JP2003035092A - 角穴掘削機および角穴掘削工法 - Google Patents

角穴掘削機および角穴掘削工法

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JP2003035092A JP2001222532A JP2001222532A JP2003035092A JP 2003035092 A JP2003035092 A JP 2003035092A JP 2001222532 A JP2001222532 A JP 2001222532A JP 2001222532 A JP2001222532 A JP 2001222532A JP 2003035092 A JP2003035092 A JP 2003035092A
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Masanori Yoshino
正則 吉野
Masaharu Saito
雅春 齋藤
Fumitaka Kumai
文孝 熊井
Fumio Minobe
文夫 美濃部
Takemi Matsuda
威美 松田
Takuo Moriya
卓雄 森谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地山に角穴を効率良く掘削できる角穴掘削機
および角穴掘削工法を提供する。 【解決手段】 地山に角穴を掘削する角穴掘削機10に
おいて、地山に進入する推力が与えられる中空の角型外
殻30と、それぞれの先端が切羽に押し付けられるのに
伴って切羽を打撃する複数の打撃装置20とを備え、角
型外殻30の内側に少なくとも対向する2辺に沿って複
数の打撃装置20を略直線上に並んで配置し、角型外殻
30の内側に礫を排出可能な排土空間37を備え、これ
らの打撃装置20の打撃によって掘削された礫や土砂を
排土空間37を通して排出する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地山に角穴を掘削
する角穴掘削機および角穴掘削工法の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】鉄道や道路の下方に立体交差するトンネ
ルを構築する工法の1つとして、長尺の角形管からなる
多数の覆工エレメントを用いて覆工を行うトンネル構築
工法が知られている(例えば特開平11−247579
号公報、参照)。
【0003】このトンネル構築工法は、図5に示すよう
に、線路1下の路盤2にトンネルを構築する場合、トン
ネルの掘削に先立ち、多数の覆工エレメント3,4を並
列させて地山に挿入(貫入)することにより、覆工壁を
形成する水平覆工版5およびこれに連なる鉛直覆工版6
を形成する。
【0004】図6の(a)、(b)図は、上記トンネル
構築工法において、牽引装置50により掘削機51を牽
引し、線路の下の路盤2に覆工エレメント52を挿入
(貫入)する状態を示している。覆工エレメント52の
内部には、掘削土を排出するための排土ホース53や掘
削機51を駆動するための油圧ホースなどの配管、配線
類54が配置されている。
【0005】従来、この種の工法に用いられる掘削機と
して、例えば特開2000−160993号公報に開示
されたものがある。これについて説明すると、図7に示
すように、ワイヤWによって牽引される外殻73と、切
羽に対向するように設けられるカッタヘッド71と、こ
のカッタヘッド71の後方に連接される中空螺旋状のス
クリュコンベア72とを備えている。カッタヘッド71
とスクリュコンベア72が一緒に回転駆動されることに
より、カッタヘッド71が切羽を掘削するとともに、ス
クリュコンベア72が掘削した土砂を後方に搬送するよ
うになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の掘削機を用いた工法にあっては、掘削地山が
砂礫層、あるいは支障物が点在する場合に、前進不能に
なる可能性があった。
【0007】上記従来の掘削機の場合、カッタヘッド7
1が回転して切羽を掘削するため、切羽にカッタヘッド
71のブレード隙間より大きい礫や岩石等の支障物があ
ると、支障物がカッタヘッド71と共に回り、取り込み
ができず、掘進ができなくなる可能性がある。
【0008】さらに、カッタヘッド71に掘削された穴
の断面は隅部に未掘削部が残るので角型外殻73の牽引
抵抗が大きい。このため、施工条件により切羽を押す圧
力が大きくなるため、盛土(被土)が薄い場合に牽引さ
れる角型外殻73によって盛土が隆起する可能性があ
る。
【0009】また、従来、砂礫層の掘削方式として、礫
を割らないでそのまま掘削機の外殻に取り込み、掘削機
の後方に送るものがあった。しかしながら、この方式で
は、小断面の掘削に限界があった。
【0010】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、地山に角穴を効率良く掘削できる角穴掘削機
および角穴掘削工法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、地山に角
穴を掘削する角穴掘削機に適用する。
【0012】そして、地山に進入する推力が与えられる
中空の角型外殻と、それぞれの先端が切羽に押し付けら
れるのに伴って切羽を打撃する複数の打撃装置とを備
え、角型外殻の内側に少なくとも対向する2辺に沿って
複数の打撃装置を略直線上に並んで配置し、角型外殻の
内側の各打撃装置列の間に礫を排出可能な排土空間を備
え、これらの打撃装置の打撃によって掘削された礫や土
砂を排土空間を通して排出する構成とした。
【0013】第2の発明は、第1の発明において、角型
外殻は略垂直方向に延びる左右の側板を有し、この左右
の側板の内側に沿ってそれぞれ複数の打撃装置を並んで
配置し、この左右の打撃装置列の間に掘削された礫や土
砂を集めるバケット装置と、バケット装置によって集め
られた土砂を後方に搬送するコンベアとを備えるものと
した。
【0014】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、角型外殻に対して打撃装置を切羽に押し付ける油
圧シリンダを備えるものとした。
【0015】第4の発明は、第1から第3のいずれか一
つの発明において、角型外殻にガイドレールにスライド
自在に係合する継ぎ手を備えるものとした。
【0016】第5の発明は、地山に角穴を掘削する角穴
掘削工法に適用する。
【0017】そして、地山に進入する推力が与えられる
中空の角型外殻と、それぞれの先端が切羽に押し付けら
れるのに伴って切羽を打撃する複数の打撃装置とを備
え、角型外殻の内側に少なくとも対向する2辺に沿って
複数の打撃装置を略直線上に並んで配置し、角型外殻の
内側の前記各打撃装置列の間に礫を排出可能な排土空間
を備えた角穴掘削機を用い、この角型掘削機を地山に進
入させて打撃装置の打撃によって掘削された礫や土砂を
排土空間を通して排出しながら角穴を掘削するものとし
た。
【0018】
【発明の作用および効果】第1、第5の発明において、
地山を角型外殻が進み、打撃装置の先端が切羽に押し付
けられると、打撃装置が作動するため、切羽を見なくて
も各打撃装置を自動運転して連続掘進する。そして、各
打撃装置の打撃によって掘削された礫や土砂が排土空間
を通して搬出されることにより、打撃装置の作動を止め
ることなく連続掘進が可能となり、工事が効率良く行
え、施工速度を高められる。
【0019】各打撃装置が角型外殻の内側で対向する2
辺に沿って並んでいるため、各打撃装置によって角型外
殻の外形線に沿った掘削が行われ、掘削払い線の掘削が
可能となる。
【0020】さらに、各打撃装置の打撃によって角型外
殻の外形線に沿った掘削が行われるため、角型外殻に必
要な推力が小さくなり、角型外殻を駆動する装置の小型
化がはかれる。さらに、角型外殻を円滑に進められ、盛
土(被土)を隆起させることなく掘進できる。そして、
掘削地山が砂礫層、あるいは支障物が点在する場合で
も、前進不能にならない。
【0021】第2の発明において、排土空間に配置され
たバケット装置とコンベアを介して掘削された土砂が自
動的に搬出されることにより、打撃装置の作動を止める
ことなく連続掘進が可能となりる。
【0022】第3の発明において、打撃装置を油圧シリ
ンダで切羽に向けて進退させることにより、角型外殻を
逐一動かさなくても打撃開始または中止が可能となる。
また、角型外殻が進入させる場合、油圧シリンダの伸縮
量を変えることにより、打撃開始位置を前後方向に変え
ることが可能である。
【0023】第4の発明において、ガイドレールにスラ
イド自在に係合する継ぎ手を介して角型外殻が所定の軌
道で地山に進入し、施工精度を容易に確保できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0025】図1、図2に示すように、角穴掘削機10
は前記多数の覆工エレメントを用いて覆工を行うトンネ
ル構築工法に用いられるもので、牽引装置によって牽引
されながら地山を掘進し、角穴掘削機10に続いて地山
に覆工エレメントを挿入(貫入)するようになっている
(図6参照)。
【0026】角穴掘削機10は、地山に進入する推力が
与えられる角型外殻30と、切羽を打撃力によって掘削
する複数の打撃装置(削岩機)20と、各打撃装置20
を切羽に押し付ける油圧シリンダ40と、各打撃装置2
0によって掘削された土砂を集めるバケット装置11
と、バケット装置11によって集められた土砂を後方に
搬送するコンベア46等を備える。
【0027】図3、図4に示すように、角型外殻30は
断面四角形の鋼管からなり、左右の側板33,34と上
板35および下板36を有する。左右の側板33,34
は略垂直方向に延び、上板35および下板36は略水平
方向に延びている。
【0028】角型外殻30には四つの隅部から継ぎ手3
1,32が突出し、各継ぎ手31,32が既に挿入され
た覆工エレメント4の継ぎ手(ガイドレール)7にスラ
イド自在に係合する。角型外殻30は覆工エレメント4
の継ぎ手7によって掘進方向に案内されることにより所
定の軌道で地山に進入し、施工精度を容易に確保でき
る。
【0029】角穴掘削機10は、角型外殻30に連結さ
れる図示しないワイヤが牽引装置に牽引されることによ
って推力が与えられる。なお、角穴掘削機10は、角型
外殻30が後方の覆工エレメントを介して押されること
によって推力が与えられる構成にしてもよい。
【0030】角型外殻30の内側に少なくとも対向する
2辺に沿って複数の打撃装置20が並んで配置される。
本実施の形態では、左右の側板33,34に沿ってそれ
ぞれ4つの打撃装置20が並んで配置され、各打撃装置
20によって角型外殻30の外形線に沿った掘削が行わ
れる構成とする。なお、上板35および下板36にも複
数の打撃装置20が並んで配置される構成としてもよ
い。
【0031】各打撃装置20は油圧ハンマー21のロッ
ド23の先端に掘削工具(ハンマー歯先)22が連結さ
れる。油圧ハンマー21はシリンダ内に収められたピス
トンを油圧によって高速で進退させてロッド23の後端
面を打撃し、掘削工具22が切羽に繰り返し打ち込まれ
て切羽を掘削するようになっている。
【0032】各打撃装置20は角型外殻30に対して軸
方向に摺動可能に支持されており、上下の油圧シリンダ
38によって切羽に向けて進退駆動される。各油圧シリ
ンダ38が図1、図2に実線で示すように収縮した状態
から所定のストロークで伸張することにより、掘削工具
22が2点鎖線で示すように角型外殻30の前方に突出
して切羽に押し付けられる。
【0033】打撃装置20の先端が切羽に押し付けられ
るのに伴って打撃装置20が自動的に掘削作動する構成
とする。打撃装置20を駆動する油圧回路には打撃装置
20の先端の掘削工具22が切羽に押し付けられる押し
付け荷重が所定値を超えて上昇するのに伴って開弁する
油圧バルブが備えられ、この油圧バルブが開弁するのに
伴って打撃装置20毎に駆動圧が導かれて打撃装置20
が掘削作動を開始する構成となっている。つまり、角型
外殻30が牽引装置に牽引されるか、油圧シリンダ38
が伸張して各打撃装置20の掘削工具22が切羽に押し
付けられると、押し付け荷重が所定値を超えて上昇した
各打撃装置20だけが打撃作動し、押し付け荷重が所定
値以下の打撃装置20が打撃作動を休止する。この構成
により、切羽を見なくても各打撃装置20を自動運転し
て連続掘進することが可能となり、工事が効率良く行え
る。
【0034】角型外殻30の内側には左右の打撃装置2
0列の間に排土空間37が設けられる。この排土空間3
7にバケット装置11とコンベア46が配置される。各
打撃装置20の打撃によって掘削された礫や土砂が排土
空間37を通して搬出されることにより、打撃装置の作
動を止めることなく連続掘進が行える。
【0035】バケット装置11は、掘削された土砂を掻
き集めるバケット12と、バケット12を略水平軸まわ
りに回動可能に支持する水平回動支持軸(ピン)13
と、バケット12を水平回動支持軸13を支点に回動さ
せる油圧シリンダ14と、水平回動支持軸13をその先
端部に支持する伸縮アーム15と、伸縮アーム15を伸
縮させる一対の油圧シリンダ18と、伸縮アーム15の
基端部を略水平軸まわりに回動可能に支持する水平回動
支持軸(ピン)16と、伸縮アーム15を角型外殻30
に対して略垂直軸まわりに回動可能に支持する垂直回動
支持軸(ピン)17と、伸縮アーム15を回動させる一
対の油圧シリンダ19とを備える。これにより、バケッ
ト12は、図1、図2に2点鎖線で示すように、三次元
方向に動くことができ、打撃装置20によって掘削され
た土砂をコンベア46へと集めるとともに、打撃装置2
0の間に残された切羽を削り落とす機能を持っている。
打撃装置20の先端には複数の爪25が突出している。
【0036】コンベア46はベルト47が複数のローラ
48を介して循環し、このベルト47上に載せられた土
砂を後方に搬送する。
【0037】以上のように構成される本発明の実施の形
態につき、次に作用を説明する。
【0038】角穴掘削機10は牽引装置によって角型外
殻30が牽引されながら地山を掘進する。各打撃装置2
0はその掘削工具22が切羽に繰り返し打ち込まれて切
羽を掘削する。各打撃装置20が角型外殻30の内側で
対向する2辺に沿って並んでいるため、各打撃装置20
によって角型外殻30の外形線に沿った掘削が行われ、
掘削払い線の掘削が可能となる。
【0039】こうして、掘削された穴の断面が四角形と
なり、従来のように掘削された穴の四隅に二次加工を施
す必要がなくなり、労力を削減して施工速度を大幅に高
められ、工費を抑えられる。
【0040】また、各打撃装置20によって角型外殻3
0の外形線に沿った掘削が行われるため、角型外殻30
に必要な推力が小さくなり、角型外殻30を牽引する牽
引装置の小型化および省力化がはかれる。さらに、角型
外殻30を円滑に進められため、盛土(被土)を隆起さ
せることなく掘進できる。
【0041】打撃装置20を油圧シリンダ38で切羽に
向けて進退させることにより、角型外殻30を逐一動か
さなくても打撃開始または中止が可能となる。また、角
型外殻30が進入させる場合、油圧シリンダ38の伸縮
量を変えることにより、打撃開始位置を前後方向に変え
ることが可能である。
【0042】角型外殻30の内側には左右の打撃装置2
0の間に排土空間37が設けられているため、この排土
空間37に配置されたバケット装置11とコンベア46
を介して掘削された礫や土砂が自動的に搬出される。こ
れにより、打撃装置20の作動を止めることなく連続掘
進が可能となり、施工速度を高められる。そして、掘削
地山が砂礫層、あるいは支障物が点在する場合でも、前
進不能にならない。
【0043】角穴掘削機10が前記多数の覆工エレメン
トを用いて覆工を行うトンネル構築工法に用いられ、角
穴掘削機10に続いて覆工エレメントを地山に挿入する
ことができ、トンネルの掘削に先立ち覆工壁を形成する
工事が効率良く行え、工期の大幅な短縮がはかれる。
【0044】本発明は上記の実施の形態に限定されず
に、例えばケーブル等を通す穴の施工に適用することが
可能であり、その技術的な思想の範囲内において種々の
変更がなしうることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す掘削機の平面図。
【図2】同じく掘削機の側面図。
【図3】同じく掘削機を後から見た正面図。
【図4】同じく掘削機を前から見た正面図。
【図5】従来の覆工エレメントを用いて覆工を行うトン
ネル構築工法を示す縦断面図。
【図6】同じく横断面図。
【図7】従来例を示す掘削機の側面図。
【符号の説明】
10 角穴掘削機 11 バケット装置 20 打撃装置 30 角型外殻 31 継ぎ手 37 排土空間 38 油圧シリンダ 46 コンベア
フロントページの続き (71)出願人 399101337 株式会社ジェイテック 東京都千代田区神田神保町3丁目12番地3 (74)上記1名の代理人 100075513 弁理士 後藤 政喜 (72)発明者 坂口 福寿 東京都港区芝大門二丁目11番1号富士ビル 日本鉱機株式会社内 (72)発明者 二木 幸男 東京都港区芝大門二丁目11番1号富士ビル 日本鉱機株式会社内 (72)発明者 吉野 正則 東京都港区芝大門二丁目11番1号富士ビル 日本鉱機株式会社内 (72)発明者 齋藤 雅春 東京都千代田区三崎町2丁目5番3号 鉄 建建設株式会社内 (72)発明者 熊井 文孝 東京都千代田区三崎町2丁目5番3号 鉄 建建設株式会社内 (72)発明者 美濃部 文夫 東京都千代田区三崎町2丁目5番3号 鉄 建建設株式会社内 (72)発明者 松田 威美 東京都千代田区三崎町2丁目5番3号 鉄 建建設株式会社内 (72)発明者 森谷 卓雄 東京都千代田区神田神保町3丁目12番3号 神保町スリービル6階 株式会社ジェイ テック内 Fターム(参考) 2D054 AB05 AC18 AD27 BA22 BA24 DA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地山に進入する推力が与えられる中空の角
    型外殻と、 それぞれの先端が切羽に押し付けられるのに伴って切羽
    を打撃する複数の打撃装置とを備え、 角型外殻の内側に少なくとも対向する2辺に沿って複数
    の打撃装置を略直線上に並んで配置し、 前記角型外殻の内側の前記各打撃装置列の間に礫を排出
    可能な排土空間を備え、 これらの打撃装置の打撃によって掘削された礫や土砂を
    排土空間を通して排出する構成としたことを特徴とする
    角穴掘削機。
  2. 【請求項2】前記角型外殻は略垂直方向に延びる左右の
    側板を有し、 この左右の側板の内側に沿ってそれぞれ複数の打撃装置
    を並んで配置し、 この左右の打撃装置列の間に掘削された礫や土砂を集め
    るバケット装置と、 バケット装置によって集められた土砂を後方に搬送する
    コンベアとを備えたことを特徴とする請求項1に記載の
    角穴掘削機。
  3. 【請求項3】前記打撃装置を切羽に押し付ける油圧シリ
    ンダを前記角型外殻に支持させたことを特徴とする請求
    項1または2に記載の角穴掘削機。
  4. 【請求項4】前記角型外殻にガイドレールにスライド自
    在に係合する継ぎ手を備えたことを特徴とする請求項1
    から3のいずれか一つに記載の角穴掘削機。
  5. 【請求項5】地山に進入する推力が与えられる中空の角
    型外殻と、 それぞれの先端が切羽に押し付けられるのに伴って切羽
    を打撃する複数の打撃装置とを備え、 角型外殻の内側に少なくとも対向する2辺に沿って複数
    の打撃装置を略直線上に並んで配置し、 前記角型外殻の内側の前記各打撃装置列の間に礫を排出
    可能な排土空間を備えた角穴掘削機を用い、 この角型掘削機を地山に進入させて打撃装置の打撃によ
    って掘削された礫や土砂を排土空間を通して排出しなが
    ら角穴を掘削することを特徴とする角穴掘削工法。
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