JP2005132065A - ファイル、表紙体 - Google Patents
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Abstract
【課題】綴じ具に密となる状態で紙葉類を綴じた場合でも、綴じた紙葉類を好適に見開いて閲覧可能なファイルを提供する。
【解決手段】相対的にスライド移動可能な表表紙部1及び裏表紙部2と、背側にスライド可能に重合して配置され且つ前記表表紙部1と前記裏表紙部2とにそれぞれ接続されてなる表表紙側背幅調整部3及び裏表紙側背幅調整部4と、一端部を前記表表紙部1または前記表表紙側背幅調整部3に直接または間接的に支持され且つ他端部を前記裏表紙部2または前記裏表紙側背幅調整部4に直接または間接的に支持されるとともに前記スライド移動に応じて綴じ込み可能寸法PXが変化可能な綴じ具5とを備えた紙葉類Pを綴じるためのファイルであって、前記表表紙部1と前記裏表紙部2とのスライド移動を禁止するロック手段7と、前記ロック手段7を、前記表表紙部1と前記裏表紙部2とのスライド移動を禁止したロック状態7Aおよびその禁止を解除したロック解除状態7Bのうち少なくともいずれかの状態に操作可能な操作手段8とを具備するようにした。
【選択図】図1
【解決手段】相対的にスライド移動可能な表表紙部1及び裏表紙部2と、背側にスライド可能に重合して配置され且つ前記表表紙部1と前記裏表紙部2とにそれぞれ接続されてなる表表紙側背幅調整部3及び裏表紙側背幅調整部4と、一端部を前記表表紙部1または前記表表紙側背幅調整部3に直接または間接的に支持され且つ他端部を前記裏表紙部2または前記裏表紙側背幅調整部4に直接または間接的に支持されるとともに前記スライド移動に応じて綴じ込み可能寸法PXが変化可能な綴じ具5とを備えた紙葉類Pを綴じるためのファイルであって、前記表表紙部1と前記裏表紙部2とのスライド移動を禁止するロック手段7と、前記ロック手段7を、前記表表紙部1と前記裏表紙部2とのスライド移動を禁止したロック状態7Aおよびその禁止を解除したロック解除状態7Bのうち少なくともいずれかの状態に操作可能な操作手段8とを具備するようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、紙葉類を綴じる等してオフィス等で好適に利用されるファイルに関するものである。
従来から、ファイル用紙等の紙葉類を、対をなす表裏表紙間に綴じ具を用いて綴じることができるようにしたファイルが各種知られている。具体的には、この種のファイルは、表裏表紙と背表紙とから構成されるファイル本体と、このファイル本体に設けた綴じ具とを具備してなる(例えば特許文献1参照)。
特開平7−132696号公報(第1〜3頁、第1図)
ところが、従来のファイルでは、綴じ具に紙葉類を密にして綴じると、綴じ具に綴じられた紙葉類の基端部は略起立する状態となり、これを見開くことが困難になる。これを改善するために、綴じ具間の寸法を広くすると、背幅を広く取らなければならないといった問題点を有している。
また、綴じる紙葉類の量に応じて背幅を可変可能にするために、表表紙部と裏表紙部との間に、背幅の異なる複数の別部材を選択的に取り付けられるようにしたものも知られているが、このようなものでは、部品点数が多くなったり部材を紛失してしまうなどの問題点を有している。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、主たる目的は、綴じ具に密となる状態で紙葉類を綴じた場合でも、綴じた紙葉類を好適に見開いて閲覧可能なファイルを提供することにある。
すなわち、本発明のファイルは、相対的にスライド移動可能な表表紙部及び裏表紙部と、背側にスライド可能に重合して配置され且つ前記表表紙部と前記裏表紙部とにそれぞれ接続されてなる表表紙側背幅調整部及び裏表紙側背幅調整部と、一端部を前記表表紙部または前記表表紙側背幅調整部に直接または間接的に支持され且つ他端部を前記裏表紙部または前記裏表紙側背幅調整部に直接または間接的に支持されるとともに前記スライド移動に応じて綴じ込み可能寸法が変化可能な綴じ具とを備えた紙葉類を綴じるためのファイルであって、前記表表紙部と前記裏表紙部とのスライド移動を禁止するロック手段と、前記ロック手段を、前記表表紙部と前記裏表紙部とのスライド移動を禁止したロック状態およびその禁止を解除したロック解除状態のうち少なくともいずれかの状態に操作可能な操作手段とを具備していることを特徴とする。
このようなものであれば、表表紙部と裏表紙部とを、綴じ具の綴じ込み可能寸法が大きくなる方向にスライド移動させることができ、綴じる紙葉類が多い場合でも、綴じ具の綴じ込み可能寸法を広くして、紙葉類を好適に見開くことができる。また、背幅を調節するための表表紙側背幅調整部と裏表紙側背幅調整部とを、それぞれ表表紙部と裏表紙部とに接続しているので、部品点数が不要に多くなったり部材が紛失することもない。
すなわち、綴じ具に密となる状態で紙葉類を綴じた場合でも、綴じた紙葉類を好適に見開いて閲覧可能であり、且つ、不要に部品点数が増えるといった問題の無い、利便性に優れたファイルを提供することができる。
なお、ロック手段と紙葉類とが干渉することを防ぐためには、前記ロック手段を、前記表表紙側背幅調整部と前記裏表紙側背幅調整部とが重合する位置に設けていることが望ましく、特に、前記ロック手段を、前記表表紙側背幅調整部と前記裏表紙側背幅調整部とによって外部から隠蔽される位置に設ければ、その効果は顕著となる。
また、ロックをしているにもかかわらず、例えば、表表紙部の上端部(または下端部)と、裏表紙部の上端部(または下端部)とが不意に近づいたりあるいは遠ざかったりしたりすることを防止するためには、前記ロック手段を、前記表表紙側背幅調整部および前記裏表紙側背幅調整部のスライド方向と直交する方向における両端部を避ける位置に設けていることが好ましい。そして、本発明のロック手段の望ましい態様としては、前記ロック手段が、前記操作手段の操作によって当接または係合する位置に位置付けられてロック状態となるロック部と被ロック部とを備えるものであって、前記ロック部および被ロック部のいずれか一方を操作手段に設け、他方を前記表表紙側背幅調整部または前記裏表紙側背幅調整部に設けているものが挙げられる。
ところで、紙葉類を綴じた状態でも、好適に操作手段の操作を行えるようにするためには、前記操作手段が、前記各表紙部のスライド方向と直交する進退方向に進退するものであって、該操作手段の一部を、前記各表紙側背幅調整部から前記進退方向へ突出する位置に位置付けた際に、前記ロック手段によるロックが解除され、前記各表紙部がスライド移動可能となるように構成していることが望ましい。
また、表表紙部と裏表紙部とをスムーズにスライド移動させるためには、前記表表紙部と前記裏表紙部とのスライド移動を案内する案内手段を具備していることが好ましい。そして、前記案内手段が対をなすものであって、前記スライド方向と平行をなすように、前記表表紙側背幅調整部及び前記裏表紙側背幅調整部に配置されるものであれば、その効果は顕著となる。
なお、スライド移動する表表紙部と裏表紙部とが、離間してしまうことを防止するためには、前記表表紙側背幅調整部と前記裏表紙側背幅調整部とがスライド移動により離間することを防止する離間防止手段を備えていることが望ましい。
そして、前記離間防止手段の望ましい態様としては、この離間防止手段が、前記表表紙側背幅調整部と前記裏表紙側背幅調整部との重合が略最小となる位置において当接または係合する離間防止係合部と離間防止被係合部とを備えるものであって、前記離間防止係合部および前記離間防止被係合部のうちいずれか一方を前記表表紙側背幅調整部に設け、他方を前記裏表紙側背幅調整部に設けているものが挙げられる。
さらに、前記離間防止係合部が、該離間防止係合部を備えた表紙部の厚み方向に貫通させてなる離間防止用貫通孔に形成されるものであって、この離間防止用貫通孔を利用して、前記離間防止係合部と前記離間防止被係合部との当接または係合を解除し得るように構成しているものであれば、部品点数を増やすことなく、表表紙部と裏表紙部とが離間することを好適に防止することができる。
なお、該ファイルの外観状の見栄えを向上させるためには、前記表表紙側背幅調整部と前記裏表紙側背幅調整部とを略最大に重合させた際に、それら表表紙側背幅調整部と裏表紙側背幅調整部との間に浮きが生じることを防止する浮き防止手段を備えていることが望ましい。
また、この浮き防止手段の望ましい態様としては、前記浮き防止手段が、係合可能な浮き防止係合部と浮き防止被係合部とを備えるものであって、前記浮き係合部及び浮き防止被係合部のうち一方を表表紙側背幅調整部に設け、他方を裏表紙側背幅調整部に設けているものが挙げられる。
ところで、本発明の表紙体の望ましい態様としては、上述のファイルを構成するものであって、前記表表紙部および前記裏表紙部と、前記表表紙側背幅調整部および前記裏表紙側背幅調整部とを少なくとも備えているものが挙げられる。また、この表紙体に、前記表表紙部と前記裏表紙部との間に、背表紙部を備えれば、外観を向上させることができる。
なお、本発明の他の態様のファイルとしては、対をなす表表紙部及び裏表紙部と、前記表表紙部と裏表紙部との間に設けられる背表紙部と、一端部および他端部を前記背表紙部に直接または間接的に支持されるとともに綴じ込み可能寸法が変化可能な綴じ具とを備えた紙葉類を綴じるためのファイルであって、前記綴じ具に、その綴じ込み可能寸法が変化することを禁止する綴じ具ロック手段を備えるとともに、前記綴じ具ロック手段を、前記綴じ込み可能寸法が変化することを禁止したロック状態およびその禁止を解除したロック解除状態のうち少なくともいずれかの状態に操作可能な第2操作手段を備えているものが挙げられる。
以上説明したように本発明のファイルによれば、相対的にスライド移動可能な表表紙部及び裏表紙部と、背側にスライド可能に重合して配置され且つ前記表表紙部と前記裏表紙部とにそれぞれ接続されてなる表表紙側背幅調整部及び裏表紙側背幅調整部と、一端部を前記表表紙部または前記表表紙側背幅調整部に直接または間接的に支持され且つ他端部を前記裏表紙部または前記裏表紙部に直接または間接的に支持されるとともに前記スライド移動に応じて綴じ込み可能寸法が変化可能な綴じ具とを備えた紙葉類を綴じるためのファイルであって、前記表表紙部と前記裏表紙部とのスライド移動を禁止するロック手段と、前記ロック手段を、前記表表紙部と前記裏表紙部とのスライド移動を禁止したロック状態およびその禁止を解除したロック解除状態のうち少なくともいずれかの状態に操作可能な操作手段とを具備しているので、表表紙部と裏表紙部とを、綴じ具の綴じ込み可能寸法が大きくなる方向にスライド移動させることができ、綴じる紙葉類が多い場合でも、綴じ具の綴じ込み可能寸法を広くして、紙葉類を好適に見開くことができる。また、背幅を調節するための表表紙側背幅調整部と裏表紙側背幅調整部とを、それぞれ表表紙部と裏表紙部とに接続しているので、部品点数が不要に多くなったり部材が紛失することもない。
すなわち、綴じ具に密となる状態で紙葉類を綴じた場合でも、綴じた紙葉類を好適に見開いて閲覧可能であり、且つ、部品点数が不要に増えるといった問題の無い、利便性に優れたファイルを提供することができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本発明に係るファイルFは、図1に示すように、相対的にスライド移動可能な表表紙部1及び裏表紙部2と、前記表表紙部1と前記裏表紙部2とにそれぞれ接続されてなる表表紙側背幅調整部3及び裏表紙側背幅調整部4と、紙葉類を綴じるための綴じ具5と、前記綴じ具5を前記表表紙側背幅調整部3と前記裏表紙側背幅調整部4とに取り付けるためのベース部6と、前記表表紙部1と前記裏表紙部2とのスライド移動を禁止するロック手段7と、前記ロック手段7を前記スライド移動を禁止したロック状態7Aまたは禁止を解除したロック解除状態7Bに操作可能な操作手段8とを具備するとともに、前記スライド移動を案内するための案内手段91と、スライド移動する前記表表紙部1と前記裏表紙部2とが離間することを防止する離間防止手段92と、前記表表紙側背幅調整部3と前記裏表紙側背幅調整部4との間に浮きが生じることを防止する浮き防止手段93とをさらに具備してなる。なお、前記表表紙部1と前記裏表紙部2と前記表表紙側背幅調整部3と前記裏表紙側背幅調整部4とが、表紙体F1を構成している。
そして、本実施形態のファイルFは、前記綴じ具5に綴じ込んだ紙葉類を図示しない机上等で閲覧するために、前記表表紙部1と前記裏表紙部2とを見開いた状態(以下、「見開き状態」とする。)で使用したり、図示しない棚などに収容するために、前記表表紙部1と前記裏表紙部2とを綴じた状態(以下、「綴じ状態」とする。)にして使用したりすることができる。
なお、本実施形態では、ファイルFにおける上下を、操作手段8を備えている側を「下」、備えていない側を「上」として説明を行うが、上下を逆にしても使用することができる。また、前記各表紙部1、2において、紙葉類を綴じる側の面を「内面」、その反対側の面を「外面」として説明を行う。
また、前記紙葉類とは、紙製のものを含むことはもちろんのこと、例えば、OHP用紙などのプラスチック製のものや、他の用紙などを収容可能なポケット状に形成されるものをも含む広義の概念である。
なお、第9図乃至第11図、第13図は、説明の便宜上後述する第1綴じ部51および第2綴じ部52を、それぞれ表表紙ベース取付部39および裏表紙ベース取付部49並びにベース部6に取り付けて且つそれらの連結を解除して開成した状態を、図示しているものである。
また、本実施形態において、離間とは、表表紙側背幅調整部3と裏表紙側背幅調整部4とを取り外して、表表紙部1と裏表紙部2とを別々に移動できる状態にあることいい、表表紙部1と裏表紙部2とが離れる向きにスライド移動する状態を除く概念である。
以下、各部を説明する。
まず、表表紙部1と表表紙側背幅調整部3とについて、図2、図3を参照しながら説明をする。
表表紙部1と表表紙側背幅調整部3とは、ポリプロピレンなどの合成樹脂により、一体に形成したものである。そして、前記表表紙部1と表表紙側背幅調整部3とが前記見開き状態と前記綴じ状態とを取り得るように、その連結部(すなわち、表表紙部1の基端部10および表表紙側背幅調整部3の基端部30)を薄肉に形成してヒンジ機能を発揮するようにしている。
より具体的には、前記表表紙部1は、平面視横長の略矩形状をなす薄板状のものである。本実施形態では、該表表紙部1の内面において、その先端側端部11を内方へ若干膨出させている。また、該表表紙部1の内面における上端側端部12と下端側端部13とを、該表表紙部1の基端部10の上端部101及び下端部102から、前記先端側端部11に向けて、漸次高さ寸法が大きくなるように、それぞれ内方へ膨出させている。
一方、表表紙側背幅調整部3は、平面視縦長の略矩形状をなす薄板状のものである。
そして、該表表紙側背幅調整部3の内面の略中央部には、前記表表紙部1と前記裏表紙部2とがスライド移動することを禁止するためのロック部31を、後述するロック手段7を実現するための構成要素として備えている。
また、該表表紙側背幅調整部3の上端部及び下端部には、前記表表紙部1と前記裏表紙部2とがスライド移動することを案内するための上端部スライド案内部32及び下端部スライド案内部33を、後述する案内手段91を実現するための構成要素として備えている。そして、該表表紙側背幅調整部3の略中央部には、前記上端部スライド案内部32及び前記下端部スライド案内部33に加えて、後述する案内手段91を実現するための構成要素として、中央上スライド案内部34及び中央下スライド案内部35を備えている。
さらに、該表表紙側背幅調整部3の上端部及び下端部には、スライド移動する前記表表紙部1と前記裏表紙部2とが離間することを防止するための上離間防止係合部361と下離間防止係合部371とを、後述する離間防止手段92を実現するための構成要素として備えている。
またさらに、該表表紙側背幅調整部3の右側端部の略中央には、前記表表紙側背幅調整部3と前記裏表紙側背幅調整部4とを略最大に重合させた際に、それら表表紙側背幅調整部3と裏表紙側背幅調整部4との間に浮きが生じることを防止するための浮き防止被係合部38を、後述する浮き防止手段93を実現するための構成要素として備えている。
そしてさらに、該表表紙側背幅調整部3は、前記ベース部6を取り付けるための表表紙ベース取付部39を備えている。
この表表紙ベース取付部39は、該表表紙側背幅調整部3の内面側に膨出させるとともに、その外面側に前記ベース部6を収容する表表紙ベース収容空間3Xを形成してなる。
そしてこの表表紙ベース取付部39には、後述する綴じ具5を支持する一対の表表紙綴じ具支持部391を設けている。この表表紙綴じ具支持部391は、該表表紙側背幅調整部3の内面から略直角に起立させた平面視縦長略矩形状のリブ状のものである。なお、各表表紙綴じ具支持部391の略中央部には、該表表紙側背幅調整部3の先端側に向けて突出する突出部391aを設けている。
さらに、この表表紙ベース取付部39は、上下の表表紙綴じ具支持部391間に挟まれる位置に、前記ベース部6の所定部を露出させるための上露出部392、中露出部393、下露出部394を備えている。このうち、上露出部392及び下露出部394は、該表表紙ベース取付部39の側端部に、前記表表紙綴じ具支持部391と隣接して設けられるものである。また、中露出部393は、前記上露出部392と下露出部394との間に設けられるものである。
次に、裏表紙部2と裏表紙側背幅調整部4とについて、図4、図5を参照しながら説明をする。
裏表紙部2と裏表紙側背幅調整部4とは、前記表表紙部1と表表紙側背幅調整部3と同様に、ポリプロピレンなどの合成樹脂により、一体に形成したものである。また、前記裏表紙部2と裏表紙側背幅調整部4とが見開き状態と綴じ状態とを取り得るように、その連結部(すなわち、裏表紙部2の基端部20および裏表紙側背幅調整部4の基端部40)を薄肉に形成してヒンジ機能を発揮するようにしている。
より具体的には、前記裏表紙部2は、平面視横長の略矩形状をなす薄板状のものである。本実施形態では、該裏表紙部2の内面において、その先端側端部21を内方へ若干膨出させている。また、該裏表紙部2の内面における上端側端部22と下端側端部23とを、該裏表紙部2の基端部20の上端部201及び下端部202から、前記先端側端部21に向けて、漸次高さ寸法が大きくなるように、それぞれ内方へ膨出させている。
一方、裏表紙側背幅調整部4は、平面視縦長の略矩形状をなす薄板状のものである。
そして、該裏表紙側背幅調整部4の上端部及び下端部には、前記表表紙部1と前記裏表紙部2とがスライド移動することを案内するための上端部スライド被案内部42及び下端部スライド被案内部43を、後述する案内手段91を実現するための構成要素として備えている。そして、該裏表紙側背幅調整部4の略中央部には、前記上端部スライド被案内部42及び前記下端部スライド被案内部43に加えて、後述する案内手段91を実現するための構成要素として、中央上スライド被案内部44及び中央下スライド被案内部45を備えている。
さらに、該裏表紙側背幅調整部4の上端部及び下端部には、スライド移動する前記表表紙部1と前記裏表紙部2とが離間することを防止するための上離間防止被係合部46と下離間防止被係合部47とを、後述する離間防止手段92を実現するための構成要素として備えている。
またさらに、該裏表紙側背幅調整部4の右側端部の略中央には、前記表表紙側背幅調整部3と前記裏表紙側背幅調整部4とを略最大に重合させた際に、それら表表紙側背幅調整部3と裏表紙側背幅調整部4との間に浮きが生じることを防止するための浮き防止係合部48を、後述する浮き防止手段93を実現するための構成要素として備えている。
そしてさらに、該裏表紙側背幅調整部4は、前記ベース部6を取り付けるための裏表紙ベース取付部49を備えている。
この裏表紙ベース取付部49は、該裏表紙側背幅調整部4の内面側に膨出させるとともに、その外面側に前記ベース部6を収容する裏表紙ベース収容空間4Xを形成してなる。
そしてこの裏表紙ベース取付部49には、後述する綴じ具5を支持する一対の裏表紙綴じ具支持部491を設けている。この裏表紙綴じ具支持部491は、該裏表紙側背幅調整部4の内面から略直角に起立させた平面視縦長略矩形状のリブ状のものである。なお、各裏表紙綴じ具支持部491の略中央部には、該裏表紙側背幅調整部4の先端側に向けて突出する突出部491aを設けている。
さらに、この裏表紙ベース取付部49は、上下の裏表紙綴じ具支持部491間に挟まれる位置に、前記ベース部6の所定部を露出させるための上露出部492、中露出部493、下露出部494を備えている。このうち、上露出部492及び下露出部494は、該裏表紙ベース取付部49の側端部に、前記裏表紙綴じ具支持部491と隣接して設けられるものである。また、中露出部493は、上露出部492と下露出部494との間に設けられるものである。
加えて、該裏表紙側背幅調整部4の下端部には、後述する操作手段8の一部を該裏表紙側背幅調整部4の内面から外面に挿通させるための操作手段挿通孔4Yを設けている。
さらに、該裏表紙側背幅調整部4の外面側下端部には、前記操作手段8の操作位置を決めるための略椀状に窪ませた上位置決め要素4Z1と下位置決め要素4Z2とを形成している。
またさらに、該裏表紙側背幅調整部4の外面略中央部には、後述する操作手段8の上下方向の進退を案内するためのものとして、その表面から窪ませてなる平面視略矩形状の摺動案内部4Mを備えている。
綴じ具5は、図1、図9、図10、図11等に示すように、接離動作可能な第1綴じ部51と第2綴じ部52とを備え、この第1綴じ部51の一部と第2綴じ部52の一部とが連結されて紙葉類Pを着脱不能に保持する紙葉類保持状態5A(図12(a)、(b)参照)と、その連結を解除されて紙葉類Pを着脱可能な紙葉類着脱可能状態5B(図12(c)、(d)参照)とを取り得るように構成されてなる。
より具体的には、前記第1綴じ部51は、薄板状の第1綴じ部本体511と、この第1綴じ部本体511の両端部から突出する綴じ軸512とを備えてなる。本実施形態では、これら第1綴じ部本体511と綴じ軸512とを合成樹脂により一体に形成されてなるものとしたが、例えば、金属製のものとしてもよい。
前記第2綴じ部52は、薄板状の第2綴じ部本体521と、この第2綴じ部本体521の両端部から突出するパイプ軸522とを備えてなる。本実施形態では、これら第2綴じ部本体521とパイプ軸522とを合成樹脂により一体に形成されてなるものとしたが、例えば、金属製のものとしてもよい。また、前記パイプ軸522の内径と、前記第1綴じ部51の綴じ軸512の外径とを略同一に構成している。これにより、第1綴じ部51と第2綴じ部52とを所定位置に収める際に、それら第1綴じ部51及び第2綴じ部52間の綴じ込み可能寸法PXを可変可能に構成しつつ(図12(a)、(b)参照)、両綴じ部51、52間にがたつきが発生することを防止している。
また、各綴じ部51、52には、ベース部6に支持され得る綴じ足5xと、各表紙側背幅調整部3、4に支持され得る支持足5yとを備えている。
ベース部6は、図8、図9、図10、図11などに示すように、平面視略矩形状のベース本体部61と、前記ベース本体部61の両端部からそれぞれ突出する略円柱状の一対のベース係合軸62と、部分円弧状をなし前記ベース本体部61にその一部を支持されるベース弾性部63とを備え、これら各部を合成樹脂により一体に形成してなる。また、前記ベース弾性部63には、その両端部に、前記ベース係合軸62と離間する方向に略半球体状に膨出する膨出部631を形成している。
このように構成されるベース部6は、以下のようにして、前記表表紙側背幅調整部3に取り付けて使用される。すなわち、前記表表紙側背幅調整部3の表表紙ベース収容空間3Xに前記ベース本体部61、前記ベース係合軸62および前記ベース弾性部63を収容する。このとき、前記ベース弾性部63とが、前記表表紙ベース収容空間3Xを構成する表表紙ベース収容空間構成壁3X1に当接し、ベース係合軸62が前記表表紙ベース収容空間3Xを構成する表表紙ベース収容空間構成壁3X2に当接する。しかして、ベース部6は、前記ベース弾性部63の弾性変形力によって、その表表紙ベース収容空間3Xに収容される。
なお、ベース部6を、前記裏表紙側背幅調整部4に取り付ける方法は、前記表表紙側背幅調整部3に取り付ける方法と同様であるため、説明を省略する。
操作手段8は、図6、図9、図10、図11などに示すように、平面視縦長の略矩形状をなす操作手段本体部81と、前記操作手段本体部81の基端部に設けた操作部82と、前記操作手段本体部81の先端部に設けた被ロック部83と、前記操作手段本体部81と被ロック部83とを接続する接続部84とを備えてなり、これら各部を合成樹脂により一体に形成してなる。
操作手段本体部81は、該操作手段本体部81の略中央部に、該操作手段本体部81の厚み方向に進退し得る略舌片状の舌片部811を備えている。そして、この舌片部811の周囲には、下向きに拡開する略V字状または略U字状の舌片部形成用溝812が形成されている。また、前記舌片部811の先端部には、該操作手段8の操作位置の位置を決めるための位置決め要素81aを備えている。なお、本実施形態では、この位置決め要素81aを、該舌片部811から略半球状に膨出させたものとしている。
操作部82は、操作者が指を掛けて操作し得る指掛け部821を有している。この指掛け部821は、略椀状に窪ませたものである。
被ロック部83は、平面視略L字状をなすものである。そして、この被ロック部83の先端側端部を前記表表紙側背幅調整部3のロック部31とによって、後述するロック手段7を構成している。
接続部84は、前記裏表紙側背幅調整部4の摺動案内部4Mに案内されて上下方向に摺動するものである。
ロック手段7は、前記表表紙側背幅調整部3のロック部31と、前記操作手段8の被ロック部83とによって構成されるものである。
具体的に各部を説明すると、ロック部31は平面視略矩形状のものである。そして、本実施形態では、ロック部31の周囲を、前記表表紙側背幅調整部3の厚み方向へコ字状に貫通させている。すなわち、ロック部31の基端を、表表紙側背幅調整部3のコ字状に貫通させていない他の部分に支持させている。また、該ロック部31の先端部を、該表表紙側背幅調整部3の内方に膨出するように構成し先端側に垂直対向面31aを形成している。以上の構成により、ロック部31の先端部に、表表紙側背幅調整部3の厚み方向に力を加えれば、その厚み方向にのみ、ロック部31の先端部を進退させることができる。
一方、操作手段8に設けられてなる被ロック部83は、該操作手段8が操作されることによって、ロック状態7A(図9参照)となる位置またはロック解除状態7B(図10、図11参照)となる位置に位置付けられる。そして垂直対向面83aを形成している。
そして、被ロック部83が、ロック状態7Aとなる位置に位置付けられた場合には、この被ロック部83の先端部である垂直対向面83aと前記ロック部31の先端部である垂直対向面31aとが互いに当接して、前記表表紙部1と前記裏表紙部2とはスライド移動不能になる。(図9、図7(d)参照)
また、例えば、図10に示すように、被ロック部83が、ロック解除状態7Bとなる位置に位置付けられた場合には、この被ロック部83の先端部である垂直対向面83aは、前記ロック部31の先端部である垂直対向面31aと当接しない位置に位置付けられて、前記表表紙部1と前記裏表紙部2とはスライド移動可能になる。
また、例えば、図10に示すように、被ロック部83が、ロック解除状態7Bとなる位置に位置付けられた場合には、この被ロック部83の先端部である垂直対向面83aは、前記ロック部31の先端部である垂直対向面31aと当接しない位置に位置付けられて、前記表表紙部1と前記裏表紙部2とはスライド移動可能になる。
案内手段91は、前記表表紙側背幅調整部3の上端部スライド案内部32と前記裏表紙側背幅調整部4の上端部スライド被案内部42、および前記表表紙側背幅調整部3の下端部スライド案内部33と前記裏表紙側背幅調整部4の下端部スライド被案内部43、および前記表表紙側背幅調整部3の中央上スライド案内部34と前記裏表紙側背幅調整部4の中央上スライド被案内部44、および前記表表紙側背幅調整部3の中央下スライド案内部35と前記裏表紙側背幅調整部4の中央下スライド被案内部45とによって構成されるものである。
以下、案内手段91を構成する各部を具体的に説明する。
上端部スライド案内部32は、前記表表紙側背幅調整部3の上端部に設けられるものであって、前記スライド方向に長手に各部等断面形状を有してなる、下方に開口するコ字状のものである。一方、上端部スライド被案内部42は、前記裏表紙側背幅調整部4の上端部に設けられるものであって、その上端縁に向かって表表紙上薄肉部421を形成するための表表紙上段部422と、前記表表紙上薄肉部421とによって構成されてなる。そして、この上端部スライド案内部32の開口幅を、前記上端部スライド被案内部42の厚みと略同一に構成している。
なお、下端部スライド案内部33および下端部スライド被案内部43の構成は、前記上端部スライド案内部32および上端部スライド被案内部42の構成と略同一であるので説明を省略する。
中央上スライド案内部34と中央下スライド案内部35とは、前記表表紙側背幅調整部3の略中央部に対をなすようにして配置されるものであって、略同一に構成されている。そこで、前記中央上スライド案内部34について説明すると、この中央上スライド案内部34は、前記表表紙側背幅調整部3の厚み方向に貫通するものである。そして、図2に示すように、一端部側341に、スライド方向に横長の平面視略矩形状を有し、他端部側342に、スライド方向と直交する方向に縦長の平面視略矩形状を有するものである。一方、中央上スライド被案内部44と中央下スライド被案内部45とは、前記裏表紙側背幅調整部4の略中央部に対をなすようにして形成されるものであって、略同一に構成されている。そこで、前記中央上スライド被案内部44を説明すると、この中央上スライド被案内部44は、図7(b)に示すように、該裏表紙側背幅調整部4の外面から突出する突出部4aと、この突出部4aの先端から前記スライド方向と直交する方向に伸びる鍔部4bとを備えた略T字状のものである。そして、この突出部4aの前記スライド方向と直交する方向の寸法を、前記中央上スライド案内部34の前記スライド方向と直交する方向の寸法より若干小さく構成してる。また、この突出部4aの突出する方向の寸法を、前記表表紙側背幅調整部3の厚み寸法よりも若干大きく構成している。また、鍔部4bの前記スライド方向と直交する方向r1の寸法を、前記中央上スライド案内部34の他端部側342の前記スライド方向と直交する方向の開口寸法R1より大きく構成している(図3、図7(b)参照)。
離間防止手段92は、前記表表紙側背幅調整部3の上離間防止係合部361と前記裏表紙側背幅調整部4の上離間防止被係合部46、及び、前記表表紙側背幅調整部3の下離間防止係合部371と前記裏表紙側背幅調整部4の下離間防止被係合部47とによって構成されるものである。
具体的に、各部を説明すると、前記上離間防止係合部361と前記下離間防止係合部371とは、前記表表紙側背幅調整部3の上端部および下端部に対をなすように形成されるものであって、略同一に構成されている。そこで、前記上離間防止係合部361について説明すると、この上離間防止係合部361は、前記表表紙側背幅調整部3の上端部に設けた上離間防止用凹部36の所定部に形成されるものである。この上離間防止用凹部36は、前記表表紙側背幅調整部3の内面から若干窪ませたものであって、前記スライド方向に横長の平面視略矩形状を有してなる。そして、上離間防止用凹部36の一端部には、図2、図3、図7(c)に示すように、前記表表紙側背幅調整部3の厚み方向に貫通する離間防止用貫通孔362が設けられており、この離間防止用貫通孔362の起立壁362aに上離間防止係合部361を設定している。
一方、前記上離間防止被係合部46と前記下離間防止被係合部47とは、前記裏表紙側背幅調整部4の上端部および下端部に対をなすように形成されるものであって、略同一に構成されている。そこで、前記上離間防止被係合部46について説明すると、この上離間防止被係合部46は、前記裏表紙側背幅調整部4の上端部に、図7(c)に示すように、その内面側に膨出するように形成されるものである。また、先端部461の前記離間防止用貫通孔362と対向し得る位置を窪ませている。
そして、表表紙側背幅調整部3と裏表紙側背幅調整部4との重合が略最小となる位置において、この上離間防止被係合部46が、前記上離間防止係合部361と当接し、それ以外の位置では、当接しないように構成している。
浮き防止手段93は、図7(e)などに示すように、前記表表紙側背幅調整部3の浮き防止被係合部38と、前記裏表紙側背幅調整部4の浮き防止係合部48とによって構成されるものである。
具体的には、前記浮き防止被係合部38は、前記表表紙側背幅調整部3の内面から略直角に起立させた起立片381と、この起立片381の先端に設けた係合片382とを備えるものである。
一方、前記浮き防止係合部48は、前記係合片382に係合可能なものである。ファイルFを非拡張状態S2のときは、前記浮き防止係合部48と前記係合片382とは天地方向に互いに係合することで浮き防止を呈する。
以上のように構成されるファイルFについて、その使用方法を、以下の(1)〜(7)に分けて説明する。
(1)ロック状態7A(図9)からロック解除状態7B(図10)にする操作。
(1)ロック状態7A(図9)からロック解除状態7B(図10)にする操作。
まず、表表紙側背幅調整部3のロック部31と操作手段8の被ロック部83とが当接し、ロック状態7Aにある操作手段8の操作部82に指等を掛け、操作手段8の操作部82を各表紙側背幅調整部3、4から下方に突出する位置に位置付けるべく、その指等をファイルFの下方に向けて引く。すると、操作手段8の位置決め要素81aと裏表紙側背幅調整部4の上位置決め要素4Z1との係合が解除される。また、これとともに、表表紙側背幅調整部3のロック部31と操作手段8の被ロック部83との当接も解除され、表表紙部1と裏表紙部2とを離間する方向に移動させ得るロック解除状態7Bになる。すなわち、表表紙部1と裏表紙部2とをスライド移動させることが可能になる。そして、さらにその操作部82をファイルFの下方に向けて引けば、操作手段8の位置決め要素81aが裏表紙側背幅調整部4の下位置決め要素4Z2に係合される。なお、このときもロック解除状態7Bを維持しているので、表表紙部1と裏表紙部2とをスライド移動させることができる。
(2)ロック解除状態7B(図10)からロック状態7A(図9)にする操作。
(2)ロック解除状態7B(図10)からロック状態7A(図9)にする操作。
各表紙側背幅調整部から下方に突出する位置に位置付けられている操作部82を、ファイルFの上方に向けて押し上げれば、操作手段8の位置決め要素81aと裏表紙側背幅調整部4の下位置決め要素4Z2との係合が解除される。そして、さらにその操作部82をファイルFの上方に向けて押し上げれば、操作手段8の位置決め要素81aと裏表紙側背幅調整部4の上位置決め要素4Z1とが係合し、且つ、表表紙側背幅調整部3のロック部31と操作手段8の被ロック部83とが当接する位置に位置づけられる。すなわち、表表紙部1と裏表紙部2とが離間する方向にスライド移動することを禁止されるロック状態7Aとすることができる。
(3)非拡張状態S2(図10、図12(a))から拡張状態S1(図11、図12(b))にする操作。
(3)非拡張状態S2(図10、図12(a))から拡張状態S1(図11、図12(b))にする操作。
前記(1)で説明したロック解除状態7Bにある場合、すなわち、該ファイルFの背幅を拡張していない非拡張状態S2にあるとき、表表紙部1と裏表紙部2とが離間する方向に力を加える。この離間する力を加える方法としては、表表紙部1と裏表紙部2とに略同時に、それらが離間する方向に力を加えたり、あるいは、表表紙部1および裏表紙部2のうちいずれか一方を固定しながら、他方に、それらを離間させる向きに力を加えたりする方法が挙げられる。また、表表紙側背幅調整部3や裏表紙側背幅調整部4に力を加えてもよい。
そして、上述の力が加えられることにより、表表紙部1と裏表紙部2とが離間する方向に移動を始める。このとき、各表紙側背幅調整部の上下方向に対をなすように設けた案内手段91が、前記表表紙部1と裏表紙部2とを正規の方向にスライド移動するように機能する。このため、例えば、表表紙部1と裏表紙部2の上端側が近づき且つそれらの下端側が遠ざかってしまい、スムーズに各表紙部をスライド移動させられないといった不具合が生じず、表表紙部1と裏表紙部2とのスライド移動をスムーズに行える。
そしてさらに、表表紙部1と裏表紙部2とをスライド移動させると、表表紙側背幅調整部3の上離間防止係合部361および下離間防止係合部371と、裏表紙側背幅調整部4の上離間防止被係合部46および下離間防止被係合部47とがそれぞれ当接し(図7(c)、図9参照)、表表紙部1と裏表紙部2とがさらに離間する方向へのスライド移動を禁止して、ファイルFの背幅が最大となる拡張状態S1となる。起立壁362aと先端部461の垂直壁とが互いに当接し合うことでスライド移動を禁止する。
(4)拡張状態S1(図11、図12(b))から非拡張状態S2(図10、図12(a))にする操作。
(4)拡張状態S1(図11、図12(b))から非拡張状態S2(図10、図12(a))にする操作。
表表紙部1と裏表紙部2とがさらに離間する方向へのスライド移動が禁止される位置において、操作手段8を操作しても、表表紙側背幅調整部3のロック部31と、操作手段8の被ロック部83とは当接することはない。すなわち、ロック状態7Aとなることがないので、必要に応じて、表表紙部1と裏表紙部2とが近づく方向に、それらをスライド移動させることができる。
(5)表表紙部1および表表紙側背幅調整部3と、裏表紙部2および裏表紙側背幅調整部4との取り外し作業。
(5)表表紙部1および表表紙側背幅調整部3と、裏表紙部2および裏表紙側背幅調整部4との取り外し作業。
まず、表表紙部1と裏表紙部2とがさらに離間する方向へのスライド移動が禁止される位置に位置付ける(図7(c)、図9参照)。
この状態では、上離間防止被係合部46および下離間防止被係合部47と、離間防止用貫通孔362、372とが重合する位置にある。そこで、この上離間防止被係合部46および下離間防止被係合部47を、その離間防止用貫通孔362、372から挿通させた、例えば、マイナスドライバなど先端の尖ったもの(図示せず)を利用して、図7(c)の矢印AR1の方向に力を加える。すると、上離間防止被係合部46および下離間防止被係合部47と、離間防止用貫通孔362との係合が解除される。しかして、表表紙部1および表表紙側背幅調整部3と、裏表紙部2および裏表紙側背幅調整部4とを取り外すことができる。
(6)表表紙部1および表表紙側背幅調整部3と、裏表紙部2および裏表紙側背幅調整部4との取り付け作業。
(6)表表紙部1および表表紙側背幅調整部3と、裏表紙部2および裏表紙側背幅調整部4との取り付け作業。
まず、上離間防止被係合部46および下離間防止被係合部47と、離間防止用貫通孔362とを重合する位置に位置付ける。そして、表表紙側背幅調整部3と裏表紙側背幅調整部4とを密着させる向きに力を加えればよい。
(7)紙葉類Pを綴じ具5に抜き差しする場合の操作。
(7)紙葉類Pを綴じ具5に抜き差しする場合の操作。
まず、紙葉類Pが、図12(a)に示すように、綴じ具5に綴じられて抜き差しできない状態にある際に、一方のベース部6のベース本体部61を押圧する方向に力を加える。すると、このベース部6のベース弾性部63が弾性変形して、該ベース弾性部63から綴じ具5の綴じ足5xが離間する。そして、さらに、綴じ具5を持ち上げれば、一方の表紙側背幅調整部から支持足5yを離間させることができる。しかして、図12(c)または(d)に示すように、綴じ具5を一方の表紙部から離間させ、且つ、他方の表紙部に寄せることができる。
また、寄せた側のベース部6を、同様に操作すれば、綴じ具5を完全に表紙体F1から取り外すことができる。
このように、本実施形態に係るファイルFは、表表紙部1と裏表紙部2とを、綴じ具5の綴じ込み可能寸法PXが大きくなる方向にスライド移動させることができ、綴じる紙葉類Pが多い場合でも、綴じ具5の綴じ込み可能寸法PXを広くして、紙葉類Pを好適に見開くことができる。また、背幅を調節するための表表紙側背幅調整部3と裏表紙側背幅調整部4とを、それぞれ表表紙部1と裏表紙部2とに接続しているので、部品点数が不要に多くなったり部材が紛失することもない。
すなわち、綴じ具5に密となる状態で紙葉類Pを綴じた場合でも、綴じた紙葉類Pを好適に見開いて閲覧可能であり、且つ、部品点数が不要に増えるといった問題の無い、利便性に優れたファイルFを実現できる。
また、表表紙側背幅調整部3と裏表紙側背幅調整部4とが重合し、且つ、それらに隠蔽され得る位置にロック手段7を設けているので、ロック手段7と綴じた紙葉類Pとが干渉することが無く、好適に使用することができる。
さらに、ロック手段7を、ファイルFの上下方向における略中央部分で動作させるため、例えば、ロックをしているにもかかわらず、例えば、表表紙部1の上端部(または下端部)と、裏表紙部2の上端部(または下端部)とが不意に近づいたりあるいは遠ざかったりしたりすることを好適に防止することができる。
また、操作手段8の操作部82を、各表紙側背幅調整部3、4から前記進退方向8DRへ突出する位置に位置付けた際に、前記ロック手段8によるロックが解除され、前記各表紙部がスライド移動可能となるように構成しているので、紙葉類Pを綴じた状態でも、操作手段8を好適に操作することができる。
また、案内手段91を備えているので、表表紙部1と裏表紙部2とのスライド移動をスムーズにできる。
さらに、離間防止手段92を備えているので、スライド移動する表表紙部1と裏表紙部2とが離間して別々になることもない。
またさらに、浮き防止手段93によって、各表紙側背幅調整部3、4間に浮きが生じることを好適に防止できるので、ファイルFの外観を向上させることができる。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
例えば、前記表表紙側背幅調整部3と前記裏表紙側背幅調整部4とが重合する位置に、図示しない背表紙部を設け、さらに外観を向上させることもできる。
また、図13、図14に示すように、操作手段8を、表表紙部1と裏表紙部2とのスライド方向と平行に配置してもよい。
このように構成すると、例えば、ロック動作やロック解除動作を、表表紙部1と裏表紙部2とを、見開き状態や綴じ状態とする動作とともに、ワンアクションで行うことができる。
さらに、綴じ具にロック手段としての機能を具備させることも考えられる。
具体的には、図15に示すように、綴じ具5に、その綴じ込み可能寸法が変化することを禁止する綴じ具ロック手段77と、この綴じ具ロック手段77を、前記綴じ込み可能寸法が変化することを禁止したロック状態およびその禁止を解除したロック解除状態のうち少なくともいずれかの状態に操作可能な第2操作手段88とを備えるようにすればよい。
さらに詳述すると、図15(c)に示すように、綴じ軸512の先端部を、傾斜面512aを有するように漸次先細りにするとともに、その先端部に軸方向へ伸びるスリット512sを設ける。一方、第2操作手段88を、前記綴じ軸512の傾斜面512aと当接可能な傾斜面88aを有するように構成し、且つ、前記スリット512s内に位置付けられる突出部881を設け、この突出部881を前記綴じ軸512の先端部に設けた軸部512bで軸支させることにより該第2操作手段88をその軸部512bを軸心として回動可能に構成すればよい。
このように構成すれば、例えば、図15(a)に示すように、綴じ軸512と第2操作手段88とを一直線状にすれば、非拡張状態S2にある第1綴じ部51と第2綴じ部52とを拡張状態S1にすることができ、図15(b)に示すように、第2操作手段88を綴じ軸512に対して略直角にすれば、非拡張状態S2にある第1綴じ部51と第2綴じ部52が拡張状態S1になることを禁止することができる。すなわち、第2操作手段88と第1綴じ部本体511とが当接して、綴じ具ロック手段77としての機能を発揮する。なお、第1綴じ部本体511に、綴じ軸512に対して略直角にした第2操作手段88を収容し得る窪み部511aを設ければ、指などが第2操作手段88に当たってロックが不意に解除されることを効果的に防止することができ、加えて、外観上の見栄えもよくなる。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
F・・・・・ファイル
F1・・・・表紙体
P・・・・・紙葉類
PX・・・・綴じ込み可能寸法
1・・・・・表表紙部
2・・・・・裏表紙部
3・・・・・表表紙側背幅調整部
4・・・・・裏表紙側背幅調整部
5・・・・・綴じ具
7・・・・・ロック手段
7A・・・・ロック状態
7B・・・・ロック解除状態
8・・・・・操作手段
8DR・・・進退方向
31・・・・ロック部
38・・・・浮き防止被係合部
46・・・・離間防止被係合部(上離間防止被係合部)
47・・・・離間防止被係合部(上離間防止被係合部)
48・・・・浮き防止係合部
51・・・・一端部(第1綴じ部)
52・・・・他端部(第2綴じ部)
83・・・・被ロック部
91・・・・案内手段
92・・・・離間防止手段
93・・・・浮き防止手段
361・・・離間防止係合部(上離間防止係合部)
362・・・離間防止用貫通孔
371・・・離間防止係合部(下離間防止係合部)
77・・・綴じ具ロック手段
88・・・第2操作手段
F1・・・・表紙体
P・・・・・紙葉類
PX・・・・綴じ込み可能寸法
1・・・・・表表紙部
2・・・・・裏表紙部
3・・・・・表表紙側背幅調整部
4・・・・・裏表紙側背幅調整部
5・・・・・綴じ具
7・・・・・ロック手段
7A・・・・ロック状態
7B・・・・ロック解除状態
8・・・・・操作手段
8DR・・・進退方向
31・・・・ロック部
38・・・・浮き防止被係合部
46・・・・離間防止被係合部(上離間防止被係合部)
47・・・・離間防止被係合部(上離間防止被係合部)
48・・・・浮き防止係合部
51・・・・一端部(第1綴じ部)
52・・・・他端部(第2綴じ部)
83・・・・被ロック部
91・・・・案内手段
92・・・・離間防止手段
93・・・・浮き防止手段
361・・・離間防止係合部(上離間防止係合部)
362・・・離間防止用貫通孔
371・・・離間防止係合部(下離間防止係合部)
77・・・綴じ具ロック手段
88・・・第2操作手段
Claims (17)
- 相対的にスライド移動可能な表表紙部及び裏表紙部と、
背側にスライド可能に重合して配置され且つ前記表表紙部と前記裏表紙部とにそれぞれ接続されてなる表表紙側背幅調整部及び裏表紙側背幅調整部と、
一端部を前記表表紙部または前記表表紙側背幅調整部に直接または間接的に支持され且つ他端部を前記裏表紙部または前記裏表紙側背幅調整部に直接または間接的に支持されるとともに前記スライド移動に応じて綴じ込み可能寸法が変化可能な綴じ具とを備えた紙葉類を綴じるためのファイルであって、
前記表表紙部と前記裏表紙部とのスライド移動を禁止するロック手段と、
前記ロック手段を、前記表表紙部と前記裏表紙部とのスライド移動を禁止したロック状態およびその禁止を解除したロック解除状態のうち少なくともいずれかの状態に操作可能な操作手段とを具備していることを特徴とするファイル。 - 前記ロック手段を、前記表表紙側背幅調整部と前記裏表紙側背幅調整部とが重合する位置に設けていることを特徴とする請求項1記載のファイル。
- 前記ロック手段を、前記表表紙側背幅調整部と前記裏表紙側背幅調整部とによって外部から隠蔽される位置に設けていることを特徴とする請求項2記載のファイル。
- 前記ロック手段を、前記表表紙側背幅調整部および前記裏表紙側背幅調整部のスライド方向と直交する方向における両端部を避ける位置に設けていることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載のファイル。
- 前記ロック手段が、前記操作手段の操作によって当接または係合する位置に位置付けられてロック状態となるロック部と被ロック部とを備えるものであって、
前記ロック部および被ロック部のいずれか一方を操作手段に設け、他方を前記表表紙側背幅調整部または前記裏表紙側背幅調整部に設けていることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載のファイル。 - 前記ロック手段を、前記表表紙側背幅調整部と前記裏表紙側背幅調整部との重合が略最大となる位置で、ロック状態となり得るように構成していることを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載のファイル。
- 前記操作手段が、前記各表紙部のスライド方向と直交する進退方向に進退するものであって、
該操作手段の一部を、前記各表紙側背幅調整部から前記進退方向へ突出する位置に位置付けた際に、前記ロック手段によるロックが解除され、前記各表紙部がスライド移動可能となるように構成していることを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載のファイル。 - 前記表表紙部と前記裏表紙部とのスライド移動を案内する案内手段を具備していることを特徴とする請求項1乃至7いずれか記載のファイル。
- 前記案内手段が対をなすものであって、前記スライド方向と平行をなすように、前記表表紙側背幅調整部及び前記裏表紙側背幅調整部に配置されることを特徴とする請求項8記載のファイル。
- 前記表表紙側背幅調整部と前記裏表紙側背幅調整部とがスライド移動により離間することを防止する離間防止手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至9いずれか記載のファイル。
- 前記離間防止手段が、前記表表紙側背幅調整部と前記裏表紙側背幅調整部との重合が略最小となる位置において当接または係合する離間防止係合部と離間防止被係合部とを備えるものであって、
前記離間防止係合部および前記離間防止被係合部のうちいずれか一方を前記表表紙側背幅調整部に設け、他方を前記裏表紙側背幅調整部に設けていることを特徴とする請求項10記載のファイル。 - 前記離間防止係合部が、該離間防止係合部を備えた表紙部の厚み方向に貫通させてなる離間防止用貫通孔に形成されるものであって、
この離間防止用貫通孔を利用して、前記離間防止係合部と前記離間防止被係合部との当接または係合を解除し得るように構成していることを特徴とする請求項10または11記載のファイル。 - 前記表表紙側背幅調整部と前記裏表紙側背幅調整部とを略最大に重合させた際に、
それら表表紙側背幅調整部と裏表紙側背幅調整部との間に浮きが生じることを防止する浮き防止手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至12いずれか記載のファイル。 - 前記浮き防止手段が、係合可能な浮き防止係合部と浮き防止被係合部とを備えるものであって、
前記浮き係合部及び浮き防止被係合部のうち一方を表表紙側背幅調整部に設け、
他方を裏表紙側背幅調整部に設けていることを特徴とする請求項13記載のファイル。 - 請求項1乃至14いずれか記載のファイルを構成するものであって、
前記表表紙部および前記裏表紙部と、前記表表紙側背幅調整部および前記裏表紙側背幅調整部とを少なくとも備えていることを特徴とする表紙体。 - 前記表表紙部と前記裏表紙部との間に、背表紙部を備えていることを特徴とする請求項15記載の表紙体。
- 対をなす表表紙部及び裏表紙部と、
前記表表紙部と裏表紙部との間に設けられる背表紙部と、
一端部および他端部を前記背表紙部に直接または間接的に支持されるとともに綴じ込み可能寸法が変化可能な綴じ具とを備えた紙葉類を綴じるためのファイルであって、
前記綴じ具に、その綴じ込み可能寸法が変化することを禁止する綴じ具ロック手段を備えるとともに、
前記綴じ具ロック手段を、前記綴じ込み可能寸法が変化することを禁止したロック状態およびその禁止を解除したロック解除状態のうち少なくともいずれかの状態に操作可能な第2操作手段を備えていることを特徴とするファイル。
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