JP3263562B2 - トンネル支保工脚部補強方法 - Google Patents

トンネル支保工脚部補強方法

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JP3263562B2 JP09790495A JP9790495A JP3263562B2 JP 3263562 B2 JP3263562 B2 JP 3263562B2 JP 09790495 A JP09790495 A JP 09790495A JP 9790495 A JP9790495 A JP 9790495A JP 3263562 B2 JP3263562 B2 JP 3263562B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トンネル支保工脚部補
強方法に係り、特に山岳トンネルの掘削工事において、
上半掘削時に建て込まれたアーチ支保工脚部の支持力増
強を図るようにしたトンネル支保工脚部補強方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】不良地山中を掘削する山岳トンネルで
は、トンネル上半掘削後、上半支保工を建込んでアーチ
支保が完成する前に、急激に地山荷重が支保工に作用す
ることがある。このとき支保工脚部の支持力が不足する
場合には、支保工全体が沈下してしまう。そしてこの沈
下が一因となり、既に施工された吹付コンクリートが破
壊してしまい、支保崩落等にもつながるおそれもある。
また、下半掘削時にも同様に側壁部分の地山の緩みを誘
発するおそれがある。このような崩落現象を防止するた
め、また下半掘削時の側圧低減効果を狙って支保工脚部
に所定長さのH形鋼等の補強材を支持杭として打設した
り、根固め吹付けコンクリートを施工するという補強対
策が種々実施されている。
【0003】また、近年多く設計されてきている大断面
トンネルの施工では、上半アーチに作用する地山荷重が
相当大きくなるため、支保工脚部近傍の地耐力が不足す
るおそれもある。そこで、このような状態を予想して、
掘削当初より支保工脚部の沈下防止するために、支保工
脚部を支持する補強方法も採用されている。たとえば、
従来の支保工脚部補強方法としては、 (1) 専用杭打機により比較的小口径(4インチ程度)
の鋼管を打設し、打設鋼管に固化材を注入して付近の地
山を改良するマイクロパイル工法。 (2) 隣接する支保工脚部間の地山を吹付コンクリート
で置換して連続構造として接地面積を大きくする仮イン
バート工法。 (3) 補助支保工を既設支保工に連結し、支保工脚部と
地山との接地面積と接地抵抗とを大きくするウィングリ
ブ工法。 等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上に述べ
た従来の支保工脚部補強方法では、たとえば、マイクロ
パイル工法の場合には、専用の杭打機を使用し、比較的
小さな径の鋼管杭を打設するため杭打設延長が長くな
り、補強工としての工期が長くなるという問題がある。
また、専用杭打機を使用するため杭打機の運転者に特別
な免許資格や特殊技能が必要となり、人的に制限があ
る。仮インバート工法では、仮インバートを打設する間
に切羽での作業を中止しなければならないため、全体工
程の遅延につながるという問題がある。また、仮インバ
ート施工後は、仮インバートは埋戻し土により埋め戻さ
れ、その上を切羽施工機械が頻繁に通行する。このため
埋戻し土に覆われた仮インバートが破損しやすいという
問題があり、補強効果が低減してしまうというおそれも
ある。さらに、ウィングリブ工法では、ウィングリブ支
保工(補助支保工)を施工する際に、ウィングリブ支保
工の埋設部分まで地山を拡幅して掘削しなければならな
い。このため、相当程度地山の余掘りが必要となり、地
山を乱す原因にもなる。また、ウィングリブ支保工が埋
設された周囲の空隙をさらに吹付コンクリート等で密着
充填しなければ、十分な支保効果が得られない。このた
め、吹付コンクリートに関しての付加的な作業が必要に
なる。このように従来の各技術では、補強工に多くの工
数を要するため、施工性に欠けるという共通の問題点が
ある。
【0005】そこで、本発明の目的は上述した従来の技
術が有する問題点を解消し、従来の汎用建設機械のアタ
ッチメントとして使用することができ、また切羽位置に
おいても施工性の優れたトンネル支保工脚部補強方法を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はトンネル切羽直後に建て込まれた上半アー
チ鋼製支保工の脚部から下半掘削予定範囲の外側地山に
外方に向けて傾けた鋼管建込み孔を、埋設鋼管を外管ケ
ーシングとして所定傾角に打設可能なダウンザホールハ
ンマによって2重管削孔によって削孔すると同時に、前
記埋設鋼管を挿入し、該建て込まれた埋設鋼管内部及び
地山との間の空隙に固化材を充填して支持杭を形成し、
該支持杭で、該杭の頭部で一体化された前記鋼製支保工
の脚部を支持するようにしたことを特徴とする
【0007】
【作用】本発明によれば、アーチ支保工支持部材として
の支持杭を容易に施工できるとともに、支持杭によりア
ーチ支保工の沈下、変形を確実に防止できるので、支保
工脚部の補強工としての施工性、安全性が高くなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明によるトンネル支保工脚部補強
方法の一実施例を添付図面を参照して説明する。図1
は、本発明に用いる鋼管打設装置をベースマシンである
バックホウ1のブーム2の先端2aのフロントアタッチ
メントとして取り付けた例を示した概略全体側面図であ
る。図2は同装置の概略全体正面図である。図示したベ
ースマシンとしてのバックホウ1は、容量0.4m3
ラスの小容量クローラタイプの掘削機であり、トンネル
坑内のような狭い空間での運転性能、作業効率に優れて
いるため、他の作業及び作業装置の稼働の邪魔にならず
に切羽近傍での作業が可能である。鋼管打設装置10
は、バックホウ1のブーム先端2a及びブーム2の上側
に装着されたフロントジャッキ3のロッド4先端に取付
フレーム11を介して取り付けられている。この取付フ
レーム11は所定寸法の形鋼による組立部材からなり、
バックホウ1のフロントアタッチメントとして取り付け
られている。このため、取付部は他のアタッチメントと
同様の取付孔寸法を有した汎用品として設計されてい
る。この取付フレーム11には図示しない回動軸を介し
てリーダ12が取け付けられている。
【0009】リーダ12は2本の溝形鋼を対向させて組
み立てたフレーム構造からなる。また、図2に示したよ
うに取付フレーム11とリーダ12の支持フレームとの
間には2本のチルト油圧シリンダ13が伸縮可能に装着
されている。これにより左右のチルト油圧シリンダ13
のいずれかのロッド14を伸縮することによりリーダ1
2本体を取付フレーム11の水平軸に対して左右に90
°〜60°の範囲でチルトできるようになっている。こ
のチルト機構により図3に示したように上半の鋼製支保
工5を建て込んだ状態で、支保工脚部5a位置で上半盤
8から斜め下、すなわち下半掘削範囲の外側地山の外方
に向けて鋼管Pを打設する。なお、同図には鋼管頭部と
支保工脚部とを一体化させる根固めコンクリート53が
示されている。
【0010】ここで、図4を参照して鋼管打設装置10
本体の構成について説明する。図4に示したように、柱
状に構成されたリーダ12の下端のバックホウ1側に
は、フィードモータ15が取り付けられている。
【0011】このフィードモータ15はリーダ12を構
成する2本の溝形鋼の間の上下端に組み込まれたスプロ
ケット16、17に掛け渡された駆動用無限チェーン1
8を所定方向に回転駆動する油圧モータである。また、
駆動用無限チェーン18の一端はリーダ12のフランジ
をガイドレールとして昇降可能に取り付けられたオーガ
減速機支持スライダ19に固着されている。したがっ
て、本実施例ではフィードモータ15を所定回転方向に
回転駆動することによりオーガ減速機支持スライダ19
を上下方向に毎分5m程度の速度で昇降させることがで
きる。このとき、フィードモータ15の能力は削孔時に
オーガ減速機40を地山側にフィードさせるときの圧入
力が5t程度となるように設定されている。リーダ12
部分のスライダ19の昇降ストロークは本実施例では
2,200mmに設定されている。なお、この性能、寸
法数値は適宜設定可能なことは言うまでもない。
【0012】さらに、オーガ減速機40の下端にはケー
シング鋼管Pで覆われた2重管構造をなすダウンザホー
ルハンマ本体20が接続ロッド(図示せず)を嵌合させ
た状態で止めピン41により固定接続されている。ダウ
ンザホールハンマ本体20の下端は、拡径ビット21に
よる地山削孔をガイドするとともに、後述するケーシン
グ鋼管Pの接続作業を容易にする鋼管案内把持装置30
によって支持されている。この鋼管案内把持装置30は
リーダ12の前面下端に固着されており、機械式クラン
プ機構によりケーシング鋼管P及びダウンザホールドリ
ルの接続用の中間ロッド28をそれぞれ独立して把持で
きるようになっている。
【0013】図5は鋼管案内把持装置30の構成を示し
た部分拡大図である。この鋼管案内把持装置30は、図
示したように半割り鋼管30a、30bの一端をヒンジ
32を介して支持し、他端を開閉可能にピン33でロッ
クさせる構造になっている。また、ケーシング鋼管P、
中間ロッド28が中心を保持して支持されるようにスペ
ーサあるいは適当なキャンバーを使用することが好まし
い。
【0014】次に、図6を参照してダウンザホールハン
マ本体20の構成を説明する。図6に示したようにダウ
ンザホールハンマ本体20内のハンマ本体23下端のチ
ャックスリーブ24には拡径ビット21がチャックスリ
ーブ24と一体的に回転可能に取り付けられている。こ
の拡径ビット21は回転ロッドの回転方向に伴って削孔
径が変化する公知の掘削用ビットで、本実施例では、ビ
ットヘッド21aが拡径寸法がφe=373mmとな
り、縮径時にはφd=318mmとなる拡径ビット21
が使用されている。さらにハンマ本体23の外周には圧
力配管用炭素鋼鋼管からなるケーシング鋼管P(JIS
記号:STPG)が外嵌されている。このケーシング鋼
管Pは呼び径350A(外径φ=350mm)のものが
使用されている。ケーシング鋼管Pの下端には、図示し
たようにリング状のケーシングトップ25が溶接により
装着されており、拡径ビット21とケーシング鋼管Pと
の一体性が保持されるようになっている。さらに、ケー
シング鋼管P内にセットされたダウンザホールハンマの
ハンマ本体23の上部には接続治具としてのトップサブ
26が接続されており、さらにスプリング(図示せず)
が弾装されたアダプター27及びケーシング上端とオー
ガ減速機40との接続位置の調整を行なうための中間ロ
ッド28が接続されている。
【0015】次に、以上のような構成からなる鋼管打設
装置10を用いた支保工脚部補強方法の施工手順につい
て説明する(図1参照)。まず、切羽掘削との施工サイ
クルから説明すると、トンネル上半切羽6の掘削が完了
した時点で切羽6及び切羽直後の上半アーチ部に一次吹
付コンクリート7を施工する。そして切羽6より1基分
後方位置に鋼製支保工5を建込む。引き続き切羽後方に
待機していた鋼管打設装置10のベースマシンであるバ
ックホウ1を切羽近傍まで前進させ、ケーシング鋼管P
打設用の建込み孔9の削孔及びケーシング鋼管Pの打設
作業を行なう。なお、ケーシング鋼管Pを建て込むに
は、あらかじめケーシング鋼管Pをベースマシンである
バックホウ1のフロントアタッチメントのリーダ12部
分に搭載しておく構造にすることが好ましい。
【0016】まず、バックホウ1を所定位置まで前進さ
せ、ブーム2を操作してリーダ12下端を既に建て込ん
だ鋼製支保工5の脚部まで移動させる。そしてリーダ1
2下端を地山に固定した状態で、鋼製支保工5の脚部位
置に拡径ビット21によりケーシング鋼管Pの建込み孔
9の削孔を行なう。この場合、上述したチルト機構を作
動させることにより、鋼管建込み孔9が下半掘削範囲の
外側地山に向くように、所定の角度をなして鋼管建込み
孔9を削孔する。この削孔作業は公知のダウンザホール
ハンマの削孔動作によって容易に達成される。すなわ
ち、ダウンザホールハンマ下端の拡径ビット21にはエ
アスイベル42を介してオーガ減速機40から供給され
る圧縮エアによる打撃、リーダ12に昇降可能に取り付
けられたオーガ減速機40の回転駆動による回転、さら
にリーダ12部分に組み込まれたフィードモータ15に
よるダウンザホールハンマ全体の押込み動作により、地
山を効率よく掘削することができる。
【0017】このように本発明による鋼管打設装置10
では、ケーシング鋼管Pを外管とし、拡径ビット21を
用いた二重管削孔方式を採用することにより、支持力の
弱い不良地山においても孔壁を乱すことなく、確実にケ
ーシング鋼管Pの建込み孔9の削孔を行なうことができ
る。建込み孔9の削孔と並行してダウンザホールハンマ
の外管として鋼管打設装置10に搭載されたケーシング
鋼管Pを建込み孔9に圧入する。建込まれるケーシング
鋼管の全長は、本実施例では長さ2mに設定されてい
る。このため、地山の不良度が著しい場合には、ケーシ
ング鋼管の長さを変更する必要がある。そのため、2m
より長いケーシング鋼管Pを必要とする場合には、鋼管
の接続作業が必要になってくる。まず、1本目のケーシ
ング鋼管Pの大半を建込み孔9内に挿入した後に、前述
のリーダ12下端に備えられている機械式クランプ機構
からなる鋼管案内把持装置30によって、すでに建込ま
れたケーシング鋼管P及びロッドの上端を把持固定す
る。この状態でダウンザホールハンマのロッドを切り離
し、新たなロッドをネジ接続するとともに、接続ケーシ
ング鋼管Pを建込まれたケーシング鋼管Pの上端部に溶
接接合する。
【0018】その後、機械式クランプによる把持を解放
し、引き続き削孔と2本目のケーシング鋼管P部分の挿
入を行なう。そして所定の長さだけケーシング鋼管Pを
打設したら、拡径ビット21のロッド回転方向を反転さ
せて、拡径ビット21の直径を縮小させ、縮径状態とな
った拡径ビット21及びロッドの引き抜きを行なう。こ
のとき縮径状態の拡径ビット21は容易に鋼管内を通過
することができる。そして最後に地上部に残っているケ
ーシング鋼管Pの建込みを行なう。このケーシング鋼管
Pの最終建込みを行うには、ダウンザホールハンマのロ
ッド先端に埋設管を取り付け、ケーシング鋼管P上端に
埋設管を圧着させ、打撃によりケーシング鋼管Pを地山
内に打ち込む。
【0019】さらに、所定の地山内に建込まれたケーシ
ング鋼管Pの内部及びケーシング鋼管Pと地山との空隙
に急硬性のグラウト材51を充填してケーシング鋼管P
と一体化して支持杭50として所定強度を発揮させる。
さらに支保工脚部及びケーシング鋼管Pの頭部を補強す
るために、二次吹付コンクリート52及び根固めコンク
リート53を施工する。以上により、ケーシング鋼管P
による支持杭50と鋼製支保工5の脚部との一体化を図
る。これにより支保工脚部に建て込まれた中詰め鋼管か
らなる支持杭50とが一体構造となりトンネルアーチ
半支保工に作用する地山荷重を、支持杭50が支持する
とともに、荷重は支持杭50を介してトンネル外の地山
に伝達される。なお、使用するケーシング鋼管Pの直
径、全長は必要とする支持杭の規模により適宜設定でき
ることは言うまでもなく、鋼管打設装置の各部の寸法、
装置能力も取り扱う鋼管の寸法により適宜設計変更する
ことが好ましい。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、鋼製支保工を建込んだ直後に、支保工脚部に
大口径の鋼管を打設し、この鋼管と支保工脚部とを一体
的に補強し、トンネル外の地山に位置する支持杭で支持
するようにしたことにより、不良地山においてもトンネ
ル支保工の沈下及び地山の変形を最小限に止めることが
でき、トンネル掘削工事の安全及び施工の迅速化を図る
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による鋼管打設装置の一実施例を示した
全体概要側面図。
【図2】本発明の鋼管打設装置の一例を示した正面図。
【図3】トンネル上半に建て込まれた鋼製支保工の脚部
への鋼管打設状態を示した施工状態図。
【図4】鋼管打設装置の全体構成を示した側面図。
【図5】鋼管案内把持装置の構成を示した部分拡大図。
【図6】建て込み鋼管及びダウンザホールハンマの位置
関係を示した部分詳細図。
【符号の説明】
1 バックホウ 5 鋼製支保工 6 切羽 10 鋼管打設装置 11 取付フレーム 12 リーダ 13 チルト油圧ジャッキ 15 フィードモータ 19 スライダ 20 ダウンザホールハンマ本体 21 拡径ビット 23 ハンマ本体 30 鋼管案内把持装置 40 オーガ減速機 50 支持杭 51 グラウト材(固化材) P ケーシング鋼管
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−6741(JP,A) 特開 昭63−32097(JP,A) 特開 平5−118081(JP,A) 特開 平5−51925(JP,A) 実開 昭60−22592(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 15/58

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トンネル切羽直後に建て込まれた上半アー
    チ鋼製支保工の脚部から下半掘削予定範囲の外側地山に
    外方に向けて傾けた鋼管建込み孔を、埋設鋼管を外管ケ
    ーシングとして所定傾角に打設可能なダウンザホールハ
    ンマによって2重管削孔によって削孔すると同時に、前
    記埋設鋼管を挿入し、該建て込まれた埋設鋼管内部及び
    地山との間の空隙に固化材を充填した支持杭を形成し、
    該支持杭で、該杭の頭部で一体化された前記鋼製支保工
    の脚部を支持するようにしたことを特徴とするトンネル
    支保工脚部補強方法。
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JP5677728B2 (ja) * 2009-04-23 2015-02-25 株式会社大林組 トンネルの補強方法、トンネルの補強構造
JP7359344B2 (ja) * 2019-12-24 2023-10-11 株式会社Sakatec 削孔作業車及び削孔方法

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