JP3029052U - ファイル用綴具 - Google Patents

ファイル用綴具

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JP3029052U
JP3029052U JP1996002734U JP273496U JP3029052U JP 3029052 U JP3029052 U JP 3029052U JP 1996002734 U JP1996002734 U JP 1996002734U JP 273496 U JP273496 U JP 273496U JP 3029052 U JP3029052 U JP 3029052U
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JP
Japan
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fixing plate
binding device
hole
pressing
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JP1996002734U
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English (en)
Inventor
ワン ボル−ジョウ
Original Assignee
タイワン スタア エンタープライジズ カンパニー リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 押条の圧合器を利用した綴具にもばね支柱の
圧合器を利用した綴具にも適合でき、素早く簡単に取り
付け取り外しできるコンパクトなファイル用綴具を提供
することにある。 【解決手段】 押さえ蓋、固定板、及び圧合器等基本部
品から構成される。押さえ蓋の左右には圧合器を通すた
めの孔及び凹枠が設けられ、凹枠上端の適当な位置には
凸ほぞが形成される。挿入された圧合器の突出部分を押
さえ、凸ほぞ位置から凹枠内へ入れて嵌めこむことによ
って圧合器の突出部分を固定する。固定板に設けられる
孔位には横方向の直溝が形成され、ばね支柱または押条
式圧合器対応する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は書類を綴じるためのファイルに用いられる綴具に関し、主として、2 穴式ファイルに使用される種類の綴具に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般のファイルに用いられている綴具の多くは、図5Xおよび5Yに示すよう に、ばね支柱32及び押条31の形態の圧合器30に押板61、スライドピース 62及び金属固定板63を相合して使用するものである。図5Xはばね支柱32 をファイル40に応用した状態を示すもので、スライドピース62は押板61に 設けられてばね支柱32を押し付けることに使われる。ばね支柱32は、図5Y に示すように、底環321をもって金属固定板63の底部から突出するよう設け られ、金属固定板63の左右に設けられた底環321の圧折板631をもって底 環321を圧着し、それによってばね支柱32を固定する目的が達成される。
【0003】 綴具を使用するときは、書類50をばね支柱32に通し、それからスライドピ ース62を外へスライドさせてばね支柱32を押し付け、それによって書類綴じ の作業が達成される。図5Wに示すような圧合器30の他の押条の形態に使われ る場合も前述と同じである。
【0004】 ところが、このような伝統的ファイルの綴具は製作及び使用上において次のよ うな欠点がある。 1. ばね支柱32の圧合器32を使った場合、先ず金属固定板63に固定しなけ ればならず、その製作は圧折板631をもってばね支柱32の底環321を
固 定しなければならないものであり、この手順は製作の工数とコストを増加し
て しまう。 2. ばね支柱32と金属固定板63から製作された製品は取外し不可能であるの で、それを梱包、保存または輸送する場合、ばね支柱32が金属固定板63
か ら突出してスペースの浪費となり、甚だ不便な設計である。 3. スライドピース62をもって圧合器30(ばね支柱32または押条31)を 制御する方法は横方向の力で移動するのに、大きな力が必要でなる。 4. ファイルを組み立てる場合、前述した製作上の欠点を有する以外に、スライ ドピース62が押板61のスライド溝に設置された後、更に押板61の適当
個 所にスライドピース62の移動距離を制限する凸点を設けなければならず、
の で、ファイルの製作において甚だ不経済な設計である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案の主な目的は構造が簡単で、空間を取らず、便利に使うことの できるファイル用綴具を提供することである。
【0006】 本考案の別の目的は書類を押し付ける押さえ蓋の両側の孔に凹枠と凸ほぞを設 け、圧合器を孔から突出させてそれが凸ほぞ下側の凹枠に押し込むことができ、 それによって快速で簡単に嵌め付ける目的が達成できるファイル用綴具を提供す ることである。
【0007】 本考案のまた別の目的は圧合器の支えに使われる固定板に一体成型された孔位 に横方向の直溝を設け、そのためにばね支柱または押条形態の圧合器に適用でき るファイル用綴具を提供することである。
【0008】 本考案の更に別の目的は固定板をプラスチックから製作する特性によって孔位 とばね支柱の嵌め合せは可成りの緊密さが得られ、自動的にばね支柱を挟み付け る効果があり、それによって自由に取外せられ、包装時は空間を取らないファイ ル用綴具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案によるファイル用綴具は押さえ蓋、固定板、及び圧合器等基本部品から 構成される。その中、押さえ蓋の左右には各々圧合器を通すための孔及び凹枠が 設けられており、凹枠上端の適当な位置には相対する凸ほぞが形成される。それ は圧合器を押さえて凸ほぞ位置から凹枠内へ侵入させて嵌付け状に呈れさせ、そ れによってスライドピースが圧合器の押さえ動作をしなくてすむようになる。固 定板には孔位が設けられており、それには横方向の直溝が形成され、ばね支柱ま たは押条式圧合器の使用に供することができ、別に押板を使わなくてもいいこと を特徴とするものである。
【0010】
【考案の実施の形態】
本考案の実施例によるファイル用綴具は、基本的に、押板10、固定板20及 び圧合器30から組成され、以下、図1に示す圧条31または図2に示すばね支 柱32の形態の圧合器30をもって説明する。
【0011】 押さえ蓋10の左右両側には圧条31またはばね支柱32を通すことに供され る孔11が設けられ、孔11の端部には上向きに開放された凹枠13が設けられ ている。凹枠13上の孔11と適当距離になる個所には孤辺の特徴ある凸ほぞ1 2が設けられ、凸ほぞ12と凹枠13の間には容置空間が形成される。圧条31 またはばね支柱32はその容置空間内に押し込まれて凸ほぞ12に嵌め付けられ る。これにより、本考案のファイル用綴具では、伝統的なファイルのスライドピ ース62(図5X参照)に相当するものを使用する必要がなく、このことが本考 案の特徴の一つである。
【0012】 固定板20の両側にはリベット41をもってファイル40(図3B参照)に固 定するための孔21が設けられ、その内側に近い押さえ蓋10の孔11と同じ位 置には孔位22が設けられている。孔位22には図1に示す押条31に適用する 横方向の直溝23が設けられる一方、孔位22は図2に示すばね支柱32に適用 することができる。それ故、この孔位22と直溝23の同位置設計によって違っ た形態の圧合器30の使用に対応することができ、これが本考案の二つめの特徴 である。
【0013】 固定板20はプラスチックから作られているので、それがばね支柱32の孔位 22に使われた場合、それはばね支柱32の底環321に近い個所の直径よりも 緊密に呈れ、ばね支柱32がその孔位22に通されると自動的に固定する効果が ある。このことは図5Yに示すような伝統的な金属固定板63の圧折板631で ばね支柱32の底環321を押し付ける加工作業を会費することができ、これが 本考案の三つめの特徴である。
【0014】 また、固定板20の下側には凹溝24が形成されており、その中に押条31の 中段またはばね支柱32の底環321が入れられることによって隠される。
【0015】 本考案のファイル用綴具は、リベット41をもって固定板20をファイル40 に固定するが、図3Aに示すように、ファイル40を綴じるときに押条31の中 段を固定板20の凹溝24内に隠して影響しないようにする。使用する場合は書 類50を圧条31へ入れてやり、押さえ蓋10を入れて押条31を孔11から突 出させ、圧条31を凸ほぞ12下方の凹枠13内に押し込むことにより遂行され る。このとき、押条31の幅は2つの凸ほぞ12間の距離よりもやや大きくされ 、かつ凸ほぞ12には弧辺があるので、少々力を出せば圧条31を凸ほぞ12と 凹枠13間の容置空間内に押し込むことができる。
【0016】 図4はばね支柱32を圧合器30に応用された使用状態を示す図であり、設計 上、2つの凸ほぞ12間の距離及び凹枠13の垂直距離はばね支柱32の外径よ りも小さくなければ、ばね支柱32を押し付けて変形する特性によって容置空間 内に入れ、または凸ほぞ12に挟み付けることができない。書類50を入れ替え る場合は圧合器30を上げて凸ほぞ12から移動するだけでよい。
【0017】 本考案によれば、押さえ蓋両側の凹枠上端の相対する凸ほぞによって圧合器を 凹枠に押し付けることができ、かつ固定板に設けられてある孔位は適当な孔径が あるので押条またはばね支柱式圧合器の使用に供することができ、それによって ばね支柱は自動的に嵌め付けられて固定され、それの構造は簡単で余分な空間を 取ることはなく、使い方も便利である。
【0018】 以上に述べたことをまとめると、本考案のファイル用綴具は伝統的なファイル 製作時の面倒さ、複雑性及び高い製造コスト等の欠点を除去するだけでなく、使 用時はより便利で空間を取らない特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による押条を利用した綴具を示
す立体図である。
【図2】本考案の実施例によるばね支柱を利用した綴具
を示す立体図である。
【図3】図1に示す実施例の使用状態を示す図である。
【図4】図3の矢印Aの位置における断面図である。
【図5】図2に示す実施例の使用状態を示す図3と同様
な図である。
【図6】図5の矢印B方向に見た側面図である。
【図7】従来のファイル用綴具を示す図3と同様な図で
ある。
【図8】従来のばね支柱を利用した綴具を示す部分図で
ある。
【図9】従来の押条を利用した綴具を示す立体図であ
る。
【符号の説明】
10 押さえ蓋 11 孔 12 凸ほぞ 13 凹枠 20 固定板 21 孔 22 孔位 23 直溝 24 凹溝 30 圧合器 31 押条 32 ばね支柱 321 底環 40 ファイル 41 リベット 50 書類 61 押板 62 スライドピース 63 金属固定板 631 圧折板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)実用新案権者 596048433 3Fl., No. 740, Chung Chen Rd., Yung Ho, Taipei Hsien, Taiw an, R.O.C.

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その両側に圧合器を通すことに供される
    孔と外端個所に各々上向き開放式の凹枠が形成され、か
    つ凹枠の辺縁の適当な個所に相対する凸ほぞが設けられ
    てあり、その凸ほぞ間の距離と凹枠の垂直距離は圧合器
    の外径よりも小さく画定された押さえ蓋と、 押さえ蓋の孔と同位置に各々横向き直溝の孔位が設けら
    れ、かつ底部に凹溝が形成されている固定板と、 固定板の孔位から突き出すことができ、書類を取付けた
    後に押さえ蓋を組み込んで押さえ蓋から突き出した圧合
    器を押さえ蓋の凸ほぞから凹枠内に押し込むことにより
    固定される圧合器とから構成されることを特徴とするフ
    ァイル用綴具。
JP1996002734U 1996-03-15 1996-03-15 ファイル用綴具 Expired - Lifetime JP3029052U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3389139B2 (ja) 1999-03-19 2003-03-24 株式会社ライフ技術研究所 ファイリング文具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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