JP4316961B2 - タイムレコーダ、及び較正時刻管理システム - Google Patents

タイムレコーダ、及び較正時刻管理システム Download PDF

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Description

本発明は、従業員の出退勤を記録するタイムレコーダに関し、特に標準時刻電波を受信して、電波時計部の時刻を較正する機能を備えたタイムレコーダ、及び当該タイムレコーダを用いた較正時刻管理システムに関する。
従業員の出退勤を記録、管理する装置として、タイムカードを差し込んで、差し込んだ時刻を出勤または退勤時刻として記録するタイムレコーダが一般的に普及している。
タイムレコーダによる時刻の記録は、その後にタイムカードに印字された記録を基にして給料等の各種計算を行うものであるから、印字される時刻は正確でなければならない。そこで、タイムレコーダに電波時計を内蔵させ、正確な時刻に自動修正するように構成したタイムレコーダも提案されている。
しかしながら、タイムカードへの印字が連続する時間帯に時刻修正を行うと、入室の順番が後の人の印字時間が先に入室した人の印字時間よりも早くなってしまうことがある。例えば、表示時刻を8時00分01秒「08:00:01」から7時59分59秒「07:59:59」に修正した場合を考える。この場合、入室時刻が「08:00」と印字された人の次の人の入室時間が「07:59」になる可能性がある。
特許文献1のタイムレコーダでは、標準時刻電波の受信による電波時計部の時刻較正動作を深夜や早朝等に行うようにすることで、勤務時間内での時刻修正をなくしている。
特許文献1に開示されたタイムレコーダの時刻較正の手順を図10に示されたフローチャートを参照しながら説明する。タイムレコーダは、まず、標準時刻電波の受信時刻が手動設定されているか否かを確認する(ステップS21)。手動設定されていない場合には(ステップS21/NO)、定期受信スケジュールに従って定時(1時間に1回)に受信モードに入って標準時刻電波の受信を行う(ステップS22)。このとき、標準時刻電波の受信に失敗した場合には(ステップS24/NO)、次の定期受信時刻に再度受信動作を実行する。また、受信に成功した場合には(ステップS24/YES)、電波時計の時刻を受信した標準時刻電波に従って較正する(ステップS25)。
また、受信時刻が手動設定されている場合には(ステップS21/YES)、設定されている時刻に受信モードに入って(ステップS23)、標準時刻電波の受信を行う(ステップS24)。従って、受信時刻を深夜や早朝等に手動設定しておけば、勤務時間内に電波時計が受信動作に入ることはないので、勤務時間内に時刻が修正されることがない。
特開2002−8079号公報
上述した特許文献1のタイムレコーダでは、勤務時間内に電波時計の時刻較正が行われないように、標準時刻電波の受信時刻を深夜や早朝に設定している。しかしながら、電波時計の時刻較正に設定された深夜や早朝は、節電等の目的でタイムレコーダの電源が切られてしまう場合がある。
この場合、タイムレコーダの電源が入っていないので、標準時刻電波を受信することができず、電波時計の時刻較正を行うことができない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、最適な時間帯に標準時刻電波を受信して電波時計部の時刻の較正を行うタイムレコーダ、及び較正時刻管理システムを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、標準時刻電波を受信して、電波時計部の時刻の較正を行うタイムレコーダであって、前記タイムレコーダの印字履歴に基づき印字が行われた回数がゼロの時間帯、または最も少なかった時間帯を前記標準時刻電波の受信に最適なタイミングと決定し、決定したタイミングに前記電波時計部の時刻の較正を行うことを特徴としている。
請求項1記載の発明は、タイムレコーダの印字履歴に基づいて印字が行われた回数がゼロの時間帯、または最も少なかった時間帯を標準時刻電波の受信に最適なタイミングと決定している。従って、タイムカードへの印字が連続する時間帯に電波時計部の時刻較正が行われてしまうことを避けることができ、実際の勤務時間とタイムレコーダ上の勤務時間データとの間に誤差が生じる問題が発生しない。また、タイムレコーダの印字履歴に基づいて標準時刻電波の受信時刻を判断しているため、タイムレコーダの電源が入っている時間内で電波時計部の時刻較正を行うことができる。従って、タイムレコーダの電源が切られる時間帯(例えば深夜)が標準時刻電波の受信時刻に設定されることがなく、電波時計部の時刻較正を決められた期間内に必ず行うことができる。
請求項2記載の発明は、標準時刻電波を受信して、電波時計部の時刻の較正を行うタイムレコーダであって、予め定められた単位時間毎の印字回数を記録してタイムカードの印字に関する統計データを記録する記録手段と、前記統計データから、印字が行われた回数がゼロの時間帯、または最も少なかった時間帯を前記標準時刻電波の受信に最適なタイミングと決定し、決定したタイミングに受信した標準時刻電波に基づき、前記電波時計部の時刻の較正を行う制御手段とを有することを特徴としている。
請求項2記載のタイムレコーダは、予め定められた単位時間毎の印字回数を記録してタイムカードの印字に関する統計データを記録し、記録した統計データから標準時刻電波の受信に最適なタイミングを決定している。従って、タイムカードへの印字が連続する時間帯に電波時計部の時刻較正が行われてしまうことを避けることができ、実際の勤務時間とタイムレコーダ上の勤務時間データとの間に誤差が生じる問題が発生しない。また、印字に関する統計データを作成して標準時刻電波の受信時刻を判断しているため、統計が取られるタイムレコーダの電源が入っている時間内で電波時計部の時刻較正を行うことができる。従って、タイムレコーダの電源が切られる時間帯(例えば深夜)が標準時刻電波の受信時刻に設定されることがなく、電波時計部の時刻較正を決められた期間内に必ず行うことができる。
請求項記載の較正時刻管理システムは、標準時刻電波を受信して、電波時計部の時刻の較正を行うタイムレコーダと、前記タイムレコーダの電波時計部の時刻の較正を行うタイミングを前記タイムレコーダに指示する管理装置とを有する較正時刻管理システムであって、前記管理装置は、前記タイムレコーダの印字履歴に基づいて印字が行われた回数がゼロの時間帯、または最も少なかった時間帯を前記標準時刻電波の受信に最適なタイミングと決定し、決定したタイミングでの前記標準時刻電波の受信を前記タイムレコーダに通知することを特徴としている。
請求項記載の発明は、管理装置が、タイムレコーダの印字履歴に基づいて印字が行われた回数がゼロの時間帯、または最も少なかった時間帯を標準時刻電波の受信に最適なタイミングと決定している。また、管理装置は、決定したタイミングでの標準時刻電波の受信をタイムレコーダに指示している。従って、タイムレコーダでの印字が連続する時間帯に、タイムレコーダの電波時計部の時刻較正が行われてしまうことを避けることができ、実際の勤務時間とタイムレコーダ上の勤務時間データとの間に誤差が生じる問題が発生しない。また、タイムレコーダの印字履歴に基づいて標準時刻電波の受信時刻を判断しているため、タイムレコーダの電源が入っている時間内で電波時計部の時刻較正を行うことができる。従って、タイムレコーダの電源が切られる時間帯(例えば深夜)が標準時刻電波の受信時刻に設定されることがなく、電波時計部の時刻較正を決められた期間内に必ず行うことができる。
本発明は、最適な時間帯に標準時刻電波を受信して電波時計部の時刻の較正を行うことができる。
次に、添付図面を参照しながら本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
まず、図1を参照しながら本実施例の構成を説明する。図1に示されるように本実施例のタイムレコーダ1は、電波時計部2と、表示部10と、入力部11と、印字部12と、カード検知センサ13と、カード搬送用モータ14とが入出力インタフェース部5を介してCPU6と接続されている。また、CPU6には、制御プログラムを格納したROM7と、CPU6の電源が切られた時のデータ保持機能を持った、例えばSRAM(Static Random Access Memory)、フラッシュメモリ、またはバッテリバックアップ電源を備えたRAMなどのRAM8が接続されている。また、電波時計部2には、クロック部3と電波受信部4とが備えられている。
電波受信部4は、標準時刻電波を受信して、クロック部3の時刻を較正する。また、電波受信部4による標準時刻電波の受信動作は、CPU6によって制御されている。
CPU6は、入出力インタフェース部5を介してクロック部3から時刻データを逐次読み取り、表示部10に時刻表示する。また、CPU6は、カード検知センサ13を介してカード挿入口20へのカードの挿入を監視し、タイムカードの挿入を検出すると、印字部12によりカードの所定の位置に印字を行う。また、CPU6は、所定の期間(例えば30日)毎に、RAM8に記録された各従業員の出退勤記録から、給与計算に必要なデータを作成する。作成されたデータはRAM8に格納される。
ROM7には、定刻に標準時刻電波を受信する定刻受信プログラムと、タイムレコーダ1の印字時刻の統計データから、受信時刻を決定する受信時刻決定プログラムと、受信時刻決定プログラムにより定められた時刻に、標準時刻電波の受信を実行する最適時刻受信プログラムとが格納されている。
RAM8は、予め定められた単位時間内に、タイムカードへの印字動作を行った回数をカウントする。印字回数をカウントするカウンタとして本実施例では駆動カウンタ9が設けられている。CPU6は、タイムカードのカード挿入口20への挿入を検出し、印字部12に印字の指示を出力すると、駆動カウンタ9のカウント値をカウントアップする。駆動カウンタ9は、例えば、30分単位でデータを保持する場合には、48個の駆動カウンタが必要となる。なお、駆動カウンタ9をリングバッファから構成してもよい。この場合、リングバッファのすべての記録領域にデータの書き込みが終了すると、記録領域の先頭から新たなデータを書き込み始めるため、データの更新、管理が容易になる。
また、RAM8には、勤務時間を規定した勤務体系情報、各従業員の出退勤の記録を取った出退勤時刻管理テーブル、勤務体系情報と、出退勤時刻管理テーブルに記録された各従業員の出退勤時刻の記録とから従業員の給与計算に必要なデータを作成して記録した勤怠データ管理テーブルとが格納されている。図2〜図4を参照しながらこれらの情報、及び管理テーブルの構成を説明する。
図2には、勤務体系情報の一例が示されている。勤務体系の項目である始業時刻、終業時刻、残業開始時刻等、それぞれの項目に対して設定された時刻がRAM8に記録されている。例えば、図2に示す例では、始業時刻データとして8時30分が格納されている。
また、図3には、従業員の出退時刻を記録した出退勤時刻管理テーブルが示されている。この出退勤時刻管理テーブルでは、1つのテーブルに1人の従業員の1カ月分の出退勤時刻が記録されている。
図4に、CPU6によって作成される勤怠データ管理テーブルの構造を示す。この勤怠データ管理テーブルでは、1つのテーブルで従業員一人の1カ月分の勤怠データが記録され、管理される。記録される項目には、対象となる従業員を識別する従業員コード、就業日数、残業期間等の給与計算に必要なデータからなる。
ここで、CPU6による勤怠データの作成手順を説明する。CPU6はRAM8から勤務体系情報と、出退勤時刻管理テーブルの中から1人の従業員の出退勤時刻の記録を読み込む。次に、読み込んだ出退勤時刻の記録と勤務体系情報とから勤怠データを作成する。これは、例えば出退勤時刻の記録の出退時刻と勤務体系情報との比較から、遅刻の有無、退出時刻と終業時刻、早退の有無、残業の有無などを判断し、図4に示される勤怠データを作成する。作成された勤怠データはRAM8に書き込まれる。
次に、表示部10、入力部11についてタイムレコーダの外観図を参照しながら説明する。図5には、本実施例のタイムレコーダの外観形状が示されている。図5に示されるようにタイムレコーダ1の筐体上面には、タイムレコーダ1の挿入口となるカード挿入口20が設けられている。また、筐体の表面には、曜日、現在時刻、日付などを表示する表示部10が設けられている。
表示部10の下には、例えば、出勤、外出、再入、退勤などの選択ボタンからなる入力部11が設けられている。例えば、外出のボタンを押下することで、タイムカードに外出をした時刻が印字される。
また、予め設定された勤務体系情報(始業時刻、終業時刻、残業開始時刻など)に応じて、現在の時刻でタイムカードに印字を行うと、どの項目(例えば、出勤、残業など)で時刻が印刷されるのかが表示される(例えば、例えば該当するボタンの点灯などによって表示される)。
ここで、図6を参照しながらタイムカードへの時刻印字の動作手順の一例を説明する。タイムカードがカード挿入口20に差し込まれると、差し込まれたタイムカードの下端をカード検知センサ13が検出する(図6に示す(A)の状態)。カード検知センサ13によってタイムカードの下端を検出すると、カード搬送用モータ14が引き込みを開始する(図6に示す(B)の状態)。
次いで、上側の搬送ローラ17がカード搬送用モータ14に駆動されて引き込み回転され、その後、タイムカードの上端をカード検知センサ13が検知すると(図6に示す(C)の状態)、CPU6によるカウントが開始される。上端を検知した位置からカード搬送用モータ14が所定のステップ数送ったタイムカードの位置、すなわち、カード検知センサ13からLの長さ離れた位置をホームポジションとして、搬送を一時停止する(図6に示す(D)の状態)。
なお、このホームポジションはタイムカードの最上段の印字段に相当し、従って、当日の日付が1日等締日の翌日である場合は、この最上段の印字段に印字部の印字ヘッド12aがそのまま就業時刻を印字する。このホームポジションの位置からのカード搬送は、図6(D)に示す下側の搬送ローラ18がカード搬送を受け継ぐ。なお、タイムカードの最上段には給料計算の締日の翌日の日付が書かれるのが一般的となっている。20日締の場合、締日の20日を最終段とした方が効率よくタイムカードを使えるためである。
しかし、当日が締日の翌日以外の日付で、最上段が印字位置ではない場合には、カード搬送用モータ14を逆回転させて、搬送ローラ18を逆回転し、印字すべき日付位置(印字欄位置)に向けてタイムカードを逆送(上昇搬送)する。予めプログラムされている印字位置に達したら、カード搬送用モータ14の回転を停止して搬送ローラ18による搬送を停止し、その後、印字ヘッド12aによる就業時刻の印字を行う(図6(F))。次いで、再びカード搬送用モータ14を逆回転させることによってタイムカードをカード挿入口20に向けて排出し、処理を終了する。
なお、タイムレコーダの構成は、上述したものだけに限らない。例えば、上述した説明では、上側の搬送ローラ17と下側の搬送ローラ18との2つの搬送ローラを設けているが、1つの搬送ローラによりタイムカードを搬送するものであってもよい。また、ホームポジションの検出センサとカード検出センサとを別々に設けてもよい。さらに、タイムスタンプのようにカード搬送機構のないものであってもよい。
電波時計部2を備え、現在時刻の修正動作を行うタイムレコーダにおいては、タイムカードへの印字が連続する時間帯に時刻修正の動作を行うと、実際の勤務時間とタイムレコーダ上の勤務時間データとの間に誤差が生じてしまう場合がある。例えば、表示時刻を8時00分01秒「08:00:01」から7時59分59秒「07:59:59」に修正した場合を考える。この場合、入室時刻が「08:00」と印字された人の次の人の入室時間が「07:59」になる可能性がある。
このような問題点を改善するためタイムレコーダの印字履歴によって標準時刻電波の受信時刻を自動的に判断して電波時計部2の時刻の較正を行う。本実施例は、予め設定された時間を単位時間ごとに区切り、この単位時間内にタイムカードへの印字が行われた回数をカウントする。カウント動作は、タイムレコーダの電源がONされている時間中行われ、単位時間内に印字動作が行われた回数の統計データを作成する。CPU6は印字部12への印字指示を出力する毎に、RAM8の該当駆動カウンタ9のカウント値をカウントアップする。例えば、30分単位として記録を取る場合には、駆動カウンタ9は48個必要となる。表1に駆動カウンタ9に保持されているデータの一例を示す。
Figure 0004316961
CPU6は、駆動カウンタ9のカウント数を参照して、カウント数がゼロの時間帯、またはカウント数が最も少ない時間帯を検出する。表1に示す例では、6:00〜6:30の時間帯、9:00〜11:30の時間帯、14:00〜16:00の時間帯、17:00〜17:30の時間帯がカウント数がゼロの時間帯となる。なお、表1に斜線で示される時間帯はタイムレコーダ1の電源がOFFされている時間帯である。
時刻をタイムカードに印字する印字動作のカウント数がゼロの時間帯、または最も少ない時間帯を検出すると、CPU6はこの時間帯に電波受信部4を駆動制御して、標準時刻電波を受信させ、クロック部3の時刻を較正する。
このように本実施例は、予め定められた単位時間内に、タイムカードに印字を行う印字回数をカウントして、印字回数の統計データを作成し、印字が行われた回数がゼロの時間帯、または最も少なかった時間帯に標準時刻電波を受信して電波時計部の時計を較正することで、実際の勤務時間とタイムレコーダ上の勤務時間データとの間に誤差が生じるといった問題の発生を防止することができる。
なお、初期状態で、印字回数の統計データが駆動カウンタ9に記録されていない場合や、印字が行われた回数がゼロの時間帯、または最も少なかった時間帯にクロック部の時計の較正動作を行わない設定がユーザによりなされた場合には、ROM7に記録された定期受信プログラムに従って、定時(例えば1時間に1回)に受信モードに入って標準時刻電波の受信を行う。
次に、図7に示されたフローチャートを参照しながら本実施例の動作手順を説明する。タイムレコーダ1に電源が供給され、起動したCPU6は、ROM7から読み込んだプログラム(定刻受信プログラム、受信時刻決定プログラム、最適時刻受信プログラム)に従って、装置の制御を開始する。まず、駆動カウンタ9を参照して、印字回数の統計データが記録されているか否かを判断する(ステップS1)。印字回数の統計データが駆動カウンタ9に登録されていない場合には(ステップS1/NO)、定期受信スケジュールに従って定時(1時間に1回)に受信モードに入って標準時刻電波の受信を行う(ステップS2)。このとき、標準時刻電波の受信に失敗した場合には(ステップS4/NO)、次の定期受信時刻に再度受信動作を実行する。また、受信に成功した場合には(ステップS4/YES)、クロック部3の時刻を受信した標準時刻電波に従って較正する(ステップS5)。
また、印字回数の統計データが駆動カウンタ9に登録されている場合には(ステップS1/YES)、統計データに従って、印字回数が0の時間帯、または最も少ない時間帯に受信モードに入って(ステップS3)、標準時刻電波の受信を行う(ステップS4)。受信に成功した場合には(ステップS4/YES)、クロック部3の時刻を受信した標準時刻電波に従って較正する(ステップS5)。
上述した実施例1では、1つのタイムレコーダ1により勤務記録を管理する実施例を説明した。本実施例は、複数のタイムレコーダを用いて従業員の勤務記録を管理する場合が示されている。
本実施例は図8に示されるように複数のタイムレコーダ(1A,1B,1C,・・・)を管理する管理コンピュータ100を設けて、この管理コンピュータ100の駆動制御により電波時計部2の時刻を較正する。
本実施例の動作手順を図9に示されたフローチャートを参照しながら説明する。各タイムレコーダ(1A,1B,1C,・・・)は、単位時間で区切った時間帯毎に、この時間帯に発生した印字回数を管理コンピュータ100に通知する。管理コンピュータ100はタイムレコーダ(1A,1B,1C,・・・)から印字回数情報を受信すると(ステップS10/YES)、受信した印字回数を該当タイムレコーダ用の印字回数管理テーブルに記録する(ステップS11)。管理コンピュータ100には、ネットワーク接続されたタイムレコーダ毎に印字回数管理テーブルが設けられており、この印字回数管理テーブルに該当タイムレコーダで発生した印字回数情報を時間帯毎に記録し、印字回数の統計データを作成する。
次に、管理コンピュータは作成した印字回数の統計データを参照し、各タイムレコーダに時刻修正を行わせる時間帯を検出する。そして、検出した時間帯となったタイムレコーダに対して(ステップS12)、標準時刻電波を受信し、電波時計部の時刻を較正するよう指示する(ステップS13)。このような構成、及び手順によっても上述した実施例と同様な効果を得ることができる。
なお、上述した実施例は本発明の好適な実施例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
本実施例のタイムレコーダの構成を示すブロック図である。 勤務体系情報を示す図である。 出退勤時刻管理テーブルの構成を示す図である。 勤怠データ管理テーブルの構成を示す図である。 タイムレコーダの外観形状を示す外観図である。 タイムカードへの印字動作を説明するための図である。 本実施例の動作手順を示すフローチャートである。 複数のタイムレコーダを管理コンピュータ100を設けて管理する場合のシステム構成を示す図である。 図8に示すシステムの電波時計部の時刻較正手順を示すフローチャートである。 従来のタイムレコーダの時刻修正の動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 タイムレコーダ 2 電波時計部
3 クロック部 4 電波受信部
5 入出力インタフェース部 6 CPU
7 ROM 8 RAM
9 駆動カウンタ 10 表示部
11 入力部 12 印字部
13 カード検知センサ 14 カード搬送用モータ
17、18 搬送ローラ 20 カード挿入口
100 管理コンピュータ

Claims (3)

  1. 標準時刻電波を受信して、電波時計部の時刻の較正を行うタイムレコーダであって、
    前記タイムレコーダの印字履歴に基づき印字が行われた回数がゼロの時間帯、または最も少なかった時間帯を前記標準時刻電波の受信に最適なタイミングと決定し、決定したタイミングに前記電波時計部の時刻の較正を行うことを特徴とするタイムレコーダ。
  2. 標準時刻電波を受信して、電波時計部の時刻の較正を行うタイムレコーダであって、
    予め定められた単位時間毎の印字回数を記録してタイムカードの印字に関する統計データを記録する記録手段と、
    前記統計データから、印字が行われた回数がゼロの時間帯、または最も少なかった時間帯を前記標準時刻電波の受信に最適なタイミングと決定し、決定したタイミングに受信した標準時刻電波に基づき、前記電波時計部の時刻の較正を行う制御手段と、
    を有することを特徴とするタイムレコーダ。
  3. 標準時刻電波を受信して、電波時計部の時刻の較正を行うタイムレコーダと、
    前記タイムレコーダの電波時計部の時刻の較正を行うタイミングを前記タイムレコーダに指示する管理装置とを有する較正時刻管理システムであって、
    前記管理装置は、前記タイムレコーダの印字履歴に基づいて印字が行われた回数がゼロの時間帯、または最も少なかった時間帯を前記標準時刻電波の受信に最適なタイミングと決定し、決定したタイミングでの前記標準時刻電波の受信を前記タイムレコーダに通知することを特徴とする較正時刻管理システム。
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