JP4622846B2 - 電子写真用トナーセット、電子写真用現像剤及びそれを用いた画像形成方法 - Google Patents
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Description
(数1)
式(1):ΔG={GI−GC}
式(2):10重量%≦ΔG≦45重量%
[結着樹脂]
画像出力媒体上に不可視情報を含む画像を形成する場合、一般的に可視画像、すなわちカラー画像が主である。特にフルカラー画像では図版、写真等を含む場合が多く、高画質の観点から、最終画質に対しては高い光沢度を持つことが要求され、トナー材料、特に結着樹脂は、画像出力媒体表面との光沢度差であるΔグロスが大きくなるように材料設計される。
本発明における『ゲル分率』とは、有機溶媒に対する結着樹脂の不溶分の重量百分率であり、以下のようにして測定した値である。
密閉できる遠心分離管に、結着樹脂0.500gを試料として精秤して投入し、さらにテトラヒドロフランをピペットで20ml測り取り混合する。遠心分離管を密閉し、25℃の環境下でボールミルにて5時間混合溶解する。混合後の容器を回転速度10000rpmで60分間遠心分離を行う。ピペットを用いて遠心分離後の上澄み層から5ml採取し、風袋重量を測ったアルミ皿に移す。そのアルミ皿をヒーターを備えた真空乾燥機にて60℃で6時間減圧乾燥し、乾燥後重量からアルミ皿重量を引き、析出樹脂重量を求める。
(数2)
ゲル分率(%)=((析出樹脂重量)×4)−0.500)÷0.500×100
式(1):ΔG={GI−GC}
式(2):10重量%≦ΔG≦45重量%
式(2)において、15重量%≦ΔG≦45重量%であることがより好ましい。
また、本発明の不可視トナー粒子は、上記重量平均分子量範囲の結着樹脂に加え、不可視情報を記録し、必要に応じて検出可能とする為に近赤外光吸収材料を含有している。
本発明のトナーセットにおけるトナー粒子に使用し得る結着樹脂としては特に限定されるものではないが、ポリエチレン、ポリプロピレン等のエチレン系樹脂、ポリスチレン、ポリ(α−メチルスチレン)等を主成分とするスチレン系樹脂、ポリメチルメタアクリレート、ポリアクリロニトリル等を主成分とする(メタ)アクリル系樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリエステル樹脂及びこれらの共重合樹脂が挙げられるが、電子写真用トナーとして用いる際の帯電安定性や現像耐久性の観点からスチレン系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、スチレン−(メタ)アクリル系共重合樹脂及びポリエステル樹脂が好ましい。
離型剤としては公知のものを使用することができ、例えば、パラフィンワックス及びその誘導体、モンタンワックス及びその誘導体、マイクロクリスタリンワックス及びその誘導体、フィッシャートロプシュワックス及びその誘導体、ポリオレフィンワックス及びその誘導体等である。この誘導体には、酸化物、ビニルモノマーとの重合体、グラフト変性物が含まれる。この他にも、アルコール、脂肪酸、植物系ワックス、動物系ワックス、鉱物系ワックス、エステルワックス、酸アミド等が挙げられるが、これらに何ら限定されるものではない。
帯電制御剤としては、公知のものを使用することができるが、アゾ系金属錯化合物、サリチル酸の金属錯化合物、極性基を含有するレジンタイプの帯電制御剤を用いることができる。湿式製法でトナーを製造する場合、イオン強度の制御と廃水汚染の低減との点で、水に溶解しにくい素材を使用するのが好ましい。なお、本発明のにおけるトナーは、磁性材料を内包する磁性トナー及び磁性材料を含有しない非磁性トナーのいずれであってもよい。
本発明のトナーセットにおいて、可視画像形成用に使用するカラートナー粒子は、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック色及び、レッド、ブルー、グリーン等、所望する色の公知のものを用いることができるが、近赤外光吸収材料を含有する不可視トナーとの併用を前提としていることより、近赤外光領域における吸収率(近赤外光吸収率)が、5%以下であるカラートナー粒子を用いることが、不可視情報の読み取り精度確保の観点で好ましい。
更に、不可視トナーの長期保存性、流動性、現像性、転写性をより向上させる為に、添加剤として、無機粉、樹脂粉を用いてもよい。
上記内部添加剤を、不可視トナー粒子内部に添加する方法としては公知の手法を用いることができるが、特に熱溶融混練処理が好適に用いられる。この時の混練としては、各種の加熱混練機を用いて行うことができる。加熱混練機としては、三本ロール型、一軸スクリュー型、二軸スクリュー型、バンバリーミキサー型が挙げられる。
本発明の電子写真用現像剤は、キャリアと、電子写真用トナーセットと、からなる電子写真用現像剤であって、該電子写真用トナーセットが、本発明の電子写真用トナーセットであることが好ましい。本発明の電子写真用現像剤は、公知の手法により、キャリアと、本発明の電子写真用トナーと、を混合処理することにより得ることができる。また、本発明の電子写真用現像剤は、前記電子写真用トナーは非磁性であり、キャリアは磁性を有するものを混合してなる二成分現像剤であることが好ましい。
(不可視画像の具体例)
次に、本発明の画像形成方法により形成される不可視画像の画像構成、不可視画像の目視による認識、および、不可視画像の機械読み取り等について具体的に説明する。不可視画像は、本発明の電子写真用トナーを用いて形成されるもので、近赤外光照射により機械読み取り可能であれば特に限定されるのではないが、文字、数字、記号、模様、絵、写真等の画像からなるのは勿論、JAN、標準ITF、Code128、Code39、NW−7等と呼ばれる公知のバーコードのような2次元パターンであってもよい。
以下、本発明の画像形成方法を、画像形成装置を用いた実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明においては、画像形成装置の一例として、電子写真法により、不可視画像を形成する画像形成装置と、不可視画像と共に可視画像を同時に形成する画像形成装置と、を例に挙げて説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
JIS規格「Z8741」に定められるところの鏡面光沢度において、60度鏡面光沢度Gs(60°)測定方法を用いて、定着温度:170℃における、カラー画像 及び 不可視画像のそれぞれについて画像表面光沢度を測定した。両表面光沢度Gs(60°)の差ΔGs(60°)が0%≦ΔGs(60°)≦50%であれば、両画質上問題ないレベルと判断した。なお、上記光沢度は、(Gardner社製の光沢度計「マイクロ-トリ-グロス光沢計」)を用いた。
本発明における粒度測定について述べる。本発明において測定する粒子が2μm以上の場合、測定装置としてはコールターマルチサイザーII型(ベックマンーコールター社製)を用い、電解液はISOTON−II(ベックマンーコールター社製)を使用した。
本発明の静電荷象現像用トナーセットに用いる結着樹脂において、分子量測定は、以下の条件で行ったものである。GPCは「HLC−8120GPC、SC−8020(東ソー(株)社製)装置」を用い、カラムは「TSKgel、SuperHM−H(東ソー(株)社製6.0mmID×15cm)」を2本用い、溶離液としてTHF(テトラヒドロフラン)を用いた。実験条件としては、試料濃度0.5%、流速0.6ml/min.、サンプル注入量10μl、測定温度40℃、RI検出器を用いて実験を行った。また、検量線は東ソー社製「polystylene標準試料TSK standard」:「A−500」、「F−1」、「F−10」、「F−80」、「F−380」、「A−2500」、「F−4」、「F−40」、「F−128」、「F−700」の10サンプルから作製した。
不可視トナーの作製に用いた近赤外光吸収材料としては、下記の3種の内より選択して用いた。
近赤外光吸収材料(1)本文中・式(4)に記載のナフタロシアニン系化合物
近赤外光吸収材料(2)本文中・式(5)に記載のアミニウム系化合物
近赤外光吸収材料(3)CuO:38.1重量部、Al2O3:5重量部、P2O3:53.5重量部、K2O:3.6重量部からなるガラスを熱処理により結晶化し、粒径が数μm程度になるまで機械的に粉砕した銅燐酸結晶化ガラス
上述したように、密閉できる遠心分離管に、結着樹脂0.500gを試料として精秤して投入し、さらにテトラヒドロフランをピペットで20ml測り取り混合する。遠心分離管を密閉し、25℃の環境下でボールミルにて5時間混合溶解する。混合後の容器を回転速度10000rpmで60分間遠心分離を行う。ピペットを用いて遠心分離後の上澄み層から5ml採取し、風袋重量を測ったアルミ皿に移す。そのアルミ皿をヒーターを備えた真空乾燥機にて60℃で6時間減圧乾燥し、乾燥後重量からアルミ皿重量を引き、析出樹脂重量を求める。
ゲル分率(%)=((析出樹脂重量)×4)−0.500)÷0.500×100
(結着樹脂I1)
アルコール成分
ビスフェノールAプロピレンオキサイド(1モル付加物) ・・・ 30モル部
ビスフェノールAエチレンオキサイド(1モル付加物) ・・・ 70モル部
酸成分
無水ピロメリット酸 ・・・ 15モル部
テレフタル酸ジメチル ・・・ 50モル部
イソフタル酸ジメチル ・・・ 10モル部
フマル酸 ・・・ 25モル部
以上のモル比率にて、ジブチル錫オキサイドを触媒として添加し、重合釜にて減圧、加熱混合により縮重合させ、結着樹脂I1を合成した。結着樹脂I1の重量平均分子量は24000、ゲル分率は36%であった。
アルコール成分
ビスフェノールAプロピレンオキサイド(1モル付加物) ・・・ 30モル部
ビスフェノールAエチレンオキサイド(1モル付加物) ・・・ 70モル部
酸成分
無水ピロメリット酸 ・・・ 18モル部
テレフタル酸ジメチル ・・・ 52モル部
イソフタル酸ジメチル ・・・ 10モル部
フマル酸 ・・・ 20モル部
以上のモル比率にて、ジブチル錫オキサイドを触媒として添加し、重合釜にて減圧、加熱混合により縮重合させ、結着樹脂I2を合成した。結着樹脂I2の重量平均分子量は28000、ゲル分率は45%であった。
アルコール成分
ビスフェノールAプロピレンオキサイド(1モル付加物) ・・・ 30モル部
ビスフェノールAエチレンオキサイド(1モル付加物) ・・・ 70モル部
酸成分
無水ピロメリット酸 ・・・ 25モル部
テレフタル酸ジメチル ・・・ 55モル部
フマル酸 ・・・ 20モル部
以上のモル比率にて、ジブチル錫オキサイドを触媒として添加し、重合釜にて減圧、加熱混合により縮重合させ、結着樹脂I3を合成した。結着樹脂I3の重量平均分子量は31000、ゲル分率は50%であった。
アルコール成分
ビスフェノールAプロピレンオキサイド(1モル付加物) ・・・ 30モル部
ビスフェノールAエチレンオキサイド(1モル付加物) ・・・ 70モル部
酸成分
テレフタル酸ジメチル ・・・ 60モル部
イソフタル酸ジメチル ・・・ 10モル部
フマル酸 ・・・ 20モル部
無水トリメリット酸 ・・・ 10モル部
以上のモル比率にて、ジブチル錫オキサイドを触媒として添加し、重合釜にて減圧、加熱混合により縮重合させ、結着樹脂I4を合成した。結着樹脂I4の重量平均分子量は25000、ゲル分率は4%であった。
アルコール成分
ビスフェノールAプロピレンオキサイド(1モル付加物) ・・・ 30モル部
ビスフェノールAエチレンオキサイド(1モル付加物) ・・・ 70モル部
酸成分
無水ピロメリット酸 ・・・ 9モル部
テレフタル酸ジメチル ・・・ 36モル部
フマル酸 ・・・ 55モル部
以上のモル比率にて、ジブチル錫オキサイドを触媒として添加し、重合釜にて減圧、加熱混合により縮重合させ、結着樹脂I5を合成した。結着樹脂I5の重量平均分子量は16,000、ゲル分率は15%であった。
スチレンモノマー ・・・ 75モル部
n−ブチルアクリレート ・・・ 15モル部
ジビニルベンゼン ・・・ 10モル部
以上のモル比率にて、窒素置換された反応容器内において、溶媒にキシレンを使用し、N,N’−アゾビスイソブチロニトリルを重合開始剤として加熱共重合させ、スチレン−アクリル樹脂(結着樹脂I6)を得た。得られた結着樹脂I6の重量平均分子量は48,000であった。ゲル分率は30%であった。
スチレンモノマー ・・・ 73モル部
n−ブチルアクリレート ・・・ 15モル部
ジビニルベンゼン ・・・ 8モル部
以上のモル比率にて結着樹脂I1と同様の処方を用い、重量平均分子量36,000の結着樹脂I7を得た。ゲル分率は20%であった。
スチレンモノマー ・・・ 67モル部
n−ブチルアクリレート ・・・ 15モル部
ジビニルベンゼン ・・・ 18モル部
以上のモル比率にて結着樹脂I1と同様の処方を用い、重量平均分子量62,000の結着樹脂I8を得た。ゲル分率は55%であった。
スチレンモノマー ・・・ 80モル部
n−ブチルアクリレート ・・・ 18モル部
ジビニルベンゼン ・・・ 2モル部
以上のモル比率にて結着樹脂I1と同様の処方を用い、重量平均分子量28,000の結着樹脂I9を得た。ゲル分率は5%であった。
近赤外光吸収材料(1) 本文中・式(3)に記載のナフタロシアニン系化合物
近赤外光吸収材料(2) 本文中・式(5)に記載のアミニウム系化合物
近赤外光吸収材料(3) CuO:38.1重量部、Al2O3:5重量部、P2O3:53.5重量部、K2O:3.6重量部からなるガラスを熱処理により結晶化し、粒径が数μm程度になるまで機械的に粉砕した銅燐酸結晶化ガラス
結着樹脂(I1) 53重量部
近赤外光吸収材料(1) 40重量部
離型剤 (パラフィンワックスHNP−9:日本精鑞社製) 7重量部
上記よりなるトナー原料の混合物をエクストルーダーで混練し、粉砕した後、風力式分級機により細粒と、粗粒と、を分級し、体積平均粒径(平均粒径D50)が8.6μmの粒子を得た。
結着樹脂(I2)を用いた以外は不可視トナー粒子1及び不可視画像形成用現像剤1と同様にして、8.3μmの不可視トナー粒子(2)及び不可視画像形成用現像剤(2)を得た。
近赤外光吸収材料(2) を用いた以外は不可視トナー粒子(1)及び不可視画像形成用現像剤(1)と同様にして、8.7μmの不可視トナー粒子(3)及び不可視画像形成用現像剤(3)を得た。
近赤外光吸収材料(2) を用いた以外は不可視トナー粒子(2)及び不可視画像形成用現像剤(2)と同様にして、8.7μmの不可視トナー粒子(4)及び不可視画像形成用現像剤(4)を得た。
近赤外光吸収材料(3) を用いた以外は不可視トナー粒子(1)及び不可視画像形成用現像剤(1)と同様にして、8.9μm不可視トナー粒子(5)及び不可視画像形成用現像剤(5)を得た。
近赤外光吸収材料(3) を用いた以外は不可視トナー粒子(2)及び不可視画像形成用現像剤(2)と同様にして、8.1μmの不可視トナー粒子(6)及び不可視画像形成用現像剤(6)を得た。
結着樹脂(I4)を用いた以外は不可視トナー粒子(1)及び不可視画像形成用現像剤(1)と同様にして、8.4μmの不可視トナー粒子7及び不可視画像形成用現像剤7を得た。
近赤外光吸収材料(2) を用いた以外は不可視トナー粒子(7)及び不可視画像形成用現像剤(7)と同様にして、8.5μmの不可視トナー粒子(8)及び不可視画像形成用現像剤(8)を得た。
近赤外光吸収材料(3) を用いた以外は不可視トナー粒子(7)及び不可視画像形成用現像剤(7)と同様にして、8.5μmの不可視トナー粒子(9)及び不可視画像形成用現像剤(9)を得た。
結着樹脂(I3)を用いた以外は不可視トナー粒子(7)及び不可視画像形成用現像剤(7)と同様にして、8.5μmの不可視トナー粒子(10)及び不可視画像形成用現像剤(10)を得た。
結着樹脂(I5)を用いた以外は不可視トナー粒子(7)及び不可視画像形成用現像剤(7)と同様にして、8.5μmの不可視トナー粒子(11)及び不可視画像形成用現像剤(11)を得た。
結着樹脂(I6) 55重量部
近赤外光吸収材料(1) 40重量部
離型剤(長鎖直鎖脂肪酸長鎖直鎖飽和アルコール;ベベン酸ステアリル) 5重量部
上記よりなるトナー原料の混合物をエクストルーダーで混練し、粉砕した後、風力式分級機により細粒と、粗粒と、を分級し、体積平均粒径(平均粒径D50)が8.6μmの粒子を得た。
結着樹脂(I7)を用いた以外は不可視トナー粒子(12)及び不可視画像形成用現像剤(12)と同様にして、8.3μmの不可視トナー粒子(13)及び不可視画像形成用現像剤(13)を得た。
結着樹脂(I8)を用いた以外は不可視トナー粒子(12)及び不可視画像形成用現像剤(12)と同様にして、8.7μmの不可視トナー粒子(14)及び不可視画像形成用現像剤(14)を得た。
結着樹脂(I9)を用いた以外は不可視トナー粒子(12)及び不可視画像形成用現像剤(12)と同様にして、8.2μmの不可視トナー粒子(15)及び不可視画像形成用現像剤(15)を得た。
(結着樹脂C1)
アルコール成分
ビスフェノールAプロピレンオキサイド(1モル付加物) ・・・ 30モル部
ビスフェノールAエチレンオキサイド(1モル付加物) ・・・ 70モル部
酸成分
テレフタル酸ジメチル ・・・ 53モル部
イソフタル酸ジメチル ・・・ 15モル部
フマル酸 ・・・ 30モル部
無水トリメリット酸 ・・・ 2モル部
以上のモル比率にて、ジブチル錫オキサイドを触媒として添加し、重合釜にて減圧、加熱混合により縮重合させ、結着樹脂C1を合成した。結着樹脂C1の重量平均分子量は9,500、ゲル分率は0%であった。
アルコール成分
ビスフェノールAプロピレンオキサイド(1モル付加物) ・・・ 30モル部
ビスフェノールAエチレンオキサイド(1モル付加物) ・・・ 70モル部
酸成分
テレフタル酸ジメチル ・・・ 47モル部
イソフタル酸ジメチル ・・・ 15モル部
フマル酸 ・・・ 30モル部
無水トリメリット酸 ・・・ 8モル部
以上のモル比率にて、ジブチル錫オキサイドを触媒として添加し、重合釜にて減圧、加熱混合により縮重合させ、結着樹脂C2を合成した。結着樹脂C2の重量平均分子量は22,000、ゲル分率は5%であった。
[各カラートナー1及び各カラー画像用現像剤1]
(マゼンタトナー1及びマゼンタ現像剤1)
結着樹脂C1 65重量部
C.I.ピグメント・レッド57:1(大日精化社製) 30重量部
離型剤 (パラフィンワックスHNP−9:日本精鑞社製) 10重量部
上記よりなるトナー原料の混合物をエクストルーダーで混練し、粉砕した後、風力式分級機により細粒と粗粒とを8.5μm狙いで分級し、体積平均粒径(平均粒径D50)が8.6μmの粒子を得た。次に外部添加剤としてシリカ粒子(平均粒径40nm)1.5重量部をヘンシェルミキサーを用いて、先に得られた粒子100重量部に対して外部添加することにより、マゼンタトナー1を得た。得たマゼンタトナー8重量部及びMn−Mgフェライト粒子100重量部に共重合比が25:75であるスチレン・ブチルメタアクリレート共重合体10重量部がコーティングされたキャリア粒子100部をV型ブレンダーで混合処理する操作を行い、マゼンタ現像剤1を得た。
顔料として、C.I.ピグメント・ブルー15:3(大日精化社製)を用いた以外は、マゼンタトナー粒子1及びマゼンタ現像剤1と同様にして、8.4μmのシアントナー1及びシアン現像剤1を得た。
顔料として、C.I.ピグメント・イエロー12(クラリアントジャパン社製)を用いた以外は、マゼンタトナー粒子1及びマゼンタ現像剤1と同様にして、8.3μmのイエロートナー粒子1及びイエロー現像剤1を得た。
マゼンタ現像剤1、シアン現像剤1、イエロー現像剤1よりなる現像剤セットをカラー画像用として、現像剤セット1とした。
結着樹脂C1 75重量部
カーボンブラック(キャボット社製 R330) 15重量部
離型剤 (パラフィンワックスHNP−9:日本精鑞社製) 10重量部
上記の組成比率にて、マゼンタトナー粒子1及びマゼンタ現像剤1と同様にして、8.3μmのブラックトナー粒子1及びブラック現像剤1を得た。
(マゼンタトナー粒子2及びマゼンタ現像剤2)
結着樹脂(C2) 65重量部
C.I.ピグメント・レッド57:1 30重量部
離型剤(長鎖直鎖脂肪酸長鎖直鎖飽和脂肪族アルコール;ベベン酸ステアリル)
5重量部
上記材料を用いた以外は(不可視トナー粒子1及び不可視画像形成用現像剤1)と同様にして、8.3μmのマゼンタトナー粒子2及びマゼンタ現像剤2を得た。
顔料として、C.I.ピグメント・ブルー15:3を用いた以外は、マゼンタトナー粒子2及びマゼンタ現像剤2と同様にして、8.4μmのシアントナー粒子2及びシアン現像剤2を得た。
顔料として、C.I.ピグメント・イエロー12を用いた以外は、マゼンタトナー粒子2及びマゼンタ現像剤2と同様にして、8.3μmのイエロートナー粒子2及びイエロー現像剤2を得た。
結着樹脂C1 80重量部
カーボンブラック(キャボット社製 R330) 15重量部
離型剤(長鎖直鎖脂肪酸長鎖直鎖飽和脂肪族アルコール;ベベン酸ステアリル)
5重量部
上記の組成比率にて、マゼンタトナー粒子2及びマゼンタ現像剤2と同様にして、8.3μmのブラックトナー粒子2及びブラック現像剤2を得た。
マゼンタ現像剤1、シアン現像剤1、イエロー現像剤1、ブラック現像剤1よりなる現像剤セットをカラー画像用現像剤セット1とした。
マゼンタ現像剤2、シアン現像剤2、イエロー現像剤2、ブラック現像剤2よりなる現像剤セットをカラー画像用現像剤セット2とした。
カラー画像用現像剤セット1及び不可視画像形成用現像剤1を組合せ、静電荷像現像用現像剤セットとした。
カラー画像用現像剤セット1及び不可視画像形成用現像剤2を組合せ、静電荷像現像用現像剤セットとした。
カラー画像用現像剤セット1及び不可視画像形成用現像剤3を組合せ、静電荷像現像用現像剤セットとした。
カラー画像用現像剤セット1及び不可視画像形成用現像剤4を組合せ、静電荷像現像用現像剤セットとした。
カラー画像用現像剤セット1及び不可視画像形成用現像剤5を組合せ、静電荷像現像用現像剤セットとした。
カラー画像用現像剤セット1及び不可視画像形成用現像剤6を組合せ、静電荷像現像用現像剤セットとした。
カラー画像用現像剤セット2及び不可視画像形成用現像剤11を組合せ、静電荷像現像用現像剤セットとした。
カラー画像用現像剤セット2及び不可視画像形成用現像剤12を組合せ、静電荷像現像用現像剤セットとした。
カラー画像用現像剤セット2及び不可視画像形成用現像剤13を組合せ、静電荷像現像用現像剤セットとした。
カラー画像用現像剤セット1及び不可視画像形成用現像剤7を組合せ、静電荷像現像用現像剤セットとした。
カラー画像用現像剤セット1及び不可視画像形成用現像剤8を組合せ、静電荷像現像用現像剤セットとした。
カラー画像用現像剤セット1及び不可視画像形成用現像剤9を組合せ、静電荷像現像用現像剤セットとした。
カラー画像用現像剤セット1及び不可視画像形成用現像剤10を組合せ、静電荷像現像用現像剤セットとした。
カラー画像用現像剤セット2及び不可視画像形成用現像剤14を組合せ、静電荷像現像用現像剤セットとした。
カラー画像用現像剤セット2及び不可視画像形成用現像剤15を組合せ、静電荷像現像用現像剤セットとした。
<画像形成装置>
各々の実施例および比較例に準じて作製した静電荷像現像用現像剤セットによる画像形成テストには、画像形成装置として、図5に示す富士ゼロックス社製のDocuCentreColor400改造機を用いた。この画像形成装置は加熱定着ユニットを外してあり、現像、転写により画像出力媒体上に形成されたトナー画像を、画像出力媒体に対して溶融定着されない形態で取り出すことが可能となっている。なお、イエロー用現像器204Y、マゼンタ用現像器204M、シアン用現像器204C、ブラック用現像器204Kには、各々の色に対応した実施例および比較例に用いられるカラー画像用現像剤を充填し、不可視用現像器204Fには同じく不可視画像形成用現像剤を充填して画像形成を行った。
上記の現像剤を用いて、画像形成装置により画像出力媒体表面に画像形成されて得られた記録物は、その画像形成面に、可視画像および不可視画像が形成され、該可視画像は、電子写真学会テストチャートNo.5−1を用いて出力された画像である。一方、前記不可視画像は、図1に示したような回転角度が異なる2種の微小ラインビットマップで形成される機械読み取り・復号化可能な2次元パターンからなるものである。
<不可視情報の視認性>
各温度にて定着した画像サンプルについて、紙面に対して鉛直方向(真上)から視認し、無作為に抽出された20名のモニターにより、視認性の評価を以下の判定基準に基づいて行った。
○:20名全員が不可視情報を視認できなかった。
△:不可視情報を視認でできた人数が20名中の2名以下であった。
×:不可視情報を視認でできた人数が20名中の2名以上、10名以下であった。
××:不可視情報を視認でできた人数が20名中の10名以上であった。
表1に示すように、実施例1から実施例9のトナーセットにおいては不可視情報の視認性に優れた性能を示した。これに対して、ゲル分率の低い結着樹脂を使用した比較例1及び2及び3は不可視情報の視認性で劣る結果となった。またゲル分率が低い結着樹脂を用いた比較例1から比較例3、比較例6のトナーセットでは不可視情報が見えてしまい、またゲル分率が高すぎる結着樹脂を用いた比較例4,5のトナーセットは、不可視画像の位置が判別できるため、やはり不可視情報の視認性で劣る結果となった。
Claims (5)
- 結着樹脂と着色剤と離型剤とを含むカラートナー粒子と、結着樹脂と近赤外光吸収材料と離型剤とを含む不可視トナー粒子とからなるトナーセットであり、140℃乃至210℃の温度域で加熱定着させるトナーセットであり、
前記不可視トナー粒子に用いられる前記結着樹脂のゲル分率が15重量%以上から45重量%以下であり、
前記不可視トナー粒子に用いられる結着樹脂のゲル分率GIと、前記カラートナー粒子に用いられる結着樹脂のゲル分率GCとが、下記の関係を満たすことを特徴とする電子写真用トナーセット。
(数1)
式(1):ΔG={GI−GC}
式(2):10重量%≦ΔG≦45重量% - 近赤外光吸収材料として、アミニウム塩系化合物、及びナフタロシアニン系化合物の少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項1に記載の電子写真用トナーセット。
- キャリアと、電子写真用トナーと、からなる電子写真用現像剤であって、該電子写真用トナーが、請求項1または請求項2に記載の電子写真用トナーセットであることを特徴とする電子写真用現像剤。
- 潜像担体上に潜像を形成する工程と、前記潜像を静電荷現像用トナーを用いて現像する工程と、現像されたトナー像を中間転写体を介してまたは介さずに被転写体上に転写する工程と、前記被転写体上のトナー像を加熱圧着する定着工程と、を含む画像形成方法において、
前記定着工程は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電子写真用トナーセット及び/又は現像剤を用いて、前記被転写体である画像出力媒体上に形成したトナー画像を、140℃乃至210℃の温度域で加熱定着させることを特徴とする画像形成方法。 - 請求項4に記載の画像形成方法において、
画像出力媒体上に画像を形成する際に請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電子写真用トナーセット及び又は現像剤を用い、且つ前記画像出力媒体上に形成されたトナー画像の最下層が近赤外光吸収材料を含む不可視トナー粒子による画像であることを特徴とする画像形成方法。
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