JP4622050B2 - タイムレコーダ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、タイムレコーダに関するものであり、特に、時計の誤差が自動的に修正されるようにしたタイムレコーダに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来の電子式タイムレコーダは、内蔵する時計にある程度の誤差が生じることは避けられないので、日常的に時計の誤差の確認及び修正を実行する必要がある。
【0003】
そこで、タイムレコーダに自動時刻修正機能がある電波時計などを内蔵すれば、時計管理の手間を軽減できることになるが、通常1時間に1回の受信動作を行う電波時計を採用すると、勤務時間内においても定期的に受信動作に入るので、勤務時間内に時刻修正が実行された場合は、実際の勤務時間とタイムレコーダ上の勤務時間データとが異なる場合も起こりうる。
【0004】
そこで、タイムレコーダの時計管理の手間を省き、且つ実際の勤務時間とタイムレコーダ上の勤務時間データとに差が生じないようにするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は上記課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記目的を達成するために提案するものであり、標準時刻電波の受信動作を定期的に実行する受信制御部を備え、標準時刻電波の受信成功時に標準時刻電波の時刻データに基づいて現在時刻を自動較正する電波時計を内蔵したタイムレコーダであって、一日の最初の打刻時刻から全員が退勤するまでの間は電波時計の電波受信動作を禁止する制御手段を設けたタイムレコーダ、
及び、標準時刻電波の受信動作を定期的に実行する受信制御部を備え、標準時刻電波の受信成功時に標準時刻電波の時刻データに基づいて現在時刻を自動較正する電波時計を内蔵したタイムレコーダであって、タイムレコーダに蓄積されている過去の出勤時刻データから最も早い出勤時刻データと最も遅い出勤時刻データとを読込み、この出勤時刻と退勤時刻との間は電波時計の電波受信動作を禁止する制御手段を設けたタイムレコーダを提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を図に従って詳述する。図1はタイムレコーダのブロック図であり、電波時計1はクロック部2と受信制御部3からなり、4はI/O、5はCPU、6はROM、7はRAMである。
【0007】
CPU5は、I/O4を通じて電波時計1のクロック部2の時刻データを逐次読取り、時刻表示部8を駆動して時刻を表示する。タイムレコーダのカード挿入口へタイムカードが挿入されると、CPU5はカード送り機構9を駆動してタイムカードを引き込み、タイムカードの個人ID番号を読取るとともに、現在の日付に該当するタイムカードの日付欄がプリンタヘッド10の位置と一致するまでタイムカードを送り、出勤時刻欄または退勤時刻欄に現在時刻を印字する。
【0008】
印字した時刻データは、RAM7の個人別データテーブルに書込まれて保存され、管理者は勤務時間集計データを随時読出したりプリントアウトしたりすることができることは従来のタイムレコーダと同様である。
【0009】
電波時計1の受信制御部3は標準時刻電波の受信機能とクロック部2の修正機能を備えていて、セットボタン11により日付時刻表示モードと日付時刻修正モードと受信時間設定モードの切替えが行え、アジャストボタン12により現在時刻や受信時刻の設定を行う。
【0010】
ROM6には、一般的な電波時計と同様に1時間毎に標準時刻電波の受信動作を実行させる定期受信スケジュールプログラムと、任意設定された時刻に受信を実行するプログラムが格納されていて、CPU5が定期受信スケジュールプログラムまたは任意受信実行プログラムに基づいて電波時計1を制御する。
【0011】
図2はタイムレコーダの電波時計制御の流れを示し、タイムレコーダの電源コードをACコンセントに接続するとタイムレコーダに通電され、CPU5が電波時計1のクロック部2から時刻データを読み込む。
【0012】
受信時刻が手動設定されていない場合は、定期受信スケジュールにしたがって定時(1時間に一回)に受信モードに入って標準時刻電波の受信を試行し(ステップ1→2→4)、このとき、受信に失敗した場合は次の定期受信時刻に再度受信動作を実行する(ステップ5→1)。また、受信に成功したときは、電波時計の時刻を較正(ステップ6)してステップ1に戻る。
【0013】
受信時刻が手動設定されている場合は、ステップ1→3と進み、設定されている時刻に受信モードに入って(ステップ4)標準時刻電波の受信を試行する。従って、受信時刻を深夜や早朝等に手動設定しておけば、勤務時間内に電波時計が受信動作に入ることはなく、勤務時間内に時刻が修正されないので、実際の勤務時間とタイムレコーダ上の勤務時間データとに差が生じることはない。
【0014】
図3は電波時計制御の他の実施形態を示し、勤務時間内は自動的に受信動作停止モードに入るようにしたものである。まず、日付更新(必ずしも午前0時とは限らず勤務形態に応じて設定される)の後に当日の最初のタイムカードに打刻するまでは、通常の定期受信スケジュールプログラムにしたがって定時(1持間に一回)に受信モードに入り、標準時刻電波の受信を試行する(ステップ1→4→5)、このとき、受信に失敗した場合は次の定期受信時刻に再度受信動作を実行し(ステップ6→1)。また、受信に成功したときは、電波時計の時刻を較正(ステップ7)してステップ1に戻る。
【0015】
当日の最初のタイムカードがタイムレコーダに挿入されて打刻が実行されると、ステップ1→2と進んで受信動作を停止する。そして、当日出勤時刻を打刻したタイムカード(RAM7の出勤データから既知である)の全部に退勤時刻を打刻するまで、つまり当日の出勤者全員が退勤するまで受信動作停止を継続し、全員が退勤後にステップ3から4へ進んで定期受信モードに入り(ステップ4)、翌日の最初のタイムカードがタイムレコーダに挿入されるまで標準時刻電波の受信を試行する。
【0016】
したがって、図2の電波時計制御ものと同様に、勤務時間内に電波時計が受信動作に入ることはなく、勤務時間外に時刻を修正するので実際の勤務時間とタイムレコーダ上の勤務時間データとに差が生じることはない。
【0017】
また、図示は省略するが、他の実施形態として、タイムレコーダのRAM7に蓄積されている過去の出勤時刻データのうちで最も早い出勤時刻データと最も遅い退勤時刻データとをCPU5が読込んで、この退勤時刻データと出勤時刻との間のみ自動的に定期受信モードに入るように受信スケジュールプログラムを構成してもよい。
【0018】
尚、受信成功時の較正時刻はタイムレコーダの表示板に表示されて較正履歴を確認することができる。また、較正時刻をタイムカードへ印字するように構成してもよい。
【0019】
以上、本発明のタイムレコーダを説明したが、この発明は上記の実施形態に限定するものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたものに及ぶことは当然である。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のタイムレコーダは電波時計を内蔵し、標準時刻電波に基づいて時計の時刻を自動較正するので、時計のくるいに起因する出勤退勤時刻データの誤りの発生を防止できるとともに、勤務時間内に時刻の修正が実行されないので就業時間データに誤りが生じることもなく、タイムレコーダの時計管理の手間が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイムレコーダのブロック図。
【図2】タイムレコーダの自動時刻較正動作のフローチャート。
【図3】タイムレコーダの自動時刻較正動作のフローチャート。
【符号の説明】
1 電波時計
2 クロック部
3 受信制御部
5 CPU
Claims (2)
- 標準時刻電波の受信動作を定期的に実行する受信制御部を備え、標準時刻電波の受信成功時に標準時刻電波の時刻データに基づいて現在時刻を自動較正する電波時計を内蔵したタイムレコーダであって、一日の最初の打刻時刻から全員が退勤するまでの間は電波時計の電波受信動作を禁止する制御手段を設けたタイムレコーダ。
- 標準時刻電波の受信動作を定期的に実行する受信制御部を備え、標準時刻電波の受信成功時に標準時刻電波の時刻データに基づいて現在時刻を自動較正する
電波時計を内蔵したタイムレコーダであって、
タイムレコーダに蓄積されている過去の出勤時刻データから最も早い出勤時刻データと最も遅い出勤時刻データとを読込み、この出勤時刻と退勤時刻との間は電波時計の電波受信動作を禁止する制御手段を設けたタイムレコーダ。
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- 2000-06-19 JP JP2000183652A patent/JP4622050B2/ja not_active Expired - Fee Related
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