JP6660187B2 - 検針装置 - Google Patents

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Description

本発明は、検針装置に関する。
従来、少なくとも日時の情報を含む日時情報を外部から受信して計時される現在日時を調整するなどの現在日時の調整技術が知られている(例えば特許文献1〜3参照)。また、外部から送信されてきた時刻情報と現在時刻とを比較して現在時刻を調整すると共に、現在時刻が予め定められた送信設定時刻になると、所定の情報を外部に送信するデータ通信装置が提案されている(例えば特許文献4参照)。
特許文献4に記載の装置では、現在時刻を過去の送信設定時刻前に書き換えてしまった場合、再び送信設定時刻が到来して不必要な送信動作を繰り返して行ってしまうことから、これを防止するために現在時刻を過去に書き換えず計時を停止又は遅らせることとしている。同様に、この装置では、現在時刻を未来の送信設定時刻後に書き換えてしまった場合、必要な送信が行われなくなってしまうことから、これを防止するために現在時刻を未来に書き換えず計時を早めることとしている。
特開2003−279122号公報(段落0041等参照) 特開2015−128199号公報(請求項1,2等参照) 特開平7−297936号公報(請求項2等参照) 特開平4−61540号公報(特許請求範囲及び課題等参照)
しかし、特許文献4に記載の装置では、現在時刻を書き換えずに、計時を停止させたり計時速度を変化させたりするため、調時に或る程度の時間を要すると共に、停止や速度変化の処理を行うことから調時完了までの時間において処理負荷が増大してしまう。
そこで、現在時刻を書き換えることにした場合、設定された送信設定時刻との関係から不要な送信処理が実行されたり必要な送信処理が実行されなかったりしてしまう。すなわち、処理が適正に実行されなくなってしまう。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その発明の目的とするところは、現在日時の書き換えによる調時を行いつつも、処理の実行にあたり適正化を図ることが可能な検針装置を提供することにある。
本発明の検針装置は、現在日時を計時する計時手段と、少なくとも月日の情報を有するカレンダー情報を記憶するカレンダー情報記憶手段と、前記カレンダー情報記憶手段により記憶されるカレンダー情報に対して次回の検針日時を設定する検針日時設定手段と、前記検針日時設定手段により設定された次回の検針日時の情報、及び前回の検針日時の情報を記憶する検針日時記憶手段と、前記計時手段により計時される現在日時が前記検針日時記憶手段に記憶される次回の検針日時となった場合に検針を行う検針手段と、を備えた検針装置であって、少なくとも月日時の情報を含む日時情報を取得した場合に当該日時情報に基づいて前記計時手段により計時される現在日時を書き換えて調時する調時手段を備え、前記検針日時設定手段は、前記調時手段により、前記検針日時記憶手段に記憶される前回の検針日時を超えて調時される場合、次回の検針日時を設定し直すことを特徴とする。
この検針装置によれば、前回の検針日時を超えて調時される場合、次回の検針日時を設定し直すため、前回の検針日時を超えるような大きく過去に遡る調時の結果、検針が長期に亘り実施されなくなってしまう事態を防止することができる。従って、現在日時の書き換えによる調時を行いつつも、処理の実行にあたり適正化を図ることができる。
また、本発明の検針装置において、前記検針日時設定手段は、毎年の定められた月日時及び毎月の定められた日時の少なくとも一方の指定日時に次回の検針日時を設定する場合において、前記調時手段により、前記検針日時記憶手段に記憶される前回の検針日時を超えて調時される場合、調時された現在日時から最も到来が早い指定日時に次回の検針日時を設定し直すことが好ましい。
この検針装置によれば、現在日時から最も到来が早い指定日時に次回の検針日時を設定し直すため、毎年の定められた月日時や毎月の定められた日時などの指定日時が遵守されたままで、次回の検針日時を設定し直すことができる。
また、本発明の検針装置において、前記検針日時設定手段は、定められた時点から所定間隔で到来する日時に次回の検針日時を設定する場合において、前記調時手段により、前記検針日時記憶手段に記憶される前回の検針日時を超えて調時される場合、調時された現在日時から前記所定間隔を基準に次回の検針日時を設定し直すことが好ましい。
この検針装置によれば、例えば大量な時間(例えば1年など)が調時された場合、調時された大量な時間に応じて所定間隔(例えば20日)に従う演算を何度も実行することとなり(例えば20日+20日+20日+・・・という演算を大量な時間分だけ演算することとなり)、処理負荷が増大してしまうこととなるが、調時された現在日時から所定間隔後の日に次回の検針日時を設定し直すことで、このような繰り返し演算を防止して処理負荷を抑えることができる。
また、本発明の検針装置において、前記カレンダー情報記憶手段により記憶されるカレンダー情報に対して次回の発呼日時を設定する発呼日時設定手段と、前記発呼日時設定手段により設定された次回の発呼日時の情報、及び前回の発呼日時の情報を記憶する発呼日時記憶手段と、前記計時手段により計時される現在日時が前記発呼日時記憶手段に記憶された次回の発呼日時となった場合に、前記検針手段による検針にて得られた最新の検針値の情報をセンタ側に発呼する発呼手段と、を備え、前記発呼日時設定手段は、前記調時手段により、前記発呼日時記憶手段に記憶される次回の発呼日時を超えて調時される場合、次回の発呼日時を設定し直すことが好ましい。
この検針装置によれば、次回の発呼日時を超えて調時される場合、次回の発呼日時を設定し直すため、次回の発呼日時を超えてしまい発呼が長期に亘り実施されなくなったり発呼自体が行われなくなったりしてしまう事態を防止することができる。従って、現在日時の書き換えによる調時を行いつつも、処理の実行にあたり一層適正化を図ることができる。
また、本発明の検針装置において、前記調時手段により、前記発呼日時記憶手段に記憶される次回の発呼日時を超えて調時される場合、前記発呼手段は調時の時点において発呼すると共に、前記発呼日時設定手段は次回の発呼日時を設定し直すことが好ましい。
この検針装置によれば、次回の発呼日時を超えて調時される場合、調時の時点において発呼すると共に、次回の発呼日時を設定し直すため、発呼日時が設定し直されたときに長期に亘り発呼されなくなる可能性を考慮し、調時の時点で発呼することで、長期に亘り発呼されなくなる事態を防止でき、処理の実行にあたりより一層適正化を図ることができる。
また、本発明の検針装置において、前記発呼日時設定手段は、前記調時手段により、前記検針日時記憶手段に記憶される前回の検針日時を超えて調時される場合、次回の発呼日時を設定し直すことが好ましい。
この検針装置によれば、前回の検針日時を超えて調時される場合、次回の発呼日時を設定し直すため、前回の検針日時を超える大きな調時であるときには、次回の発呼日時を設定して長期に亘り発呼されなくなってしまう事態を防止して、処理の実行にあたり一層適正化を図ることができる。
また、本発明の検針装置において、前記発呼日時設定手段は、定められた時点から所定間隔で到来する日時に次回の発呼日時を設定する場合において、次回の発呼日時を設定し直すにあたり、調時された現在日時から前記所定間隔後の日に次回の発呼日を設定し直すと共に、発呼時刻の設定についてはそのままとすることが好ましい。
この検針装置によれば、調時された現在日時から所定間隔後の日に次回の発呼日を設定し直すと共に、発呼時刻の設定についてはそのままとするため、発呼日が変わっても発呼時刻については固定のままとすることができる。ここで、発呼時刻は、アクセス集中を避けるべく複数の検針装置のそれぞれにおいてずらされる傾向があり、上記の如く発呼時刻が固定とされることで、アクセス集中を避ける状態を保ったままで、発呼日時を設定し直すことができる。
また、本発明の検針装置は、現在日時を計時する計時手段と、少なくとも月日の情報を有するカレンダー情報を記憶するカレンダー情報記憶手段と、前記カレンダー情報記憶手段により記憶されるカレンダー情報に対して次回の検針日時を設定する検針日時設定手段と、前記検針日時設定手段により設定された次回の検針日時の情報、及び前回の検針日時の情報を記憶する検針日時記憶手段と、前記計時手段により計時される現在日時が前記検針日時記憶手段に記憶される次回の検針日時となった場合に検針を行う検針手段と、を備えた検針装置であって、少なくとも月日時の情報を含む日時情報を取得した場合に当該日時情報に基づいて前記計時手段により計時される現在日時を書き換えて調時する調時手段と、前記カレンダー情報記憶手段により記憶されるカレンダー情報に対して次回の発呼日時を設定する発呼日時設定手段と、前記発呼日時設定手段により設定された次回の発呼日時の情報、及び前回の発呼日時の情報を記憶する発呼日時記憶手段と、前記計時手段により計時される現在日時が前記発呼日時記憶手段に記憶された次回の発呼日時となった場合に、前記検針手段による検針にて得られた最新の検針値の情報をセンタ側に発呼する発呼手段と、を備え、前記検針日時設定手段は、前記調時手段により、前記検針日時記憶手段に記憶される次回の検針日時又は前回の検針日時を超えて調時される場合、次回の検針日時を設定し直し、前記発呼日時設定手段は、前記調時手段により、前記発呼日時記憶手段に記憶される次回の発呼日時を超えて調時される場合、次回の発呼日時を設定し直し、且つ、前記検針日時記憶手段に記憶される前回の検針日時を超えず前記発呼日時記憶手段に記憶される前回の発呼日時を超えて調時される場合、次回の発呼日時の設定をそのままとすることを特徴とする。
この検針装置によれば、次回の検針日時を超えて調時される場合、次回の検針日時を設定し直すため、次回の検針日時を超えてしまい検針が長期に亘り実施されなくなったり検針自体が行われなくなったりしてしまう事態を防止することができる。前回の検針日時を超えて調時される場合、次回の検針日時を設定し直すため、前回の検針日時を超えるような大きく過去に遡る調時の結果、検針が長期に亘り実施されなくなってしまう事態を防止することができる。従って、現在日時の書き換えによる調時を行いつつも、処理の実行にあたり適正化を図ることができる。
また、次回の発呼日時を超えて調時される場合、次回の発呼日時を設定し直すため、次回の発呼日時を超えてしまい発呼が長期に亘り実施されなくなったり発呼自体が行われなくなったりしてしまう事態を防止することができる。従って、現在日時の書き換えによる調時を行いつつも、処理の実行にあたり一層適正化を図ることができる。
さらに、前回の検針日時を超えず前回の発呼日時を超えて調時される場合、次回の発呼日時の設定をそのままとするため、前回の検針日時を超えない程度の調時であるときには、次回の発呼日時を設定し直すことがなく、頻繁な発呼を防止して、処理の実行にあたり一層適正化を図ることができる。
本発明によれば、現在日時の書き換えによる調時を行いつつも、処理の実行にあたり適正化を図ることが可能な検針装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る検針装置の概略を示すブロック図である。 図1に示した検針装置の一部構成のブロック図である。 本実施形態に係る検針装置の動作の一例を示す第1の図であり、(a)は調時部25による調時の様子を示し、(b)は定日時検針機能での再設定等の動作を示し、(c)は定間隔検針機能での再設定等の動作を示している。 本実施形態に係る検針装置の動作の一例を示す第2の図であり、(a)は調時部25による調時の様子を示し、(b)は定日時検針機能での再設定等の動作を示し、(c)は定間隔検針機能での再設定等の動作を示している。 本実施形態に係る検針装置の動作の一例を示す第3の図であり、(a)は調時部25による調時の様子を示し、(b)は定日時検針機能での再設定等の動作を示し、(c)は定間隔検針機能での再設定等の動作を示している。 本実施形態に係る検針装置の動作の一例を示す第4の図であり、(a)は第1の例を示し、(b)は第2の例を示している。 本実施形態に係る検針装置による検針・発呼方法を示すフローチャートである。
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾点が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることは言うまでもない。
また、以下においては、検針装置としてガスメータを例に説明するが、検針装置はこれに限らず電気メータや水道メータ等の他の装置であってもよい。さらに、検針装置は、ガスメータ単体に限るものではなく、端子台を介してガスメータに接続されるテレメータリング装置を含むものであってもよい。
図1は、本発明の実施形態に係る検針装置の概略を示すブロック図であり、図2は、図1に示した検針装置の一部構成のブロック図である。図1に示すように、検針装置1は、概略的に流量センサ10と、制御部20とから構成されている。流量センサ10は、ガスメータである検針装置1の内部に形成された流路を通過するガスの流速を計測するものである。
制御部20は、例えばCPU(Central Processing Unit)によって構成され、検針装置1の全体を制御するものである。この制御部20は、流量センサ10からの信号に基づいてガス流量を求め、これを積算値として後述の記憶部22に記憶するものである。このような制御部20は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)により構成される記憶部22を備え、ROMに記憶されるプログラムを実行することで、計時部(計時手段)21と、検針日時設定部(検針日時設定手段)23と、検針部(検針手段)24と、調時部(調時手段)25と、発呼日時設定部(発呼日時設定手段)26と、発呼部(発呼手段)27との機能を発揮させるものである。
計時部21は、現在日時を計時するものであり、計時カウンタにより構成されている。この計時部21は、入力されるクロック信号に応じて単位時間ずつ時刻を進めていくことで現在日時を計時する。
記憶部22は、動作プログラムや各種データを記憶するものである。このような記憶部22は、ガス流量の積算値を記憶する。また、記憶部22は、図2に示すように、カレンダー情報記憶部(カレンダー情報記憶手段)22aを備えている。
カレンダー情報記憶部22aは、少なくとも月日の情報を有するカレンダー情報を記憶するものである。なお、カレンダー情報は、月日の情報を有していればよく、更に年、曜日、祝日、六曜等の他の情報を有していてもよい。
図1に示す検針日時設定部23は、カレンダー情報記憶部22aにより記憶されるカレンダー情報に対して、次回の検針日時を設定するものである。すなわち、検針日時設定部23は、例えば○月○日の○時に検針を行うといった次回に検針を行う検針日時を設定する。さらに、図2に示した記憶部22は、検針日時記憶部(検針日時記憶手段)22bを備えており、検針日時記憶部22bは、検針日時設定部23により設定された次回の検針日時の情報を記憶する。なお、検針日時記憶部22bは、前回の検針日時の情報についても記憶する。
より詳細に検針日時設定部23は、定日時検針機能と、定間隔検針機能とのいずれか一方の機能により次回の検針日時をカレンダー情報に設定する。定日時検針機能は、毎年の定められた月日時及び毎月の定められた日時の少なくとも一方の指定日時に次回の検針日時を設定する機能である。このため、定日時検針機能を備える検針日時設定部23は、例えば毎年の11月11日の11時に検針を行ったり、毎月11日の11時に検針を行ったりするなどをカレンダー情報に設定することとなる。なお、指定日時は、毎年又は毎月に対して1つに限らず複数指定されるものであってもよい。よって、検針日時設定部23は、例えば毎月1日の11時、毎月11日の11時、及び毎月21日の11時など、複数の指定日時に検針を行うなどの設定が可能となっている。
定間隔検針機能は、定められた時点から所定間隔で到来する日時に次回の検針日時を設定する機能である。このため、例えば定められた時点が前回の検針日時(1月10日の10時)であり所定間隔が10日である場合、検針日時設定部23は、次回の検針日時を1月20日の10時に設定することとなる。同様に、定められた時点が前回の検針日時(1月10日の10時)であり所定間隔が例えば43時間である場合、検針日時設定部23は、次回の検針日時を1月12日の5時に設定することとなる。
図1に示す検針部24は、計時部21により計時される現在日時が検針日時記憶部22bにより記憶される次回の検針日時になった場合に検針を行うものである。このとき、検針部24は、記憶部22に記憶されるガス流量の積算値の情報を読み出す。そして、検針部24は、読み出された積算値の情報(すなわち検針値の情報)を検針日時とセットにして記憶部22に記憶させる。また、検針日時記憶部22bに記憶される次回の検針日時の情報は、検針後、前回の検針日時の情報として検針日時記憶部22bに記憶される。
調時部25は、ガスの管理センタなどの外部から送信されて受信した日時情報(少なくとも月日時を含む情報)に基づいて計時部21により計時される現在日時を書き換えて調時するものである。例えば外部から×月×日×時×分×秒という日時情報を受信し、計時部21により計時される現在日時が△月△日△時△分△秒である場合、調時部25は、現在日時である△月△日△時△分△秒を、×月×日×時×分×秒に書き換えることで調時を行う。なお、ここでの「外部からの受信」とは、有線及び無線を問うものではない。また、日時情報は、外部から送信されて受信するものに限らない。よって、調時部25は、検針装置1に対して日時の入力操作が行われ、入力操作に基づいて検針装置1にて内部発生した日時情報に基づいて調時を行ってもよい。
発呼日時設定部26は、カレンダー情報記憶部22aにより記憶されるカレンダー情報に対して、次回の発呼日時を設定するものである。すなわち、発呼日時設定部26は、例えば□月□日の□時に発呼を行うといった次回に発呼を行う発呼日時を設定する。なお、発呼日時設定部26は、次回の検針日時に対応させて次回の発呼日時を設定してもよい。この場合、次回の検針日時が○月○日の○時であるとき、発呼日時設定部26は、○月(○+1)日の○時に次回の発呼日時を設定するなど、例えば次回の検針日時の所定日後や所定時間後に次回の発呼日時を設定する。さらに、発呼日時設定部26は、これに限らず、次回の検針日時と同日同時刻に次回の発呼日時を設定してもよいし、検針日時と関連なく発呼日時を設定するものであってもよい。
さらに、図2に示した記憶部22は、発呼日時記憶部(発呼日時記憶手段)22cを備えており、発呼日時記憶部22cは、発呼日時設定部26により設定された次回の発呼日時の情報を記憶する。なお、発呼日時記憶部22cは、前回の発呼日時の情報についても記憶する。
発呼部27は、計時部21により計時される現在日時が発呼日時記憶部22cにより記憶される次回の発呼日時になった場合に発呼を行うものである。このとき、発呼部27は、検針部24による検針によって得られた最新の検針値の情報をガスの管理センタ側に発呼する。すなわち、発呼部27は、記憶部22に記憶される検針値の情報とセットで記憶される検針日時の情報を参照して最新の検針値の情報を特定し、特定された検針値の情報をガスの管理センタ側に発呼する。このとき、発呼部27は、最新の検針値が得られたときの検針日時の情報についてもセットで発呼してもよい。また、発呼日時記憶部22cに記憶される次回の発呼日時の情報は、発呼後、前回の発呼日時の情報として発呼日時記憶部22cに記憶される。
ここで、本実施形態に係る調時部25は、現在日時を書き換えることで調時を行っている。このため、検針日時や発呼日時との関係から不要な処理が実行されたり必要な処理が実行されなかったりしてしまう。すなわち、処理が適正に実行されなくなってしまう可能性がある。
そこで、本実施形態に係る検針日時設定部23及び発呼日時設定部26の少なくとも一方は、調時部25による調時が所定の条件を満たす場合に、検針日時及び発呼日時を設定し直す。すなわち、所定の条件を満たす場合に、検針日時及び発呼日時を再設定する。次に、本実施形態に係る検針装置1の動作を、図を参照して説明する。
図3は、本実施形態に係る検針装置1の動作の一例を示す第1の図であり、(a)は調時部25による調時の様子を示し、(b)は定日時検針機能での再設定等の動作を示し、(c)は定間隔検針機能での再設定等の動作を示している。なお、図3に示す例において検針日時と発呼日時とは同日同時刻に設定されるものとする。
まず、図3(a)に示すように、検針日時記憶部22bには次回の検針日時及び前回の検針日時の情報が記憶されており、発呼日時記憶部22cには次回の検針日時及び前回の検針日時と同日同時刻となる次回の発呼日時及び前回の発呼日時が記憶されている。このような場合において調時部25による調時は以下のパターンが考えられる。例えば調時部25は、パターン1として、現在日時から次回の検針日時(次回の発呼日時)までの間に現在日時を書き換える。また、調時部25は、パターン2として、現在日時から次回の検針日時(次回の発呼日時)を超えて現在日時を書き換え、パターン3として、現在日時から前回の検針日時(前回の発呼日時)までの間に現在日時を書き換える。さらに、調時部25は、パターン4として、現在日時から前回の検針日時(前回の発呼日時)を超えて現在日時を書き換える。
図3(b)に示すように、検針日時設定部23が定日時検針機能を有する場合、検針日時設定部23は上記パターン1〜4に対して以下のように動作する。すなわち、検針日時設定部23は、パターン1及びパターン3の場合、次回の検針日時をそのままとし、再設定しない。また、発呼日時設定部26についても同様に、パターン1及びパターン3の場合、次回の発呼日時をそのままとする。
これに対して、検針日時設定部23は、パターン2及びパターン4の場合、次回の検針日時を設定し直す。このとき、検針日時設定部23は、調時部25による調時後の現在日時から最も到来が早い指定日時に次回の検針日時を設定する。また、発呼日時設定部26についても同様に、パターン2及びパターン4の場合、次回の発呼日時を設定し直す。次回の発呼日時については、再設定された次回の検針日時と同日同時刻とされる。
さらに、パターン2及びパターン4の場合、検針部24は、調時部25による調時の時点において検針を即実行する。加えて、パターン2の場合、発呼部27は、調時部25による調時の時点において発呼を即実行する。すなわち、パターン2の場合、発呼部27は、検針部24により即実行された検針により得られた検針値の情報を即発呼することとなる。
このように、パターン2のように次回の検針日時を超えて調時される場合、次回の検針日時を設定し直すため、次回の検針日時を超えてしまい検針が長期に亘り実施されなくなったり検針自体が行われなくなったりしてしまう事態を防止することができる。また、パターン4のように前回の検針日時を超えて調時される場合、次回の検針日時を設定し直すため、前回の検針日時を超えるような大きく過去に遡る調時の結果、検針が長期に亘り実施されなくなってしまう事態を防止することができる。
さらに、パターン2のように次回の発呼日時を超えて調時される場合、調時の時点において発呼すると共に、次回の発呼日時を設定し直すため、発呼日時が設定し直されたときに長期に亘り発呼されなくなる可能性を考慮し、調時の時点で発呼することで、長期に亘り発呼されなくなる事態を防止できる。
また、パターン4のように前回の検針日時を超えて調時される場合、次回の発呼日時を設定し直すため、前回の検針日時を超える大きな調時であるときには、次回の発呼日時を設定して長期に亘り発呼されなくなってしまう事態を防止できる。
また、図3(c)に示すように、検針日時設定部23が定間隔検針機能を有する場合、検針日時設定部23は上記パターン1〜4に対して以下のように動作する。すなわち、検針日時設定部23は、パターン1及びパターン3の場合、次回の検針日時をそのままとし、再設定しない。また、発呼日時設定部26についても同様に、パターン1及びパターン3の場合、次回の発呼日時をそのままとする。
これに対して、検針日時設定部23は、パターン2及びパターン4の場合、次回の検針日時を設定し直す。このとき、検針日時設定部23は、調時部25による調時後の現在日時を基準に次回の検針日時を設定し直す。次回の発呼日時については、再設定された次回の検針日時と同日同時刻とされる。
さらに、パターン2及びパターン4の場合、検針部24は、調時部25による調時の時点において検針を即実行する。加えて、パターン2の場合、発呼部27は、調時部25による調時の時点において発呼を即実行する。すなわち、パターン2の場合、発呼部27は、検針部24により即実行された検針により得られた検針値の情報を発呼することとなる。
図4は、本実施形態に係る検針装置1の動作の一例を示す第2の図であり、(a)は調時部25による調時の様子を示し、(b)は定日時検針機能での再設定等の動作を示し、(c)は定間隔検針機能での再設定等の動作を示している。なお、図4に示す例において発呼日時は検針日時と関連なく設定されるものとする。
まず、図4(a)に示すように、検針日時記憶部22bには次回の検針日時及び前回の検針日時の情報が記憶されており、発呼日時記憶部22cには次回の検針日時及び前回の検針日時から所定時間後の日時において次回の発呼日時及び前回の発呼日時が記憶されている。このような場合において調時部25による調時は以下のパターンが考えられる。例えば調時部25は、パターン1として、現在日時から次回の検針日時までの間に現在日時を書き換える。また、調時部25は、パターン2として、次回の検針日時から次回の発呼日時までの間に現在日時を書き換え、パターン3として、次回の発呼日時を超えて現在日時を書き換える。さらに、調時部25は、パターン4として、現在日時から前回の発呼日時までの間に現在日時を書き換える。また、調時部25は、パターン5として、前回の検針日時から前回の発呼日時までの間に現在日時を書き換え、パターン6として、前回の検針日時を超えて現在日時を書き換える。
図4(b)に示すように、検針日時設定部23が定日時検針機能を有する場合、検針日時設定部23は上記パターン1〜6に対して以下のように動作する。すなわち、検針日時設定部23は、パターン1、パターン4及びパターン5の場合、次回の検針日時をそのままとし、再設定しない。また、発呼日時設定部26についても同様に、パターン1、パターン4及びパターン5の場合、次回の発呼日時をそのままとする。
これに対して、検針日時設定部23は、パターン2及びパターン3の場合、次回の検針日時を設定し直す。このとき、検針日時設定部23は、調時部25による調時後の現在日時から最も到来が早い指定日時に次回の検針日時を設定する。また、発呼日時設定部26は、パターン2の場合、次回の発呼日時を設定し直すことなくそのままとし、パターン3の場合、次回の発呼日時を設定し直す。さらに、パターン6の場合、検針日時設定部23は、上記と同様に次回の検針日時を設定し直すと共に、発呼日時設定部26は、次回の発呼日時を設定し直す。
さらに、パターン2、パターン3及びパターン6の場合、検針部24は、調時部25による調時の時点において検針を即実行する。加えて、パターン3の場合、発呼部27は、調時部25による調時の時点において発呼を即実行する。すなわち、パターン3の場合、発呼部27は、検針部24により即実行された検針により得られた検針値の情報を即発呼することとなる。
また、図4(c)に示すように、検針日時設定部23が定間隔検針機能を有する場合、検針日時設定部23は上記パターン1〜6に対して以下のように動作する。すなわち、検針日時設定部23は、パターン1、パターン4及びパターン5の場合、次回の検針日時をそのままとし、再設定しない。また、発呼日時設定部26についても同様に、パターン1、パターン4及びパターン5の場合、次回の発呼日時をそのままとする。
これに対して、検針日時設定部23は、パターン2、パターン3及びパターン6の場合、次回の検針日時を設定し直す。このとき、検針日時設定部23は、調時部25による調時後の現在日時を基準に次回の検針日時を設定し直す。また、発呼日時設定部26は、パターン2、パターン3及びパターン6の場合、次回の発呼日時を設定し直す。
さらに、パターン2、パターン3及びパターン6の場合、検針部24は、調時部25による調時の時点において検針を即実行する。加えて、パターン2及びパターン3の場合、発呼部27は、調時部25による調時の時点において発呼を即実行する。すなわち、パターン2及びパターン3の場合、発呼部27は、検針部24により即実行された検針により得られた検針値の情報を即発呼することとなる。
ここで、図4(c)に示すパターン2においては、図4(b)に示すパターン2と実行される処理内容が異なっている。すなわち、定間隔検針機能のパターン2においては、調時の時点において発呼すると共に次回の発呼日時を再設定しているが、定日時検針機能のパターン2においては調時の時点において発呼せず次回の発呼日時を再設定しない。これは、定間隔検針においては調時の時点を起点に次回検針時刻を設定するため、発呼時刻も合わせて設定しなければ当初設定した検針からの発呼タイミングにズレが生じてしまうためである。定日時検針においては検針及び発呼の日時は調時を起点とせず最寄の日時が採用されるためその限りではないからである。
図5は、本実施形態に係る検針装置1の動作の一例を示す第3の図であり、(a)は調時部25による調時の様子を示し、(b)は定日時検針機能での再設定等の動作を示し、(c)は定間隔検針機能での再設定等の動作を示している。なお、図5に示す例において発呼日時は検針日時と関連なく設定されるものとする。さらに、図5に示す例において調時される前の現在日時は、検針が行われてから発呼されるまでの間になっているものとする。
まず、図5(a)に示すように、検針日時記憶部22bには次回の検針日時及び前回の検針日時の情報が記憶されており、発呼日時記憶部22cには次回の検針日時及び前回の検針日時から所定時間後の日時において次回の発呼日時及び前回の発呼日時が記憶されている。このような場合において調時部25による調時は以下のパターンが考えられる。例えば調時部25は、パターン1として、現在日時から次回の発呼日時までの間に現在日時を書き換える。また、調時部25は、パターン2として、次回の発呼日時から次回の検針日時までの間に現在日時を書き換え、パターン3として、次回の検針日時を超えて現在日時を書き換える。さらに、調時部25は、パターン4として、現在日時から前回の検針日時までの間に現在日時を書き換える。また、調時部25は、パターン5として、前回の発呼日時から前回の検針日時までの間に現在日時を書き換え、パターン6として、前回の発呼日時を超えて現在日時を書き換える。
図5(b)に示すように、検針日時設定部23が定日時検針機能を有する場合、検針日時設定部23は上記パターン1〜6に対して以下のように動作する。すなわち、検針日時設定部23は、パターン1及びパターン4の場合、次回の検針日時をそのままとし、再設定しない。また、発呼日時設定部26についても同様に、パターン1及びパターン4の場合、次回の発呼日時をそのままとする。
これに対して、パターン2の場合、検針日時設定部23は次回の検針日時の設定をそのままにし、発呼日時設定部26は次回の発呼日時を再設定する。なお、パターン2において調時前の現在日時は検針が行われてから発呼されるまでの間となっている。このため、比較的最近において検針が行われていることから、検針部24は、調時の時点において検針を即実行することなく、発呼部27は、調時の時点において発呼を即実行する。
また、パターン3の場合、検針日時設定部23は次回の検針日時を設定し直す。このとき、検針日時設定部23は、調時部25による調時後の現在日時から最も到来が早い指定日時に次回の検針日時を設定する。さらに、パターン3の場合、発呼日時設定部26は次回の発呼日時を設定し直す。加えて、パターン3の場合、検針部24は、調時部25による調時の時点において検針を即実行する。また、パターン3の場合、発呼部27は、調時部25による調時の時点において発呼を即実行する。
さらに、パターン5及びパターン6の場合、検針日時設定部23は次回の検針日時を設定し直すが、発呼日時設定部26は次回の発呼日時を設定し直すことなくそのままとする。加えて、検針部24は、調時部25による調時の時点において検針を即実行するが、発呼部27は、調時部25による調時の時点において発呼を実行しない。
また、図5(c)に示すように、検針日時設定部23が定間隔検針機能を有する場合、図5(b)と同じようにして、次回の検針日時が再設定等されることとなる。
図6は、本実施形態に係る検針装置1の動作の一例を示す第4の図であり、(a)は第1の例を示し、(b)は第2の例を示している。図6に示す例においては、発呼日時設定部26が定められた時点(前回の発呼日時)から所定間隔で到来する日時に次回の発呼日時を設定する場合の例を示している。ここで、発呼日時設定部26が前回の発呼日時から所定間隔で到来する日時に次回の発呼日時を設定する場合とは、発呼日時設定部26自体が前回の発呼日時に所定日数や所定時間を加算して次回の発呼日時を設定する場合(すなわち検針日時によらず発呼日時が設定される場合)のみならず、検針日時設定部23が定間隔検針機能を有し発呼日時が検針日時を基準に設定される場合(例えば同日同時刻や1日後に設定される場合)も含む概念である。なお、以下では検針日時と発呼日時が同じである場合を例に説明する。
図6(a)に示すように、例えば前回の検針・発呼日時が10月15日10時であり、次回の検針・発呼日時が11月4日10時であるとする。すなわち、所定間隔が20日であるとする。また、現在日時が10月25日13時であるとする。そして、調時部25が現在日時を10月8日12時に書き換えるとする。
この場合において発呼日時設定部26は、調時された現在日時から所定間隔後の日に次回の発呼日を設定し直すと共に、発呼時刻についてはそのままとする。すなわち、上記例は、例えば図3(c)のパターン4に該当するため、次回の発呼日時が設定し直されることとなる。このとき、調時後の現在日時は10月8日12時であるため、これに所定間隔である20日を加算すると、次回の検針・発呼日時は10月30日12時となってしまう。
ここで、発呼時刻は、アクセス集中を避けるべく複数の検針装置1のそれぞれにおいてずらされる傾向がある。よって、この検針装置1は、発呼時刻を10時としておくことが好ましい。このため、検針日時設定部23及び発呼日時設定部26は、次回の検針・発呼日時を10月30日12時とせず、10月30日10時とする。このように、発呼時刻を固定とすることで、アクセス集中を避ける状態を保ったままで、発呼日時を設定し直すことができる。
なお、図6(b)に示すように、所定間隔が時間単位である場合には、上記処理を実行しなくともよい。すなわち、例えば前回の検針・発呼日時が10月15日10時であり、次回の検針・発呼日時が10月17日15時であるとする。すなわち、所定間隔が43時間であるとする。また、現在日時が10月15日21時であるとする。そして、調時部25が現在日時を10月14日8時に書き換えるとする。
ここで、上記するように、調時前の発呼時刻は前回が10時であり次回が15時となっている。すなわち、そもそも発呼時刻が固定となっていない。このため、調時後の現在日時は10月14日8時に対して所定間隔である43時間を加算した日時を次回の検針・発呼日時とする。すなわち、次回の検針・発呼日時は10月16日3時とする。
次に、本実施形態に係る検針装置1による検針・発呼方法を説明する。図7は、本実施形態に係る検針装置1による検針・発呼方法を示すフローチャートである。図7に示すように、まず、制御部20は、外部から日時情報を受信したかを判断する(S1)。受信していないと判断した場合(S1:NO)、受信したと判断されるまで、この処理が繰り返される。
受信したと判断した場合(S1:YES)、調時部25は、ステップS1にて受信したと判断された日時情報に基づいて調時を行う(S2)。このとき、調時部25は、日時情報に基づいて現在日時を書き換えることで調時する。
次に、制御部20は、ステップS2における調時が所定条件を満たすものであるかを判断する(S3)。ここで、所定条件とは、図3(b)及び(c)のパターン2,4、図4(b)(c)のパターン2,3,6、並びに、図5(b)(c)のパターン2,3,5,6に示すものである。
ステップS2における調時が所定条件を満たさないと判断した場合(S3:NO)、次回の検針日時の再設定や発呼の即実行等の必要が無いことから、図7に示す処理は終了する。
一方、所定条件を満たすと判断した場合(S3:YES)、次回の検針日時の再設定や発呼の即実行等の必要があることから、検針日時設定部23、発呼日時設定部26、検針部24及び発呼部27は、必要に応じて再設定及び即実行の処理を行う(S4)。その後、図7に示す処理は終了する。
このようにして、本実施形態に係る検針装置1によれば、次回の検針日時を超えて調時される場合、次回の検針日時を設定し直すため、次回の検針日時を超えてしまい検針が長期に亘り実施されなくなったり検針自体が行われなくなったりしてしまう事態を防止することができる。また、前回の検針日時を超えて調時される場合、次回の検針日時を設定し直すため、前回の検針日時を超えるような大きく過去に遡る調時の結果、検針が長期に亘り実施されなくなってしまう事態を防止することができる。従って、現在日時の書き換えによる調時を行いつつも、処理の実行にあたり適正化を図ることができる。
また、定日時検針機能を有する場合、現在日時から最も到来が早い指定日時に次回の検針日時を設定し直すため、毎年の定められた月日時や毎月の定められた日時などの指定日時が遵守されたままで、次回の検針日時を設定し直すことができる。
また、定間隔検針機能を有する場合、例えば大量な時間(例えば1年など)が調時された場合、調時された大量な時間に応じて所定間隔(例えば20日)に従う演算を何度も実行することとなり(例えば20日+20日+20日+・・・という演算を大量な時間分だけ演算することなり)、処理負荷が増大してしまうこととなるが、調時された現在日時から所定間隔後の日に次回の検針日時を設定し直すことで、このような繰り返し演算を防止して処理負荷を抑えることができる。
また、次回の発呼日時を超えて調時される場合、次回の発呼日時を設定し直すため、次回の発呼日時を超えてしまい発呼が長期に亘り実施されなくなったり発呼自体が行われなくなったりしてしまう事態を防止することができる。従って、現在日時の書き換えによる調時を行いつつも、処理の実行にあたり一層適正化を図ることができる。
また、次回の発呼日時を超えて調時される場合、調時の時点において発呼すると共に、次回の発呼日時を設定し直すため、発呼日時が設定し直されたときに長期に亘り発呼されなくなる可能性を考慮し、調時の時点で発呼することで、長期に亘り発呼されなくなる事態を防止でき、処理の実行にあたりより一層適正化を図ることができる。
また、前回の検針日時を超えず前回の発呼日時を超えて調時される場合、次回の発呼日時の設定をそのままとするため、前回の検針日時を超えない程度の調時であるときには、次回の発呼日時を設定し直すことがなく、頻繁な発呼を防止して、処理の実行にあたり一層適正化を図ることができる。
また、前回の検針日時を超えて調時される場合、次回の発呼日時を設定し直すため、前回の検針日時を超える大きな調時であるときには、次回の発呼日時を設定して長期に亘り発呼されなくなってしまう事態を防止して、処理の実行にあたり一層適正化を図ることができる。
また、調時された現在日時から所定間隔後の日に次回の発呼日を設定し直すと共に、発呼時刻の設定についてはそのままとするため、発呼日が変わっても発呼時刻については固定のままとすることができる。ここで、発呼時刻は、アクセス集中を避けるべく複数の検針装置のそれぞれにおいてずらされる傾向があり、上記の如く発呼時刻が固定とされることで、アクセス集中を避ける状態を保ったままで、発呼日時を設定し直すことができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよいし、可能な範囲で適宜他の技術を組み合わせてもよい。
例えば、上記実施形態において検針部24により検針された検針値を発呼部27により管理センタ側に発呼する構成を説明したが、これに限らず、発呼部27を有さず、検針値は記憶部22に記憶されるようになっていてもよい。この場合、発呼日時設定部26を有しないことは言うまでもない。また、発呼部27を有しないため、検針装置1は例えば専用の端末等が有線又は無線にて接続されて専用の端末により検針値が取得されるようになっていてもよい。
さらに、発呼部27を有するが発呼日時設定部26を有さず、発呼については、管理センタからの信号を受信したことで行われるようになっていてもよい。
さらに、上記実施形態では日時について月日時を挙げて説明したが、これに加えて年の情報が加わる場合も処理等は同様である。
加えて、検針日時記憶部22bは次回及び前回の検針日時を記憶し、発呼日時記憶部22cは次回及び前回の発呼日時を記憶しているが、次回及び前回に加えて、次々回や前々回など、さらに多くの検針日時や発呼日時の情報を記憶していてもよい。
1 :検針装置
10 :流量センサ
20 :制御部
21 :計時部(計時手段)
22 :記憶部
22a :カレンダー情報記憶部(カレンダー情報記憶手段)
22b :検針日時記憶部(検針日時記憶手段)
22c :発呼日時記憶部(発呼日時記憶手段)
23 :検針日時設定部(検針日時設定手段)
24 :検針部(検針手段)
25 :調時部(調時手段)
26 :発呼日時設定部(発呼日時設定手段)
27 :発呼部(発呼手段)

Claims (8)

  1. 現在日時を計時する計時手段と、少なくとも月日の情報を有するカレンダー情報を記憶するカレンダー情報記憶手段と、前記カレンダー情報記憶手段により記憶されるカレンダー情報に対して次回の検針日時を設定する検針日時設定手段と、前記検針日時設定手段により設定された次回の検針日時の情報、及び前回の検針日時の情報を記憶する検針日時記憶手段と、前記計時手段により計時される現在日時が前記検針日時記憶手段に記憶される次回の検針日時となった場合に検針を行う検針手段と、を備えた検針装置であって、
    少なくとも月日時の情報を含む日時情報を取得した場合に当該日時情報に基づいて前記計時手段により計時される現在日時を書き換えて調時する調時手段を備え、
    前記検針日時設定手段は、前記調時手段により、前記検針日時記憶手段に記憶される前回の検針日時を超えて調時される場合、次回の検針日時を設定し直す
    ことを特徴とする検針装置。
  2. 前記検針日時設定手段は、毎年の定められた月日時及び毎月の定められた日時の少なくとも一方の指定日時に次回の検針日時を設定する場合において、前記調時手段により、前記検針日時記憶手段に記憶される前回の検針日時を超えて調時される場合、調時された現在日時から最も到来が早い指定日時に次回の検針日時を設定し直す
    ことを特徴とする請求項1に記載の検針装置。
  3. 前記検針日時設定手段は、定められた時点から所定間隔で到来する日時に次回の検針日時を設定する場合において、前記調時手段により、前記検針日時記憶手段に記憶される前回の検針日時を超えて調時される場合、調時された現在日時から前記所定間隔を基準に次回の検針日時を設定し直す
    ことを特徴とする請求項1に記載の検針装置。
  4. 前記カレンダー情報記憶手段により記憶されるカレンダー情報に対して次回の発呼日時を設定する発呼日時設定手段と、
    前記発呼日時設定手段により設定された次回の発呼日時の情報、及び前回の発呼日時の情報を記憶する発呼日時記憶手段と、
    前記計時手段により計時される現在日時が前記発呼日時記憶手段に記憶された次回の発呼日時となった場合に、前記検針手段による検針にて得られた最新の検針値の情報をセンタ側に発呼する発呼手段と、を備え、
    前記発呼日時設定手段は、前記調時手段により、前記発呼日時記憶手段に記憶される次回の発呼日時を超えて調時される場合、次回の発呼日時を設定し直す
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の検針装置。
  5. 前記調時手段により、前記発呼日時記憶手段に記憶される次回の発呼日時を超えて調時される場合、前記発呼手段は調時の時点において発呼すると共に、前記発呼日時設定手段は次回の発呼日時を設定し直す
    ことを特徴とする請求項4に記載の検針装置。
  6. 前記発呼日時設定手段は、前記調時手段により、前記検針日時記憶手段に記憶される前回の検針日時を超えて調時される場合、次回の発呼日時を設定し直す
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5のいずれかに記載の検針装置。
  7. 前記発呼日時設定手段は、定められた時点から所定間隔で到来する日時に次回の発呼日時を設定する場合において、次回の発呼日時を設定し直すにあたり、調時された現在日時から前記所定間隔後の日に次回の発呼日を設定し直すと共に、発呼時刻の設定についてはそのままとする
    ことを特徴とする請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の検針装置。
  8. 現在日時を計時する計時手段と、少なくとも月日の情報を有するカレンダー情報を記憶するカレンダー情報記憶手段と、前記カレンダー情報記憶手段により記憶されるカレンダー情報に対して次回の検針日時を設定する検針日時設定手段と、前記検針日時設定手段により設定された次回の検針日時の情報、及び前回の検針日時の情報を記憶する検針日時記憶手段と、前記計時手段により計時される現在日時が前記検針日時記憶手段に記憶される次回の検針日時となった場合に検針を行う検針手段と、を備えた検針装置であって、
    少なくとも月日時の情報を含む日時情報を取得した場合に当該日時情報に基づいて前記計時手段により計時される現在日時を書き換えて調時する調時手段と、
    前記カレンダー情報記憶手段により記憶されるカレンダー情報に対して次回の発呼日時を設定する発呼日時設定手段と、
    前記発呼日時設定手段により設定された次回の発呼日時の情報、及び前回の発呼日時の情報を記憶する発呼日時記憶手段と、
    前記計時手段により計時される現在日時が前記発呼日時記憶手段に記憶された次回の発呼日時となった場合に、前記検針手段による検針にて得られた最新の検針値の情報をセンタ側に発呼する発呼手段と、を備え、
    前記検針日時設定手段は、前記調時手段により、前記検針日時記憶手段に記憶される次回の検針日時又は前回の検針日時を超えて調時される場合、次回の検針日時を設定し直し、
    前記発呼日時設定手段は、前記調時手段により、前記発呼日時記憶手段に記憶される次回の発呼日時を超えて調時される場合、次回の発呼日時を設定し直し、且つ、前記検針日時記憶手段に記憶される前回の検針日時を超えず前記発呼日時記憶手段に記憶される前回の発呼日時を超えて調時される場合、次回の発呼日時の設定をそのままとする
    ことを特徴とする検針装置。
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