JP4624428B2 - 綴じ具 - Google Patents

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Description

この発明は、綴じ具に関し、特に、たとえばファイルの表紙の背表紙の内面に取り付けられ、2つの綴じ孔など複数の綴じ孔が形成された書類などを綴じる、綴じ具に関する。
この発明の背景となる従来のパイプ方式のファイルに用いられる綴じ具には、カバーの背表紙内面に固着される背板部の両側に翼片を折曲自在に連設し、一方の翼片に一対の書類刺通管を直角に立設した基板と、前記刺通管に挿入される脚杆部の上端に屈曲部を介して横杆部が連設された芯金とからなり、前記基板の背板部には、前記刺通管に挿入された芯金の横杆部が係着される第1の係合部を設け、この係合部側の翼片には、これを直角に折り立てたとき前記芯金の屈曲部に係着してその状態を維持するための第2の係合部と、該翼片を水平状態に展開したとき前記芯金を刺通管から若干引出してその横杆部を係着する第3の係合部とを設けてなる綴じ具があった(例えば特許文献1参照)。この綴じ具を用いたファイルでは、芯金を刺通管から若干引出してその横杆部を第3の係合部に係着することができるので、刺通管の長さの範囲に多数の書類を綴じ込んでも、これを閲覧する際に十分に見開くことができ、閲覧を容易にすることができる。
さらに、この発明の背景となる従来のファイルには、相対的にスライド移動可能な表表紙部及び裏表紙部と、背側にスライド可能に重合して配置され且つ前記表表紙部と前記裏表紙部とにそれぞれ接続されてなる表表紙側背幅調整部及び裏表紙側背幅調整部と、一端部を前記表表紙部または前記表表紙側背幅調整部に直接または間接的に支持され且つ他端部を前記裏表紙部または前記裏表紙側背幅調整部に直接または間接的に支持されるとともに前記スライド移動に応じて綴じ込み可能寸法が変化可能な綴じ具とを備えた紙葉類を綴じるためのファイルであって、前記表表紙部と前記裏表紙部とのスライド移動を禁止するロック手段と、前記ロック手段を、前記表表紙部と前記裏表紙部とのスライド移動を禁止したロック状態およびその禁止を解除したロック解除状態のうち少なくともいずれかの状態に操作可能な操作手段とを具備しているファイルがあった(例えば特許文献2参照)。このファイルでは、表表紙部と裏表紙部とを、綴じ具の綴じ込み可能寸法が大きくなる方向にスライド移動させることができ、綴じる紙葉類が多い場合でも、綴じ具の綴じ込み可能寸法を広くして、紙葉類を好適に見開くことができる。
実公昭58−4704号公報 特開2005−132065号公報
しかしながら、特許文献1の綴じ具を用いたファイルでは、第3の係合部が一方の翼片の先端部に設けられているので、芯金を刺通管から翼片の幅寸法を超えるように引出して第3の係合部に係合することができず、綴じ込んだ書類を閲覧する際に十分に見開くことができない場合がある。
一方、特許文献2のファイルでは、綴じる紙葉類が多い場合でも、綴じ具の綴じ込み可能寸法を広くして、紙葉類を好適に見開くことができるが、表表紙部及び裏表紙部を相対的にスライド移動する必要がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、取り付けられる表紙をスライド移動することなく、綴じ込まれた被綴じ物を十分に見開くことができる、綴じ具を提供することである。
この発明の請求項1にかかる綴じ具は、被綴じ物の綴じ孔に挿入される第1の綴杆を有する第1の本体と、被綴じ物の綴じ孔に挿入されるために第1の綴杆に連架される第2の綴杆を有する第2の本体と、前記連架された第1の綴杆と第2の綴杆との間隔を縮めた状態で、前記第1の本体及び前記第2の本体を固定するための固定手段とを備えた綴じ具であって、前記連架された第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態で、前記第1の本体及び前記第2の本体を保持する保持手段を有し、前記保持手段は、第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態における第1の本体及び/又は第2の本体を、第1の本体と第2の本体との間隔を縮めた状態における第1の本体及び/又は第2の本体を固定する部位の近傍において前記固定手段に保持されるように、第1の本体及び/又は第2の本体と固定手段とに形成され、前記第1の本体又は第2の本体は、第1の綴杆又は第2の綴杆を固定された部位より内側に向けて第1の保持部又は第2の保持部が突設され、前記第2の綴杆を固定された部位との間に、第1の本体と第2の本体との間隔を広げるための間隔をおいた部位に、保持手段が形成され、前記保持手段は、第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態において、固定手段に保持されるように形成された、綴じ具である。
この発明の請求項2にかかる綴じ具は、被綴じ物の綴じ孔に挿入される第1の綴杆を有する第1の本体と、被綴じ物の綴じ孔に挿入されるために第1の綴杆に連架される第2の綴杆を有する第2の本体と、前記連架された第1の綴杆と第2の綴杆との間隔を縮めた状態で、前記第1の本体及び前記第2の本体を固定するための固定手段とを備えた綴じ具であって、前記連架された第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態で、前記第1の本体及び前記第2の本体を保持する保持手段を有し、前記保持手段は、第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態における第1の本体及び/又は第2の本体を、第1の本体と第2の本体との間隔を縮めた状態における第1の本体及び/又は第2の本体を固定する部位の近傍において前記固定手段に保持されるように、第1の本体及び/又は第2の本体と固定手段とに形成され、前記第1の本体又は第2の本体は、第1の綴杆又は第2の綴杆を固定された部位との間に、第1の本体と第2の本体との間隔を広げるための間隔をおいた部位に、保持手段を構成する第1の保持体が形成された、綴じ具である。
この発明の請求項3にかかる綴じ具は、被綴じ物の綴じ孔に挿入される第1の綴杆を有する第1の本体と、被綴じ物の綴じ孔に挿入されるために第1の綴杆に連架される第2の綴杆を有する第2の本体と、前記連架された第1の綴杆と第2の綴杆との間隔を縮めた状態で、前記第1の本体及び前記第2の本体を固定するための固定手段とを備えた綴じ具であって、前記連架された第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態で、前記第1の本体及び前記第2の本体を保持する保持手段を有し、前記保持手段は、第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態における第1の本体及び/又は第2の本体を、第1の本体と第2の本体との間隔を縮めた状態における第1の本体及び/又は第2の本体を固定する部位の近傍において前記固定手段に保持されるように、第1の本体及び/又は第2の本体と固定手段とに形成され、且つ第2の保持部を有し、前記第2の綴杆を固定された部位との間に、第1の本体と第2の本体との間隔を広げるための間隔をおいた部位に、前記第2の綴杆を固定された部位に向けて第1の保持体が形成され、前記第1の保持体は、第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態において、固定手段に保持されるように形成された、綴じ具である。
この発明の請求項4にかかる綴じ具は、被綴じ物の綴じ孔に挿入される第1の綴杆を有する第1の本体と、被綴じ物の綴じ孔に挿入されるために第1の綴杆に連架される第2の綴杆を有する第2の本体と、前記連架された第1の綴杆と第2の綴杆との間隔を縮めた状態で、前記第1の本体及び前記第2の本体を固定するための固定手段とを備えた綴じ具であって、前記連架された第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態で、前記第1の本体及び前記第2の本体を保持する保持手段を有し、前記保持手段は、第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態における第1の本体及び/又は第2の本体を、第1の本体と第2の本体との間隔を縮めた状態における第1の本体及び/又は第2の本体を固定する部位の近傍において前記固定手段に保持されるように、第1の本体及び/又は第2の本体と固定手段とに形成され、前記第1の本体又は前記第2の本体は、第1の綴杆又は第2の綴杆を固定する立設部と、前記立設部の下部より第1の綴杆又は第2の綴杆ののびる方向に向けて突設された板状の第1の保持部又は第2の保持部とを有し、前記保持手段は、前記第1の保持部又は第2の保持部の下部において前記立設部との間に、第1の本体と第2の本体との間隔を広げるための間隔をおいた部位に、前記第1の綴杆又は第2の綴杆を固定する部位の方向に向けて開口するように、第1の保持体又は第2の保持体が突設され、固定手段の一部を開口部より嵌挿してその固定手段の一部と係合するように形成された、綴じ具である。
この発明の請求項5にかかる綴じ具においては、前記第1の本体は、前記第2の本体と同様に形成された、請求項2ないし4のいずれかに記載の綴じ具である。
この発明の請求項6にかかる綴じ具においては、前記第1の本体及び第2の本体は、前記第1の本体と前記第2の本体との間隔を広げた状態で固定手段に連結されていない前記第1の本体又は前記第2の本体を固定手段に固定するための保持手段と、前記連架された第1の綴杆と第2の綴杆との間隔を縮めた状態で前記第1の本体及び前記第2の本体を固定するための固定手段とが、同一及び/又は同等に形成された、請求項1ないし5のいずれかに記載の綴じ具である。
この発明の請求項7にかかる綴じ具においては、前記第1の本体及び第2の本体は、前記第1の本体と前記第2の本体との間隔を広げた状態で固定手段に連結されていない前記第1の本体又は前記第2の本体を固定手段に固定するための保持手段と、前記連架された第1の綴杆と第2の綴杆との間隔を縮めた状態で前記第1の本体及び前記第2の本体を固定するための固定手段とが、別に形成された、請求項1ないし6のいずれかに記載の綴じ具である。
この発明の請求項8にかかる綴じ具においては、前記固定手段は、前記第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態で前記第1の本体及び第2の本体を固定手段に固定するための保持手段と、前記連架された第1の綴杆と第2の綴杆との間隔を縮めた状態で前記第1の本体及び前記第2の本体を固定するための固定手段とが、同一及び/又は同等に形成された、請求項1ないし7のいずれかに記載の綴じ具である。
この発明の請求項9にかかる綴じ具においては、前記固定手段は、前記第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態で前記第1の本体及び第2の本体を固定手段に固定するための保持手段と、前記連架された第1の綴杆と第2の綴杆との間隔を縮めた状態で前記第1の本体及び前記第2の本体を固定するための固定手段とが、別に形成された、請求項1ないし8のいずれかに記載の綴じ具である。
この発明によれば、被綴じ物の綴じ孔に挿入される第1の綴杆を有する第1の本体と、被綴じ物の綴じ孔に挿入されるために第1の綴杆に連架される第2の綴杆を有する第2の本体と、前記連架された第1の綴杆と第2の綴杆との間隔を縮めた状態で、前記第1の本体及び前記第2の本体を固定するための固定手段とを備えた綴じ具であって、前記連架された第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態で、前記第1の本体及び前記第2の本体を保持する保持手段を有し、前記保持手段は、第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態における第1の本体及び/又は第2の本体を、第1の本体と第2の本体との間隔を縮めた状態における第1の本体及び/又は第2の本体を固定する部位の近傍において前記固定手段に保持されるように、第1の本体及び/又は第2の本体と固定手段とに形成され、前記第1の本体又は第2の本体は、第1の綴杆又は第2の綴杆を固定された部位より内側に向けて第1の保持部又は第2の保持部が突設され、前記第2の綴杆を固定された部位との間に、第1の本体と第2の本体との間隔を広げるための間隔をおいた部位に、保持手段が形成され、前記保持手段は、第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態において、固定手段に保持されるように形成されているので、取り付けられる表紙をスライド移動することなく、綴じ込まれた被綴じ物を十分に見開くことができる。
請求項2の発明によれば、被綴じ物の綴じ孔に挿入される第1の綴杆を有する第1の本体と、被綴じ物の綴じ孔に挿入されるために第1の綴杆に連架される第2の綴杆を有する第2の本体と、前記連架された第1の綴杆と第2の綴杆との間隔を縮めた状態で、前記第1の本体及び前記第2の本体を固定するための固定手段とを備えた綴じ具であって、前記連架された第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態で、前記第1の本体及び前記第2の本体を保持する保持手段を有し、前記保持手段は、第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態における第1の本体及び/又は第2の本体を、第1の本体と第2の本体との間隔を縮めた状態における第1の本体及び/又は第2の本体を固定する部位の近傍において前記固定手段に保持されるように、第1の本体及び/又は第2の本体と固定手段とに形成され、前記第1の本体又は第2の本体は、第1の綴杆又は第2の綴杆を固定された部位との間に、第1の本体と第2の本体との間隔を広げるための間隔をおいた部位に、保持手段を構成する第1の保持体が形成されているので、取り付けられる表紙をスライド移動することなく、綴じ込まれた被綴じ物を十分に見開くことができ、第2の綴杆を固定された部位と保持手段との間の長さ分、第1の本体と第2の本体との間隔を広げることができる。
請求項3の発明によれば、被綴じ物の綴じ孔に挿入される第1の綴杆を有する第1の本体と、被綴じ物の綴じ孔に挿入されるために第1の綴杆に連架される第2の綴杆を有する第2の本体と、前記連架された第1の綴杆と第2の綴杆との間隔を縮めた状態で、前記第1の本体及び前記第2の本体を固定するための固定手段とを備えた綴じ具であって、前記連架された第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態で、前記第1の本体及び前記第2の本体を保持する保持手段を有し、前記保持手段は、第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態における第1の本体及び/又は第2の本体を、第1の本体と第2の本体との間隔を縮めた状態における第1の本体及び/又は第2の本体を固定する部位の近傍において前記固定手段に保持されるように、第1の本体及び/又は第2の本体と固定手段とに形成され、且つ第2の保持部を有し、前記第2の綴杆を固定された部位との間に、第1の本体と第2の本体との間隔を広げるための間隔をおいた部位に、前記第2の綴杆を固定された部位に向けて第1の保持体が形成され、前記第1の保持体は、第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態において、固定手段に保持されるように形成されているので、取り付けられる表紙をスライド移動することなく、綴じ込まれた被綴じ物を十分に見開くことができ、第2の綴杆を固定された部位と第1の保持体との間の長さ分、第1の本体と第2の本体との間隔を広げることができる。
請求項4の発明によれば、被綴じ物の綴じ孔に挿入される第1の綴杆を有する第1の本体と、被綴じ物の綴じ孔に挿入されるために第1の綴杆に連架される第2の綴杆を有する第2の本体と、前記連架された第1の綴杆と第2の綴杆との間隔を縮めた状態で、前記第1の本体及び前記第2の本体を固定するための固定手段とを備えた綴じ具であって、前記連架された第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態で、前記第1の本体及び前記第2の本体を保持する保持手段を有し、前記保持手段は、第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態における第1の本体及び/又は第2の本体を、第1の本体と第2の本体との間隔を縮めた状態における第1の本体及び/又は第2の本体を固定する部位の近傍において前記固定手段に保持されるように、第1の本体及び/又は第2の本体と固定手段とに形成され、前記第1の本体又は前記第2の本体は、第1の綴杆又は第2の綴杆を固定する立設部と、前記立設部の下部より第1の綴杆又は第2の綴杆ののびる方向に向けて突設された板状の第1の保持部又は第2の保持部とを有し、前記保持手段は、前記第1の保持部又は第2の保持部の下部において前記立設部との間に、第1の本体と第2の本体との間隔を広げるための間隔をおいた部位に、前記第1の綴杆又は第2の綴杆を固定する部位の方向に向けて開口するように、第1の保持体又は第2の保持体が突設され、固定手段の一部を開口部より嵌挿してその固定手段の一部と係合するように形成されているので、取り付けられる表紙をスライド移動することなく、綴じ込まれた被綴じ物を十分に見開くことができ、立設部と第1の保持体との間の長さ分、第1の本体と第2の本体との間隔を広げることができる。
請求項5の発明によれば、第1の本体は、前記第2の本体と同様に形成されているので、同じ部材を用いて効率的に生産することができる。
請求項6の発明によれば、前記第1の本体及び第2の本体は、前記第1の本体と前記第2の本体との間隔を広げた状態で固定手段に連結されていない前記第1の本体又は前記第2の本体を固定手段に固定するための保持手段と、前記連架された第1の綴杆と第2の綴杆との間隔を縮めた状態で前記第1の本体及び前記第2の本体を固定するための固定手段とが、同一及び/又は同等に形成されているので、共通の部位で固定手段と保持手段とを形成でき、構造を簡略化して生産コストを引き下げることができる。
請求項7の発明によれば、前記第1の本体及び第2の本体は、前記第1の本体と前記第2の本体との間隔を広げた状態で固定手段に連結されていない前記第1の本体又は前記第2の本体を固定手段に固定するための保持手段と、前記連架された第1の綴杆と第2の綴杆との間隔を縮めた状態で前記第1の本体及び前記第2の本体を固定するための固定手段とが、別に形成されているので、設計の自由度が高くなり、第1の本体と第2の本体との広げる距離を長くすることもできる。
請求項8の発明によれば、前記固定手段は、前記第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態で前記第1の本体及び第2の本体を固定手段に固定するための保持手段と、前記連架された第1の綴杆と第2の綴杆との間隔を縮めた状態で前記第1の本体及び前記第2の本体を固定するための固定手段とが、同一及び/又は同等に形成されているので、共通の部位で固定手段と保持手段とを形成でき、構造を簡略化して生産コストを引き下げることができる。
請求項9の発明によれば、前記固定手段は、前記第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態で前記第1の本体及び第2の本体を固定手段に固定するための保持手段と、前記連架された第1の綴杆と第2の綴杆との間隔を縮めた状態で前記第1の本体及び前記第2の本体を固定するための固定手段とが、別に形成されているので、設計の自由度が高くなり、第1の本体と第2の本体との広げる距離を長くすることもできる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための最良の形態の説明から一層明らかとなろう。
この発明の一実施の形態であるファイルの斜視図解図である。 この発明に係る綴じ具の一例を示す斜視図解図である。 図2に示す綴じ具の分解斜視図解図である。 綴じ具に被綴じ物を綴じるときの各部の様子を示す図解図である。 図1に示す綴じ具の綴杆体を固定部材に固定した状態を示す断面図解図である。 固定された綴じ具を解除するときの様子を示す図解図である。 固定された綴じ具を解除するときの動きを示す図解図である。 図1に示す綴じ具の綴杆体をのばし、固定部材に固定した状態を示す断面図解図である。 この発明の一実施の形態であるファイルの斜視図解図である。 この発明に係る綴じ具の一例を示す斜視図解図である。 図10に示す綴じ具の分解斜視図解図である。 綴じ具に被綴じ物を綴じるときの各部の様子を示す図解図である。 図9に示す綴じ具の綴杆体を固定部材に固定した状態を示す断面図解図である。 固定された綴じ具を解除するときの様子を示す図解図である。 固定された綴じ具を解除するときの動きを示す図解図である。 図9に示す綴じ具の綴杆体をのばし、固定部材に固定した状態を示す断面図である。 図9に示す綴じ具の綴杆体をのばし、固定部材に固定した状態を示す斜視図解図である。 図9図示ファイルの変形例たるファイルの斜視図解図である。 図9図示ファイルの変形例たるファイルの斜視図解図である。
符号の説明
10,210 綴じ具
12,212 ファイル
14,214 表紙
14a,214a 背表紙
14b,214b 表表紙
14c,214c 裏表紙
20,220 ベース
22,222 基板
24,26,224,226 傾斜部
28,30,228a,228b,230a,230b 支持部
32,34,232a,232b,234a,234b 枢支部
36,38,236,238 凹部
40,42,240,242 枢軸
50,250 綴杆体
52,252 第1の綴杆
54,254 第1の本体
56,256 第2の綴杆
58,258 第2の本体
60,62,260,262 立設部
64,66,264a,264b,266a,266b,266c,266d 固定部
68,70,268,270 係合部
72,272 第1の保持部
74,274 第2の保持部
76,78 係合孔
90,290 係合手段
92,94,292,294 第1の係合体
96,98,296,298 第2の保持体
100,102,300,302 係合体本体
104,106,304,306 上部押さえ部
108,110,308,310a,310b 枢支部
120,122,320,322 当接部
124,126,324,326 枢支部
128,130,328,330 突部
140,142,340,342 弾発部材
144,146,344,346 コイル部
148,150,348,350 第1押圧部
152,154,352,354 第2押圧部
222a 取付孔
230a1,230b1,302a,302b 保持用貫通孔
278a,278b,278c,278d 第1の保持体
S 被綴じ物
図1は、この発明の一実施の形態であるファイルの斜視図解図であり、図2は、この発明に係る綴じ具の一例を示す斜視図解図であり、図3は、図2に示す綴じ具の分解斜視図解図であり、図4は、綴じ具に被綴じ物を綴じるときの各部の様子を示す図解図であり、図5は、図1に示す綴じ具の綴杆体を固定部材に固定した状態を示す断面図解図である。
綴じ具10は、ファイル12の一部として用いられ、ファイル12の表紙14に取り付けられる。表紙14は、背表紙14aを含み、背表紙14aの両側に表表紙14b及び裏表紙14cが形成される。そして、背表紙14aに、綴じ具10が取り付けられる。
綴じ具10は、表紙14に固定するための固定手段たるベース20を含む。
ベース20は、図3に示すように、金属などで形成される略方形板状の基板22を含む。
基板22は、例えばリベットなどの固定具によって、背表紙14aに固定される。
ベース20は、基板22の幅方向の一方側(裏表紙14c側、B面側)端部には、傾斜部24が形成され、且つ、基板22の幅方向の他方側(表表紙14b側、A面側)端部には、傾斜部26が形成され、断面略U字型に形成されている。
B面側の傾斜部24の上部には、支持部28が上方に向けて立設され、且つ、A面側の傾斜部26の上部には、前記支持部28と同様に上方に向けて支持部30が立設されている。
一方(B面側)の傾斜部24及び支持部28と他方(A面側)の傾斜部26及び支持部30とは、対称に形成され、後述する、綴杆体50をその両端から支持するように形成されている。
一方(B面側)の支持部28は、その上部に枢軸40を保持する枢支部32が設けられ、基板22の中央近傍には、第1の係合体92と第2の保持体96とを収容する凹部36が設けられている。枢軸40は、円筒状の枢支部32に挿通されて支持部28に固定されている。
他方(A面側)の支持部30は、その上部に枢軸42を保持する枢支部34が設けられ、基板22の中央近傍には、第1の係合体94と第2の保持体98とを収容する凹部38が設けられている。枢軸42は、円筒状の枢支部34に挿通されて支持部30に固定されている。
凹部36は、第1の係合体92の長さ方向の長さよりやや長い幅を有し、凹部38は第1の係合体94の長さ方向の長さよりやや長い幅を有している。
固定手段たるベース20は、用箋等の被綴じ物Sの綴じ孔(2穴)に挿入される上下一対の第1の綴杆52を有する第1の本体54と、被綴じ物Sの綴じ孔(2穴)に挿入されるための第1の綴杆52に連架される上下一対の第2の綴杆56を有する第2の本体58とが固定される。
前記一方の支持部28と他方の支持部30との間隔は、連架された第1の綴杆52と第2の綴杆56との間隔を縮めた状態で第1の本体54と第2の本体58とを固定できるようにするために、その間に、第1の本体54と第2の本体58との間隔に対応する長さが設けられている。
この実施の形態においては、一方の裏表紙14c側(B面側)の第1の綴杆52は、パイプ状の外側挿入部を備え、他方の表表紙14b側(A面側)の第2の綴杆56は、前記第1の綴杆52の外側挿入部に挿入されるように形成された棒状の内側挿入部を有する。
一方(B面側)の第1の本体54は、第1の綴杆52を水平方向に支持するための、且つ固定手段の基板22より適宜な高さをおいて固定するための板状の立設部60を備え、立設部60の高さは基板22より第1の綴杆52を適宜な高さにおいて支持するための高さを備え、且つ、第1の綴杆52を、たとえばJIS(日本工業規格)において規定された2穴の綴じ孔の間隔に対応した上下2本の綴杆、すなわち、一対の第1の綴杆52と第1の綴杆52とを適宜な間隔をおいて支持するための長さを備えている。
又、他方(A面側)の第2の本体58は、第1の本体54と点対称に形成され、第2の綴杆56を水平方向に支持するための、且つ固定手段の基板22より適宜な高さをおいて固定するための板状の立設部62を備え、立設部62の高さは基板22より第2の綴杆56を適宜な高さにおいて支持するための高さを備え、且つ、第2の綴杆56を、たとえばJIS(日本工業規格)において規定された2穴の綴じ孔の間隔に対応した上下2本の綴杆、すなわち、一対の第2の綴杆56と第2の綴杆56とを適宜な間隔をおいて支持するための長さを備えている。
第1の本体54の立設部60の下部には、後述するように、固定手段の支持部28の枢軸40に回転自在に支持するための固定部64が、上下方向(表紙14及びベース20を垂直に立てたときの長手方向)において二箇所に分かれて、一対突設されている。
又、第2の本体58の立設部62の下部にも、前記立設部60と同様に、固定手段の支持部30の枢軸42に回転自在に支持するための固定部66が、上下方向(表紙14及びベース20を垂直に立てたときの長手方向)において二箇所に分かれて、一対突設されている。
又、第1の本体54及び第2の本体58は、連架された第1の綴杆52と第2綴杆56との間隔を縮めた状態で第1の本体54及び第2の本体58を固定手段たるベース20に固定する固定手段と、且つ、第1の綴杆52と第2の綴杆56との間隔を広げた状態で、第1の本体54及び第2の本体58を固定手段たるベース20に保持するための保持手段とを有し、固定手段としては、第1の本体54に設けられた係合部68と第2の本体58に設けられた係合部70とを含む。
第1の本体54の係合部68は、立設部60の上部に適宜な長さと深さを有する凹みをもって形成され、又、第2の本体58の係合部70は、立設部62の上部に適宜な長さと深さを有する凹みをもって形成されている。
第1の本体54の立設部60の下部から第1の綴杆52の延びる方向に向けて延びる第1の保持部72が連設され、また、第2の本体58の立設部62の下部から第2の綴杆56の延びる方向に向けて延びる第2の保持部74が連設されている。第1の保持部72及び第2の保持部74は、第1の本体54及び第2の本体58を固定手段たるベース20側から取り外したときに、後述する係合手段90の第2の保持体96の当接部120及び第2の保持体98の当接部122と2点で保持されるように、上方に向けて突き出た屈曲板体である。
また、第1の本体54の立設部60及び第2の本体58の立設部62の下部には、後述する係合手段90に係止される係合孔76及び係合孔78が貫設されている。係合孔76及び係合孔78は、第1の綴杆52と第2の綴杆56との間隔を広げた状態で、第1の本体54及び第2の本体58を固定手段たるベース20に保持するための保持手段を構成する。
前記第1の本体54及び第2の本体58に形成された保持手段と協働して第1の本体54及び第2の本体58を固定手段に連結するための保持手段が、固定手段たるベース20に設けられている。
固定手段たるベース20に設けられた保持手段は、係合手段90を含む。その係合手段90は、第1の本体54及び第2の本体58を固定手段たるベース20に固定する固定手段と、且つ、第1の綴杆52と第2の綴杆56との間隔を広げた状態で、第1の本体54及び第2の本体58を固定手段たるベース20に保持するための保持手段との機能を備えている。すなわち、係合手段90は、前記第1の本体54の上部に係合される第1の係合体92と、前記第1の本体54の側部を保持する第2の保持体96とを有するとともに、前記第2の本体58の上部に係合される第1の係合体94と、前記第2の本体58の側部を保持する第2の保持体98とを有する。
前記裏表紙14c側(B面側)の第1の係合体92及び第2の保持体96は、固定手段に設けられた枢軸40に揺動自在に固定される。また、表表紙14b側(A面側)の第1係合体94及び第2の保持体98は、固定手段に設けられた枢軸42に揺動自在に固定される。
裏表紙14c側(B面側)の第1の係合体92は、第1の本体54の長さ方向にのびる長さを有する係合体本体100の上部において内側(ベース20の幅方向における内側)に向けて折り曲げられてなる上部押さえ部104と、係合体本体100の下部に設けられた枢支部108とを備える。表表紙14b側(A面側)の第1の係合体94は、第2の本体58の長さ方向にのびる長さを有する係合体本体102の上部において内側(ベース20の幅方向における内側)に向けて折り曲げられてなる上部押さえ部106と、係合体本体102の下部に設けられた枢支部110とを備える。
第2の保持体96及び第2の保持体98は、前記第1の係合体92及び前記第1の係合体94と協働して綴杆体50を保持する。
すなわち、第2の保持体96と第2の保持体98とは、点対称に形成され、裏表紙14c側(B面側)の第2の保持体96は、綴杆体50の第1の本体54の側部を保持し、表表紙14b側(A面側)の第2の保持体98は、綴杆体50の第2の本体58の側部を保持する。
裏表紙14c側(B面側)の第2の保持体96は、断面略L字型で、第1の本体54の外側面と接合する当接部120が突設され、前記当接部120の下方において、固定手段たるベース20の支持部28の枢軸40に枢支される枢支部124が外側(ベース20の幅方向における外側)に向けて突設されている。
当接部120の下部において、第1の本体54及び第2の本体58の間隔を縮め且つ第1の綴杆52及び第2の綴杆56が連架された状態の第1の本体54を滑らせて固定手段たるベース20の最適な位置に案内するための突部128が、内側(ベース20の幅方向における内側)に延びるように突設されている。
表表紙14b側(A面側)の第2の保持体98は、断面略L字型で、第2の本体58の外側面と接合する当接部122が突設され、前記当接部122の下方において、固定手段たるベース20の支持部30の枢軸42に枢支される枢支部126が外側(ベース20の幅方向における外側)に向けて突設されている。
当接部122の下部において、第1の本体54及び第2の本体58の間隔を縮め且つ第1の綴杆52及び第2の綴杆56が連架された状態の第2の本体58を滑らせて固定手段たるベース20の最適な位置に案内するための突部130が、内側(ベース20の幅方向における内側)に延びるように突設されている。
裏表紙14c側(B面側)の第1の係合体92は、その下部において適宜な間隔をあけて一対設けられた枢支部108により、固定手段の枢軸40に回動自在に枢支される。
第1の係合体92の内側には、第2の保持体96が、その上部において適宜な間隔をあけて一対設けられた枢支部124により、枢軸40に回転自在に枢支される。
表表紙14b側(A面側)の第1の係合体94は、その下部において適宜な間隔をあけて一対設けられた枢支部110により、固定手段の枢軸42に回動自在に枢支される。
第1の係合体94の内側には、第2の保持体98が、その上部において適宜な間隔をあけて一対設けられた枢支部126により、枢軸42に回転自在に枢支される。
枢支部124及び枢支部124は、外側(ベース20の幅方向における外側)に向けて突設され、第1の係合体92において内側(ベース20の幅方向における内側)に向けて突設された一対の枢支部108及び枢支部108の間において、枢軸40に枢支される。
枢支部126及び枢支部126は、外側(ベース20の幅方向における外側)に向けて突設され、第1の係合体94において内側(ベース20の幅方向における内側)に向けて突設された一対の枢支部110及び枢支部110の間において、枢軸42に枢支される。
第1の本体54及び第2の本体58を固定手段たるベース20に固定し且つ係合手段90を構成する第1の係合体92及び第1の係合体94と第2の保持体96及び第2の保持体98との関係を保持するための弾発部材140及び弾発部材142が、枢軸40及び枢軸42に付設されている。
裏表紙14c側(B面側)の弾発部材140は、コイル部144の一端より上方に向けて突設された第1押圧部148と下方に向けて突設された第2押圧部152とを備える。
第1押圧部148は、直線状で、第1の係合体92の外側面に向けて突設され、第1の係合体92を内側(ベース20の幅方向における内側)に向けて付勢する。
第2押圧部152は、第2の保持体96の外側面から下面に向けて突設された略L字型で、第2の保持体96の突部128に係止されており、枢支部124を枢軸として、第2の保持体96を内側(ベース20の幅方向における内側)にむけて付勢する。
弾発部材140は、第1の綴杆52と第2の綴杆56とを縮めた状態で第1の本体54を固定手段たるベース20に固定するために、第1の本体54の上部に係合した第1の係合体92を内側(ベース20の幅方向における内側)にむけて付勢する。
表表紙14b側(A面側)の弾発部材142は、コイル部146の一端より上方に向けて突設された第1押圧部150と下方に向けて突設された第2押圧部154とを備える。
第1押圧部150は、直線状で、第1の係合体94の外側面に向けて突設され、第1の係合体94を内側(ベース20の幅方向における内側)に向けて付勢する。
第2押圧部154は、第2の保持体98の外側面から下面に向けて突設された略L字型で、第2の保持体98の突部130に係止されており、枢支部126を枢軸として、第2の保持体98を内側(ベース20の幅方向における内側)にむけて付勢する。
弾発部材142は、第1の綴杆52と第2の綴杆56とを縮めた状態で第2の本体58を固定手段たるベース20に固定するために、第2の本体58の上部に係合した第1の係合体94を内側(ベース20の幅方向における内側)にむけて付勢する。
ファイル12に用箋などの被綴じ物Sを保持するには、綴杆体50を固定手段から外した状態で、被綴じ物Sの綴じ孔に綴杆体50の第1の綴杆52に挿通する。このとき、第1の綴杆52の先端部は斜めになっているため、容易に書類等の被綴じ物Sの綴じ孔に第1の綴杆52を挿通することができる。
次に、第1の綴杆52の外側挿入部内に第2の綴杆56の棒状の内側の挿入部を挿入し、第1の本体54と第2の本体58との間に被綴じ物Sを保持させる。
次に、第1の本体54及び第2の本体58を、被綴じ物Sを保持した状態で、固定手段の係合手段90内にその上方から嵌め込む。
このとき、第1の本体54および第2の本体58の外側面が係合手段90の第1の係合体92および第1の係合体94の内側面、すなわち、上部押さえ部104および上部押さえ部106の内側面の傾斜に沿って、ベース20に向けて、嵌め込まれる。
そして、第1の本体54及び第2の本体58の下部に形成された固定部64及び固定部66を、固定手段の支持部28および支持部30の枢軸40および枢軸42に係合させる。
この実施の形態においては、綴杆体50の固定部64および固定部66は、固定手段の支持部28および支持部30の上部に形成された枢支部32および枢支部34の間に形成された凹部内に嵌め込まれ、枢軸40および枢軸42に係合するように構成されている。
係合手段90に嵌め込まれるとき、第1の係合体92及び第1の係合体94は、弾発部材140および弾発部材142の付勢力に抗して、その上部が押し開かれ、綴杆体50が下方に向けて嵌め込まれるように構成されている。
そして、綴杆体50の第1の本体54及び第2の本体58は、その下の縁が、第2の保持体96の突部128及び第2の保持体98の突部130に突き当り、その突部128及び突部130の上面を滑り動く。
一方、第1の係合体92及び第1の係合体94は、弾発部材140及び弾発部材142の第1押圧部148及び第1押圧部150の付勢力によって綴杆体50に嵌め込まれるとき、上方が開いた状態になった後、上方の間隔が縮まり、第1の本体54の係合部68及び第2の本体58の係合部70に係合する。
すなわち、第1の係合体92の上部押え部104と第1の係合体94の上部押え部106とは、それぞれ第1の本体54の係合部68及び第2の本体58の係合部70に係合し、第2の保持体96と第2の保持体98とは、それぞれ第1の本体54の立設部60の側部及び第2の本体58の立設部62の側部を保持する。
而して、第1の係合体92の上部押え部104の下縁及び第1の係合体94の上部押え部106の下縁が、第1の本体54の係合部68及び第2の本体58の係合部70の上部から内側縁にかけての面に係合し、且つ第1の本体54の固定部64及び第2の本体58の固定部66が枢軸40及び枢軸42に係合することにより、綴杆体50は固定手段たるベース20に連結され固定される。
ファイル12に保持した用箋などの被綴じ物Sを取り外すときには、裏表紙14c側(B面側)の係合手段90の第1の係合体92の上部を外側に向けて引き、第1の本体54を上方にむけて引けば、第1の本体54を固定手段から外すことができる。
また、綴杆体50の表表紙14b側(A面側)の第2の本体58を固定手段から外す場合、図6及び7に示すように、係合手段90の第1の係合体94の上部を外側に向けて引くことにより、第1の係合体94の上部押さえ部106を綴杆体50の係合部70から外し、綴杆体50の第2の本体58を上方に持ち上げれば、固定手段から第2の本体58を外すことができる。
そして、第1の本体54の第1の綴杆52に被綴じ物Sが挿入された状態で、第2の綴杆56を第1の綴杆52より引き抜き、第1の綴杆52に第2の綴杆56が入った状態、すなわち一部を引き抜いた状態において、第2の本体58の表表紙14b(A面側)の係合孔78を、図8に示すように、第1の係合体94の上部押さえ部106の自由端縁の近傍に係止させ且つ第2の本体58の第2の保持部74の下端の近傍を第2の保持体98で保持して、固定することができ、すなわち第1の本体54及び第2の本体58の間隔を広げて、被綴じ物Sが第1の綴杆52に挿入された状態で且つ第1の綴杆52と第2の綴杆56とが連架された状態で、保持手段たる係合手段90に綴杆体50の第2の本体58が保持される。
このように、第1の本体54と第2の本体58との間隔を広げて被綴じ物Sを見開くことができ、被綴じ物Sの閲覧が容易になる。
この実施の形態によれば、裏表紙14c(B面側)の第1の本体54側を固定手段たるベース20から外すこともでき、また、第1の本体54側と第2の本体58側とを固定手段たるベース20から外すこともできる。
そして、綴杆体50の第1の本体54及び第2の本体58のうち固定手段から外されていない側は、枢軸40及び枢軸42を中心として回動して、外された第1の本体54または第2の本体58側を上方に持ち上げることができるので、取り扱いが極めて容易であり、第1の本体54と第2の本体58との間隔を広げて閲覧が容易となる。
この発明は、前記実施の形態の綴じ具に限らず、この発明の思想に基き種々変更することが可能である。
例えば、第1の本体54の第1の保持部72又は第2の本体58の第2の保持部74の内側方向に延びる長さを固定手段の基板22の幅に近い長さに延ばし、第1の保持部72又は第2の保持部74の先端近傍に形成された、例えば鉤状の係止手段によって係合手段90の突部128又は突部130に形成された係止手段(例えば穴)と係止するようにしてもよい。
この構成により、綴杆体50の第1の綴杆52の長さと第2の綴杆56の長さとの和に近い長さに第1の本体54又は第2の本体58の間隔を広げて、被綴じ物Sの閲覧をすることができるように構成することができる。
そのようにすれば、第1の綴杆52と第2の綴杆56とが連架された状態で且つ第1の本体54及び第2の本体58の間隔を広げた状態で、綴杆体50の保持手段たる係合手段90を保持させ固定手段に固定して被綴じ物Sを閲覧することができ、より一層第1の本体54と第2の本体58との間隔を広げて閲覧することが容易となり、その閲覧性をよくすることができる。
また、綴杆体50の第1の本体54又は第2の本体58のいずれかは、固定手段たるベース20に、直接固定部64又は固定部66で回動自在に取り付け、保持手段たる係合手段90により取り外し自在に固定手段に固定することなく、固定手段から取り外しができないように連結して固定してもよい。例えば、裏表紙14c側(B面側)は、取り外しができないように、係合手段90を無くし、ベース20の支持部28の枢軸40に、綴杆体50を固定部64にて回動自在に固定するのみとし、一方、表表紙14b(A面側)は、固定手段から取り外し自在とするようにしてもよい。
図9は、この発明の一実施の形態であるファイルの斜視図解図であり、図10は、この発明に係る綴じ具の一例を示す斜視図解図であり、図11は、図9に示す綴じ具の分解斜視図解図であり、図12は、綴じ具に被綴じ物を綴じるときの各部の様子を示す図解図であり、図13は、図9に示す綴じ具の綴杆体を固定部材に固定した状態を示す断面図解図である。
綴じ具210は、ファイル212の一部として用いられ、ファイル212の表紙214に取り付けられる。表紙214は、背表紙214aを含み、背表紙214aの両側に表表紙214b及び裏表紙214cが形成される。そして、背表紙214aに、綴じ具210が取り付けられる。
綴じ具210は、表紙214に固定するための固定手段たるベース220を含む。
ベース220は、図11に示すように、金属などで形成される略方形板状の基板222を含む。
基板222は、例えばリベットなどの固定具を、基板222に貫設された取付孔222aに挿入し、表紙214を構成するシートと固定することによって、背表紙214aに固定される。
ベース220は、基板222の幅方向の一方側(裏表紙214c側、B面側)端部には、傾斜部224が形成され、且つ、基板222の幅方向の他方側(表表紙214b側、A面側)端部には、傾斜部226が形成され、断面略U字型に形成されている。
B面側の傾斜部224の上部には、適宜な間隔をおいて一対の支持部228a及び支持部228bが上方に向けて立設され、且つ、A面側の傾斜部226の上部には、前記支持部228a及び支持部228bと同様に上方に向けて、適宜な間隔をおいて一対の支持部230a及び支持部230bが立設されている。
一方(B面側)の傾斜部224及び支持部228aと支持部228bは、他方(A面側)の傾斜部226及び支持部230a及び支持部230bと、対称に形成され、後述する、綴杆体250をその両端から支持するように形成されている。
一方(B面側)の支持部228a及び支持部228bは、それぞれその上部に枢軸240を保持する枢支部232a及び枢支部232bが設けられ、基板222の中央近傍には、第1の係合体292と第2の保持体296とを収容する凹部236が設けられている。
枢軸240は、円筒状の枢支部232a及び枢支部232bに挿通されて支持部228a及び支持部228bに固定されている。
他方(A面側)の支持部230a及び支持部230bは、その上部に枢軸242を保持する枢支部234a及び枢支部234bが設けられ、基板222の中央近傍には、第1の係合体294と第2の保持体298とを収容する凹部238が設けられている。枢軸242は、円筒状の枢支部234a及び枢支部234bに挿通されて支持部230a及び支持部230bに固定されている。
凹部236は、第1の係合体292の長さ方向の長さよりやや長い幅を有し、凹部238は第1の係合体294の長さ方向の長さよりやや長い幅を有している。
固定手段たるベース220は、用箋等の被綴じ物Sの綴じ孔(2穴)に挿入される上下一対の第1の綴杆252を有する第1の本体254と、被綴じ物Sの綴じ孔(2穴)に挿入されるための第1の綴杆252に連架される上下一対の第2の綴杆256を有する第2の本体258とが固定される。
前記一方の支持部228a及び支持部228bと他方の支持部230a及び支持部230bとの間隔は、連架された第1の綴杆252と第2の綴杆256との間隔を縮めた状態で第1の本体254と第2の本体258とを固定手段たるベース220に固定できるようにするために、その間に、第1の本体254と第2の本体258との間隔に対応する長さが設けられている。
この実施の形態においては、一方の裏表紙214c側(B面側)の第1の綴杆252は、パイプ状の外側挿入部を備え、他方の表表紙214b側(A面側)の第2の綴杆256は、前記第1の綴杆252の外側挿入部に挿入されるように形成された棒状の内側挿入部を有する。
一方(B面側)の第1の本体254は、第1の綴杆252を水平方向に支持するための、且つ固定手段の基板222より適宜な高さをおいて固定するための板状の立設部260を備え、立設部260の高さは基板222より第1の綴杆252を適宜な高さにおいて支持するための高さを備え、且つ、第1の綴杆252を、たとえばJIS(日本工業規格)において規定された2穴の綴じ孔の間隔に対応した上下2本の綴杆、すなわち、一対の第1の綴杆252と第1の綴杆252とを適宜な間隔をおいて支持するための長さを備えている。
又、他方(A面側)の第2の本体258は、第1の本体254と点対称に形成され、第2の綴杆256を水平方向に支持するための、且つ固定手段の基板222より適宜な高さをおいて固定するための板状の立設部262を備え、立設部262の高さは基板222より第2の綴杆256を適宜な高さにおいて支持するための高さを備え、且つ、第2の綴杆256を、たとえばJIS(日本工業規格)において規定された2穴の綴じ孔の間隔に対応した上下2本の綴杆、すなわち、一対の第2の綴杆256と第2の綴杆256とを適宜な間隔をおいて支持するための長さを備えている。
第1の本体254の立設部260の下部には、後述するように、固定手段の支持部228a及び支持部228bの枢軸240に回転自在に支持するための一対の固定部264a及び固定部264bが、上下方向(表紙14及びベース220を垂直に立てたときの長手方向)において二箇所に分かれて、突設されている。
又、第2の本体258の立設部262の下部にも、前記立設部260と同様に、固定手段の支持部230a及び支持部230bの枢軸242に回転自在に支持するための一対の固定部266a及び固定部266bが、上下方向(表紙14及びベース220を垂直に立てたときの長手方向)において二箇所に分かれて、突設されている。
一対の固定部266a及び固定部266bは、後述する第1の保持体278a及び第1の保持体278bの高さより若干高い位置において、立設部262の外側に向けて突設された、横断面倒L字型突片であり、下部が開口されている。
又、第1の本体254及び第2の本体258は、連架された第1の綴杆252と第2綴杆256との間隔を縮めた状態で第1の本体254及び第2の本体258を固定手段たるベース220に固定する固定手段と、且つ、第1の綴杆252と第2の綴杆256との間隔を広げた状態で、第1の本体254及び第2の本体258を固定手段たるベース220に固定するための保持手段とを有し、固定手段としては、第1の本体254に設けられた係合部268と第2の本体258に設けられた係合部270とを含む。
第1の本体254の係合部268は、立設部260の上部に適宜な長さと深さを有する凹みをもって形成され、又、第2の本体258の係合部270は、立設部262の上部に適宜な長さと深さを有する凹みをもって形成されている。
第1の本体254の立設部260の下部から第1の綴杆252の延びる水平方向に向けて延びる第1の保持部272が連設され、また、第2の本体258の立設部262の下部から第2の綴杆256の延びる水平方向に向けて延びる第2の保持部274が連設されている。立設部260と第1の保持部272とは交差し、立設部262と第2の保持部274とは交差している。
第2の保持部274は、第1の本体254及び第2の本体258を固定手段たるベース220から取り外したときに、後述する第2の保持体298の突部330で保持されるように、内方に向けて突き出た板体である。第1の保持部272及び第2の保持部274は、立設部260及び立設部262から内方に向けて突設され、立設部260及び立設部262の長さ方向における両端が基板222の取付孔222aを塞ぐことがないように、立設部260及び立設部262の長さ方向における両端が切り欠かれており、取付孔222aにリベットなどの固定具を、第1の本体254及び第2の本体258をベース220に固定した状態において、挿入して背表紙14aに固定することができるように構成されている。
また、第2の保持部274は、立設部262とは内側に離れた位置において、第1の綴杆252と第2の綴杆256との間隔を広げた状態で、第1の本体254及び第2の本体258を固定手段たるベース220に保持するための保持手段を構成するための第1の保持体278a及び第1の保持体278bが下方に向けて突設されている。
第1の保持体278a及び第1の保持体278bは、横断面倒L字型で、左右同一形状に形成されており、第2の保持部274と一体形成され、立設部262側に向けて開口されており、一方の第1の保持体278aは、第1の係合体294の一方の枢支部310aを抱持し、もう一方の第1の保持体278bは、第1の係合体294のもう一方の枢支部310bを抱持する。
この実施の形態においては、一対の第1の保持体278a及び第1の保持体278bは、凹部238の両内側端より内側であって、第2の保持体298の当接部322の両端より外側において、適宜な間隔をおいて、第2の保持部274の内側から外側に向けて延びるように一対の倒L字型板が突設されてなる。
なお、一方の第1の保持体278aは、第1の係合体294の一方の枢支部310aを握り締める作用を生じ、もう一方の第1の保持体278bは、第1の係合体294のもう一方の枢支部310bを握り締める作用を生ずるように、弾性を有するようにしてもよい。
前記第1の本体254及び第2の本体258に形成された固定手段と協働して第1の本体254及び第2の本体258を固定手段に連結するための固定手段が、固定手段たるベース220に設けられている。
固定手段たるベース220に設けられた固定手段は、係合手段290を含む。その係合手段290は、第1の本体254及び第2の本体258を固定手段たるベース220に固定する固定手段と、且つ、第1の綴杆252と第2の綴杆256との間隔を広げた状態で、第1の本体254及び第2の本体258を固定手段たるベース220に保持するための保持手段との機能を備えている。すなわち、係合手段290は、前記第1の本体254の上部に係合される第1の係合体292と、前記第1の本体254の側部を保持する第2の保持体296とを有するとともに、前記第2の本体258の上部に係合される第1の係合体294と、前記第2の本体258の側部を保持する第2の保持体298とを有する。
前記裏表紙214c側(B面側)の第1の係合体292及び第2の保持体296は、固定手段に設けられた枢軸240に揺動自在に固定される。また、表表紙214b側(A面側)の第1係合体294及び第2の保持体298は、固定手段に設けられた枢軸242に揺動自在に固定される。
裏表紙214c側(B面側)の第1の係合体292は、第1の本体254の長さ方向にのびる長さを有する係合体本体300の上部において内側(ベース220の幅方向における内側)に向けて折り曲げられてなる上部押さえ部304と、係合体本体300の下部に設けられた枢支部308とを備える。表表紙214b側(A面側)の第1の係合体294は、第2の本体258の長さ方向にのびる長さを有する係合体本体302の上部において内側(ベース220の幅方向における内側)に向けて折り曲げられてなる上部押さえ部306と、係合体本体302の下部に設けられた枢支部310a及び枢支部310bとを備える。
第2の保持体296及び第2の保持体298は、前記第1の係合体292及び前記第1の係合体294と協働して、連架された第1の綴杆252と第2の綴杆256との間隔を縮めた状態で綴杆体250を固定する。
すなわち、第2の保持体296と第2の保持体298とは、点対称に形成され、裏表紙214c側(B面側)の第2の保持体296は、綴杆体250の第1の本体254の側部を保持し、表表紙214b側(A面側)の第2の保持体298は、綴杆体250の第2の本体258の側部を保持する。
裏表紙214c側(B面側)の第2の保持体296は、断面略L字型で、第1の本体254の外側面と接合する当接部320が突設され、前記当接部320の下方において、固定手段たるベース220の支持部228a及び支持部228bの枢軸240に枢支される枢支部324が外側(ベース220の幅方向における外側)に向けて突設されている。
当接部320の下部において、第1の綴杆252及び第2の綴杆256が連架された状態の第1の本体254を滑らせて固定手段たるベース220の最適な位置に案内するための突部328が、内側(ベース220の幅方向における内側)に延びるように突設されている。
表表紙214b側(A面側)の第2の保持体298は、断面略L字型で、第2の本体258の外側面と接合する当接部322が突設され、前記当接部322の下方において、固定手段たるベース220の支持部230a及び支持部230bの枢軸242に枢支される枢支部326が外側(ベース220の幅方向における外側)に向けて突設されている。
当接部322の下部において、第1の本体254及び第2の本体258の間隔を縮め且つ第1の綴杆252及び第2の綴杆256が連架された状態の第2の本体258を滑らせて固定手段たるベース220の最適な位置に案内するための突部330が、内側(ベース220の幅方向における内側)に延びるように突設されている。
裏表紙214c側(B面側)の第1の係合体292は、その下部において適宜な間隔をあけて一対設けられた枢支部308により、固定手段の枢軸240に回動自在に枢支される。
第1の係合体292の内側には、第2の保持体296が、その上部において適宜な間隔をあけて一対設けられた枢支部324により、枢軸240に回動自在に枢支される。
表表紙214b側(A面側)の第1の係合体294は、その下部において適宜な間隔をあけて一対設けられた枢支部310a及び枢支部310bにより、固定手段の枢軸242に回動自在に枢支される。
第1の係合体294の内側には、第2の保持体298が、その上部において適宜な間隔をあけて一対設けられた枢支部326により、枢軸242に回動自在に枢支される。
枢支部324及び枢支部324は、外側(ベース220の幅方向における外側)に向けて突設され、第1の係合体292において内側(ベース220の幅方向における内側)に向けて突設された一対の枢支部308及び枢支部308の間において、枢軸240に枢支される。
枢支部326及び枢支部326は、外側(ベース220の幅方向における外側)に向けて突設され、第1の係合体294において内側(ベース220の幅方向における内側)に向けて突設された一対の枢支部310a及び枢支部310bの間において、枢軸242に枢支される。
第1の本体254及び第2の本体258を固定手段たるベース220に固定し且つ係合手段290を構成する第1の係合体292及び第1の係合体294と第2の保持体296及び第2の保持体298との関係を保持するための弾発部材340及び弾発部材342が、枢軸240及び枢軸242に付設されている。
裏表紙14c側(B面側)の弾発部材340は、コイル部344の一端より上方に向けて突設された第1押圧部348と下方に向けて突設された第2押圧部352とを備える。
第1押圧部348は、直線状で、第1の係合体292の外側面に向けて突設され、第1の係合体292を内側(ベース220の幅方向における内側)に向けて付勢する。
第2押圧部352は、第2の保持体296の外側面から下面に向けて突設された略L字型で、第2の保持体296の突部328に係止されており、枢支部324を枢軸として、第2の保持体296を内側(ベース220の幅方向における内側)にむけて付勢する。
弾発部材340は、第1の綴杆252と第2の綴杆256とを縮めた状態で第1の本体254を固定手段たるベース220に固定するために、第1の本体254の上部に係合した第1の係合体292を内側(ベース220の幅方向における内側)にむけて付勢する。
表表紙14b側(A面側)の弾発部材342は、コイル部346の一端より上方に向けて突設された第1押圧部350と下方に向けて突設された第2押圧部354とを備える。
第1押圧部350は、直線状で、第1の係合体294の外側面に向けて突設され、第1の係合体294を内側(ベース220の幅方向における内側)に向けて付勢する。
第2押圧部354は、第2の保持体298の外側面から下面に向けて突設された略L字型で、第2の保持体298の突部330に係止されており、枢支部326を枢軸として、第2の保持体298を内側(ベース220の幅方向における内側)にむけて付勢する。
弾発部材342は、第1の綴杆252と第2の綴杆256とを縮めた状態で第2の本体258を固定手段たるベース220に固定するために、第2の本体258の上部に係合した第1の係合体294を内側(ベース20の幅方向における内側)にむけて付勢する。
ファイル12に用箋などの被綴じ物Sを保持するには、綴杆体250を固定手段から外した状態で、被綴じ物Sの綴じ孔に綴杆体250の第1の綴杆252に挿通する。このとき、第1の綴杆252の先端部は斜めになっているため、容易に書類等の被綴じ物Sの綴じ孔に第1の綴杆252を挿通することができる。
次に、第1の綴杆252の外側挿入部内に第2の綴杆256の棒状の内側の挿入部を挿入し、第1の本体254と第2の本体258との間に被綴じ物Sを保持させる。
次に、第1の本体254及び第2の本体258を、被綴じ物Sを保持した状態で、固定手段の係合手段290内にその上方から嵌め込む。
このとき、第1の本体254および第2の本体258の外側面が係合手段290の第1の係合体292および第1の係合体294の内側面、すなわち、上部押さえ部304および上部押さえ部306の内側面の傾斜に沿って、ベース220に向けて、嵌め込まれる。
そして、第1の本体254の下部に形成された固定部264a及び固定部264bを、固定手段の支持部228a及び支持部228bに位置する枢軸240に係合させる。
また、第2の本体258の下部に形成された固定部266a及び固定部266bを、固定手段の支持部230a及び支持部230bに位置する枢軸242に係合させる。
この実施の形態においては、綴杆体250の固定部264a及び固定部264bと固定部266a及び固定部266bは、固定手段の支持部228a及び支持部228bと支持部230a及び支持部230bの上部に形成された枢支部232aと枢支部232bおよび枢支部234aと枢支部234bの間に形成された凹部内に嵌め込まれ、それぞれ凹部に位置する枢軸240および枢軸242に係合するように構成されている。
係合手段290に嵌め込まれるとき、第1の係合体292及び第1の係合体294は、弾発部材340および弾発部材342の付勢力に抗して、その上部が押し開かれ、綴杆体250が下方に向けて嵌め込まれるように構成されている。
そして、綴杆体250の第1の本体254及び第2の本体258は、その下部が、第2の保持体296の突部328及び第2の保持体298の突部330に突き当り、その突部328及び突部330の上面を滑り動く。
一方、第1の係合体292及び第1の係合体294は、弾発部材340及び弾発部材342の第1押圧部348及び第1押圧部350の付勢力によって綴杆体250に嵌め込まれるとき、上方が開いた状態になった後、上方の間隔が縮まり、第1の本体254の係合部268及び第2の本体258の係合部270に係合する。
すなわち、第1の係合体292の上部押え部304と第1の係合体294の上部押え部306とは、それぞれ第1の本体254の係合部268及び第2の本体258の係合部270に係合し、第2の保持体296及び第2の保持体298とは、それぞれ第1の本体254の立設部260の側部及び第2の本体258の立設部262の側部を保持する。
而して、第1の係合体292の上部押え部304の下縁及び第1の係合体294の上部押え部306の下縁が、第1の本体254の係合部268及び第2の本体258の係合部270の上部から内側縁にかけての面に係合し、且つ第1の本体254の固定部264a及び固定部264bが枢軸240に係合するとともに第2の本体258の固定部266a及び固定部266bが枢軸242に係合することにより、綴杆体250は固定手段たるベース220に連結され固定される。
ファイル12に保持した用箋などの被綴じ物Sを取り外すときには、裏表紙214c側(B面側)の係合手段290の第1の係合体292の上部を外側に向けて引き、第1の本体254を上方にむけて引けば、第1の本体254を固定手段たるベース220から外すことができる。
また、綴杆体250の表表紙214b側(A面側)の第2の本体258を固定手段たるベース220から外す場合、図14及び15に示すように、係合手段290の第1の係合体294の上部を外側に向けて引くことにより、第1の係合体294の上部押さえ部306を綴杆体250の係合部270から外し、綴杆体250の第2の本体258を上方に持ち上げれば、固定手段たるベース220から第2の本体258を外すことができる。
そして、第1の本体254の第1の綴杆252に被綴じ物Sが挿入された状態で、第2の綴杆256を第1の綴杆252より引き抜き、第1の綴杆252に第2の綴杆256が入った状態、すなわち一部を引き抜いた状態において、第2の保持部274の下部に突設された第1の保持体278a及び第1の保持体278bの開口部を係合体294の枢支部310a及び枢支部310bに臨ませ、第2の綴杆256を第1の綴杆252より引き抜いてのばし、係合体294の枢支部310a及び枢支部310bに第1の保持体278a及び第1の保持体278aの開口部より嵌挿して、係合体294の枢支部310a及び枢支部310bに第1の保持体278a及び第1の保持体278bを係合させる。
第2の保持部274の内側端、すなわち、一方の第1の保持体278aともう一方の第1の保持体278bとの間における先端は、第2の保持体298の突部330の上面に係合する。
すなわち、第1の本体254及び第2の本体258の間隔を広げて、被綴じ物Sが第1の綴杆252に挿入された状態で且つ第1の綴杆252と第2の綴杆256とが連架された状態で、保持手段たる第1の係合体294の枢支部310a及び枢支部310bに綴杆体250の第2の本体258が保持される。
このように、第1の本体254と第2の本体258との間隔を広げて被綴じ物Sを見開くことができ、被綴じ物Sの閲覧が容易になる。
前記第1の本体254は、第1の綴杆252、前記第2の本体258と同様な保持手段たる第1の保持体278a、278b及び前記第2の保持部272と同様な第2の保持部274を有するように形成してもよい。
前記保持手段たる第1の保持体278a及び第1の保持体278bは、前記第2の保持部274において、前記第2の綴杆256を固定された部位との間に、第1の本体254と第2の本体258との間隔を広げるための間隔をおいた部位に、前記第2の綴杆256を固定された部位に向けて第1の保持体278a及び第1の保持体278bが形成され、前記第1の保持体278a及び第1の保持体278bは、第1の本体254と第2の本体258との間隔を広げた状態において、固定手段たるベース220に保持されるように形成されていればよい。
例えば、第1の保持体278aと第1の保持体278bとの間隔を、図18に示すように、前記実施の形態より間隔をおいて形成してもよく、また、第1の保持体278a及び第1の保持体278bと立設部262との間隔を、前記実施の形態より広げたり、図18に示すように、前記実施の形態より縮めてもよい。
また、第1の保持体278a及び第1の保持体278bは、前記実施の形態に限らず、第1の本体254と第2の本体258との間隔を広げた状態における第1の本体254及び/又は第2の本体258に固定される部位を、ベース20の一部、例えば、枢軸240及び枢軸242、枢支部232a及び枢支部232b並びに枢支部234a及び枢支部234b等に保持されるようにしてもよい。
例えば、図18に示すように、第2の本体258の固定部266a及び固定部266bを固定するための支持部230a及び支持部230bにおける上端縁の近傍(支持部230a及び支持部230bの枢軸242近傍)に、保持手段たる保持用貫通孔230a1及び保持用貫通孔230b1を貫設し、第1の本体254と第2の本体258との間隔を広げた状態において、第2の本体258の第1の保持体278cと第1の保持体278dが前記保持用貫通孔230a1及び保持用貫通孔230b1より嵌挿され、支持部230a及び支持部230bに係合されて、固定手段たるベース220に保持されるように構成してもよい。
また、図19に示すように、立設部262に突設された固定部266c及び固定部266dとの間隔は、第1の保持体278aと第1の保持体278bとの間隔と一致させて、第1の本体254と第2の本体258の間隔を縮めた状態において、綴杆体250をベース220に固定するときは、立設部262に突設された固定部266c及び固定部266dを枢支部310a及び枢支部310bに嵌装して固定するように構成してもよい。固定部266cは、保持用貫通孔302aに、固定部266dは保持用貫通孔302bに貫挿される形状を有し、固定部266c及び固定部266dは、保持用貫通孔302a及び保持用貫通孔302bに貫挿された状態で枢支部310a及び枢支部310bに嵌装される。
また、立設部262に突設された固定部266a及び固定部266bとの間隔は、支持部230cと支持部230dとの間隔にあわせて形成され、第1の本体254及び第2の本体258の間隔を縮めた状態において、綴杆体250をベース220に固定するときは、立設部262に突設された固定部266a及び固定部266bを支持部230cと支持部230dに嵌装して固定するようにしてもよい。
前記第1の本体254及び第2の本体258は、前記第1の本体254と前記第2の本体258との間隔を広げた状態で固定手段たるベース220に連結されていない前記第1の本体254又は前記第2の本体258を固定手段たるベース220に固定するための保持手段たる第1の保持体278a及び第1の保持体278bと、前記連架された第1の綴杆252と第2の綴杆256との間隔を縮めた状態で前記第1の本体254及び前記第2の本体258を固定するための固定手段たる固定部266a及び固定部266bとが、別に形成されているが、当該保持手段と固定手段とが同一及び/又は同等に形成されてもよい。
前記固定手段は、前記第1の本体254と第2の本体258との間隔を広げた状態で前記第1の本体254及び第2の本体258を固定手段に固定するための保持手段たる枢支部310a及び枢支部310bと、前記連架された第1の綴杆252と第2の綴杆256との間隔を縮めた状態で前記第1の本体254及び前記第2の本体258を固定するための固定手段たる枢軸242とが、別に形成されたが、当該保持手段と固定手段とが同一及び/又は同等に形成されてもよい。
この発明にかかる綴じ具は、たとえば2穴用や4穴用など多穴用のファイル・バインダ類の綴じ具に適用できる。

Claims (9)

  1. 被綴じ物の綴じ孔に挿入される第1の綴杆を有する第1の本体と、被綴じ物の綴じ孔に挿入されるために第1の綴杆に連架される第2の綴杆を有する第2の本体と、前記連架された第1の綴杆と第2の綴杆との間隔を縮めた状態で、前記第1の本体及び前記第2の本体を固定するための固定手段とを備えた綴じ具であって、
    前記連架された第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態で、前記第1の本体及び前記第2の本体を保持する保持手段を有し、
    前記保持手段は、
    第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態における第1の本体及び/又は第2の本体を、第1の本体と第2の本体との間隔を縮めた状態における第1の本体及び/又は第2の本体を固定する部位の近傍において前記固定手段に保持されるように、第1の本体及び/又は第2の本体と固定手段とに形成され
    前記第1の本体又は第2の本体は、第1の綴杆又は第2の綴杆を固定された部位より内側に向けて第1の保持部又は第2の保持部が突設され、
    前記第2の綴杆を固定された部位との間に、第1の本体と第2の本体との間隔を広げるための間隔をおいた部位に、保持手段が形成され、
    前記保持手段は、
    第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態において、固定手段に保持されるように形成された、綴じ具。
  2. 被綴じ物の綴じ孔に挿入される第1の綴杆を有する第1の本体と、被綴じ物の綴じ孔に挿入されるために第1の綴杆に連架される第2の綴杆を有する第2の本体と、前記連架された第1の綴杆と第2の綴杆との間隔を縮めた状態で、前記第1の本体及び前記第2の本体を固定するための固定手段とを備えた綴じ具であって、
    前記連架された第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態で、前記第1の本体及び前記第2の本体を保持する保持手段を有し、
    前記保持手段は、
    第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態における第1の本体及び/又は第2の本体を、第1の本体と第2の本体との間隔を縮めた状態における第1の本体及び/又は第2の本体を固定する部位の近傍において前記固定手段に保持されるように、第1の本体及び/又は第2の本体と固定手段とに形成され、
    前記第1の本体又は第2の本体は、第1の綴杆又は第2の綴杆を固定された部位との間に、第1の本体と第2の本体との間隔を広げるための間隔をおいた部位に、保持手段を構成する第1の保持体が形成された、綴じ具。
  3. 被綴じ物の綴じ孔に挿入される第1の綴杆を有する第1の本体と、被綴じ物の綴じ孔に挿入されるために第1の綴杆に連架される第2の綴杆を有する第2の本体と、前記連架された第1の綴杆と第2の綴杆との間隔を縮めた状態で、前記第1の本体及び前記第2の本体を固定するための固定手段とを備えた綴じ具であって、
    前記連架された第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態で、前記第1の本体及び前記第2の本体を保持する保持手段を有し、
    前記保持手段は、
    第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態における第1の本体及び/又は第2の本体を、第1の本体と第2の本体との間隔を縮めた状態における第1の本体及び/又は第2の本体を固定する部位の近傍において前記固定手段に保持されるように、第1の本体及び/又は第2の本体と固定手段とに形成され、且つ第2の保持部を有し、
    前記第2の綴杆を固定された部位との間に、第1の本体と第2の本体との間隔を広げるための間隔をおいた部位に、前記第2の綴杆を固定された部位に向けて第1の保持体が形成され、
    前記第1の保持体は、第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態において、固定手段に保持されるように形成された、綴じ具。
  4. 被綴じ物の綴じ孔に挿入される第1の綴杆を有する第1の本体と、被綴じ物の綴じ孔に挿入されるために第1の綴杆に連架される第2の綴杆を有する第2の本体と、前記連架された第1の綴杆と第2の綴杆との間隔を縮めた状態で、前記第1の本体及び前記第2の本体を固定するための固定手段とを備えた綴じ具であって、
    前記連架された第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態で、前記第1の本体及び前記第2の本体を保持する保持手段を有し、
    前記保持手段は、
    第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態における第1の本体及び/又は第2の本体を、第1の本体と第2の本体との間隔を縮めた状態における第1の本体及び/又は第2の本体を固定する部位の近傍において前記固定手段に保持されるように、第1の本体及び/又は第2の本体と固定手段とに形成され、
    前記第1の本体又は前記第2の本体は、
    第1の綴杆又は第2の綴杆を固定する立設部と、前記立設部の下部より第1の綴杆又は第2の綴杆ののびる方向に向けて突設された板状の第1の保持部又は第2の保持部とを有し、
    前記保持手段は、
    前記第1の保持部又は第2の保持部の下部において前記立設部との間に、第1の本体と第2の本体との間隔を広げるための間隔をおいた部位に、前記第1の綴杆又は第2の綴杆を固定する部位の方向に向けて開口するように、第1の保持体又は第2の保持体が突設され、
    固定手段の一部を開口部より嵌挿してその固定手段の一部と係合するように形成された、綴じ具。
  5. 前記第1の本体は、前記第2の本体と同様に形成された、請求項2ないし4のいずれかに記載の綴じ具。
  6. 前記第1の本体及び第2の本体は、
    前記第1の本体と前記第2の本体との間隔を広げた状態で固定手段に連結されていない前記第1の本体又は前記第2の本体を固定手段に固定するための保持手段と、前記連架された第1の綴杆と第2の綴杆との間隔を縮めた状態で前記第1の本体及び前記第2の本体を固定するための固定手段とが、同一及び/又は同等に形成された、請求項1ないし5のいずれかに記載の綴じ具。
  7. 前記第1の本体及び第2の本体は、
    前記第1の本体と前記第2の本体との間隔を広げた状態で固定手段に連結されていない前記第1の本体又は前記第2の本体を固定手段に固定するための保持手段と、前記連架された第1の綴杆と第2の綴杆との間隔を縮めた状態で前記第1の本体及び前記第2の本体を固定するための固定手段とが、別に形成された、請求項1ないし6のいずれかに記載の綴じ具。
  8. 前記固定手段は、
    前記第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態で前記第1の本体及び第2の本体を固定手段に固定するための保持手段と、前記連架された第1の綴杆と第2の綴杆との間隔を縮めた状態で前記第1の本体及び前記第2の本体を固定するための固定手段とが、同一及び/又は同等に形成された、請求項1ないし7のいずれかに記載の綴じ具。
  9. 前記固定手段は、
    前記第1の本体と第2の本体との間隔を広げた状態で前記第1の本体及び第2の本体を固定手段に固定するための保持手段と、前記連架された第1の綴杆と第2の綴杆との間隔を縮めた状態で前記第1の本体及び前記第2の本体を固定するための固定手段とが、別に形成された、請求項1ないし8のいずれかに記載の綴じ具。
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