JP4622029B2 - 表示機能付き電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、液晶ディスプレイ等の表示手段が収納可能に設けられたDVD(Digital Versatile Disc)プレーヤ等に適用して好適な表示機能付き電子機器に関する。
【0002】
詳しくは、情報を表示する表示画面を前面に有した表示手段を本体部に設け、この表示手段を折り畳むと共に、その表示画面が露出しないよう保護されて本体部にて収納されるようにして、本体部に対する表示画面の大型化を実現できるようにするものである。
【0003】
【従来の技術】
近年、電子機器に表示装置が取り付けられた表示機能付き電子機器が人気を博している。例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display;以下、LCDという。)が設けられた、DVD(Didital Versatile Disc)プレーヤ及びノート型のパーソナルコンピュータ(Personal Computer)等がその一例である。
【0004】
従来方式に係るLCD付きDVDプレーヤは、例えばDVDを再生するための本体部を有し、その上面にはLCDが開閉自在に設けられている。このLCDは本体部上面と対向する面に、再生された情報を表示するための表示画面を有しており、且つLCDは本体部上面からはみ出さないサイズとなされている。そして、使用時にはLCDを本体部に対して開状態とし、未使用時にはLCDを本体部に対して閉状態とするようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来方式に係るLCD付きDVDプレーヤによれば、開閉自在なLCDのサイズを本体部上面よりも小さくすることで表示画面の保護及び電子機器のコンパクト化が図られている。
【0006】
しかしながら、表示画面大型化の要求に応えようとすると、本体部自体も大きくしなければならず、コンパクト化を妨げてしまうといった問題がある。また、LCDのみを大きくすると、LCDの閉状態時において本体部上面から表示画面がはみ出してしまい表示画面の保護に欠けるといった問題も惹起する。
【0007】
そこで本発明は、上述の課題を解決するために創作されたものであり、従来機能を維持しつつ、本体部に対する表示画面を大型に構成できるようにした表示機能付き電子機器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明は、本体部と、前記本体部の上面に回動自在に取り付けられ、第1の表示画面を有する第1の表示部と、前記第1の表示部の一端に回動自在に取り付けられ、第2の表示画面を有し、前記第1の表示部の表示画面に対して前記第2の表示画面を対向自在な第2の表示部と、前記第1の表示部の他端に回動自在に取り付けられ、第3の表示画面を有し、前記第1の表示部の背面に対して前記第3の表示部の背面を対向自在な第3の表示部と、前記第1の表示部の回動に応じて前記第2及び第3の表示部を回動させる駆動機構を備え、前記第1の表示部は、第2の表示画面が前記第1の表示画面に対向するように前記第2の表示部が折り畳まれ、前記第3の表示部の背面が前記第1の表示画面の背面に対向するように前記第3の表示部が折り畳まれた状態で、前記第3の表示画面が前記本体部の上面に対向するように折り畳み可能であり、前記駆動機構は、前記第1の表示部が傾倒して開状態から閉状態になる場合に、前記第2及び第3の表示部を各々折り畳み方向に前記第1の表示部の傾動スピードよりも高速に回動させることを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、情報を表示するための表示画面を有した表示手段が折り畳まれると共に、その表示画面が露出しないように保護されて本体部にて収納されるので、本体部より大きい表示手段であっても、表示画面を保護しつつ本体部に収納することができる。
【0010】
従って、電子機器のコンパクト化及び表示画面の保護といった従来機能を維持しつつ、本体部に対する表示画面の大型化を実現できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明に係る表示機能付き電子機器の一実施の形態について詳細に説明する。
【0012】
(1)第1実施形態
図1は本発明に係る第1実施形態としての表示機能付き電子機器の構成例を示す斜視図である。この実施形態では、情報を表示する表示画面を有した表示手段を本体部に設け、この表示手段を折り畳むと共に、その表示画面が露出しないよう保護されて本体部にて収納されるようにして、本体部に対する表示画面の大型化を実現できるようにするものである。
【0013】
この発明は、例えば液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display;以下、LCDという。)が開閉自在に設けられたDigital Versatile Discプレーヤ(以下、DVDプレーヤという。)等の表示機能付き電子機器に適用して極めて好適な、図1に示すLCD付きDVDプレーヤ100である。このLCD付きDVDプレーヤ100は矩形状の本体部10を有し、その底面には台座11が設けられている。
【0014】
この本体部10の上面にはディスク再生装置12が埋設されており、このディスク再生装置12でDVDやCD(Compact Disc)等の光ディスクが再生される。また本体部10の前面、及び上面の一部には操作部13a,13bが設けられており、当該LCD付きDVDプレーヤ100が種々の動作を行うために操作される。本体部10の上面後方にはLCDパネル20が取り付けられている。
【0015】
このLCDパネル20はセンターLCDパネル21,レフトLCDパネル22及びライトLCDパネル23で構成されている。センターLCDパネル21は開閉ヒンジ14を介して本体部10上面に取り付けられており、本体部10上面に対して対向自在となされている。センターLCDパネル21は本体部10上面と略一致する大きさとなされている。センターLCDパネル21の前面、つまりセンターLCDパネル21の閉状態時における本体部10上面と対向する面には、情報を表示するためのセンターLCD26が設けられている。
【0016】
このセンターLCDパネル21の一方側面にはレフトLCDパネル22が折畳みヒンジ24a,24bを介して取り付けられており、センターLCD26方向にレフトLCDパネル22が折畳み自在となされている。このレフトLCDパネル22の前面には情報を表示するためのレフトLCD27が設けられている。レフトLCD27はレフトLCDパネル22の開状態時にセンターLCD26と同一面内に位置すると共に、センターLCD26に近接するように設けられている。
【0017】
また、センターLCDパネル21の他方側面にはライトLCDパネル23が折畳みヒンジ24c,24dを介して取り付けられており、センターLCD26方向にライトLCDパネル23が折畳み自在となされている。このライトLCDパネル23の前面には情報を表示するためのライトLCD28が設けられている。ライトLCD28はライトLCDパネル23の開状態時にセンターLCD26と同一面内に位置すると共に、センターLCD26に近接するように設けられている。
【0018】
そして、これらセンターLCD26,レフトLCD27及びライトLCD28の3つのLCDは各々が電気的に接続されており、恰も1つの集合LCD25を構成するようになされている。この集合LCD25はディスク再生装置12で再生された情報を表示するようになされている。
【0019】
ここで、センターLCDパネル21の閉状態時に、折畳みヒンジ24a,24bと対向する本体部10上面にはレフトLCDパネル22を収納するためのパネル収納部30aが凹設されている。また、折畳みヒンジ24c,24dと対向する本体部10上面にはライトLCDパネル23を収納するためのパネル収納部30bが凹設されている。
【0020】
次に、第1実施形態としてのLCD付きDVDプレーヤ100の動作例について収納例をもとに説明する。
【0021】
図2はLCD付きDVDプレーヤ100の収納例(その1)を、図3はその収納例(その2)を示す斜視図である。図2に示すように、まずレフトLCDパネル22及びライトLCDパネル23をセンターLCD26方向に直角に折り曲げる。次に、センターLCDパネル21を本体部10上面方向に傾倒して閉状態とする。このときレフトLCDパネル22はパネル収納部30aに収納され、且つライトLCDパネル23はパネル収納部30bに収納されて図3のようになる。
【0022】
これにより、レフトLCD27はパネル収納部30aによって保護され、ライトLCD28はパネル収納部30bによって保護され、センターLCD26は本体部10上面と対向することで保護される。且つ、センターLCDパネル21は本体部10上面と略一致する大きさであるためLCDパネル20が本体部10上面から異常に突出することもない。
【0023】
また、LCDパネル20を開くときはセンターLCDパネル21を本体部10上面に対して開蓋して、その後、レフトLCDパネル22及びライトLCDパネル23をセンターLCDパネル21に対して左右に広げることで容易に開作業を行うことができる。
【0024】
このように第1実施形態としてのLCD付きDVDプレーヤによれば、センターLCDパネル21,レフトLCDパネル22及びライトLCDパネル23で構成されたLCDパネル20を本体部10上面に対して対向自在に設け、レフトLCDパネル26及びライトLCDパネル23をセンターLCDパネル21に対して折り曲げて、センターLCDパネル21を本体部10上面に対して閉じることでレフトLCDパネル22及びライトLCDパネル23を本体部10上面のパネル収納部30a,30bに収納することができるので、本体部10より大きい表LCDパネル20であっても、集合LCD25を保護しつつ本体部10に収納することができる。
【0025】
従って、電子機器のコンパクト化及び表示画面の保護といった従来機能を維持しつつ、本体部10に対する集合LCD25の大型化を実現できる。これにより、比較的小型に構成された本体部10に対して大型の横長画面(縦横比9:16)を配置することも可能になる。
【0026】
(2)第2実施形態
図4は第2実施形態としてのLCD付きDVDプレーヤ200の構成例を示す斜視図である。この実施形態では、第2の表示部の表示画面は第1の表示部の表示画面と対向し、第3の表示部背面は第1の表示部背面と対向し、第3の表示部の表示画面は本体部と対向するように折り畳まれ、且つ本体部に駆動機構を設けて第2及び第3の表示部が第1の表示部の本体部に対する傾動に伴って、各々折り畳み方向に回動されるようにしたものである。
【0027】
図4に示すLCD付きDVDプレーヤ200は本体部210を有している。この本体部210は矩形状を有し、その底面には台座211が設けられている。この本体部210の上面にはディスク再生装置(図示せず)が埋設されており、このディスク再生装置でDVDやCD(Compact Disc)等の光ディスクが再生される。また本体部210の前面には操作部213が設けられており、当該LCD付きDVDプレーヤ200が種々の動作を行うために操作される。本体部210の上面前方にはLCDパネル220が取り付けられている。
【0028】
このLCDパネル220はセンターLCDパネル221,レフトLCDパネル222及びライトLCDパネル223で構成されている。センターLCDパネル221は開閉ヒンジ214を介して本体部210上面に取り付けられており、本体部210上面に対して対向自在となされている。センターLCDパネル221は本体部210上面と略一致する大きさとなされている。センターLCDパネル221の前面、つまりセンターLCDパネル21の閉状態時に上方に位置する面には、情報を表示するためのセンターLCD226が設けられている。
【0029】
このセンターLCDパネル221の一方側面にはレフトLCDパネル222が折畳みヒンジ224a,224bを介して取り付けられており、センターLCDパネル221前面にレフトLCDパネル22前面が対向するように折畳み自在となされている。このレフトLCDパネル222の前面には情報を表示するためのレフトLCD227が設けられている。レフトLCD227はレフトLCDパネル222の開状態時にセンターLCD226と同一面内に位置すると共に、センターLCD26に近接するように設けられている。
【0030】
また、センターLCDパネル221の他方側面にはライトLCDパネル223が折畳みヒンジ224c,224dを介して取り付けられており、センターLCD221背面にライトLCDパネル223背面が対向するように折畳み自在となされている。このライトLCDパネル223の前面には情報を表示するためのライトLCD228が設けられている。ライトLCD228はライトLCDパネル223の開状態時にセンターLCD26と同一面内に位置すると共に、センターLCD26に近接するように設けられている。
【0031】
そして、これらセンターLCD226,レフトLCD227及びライトLCD228の3つのLCDは各々が電気的に接続されており、恰も1つの集合LCD225を構成するようになされている。この集合LCD225はディスク再生装置で再生された情報を表示するようになされている。センターLCDパネル221の下方内部にはLCDパネル220を本体部210上面に対して自動で開閉するための駆動機構230が設けられている。
【0032】
図5は駆動機構230の構成例を示す断面図である。図5に示すように折畳みヒンジ224bはセンターLCDパネル221に一体的に形成された折畳みヒンジ片231a及びレフトLCDパネル222に一体的に形成された折畳みヒンジ片231bを有している。この折畳みヒンジ片231bには折畳み用回転軸232aが突設されている。この折畳み用回転軸232aは折畳みヒンジ片231aに遊挿されており、折畳みヒンジ片231a内において折畳み用ギア251aが取り付けられている。
【0033】
この折畳み用ギア251aは歯車列252aを介してギア253と噛合されており、このとき折畳み用ギア251aの回転軸が図に於いて垂直方向であることに対してギア253の回転軸は図に於いて水平方向となされている。ギア253は伝達軸254に取り付けられている。伝達軸254はセンターLCDパネル221内部から開閉ヒンジ214内部に至るまで貫通して遊挿されている。開閉ヒンジ214内部における伝達軸254には駆動伝達ギア255が取り付けられている。この駆動伝達ギア255は、図示しない駆動モータ等により駆動される連結駆動歯車列262と係合されている。
【0034】
また、折畳みヒンジ224dはセンターLCDパネル221に一体的に形成された折畳みヒンジ片231c及びライトLCDパネル223に一体的に形成された折畳みヒンジ片231bを有している。この折畳みヒンジ片231bには折畳み用回転軸232bが突設されている。この折畳み用回転軸232bは折畳みヒンジ片231cに遊挿されており、折畳みヒンジ片231c内において折畳み用ギア251bが取り付けられている。
【0035】
この折畳み用ギア251bは歯車列252bを介してギア257と係合されており、このとき折畳み用ギア251bの回転軸が図に於いて垂直方向であることに対してギア257の回転軸は図に於いて水平方向となされている。ギア257は伝達歯車列258を介して、伝達軸254に取り付けられたギア259と係合されている。この伝達歯車列258は折畳み用ギア251aと折畳み用ギア251bとの回動方向を同一にするように構成されている。これにより、連結駆動歯車列262が図示しない駆動モータにより回動されることでレフトLCDパネル222と共にライトLCDパネル223が回動される。
【0036】
更に、開閉ヒンジ214にはセンターLCDパネル221に一体的に形成された支軸260が貫通して遊挿されている。この開閉ヒンジ214内部に於ける支軸260には開閉駆動用ギア261が取り付けられている。この開閉駆動用ギア261は連結駆動歯車列262と係合されている。このため、図示しない駆動モータによって連結駆動歯車列262が回動されることで、支軸260を回動軸としてセンターLCDパネル221が傾動される。このとき伝達軸254も回動軸を担うようになされている。
【0037】
上述のように駆動機構230を構成することで、例えば図示しない駆動モータで連結駆動歯車列262を駆動しなくとも、センターLCDパネル221を手動で傾倒することで連結駆動歯車列262が駆動されるため、センターLCDパネル221の傾倒に伴いレフトLCDパネル222及びライトLCDパネル223を折畳み方向に回動することができる。なお、図5においてはギア比について言及していないが、勿論、センターLCDパネル221に対するレフトLCDパネル222とライトLCDパネル223との回動速度が同一となるようにギア比が調整されている。
【0038】
また、センターLCDパネル221の傾動スピードに比べてレフトLCDパネル222及びライトLCDパネル223の回動スピードが速くなるようにギア比が調整されている。なお、駆動機構230はこれに限定されるものではなく同じ効果を奏するものであればよい。また、駆動機構30を設けずに、手動のみでセンターLCDパネル221、レフトLCDパネル222及びライトLCDパネル223を折り畳むようにしてもよい。
【0039】
次に、第2実施形態としてのLCD付きDVDプレーヤ200の動作例について収納例をもとに説明する。
【0040】
図6は第2実施形態としてのLCD付きDVDプレーヤ200の収納例(その1)を示す斜視図であり、図7はその収納例(その2)を示す後方から見た平面図である。図6に示すように例えば操作部213の例えば収納スイッチを操作して駆動機構230を動作させると、センターLCDパネル221がその背面方向に傾動されはじめる。
【0041】
そして素早く、レフトLCDパネル222前面とセンターLCDパネル221前面とが対向する方向にレフトLCDパネル222が回動される。且つ、ライトLCDパネル223背面とセンターLCDパネル221背面とが対向する方向にライトLCDパネル223が回動される。この後、更にセンターLCDパネル221の傾動が進むと、回動されたライトLCDパネル223の前面と本体部210上面とが対向して図7に示すようにLCDパネル220が閉状態となる。
【0042】
このとき、レフトLCDパネル222とセンターLCDパネル221との間にはセンターLCD226及びレフトLCD227が位置し、ライトLCDパネル227と本体部210との間にはライトLCDパネル228が位置する。勿論、この収納状態から開状態に自動で行うこともできる。
【0043】
このように第2実施形態としてのLCD付きDVDプレーヤ200によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。加えて、第2実施形態ではレフトLCDパネル222及びライトLCDパネル223を、センターLCDパネル221と同サイズまで大型に構成することができるので、特に表示画面を大型に構成できる。また、自動でLCDパネル220を開閉できるので利便性の向上にも貢献できる。
【0044】
(3)第3実施形態
図8は第3実施形態としてのプロジェクター型DVDプレーヤ300の構成例を示す斜視図である。この実施形態では、第1及び第3の表示部を第2の表示部に対して観音開き構造とすると共に、これら3つの表示部に情報を投影するための情報投影手段を本体部に設けたものである。
【0045】
図8に示すプロジェクター型DVDプレーヤ300は矩形状の本体部310を有し、その底面には台座311が設けられている。この本体部310の側面にはディスク再生装置312が埋設されており、このディスク再生装置312でDVDやCD(Compact Disc)等の光ディスクが再生される。また本体部310の前面には操作部313が設けられており、当該プロジェクター型DVDプレーヤ300が種々の動作を行うために操作される。
【0046】
そして、本体部310上面の中央付近にはプロジェクター装置380が設けられており、ディスク再生装置312が再生した画像情報をスクリーン等に投影するためのものである。このプロジェクター装置380については図9で詳細に説明する。本体部310の上面後方にはスクリーンパネル320が取り付けられている。
【0047】
このスクリーンパネル320はセンタースクリーンパネル321,レフトスクリーンパネル322及びライトスクリーンパネル323で構成されている。センタースクリーンパネル321は開閉ヒンジ314を介して本体部310上面に取り付けられており、本体部310上面に対して対向自在となされている。センタースクリーンパネル321は本体部310上面と略一致する大きさとなされている。センタースクリーンパネル321の前面、つまりセンタースクリーンパネル321の閉状態時における本体部310上面と対向する面には、情報を表示するためのセンタースクリーン326が設けられている。
【0048】
このセンタースクリーンパネル321の一方側面にはレフトスクリーンパネル322が折畳みヒンジ324a,324bを介して取り付けられており、センタースクリーン326方向にレフトスクリーンパネル322が折畳み自在となされている。このレフトスクリーンパネル322はセンタースクリーンパネル321の半分の幅サイズとなされている。
【0049】
このレフトスクリーンパネル322の前面には情報が投影されるためのレフトスクリーン327が設けられている。レフトスクリーン327はレフトスクリーンパネル322の開状態時にセンタースクリーン326と同一面内に位置すると共に、センタースクリーン326に近接するように設けられている。
【0050】
また、センタースクリーンパネル321の他方側面にはライトスクリーンパネル323が折畳みヒンジ324c,324dを介して取り付けられており、センタースクリーン326方向にライトスクリーンパネル323が折畳み自在となされている。このライトスクリーンパネル323はセンタースクリーンパネル321の半分の幅サイズとなされている。
【0051】
このライトスクリーンパネル323の前面には情報が投影されるためのライトスクリーン328が設けられている。ライトスクリーン328はライトスクリーンパネル323の開状態時にセンタースクリーン326と同一面内に位置すると共に、センタースクリーン326に近接するように設けられている。
【0052】
そして、これらセンタースクリーン326,レフトスクリーン327及びライトスクリーン328の3つのスクリーンは恰も1つの集合スクリーン325を構成するようになされている。この集合スクリーン325にはディスク再生装置312で再生された情報がプロジェクター装置380によって投影される。
【0053】
図9はプロジェクター装置380の構成例を示す断面図である。図8に示すようにプロジェクター装置380は光源381を有し、この光源381の上方には透過型LCD382が設けられている。この透過型LCD382にはディスク再生装置312(図8参照)が再生した情報が表示され、下方の光源381が発した光を透過することでその情報を投影するものである。
【0054】
この透過型LCD382の上方にはプリズム383が所定の角度をもって設けられており、投影される情報を集合スクリーン325(図1参照)に導く。このプリズム383の上方にはレンズ384が設けられている。このレンズ384はプリズム383によって導かれた情報を鮮明且つ正確に集合スクリーン325に投影するために、そのサイズ及びピント等を調整するようになされている。
【0055】
次に、第3実施形態としてのプロジェクター型DVDプレーヤ300の動作例について収納例をもとに説明する。
【0056】
図10はプロジェクター型DVDプレーヤ300の収納例を示す斜視図である。図10に示すように、まずレフトスクリーンパネル322及びライトスクリーンパネル323をセンタースクリーン326方向に回動する。このとき、レフトスクリーンパネル322及びライトスクリーンパネル323の幅サイズはセンタースクリーンパネル321の幅サイズの半分であるため、レフトスクリーンパネル322及びライトスクリーンパネル323の前面でセンタースクリーンパネル321の前面を覆う。この後、センタースクリーンパネル321を本体部310上面方向に傾倒して閉状態とする。
【0057】
また、スクリーンパネル320を開くときはセンタースクリーンパネル321を本体部310上面に対して開蓋して、その後、レフトスクリーンパネル322及びライトスクリーンパネル323をセンタースクリーンパネル321に対して左右に広げることで容易に開作業を行うことができる。
【0058】
このように第3実施形態としてのプロジェクター型DVDプレーヤ300によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0059】
なお、上述した第1、第2及び第3実施形態において、表示手段を3つの表示部で構成したがこれに限定されるものではない。また、第1及び第3実施形態において第2実施形態の如く表示手段の開閉を自動化してもよい。更に、第1及び第2実施形態において第3実施形態で説明したプロジェクター装置を用いても良いし、第3実施形態においてLCDを使用してもよい。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、情報を表示する表示画面を有した表示手段を本体部に設け、この表示手段が本体部の上面に回動自在に取り付けられると共に折り畳み可能に構成されるものである。
【0061】
この構成によって、本体部より大きい表示手段であっても、表示画面を保護しつつ本体部に収納することができる。
【0062】
従って、電子機器のコンパクト化及び表示画面の保護といった従来機能を維持しつつ、本体部に対する表示画面の大型化を実現できる。
【0063】
この発明は、液晶ディスプレイ等が開閉自在に設けられたDVD(Digital Versatile Disc)プレーヤ及びPC(Personal Computer)等の表示機能付き電子機器に適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態としてのLCD付きDVDプレーヤ100の構成例を示す斜視図である。
【図2】そのLCD付きDVDプレーヤ100の収納例(その1)を示す斜視図である。
【図3】そのLCD付きDVDプレーヤ100の収納例(その2)を示す斜視図である。
【図4】第2実施形態としてのLCD付きDVDプレーヤ200の構成例を示す斜視図である。
【図5】その駆動機構230の構成例を示す断面図である。
【図6】そのLCD付きDVDプレーヤ200の収納例(その1)を示す斜視図である。
【図7】そのLCD付きDVDプレーヤ200の収納例(その2)を示す後方から見た平面図である。
【図8】第3実施形態としてのプロジェクター型DVDプレーヤ300の構成例を示す斜視図である。
【図9】そのプロジェクター装置380の構成例を示す断面図である。
【図10】そのプロジェクター型DVDプレーヤ300の収納例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10,210,310 本体部
20,220,320 LCDパネル(表示手段)
21,221,321 センターLCDパネル(第1の表示部)
22,222,322 レフトLCDパネル(第2の表示部)
23,223,323 ライトLCDパネル(第3の表示部)
25,225,325 集合LCD(表示画面)
26,226,326 センターLCD(表示画面)
27,227,327 レフトLCD(表示画面)
28,228,328 ライトLCD(表示画面)
30a,30b パネル収納部(収納部)
100 第1実施形態としてのLCD付きDVDプレーヤ
200 第2実施形態としてのLCD付きDVDプレーヤ
300 第3実施形態としてのプロジェクター型DVDプレーヤ
380 プロジェクター装置(撮像手段)

Claims (3)

  1. 本体部と、
    前記本体部の上面に回動自在に取り付けられ、第1の表示画面を有する第1の表示部と、
    前記第1の表示部の一端に回動自在に取り付けられ、第2の表示画面を有し、前記第1の表示部の表示画面に対して前記第2の表示画面を対向自在な第2の表示部と、
    前記第1の表示部の他端に回動自在に取り付けられ、第3の表示画面を有し、前記第1の表示部の背面に対して前記第3の表示部の背面を対向自在な第3の表示部と
    前記第1の表示部の回動に応じて前記第2及び第3の表示部を回動させる駆動機構を備え、
    前記第1の表示部は、
    第2の表示画面が前記第1の表示画面に対向するように前記第2の表示部が折り畳まれ、前記第3の表示部の背面が前記第1の表示画面の背面に対向するように前記第3の表示部が折り畳まれた状態で、前記第3の表示画面が前記本体部の上面に対向するように折り畳み可能であり、
    前記駆動機構は、前記第1の表示部が傾倒して開状態から閉状態になる場合に、前記第2及び第3の表示部を各々折り畳み方向に前記第1の表示部の傾動スピードよりも高速に回動させる
    ことを特徴とする表示機能付き電子機器。
  2. 前記第1、第2及び第3の表示部で構成される前記表示手段の表示画面の縦横比が9:16であることを特徴とする請求項1に記載の表示機能付き電子機器。
  3. 前記本体部は、
    情報投影手段を有し、
    前記表示部に映像情報を投影することを特徴とする請求項1に記載の表示機能付き電子機器。
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