JP2935633B2 - 鋼管矢板壁構築用掘削装置 - Google Patents
鋼管矢板壁構築用掘削装置Info
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Description
矢板壁構築用掘削装置に係り、特に、土留め構造に適し
た鋼管矢板壁を構築する際に使用する鋼管矢板壁構築用
掘削装置に関する。
の地盤の変形や沈下を極力抑えるための工事であるが、
近年、地下空間有効利用の要請等に伴い、さまざまな現
場諸条件に対応した土留め壁の構築工法を開発すること
が必要になってきた。
ると、打設矢板壁、地下連続壁、柱列式地下連続壁、安
定液固化壁、プレハブ鋼製壁等に大別され、矢板壁のう
ち、鋼管矢板壁は、軟弱地盤等における大規模掘削に適
した土留め壁で、最近では、湾岸部での工事に用いられ
ることが多い。
直度を確認しながら、ディーゼルハンマー、バイプロハ
ンマーあるいはドロップハンマー等で鋼管矢板を打ち込
むのが一般的であるが、近年の振動あるいは騒音規制を
クリアすべく、ディーゼルハンマーに防音カバーを取り
付けたり、ウオータージェットを併用して低振動化、低
騒音化を図っている。
動あるいは騒音規制がきわめて厳格なため、打込工法で
施工すること自体がほとんど不可能であるのが現状であ
る。
に、予め掘削した孔内に鋼管矢板を建て込む工法が考え
られるが、その場合には、鋼管矢板同士の連結部分にお
いて止水性が低下してしまうという別の問題を生じる。
願と同一の出願人は、静粛性および止水性の両方を具備
した新規な鋼管矢板壁構築工法を開発し、その工法にお
いては、まず、鋼管矢板の連結部を取り囲むようにして
所定のシートを当該鋼管矢板に取り付ける一方、前記鋼
管矢板を建て込むための孔を掘削するとともに、当該掘
削と同時に、先行して建て込まれた隣接する鋼管矢板の
シートを破って当該シート内側の充填材を取り出し当該
隣接する鋼管矢板の連結部の内部を露出させる。次い
で、前記隣接する鋼管矢板の連結部に前記鋼管矢板の連
結部を嵌め込みながら前記鋼管矢板を前記孔内に建て込
む。次いで、前記シートの内側に所定の充填材を充填
し、前記隣接する鋼管矢板の連結部と前記鋼管矢板の連
結部との間の空間および前記鋼管矢板の周囲に所定の硬
化材を注入する。
は、掘削位置を、先行して建て込んだ鋼管矢板の連結部
にある程度近接させる必要がある。
近づけすぎると、鋼管矢板の連結部を誤って破損し、そ
の結果、建込工程に支障がでたり止水性を低下させたり
するる一方、遠ざけすぎると、シート内側の充填材を十
分な程度にあるいはほとんど崩落させることができず、
その結果、後の建込工程の際に、残留した充填材が邪魔
になって連結部同士をスムーズに嵌合させることができ
ないという問題を生じていた。
たとしても、充填材の充填状況やシートの破れ方等によ
っては、やはり連結部内部に充填材が残留してしまい、
同様の不具合を生じる場合があった。
たもので、掘削精度を向上させることによって連結部の
破損を回避し、かつ連結部内にできるだけ充填材を残留
させないようにすることができる鋼管矢板壁構築用掘削
装置を提供することを目的とする。
結部内の充填材をほぼ完全に除去可能な鋼管矢板壁構築
用掘削装置を提供することを目的とする。
め、本発明の鋼管矢板壁構築用掘削装置は請求項1に記
載したように、ケリーバー等の駆動力伝達部材を固着可
能な固着部を一端に設けるとともに当該駆動力伝達部材
から伝達された所定の軸線回りの回転力および当該軸線
に沿った推力によって所定の孔を掘削可能な回転掘削部
を他端に取り付けた掘削機構を備えた鋼管矢板壁構築用
掘削装置において、先行建込された鋼管矢板の連結部に
摺動自在に嵌合されて前記掘削機構の前記軸線方向の運
動を前記連結部からほぼ等距離の位置にガイドするガイ
ド部材を備えたガイド機構を前記掘削機構の非回転部分
に取り付けてなり、前記ガイド部材は、前記連結部との
摺動によって該連結部内の充填材をかき出すようになっ
ているものである。
は、前記ガイド部材を、前記連結部のアングルを両面か
ら挟み込むコの字断面としたものである。
は請求項3に記載したように、ケリーバー等の駆動力伝
達部材を固着可能な固着部を一端に設けるとともに当該
駆動力伝達部材から伝達された所定の軸線回りの回転力
および当該軸線に沿った推力によって所定の孔を掘削可
能な回転掘削部を他端に取り付けた掘削機構を備えた鋼
管矢板壁構築用掘削装置において、先行建込された鋼管
矢板の連結部に摺動自在に嵌合されて前記掘削機構の前
記軸線方向の運動を前記連結部からほぼ等距離の位置に
ガイドするガイド機構を前記掘削機構の非回転部分に取
り付けるとともに、前記ガイド機構に所定の爪を設け、
前記連結部の近傍に残留した充填材を除去するように構
成したものである。
管矢板用の孔を掘削するにあたり、必要であれば、アー
スドリル等による予備掘削(一次掘削)を行い、先行建
込された鋼管矢板に取り付けたシートを破って内部の充
填材をある程度崩落させておく。
て、先行鋼管矢板に隣接する領域に別の鋼管矢板を建て
込むための孔を掘削するには、先行建込された鋼管矢板
の連結部にガイド機構を摺動自在に嵌合させ、この状態
で掘削機構を作動させる。
付けられたケリーバーから例えば鉛直軸線回りの回転力
および鉛直軸線方向の推力が他端の回転掘削部に伝達さ
れ、回転掘削部は、当接する孔の底面を切り崩しながら
孔を鉛直下方に掘り下げていく。
機構は、先行鋼管矢板の連結部に摺動自在に嵌合してあ
るため、掘削機構の軸線方向運動は、先行鋼管矢板の連
結部から常に一定の距離のところに維持される。
挟み込むコの字断面のガイド部材を設けた場合、掘削機
構のガイドは、より確実に行われる。
が連結部にガイドされながら鉛直下方に移動する際、か
かる爪が連結部近傍に残留している充填材を残らずかき
出す。
実施例について、添付図面を参照して説明する。
掘削装置を示した正面図であり、図2、図3は同じく、
右側面図、平面図である。
管矢板壁構築用掘削装置は、掘削機構1およびガイド機
構8を備えており、掘削機構1の一端には、駆動力伝達
部材としてのケリーバー4を固着可能な固着部2を設け
てある。
を嵌合可能な凹部を形成してあり、かかる凹部にケリー
バー4を嵌め込んでピン5を挿通することにより、固着
部2からの脱落を防止するようになっている。
伝達された所定の軸線(図1では上下方向)回りの回転
力およびその軸線に沿った推力によって所定の孔を掘削
可能な回転掘削部としてのロータリーカッター3を取り
付けてある。
わかるようにほぼ円形状をなし、この外径に相当する内
径の孔を掘削するようになっている。
転力および推力を伝達するシャフト6を介して互いに連
結され、一方、シャフト6は、図示しない軸受等を介し
てケーシング11内に収容してある。
転部分としてのケーシング11に取り付けてあり、図示
しない鋼管矢板の連結部に摺動自在に嵌合可能なガイド
部材9、10を備える。
面図であり、図5は、図4のA―A線に沿う断面図であ
る。
ド部材9、10は、図示しない鋼管矢板の連結部のアン
グルを両面から挟み込むことができるようにコの字断面
をなし、ガイド部材9はガイド機構8の上端に、ガイド
部材10はガイド機構8の下端にそれぞれコの字の開口
位置が反対側を向くように対で設けてある。
2および23を設けてあり、連結部の近傍に残留した充
填材をかき出してこれを除去するようになっている。
部材10のほぼ中間に設けてあり、主として連結部内の
中央に残留した充填材をかき出すように位置決めしてあ
る。また、爪22は、ガイド部材10の下端に固着して
あり、主として連結部内の左右側に残留した充填材をか
き出すように位置決めしてある。さらに、爪23は、ガ
イド部材10の裏側に設けてあり、連結部回りのシート
が十分に破られていない場合にこれを十分に破り取って
内部の充填材をかき出しやすくするようになっている。
実に除去するため、ガイド部材9の間には爪24を設け
てある。
装置が適用される鋼管矢板101を示したものであり、
かかる鋼管矢板101は図6(a) に示すように、外径が
例えば1.5m、長さが50m 程度の鋼管本体102に連結部
103および連結部104を設けてあり、それぞれ、鋼
管本体102の長手軸線に沿った長尺部材である。
本体102の長手軸線を挟んで互いに反対側に設けてあ
り、連結部103は、一対のアングル105を先端を外
方に向けて並設してあり、連結部104は、一対のアン
グル106を先端を向かい合わせにして並設してある。
101の連結部104のアングル106に、それに隣接
する鋼管矢板101の連結部103のアングル105を
係止することにより、隣接する鋼管矢板101を相互に
連結できるようになっている。
を持つ鋼管矢板101a 、101bを互いに連結させた
様子を示したものである。
置を用いて鋼管矢板用の孔を掘削し、その孔に鋼管矢板
を建て込んで鋼管矢板壁を構築していく手順を説明す
る。
矢板101b 、101c ・・を、既に建て込んだ鋼管矢
板101a に順次隣接させて建て込んでいくものとし、
鋼管矢板101a 、101b 、101c ・・・は、図6
で説明した鋼管矢板101と同じ構造のものであって、
鋼管矢板101と同一の部分については鋼管矢板101
の各部の符号にa, b, c ・・・を付して表現することと
する。
もうとする鋼管矢板101b の連結部104b を取り囲
むようにしてシート111b を鋼管矢板101b に取り
付ける。
は、これを補強するロープ112b をシート111b の
両縁に設けてあり、ロープ112b の手前に押さえ板1
13bをあてて鋲114b をアングル106b に打ち込
むことにより、シート111bを鋼管矢板101b に取
り付けてある。この状態では、シート111b の内側に
長手方向の中空空間が形成されている。
8の破線で示すごとく、シート111b を取り付けた鋼
管矢板101b を建て込むための孔121b を予備掘削
(一次掘削)する。
部を利用した本実施例のガイド掘削ではなく、通常の掘
削であるので、鋼管矢板101a の連結部104a を誤
って破損しないように、連結部104a から若干離れた
ところを掘削する。
い、ケリーバーの先端に取り付けたドリリングバケット
を回転させて削孔する。なお、掘削にあたっては、孔壁
の崩壊を防止するため、非硬化型の安定液としてのベン
トナイト安定液、ポリマー安定液等を孔内に注入しなが
ら行うのがよい。
が、先行して建て込まれた鋼管矢板101a の周囲に充
填された硬化材123a に及んでいることからわかるよ
うに、地盤の掘削と同時に、硬化材123a の一部も削
り取る。
矢板101a のシート111a およびシート111a の
内部空間に充填してあった充填材122a に及んでいる
ことからわかるように、地盤の掘削と同時にドリリング
バケット等でシート111aを破り取ってシート111a
内側の充填材122a をある程度崩落させておく。
れた様子を示したものである。
シート111a が破られて崩落するが、掘削ラインを連
結部104a から若干遠ざけたため、その一部は、連結
部104a の内部に残留している。なお、孔121b の
内部は、ベントナイト安定液131b で満たされてい
る。
置を用いて連結部104a をガイドとしたガイド掘削
(二次掘削)を行い、図10に示したような連結部10
4a に近接した孔120b をより高い精度で掘削すると
ともに、連結部104a 内に残留した充填材122a を
除去し、連結部内部を露出させる。
心は、予備掘削の掘削中心よりも若干連結部104a 側
に寄せてあるとともに、余分な掘削を避けるため、その
掘削径を一次掘削の掘削径よりも若干小さくしてある。
用掘削装置でガイド掘削を行う様子を示したものであ
り、図11(b) は、連結部周辺を拡大したものである。
いては、まず、ガイド機構8のガイド部材9、10を、
先行建込された鋼管矢板101a に設けた連結部104
a のアングル106a に嵌め込む。
る。
り付けられたケリーバー4から鉛直軸線回りの回転力お
よび鉛直軸線方向の推力がロータリーカッター3に伝達
され、ロータリーカッター3は、当接する孔の底面を切
り崩しながら孔を鉛直下方に掘り下げていく。
0は、先行鋼管矢板の連結部104a のアングル106
a に摺動自在に嵌合してあるため、掘削機構1の軸線方
向運動すなわち鉛直方向移動は、先行鋼管矢板の連結部
104a から常に一定の距離のところに維持され、掘削
機構1のロータリーカッター3は、連結部104a 近傍
を高い精度で掘削していく。
a のアングル106a を挟んだ状態で滑り降りる際、ガ
イド部材9、10近傍に設けた爪21、22がそれぞれ
連結部104a の中央、左右側に残留した充填材122
a をかき出し、これを除去して連結部104a 内部を清
掃する。また、爪23がシート111a をさらに破り取
り、充填材122a を外にかき出しやすくする。
111a を破り取った段階では充填材122a が完全に
崩落せずに連結部104a 内に残留していたとしても、
ガイド機構8が通過した後では、充填材122a はほと
んど除去される。
たものであり、同図でわかるように、シート111a が
さらに破られているとともに、連結部104a 内に残留
していた充填材122a が除去され、連結部104a の
内部は、ベントナイト安定液131bに露出しているこ
とがわかる。
り、真円ではなくやや横に膨らんだ形状をなしている。
矢板101a の連結部104a にこれから建て込もうと
する鋼管矢板101b の連結部103b を嵌め込みなが
ら、鋼管矢板101b を孔121b および孔120b 内
に建て込む。
1b に取り付けたシート111b の内側に充填材122
b を充填する。
比重(通常、1.0 乃至1.3 の範囲)よりも比重が大きな
材料、例えば砕石、高炉スラグ(比重2.5 程度)あるい
は、もっと比重の大きな材料として、電炉スラグ(比重
3.5 )やコンクリートの重量骨材として知られる鉄、磁
鉄鉱、砂鉄、褐鉄鉱等(比重2.4 乃至8 )を用いるのが
好ましい。
1a の連結部104a と鋼管矢板101b の連結部10
3b との間に形成された空間および鋼管矢板101b の
周囲にベントナイトモルタル123b を注入し、ベント
ナイト安定液131b をベントナイトモルタル123b
で置換する。
3は、ベントナイトモルタルを注入するための配管位置
を示したものである。
101b がモルタルの注入圧力によって傾かないように
留意する。
工程は終了するが、引き続き鋼管矢板101c の建込等
を行う場合には、上述したと同様、鋼管矢板101c の
連結部104c を取り囲むようにしてシート111c を
鋼管矢板101c に取付け、次いで、鋼管矢板101c
を建て込むための孔121c を予備掘削すると同時にド
リリングバケット等でシート111b を破り取ってシー
ト111b 内側の充填材122b をある程度崩落させ
る。引き続いて、連結部104b をガイドとしたガイド
掘削を行って、連結部104b に近接した位置に高い精
度で孔を掘削するとともに、連結部104b 内部の充填
材122b を除去して内部を露出させる。
と同様の手順を順次行えばよい。
して複数の鋼管矢板を建て込むことにより、所望の長
さ、例えば数100mにわたる鋼管矢板壁を構築することが
できる。
を適宜設けながら鋼管矢板壁で囲まれた領域を掘削し、
所定の構造物を構築する。構造物を構築した後は、埋め
戻し等の作業を経て、必要ならば、構築した鋼管矢板壁
を撤去する。
では、連結部の破損を回避しつつ止水性を低下させない
ために、削孔位置の精度について十分な配慮が必要であ
ったが、本実施例の鋼管矢板壁構築用掘削装置は、先行
建込した鋼管矢板の連結部をガイドとしたガイド掘削を
行うようにしたので、掘削精度を大幅に向上させること
ができ、そのため、連結部を破損させずに連結部に近接
した位置を掘削することができる。
適な位置で破り取ることができるとともに、ガイド部材
そのものが連結部内の充填材をかき出す機能をもつた
め、充填してあった連結部内の充填材を十分に崩落させ
ることができる。
たとえ連結部内に充填材が残留していたとしても、これ
らを残らずかきだして除去し、連結部内をほぼ完全に露
出させることができる。
同士の嵌合をスムーズに行うことができる。
かの爪を設けたが、かかる爪の形状、個数あるいは位置
については、様々な変更が考えられる。
き出す爪としての機能をもつため、場合によっては、本
実施例で説明した爪を省略して、コの字断面をもつガイ
ド部材だけとしてもよい。
を、先端をほぼ直角にかつ内方に折り曲げた2つのアン
グルを向かい合わせに配設して構成するとともに、かか
る連結部の形状に対応して、ガイド部材の形状を、これ
らのアングルをそれぞれ両側から挟み込むようなコの字
形としたが、本発明の鋼管矢板壁構築用掘削装置は、か
かる実施例に限定されるものではなく、例えば2つの湾
曲部材を向かい合わせに配置して連結部とする一方、ガ
イド部材を、これらの湾曲部材の両面を挟み込むように
摺動自在に当接させるような湾曲構造としてもよい。
にアースドリル等を用いて予備掘削を行ったが、過大な
力がガイド機構を介して鋼管矢板の連結部に作用しない
ような状況であれば、予備掘削を省略して直接ガイド掘
削を行ってもよい。
構築用掘削装置によれば、掘削精度を向上させることに
よって連結部の破損を回避し、かつ連結部内にできるだ
け充填材を残留させないようにすることができる。
した正面図。
した右側面図。
平面図。
けたガイド機構の部分側面図。
装置を適用する鋼管矢板の横断面図、(b)は、2つの鋼
管矢板を連結させた状態を示した図。
示した図。
インを示した図。
置を用いてガイド掘削を行う様子を示した図、(b) はガ
イド部材10付近での詳細断面図。
示した図。
を充填した様子を示した図。
た空間および鋼管矢板の周囲にベントナイトモルタルを
注入した様子を示した図。
Claims (3)
- 【請求項1】 ケリーバー等の駆動力伝達部材を固着可
能な固着部を一端に設けるとともに当該駆動力伝達部材
から伝達された所定の軸線回りの回転力および当該軸線
に沿った推力によって所定の孔を掘削可能な回転掘削部
を他端に取り付けた掘削機構を備えた鋼管矢板壁構築用
掘削装置において、 先行建込された鋼管矢板の連結部に摺動自在に嵌合され
て前記掘削機構の前記軸線方向の運動を前記連結部から
ほぼ等距離の位置にガイドするガイド部材を備えたガイ
ド機構を前記掘削機構の非回転部分に取り付けてなり、
前記ガイド部材は、前記連結部との摺動によって該連結
部内の充填材をかき出すようになっていることを特徴と
する鋼管矢板壁構築用掘削装置。 - 【請求項2】 前記ガイド部材を、前記連結部のアング
ルを両面から挟み込むコの字断面とした請求項1記載の
鋼管矢板壁構築用掘削装置。 - 【請求項3】 ケリーバー等の駆動力伝達部材を固着可
能な固着部を一端に設けるとともに当該駆動力伝達部材
から伝達された所定の軸線回りの回転力および当該軸線
に沿った推力によって所定の孔を掘削可能な回転掘削部
を他端に取り付けた掘削機構を備えた鋼管矢板壁構築用
掘削装置において、 先行建込された鋼管矢板の連結部に摺動自在に嵌合され
て前記掘削機構の前記軸線方向の運動を前記連結部から
ほぼ等距離の位置にガイドするガイド機構を前記掘削機
構の非回転部分に取り付けるとともに、前記ガイド機構
に所定の爪を設け、前記連結部の近傍に残留した充填材
を除去するように構成したことを特徴とする鋼管矢板壁
構築用掘削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6654394A JP2935633B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 鋼管矢板壁構築用掘削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6654394A JP2935633B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 鋼管矢板壁構築用掘削装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07247548A JPH07247548A (ja) | 1995-09-26 |
JP2935633B2 true JP2935633B2 (ja) | 1999-08-16 |
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Family Applications (1)
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CN112609677B (zh) * | 2020-12-03 | 2022-07-08 | 上海市基础工程集团有限公司 | 地下连续钢墙插型钢用滑动式导架 |
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1994
- 1994-03-11 JP JP6654394A patent/JP2935633B2/ja not_active Expired - Fee Related
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