JPS6141836Y2 - - Google Patents

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JPS6141836Y2
JPS6141836Y2 JP5910583U JP5910583U JPS6141836Y2 JP S6141836 Y2 JPS6141836 Y2 JP S6141836Y2 JP 5910583 U JP5910583 U JP 5910583U JP 5910583 U JP5910583 U JP 5910583U JP S6141836 Y2 JPS6141836 Y2 JP S6141836Y2
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JP
Japan
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head
joints
joint
lining
sand
Prior art date
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Expired
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JP5910583U
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English (en)
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JPS59163691U (ja
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Publication date
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Publication of JPS6141836Y2 publication Critical patent/JPS6141836Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は鉄道や道路の下を横断するトンネ
ル、地下道等を新設する場合のトンネル構築方法
において使用される覆工用エレメントのヘツドに
関するものである。
〔従来技術〕
従来活線下でのトンネル構築方法について種々
の工法が開発されている。そして、その一例とし
て箱形断面からなる鋼製エレメントを地盤中に圧
入し、エレメント内部にコンクリートを充填して
本体構造物とする工法が開発され、特公昭55−
44238号公報にその内容が開示されている。
第1図はこのような工法において使用する覆工
用エレメントのヘツドとして開発したヘツド17
を示したもので、両側に突出する上下のフランジ
18と上下フランジ間に設けられた両側のウエブ
19によつて箱形断面に形成され、第2図に示し
たエレメント22と同形状を有している。従つて
フランジ18の突出部分とウエブ19とで囲まれ
たスペースに砂や礫が入り込み、これら砂や礫が
くさびのように働いて先行エレメント22と推進
中のエレメント22を離すような現象が起きる。
このことを防ぐためエレメント22間の継手は上
下のずれを防いで荷重を左右のエレメント22に
伝える役目と同時に左右のずれを防ぐ目的で断面
L形のガイド継手20,21を必要としていた。
しかしL形継手20,21は第3図に示すように
施工上必要なクリアランスlを一定にするためフ
ランジ板厚tによつてL形寸法を変えなければな
らず、その加工には機械切削などを必要とし、高
価なものとなると同時に取付精度は厳しくする必
要があつた。また前述したフランジ18の突出部
分とウエブ19とで囲まれたスペースには排除さ
れない土砂が残つて、後にジエツト水などで洗い
出す等の作業が必要であつた。
〔考案の目的〕
この考案は上述したような点に鑑み工夫したも
ので、エレメント先端に取り付けられるヘツドの
上下継手間に鋤取り部材を設けることにより、先
行エレメントとの間の土砂を排除できるようにし
て、施工性および経済性に優れた覆工用エレメン
トのヘツドを提供することを目的としている。
〔考案の構成〕
この考案のヘツドは取り付けられるエレメント
とほぼ同形状の箱形断面を有し、隣接するエレメ
ントとの継手部分のうち、既設の先行エレメント
と隣接する側には継手間に推進方向に向かつて突
出する鋤取り部材が取り付けられている。この鋤
取り部材はエレメントを地盤中に押し込んで行く
際、先行エレメントの継手部分を摺動し、この継
手部分と押し込んで行くヘツドの継手部分との間
の土砂を鋤取つて行くための部材で、鋤取られた
土砂はヘツド内に位置する掘削機のカツター部分
を通してスクリユーコンベアー等によつて後方へ
排出される。
トンネルの構築はこのヘツドを先端に取り付け
たエレメントを推進機にセツトし、順次覆工断面
に合わせてエレメントを押し込んで行く。必要な
受桁等を取り付けた後エレメント内にコンクリー
トを充填し、覆工を形成した後内部の土砂を掘削
する。また必要に応じて二次覆工等の施工を行な
うことによりトンネルが完成する。
〔実施例〕
以下、図示した実施例(第4図〜第9図)に基
づいて説明する。
第4図および第5図はこの考案のヘツド1を取
り付けたエレメント9を先行エレメント9に沿つ
て地盤A中に押し込んでいる様子を示したもので
ある。図中16は掘削機15のカツターで後方に
はスクリユーコンベアー等のコンベアーが設けら
ている。ヘツド1の先行エレメント9側のウエブ
3には前方に延びる鋤取り部材7が取り付けら
れ、先行エレメント9の上下の継手14間に沿つ
て土砂を鋤取つてカツター16部分に取り込んで
行くようになつている。この鋤取り部材7はカツ
ター16側の面がテーパーを有し、推進時は地盤
Aから先行エレメント9側へ向けて土圧Pを受
け、先行エレメント9に押し付けられるようにし
て推進して行く。従つて継手部分のスペースに土
砂が取り残されることなく、また推進中のエレメ
ント9は先行エレメント9から離れることなく隣
接して施工することができる。
第6図および第7図はヘツド1の一例を斜視図
として示したもので、上下のフランジ2および左
右のウエブ3で箱形断面に形成され、両側へ突出
するフランジ2の両端はそれぞれ継手4、継手5
となつている。また掘進時切羽に位置する先端部
には複数の羽6が形成され推進を助けている。先
行エレメントの継手間を摺動する鋤取り部材7は
楔形状をし、上下の継手4間に推進方向に突出し
て取り付けられている。また反対側の上下の継手
5間にも補強を兼ねて鋤取り板8を設けることに
より、後行する隣接エレメントの作業が容易とな
る。
第8図および第9図は他の例として、エレメン
ト9が上下の継手13間に横方向を拘束するため
の継手14を有する場合に使用するヘツド1を示
したもので、継手14の位置に対応させて、上下
2つの鋤取り部材7を設けてある。
〔考案の効果〕
ヘツドに先行エレメントの継手間を摺動する鋤
取り部材を設けたので、継手部分に土砂が取り残
されることがなく、従つて推進中のエレメントも
先行エレメントから離れることなく隣接して施工
することができる。
またそれによつてエレメントの継手は荷重を左
右のエレメントに伝えるだけの役目を果たせば良
くなるため、単に平行な2枚の突出板とする単純
な形となつて加工費、取付手間が低減し、その精
度も従来の継手ほど厳しくする必要がないので、
全体的な施工性の向上、工費の低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は従来技術を示したもので、第
1図はヘツドの従来例を示す斜視図、第2図は従
来の覆工用エレメント連結の様子を示すトンネル
と直角な方向の縦断面図、第3図はその継手部分
の詳細を示す縦断面図、第4図はこの考案のヘツ
ドを用いた施工の様子を示す横断面図、第5図は
同じくトンネルと直角な方向の縦断面図、第6図
はヘツド部分の一例を示す斜視図、第7図は同じ
ヘツドを背面より見た斜視図、第8図は他の実施
例を示す斜視図、第9図はその施工時の様子を背
面より見た斜視図である。 A……地盤、1……ヘツド、2……フランジ、
3……ウエブ、4,5……継手、6……羽、7…
…鋤取り部材、8……鋤取り板、9……エレメン
ト、10……フランジ、11……ウエブ、12,
13……継手、14,14′……継手、15……
掘進機、16……カツター、17……ヘツド、1
8……フランジ、19……ウエブ、20……継
手、21……継手、22……エレメント。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両側に継手を有する箱形断面の覆工用エレメン
    トの先端に取り付けるヘツドであつて、既設の先
    行エレメントと隣接する側の継手間に推進方向に
    向かつて突出し、前記先行エレメントの継手間を
    摺動する鋤取り部材を有することを特徴とする覆
    工用エレメントのヘツド。
JP5910583U 1983-04-20 1983-04-20 覆工用エレメントのヘツド Granted JPS59163691U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5910583U JPS59163691U (ja) 1983-04-20 1983-04-20 覆工用エレメントのヘツド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5910583U JPS59163691U (ja) 1983-04-20 1983-04-20 覆工用エレメントのヘツド

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Publication Number Publication Date
JPS59163691U JPS59163691U (ja) 1984-11-01
JPS6141836Y2 true JPS6141836Y2 (ja) 1986-11-27

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ID=30189365

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5910583U Granted JPS59163691U (ja) 1983-04-20 1983-04-20 覆工用エレメントのヘツド

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003035092A (ja) * 2001-07-24 2003-02-07 Tekken Constr Co Ltd 角穴掘削機および角穴掘削工法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2628587B2 (ja) * 1988-07-19 1997-07-09 財団法人鉄道総合技術研究所 トンネル覆工用エレメントの推進工法

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JP2003035092A (ja) * 2001-07-24 2003-02-07 Tekken Constr Co Ltd 角穴掘削機および角穴掘削工法

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JPS59163691U (ja) 1984-11-01

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