JP6831706B2 - 削孔方法 - Google Patents

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本発明は、各種ボーリングを行うための削孔装置に関し、より詳細には、狭隘地で好適に使用することが出来る削孔装置に関する。
従来の削孔装置は、その送り出し代を含めた全長が例えば3000mm程度であり、比較的長尺となっている。
しかし、都市部の鉄道盛土部の様に住宅等の構造物が隣接する施工現場等の狭隘地では、削孔装置を設置する空間の寸法が、削孔装置の長手方向寸法に対して非常に小さい場合がある。その様な場合には、従来の削孔装置を用いることが出来ない。
ここで、従来の削孔装置には、回転の伝達機構と、振動供給源或いは打撃供給源としての二つの機能を有するドリフター方式の装置が存在する。
例えば、削孔装置先端のビットが硬い物、例えば砂礫や硬い石等に衝突した場合には、回転による削孔のみでは突破して削孔することが困難であり、回転と打撃を併用する必要がある。ドリフター方式の装置であれば、係る場合に回転と打撃を併用して削孔することが出来る。
しかし、ドリフター方式の装置は長手方向の寸法が大きく、狭隘地における削孔には不適当である。
これに対して、ドリフター方式ではない従来の回転式削孔装置(ロータリーボーリングマシン)において、削孔装置先端のビットが砂礫や硬い石(例えば転石)等に衝突した場合には、削孔ツールスの先端にダウンザホールハンマーを装着なければならない。
しかし、ダウンザホールハンマーを装着するためには、全てのロッドを引き抜く必要がある。
しかし、全てのロッドを引き抜くと、削孔された領域が崩落してしまう恐れがある。
その他の技術として、掘削装置と内外二重管構造を有する土砂回収装置が提案されている(特許文献1参照)。
しかし、この従来技術(特許文献1)は、浚渫した土砂と水分を効率良く分離するための技術であり、上述した問題の解決を意図する技術ではない。
特開2004−183206号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、削孔装置先端のビットが砂礫や硬い石等に衝突した場合に回転と打撃を併用して削孔作業を行うことが出来て、しかも、狭隘地における削孔にも適用可能な削孔装置の提供を目的としている。
本発明の削孔方法は、
駆動源(10:薄型回転駆動装置)と、接続装置(20)とを有し、
接続装置(20)は、先端のビット側に回転を伝達する回転伝達部材(50:ロッド)を接続可能であり、且つ、アダプタ(31:前方アダプタ31A及び後方アダプタ31B)を介して(アダプタ31を取り付けることにより)打撃装置(30、ハンマー或いは振動装置)を接続可能であり、
駆動源(10:薄型回転駆動装置)が動力源(1:例えば油圧モータ)と、歯数の少ない歯車(2:小型の歯車:ピニオン)と、歯数の多い(大型の)歯車(3:大ギヤ)を有している削孔装置(100)を使用する削孔方法において、
駆動源(10)に回転伝達部材(50:ロッド)を接合して回転を削孔ビット(50A)に伝達して削孔する回転削孔工程と、
(回転削孔工程において)単位時間当たりの削孔距離(K)が(第1のしきい値K1よりも)減少した場合には、回転伝達部材(50:地上側の駆動源10に接続されるロッド)を駆動源(10)から取り外し、アダプタ(31:前方アダプタ31A及び後方アダプタ31B)を取り付け、アダプタ(31)に打撃装置(30:或いは振動装置)を接続し、削孔ビット(50A)に回転及び打撃(或いは振動)を付与して切削する回転及び打撃削孔工程と、
(回転及び打撃削孔工程において)単位時間当たりの削孔距離(K)が(第2のしきい値K2よりも)増加した場合に、アダプタ(31:前方アダプタ31A及び後方アダプタ31B)及び打撃装置(30:或いは振動装置)を駆動源(10)から取り外す工程を含むことを特徴としている。
本発明の削孔方法において、前記削孔装置(100)前記アダプタ(31)と打撃装置(30、ハンマー或いは振動装置)は端部にフランジを有しており、フランジ同士を(例えばボルトにより)接合することにより接続されるのが好ましい。
上述の構成を具備する本発明によれば、アダプタ(31:前方アダプタ31A及び後方アダプタ31B)を取り付け、当該アダプタ(31)に打撃装置(30:或いは振動装置)を接続することが出来るので、先端ビット(50A)が砂礫や転石などの硬い対象に衝突して削孔が進まなくなると、アダプタ(31)及び打撃装置(30:或いは振動装置)を接続して、砂礫や転石などの硬い対象に対して回転と打撃を併用して削孔することが出来る。
ここで、アダプタ及び打撃装置(30:或いは振動装置)は地上の駆動源(10)に接続して、ロッド(複数接続されたロッド)の地上側端部に接続されるので、その時点までに地中に送り込まれたロッド(50−1、50−2・・・・)を全て地上側に引き抜く必要は無い。そのため、既に削孔された領域が崩落してしまう恐れが無い。
また、アダプタ(31:前方アダプタ31A及び後方アダプタ31B)を取り付け、当該アダプタ(31)に打撃装置(30:或いは振動装置)を接続することにより、回転と打撃を併用しているので、駆動源(10)の長手方向寸法を大きくする必要は無い。
そして、ドリフター方式の削孔機械の様に、長尺に構成する必要も無くなる。
そのため、狭隘地における使用に好適な削孔装置が提供される。
本発明は、駆動源(10:薄型回転駆動装置)が動力源(1:例えば油圧モータ)と、(小型の)歯車(2:ピニオン)と、歯数の多い(大型の)歯車(3:大ギヤ)から構成されており、動力源(1)からの動力を伝達する主たる構成要件である歯車(2、3)は平坦な形状であり、長手方向寸法に関連する厚さ寸法が比較的小さいので、従来の駆動装置に比較して、長手方向の寸法を小さくすることが出来る。そのため、狭隘地においても、必要な長手方向寸法の確保が容易である。
ここで本発明において、アダプタ(31:前方アダプタ31A及び後方アダプタ31B)はフランジ同士をボルトで接合する構造(いわゆるフランジ構造)で打撃装置(30:或いは振動装置)を接続すれば、雄ネジと雌ネジとの螺合により接合する場合に比較して、ネジ部の長さの分だけ長手方向寸法を短くすることが出来るので、狭隘地における使用に対応し易くなる。
本発明の実施形態の概要を示す説明図である。 図1の実施形態において、打撃装置を取り付けた状態を示す説明図である。 図1の実施形態における削孔手順を示すフローチャートである。 図1、図2で概要を示す実施形態の説明図である。 図4の実施形態に係る削孔装置の正面図であり、打撃装置を接続した状態を示す図である。 図5と同様な正面図であって、打撃装置に代えて回転伝達部材を接続した状態を示す図である。 実施形態における回転駆動機構における駆動源を示す説明断面図である。 実施形態における基台部を示す正面図である。 基台部における送り機構の一例を示す説明図である。 基台部における図9とは異なる送り機構を示す説明図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1において、図示の実施形態に係る削孔装置100は、駆動源である薄型回転駆動装置10(図7を参照して後述)、接続装置20を有している。打撃装置30は公知、市販品を適用可能であり、打撃装置30を接続した場合には、削孔装置100の先端の削孔ビット50Aに回転と打撃を伝達することが出来る。
打撃装置30の配置(接続)については、切羽側(図1で左側)では打撃装置30は、前方アダプタ31Aを介して、最も地上側のロッド50−1に接続される。前方アダプタ31Aはクランプ機構40に支持されている。そしてロッド50−1は、ロッド50−2・・・ロッド50−Kと、順次地中側に接続される。
打撃装置30の切羽側との反対側(接続装置20側:図1で右側)は、後方アダプタ31Bを介して接続装置20に接続されている。
図1では示されていないが、接続装置20は、回転伝達部材としてロッド50を接読することも可能であり、ロッド50は削孔装置100の先端の削孔ビット50A側に回転(のみ)を伝達する。
ロッド50を配置(接続)する場合は、アダプタを使用せずに、切羽側(図1で左側)では最も地上側のロッド50−1に接続する。そしてロッド50の接続装置20側(図1で右側)は、接続装置20に接続される。
図1において、符号1は回転駆動源である油圧モータを示し、符号60はロッド送り機構を示す。ロッド送り機構60については後述する。
図1において、接続装置20に打撃装置30がアダプタ31A、31Bを介して接続された場合、薄型回転駆動装置10及び打撃装置30を駆動することにより、地中側の削孔ビット50Aに打撃と回転が伝達される。そのため、砂礫や硬い石等の硬い対象物に対して回転と打撃を併用して削孔することが出来る。
また、接続装置20にロッド50が接続された場合は、薄型回転駆動装置10を駆動して、ロッド50から地中の先端ビット50Aに回転のみが伝達され、先端ビット50Aにより通常の土壌の削孔を行う。
打撃装置30に前方アダプタ31A及び後方アダプタ31Bを取り付けた状態を示す図2において、打撃装置30は、打撃ピストン30C側(図2では左側)の端部にフランジ30A、打撃ピストン30C側と反対側(図2では右側)の端部にフランジ30Bを有している。
また、前方アダプタ31A及び後方アダプタ31Bは、それぞれフランジ31AA、31BAを有している。
打撃装置30のフランジ30Aは前方アダプタ31Aのフランジ31AAとボルトBにより締結、結合され、打撃装置30のフランジ30Bは後方アダプタ31Bのフランジ31BAとボルトBにより締結、結合される。以て、打撃装置30と前方アダプタ31A及び後方アダプタ31Bは結合される。
前方アダプタ31Aの本体は中空円筒形状であり、その内周部には雌ネジ31ABが形成されている。前方アダプタ31Aにロッド50−1(図1)を接続する際は、雌ネジ部31ABをロッド50−1の雄ネジと螺合させる。
後方アダプタ31Bの本体の外周面には雄ネジ31BBが形成されている。後方アダプタ31Bに接続装置20(図1)を接続する際は、図7を参照して後述する様に、雄ネジ部31BBを接続装置20側の中空部材7(図7)の雌ネジ7AA(図7)と螺合させて行う。なお、図2における矢印Hは、打撃装置30による打撃の方向を表す。
図示の実施形態では、前方アダプタ31A及び後方アダプタ31Bと、打撃装置30とは、フランジ構造(フランジ同士をボルトで接合した構造)で接合されている。換言すれば、図示の実施形態では、アダプタ31A、31Bと打撃装置30の端部に雄ネジと雌ネジを形成し、雄ネジと雌ネジを螺合して接合する構造は採用していない。
ネジで螺合する接続方法では、ネジ部の寸法を長くする必要があり、狭隘部では採用が困難だからである。その結果、フランジ構造を採用している図示の実施形態では、雄ネジと雌ネジの螺合に必要な長さを省略している。
次に、削孔手順のフローチャートを示す図3を主として参照しつつ、図示の実施形態による削孔の手順を説明する。
図3のステップS1では、回転式削孔装置により施工箇所を削孔する。具体的には、薄型回転駆動装置10に、接続装置20を介して回転伝達部材であるロッド50を接続し、薄型回転駆動装置10の回転(のみ)を削孔ビット50Aに伝達して削孔する(回転削孔工程)。そしてステップS2に進む。
ステップS2では、削孔が終了したか否かを判断する。削孔が終了した場合(ステップS2が「Yes」)、終了する。一方、削孔が終了していない場合(ステップS2が「No」)には、ステップS3に進む。
ステップS3(ステップS2で削孔が終了していない場合)では、回転式削孔装置による削孔を続行する過程(回転削孔工程で)、単位時間当たりの削孔距離Kが減少して第1のしきい値K1以下になったか否かを判断する。
ここで、第1のしきい値K1は、先端ビット50Aが砂礫や石等の硬い対象に衝突して削孔が進まなくなっているか否か判断するしきい値である。第1のしきい値K1は、従来の削孔経験等を踏まえて設定される。
単位時間当たりの削孔距離Kが減少して、第1のしきい値K1以下になった場合(いわゆる「削孔が進まない」状態になった場合:ステップS3が「Yes」)と、ステップS4において、先端の削孔ビットが砂礫や石(例えば転石)等の硬い対象に衝突したと判断される。
ステップS3において、単位時間当たりの削孔距離Kが第1のしきい値K1以下に減少していないと判断された場合(ステップS3が「No」)には、ステップS1に戻り、回転削孔工程を続行する。
ステップS4において、先端ビット50Aが砂礫や転石等の硬い対象に衝突して削孔が進まない状態になったと判断されたならば、ロッド50(回転伝達部材)を薄型回転駆動装置10(接続装置20)から取り外す。
そして、クランプ機構40を介して前方アダプタ31Aを削孔ビット50A側のロッド50−1(最も地上側のロッド)側に取り付け、後方アダプタ31Bを接続装置20側に取り付ける。そして、前方アダプタ31A、後方アダプタ31B間に打撃装置30を接続する。そしてステップS5に進む。
アダプタ31及び打撃装置30を接続装置20とロッド50−1の間に取り付ける(嵌め込む)際には、ロッド送り機構60により削孔装置100における地上側の部分(薄型回転駆動装置10、接続装置20)を後退して(図1で右側へ移動して)、アダプタ31及び打撃装置30を嵌め込む距離を生じさせる。必要に応じて、削孔ビット50A側のロッド50−1(最も地上側のロッド)を外して、アダプタ31及び打撃装置30を嵌め込む空間(距離)を生成することがある。
アダプタ31及び打撃装置30を駆動源10(接続装置20)に接続して、ロッド50−1(複数接続されたロッドのうち最も地上側に接続されるロッド)の地上側端部に接続するので、図示の実施形態では、打撃装置30接続の時点までに地中に送り込まれたロッド(50−1、50−2、50−3、・・・、50−K:図1)を全て地上側に引き抜く必要は無い。
そのため、既に削孔された領域が崩落してしまう恐れも無い。
図3のステップS5では、打撃装置30を用いて施工箇所を削孔する。すなわち、削孔ビット50Aに回転及び打撃を付与して削孔する(回転及び打撃削孔工程)。削孔ビット50Aに回転及び打撃を付与して削孔することにより、硬い対象物を容易に破砕して、掘削することが可能となる。そしてステップS6に進む。
ステップS6では、ステップS5の回転及び打撃削孔工程において、単位時間当たりの削孔距離Kが、第2のしきい値K2以上になったか否かを判断する。
ここで、第2のしきい値K2は、先端ビット50Aが砂礫や石等の硬い対象を破砕、掘削したか否かのしきい値であり、先端ビット50Aが砂礫や石等の硬い対象を破砕、掘削して単位時間の削孔距離が、ステップS3が「No」のループと同程度まで大きくなったか否かを判断する値である。
先端ビット50Aが砂礫や石等の硬い対象を破砕、突破して掘削すれば、その後の比較的軟らかい地盤を削孔する速度(削孔速度)が速くなるため、単位時間当たりの削孔距離Kが増加する。従って、単位時間当たりの削孔距離Kが第2のしきい値K2よりも長くなれば、先端の削孔ビット50Aが砂礫や石等の硬い対象を突破したと判断出来るのである。ここで、第2のしきい値K2は、従来の削孔経験等を踏まえて設定される。
ステップS6において、単位時間当たりの削孔距離Kが第2のしきい値K2以上に増加した場合(ステップS6が「Yes」)、ステップS7に進む。
一方、ステップS6において、単位時間当たりの削孔距離Kが第2のしきい値K2以上に増加していない場合(ステップS6が「No」)には、ステップS5に戻り、回転及び打撃削孔工程を続行する(ステップS6が「No」のループ)。
ステップS7(単位時間当たりの削孔距離Kが第2のしきい値K2以上に増加した場合)では、先端ビット50Aが砂礫や石等の硬い対象を破砕し、突破したと判断される。
先端ビット50Aが砂礫や石等の硬い対象を破砕し、突破したならば、削孔ビット50Aには回転及び打撃の双方を付与する必要は無く、回転のみを付与して削孔すれば良い。そのため、打撃装置30とアダプタ31を薄型回転駆動装置10或いは接続装置20から取り外す。
その後、ステップS1に戻り、再び薄型回転駆動装置10に接続装置20を介して回転伝達部材であるロッド50を接続して、薄型回転駆動装置10の回転(のみ)を削孔ビット50Aに伝達して削孔する(回転削孔工程)。
図1〜図3に示す実施形態では、削孔ビット50Aに回転及び打撃を付与するために、薄型回転駆動装置10に(接続装置20を介して)打撃装置30を接続したが、打撃装置30に代えて従来公知の振動装置を接続することも出来る。
次に、図4〜図10を参照して、図示の実施形態を削孔装置100に適用した場合について説明する。
図4、図5において、全体を符号100で示す削孔装置は、打撃装置30或いはロッド50(図4、図5では打撃装置30を接続する場合を図示しており、ロッド50を接続する場合は図6で示されている)を接続して回転駆動する回転駆動機構200と、基台部300を有している。
回転駆動機構200は、薄型回転駆動装置10と接続装置20を備えており、接続装置20は薄型回転駆動装置10により回転し且つ打撃装置30或いはロッド50と接続する。図4では打撃装置30を接続するための前方アダプタ31A(図4で左側)、後方アダプタ31B(接続装置20側:図4で右側)が取り付けられている。
前方アダプタ31Aはクランプ機構40に支持され、削孔ビット50A側のロッド50−1(図1)に接続され、後方アダプタ31Bは接続装置20に接続される(図7参照)。
図4、図5において、符号1は回転駆動源としての油圧モータを示している。
図示の実施形態において、薄型回転駆動装置10の動力源として油圧モータ1を例示しているが、薄型回転駆動装置10の動力源として、電動モータ、内燃機関、その他の動力源を用いることも可能である。
図4、図5において、油圧モータ1の回転は、薄型回転駆動装置10、接続装置20、打撃装置30(図5では点線で示す)を介して地中側の削孔ビット50A(図1)に伝達され、削孔ビット50Aに回転及び打撃を付与して地盤を掘削する。
打撃装置30の両端部は、前方アダプタ31A、後方アダプタ31Bとフランジ接合しており、打撃装置30は前方アダプタ31A、後方アダプタ31Bを介して、地中側のロッド(図1)、接続装置20に接続されている。
図5において、打撃装置30が周囲から離隔して(いわゆる「浮いた」状態で)表現されている。打撃装置30を支持する構成を図示することによる煩雑化を防止するためである。
薄型回転駆動装置10及び接続装置20の具体的な構成、油圧モータ1の回転が打撃装置30(の後方アダプタ31B)に伝達される態様については、図7を参照して後述する。
図5において、ロッド送り機構60の一端部近傍(図5で左側端部近傍)にはクランプ機構40が固定され、他方の端部近傍(図5で右側)には回転駆動機構200(薄型回転駆動装置10、接続装置20を含む)が固定されている。
削孔或いは打撃装置30に新たなロッドを接続するに際しては、ロッド送り機構60を作動して、回転駆動機構200を切羽側(図5では左側)に送り出す。またロッド、打撃装置30を引き抜く(地上側に移動させる)際には、回転駆動機構200を切羽側と反対側(図2では右側)に移動する。
なお、図5に図示されるピストンシリンダ機構80によりロッド送り機構60の基台70に対する傾斜角度を調節する態様については、図8を参照して後述する。
図4、図5では回転駆動機構200に打撃装置30を接続する態様を示しているが、図6では、打撃装置30に代えて、回転伝達部材であるロッド50を接続する態様が示されている。
ロッド50の接続に際してはアダプタ31A、31B(図4、図5)は不要であり、ロッド50の切羽側(図6で左側)は、クランプ機構40を介して削孔ビット50A側のロッド50−1(図1参照)に接続しており、ロッド50の切羽側と反対側(図6で右側)は接続装置20に接続している。
油圧モータ1の回転は、薄型回転駆動装置10、接続装置20、ロッド50(図6では点線で示す)を介して、地中側の削孔ビット50A(図1)に伝達され、削孔ビット50Aに回転のみを付与して地盤や土壌を掘削する。
削孔や新たなロッドを接続する場合や、ロッドを引き抜く(地上側に移動させる)場合には、図5の打撃装置30を接続した場合と同様に、ロッド送り機構60を作動して、回転駆動機構200を地上側(図6では右側)へ移動する。
次に、図7を参照して、回転駆動機構200の詳細を説明する。
図7において、回転駆動機構200における油圧モータ1(2台設置されている)の出力軸の先端にはピニオン2が設けられ、ピニオン2は大ギヤ3と噛み合っている(外接している)。
大ギヤ3はピニオン2に比較して遙かに歯数が多く、回転部材4と一体に形成されている(或いは、大ギヤ3は回転部材4に固定されている)。回転部材4は第1のフランジ5と一体に形成されている。
回転部材4と第1のフランジ5の中間の領域を、本明細書では「中間部材4A」と記載する。そして第1のフランジ5と回転部材4とは(中間部材4Aを介して)一体に形成されており、回転部材4の回転トルクは第1のフランジ5に伝達される。
大ギヤ3及び大ギヤ3と一体に形成された回転部材4の内周部には軸受12が介装され、軸受12は大ギヤ3及び回転部材4を回転自在に支持している。
明確には図示されていないが、2台の油圧モータ1は同期しており、同一の回転速度で回転する様に構成されている。但し、同期しておらず、異なる回転数で回転する2台のモータ1に変速手段を設けて、大ギヤ3に対して同一方向且つ同一回転速度で回転を伝達する様に構成することも可能である。
図7において、第1のフランジ5の切羽側(図7では左側)に隣接して第2のフランジ部6が配置され、第2のフランジ部6は中空部材7に一体的に形成されている。第1のフランジ部5と第2のフランジ部6は、公知の固定手段13(例えば植え込みボルト)により固定されている。
図示の実施形態では、回転部材4と一体の第1のフランジ5と、第1のフランジ5と結合する第2のフランジ6と、第2のフランジ6と一体の中空部材7により、回転伝達機構を構成している。
中空部材7は中空部を有する円筒形部材であり、第2のフランジ部6に対して切羽側(図7では左側)に延伸する打撃装置側接続部7Aと、水供給用ウォータースイベル8側(図7では右側)に延伸するウォータースイベル側接続部7Bを有している。
中空部材7の打撃装置側接続部7Aの内周部には雌ネジ7AAが形成され、中空部材7の雌ネジ7AAにより、打撃装置30の後方アダプタ31B(の雄ネジ31BB、図2)或いはロッド50(図7では後方アダプタ31B、ロッド50は図示せず)と選択的に接続される。
中空部材7のウォータースイベル側接続部7Bは、回転部材4、軸受12を貫通して延在して水供給用ウォータースイベル8に接続される。中空部材7のウォータースイベル側接続部7Bは水供給用ウォータースイベル8と相対回転可能に接続している。水供給用ウォータースイベル8には掘削水供給系統8Lが接続されており、掘削水供給系統8Lを介して図示しない掘削水供給源から掘削水が、中空部材7を通過して地中の削孔ビット50A側に供給される。
軸受け12により、回転部材4、第1のフランジ5、第2のフランジ6、中空部材7により構成される回転伝達機構は、ウォータースイベル側接続部7Bと相対回転可能である。
図7において、油圧モータ1の回転は、ピニオン2、大ギヤ3、回転部材4、第1のフランジ5、第2のフランジ6、中空部材7の順に伝達される。
上述した様に、大ギヤ3はピニオン2に比較して遙かに歯数が多いため、油圧モータ1のトルクがさほど大きくなくてもピニオン2及び大ギヤ3の歯数の比率に応じて大きな回転トルクが発生する。そのため、図示しない削孔ビット50A側のロッドには、打撃装置30(図1、図5)を介して(或いはロッド50(図6)を介して)、回転掘削に必要なトルクが伝達される。
次に図8を参照して、ピストンシリンダ機構80によりロッド送り機構60の基台70に対する傾斜角度θを調節する態様について説明する。
以下、図8を参照して、回転駆動機構200に打撃装置30及びアダプタ31(前方アダプタ31A、後方アダプタ31B)を接続している場合に傾斜角度θを調節する態様を説明するが、回転駆動機構200に回転伝達部材としてのロッド50を接続する場合も同様である。
図8において、基台部300は、ロッド送り機構60、基台70、ピストンシリンダ機構80を備え、ピストンシリンダ機構80により、ロッド送り機構60の基台70に対する傾斜角度を調整する。
シリンダ81側の一端は、基台70の前端部近傍(図8では左側)に設置した第1の支点部71に回動自在に軸支されている。ピストンロッド82側の端部は、第2の支点部69に回動自在に軸支されている。ここで、第2の支点部69は、ロッド送り機構60の回転駆動機構200を取り付けた側(図8で右側)の下面に位置している。
ピストンシリンダ機構80のシリンダ81を作動させ、ピストンロッド82を適宜伸長することにより、基台70に対してロッド送り機構60が傾斜する。そしてピストンロッド82の伸長量を調節することにより、基台70とロッド送り機構60との為す傾斜角度θを自在に調節することが出来る。
次に図9を参照して、回転駆動機構200(薄型回転駆動装置10、接続装置20)を、切羽側(図9、図10では左側)に送り出すためのロッド送り機構60について説明する。
図9を参照して、回転駆動機構200に打撃装置30及びアダプタ31(前方アダプタ31A、後方アダプタ31B)を接続する態様を説明するが、回転駆動機構200にロッド50を接続する場合も同様である。
図9はロッド送り機構としてスプロケットとチェーンを用いた例を示しており、ロッド送り機構60のケーシング61内にはチェーン63、チェーン63を駆動する駆動側スプロケット64、従動側スプロケット65が収容されている。
駆動側スプロケット64、従動側スプロケット65はケーシング61に回動自在に固定されている。なお、クランプ機構40はケーシング61に固定されている。
チェーン63には回転駆動機構200(薄型回転駆動装置10、接続装置20を含む)を固定する固定部材62が取り付けられており、回転駆動機構200はチェーン63の移動により、切羽側(図9では左側)或いは地上側(図9では右側)に移動する。
回転駆動機構200が移動する際に、回転駆動機構200を固定した固定部材62は、ケーシング61に設けられた図示しない軌道上を移動する(送られる)。
打撃装置30を介して地中側の削孔ビット50A(図1)に回転及び打撃を付与して地盤掘削する際は、駆動側スプロケット64を矢印R1の方向に回転し、回転駆動機構200をチェーン63により矢印D1(切羽側の方向、図9では左側)方向に送り出す。
地中側の削孔ビット50Aを削孔時と逆方向に引き戻す際は、駆動側スプロケット64を矢印R2の方向に回転し、回転駆動機構200をチェーン63により矢印D2(切羽側と反対の方向、図9では右側)方向に移動する(戻す)。
ロッド50を接続して、削孔ビット50Aに回転のみを伝達する場合も同様である。
図9ではスプロケットとチェーンを用いて薄型回転駆動装置10及び接続装置20を送り出しているが、ジャッキ及びシリンダ機構を用いて薄型回転駆動装置10及び接続装置20を送り出すことも出来る。図10ではその様な送り機構が示されている。
回転駆動機構200に打撃装置30を接続する場合も、ロッド50を接続する場合も、送り機構の作用については同様である。
図10において、ロッド送り機構60Aのケーシング61A内には第1のジャッキ62Aが、第1の固定部材66Aを介してケーシング61Aに固定されている。第1のジャッキ62Aは、矢印D3、D5方向に伸縮自在な第1のシリンダ63Aを有している。
第1のシリンダ63Aにおける切羽側(図10では左側)の先端部近傍には、第2の固定部材67Aを介して第2のジャッキ64Aが固定されている。第2のジャッキ64Aは、矢印D7、D8方向に伸縮自在な第2のシリンダ65Aを有している。
第2のシリンダ65Aにおける切羽側(図10では左側)の先端部近傍は、第3の固定部材68Aに固定されている。そして第3の固定部材68Aには回転駆動機構200(薄型回転駆動装置10、接続装置20を含む)が固定されている。なお、クランプ機構40はケーシング61Aに固定されている。
図10において、第1のジャッキ62Aを作動させて第1のシリンダ63Aを矢印D3の方向に伸長させると、第2の固定部材67A、第2のジャッキ64A、第3の固定部材68Aを介して、回転駆動機構200も切羽側に移動する(矢印D4)。そして、第2のジャッキ64Aを作動して第2のシリンダ65Aを矢印D7方向に伸長すると、回転駆動機構200も第3の固定部材68Aを介して切羽側に移動する(矢印D4)。
すなわち、回転駆動機構200は、第1のシリンダ63Aの伸長分と第2のシリンダ65Aの伸長分を合算した距離だけ、切羽側(矢印D4方向:図10では左側)に移動する
一方、図10において、第1のジャッキ62Aを作動させて第1のシリンダ63Aを矢印D5の方向に収縮させると、第2の固定部材67A、第2のジャッキ64A、第3の固定部材68Aを介して、回転駆動機構200も切羽側と反対の方向に移動する(矢印D6)。そして、第2のジャッキ64Aを作動して第2のシリンダ65Aを矢印D8方向に収縮すると、回転駆動機構200も第3の固定部材68Aを介して切羽側の反対側に移動する(矢印D6)。すなわち、回転駆動機構200は、第1のシリンダ63Aの収縮分と第2のシリンダ65Aの収縮分を合算した距離だけ、切羽側の反対側(矢印D6方向)に移動する。
図10において、ロッド送り機構60Aにおける第1のジャッキ62Aを、掘削現場において回転駆動機構200を掘削の初期位置に移動させるために使用し、第2のジャッキ64Aを、打撃装置30(或いはロッド50)を介して地中側の削孔ビット50A(及びロッド)を地盤掘削のため切羽側に送り出し、或いは、収容時に地上側に引き戻すために使用することも可能である
図示の実施形態によれば、回転駆動機構200(の接続装置20)にアダプタ31(前方アダプタ31A及び後方アダプタ31B)を介して打撃装置30を接続することが出来るので、先端ビット50Aが砂礫や石(例えば転石)等の硬い対象に衝突して削孔が進まなくなると、アダプタ31及び打撃装置30を接続して、硬い対象に対して回転と打撃を併用して削孔することが出来る。
ここで、アダプタ31及び打撃装置30は地上の駆動源10に接続して、ロッド(複数接続されたロッド)の地上側端部に接続されるので、打撃装置30を接続する時点までに地中に送り込まれたロッド(例えば図1で、50−1、50−2・・・・)を全て地上側に引き抜く必要は無く、そのため、既に削孔された領域が崩落してしまう恐れが無い。
また、アダプタ31(前方アダプタ31A及び後方アダプタ31B)を取り付け、アダプタ31に打撃装置30を接続することにより、回転と打撃を併用しているので、接続、取り外しが容易に行われる。
そして、ドリフター方式の削孔機械の様に、長尺に構成する必要も無くなる。
そのため、狭隘地における使用に好適な削孔装置が提供される。
実施形態に係る削孔装置100は、駆動源の薄型回転駆動装置10が油圧モータ1(動力源)と、(小型の)ピニオン2と、歯数の多い(大型の)大ギヤ3から構成されており、油圧モータ1からの動力を伝達する主たる構成要件である歯車2、3は平坦な形状であり、長手方向寸法に関連する厚さ寸法が比較的小さいので、従来の駆動装置に比較して、長手方向の寸法を小さくすることが出来る。そのため、狭隘地においても、必要な長手方向寸法の確保が容易である。
また、ピニオン2と歯数の多い大ギヤ3を外接して油圧モータ1の出力を回転部材4に伝達しているので、ピニオン2の歯数に対する大ギヤ3の歯数の比率を大きくすることにより、油圧モータ1の回転トルクが大きくなくても、回転部材4と接続装置20に大きな回転トルクを伝達することが出来る。
図示の実施形態において、アダプタ31(前方アダプタ31A及び後方アダプタ31B)はフランジ同士をボルトで接合する構造(いわゆるフランジ構造)で打撃装置30を接続しているので、雄ネジと雌ネジとの螺合により両者を接合する構造に比較して、ネジ部の長さの分だけ長手方向寸法を短くすることが出来る。
そのため、図示の実施形態は、狭隘地における用途に適している。
さらに図示の実施形態においては、回転駆動機構200に回転伝達部材50(ロッド)を接続して削孔を行う場合と、回転伝達部材50(ロッド)を取り外し、回転駆動機構200に打撃装置30を接続して削孔を行う場合の切り替えを、単位時間当たりの削孔距離Kに係る(削孔経験等に基づく)第1及び第2のしきい値K1、K2に基づいて判断している。
そのため、施工地盤に砂礫や石等の硬い対象が混在している作業現場においても、回転及び打撃を併用するべき場合と、回転のみで掘削するべき場合を、正確に使い分けることが出来て、削孔ビット50Aが硬い対象と衝突して削孔速度が低下した場合には回転及び打撃を併用して硬い対象を破砕、突破し、比較的軟らかい土壌では削孔ビット50Aに回転のみを付加して、効率的な削孔削孔を行うことが出来る。
それに加えて図示の実施形態に係る削孔装置100によれば、ロッド送り機構60としてスプロケット64とチェーン63を用いれば、滑り等が生じることなく確実に回転駆動機構200を切羽側に送り出して掘削を行うことが出来る。
第1及び第2のジャッキ62A、64Aとシリンダ63A、65Aを組合せて用いる場合も同様である。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではないことを付記する。
例えば、図示の実施形態では一重管削孔用の削孔装置に打撃供給源(打撃装置)を接続した態様を説明しているが、本願発明はロータリーボーリングマシンを使う全ての削孔装置に対して適用可能である。
1・・・油圧モータ
2・・・ピニオン
3・・・大ギヤ
10・・・薄型回転駆動装置
20・・・接続装置
30・・・打撃装置(ハンマー)
31A・・・前方アダプタ
31B・・・後方アダプタ
50・・・ロッド(回転伝達部材)
50A・・・削孔ビット
100・・・削孔装置

Claims (2)

  1. 駆動源と、接続装置とを有し、
    接続装置は、先端のビット側に回転を伝達する回転伝達部材を接続可能であり、且つ、アダプタを介して打撃装置を接続可能であり、
    駆動源が動力源と、歯数の少ない歯車と、歯数の多い歯車を有している削孔装置を使用する削孔方法において、
    駆動源に回転伝達部材を接合して回転を削孔ビットに伝達して削孔する回転削孔工程と、
    単位時間当たりの削孔距離が減少した場合には、回転伝達部材を駆動源から取り外し、アダプタを取り付け、アダプタに打撃装置を接続し、削孔ビットに回転及び打撃を付与して切削する回転及び打撃削孔工程と、
    単位時間当たりの削孔距離が増加した場合に、アダプタ及び打撃装置を駆動源から取り外す工程を含むことを特徴とする削孔方法。
  2. 前記削孔装置のアダプタと打撃装置は端部にフランジを有しており、フランジ同士を接合することにより接続される請求項1の削孔方法
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