JP4623100B2 - カーテンシールドエアバッグ取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の車両に適用されるカーテンシールドエアバッグ取付構造に関する。
自動車等の車両においては、近年、車両緊急時(特に、側面衝突時)の安全性向上のために、カーテンシールドエアバッグが設置されたものがある。この種のカーテンシールドエアバッグでは、室内上側面にエアバッグ袋体が展開可能に設けられており、車両緊急時には当該エアバッグ袋体が膨張展開して乗員(特に、頭部)を保護する。
ここで、エアバッグ袋体の膨張展開に際しては、通常はエアバッグ袋体を被覆している天井内張り材(ルーフヘッドライニング)の周縁部が、エアバッグ袋体の膨張圧力によって車室内側へ大きく押し開かれ、エアバッグ袋体が車室内に展開する構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このような従来のカーテンシールドエアバッグの取付構造では、前述の如きエアバッグ袋体の展開性能を確保するために、各取付部品の材料強度の設定や寸法調整が煩雑であるという問題があった。
すなわち、エアバッグ袋体は通常は室内上側面に展開可能に設けられると共に天井内張り材によって被覆されており、さらに、この天井内張り材はこれに取り付けられた樹脂製のクリップが、車体に取り付けられた金属クリップに嵌合係止することで所定位置に保持されている。エアバッグ袋体の展開時には、このエアバッグ袋体が自身の膨張圧力によって天井内張り材を撓ませて車室内側へ大きく押し開く構成となっている。したがって、天井内張り材を所定位置に保持固定する金属クリップ及び掛止め爪の性能としては、エアバッグ袋体のスムーズな展開性を確保する必要があるため「抜け易さ」が求められ、反面、通常時には天井内張り材を所定位置に確実に保持固定する必要があるため「抜け難さ」が求められる。すなわち、当該金属クリップ及び掛止め爪には、互いに相反する性能が要求されていた。
例えば、通常時に天井内張り材を所定位置に確実に保持固定するために金属クリップ及び掛止め爪を不要に高強度に設定すれば、エアバッグ袋体の展開性を悪化させる原因となり、一方、金属クリップ及び掛止め爪の抜け強度を不要に低く設定すれば、樹脂製の掛止め爪の割れや飛散が生じてこれを防止するための新たな対策(例えば、当該掛止め爪の周辺部位に不織布を張り付ける等)が必要となってしまう。
このように、従来では天井内張り材を保持固定するための金属クリップや掛止め爪及び関連する各部品の材料強度の設定や調整あるいはその寸法設定や調整が煩雑であり、これを解消できる手段が求められていた。
特開2001−58555号公報
本発明は上記事実を考慮し、各取付部品の煩雑な材料強度の設定や寸法調整が不要であり、カーテンシールドエアバッグを被覆する天井内張り材を確実に保持すると共にエアバッグ袋体のスムーズな展開性能を確保するという互いに相反する要求を共に満足することができるカーテンシールドエアバッグ取付構造を得ることが目的である。
請求項1に係る発明のカーテンシールドエアバッグ取付構造は、車両の室内上側面に配置され、室内へ向けて展開可能なエアバッグ袋体を備えたカーテンシールドエアバッグと、
前記カーテンシールドエアバッグを被覆すると共に、開放移動時に前記エアバッグ袋体の展開を可能にする天井内張り材と、通常は前記天井内張り材を所定位置に保持すると共に、前記カーテンシールドエアバッグ作動時に前記エアバッグ袋体の膨張に伴って前記天井内張り材の前記保持を解除する仮止め手段と、前記カーテンシールドエアバッグ作動時に前記エアバッグ袋体の膨張によって、前記仮止め手段による前記保持の解除を補助する解除補助手段と、を備え、前記仮止め手段は、車体に取り付けられた金属クリップと、前記天井内張り材に取り付けられ前記金属クリップに嵌合係止する樹脂製の掛止め爪と、を有し、前記解除補助手段は、一端が前記エアバッグ袋体に取り付けられ他端が前記金属クリップと掛止め爪との嵌合間に巻き込まれて係止された抜去布とされる、ことを特徴としている。
請求項1記載のカーテンシールドエアバッグ取付構造では、通常は、エアバッグ袋体は室内上側面に展開可能に設けられると共に天井内張り材によって被覆されており、さらに、この天井内張り材は仮止め手段によって所定位置に保持されている。
エアバッグ袋体の展開時には、このエアバッグ袋体の膨張に伴って仮止め手段が天井内張り材の保持を解除して、天井内張り材の開放移動が可能になる。さらに、エアバッグ袋体の膨張によって天井内張り材が車室内側へ大きく押し開かれ開放移動されながら、エアバッグ袋体が車室内に展開する。
ここで、請求項1記載のカーテンシールドエアバッグ取付構造では、通常は天井内張り材を所定位置に保持固定する仮止め手段は、エアバッグ袋体の展開時にはこれに伴って天井内張り材の保持を解除するが、この際には、これに加えて、エアバッグ袋体の膨張によって解除補助手段が作動し、仮止め手段による天井内張り材の保持の解除を補助する。
すなわち、エアバッグ袋体の展開時には、解除補助手段によって、仮止め手段の保持解除動作が補助されて、天井内張り材の開放移動が容易になる。したがって、結果的にエアバッグ袋体がスムーズに展開する。
すなわち、仮止め手段には、通常時には天井内張り材を所定位置に確実に保持固定する大きな保持力(所謂「抜け難さ」)が求められ、しかも、エアバッグ袋体の展開時には速やかな保持解除性(所謂「抜け易さ」)が求められるが、この仮止め手段を、通常時に天井内張り材を確実に保持固定するように大きな保持力に(所謂「抜け難く」)設定しても、エアバッグ袋体の展開時には解除補助手段の作動によって仮止め手段の保持解除動作が補助され(所謂「抜け易さ」が向上し)、速やかに保持解除が行われる。したがって、天井内張り材の開放移動が容易になって、エアバッグ袋体のスムーズな展開性を確保することができる。
このように、請求項1記載のカーテンシールドエアバッグ取付構造では、各取付部品の煩雑な材料強度の設定や寸法調整が不要であり、しかも、解除補助手段を設けたことにより、カーテンシールドエアバッグを被覆する天井内張り材を確実に保持すると共にエアバッグ袋体のスムーズな展開性能を確保するという互いに相反する要求を共に満足することができる。
さらに詳述すると、請求項記載のカーテンシールドエアバッグ取付構造では、エアバッグ袋体の展開時には、このエアバッグ袋体の膨張に伴って金属クリップと掛止め爪との嵌合が外れて天井内張り材の保持を解除して、天井内張り材の開放移動が可能になる。さらに、エアバッグ袋体の膨張によって天井内張り材が車室内側へ大きく押し開かれ開放移動されながら、エアバッグ袋体が車室内に展開する。
ここで、通常は天井内張り材を所定位置に保持固定する金属クリップと掛止め爪とは、エアバッグ袋体の展開時にはこれに伴って天井内張り材の保持を解除するが、この際には、これに加えて、エアバッグ袋体の膨張によって抜去布が引張られ、掛止め爪が金属クリップから抜け出すように補助的に力を付与する。すなわち、抜去布が引張られることにより、金属クリップと掛止め爪による天井内張り材の保持の解除力が強制的に補充される。
すなわち、エアバッグ袋体の展開時には、抜去布によって、金属クリップと掛止め爪による保持解除動作が補助されて、天井内張り材の開放移動が容易になる。したがって、結果的にエアバッグ袋体がスムーズに展開する。
このように、請求項記載のカーテンシールドエアバッグ取付構造では、各取付部品の煩雑な材料強度の設定や寸法調整が不要であり、しかも、抜去布を設けたことにより、カーテンシールドエアバッグを被覆する天井内張り材を確実に保持すると共にエアバッグ袋体のスムーズな展開性能を確保するという互いに相反する要求を共に満足することができる。
しかも、単に、仮止め手段として金属クリップと掛止め爪とを有する構成とすると共に、解除補助手段として抜去布を適用した構成であるため、簡単な構造により実現可能である。
請求項1に係る発明のカーテンシールドエアバッグ取付構造は、各取付部品の煩雑な材料強度の設定や寸法調整が不要であり、しかも、カーテンシールドエアバッグを被覆する天井内張り材を確実に保持すると共にエアバッグ袋体のスムーズな展開性能を確保するという互いに相反する要求を共に満足することができるという優れた効果を有している。
さらに、簡単な構造により実現可能であるという優れた効果を有している。
以下、図1乃至図4を用いて、本発明の実施形態について説明する。なお、各図において、矢印X方向が車両室内側であり、矢印Y方向が車両室外側である。
図1には、本発明の実施形態に係るカーテンシールドエアバッグ取付構造が適用されて構成されたカーテンシールドエアバッグ10の構成が断面図にて示されている。
カーテンシールドエアバッグ10は、車両の室内上側部分に設けられたルーフサイドレール12の車両室内側近傍に配置されており、エアバッグ袋体14が展開可能に設けられている。一方、ルーフサイドレール12の車両室外側下端縁には、オーニングトリム16が取り付けられている。
また、ルーフサイドレール12の下方には、天井内張り材18が配置されている。天井内張り材18の車両外側先端部は、オーニングトリム16の下端縁に重なり合うように設けられており、これによりカーテンシールドエアバッグ10を被覆している。さらに、天井内張り材18は、車両室内側の先端部分を支点として車両外側先端部分が下方へ(重なり合うように設けられたオーニングトリム16の下端縁から離間する方向へ)開放移動可能であり、開放移動することでエアバッグ袋体14の展開を可能にする構成となっている。
また、天井内張り材18の内方(裏面側)には、仮止め手段を構成する掛止め爪20が取り付けられている。この掛止め爪20は樹脂製とされており、天井内張り材18の裏面側から上方へ向けて立設されており、仮止め手段を構成する金属クリップ22に対応している。
金属クリップ22は、主要部分が断面視逆V字形に形成されており、オーニングトリム16が取り付けられたルーフサイドレール12の下端縁に固定されている。すなわち、この金属クリップ22に掛止め爪20が嵌合係止することで、通常は天井内張り材18が所定位置(カーテンシールドエアバッグ10を被覆する位置)に保持されており、しかも、カーテンシールドエアバッグ10の作動時にはエアバッグ袋体14の膨張に伴って金属クリップ22から掛止め爪20が抜け出されて天井内張り材18の保持を解除する構成である。
さらに、金属クリップ22には、解除補助手段としての抜去布24が設けられている。抜去布24は、その車両室外側先端部分に設けられた係止開口が、金属クリップ22から突設された係止突起26に引っ掛けられて保持されており、さらに、先端部分近傍が折り返された後に金属クリップ22と掛止め爪20の嵌合間に巻き込まれて設けられている。すなわち、抜去布24を介在させた状態で掛止め爪20が金属クリップ22内に嵌合した構成となっている。また、抜去布24の他端部は、カーテンシールドエアバッグ10のエアバッグ袋体14に連結接続されている。したがって、エアバッグ袋体14が膨張する際には、このエアバッグ袋体14の膨張によって抜去布24が引張られ、この抜去布24の張力によって、掛止め爪20が金属クリップ22から抜け出すように補助的に力を付与する(すなわち、金属クリップ22と掛止め爪20とによる天井内張り材18の保持の解除を補助する)構成となっている。なおこの際には、係止突起26に引っ掛けられた抜去布24の先端部分は、他に影響なく破断して外れるように設定されている。
以下に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
上記構成のカーテンシールドエアバッグ10及びその取付構造においては、通常は、エアバッグ袋体14は車両室内上側面に展開可能に収納されると共に天井内張り材18によって被覆されており、さらに、この天井内張り材18は、掛止め爪20が金属クリップ22に嵌合係止することで所定位置に保持されている(図1図示状態)。
エアバッグ袋体14の展開時には、このエアバッグ袋体14の膨張に伴って金属クリップ22と掛止め爪20との嵌合が外れて天井内張り材18の保持を解除して、天井内張り材18の開放移動が可能になる。さらに、エアバッグ袋体14の膨張によって天井内張り材18が車両室内側へ大きく押し開かれ開放移動されながら、エアバッグ袋体14が車両室内に展開する。
さらにここで、このカーテンシールドエアバッグ10では、通常は天井内張り材18を所定位置に保持固定する金属クリップ22と掛止め爪20は、エアバッグ袋体14の展開時にはこれに伴って掛止め爪20が金属クリップ22から抜け出すことで天井内張り材18の保持を解除するが、この際(展開初期)にはこれに加えて、図2に示す如く、エアバッグ袋体14の膨張によって抜去布24が矢印A方向へ引張られる。このため、抜去布24の張力によって掛止め爪20を押し下げる力が生じ、掛止め爪20が金属クリップから抜け出すように矢印B方向へ補助的に力が付与される。すなわち、抜去布24が引張られることにより、金属クリップ22と掛止め爪20による天井内張り材18の保持の解除力が強制的に補充されて、掛止め爪20が金属クリップ22から抜け出す。
エアバッグ袋体14の展開中期には、図3に示す如く、エアバッグ袋体14の展開が進行しながら、係止突起26に引っ掛けられた抜去布24の先端部分が破断して外れる。
さらに、エアバッグ袋体14の展開が完了する時点では、図4に示す如く、掛止め爪20は天井内張り材18と共に金属クリップ22から大きく離間して、エアバッグ袋体14はスムーズに展開が完了する。
このように、エアバッグ袋体14の展開に際しては、その初期段階において、抜去布24によって、金属クリップ22と掛止め爪20による保持解除動作が補助されて、天井内張り材18の開放移動が容易になる。したがって、結果的にエアバッグ袋体14がスムーズに展開する。
すなわち、仮止め手段としての金属クリップ22及び掛止め爪20には、通常時には天井内張り材18を所定位置に確実に保持固定する大きな保持力(所謂「抜け難さ」)が求められ、しかも、エアバッグ袋体14の展開時には速やかな保持解除性(所謂「抜け易さ」)が求められるが、この金属クリップ22及び掛止め爪20(仮止め手段)を、通常時に天井内張り材18を確実に保持固定するように大きな保持力に(所謂「抜け難く」)設定しても、エアバッグ袋体14の展開時には抜去布24(解除補助手段)の作動によって掛止め爪20が金属クリップ22から抜け出すように補助的に力を付与され(所謂「抜け易さ」が向上し)、速やかに保持解除が行われる。したがって、天井内張り材18の開放移動が容易になって、エアバッグ袋体14のスムーズな展開性を確保することができる。
このように、本実施形態に係るカーテンシールドエアバッグ10及びその取付構造では、各取付部品の煩雑な材料強度の設定や寸法調整が不要であり、しかも、抜去布24を設けたことにより、カーテンシールドエアバッグ10を被覆する天井内張り材18を確実に保持すると共にエアバッグ袋体14のスムーズな展開性能を確保するという互いに相反する要求を共に満足することができる。
しかも、単に、仮止め手段として金属クリップ22と掛止め爪20とを有する構成とすると共に、解除補助手段として抜去布24を適用した構成であるため、簡単な構造により実現可能である。
なお、前述した実施形態においては、解除補助手段として抜去布24を設けた構成として説明したが、解除補助手段としてはこれに限るものではなく、他の同等部材、例えば「糸」や「紐」あるいは「ベルト」等によって解除補助手段を構成してもよい。この場合であっても、前記実施形態における抜去布24と同様の作用効果を得ることができる。
本発明の実施形態に係るカーテンシールドエアバッグ及びその取付構造の構成を示し、通常時における断面図である。 本発明の実施形態に係るカーテンシールドエアバッグ及びその取付構造の構成を示し、エアバッグ袋体の展開初期における断面図である。 本発明の実施形態に係るカーテンシールドエアバッグ及びその取付構造の構成を示し、エアバッグ袋体の展開中期における断面図である。 本発明の実施形態に係るカーテンシールドエアバッグ及びその取付構造の構成を示し、エアバッグ袋体の展開完了時における断面図である。
符号の説明
10 カーテンシールドエアバッグ
14 エアバッグ袋体
18 天井内張り材
20 掛止め爪(仮止め手段)
22 金属クリップ(仮止め手段)
24 抜去布(解除補助手段)
26 係止突起

Claims (1)

  1. 車両の室内上側面に配置され、室内へ向けて展開可能なエアバッグ袋体を備えたカーテンシールドエアバッグと、
    前記カーテンシールドエアバッグを被覆すると共に、開放移動時に前記エアバッグ袋体の展開を可能にする天井内張り材と、
    通常は前記天井内張り材を所定位置に保持すると共に、前記カーテンシールドエアバッグ作動時に前記エアバッグ袋体の膨張に伴って前記天井内張り材の前記保持を解除する仮止め手段と、
    前記カーテンシールドエアバッグ作動時に前記エアバッグ袋体の膨張によって、前記仮止め手段による前記保持の解除を補助する解除補助手段と、
    を備え
    前記仮止め手段は、車体に取り付けられた金属クリップと、前記天井内張り材に取り付けられ前記金属クリップに嵌合係止する樹脂製の掛止め爪と、を有し、
    前記解除補助手段は、一端が前記エアバッグ袋体に取り付けられ他端が前記金属クリップと掛止め爪との嵌合間に巻き込まれて係止された抜去布とされる、
    ことを特徴とするカーテンシールドエアバッグ取付構造。
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