刃部)もしくは耐摩耗部12bが設けられている。また、先端面12cにビット12aと耐摩耗部12bとの両方を設けても良い。
第2の実施の形態のオーガ装置によれば、第1の実施の形態のオーガ装置1と基本的に同様にして、崩壊させる先方の孔壁Mに向うレール部12の摩耗を低減しながら杭を圧入できる。
【0027】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、本実施の形態においては、鋼矢板40を圧入する場合を主体に説明したが、本発明のオーガ装置1はこれに限定されるものではなく、他の鋼管矢板、H型矢板、Z型矢板、直線型矢板、コンクリート矢板等や他の矢板以外の杭にも応用できることは勿論である。
また、本実施の形態では、杭圧入引抜機がケーシング10を挟持する被挟持部を設ける構成としたが、この被挟持部を備えていないケーシング10にも適用できることは勿論である。この場合には、杭圧入引抜機はケーシング10本体を挟持することで上述と同様にして杭を圧入できる。
さらに、本実施の形態では、杭圧入引抜機を用いて鋼矢板40を圧入する場合を例示したが、杭圧入引抜機を用いずに杭を圧入する場合にも適用できることは勿論である。
また、ビット11、ビット12a、ビット13については、必要に応じてその一部もしくは全部を設けない構成(ケーシング10に杭補強部20だけを設ける構成を含む)としても良い。この場合にはより簡易な構成とすることができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、適宜に変更可能であることは勿論である。
【0028】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、杭を圧入する際に、杭やケーシングがうける礫や石による圧入先端抵抗を低減できる。また、ケーシングや被挟持部の摩耗を防止しながら杭を圧入できる。
【0029】
請求項2記載の発明によれば、請求項1と同様の効果を奏することができるとともに、地盤に杭を圧入する過程で、礫や石による圧入先端抵抗により、杭だけでは弱いために起きる変形を低減しながら圧入できる。
【0030】
請求項3記載の発明によれば、請求項1または2と同様の効果を奏することができるとともに、杭を圧入する際の礫や石による圧入先端抵抗が低減され、杭だけでは弱いために起きる変形や、ケーシング及び被挟持部の摩耗を防止しながら杭を圧入できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態のオーガ装置1を模式的に示した図である。
【図2】図1の杭補強部20が鋼矢板40に沿う様子を示す図である。
【図3】図1のオーガ装置1の構成を示す図である。
【図4】図3のオーガ装置1が掘削孔Rを形成する様子を示す図である。
【図5】図3の変形例を示す図である。
【図6】従来のオーガ装置100の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 オーガ装置
10 ケーシング
11 ビット(第1刃部)
13 ビット(第1刃部)
12 レール部(被挟持部)
12a ビット(第2刃部)
12b 耐摩耗部(耐摩耗部材)
20 杭補強部
30 オーガスクリュ−
40 鋼矢板(杭)
Claims (3)
- 既設の杭から反力を取って地盤の杭圧入位置に杭を圧入する杭圧入引抜機に挟持される被挟持部を有するケーシングと、このケーシング内に配置されるオーガスクリュ−と、を備え、杭を埋設する際に、この杭に沿って地盤を掘削するオーガ装置であって、
前記ケーシングの先端部に、地盤を崩壊させる第1刃部と、
前記被挟持部の先端部に、地盤を崩壊させる刃部であって、前記第1刃部と大きさの異なる第2刃部と、
を備えることを特徴とするオーガ装置。 - 前記ケーシングに、地盤に圧入される杭の少なくとも先端部もしくは先端部近傍に沿うように突出して前記杭に近接もしくは当接し、埋設される前記杭を補強する杭補強部を備えることを特徴とする請求項1に記載のオーガ装置。
- 請求項1または2に記載のオーガ装置を用いた杭圧入方法であって、
前記第1刃部と前記第2刃部とにより地盤を崩壊させて、杭を圧入することを特徴とする杭圧入方法。
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