JP4399178B2 - 土留掘削刃推進工法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は地下構造物を構築する際の掘削技術に係り、特に土留掘削刃推進工法及び土留掘削刃の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、地下構造物を構築する工法として、掘削装置に地下構造物を取り付けて掘削装置を地山に貫入し、前方を掘削して土砂をオーガで排出しながら地下構造物を推進することが行われている。この工法では、地山に岩石等の障害物が出現した場合に地下構造物の推進が遮られる。そこで、先導管と内殻とを内外二重に配置し、先導管の後部に地下構造物を接続可能にし、内殻の内側にカッターヘッドとスクリューオーガーとを一体的に装着し、内殻を先導管または先導管と地下構造体とに抜き差し可能に装着して、切り羽側に岩石等が出現した場合に、内殻を先導管または先導管と地下構造物から引き出して内部にスペースを確保し、障害物を撤去できるようにするものが提案されている(特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11ー303556号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の工法においては、掘削作業時には一般に掘削装置の刃口部分の土留めは行われていないため、掘削・土砂搬出時に刃口近傍の地山が緩んだり、刃口内に土砂が流入する恐れがあった。また、線路直下の施工では、列車の徐行や作業時間の拘束等があり、工期の長期化と工事費の増大を招いていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決しようとするもので、掘削作業時の刃口近傍の地山の緩みや、刃口内への土砂の流入等による地表面の沈下を抑えることができ、線路直下の施工においても列車の無徐行や24時間施工を可能にすることを目的とする。
そのために本発明は、刃口の上下の鉄板に刃口両側及び刃口両側から前方で交わるように形成した掘削刃ガイドに沿って前進後退可能に取り付けた掘削刃を函体先端部に函体との間隔を伸縮可能に取り付けたジャッキにより押し引きし、他の推進手段により刃口を推進するようにして函体を接続した刃口を地山へ貫入し、函体を推進する工法であって、
前記ジャッキにより掘削刃を押し出して刃口内の土砂を掘削し、掘削刃先端同士を当接させて刃口内の土砂を抱え込んで土留めをする段階、
土留めをした掘削刃同士を当接させた状態で前記他の推進手段により刃口のみ前進させて地山へ貫入させる段階、
前記ジャッキにより掘削刃を後退させて刃口両側の元の位置に戻した後、再度函体との間隔を伸ばしたジャッキにより掘削刃を押し出して刃口内の土砂を掘削して掘削刃先端同士を当接させて刃口内の土砂を抱え込んで土留めをする段階、
を繰り返すを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本実施形態の掘削刃推進工法を説明する概念図、図2は掘削施工サイクルを説明する図である。
図1において、函体1は線路下等の地下に構築する構造物で、この例では断面矩形をしており、その先端部に刃口2が取り付けられている。この刃口2で前方を掘削し、土砂を搬出しながら函体を推進することは従来の工法と同じである。本実施形態では、刃口の左右両側内面に配置した掘削刃3を函体の先端部上下左右に取り付けたジャッキ4で前進後退させ、この掘削刃3に土砂の掘削と土留めの機能を持たせたことを特徴としている。
【0007】
図2において、刃口の上下の鉄板(天井と床)には溝等を切って形成した掘削刃ガイド5が、刃口両側及び刃口両側から前方に半円状凸ないし三角形状に形成されている。もちろんガイドの前方凸部分は刃口両側から直線状に前方に延びて先端が交差する三角形状等でもよい。刃口両側の掘削刃3は、ジャッキ4で押し引きされたときこのガイド5に沿って前進後退する。
【0008】
次に、掘削施工サイクルについて説明する。
まず、函体1を刃口に取り付けた掘削機を所定位置にセットする。このとき、図示しない推進手段で刃口2を前進させて地山に貫入させ、刃口内には土砂6が入り込んでいる(ステップ▲1▼)。次いで、ジャッキ4で掘削刃3を押すと、掘削刃3はガイド5に沿って前進して刃口内の土砂を掘削し、半円状凸部分の先端で両側から前進した掘削刃同士が当接して閉じた形となる(ステップ▲2▼)。こうして土砂の一部を抱え込んだ掘削刃3は、それより前方の土砂に対する土留めとなり、この状態で抱え込んだ土砂を掘削し、搬出する。このように掘削作業に先行して掘削刃を押し出すことで土留めを行うので、土砂の流入等による地表面の沈下が抑えられる。
【0009】
次いで、図示しない推進手段で刃口2を推進する(ステップ▲3▼)。このとき掘削刃3はそのままの位置で先端が閉じた状態にしておくことにより土留めの機能を果たす。次いで、ジャッキ4を縮めて掘削刃3をガイドに沿って後退させ、ジャッキと掘削刃を一旦刃口両側面のもとの位置に戻し(ステップ▲4▼)、再度ジャッキ4で掘削刃を押し(ステップ▲5▼)、刃口内の土砂を掘削して両側から前進した掘削刃同士を当接させて閉じた形とする(ステップ▲6▼)。こうして掘削刃で抱え込んだ土砂を搬出した後、掘削刃はそのままの状態で、図示しない推進手段により函体1を推進する(ステップ▲7▼)。このとき、ジャッキ4と函体1との間隔は縮むことになる。次いで、図示しない推進手段で刃口2を推進し(ステップ▲8▼)、以後ステップ▲4▼へ戻って同様な作業を繰り返す。
【0010】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、刃口内に土留め兼用の掘削刃を取り付け、掘削作業に先行して掘削刃を押し出すことで土留めを行うようにしたので、掘削作業時の刃口近傍の地山の緩みや土砂の流入等による地表面の沈下を抑えることができる。また、線路下工事においても、掘削刃の土留めへの兼用により、土留めが先行して行えるため、列車の無徐行や24時間施工が可能となり、工期の短縮と工事費の節減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の掘削刃推進工法を説明する概念図である。
【図2】 掘削施工サイクルを説明する図である。
【符号の説明】
1…函体、2…刃口、3…掘削刃、4…ジャッキ、5…掘削刃ガイド、6…土砂
Claims (1)
- 刃口の上下の鉄板に刃口両側及び刃口両側から前方で交わるように形成した掘削刃ガイドに沿って前進後退可能に取り付けた掘削刃を函体先端部に函体との間隔を伸縮可能に取り付けたジャッキにより押し引きし、他の推進手段により刃口を推進するようにして函体を接続した刃口を地山へ貫入し、函体を推進する工法であって、
前記ジャッキにより掘削刃を押し出して刃口内の土砂を掘削し、掘削刃先端同士を当接させて刃口内の土砂を抱え込んで土留めをする段階、
土留めをした掘削刃同士を当接させた状態で前記他の推進手段により刃口のみ前進させて地山へ貫入させる段階、
前記ジャッキにより掘削刃を後退させて刃口両側の元の位置に戻した後、再度函体との間隔を伸ばしたジャッキにより掘削刃を押し出して刃口内の土砂を掘削して掘削刃先端同士を当接させて刃口内の土砂を抱え込んで土留めをする段階、
を繰り返すを特徴とする土留掘削刃推進工法。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2003061156A JP4399178B2 (ja) | 2003-03-07 | 2003-03-07 | 土留掘削刃推進工法 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2003061156A JP4399178B2 (ja) | 2003-03-07 | 2003-03-07 | 土留掘削刃推進工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP2004270246A JP2004270246A (ja) | 2004-09-30 |
| JP4399178B2 true JP4399178B2 (ja) | 2010-01-13 |
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Family Applications (1)
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| JP2003061156A Expired - Fee Related JP4399178B2 (ja) | 2003-03-07 | 2003-03-07 | 土留掘削刃推進工法 |
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| JP (1) | JP4399178B2 (ja) |
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2003
- 2003-03-07 JP JP2003061156A patent/JP4399178B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2004270246A (ja) | 2004-09-30 |
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