JP4624792B2 - 分離式締結システム - Google Patents

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Description

本出願は、2002年10月7日に出願された米国仮出願番号第60/416,614号のPCT国際出願である。本出願は、2002年10月24日に出願された米国仮出願番号第60/420,951号の利益を主張する。上記の出願の開示を、引用により組み入れる。
本発明は、部材を金属構造部品に締結するための、より具体的には、部材を板金材料に締結するための締結システムに関する。環状の溶接面を有するねじ付き金属スタッドが短時間アーク溶接で構造部品に締結され、破損可能なロックナットがスタッドにねじ込まれ、部材を構造部品に締結する。
金属溶接スタッドは、一般に、棒状材料から冷間成形されるといった、標準的なファスナ型打ち法によって形成された非圧縮性の中実の本体である。こうした溶接スタッドは、該溶接スタッドを通じてエネルギーを供給し、円形の犠牲溶接要素及び部品の基材材料の一部の両方を溶融する周知の溶接装置を用いることによって、該部品の表面に溶接される。溶接スタッドは、液化した金属の混合及び冷却のために、基材材料に固定される。溶接装置、特に溶接ガンは、スタッドの肩部と溶接されることになる面の端部との間の領域において、クランプジョーを用いて溶接スタッドを把持する。各々の溶接スタッドは、溶接の直前に、1度に1つずつ溶接ガンの口の中に配置される。これらのスタッドのサイズ、重さ、及び構造により、気体吹き付け式溶接ガンに該スタッドを使用することはできない。
運送業における燃料経済性の要求が増大し、より薄いゲージ材料が使用されるようになった。特に、金属の複合材料、具体的にはポリマー・コアを有するアルミニウム複合材料が、種々の構造体のための表面材料又は外板材料として有効に使用されるようになった。これらの非常に薄い金属ラミネートは、一般に、該ラミネートの一方の側の支持構造体に締結されることによって、該支持構造体に結合又は締結される。このために、普通の溶接スタッドをラミネート構造体に締結し、該構造体への該スタッドの結合を容易にすることが周知である。
従来より、溶接スタッドは、薄いラミネート材料の少なくとも第1層を溶かす。溶接部が、溶接スタッドのラミネート境界面の強度が著しく脆弱化された応力集中部をもたらす。繰り返し溶接スタッドに負荷をかけることにより、結合境界面が塑性変形され、スタッドがラミネート境界面に対して早期に破損する。
周知のスタッドは、頭部と、該頭部に結合されたシャンクとを有する。スタッドの頭部は、車体の板金材料に溶接される。溶接作業は、周知の引き上げ式アーク溶接方法によって行われる。この方法においては、スタッドを板金材料と接触させ、次いで溶接電流を流し、該スタッドを該板金材料から引き離し、該スタッドと該板金材料との間にアークを形成する。アークの燃焼中、スタッド頭部の一部及び板金材料一部が溶融する。十分な量の溶融金属が生成されると、スタッドを溶融部の中に打ち込む。溶接作業それ自体は、幾つかのパラメータに影響され得る。個々のパラメータの影響は、引き上げ式アーク方法によりスタッドを溶接するときに、誤差に対する感受性に様々な影響を有する。
アークの開始のために、これに応じてスタッド頭部の幾何学的形状を設計しなければならない。これに関連して、円錐状先端部をもつ頭部を有するスタッドが、当業界において周知である。点火用先端部が前端部の中心に形成された、実質的に平坦な頭部/前端部をもつスタッドが、更に周知である。さらに、平坦な前端部をもつスタッドも、当業界において周知である。ねじ付きスタッドは、いわゆる短時間アーク溶接で本体の板金材料に溶接される。短時間アーク溶接もスタッド溶接として周知であり、その場合、金属スタッド(ねじ付きスタッド)が、本体の板金材料と接触するように配置される。次に、監視電流が流され、金属スタッドが本体の板金材料から再び僅かに持ち上げられる。それと同時に、アークが発生する。次いで、溶接電流が流され、それにより金属スタッドと本体の板金材料の対向面が溶融される。次いで、金属スタッドが本体の板金材料上に再び下ろされ、それにより溶融部が接合される。溶接電流が切られ、全ての溶融物が固化される。
次いで、一般に、ロックナットがスタッド上にねじ込まれ、本体の板金材料から突出する。ナットは、部材を板金材料に固定するように働く。一般に、ロックナットは合金材料から形成される。スタッドは、並目ねじ付きスタッドか又は細目ねじ付きスタッドとすることができる。適合するねじがロックナットに設けられる。並目ねじの場合には、別の方法としてロックナットに穴を1つだけ設けることができる。次いで、並目ねじが穴の中に対応する逆のねじを切る。
ねじ付きスタッド及び本体の板金材料の破損が、不定の状態で生じる。破損の原因が何であったかを明らかにすることは困難である。さらに、車体の破損した板金材料の再加工は、破損したスタッドの場合における再加工よりも、かなり経費がかかる。スタッドの破損の場合においては、板金材料の強度を損なわせることなく、同じ部位に新しいスタッドを溶接することができる。
この背景に対し、本発明の根底にある課題は、特に、溶接スタッド構造体へのナットの結合に失敗した状況の下で、要する再加工が僅かな、一般的なタイプの改善された締結システムを提供することある。
述べられた締結システムの不利な点を克服するために、構造部品とねじ付きスタッドとの間の溶接接合部の強度、並びに該スタッドとナット自体の強度が、互いに適合される。具体的には、これらの強度は、ロックナットがねじ付きスタッドにねじ込まれたときに、仕様書に従って適用されるトルクを超えたトルクが適用されると、スタッドが破損する前にナットが破損し、ナットが破損しない状況においては、構造部品が破損する前にスタッドが破損することが保証されるように適合される。
これは、「良好な」溶接接合部を有するねじ付きスタッドに高過ぎるトルクが適用されるときにはいつも、全ての場合において構造部品ではなくスタッドが破損するか又はそのねじが損傷することを保証する。この方法では、不適正に調整されたトルクレンチ又は張力レンチに起因する再加工コスト、或いはファスナに関するねじ切りの問題が低減される。強度が大きすぎるロックナットが用いられたときであっても、スタッドと部品との間の溶接接合部が「良好」であれば、構造部品の損傷は大きく除外されることが保証される。
これに関連して、「破損」は、それぞれの要素に適用されるトルクを、締結チェーンの後続する要素にもはや伝達することができない、要素(ロックナット、スタッド、構造部品)のどんな損傷をも意味するように意図されている。構造部品の破損は、通常は、部品が構造的に損傷すること、特に、溶接接合部の領域内から引き出されたことを示すように意図されている。このような方法で目的は十分に達成される。
この実施形態は、過度に高いトルクが適用されたときに、部品が破損する前にスタッドが破損することを保証するために、構造部品(乗り物の車体の板金材料)を強化する必要がないという利点を有する。
別の好ましい実施形態によると、ねじ付きスタッドは、溶接接合部に隣接して配置されたフランジ部分を有し、該フランジ部分に対してロックナットにより部材がねじ込まれるか、又は該フランジ部分に対して該ロックナット自体がねじ込まれる。
別の好ましい実施形態によると、スタッドは並目ねじ付きスタッドであり、ロックナットがねじ込まれたときに、スタッドの雄ねじがロックナットの穴の中にねじを切る。代替的な実施形態によると、ねじ付きスタッドは、メートルねじといった細目ねじを有し、ロックナットは対応する雌ねじを有する。
さらに、ねじ付きスタッドの強度とロックナットの強度は、ロックナットがねじ付きスタッド上にねじ込まれたときに、仕様書に従って適用されるトルクを超えたトルクがロックナットに適用されると、スタッドが構造的に損傷する前にロックナットが構造的に損傷することが保証されるように互いに対して適合されることが好ましい。
総括すると、ロックナットの所定の破壊モーメントが、ねじ付きスタッドの所定の破壊モーメントより小さく、構造部品及び/又は該構造部品とスタッドとの間の溶接接合部の所定の破壊モーメントより小さい、というような閉じたプロセスチェーンが得られる。
別の実施形態の教示によると、従来技術の欠点を克服する引き上げ式アーク溶接システムと共に用いるための溶接スタッド組立体が提供される。溶接スタッド組立体は、環状の溶接領域をもつ頭部を有する。環状の溶接領域は、頭部の外半径と一致する外半径を有する。環状の溶接領域は、板金材料へのスタッドの捩り荷重の分散を改善しながら、一般的な円形の溶接領域からの表面積とほぼ等しい溶接表面積を提供するように働く。
上記の特徴と以下の説明は、本発明の範囲を逸脱することなく、各事例において示される組み合わせで使用可能であるだけでなく、他の組み合わせで又は単独で使用することもできる。本発明の教示によると、従来技術の欠点を克服する引き上げ式アーク溶接システムと共に用いるための溶接スタッド組立体が提供される。溶接スタッド組立体は、環状の溶接領域をもつ頭部を有する。環状の溶接領域は、頭部の外半径と一致する外半径を有する。環状の溶接領域は、板金材料へのスタッドの捩り荷重の分散を改善しながら、一般的な円形の溶接領域からの表面積とほぼ等しい溶接表面積を提供するように働く。
さらなる本発明の適用可能領域が、以下に与えられる詳細な説明から明らかになるであろう。詳細な説明及び特定の例は、本発明の好ましい実施形態を示しており、説明のために意図されたものであり、本発明の範囲を限定するよう意図されるものではない。
本発明は、詳細な説明及び添付の図面からより完全に理解されるようになるであろう。
好ましい実施形態の次の説明は、本質的に例示的なものにすぎず、決して、本発明、その用途、又は使用を制限するように意図されるものではない。
図1は、本発明の教示による引き上げ式アーク溶接スタッド10を表す。この溶接スタッド10は、3つの主要な部品、すなわちシャンク12、頭部14、及び環状の溶接部16から形成される。限定されない例として、シャンク12は、M6ねじ付きファスナとすることができる。同様に、シャンクは、パインツリー型コネクタ又は他の寸法のねじ付きファスナの形態を取ることができる。
頭部14は、冷間ヘッド成形方法を用いて形成される。M6ファスナの頭部14は、約13mmの外径、及び約2mmの厚さを有する。さらに、頭部は、約13mmの直径を有する平坦な下面15を有する。ファスナの強度は、頭部の厚さの関数である。したがって、一般に、頭部の厚さが増大するにつれて、溶接スタッド10の強度が増大する。ファスナの強度が増すことにより、該ファスナとラミネート材料の境界面に望ましくない損傷がもたらされることが多い。こうした損傷により、ファスナがラミネート材料から引き抜かれ、薄い板金材料の中に穴が残る。
環状の溶接部16は、頭部14の下面15の外半径と等しい外半径18を有する。M6スタッド・シャンクの場合、頭部14の外半径は約13mmである。溶接部16の内半径は、約11mmの半径を有する。結果として生じる溶接面積は、約150mm2になる。各々の頭部14は、厚さTを有する。溶接部16の厚さ19は、Tの値の50%より少なく、Tの値の約20%から約35%までであることが好ましい。
この点で、頭部14はウェブ厚21を有し、このウェブ厚21は、ファスナ10の損傷モードに適合させるように変更することができる。限定されない例として、3.0mmのウェブ厚を有するスタッド10は、1820lbsより大きい張力破損モードを有し、140in・lbsのトルク荷重でねじ山が剥離する捩り破損を有する。2.5mmのウェブ厚21を有するスタッド10の場合は、基材材料の張力破損が、約1730lbsより大きい荷重で生じ、140in・lbsより大きい荷重でファスナのねじ山が剥離して捩り破損が生じる。2.0mmのウェブ厚21を有するスタッド10の場合は、スタッドは、約1700lbsより大きい荷重の張力で破損し、約135in・lbsより大きい荷重の捩り力でねじ山が剥離して破損する。1.5mmのウェブ厚21を有するスタッド10の場合は、スタッドの基材材料は、1830lbsより大きい荷重で破損し、ウェブは、120lbsより大きい捩り荷重で破損する。1.0mmのウェブ厚21を有するスタッド10の場合は、スタッドは、1400lbsより大きい荷重のウェブ張力、及び約75in・lbsより大きいトルク荷重のウェブの張力で破壊される。
後に述べるように、シャンクがウェブ部分より小さい捩りレベル及び張力応力レベルで破損するように、スタッド破損モードを設計することができる。さらに、ウェブ厚21を変更することによって、ウェブ部分21の破損モードを、溶接境界面に対してスタッドより低いレベルに、さらに該スタッドのシャンク破損レベルよりも高いレベルに設定することができる。
頭部14の外半径と等しい外半径を有する環状の溶接部16を設けることによって、基材の板金材料の加熱が、大きい面積にわたって分散される。板金材料の表面に対する破損が低減され、表面境界面に対する溶接スタッド10の強度が改善される。例として、本発明の教示によるM6溶接スタッドの境界面は、約400in−lbsの捩り荷重に耐えることができる。
シャンク12の捩り破損強度を約80インチポンドに設定することによって、スタッドが板金材料のラミネート構造体を引き出し、損傷を与える前に、シャンクが捩り力で常に破損し、そのため基材材料の完全性が維持される。
図3に最もよく見られるように、スタッド10をラミネート板20に溶接するとき、溶接領域26によって、該スタッド10がラミネートの上部層23に結合される。溶接工程の間、上部層23は、ラミネート板20の下部層25に部分的に結合される。中間ポリマー層27は、上部層23及び下部層25の両方に結合されたままである。この中間ポリマー27は、ラミネート構造20を支持するように機能する。さらに、スタッドの下方の、環状の溶接部内にあるラミネート板中央の結合が、捩り応力の分散を助け、よって、該環状の溶接接合部26の捩り強さが強化されると考えられる。これは、ポリマー層27を通して燃焼し、又は該ポリマー層27を薄い層に裂く従来のスタッドと反対である。
本発明の適用を例証するために、図3は、スタッド10と構造板又はラミネート構造20との間の溶融結合を示す。スタッド10の設計は、溶接前の図1のものに対応し、繰り返しを避けるために、図1の説明を参照する。
使用において、図1のスタッド10は、ラミネート構造体20と接触した状態で配置され、環状の溶接部16の平坦な縁部22が、該ラミネート構造体20に接する。次に、溶接電流が適用される。溶接電流の適用後、スタッド10が引っ込められ、アークを形成する。アークの燃焼中、スタッド10の平坦な縁部22及び構造体20の一部の両方が溶融する。所定の時間後、スタッド10を、溶融金属の中に押し込む。押し込む前又は押し込んでいる間、溶接電流が切られる。次に、溶接部が冷却される。図3に示されるように、周方向の縁部22の一部が溶融された。溶融金属の一部は、環状の溶接領域によって定められたキャビティ24に入った。溶接部は実質的に環状である。スタッド10及び構造体20は、設定された共通の溶接領域26を有する。もちろん、本発明の他の図示された実施形態も同様に働く。
本発明の締結システム又は構成の第1の実施形態が、全体的に9と表記される。締結システム9は、部材11を、孔13により横断される合成材料の部品を表す場合には構造板20に、この場合には車体の板金材料に締結するように働く。
締結システム9は、スタッド溶接工程において車体のラミネート又は同質の板金材料20に溶接されるねじ付きスタッド10を含む。さらに、締結システム9は、スタッド10上にねじ込むことができる、破損可能な材料で作られたロックナット68を含む。
スタッド10は、頭部14を含む。この場合には、頭部14は、スタッド10のシャンク12の直径の2倍の大きさであるかなり大きな直径をもつ部分を指すように意図されていることが好ましい。
ねじ付きスタッド10は、スタッド溶接工程において、頭部14の下側により板金材料20の上側に溶接される。溶接接合部26が、図4及び図5に概略的に示されている。頭部14の反対側にはシャンク12が設けられており、該シャンク12上に並目ねじが形成される。
並目ねじと頭部14との間の遷移領域において、ねじ付きスタッド10はさらに脆弱部分28を有し、該脆弱部分は、この場合は任意の周辺溝30によい形成される。後に詳細に示されるように、脆弱部分28は、スタッドの所定の破壊点を表す。
ロックナット68は穴70を有し、該穴70の直径はシャンク12の直径に適合される。並目ねじは、自己でねじ切りするねじとして設計され、それによりロックナット68がスタッド10上にねじ込まれるときに、穴70の中に雌ねじが切られる。任意に、ロックナット68は、所定の捩り荷重で破損するように構成されたねじ付き金属ナットとすることができる。この破損は、ねじ山又はナット68の本体内で生じる。
図4に見られるように、部材11の孔13は、ねじ付きスタッド10の上に滑動される。次いで、ロックナット68がねじ込まれ、それにより部材11が頭部14の上側とロックナット68の下側との間に保持される。
図4において、ねじ領域において、ロックナット68に適用されたトルクMが、どのくらいスタッド10に対する引張力を生成する軸方向の力Aに変換され、次にねじ付きスタッド10に対して対応するモーメントをかける接線方向の力Tに変換されるかを概略的に示す。締結システム9の改造10’が、図5に示されている。締結システム9においては、ねじ付きスタッド10’は、シャンク12’と溶接部分26との間に位置する頭部14’をもつように設計される。
ねじ付きスタッド10’が車体14の板金材料上に溶接されたときには、平坦な縁部22と板金材料20との間に溶接接合部26’が生じる。その結果、板金材料20の上側と頭部14’の下側との間にスペース36が残存する。
溶接部分26の直径は、シャンク12’の直径より大きくなるように選択される。したがって、全体として、溶接接合部26’は、溶接部分16の直径がシャンク12’の「指定された」直径に等しいときに得ることができる強度より大きい強度を得ることができる。
図6は、締結システム9の別の実施形態を示す。締結システム9は、金属管の形態の部材42を車体の板金材料のような別の構造部分44に締結するように働く。締結システム9は、スタッド溶接工程によって車体の板金材料44に溶接される、ねじ付きスタッド10を有する。さらに、締結システム9は、合成材料のクリップの形態のロックナット68を含む。
ねじ付きスタッド10は、図5の締結システム9の頭部14’に対応する頭部14を有する。ねじ付きスタッド10と車体の板金材料20との間の溶接接合部が、52で示される。スタッド10のシャンク12には、ねじ山が形成される。ねじ付きスタッド10は、58で概略的に示されるように、シャンク12と頭部14との間の遷移領域において脆弱化される。締結システム9においては、シャンク12の直径が、頭部14の直径、及び該頭部14の下に位置し、詳細には説明しない溶接部分の直径より明らかに小さいときにのみ脆弱化がもたらされる。さらに、シャンク12と頭部14との間の遷移部は、鋭い縁部をもつコーナー部として設計される。
この場合には、合成材料のクリップは、クリップ68の下側が頭部14の上側に当たるまで、ねじ付きスタッド10上にねじ込まれる。金属管の形態の部材42は、合成材料のクリップ68に排他的に固定される。図示された実施形態においては、金属管42に適応させるために、凹部64が設けられる。さらに、合成材料のクリップ68は、可撓性をもって着座されるロックストラップ66を有し、該ロックストラップ66は、凹部64を閉鎖し、それにより金属管42をクリップ68内にロックされた状態で収容する目的のために設計される。
図4から図6までの3つの実施形態の全てにおいて、車体のねじ付きスタッド10及び板金材料20は、各事例において鋼又は鋼合金もしくはアルミニウム又はアルミニウム合金から構成されてもよいことが理解される。また、ロックナット68は、図7を参照しながら後で説明される強度要求に適合していれば、合成材料以外の材料から形成されても良い。
部材12は、代替的に金属要素であってもよい。これに対応して、部材は、代替的に合成材料の要素であってもよい。3つの実施形態の全てにおいて、図6に概略的に示すように、別個の要素の強度は互いに適合される。
部材12を車体の板金材料に締結するためにロックナット68に適用される図7に表わされたトルクMは、図7においては横座標にプロットされる。部材12の適正な締結を得るために、ロックナット68は、所定の定格トルクMNをもつ状態でねじ込まれ、これは図7においてゼロより大きいものとして定性的に示される。定格トルクMNには、許容域TNが割り当てられ、トルクレンチ又は張力レンチにより典型的に適用される定格トルクMNはその許容域内で変化する。
定格トルクMNが適用された後に、部品に不良がなく、溶接接合部26に不良がなければ、部材14の適正な締結が得られる。ロックナット68の所定の破壊モーメントが、さらに図7のMMで示される。所定の破壊モーメントMMは、定格トルクMNより定性的に高い。所定の破壊モーメントMMには許容域TMが割り当てられ、該許容域内においてロックナット68が破損するか又はそのねじ山が破壊される。またその際、許容域TM及びTNは交差しないが、互いに隣接することが好ましいことに留意すべきである。
図7はさらに、ねじ付きスタッド10の所定の破壊モーメントMGを示す。所定の破壊モーメントMGは、ロックナット68の所定の破壊モーメントMMより定性的に高い。所定の破壊モーメントMGには許容域が割り当てられ、該許容域はロックナット68の許容域TMと交差しないが、すぐそばに隣接する。
最後に、溶接接合部26の所定の破壊モーメントが、図7においてはMSで示されている。所定の破壊モーメントMSは、スタッド10の所定の破壊モーメントMGより明らかに大きい。溶接接合部26の所定の破壊モーメントMsには、同様に許容域TSが割り当てられる。
溶接接合部26の所定の破壊モーメントMSの許容域TSは、許容域TGと交差しないが、むしろ、そこからかなり大きな距離をおいて位置する。したがって、ねじ付きスタッド10により依然として生成され得る最大の所定の破壊モーメントMG(許容域TGの上限)は、溶接接合部26が破損することになる所定の最小破壊モーメントMSより明らかに小さいことが保証される。
簡単に表すために、図7においては溶接接合部26の1つのみの破損が示されている。しかしながら、これは、溶接接合部及び/又は車体の板金材料の破損を意味するように意図されていることが理解される。この定格トルクと所定の破壊モーメントの「閉じたプロセス及び締結チェーン」は、全ての作業条件において、結果としてその取替えが最も低コストとなる要素が常に破損するものであることを保証する。
同様に、ウェブ厚21の破壊モーメントが、スタッド・シャンクの破壊モーメントMGと溶接接合部26の破壊モーメントMSとの間になるように、該ウェブ厚21を調整することができる。破損時に、環状の溶接構成は、溶接領域によって板金材料の構造体に結合された破損された環状の頭部部分を残す。
ロックナット68が部材12にねじ込まれ、高過ぎる(許容域TNの上限より大きい)トルクMが不注意にも適用された場合には、ナットの所定の破壊モーメントMMがねじ付きスタッド10の所定の破壊モーメントMGより明らかに小さいので、及び許容域TM及びTGが交差しないという事実のため、全ての場合においてナットが破損するか又はそのねじがすり減る。
図4の描写において、不適正なロックナット68(高過ぎる強度をもつロックナット)が、不注意にも選択された場合には、許容域TG及びTMを隔てる明白な距離は、全ての場合において最初にスタッド10が破損し(普通はその所定の破壊点30において、又はそのねじの破壊により)、それにより溶接接合部26又は車体の板金材料20の損傷が生じないことが保証される。
したがって、締結システム9において起こり得る全ての誤差の要因について、溶接接合部26と車体の板金材料20が不必要に損傷されないことが保証される。
ロックナット68がねじ込まれる前のねじ付きスタッド10の品質管理においては、普通は、指定されたロックナット68の所定の破壊モーメントMMに等しい試験モーメントがスタッドに適用される。普通は繊維ガラスで補強された試験ナットがこの目的のために用いられる。この試験においては、高過ぎるトルクが不注意にも適用された場合、許容域TGとTS間の距離は、全ての場合においてスタッド10が破損し、溶接接合部26と車体の板金材料20は損傷されないことが保証される。
種々のモーメント及び閉プロセスチェーンの上記の説明は、図5及び図6の実施形態に対応して適用可能である。図6の実施形態においては、合成材料のクリップ68がロックナットを表す。
スタッド10とロックナット68との間のねじ適合は、該ロックナット68のねじ山が破壊される場合には、それにもかかわらずねじを抜くことが可能であり、したがってねじを抜くときに不必要に高いトルクがスタッド10、46に適用されることが防止されるように選択すべきであることが理解される。閉プロセスチェーンにより、ロックナット68、18(普通は合成材料から形成される)が、「最も脆弱な結合部」である。次に脆弱な結合部は締結スタッド10である。溶接接合部26又は52は最も高い強度を有する。
ねじ付きスタッド10が1つの部位において脆弱化されること、及び構造部品が該構造部品とスタッドとの間の溶接接合部の領域において破損する前にスタッド10が脆弱部位において破損するように脆弱化が設計されることは、特に有利である。
ここでの脆弱化は、多くの方法で、例えば、材料の選択、スタッドの構成などによって行うことができる。スタッド10のねじが使用不能になった場合、すなわちもはやトルクを伝達できなくなった場合も、破損と理解されるべきである。或いは、破損とは、溶接接合部が構造的に損傷することなく、ねじ付きスタッド10がその足部に対して全体的に折り取られたことと理解される。スタッド10が、脆弱凹部、特に周辺溝を有することは、特に有利である。
こうした脆弱凹部は、本発明により、過度のトルクが適用されたときに構造部品が破損する前にスタッドが最初に破損することが構造的に単純な手法で保証されることを可能にする。脆弱凹部は、例えば機械加工によって製造することができる。
図8の側面図は、ねじ切られた部分82と漏斗状の管状部分84とを有する作用トルクを制限するための、本発明によるナット68を示す。隙間又はくびれとして設計された所定の破壊モーメント86は、ねじ切られた部分82と管状部分84との間に配置される。言い換えれば、所定の破壊モーメント86は、ねじ切られた部分82の外径又は外寸より小さく、管状部分84の外径又は外寸より小さい外径を有する。管状部分84は、ねじ切られた部分82の雌ねじ88の外側又は公称直径から始まり、該ねじ切られた部分から遠ざかるように(遠ざかる方向に)広がるように、例えば漏斗状に設計することができる。
図9に示される管状部分84の漏斗状の設計に代わるものが、図10における円筒形の設計である。次に、有利なことに、円筒形に設計されたこうした管状部分85は、ねじ切られた部分82の雌ねじ88の外側又は公称直径より大きい直径を有する。
説明された2つの実施形態(漏斗状又は円筒形)は、雌ねじ88の上部に、ことによると管状部分84内に突出するスタッド10(図示せず)内に強い摩擦がある場合、力の導入がこの接合部を介しても、スタッド10の端部を介しても行われないために、所定の破壊点86がその強い摩擦に全く耐えることができなくなるるという点で、冒頭に説明された問題を最小にするのを有利に助けるものである。
図9又は図10に見られるように、少なくとも管状部分84が、ツールすなわち最も単純な場合においてはオープンエンドスパナ又はそれに匹敵する外部ツールのために、第2の肩部構造体90を有する。例えば正方形又は六角形などのような、内部ツールのための第3の肩部構造体92が、管状部分84内に有利に設計される。特に、組み立てられたナット94を分解するために、ねじ切られた部分82内に、付加的なツール、さらに有利に外部ツールのための第1の肩部構造89を有する。
図11は、同様の寸法をもつ第1の肩部構造体89及び第2の肩部構造体90を有する、図9又は図10のロックナット68の平面図を示す。任意に設けられたフランジ87は、例えば、ナット94の領域における構造部品(図示せず)の着座位置又は緊密さを有利に改善する。さらに、こうしたロックナット68は、該ロックナット68と協働するスタッド10が、例えば板金材料から引き剥がされるのを防止する。
図6に示されるように、本発明によると、ロックナット68は、異なった寸法の第1及び第2の肩部構造体89、90をもつことが好ましい。したがって、第1の肩部構造体89は、例えば、第2の肩部構造体90より大きい、特に、図示されるように比べものにならない、すなわち比較できない寸法の多角形を有することができる。
本発明によるナット94は、合成材料、特にポリアミドのようなポリマーから構成されることが好ましい。このことは、特に所定の破壊モーメント86の領域は、ねじ切られた部分82及び/又は管状部分84と異なる材料、特により柔らかい材料から構成され得るという利点を有する、すなわち定められたトルク限界は、所定の破壊モーメント86の幾何学的形状によるだけでなく選択的に処理された適切な品質の材料によっても得ることができ、或いは選択的に処理された適切な品質の材料によって排他的に得ることができる。
図12は、本発明の教示による溶接パラメータを説明する図表を示す。増幅器における溶接アーク電流対3つの特定の領域を有する溶接アーク時間を表す図表が図示されている。許容可能な溶接領域は、スタッドの90%以上により定められ、該スタッドは、荷重をかけられた条件下で該スタッドを配置したときに、該溶接領域16の不良ではなく該スタッドの不良によって破損する。第1の領域80は、従来技術のスタッド及び本発明の教示によるスタッド10の両方についての、許容不能な溶接部のものである(Uと表記される)。また、本発明の教示によるスタッド10についての許容可能な溶接部を表す、点線で囲まれた領域81も示される(Aと表記される)。従来技術のスタッド及び本発明のスタッド10についての許容可能な溶接領域を示す、実線で囲まれた第3の領域83が示される。
図表から分かるように、本発明のスタッド10は、溶接工程において著しい改善点を示す。許容可能な溶接パラメータの範囲の増大によって、自動化溶接工程を著しく改善するし、より安価に製造することができる。この図表は、スタッドを薄い板金材料に締結する際に、スタッド10を使用する許容可能な溶接部が、50msecより長い溶接アーク時間、150ampsより少ない溶接アーク電流について利用可能であることを示す。0.90mmに等しい又は0.90mmより薄い金属厚を有するラミネートが、図表の作成に用いられた。
本発明の説明は、本質的に例示なものにすぎず、よって、本発明の主旨から逸脱しない変形が本発明の範囲内に含まれることが意図される。こうした変形は、本発明の精神及び範囲からの逸脱とみなされるべきではない。
本発明の教示による引き上げ式アーク溶接スタッドの側面図である。 図1による引き上げ式アーク溶接スタッドの底面図である。 積層板に結合された、図1による引き上げ式アーク溶接スタッドの側面図である。 本発明による締結システムの第1の実施形態の概略的な断面図である。 締結システムの改造された実施形態の詳細な断面図である。 本発明による締結システムの別の実施形態の断面図である。 本発明の締結システムの種々の関連するトルクを定量的に表す図表である。 本発明の教示による脆いナットの断面図である。 本発明の教示による脆いナットの断面図である。 代替的なロックナットの側面図である。 代替的なロックナットの側面図である。 本発明の教示による溶接パラメータを説明する図表を表す。

Claims (15)

  1. 第1の頭部厚及び頭部下面をもつウェブを有するファスナ頭部と、
    前記頭部下面を囲むように形成された、前記第1の頭部厚より薄い第2の頭部厚を有する環状の溶接領域と、
    を備え、
    前記第2の頭部厚は前記第1の頭部厚の約20%から約35%の間にあり、前記環状の溶接領域を溶接相手側の金属表面に溶接した状態で、前記環状の溶接領域と前記頭部下面と溶接相手側の金属表面との間に溶接されていないキャビティが形成されるようになっており、前記環状の溶接領域は第1の外半径を有し、前記頭部は前記第1の外半径に等しい第2の外半径を有しており、
    前記頭部には、前記環状の溶接領域とは反対側に、外面の一部がねじ切りされた中実の円筒体が設けられ、前記中実の円筒体の外面に第1の破損荷重で破損される部分が形成されており、前記ウェブは前記第1の破損荷重より高い第2の破損荷重を有し、前記環状の溶接領域は、前記第1及び第2の破損荷重より高い第3の破損荷重を有する
    ことを特徴とする溶接可能な環状スタッド・ファスナ。
  2. 前記中実の円筒体が前記頭部に隣接した脆弱部分を含むことを特徴とする請求項1に記載の溶接可能なファスナ。
  3. 前記中実の円筒体は、ねじ付きシャンクであることを特徴とする請求項1又は2に記載の溶接可能なファスナ。
  4. 前記第1の厚さが1.5mmより厚いことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の溶接可能なファスナ。
  5. 前記第1の厚さが2.0mmより厚いことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の溶接可能なファスナ。
  6. 金属の複合構造体と、
    第1の厚さ及び下面を有するウエブをもった頭部を備え、前記頭部には、前記下面を囲むように、前記第1の厚さより薄い第2の厚さを有する環状の溶接領域が形成された溶接可能なファスナと、
    を備え、
    前記溶接可能なファスナの前記環状の溶接領域と前記複合材料の間に該溶接可能なファスナを該複合材料に結合する環状の溶接接合部が形成され、
    前記第2の頭部厚は前記第1の厚さの約20%から約35%の間にあり、前記環状の溶接領域を金属の複合体に溶接した状態で、前記環状の溶接領域と前記頭部下面と前記金属複合体の表面とが溶接されていないキャビティを形成するようになっており、
    前記頭部には前記環状の溶接領域の反対側に中実の円筒体が設けられており、前記中実の円筒体の外面に第1の破損荷重で破損される部分が形成されており、前記頭部は前記第1の破損荷重より高い第2の破損荷重を有し、前記環状の溶接接合部は、前記第1及び第2の破損荷重より高い第3の破損荷重を有する
    ことを特徴とする構造体取付用スタッド構造。
  7. 前記中実の円筒体は、前記頭部に結合されたねじ付きシャンクであることを特徴とする請求項に記載の構造体取付用スタッド構造。
  8. 前記複合材料が金属ラミネートであることを特徴とする請求項6又は7に記載の構造体取付用スタッド構造。
  9. 前記金属ラミネートがポリマー層を含むことを特徴とする請求項に記載の構造体取付用スタッド構造。
  10. 前記ラミネートが第1の金属層及び第2の金属層を含み、前記ポリマー層が前記第1の層と前記第2の層との間に配置されたことを特徴とする請求項に記載の構造体取付用スタッド構造。
  11. 前記溶接領域が前記第1の金属層と前記第2の金属層との間に部分的に配置されたことを特徴とする請求項10に記載の構造体取付用スタッド構造。
  12. 前記環状の溶接領域内の前記ポリマー層が前記第1の金属層と前記第2の金属層を結合することを特徴とする請求項10に記載の構造体取付用スタッド構造。
  13. ねじ付きシャンクを構造体に結合する方法であって、
    第1の破損荷重となるように形成された部分を有するねじ付きシャンクに、第1の厚さを有するウエブと該ウエブの下面を囲むように形成された前記第1の厚さより薄い第2の厚さを有する環状の溶接領域とをもつ頭部を結合したものを準備し、この際、前記環状の溶接領域の厚さが前記第1の厚さの約20%から約35%の間にあり、前記頭部が前記第1の破損荷重より高い第2の破損荷重を有し、前記環状の溶接領域を前記構造体に溶接したときに形成される溶接接合部が前記第1及び第2の破損荷重より高い第3の破損荷重となるようなものとし、
    前記構造体に接触するように前記環状の溶接領域を配置し、
    前記環状の溶接領域に電流を印加し、
    前記環状の溶接部を前記構造体から引っ込め、アークを形成して溶融金属を生成し、
    前記頭部を溶融金属内に押し込んで、スタッドと構造体の境界面に前記第3の破損荷重を有する前記溶接接合部を形成し、
    前記溶接接合部が形成された状態で、前記環状溶接領域の内側には溶接されていないキャビティが形成されるようにする
    段階を含むことを特徴とする方法。
  14. 前記溶接領域に電流を印加することが、950ampsより少ない電流を該溶接部領域に印加することである、請求項13に記載の方法。
  15. 前記頭部を引っ込めることが、50ミリ秒より長く該頭部を引っ込めることである、請求項13又は14に記載の方法。
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