JPH07255027A - スクリーン収納式投写型表示装置 - Google Patents

スクリーン収納式投写型表示装置

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JPH07255027A
JPH07255027A JP6044177A JP4417794A JPH07255027A JP H07255027 A JPH07255027 A JP H07255027A JP 6044177 A JP6044177 A JP 6044177A JP 4417794 A JP4417794 A JP 4417794A JP H07255027 A JPH07255027 A JP H07255027A
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JP
Japan
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screen
housing
display device
projection
liquid crystal
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Application number
JP6044177A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Hida
敏彦 飛田
Takanori Funakoshi
孝典 舟越
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄形で、奥行き長さが短かく、収納状態、観
賞状態の切り換えが即座にできるスクリーン収納式投写
型表示装置を得る。 【構成】 照明部6と液晶パネル5を横(左右)方向に
向けて筐体1の前部に配設し、液晶パネル5と投写レン
ズ8の間に光軸を後部に向かって水平方向にほぼ直角に
曲折させる第1の反射ミラー7を配設し、後部に向かっ
て投写される投写光を上方向に曲折するための第2の反
射ミラー9を筐体1の後部に配設し、これらの上部に第
3の反射ミラー11とスクリーン12を重ねて収納す
る。更に、スクリーン枠13を支軸10aを中心にばね
部材16で外側に向かって付勢し、スクリーン枠13の
自由端側の両端に設けたガイドピン14を筐体1内に設
けた円弧溝とこれにつづく長溝部を有する案内溝15に
摺動自在に係合させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、手軽に携帯が可能
(ハンディサイズ)なようにスクリーンを倒伏収納する
形式のスクリーン収納式投写型表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、小型で手軽に携帯可能(ハンディ
サイズ)な表示装置として、液晶ディスプレイや小型の
CRTを使用した表示装置が一般的に使用されている。
これらの画面サイズは6インチまでの小型サイズが主で
ある。6インチ以上の携帯型表示装置が一般的でないの
は、液晶ディスプレイにおいては、製造性の悪化による
コスト高の問題があり、CRTの場合は、体積増と重量
増によって携帯性が損なわれる問題があるからである。
【0003】このような小型サイズの表示装置では、長
時間の観賞や複数人での観賞には不適であり、特に液晶
ディスプレイは視野角が狭い特性があり、画面が小さい
場合なおさら複数人の観賞が困難である。ハンディサイ
ズのまま長時間の観賞や複数人での観賞を可能とするに
は、小型、軽量の装置としながら、比較的大きな画面サ
イズ(7インチ〜12インチ程度)の表示装置を実現
し、かつ視野角の問題を解決する必要がある。
【0004】このような表示装置を得る手段として、超
小形(0.7インチ〜1.5インチ程度)の液晶パネル
の画像を投写レンズで拡大して内蔵のスクリーンに投写
表示し、透過画像の表示装置を得ることが考えられる。
この目的に近い形態として、特公平4−19870号公
報がある。
【0005】図21および図22はこの特公平4−19
870号公報記載の装置を示しており、図において、1
01は本体102の後部上面に支軸により開閉可能に取
付けられたミラー蓋、103はミラー蓋101の前部に
回転自在に支持されたスクリーン部、104はこのスク
リーン部103に固着された透過型のスクリーンで、1
08は本体102の下部に固定された1.5インチの
R,G,Bの3つの投写用CRT、107は投写レンズ
で、この投写用CRTと投写レンズ107により投写ブ
ロック105が構成されている。
【0006】106は投写レンズ107の前で固定され
た第1のミラー、110はミラー蓋101に取付られた
第2のミラーで、投写ブロック105より投写された光
は第1のミラー106、第2のミラー110にて反射さ
れた後、スクリーン104に拡大投写される構成となっ
ている。また、スクリーン部103の下端両側部にはガ
イドローラ115が取り付けてあり、本体102の側板
113に形成されたほぼ直線状のガイド溝116にガイ
ドローラ115が係合している。
【0007】次に従来の装置の開閉動作を説明する。携
帯(収納)時には、スクリーン部103をミラー蓋10
1の内部に格納した後、ミラー蓋101を閉じる。画像
を視聴する場合には、ミラー蓋101を持ち上げ、スク
リーン部103を支軸を中心として前面に取り出すこと
ができ、スクリーンに画像を拡大投写できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、手軽に
持ち歩いて使用する小型機器は、奥行き(前後)方向の
寸法をより短くする必要があり、開閉を即座に行える機
動性が必要であるが、従来例の装置では、投写ブロック
105がスクリーン104と直角に、かつ直線上に配置
されており、スクリーンサイズを7〜12インチのよう
に小型に設定する場合、投写ブロック105の長さによ
って決定付けられる装置の奥行き長さが、スクリーン1
04の縦方向の長さより大幅に大きくなり、装置の奥行
きサイズが大きくなるという問題点がある。このため、
上記従来例では、持ち運び手段としてハンドルが設けら
れている。
【0009】また、1枚のカラー液晶パネルを用いて投
写部を構成した場合には、左右に大きなデッドスペース
が発生し、不合理な実装形態となる。
【0010】また、観賞状態、収納(携帯)状態の切換
えは、ミラー蓋(カバーパネル)101を引き上げた
後、スクリーン部103を手で移動させて観賞状態に
し、収納時はこの逆の操作が必要であるが、各々動作が
2ステップになるため、操作性が悪いという問題点があ
った。
【0011】さらに、収納状態から観賞状態にする場
合、スクリーン部103の移動は、ガイド溝116がほ
ぼ直線であるため、スクリーン部103がガイド溝11
6に対して鉛直の位置を越えるまでは自立できないの
で、片手でミラー蓋(カバーパネル)101を引き上げ
ながら、他方の片手でスクリーン部103を移動させる
必要があるが、このことは、両サイドにあるガイド溝1
16の溝方向に向かって片側だけに外力をかけることに
なり、スクリーン部103のねじれを誘発し、スムーズ
な移動動作ができないという問題が生じる。
【0012】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、スクリーンを倒伏収納する
タイプの投写型表示装置において、比較的大きな画面サ
イズ(7インチ〜12インチ)を実現しながら、薄形で
かつ奥行き長さが短かく、開閉を即座に行えるスクリー
ン収納式投写型表示装置を得ることを目的とする。
【0013】また、本発明の他の目的は、ほぼスクリー
ンサイズの範囲で記録再生装置等を合理的に実装可能と
することにより、利用価値の拡大を図ろうとするもので
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るス
クリーン収納式投写型表示装置は、照明部、液晶パネ
ル、投写レンズで構成される投写光学系を備え、照明部
と液晶パネルを横(左右)方向に向けて筐体の前部に配
設し、液晶パネルと投写レンズの間に光軸を後部に向か
って水平方向にほぼ直角に曲折させる第1の反射ミラー
を配設し、後部に向かって投写される投写光を上方向に
曲折するための第2の反射ミラーを筐体後部に配設し、
これらの上部に第3の反射ミラーとスクリーンを折り重
ねて収納するように構成したものである。
【0015】請求項2の発明に係るスクリーン収納式投
写型表示装置は、スクリーン枠に、支軸を中心に外側に
向かって付勢するバネ部材を備え、スクリーン枠の自由
端側の両端にガイドピンを備え、このガイドピンを円弧
溝部と長溝部で形成された案内溝に摺動自在に係合させ
る構成としたものである。
【0016】請求項3の発明に係るスクリーン収納式投
写型表示装置は、照明部および液晶パネルと第1の反射
ミラーを挟んで対向する空間に記録再生装置または再生
装置を設置したものである。
【0017】請求項4の発明に係るスクリーン収納式投
写型表示装置は、スクリーンの前部の、カバーパネルで
覆われる範囲の筐体凹部に、記録再生装置または再生装
置の記録媒体挿填部を配設した構成としたものである。
【0018】請求項5の発明に係るスクリーン収納式投
写型表示装置は、照明部および液晶パネルと第1の反射
ミラーを挟んで対向する空間に、カメラ一体形ビデオを
着脱自在に収納可能とし、収納することにより、本装置
との信号接続が行える手段を備えたものである。
【0019】請求項6の発明に係るスクリーン収納式投
写型表示装置は、第1の反射ミラーと投写レンズを第2
の筐体に納め、投写光の方向を、180゜逆の筐体前部
の方向に変えるべく、第2の筐体を180゜逆の方向に
設定できるように構成し、液晶パネルの駆動回路に上下
反転回路を備えたたものである。
【0020】請求項7の発明に係るスクリーン収納式投
写型表示装置は、第2の筐体の設定位置に対応して上下
反転回路を選択的に入/切する手段を備えたものであ
る。
【0021】請求項8の発明に係るスクリーン収納式投
写型表示装置は、カバーパネルに局地放送(UHF)や
衛星放送等のような、一定の面積が必要なTVアンテナ
を一体化、または格納するように構成したものである。
【0022】請求項9の発明に係るスクリーン収納式投
写型表示装置は、筐体に設けた開口を埋めるべく形成さ
れた蓋部の内側に光源保持ケースを備え、この光源保持
ケースと筐体内に設けた接続手段との間で結合、分離が
可能な構成とし、筐体外へ光源保持ケースを取り出して
光源の交換を行えるようにしたものである。
【0023】請求項10の発明に係るスクリーン収納式
投写型表示装置は、請求項9の蓋部と光源保持ケースを
一体化したものである。
【0024】請求項11では、照明部および液晶パネル
と第1の反射ミラーを挟んで対向する位置に、第2の照
明部および第2の表示部を備え、第1の反射ミラーを回
動可能とし、2種類の表示媒体から選択的に上記スクリ
ーンに画像を投写可能としたものである。
【0025】請求項12の発明に係るスクリーン収納式
投写型表示装置は、操作ユニットを筐体に水平方向に回
動可能に取付け、スクリーンに向かっての操作と、スク
リーンに対してほぼ直角の2方向から操作できるように
したものである。
【0026】
【作用】請求項1の発明によれば、照明部と液晶パネル
を横(左右)方向に向けて筐体の前部に配設し、光軸を
後部に向かって水平方向にほぼ直角に曲折させる第1の
反射ミラーを配設し、投写光学系の一部をスクリーンに
対して平行にしたので、装置の前後長を短く、コンパク
トにできる。
【0027】請求項2の発明によれば、カバーパネルを
開く時、スクリーン枠が案内溝の長溝部では、開く角度
に従い移動し、円弧溝部の位置から、バネ部材の付勢力
によってスクリーン枠が自動的に回転して観賞位置に移
動し、観賞状態となる。カバーパネルを閉める時は、バ
ネ部材の付勢力に抗してスクリーン枠を長溝部の位置ま
で回転させた後、そのままカバーパネルを閉めることに
より、ガイドピンが長溝部を移動し、スクリーン枠がカ
バーパネルと一緒に回転して収納位置で係止される。し
たがって、カバーパネルの開動作に連動してスクリーン
が起立し、閉動作によって倒伏収納状態になる。
【0028】請求項3の発明によれば、照明部および液
晶パネルと第1の反射ミラーを挟んで対向する空間に記
録再生装置または再生装置を設置し、ほぼスクリーンの
サイズの範囲に合理的に記録再生装置または再生装置を
実装する。
【0029】請求項4の発明によれば、スクリーンの前
部の、カバーパネルで覆われる範囲の筐体凹部に、記録
再生装置または再生装置の記録媒体挿填部を配設し、ス
クリーン収納時の外観を向上させ、挿填部への塵埃等の
侵入を防止する。
【0030】請求項5の発明によれば、照明部および液
晶パネルと第1の反射ミラーを挟んで対向する空間にカ
メラ一体形ビデオを着脱自在に収納可能とし、収納する
ことにより、本装置との信号接続が行われるようにし、
カメラ一体形ビデオとのケーブル接続を伴わずに、再生
画を直接表示可能とし、また、使用しない時の収納ケー
スの機能を持たせる。
【0031】請求項6の発明によれば、第1の反射ミラ
ーと投写レンズを第2の筐体に納め、投写光の方向を、
180゜逆の筐体前部の方向に変えるべく、第2の筐体
を180゜逆の方向に設定できるように構成し、内蔵の
スクリーンによる背面投写(透過光表示)の他に、外部
スクリーンや壁面に前面投写(反射光表示)しての表示
を可能にする。
【0032】請求項7の発明によれば、第2の筐体の設
定位置に対応して、上記上下反転回路が選択的に入/切
する手段を備え、第2の筐体が前面投写(反射光表示)
の位置に設定されたとき、自動的に上下反転回路を
「入」状態にし、液晶パネルの画像を反転する。
【0033】請求項8の発明によれば、カバーパネルに
局地放送(UHF)や衛星放送のTVアンテナを一体
化、または格納し、屋外でのTV放送の受信機能を、装
置の大型化を伴わずに内蔵可能とする。
【0034】請求項9の発明によれば、筐体に設けた開
口を埋めるように形成された蓋部の内側に備えた光源保
持ケースと、筐体内に設けた接続手段との間で結合、分
離が可能な構成とし、筐体を分解しなくても、開口を通
して光源の交換ができる構成とする。
【0035】請求項10の発明によれば、上記蓋部と光
源保持ケースを一体化し、蓋部の取外し、取付けと同時
に光源保持ケースの取外し、取付けが行える構成とす
る。
【0036】請求項11の発明によれば、照明部および
液晶パネルと、第1の反射ミラーを挟んで対向する位置
に、第2の照明部および第2の表示部を備え、第1の反
射ミラーを回動して、2種類の表示媒体の画像を選択的
に上記スクリーンに投写する。
【0037】請求項12の発明によれば、操作ユニット
を筐体に回動可能に取付け、スクリーンに向かっての操
作と、スクリーンに対してほぼ直角の2方向から操作で
きるようにし、観賞者にスクリーンを向けながら、説明
者による装置の操作を可能とする。
【0038】
【実施例】
実施例1.図1は本発明によるスクリーン収納式投写型
表示装置をビデオ一体形表示装置として構成した実施例
1の観賞時の状態を示す斜視図、図2はその収納時の状
態を示す斜視図、図3は観賞時の状態の内部構造を示す
一部破断斜視図、図4はその横断面図、図5はその一部
破断平面図である。
【0039】図において、1は筐体で、その内部に、光
源2、凹面反射ミラー3、集光レンズ群4で構成される
照明部6と、この照明部6と液晶パネル5が、光軸を横
(左右)方向に向けて筐体1の前部に固定され、光軸を
後部に向かって水平方向にほぼ直角に曲折するための第
1の反射ミラー7が液晶パネル5の横に固定され、後方
へ向け拡大投写するための投写レンズ8が第1の反射ミ
ラーの後方に固定され、投写光を上方向に曲折するため
の第2の反射ミラー9が投写レンズ8の後方に固定され
ている。
【0040】10はカバーパネルで、筐体1内のシャー
シ100の後部天面側に設けられた支軸100aに回動
自在に取付られ、内面に第3の反射ミラー11が固定さ
れている。13はスクリーン枠で、カバーパネル10の
自由端側に設けられた支軸10aに回動自在に取付られ
ている。12はスクリーン枠13に固定されたスクリー
ンで、第2の反射ミラー9、および第3の反射ミラー1
1で反射された投写光はスクリーン12上に結像する。
【0041】また、スクリーン枠13の他端(自由端)
の両サイドにはガイドピン14が設けられ、筐体1内の
シャーシ100に形成された案内溝15に摺動自在に係
合されている。案内溝15は後方を長溝部15a、前方
を円弧溝部15bに形成されており、円弧溝部15b
は、図4に示すように観賞時の状態における支軸10a
を中心とした所定の曲率の回動軌跡上に設けられ、一点
鎖線で示す鉛直位置で長溝部15aと連接されている。
なお、図4では長溝部15aは直線で表現されている
が、必ずしも直線である必要はない。
【0042】カバーパネル10の支軸10aには、外
側、すなわち矢印Bの方向に付勢するばね部材16が設
けられており、図4に示した観賞時の状態では、スクリ
ーン枠13のガイドピン14は案内溝15の最も手前、
すなわち図4に示す矢印A方向に押圧されている。17
はビデオデッキ部で、第1の反射ミラー7を挟んで照明
部6および液晶パネル5と対向する空間に配設されてい
る。
【0043】図1に示すように、カバーパネル10を開
いた観賞時の状態は、スクリーン枠13の前部のカバー
パネル10で覆われる範囲に、照明部6、液晶パネル5
を冷却するための放熱用の排気孔18、操作部19、カ
セットテープの挿填部20が設けられている。21は遮
光部材であり、カバーパネル10とスクリーン枠13の
間に扇形に伸縮するように取付けてられている。22は
スピーカで、カバーパネル10を閉じた収納時の状態で
は図2に示すように、スクリーンの他、放熱用の排気孔
18、操作部19、カセットテープの挿填部20も隠蔽
される。
【0044】この実施例1において、例えば液晶パネル
5の画面サイズを1.3インチとし、これをスクリーン
上で10インチ(203.2ミリ×152.4ミリ)に
拡大する構成にすると、筐体の幅は297ミリ、奥行は
210ミリのA4用紙サイズ程度に納まり、高さも、投
写光学系の上にスクリーン12が重ねられて収納される
ので、約50ミリ程度に納まる。これは、片手で抱え持
つ場合、ハンドル等の不要な薄形のコンパクトサイズと
なる。
【0045】上記のように構成されたスクリーン収納式
投写型表示装置の開閉動作を、図4および図6を用いて
説明する。図4において、一点鎖線で示すカバーパネル
10、およびスクリーン枠13は収納状態を示してお
り、実線で示す観賞時の状態にするには、カバーパネル
10を持ち上げることにより、スクリーン枠13のガイ
ドピン14が案内溝15の後端位置から長溝部15aを
移動し、一点鎖線で示す鉛直位置、すなわち円弧溝部1
5bとの境界位置に達する。円弧溝部15bは支軸10
aを中心とした回動軌跡上にあるため、ガイドピン14
がこの位置に達すると、バネ部材16の付勢力によって
自動的に矢印A方向に円弧溝部15bを移動し、案内溝
15の前端まで達する。したがって、カバーパネル10
を観賞状態の高さまで持ち上げるだけでスクリーン枠1
3が鑑賞位置に設定されることになる。この時、折りた
たまれていた遮光部材21が支軸10aを中心として扇
形に拡張され、また、排気孔18、操作部19、挿填部
20が露出し、観賞可能な状態となる。
【0046】収納状態(一点鎖線)にするには、図6に
示すように、スクリーン枠13の両端をばね部材16の
付勢力に抗して押し(矢印Dの方向)、長溝部15aと
の境界位置まで回転させた後、そのままカバーパネル1
0を閉め(矢印Eの方向)ることにより、ガイドピン1
4が長溝部15aの後端部まで移動し、スクリーン枠1
3がカバーパネル10と一緒に回転して収納位置で係止
される。したがって、収納時にはスクリーン枠13を押
すという動作は含まれるが、連続した動作でカバーパネ
ル10を閉めることができ、開閉動作に連動してのスク
リーン12の起立、倒伏収納が可能である。
【0047】なお、上記実施例1では、カバーパネル1
0の開閉に連動してスクリーン12を起立、倒伏収納す
る構造としたが、装置の目的によっては、ばね部材16
を除去して個別の動作をする構成としてもよい。
【0048】また、上記実施例1では、第1の反射ミラ
ーを挟んで対向する空間に照明部6、液晶パネル5とビ
デオデッキ部17を配置したビデオ一体形表示装置とし
て構成しているが、記録再生装置等を含まない単なるモ
ニターTV、または、TV受像機としてもよい。
【0049】また、上記実施例1では、スクリーンの前
部のカバーパネルで覆われる範囲の筐体凹部に、記録再
生装置のカセットテープ挿填部20を配設しているが、
外観や塵埃の侵入等の問題が危惧されないならば、カバ
ーパネル10の範囲外の筐体の面に設けてもよい。
【0050】実施例2.図7は本発明の実施例2による
スクリーン収納式投写型表示装置の斜視図、図8はその
横断面図である。本実施例2は、照明部6および液晶パ
ネル5と第1の反射ミラー7を挟んで対向するカバーパ
ネル10で覆われる範囲内の空間に、カメラ一体形ビデ
オ23を着脱自在に収納可能としたもので、24はカメ
ラ一体形ビデオ23の収納部、25は収納部24内に設
けられた信号入力端子、26はカメラ一体形ビデオ23
に設けられた信号出力端子で、カメラ一体形ビデオ23
を収納部24に装着すると、信号入力端子25と信号出
力端子26が接続されるように各端子が配設されてい
る。27は収納部24のカバーであり、筐体1の外郭を
兼ねている。28は本装置の操作キーの指令信号を送信
可能なリモコン送信部であり、カメラ一体形ビデオ23
の受信部29に対向する収納部24の内部に設置されて
いる。
【0051】本実施例2によれば、本装置にカメラ一体
形ビデオ23を装着するだけで両者の接続が完了し、本
装置の操作キーでカメラ一体形ビデオ23のリモコン操
作が可能なので、即座に再生画の表示が可能であり、ま
た、カバー27で格納できるので、使用しない時、ある
いは運搬時に収納ケースの機能を持たせることができ
る。
【0052】実施例3.図9は本発明の実施例3による
スクリーン収納式投写型表示装置の斜視図、図10は一
部破断平面図である。本実施例3は、内蔵のスクリーン
による背面投写(透過光表示)の他に、外部スクリーン
や壁面に前面投写(反射光表示)する手段を備えたもの
で、図10(a)のように第1の反射ミラー7と投射レ
ンズ8を第2の筐体30に納め、この第2の筐体30を
図10(b)のように180゜逆の方向に設定できるよ
うにしたものである。図9は筐体30を前面投写の位置
に設定した状態を示す斜視図で、投写レンズ8の頭部が
露出し、前後位置の調整リング8aが操作可能となるよ
う構成されている。31は投写光に仰角を与えるための
可動脚であり、通常は筐体1内に収納される。
【0053】本実施例3によれば、図10(a)のよう
な通常の設定に対し、図10(b)のように第2の筐体
30を180゜逆の方向に設定することにより、投写光
を筐体1の外部へ投写できる。この場合、外部スクリー
ンに投写される画像は、第1の反射ミラー7で180゜
投写方向を変えられるので、内蔵のスクリーン12の画
像とは左右が逆転する。このため、透過表示から反射表
示に切換える場合に必要な液晶パネル5の画像の左右反
転が不要である。但し、上下方向の反射ミラーを介さな
い構成となるので、上下反転が必要であり、上下反転回
路(図示せず)を設けることにより、正常な投写画像を
外部スクリーンに表示できる。
【0054】また、投写レンズ8の頭部が露出するた
め、投写距離に合わせて、調整リング8aで焦点調整が
可能となる。通常の設定に戻す場合は、例えば、内蔵の
スクリーン12の距離に合わせたレンズ位置にマークを
設けておき、このマーク位置に調整リング8aを戻すこ
とにより、通常の設定位置での焦点調整は必要がなくな
る。
【0055】実施例4.図11は本発明の実施例4によ
るスクリーン収納式投写型表示装置の一部破断平面図、
図12は液晶ドライブ回路のブロック図である。本実施
例4は、実施例3の第2の筐体30の設定位置に対応し
て、上記上下反転回路の入/切を行わせるようにしたも
のである。図において、32は切換えスイッチであり、
第2の筐体30の設定位置により、アクチェータ32a
が動作するよう設置されている。図11(a)は通常の
設定位置を示し、アクチェータ32aが第2の筐体30
に押され、図11(b)は前面投写時の設定位置を示
し、第2の筐体30が前方に設定されるため、アクチェ
ータ32aが開放される。この切換えスイッチ32は、
図12に示すように、液晶パネル5を駆動する液晶ドラ
イブ回路5aの間に設けられた上下反転回路5bに入/
切の信号を与え、第2の筐体30の設定位置に対応し
て、液晶パネル5の画像の上下方向を切換える。
【0056】実施例5.図13は本発明の実施例5によ
るスクリーン収納式投写型表示装置の観賞時の状態を示
す斜視図である。本実施例5は、屋外で使用するTV放
送の受信アンテナを合理的に格納し得る構成を示したも
のであり、特にUHF放送や衛星放送アンテナのよう
に、一定の面積が必要な比較的大型のアンテナを格納す
るための実施例である。
【0057】図13はUHFアンテナ33がカバーパネ
ル10の端部に回動可能に取付けられた態様を示すもの
で、カバーパネル10の上面に、基体部33aが垂直方
向に回動可能に取付けられ、この基体部33aの自由端
面に、アンテナ部33bが水平方向に回動可能に取付け
られている。このため、基体部33aを立てた状態で、
アンテナ部33bを水平方向に回転することができ、送
信方向に合わせることができる。収納時は、カバーパネ
ル10に設けた凹溝10bに全体を埋没させることによ
り、筐体1のサイズ範囲に納める。なお、アンテナ部3
3bから本体チューナ部へのケーブルは、各々の回動部
に設けられた図示していない空洞部を経由して導かれ
る。
【0058】図14は、同じくカバーパネル10に衛星
放送アンテナ34が取付けられた態様を示すもので、カ
バーパネル10の上面に、垂直方向に回動可能に基体部
34aが取付けられ、この基体部34aの自由端面に対
して、水平方向に回動可能に継手部34bが取付けら
れ、更に、この継手部34bに対し垂直方向に回動可能
にアンテナ部34cが取付けられている。このため、継
手部34bの回動で方位角を、アンテナ部34cの回動
で仰角を合わせることができる。収納時は、カバーパネ
ル10に設けた凹部10cに全体を埋没させることによ
り、筐体1のサイズ範囲内に納める。
【0059】実施例6.図15は本発明の実施例6によ
るスクリーン収納式投写型表示装置を示す斜視図、図1
6は一部破断平面図である。本実施例6は、光源2の交
換を容易にするための実施例であり、照明部6の前部の
筐体1に開口1aを設け、この開口1aの奥部に光源2
が位置するよう照明部6を構成し、筐体1内に固定した
ソケット部35に光源保持ケース36のプラグ部37を
着脱可能に構成しており、光源保持ケース36の頭部に
は、筐体1の一部を兼ねる蓋部36aが一体化されてい
る。
【0060】上記構成とすることにより、蓋部36aを
取外すだけで、光源保持ケース36が取り出せ、光源2
が容易に交換でき、取付けも、蓋部36aを取付ること
により、プラグ部37がソケット部35に装着され、光
源保持ケース36、光源2が所定の位置に設定される。
【0061】なお、上記実施例6では、蓋部36aを光
源保持ケース36に一体化したが、両者を分離した構造
としてもよい。この場合、蓋部36aを取外した後、光
源保持ケース36を取出す。交換時の簡便性は若干損な
われるが、蓋部36aとソケット部35との間の寸法精
度を保持する必要がなくなり、筐体1との嵌合設計上の
自由度が増大する。
【0062】実施例7.図17は本発明の実施例7によ
るスクリーン収納式投写型表示装置を示す斜視図、図1
8はその一部破断平面図である。本実施例7は、2種類
の表示媒体の画像を表示するための実施例であり、第1
の反射ミラー7を回動可能とし、照明部6および液晶パ
ネル5と第1の反射ミラー7を挟んで対向する位置に第
2の照明部38が設けられ、第2の表示部として写真フ
ィルム39のカートリッジ40が挿填できる挿填部41
が設けられている。
【0063】本実施例7によれば、第1の反射ミラー7
を実線の角度に回転させることにより、写真フィルム3
9の画像をスクリーン12に表示できる。42は筐体1
の外郭を兼ねた挿填部41のカバーである。このような
構成により、液晶パネル5の画像の他に、写真フィルム
等の静止画像の表示も可能となる。
【0064】なお、上記実施例7では、第2の表示媒体
で写真フィルム(静止画)等の画像を表示する場合を説
明したが、第1の表示媒体である液晶パネル5と同様に
第2の液晶パネルを設置して2種類の映像ソース(例え
ば、TV放送とVTRの再生映像、あるいは、2種類の
VTRの映像等)を供給して選択的に表示することも可
能である。
【0065】実施例8.図19は本発明の実施例8によ
るスクリーン収納式投写型表示装置を示す斜視図、図2
0はその使用状態を示す平面図である。本実施例8は、
本装置を商談等のプレゼンテーションツールとして使用
する場合に有用な実施例である。図19において、43
は操作ユニットで、本体筐体1の上面に設けられた収納
部45に水平方向に回動可能に取付けられている。操作
ユニット43から本体筐体1内への配線は、回動軸44
に設けられた図示していない空洞部を経由して導かれ
る。また、操作ユニト43が筐体1の収納部45の位置
とほぼ90゜回転した位置の2ヶ所で係止される手段
(図示省略)を備える。
【0066】上記構成により、通常は操作ユニッ43を
収納部45内に係止して使用するが、商談等で相手に画
面を見せ、自分も画面を見ながら説明をする場合には、
図20に示すように操作ユニット43をほぼ90゜回転
した位置に係止して操作することにより、相手の視線を
遮ることなく操作が可能となる。
【0067】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0068】請求項1の発明によれば、照明部と液晶パ
ネルを横(左右)方向に向けて筐体の前部に配設し、液
晶パネルと投写レンズの間に光軸を後部に向かって水平
方向にほぼ直角に曲折させる第1の反射ミラーを配設
し、後部に向かって投写される投写光を上方向に曲折す
るための第2の反射ミラーを筐体後部に配設し、これら
の上部に第3の反射ミラーとスクリーンを折り重ねて収
納するような構成としたので、奥行き(前後)方向が短
かく、かつ薄形の、ハンドル等を必要としない、手持ち
携帯に適したサイズの表示装置を得ることがでる。
【0069】請求項2の発明によれば、支軸を中心にス
クリーン枠を外側に向かって付勢するバネ部材を備え、
スクリーン枠の自由端側にガイドピンを備え、このガイ
ドピンを円弧溝部と長溝部で形成された案内溝に摺動自
在に係合させる構成としたので、使用状態、収納状態の
動作が1ステップで行え、機動性の良い表示装置を得る
ことができる。
【0070】請求項3の発明によれば、第1の反射ミラ
ーを挟んで照明部および液晶パネルと対向する空間に記
録再生装置を設置する構成としたので、投写光学系と記
録再生装置、または再生装置を高密度に配置でき、ムダ
のない実装ができ、小形化を図ることができる。
【0071】請求項4の発明によれば、スクリーンの前
部の、カバーパネルで覆われる範囲の筐体凹部に、記録
再生装置または再生装置の記録媒体挿填部が配設される
構成としたので、収納時の外観の向上と挿填部への塵埃
等の侵入を防止することができ、装置の信頼性を高める
ことができる。
【0072】請求項5の発明によれば、カバーパネルで
覆われる範囲の照明部および液晶パネルと対向する空間
にカメラ一体形ビデオを着脱自在に収納可能とし、本装
置との信号接続手段を備えたので、再生画を見るときに
面倒なケーブル接続が不要となり、また、カメラ一体形
ビデオを使用しない時の収納ケースとしての機能を果た
す。
【0073】請求項6の発明によれば、第1の反射ミラ
ーと投写レンズを第2の筐体に納め、投写光の方向を、
180゜逆の筐体前部の方向に変えるべく、第2の筐体
を180゜逆の方向に設定できるように構成し、液晶パ
ネルの駆動回路に上下反転回路を備えたので、外部スク
リーンや壁面等に容易に前面投写(反射光表示)するこ
とができ、かつ前面投写時には投写レンズの頭部が露出
するので、焦点調整が容易な装置が得られる。
【0074】請求項7の発明によれば、上記第2の筐体
の設定位置に対応して、上記上下反転回路が選択的に入
/切する手段を備えたので、背面投写と前面投写の切換
えの際の操作の手間が軽減され、操作誤りのない確実な
動作が可能となる。
【0075】請求項8の発明によれば、カバーパネルに
局地放送(UHF)や衛星放送のTVアンテナを一体
化、または格納する構成としたので、別に携帯して運搬
し、接続する等の不便がなく屋外での受信が極めて簡便
な装置を得ることができる。
【0076】請求項9の発明によれば、筐体に設けた開
口を埋めるべく形成された蓋部の内側に備えた光源保持
ケースと筐体内に設けた接続手段との間で結合、分離が
可能な構成とし、筐体外へ光源保持ケースを取り出して
光源の交換を行えるようにしたので、筐体を分解する必
要がなく、工具を使用しないで、容易に光源の交換がで
きる装置を得ることができる。
【0077】請求項10の発明によれば、上記蓋部と光
源保持ケースを一体化したので、蓋部の紛失等の恐れが
なく、光源の交換が極めて簡便となる。
【0078】請求項11の発明によれば、照明部および
液晶パネルと第1の反射ミラーを挟んで対向する位置
に、第2の照明部、表示部を備え、第1の反射ミラーを
回動して、2種類の表示媒体の画像を選択的に表示可能
としたので、画像の切換えが迅速に行え、簡単な構造で
あるので信頼性の高い装置を得ることができる。
【0079】請求項12の発明によれば、操作ユニット
を筐体に回動可能に取付け、スクリーンに向かっての操
作と、スクリーンに対してほぼ直角の2方向から操作で
きるようにしたので、プレゼンテーションの目的で使用
するような、第三者に画面を見せながら操作をする場
合、相手の視線を遮ることなく操作が可能となり、使用
価値が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1によるスクリーン収納式投写
型表示装置の観賞時の状態を示す斜視図である。
【図2】実施例1の収納時の状態を示す斜視図である。
【図3】実施例1の鑑賞時の光学系を示す一部破断斜視
図である。
【図4】実施例1の横断面図である。
【図5】実施例1の一部破断平面図である。
【図6】実施例1の収納動作を説明するための図であ
る。
【図7】本発明の実施例2によるスクリーン収納式投写
型表示装置の斜視図である。
【図8】実施例2の断面図である。
【図9】本発明の実施例3によるスクリーン収納式投写
型表示装置の斜視図である。
【図10】実施例3の一部破断平面図である。
【図11】本発明の実施例4によるスクリーン収納式投
写型表示装置の一部破断平面図である。
【図12】実施例4の液晶ドライブ回路のブロック図で
ある。
【図13】本発明の実施例5によるスクリーン収納式投
写型表示装置の観賞時の状態を示す斜視図である。
【図14】実施例5の他の実施態様を示す斜視図であ
る。
【図15】本発明の実施例6によるスクリーン収納式投
写型表示装置の斜視図である。
【図16】実施例6の一部破断平面図である。
【図17】本発明の実施例7によるスクリーン収納式投
写型表示装置の斜視図である。
【図18】実施例7の一部破断平面図である。
【図19】本発明の実施例8によるスクリーン収納式投
写型表示装置の斜視図である。
【図20】実施例8の使用状態を示す平面図である。
【図21】従来の実施例7によるスクリーン収納式投写
型表示装置の斜視図である。
【図22】従来例の横断面図である。
【符号の説明】
1 筐体 1a 開口 2 光源 3 凹面反射ミラー 4 集光レンズ群 5 液晶パネル 5b 上下反転回路 6 照明部 7 第1の反射ミラー 8 投写レンズ 8a 調整リング 9 第2の反射ミラー 10 カバーパネル 10a 支軸 10b 凹溝 10c 凹部 11 第3の反射ミラー 12 スクリーン 13 スクリーン枠 14 ガイドピン 15 案内溝 15a 長溝部 15b 円弧溝部 16 ばね部材 17 ビデオデッキ部 18 放熱用の排気孔 19 操作部 20 カセットテープ挿填部 21 遮光部材 23 カメラ一体形ビデオ 24 収納部 30 第2の筐体 32 切換えスイッチ 33 UHFアンテナ 33a 基体部 33b アンテナ部 34a 基体部 34b 継手部 34c アンテナ部 34 衛星放送アンテナ 35 ソケット部 36 光源保持ケース 36a 蓋部 38 第2の照明部 43 操作ユニット 100 シャーシ 100a 支軸

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明部、液晶パネルおよび投写レンズで
    構成される投写光学系の照明部と液晶パネルを横(左
    右)方向に向けて筐体の前部に配設し、液晶パネルと投
    写レンズの間に光軸を後部に向かって水平方向にほぼ直
    角に曲折させる第1の反射ミラーを配設し、後部に向か
    って投写される投写光を上方向に曲折するための第2の
    反射ミラーを筐体後部に配設し、上記投写光を前方に曲
    折するための第3の反射ミラーを上記筐体の後部天面側
    に回動自在に取付けたカバーパネルに固定し、上記カバ
    ーパネルの自由端部にスクリーンを有するスクリーン枠
    を回動自在に取付け、収納状態では上記スクリーンが筐
    体内に倒伏収納され、カバーパネルを所定の角度開いた
    観賞状態では、スクリーンをほぼ垂直に起立係止して投
    写画像をスクリーンに結像可能にしたスクリーン収納式
    投写型表示装置。
  2. 【請求項2】 筐体の後部天面側に設けたカバーパネル
    にスクリーンを有するスクリーン枠を回動自在に取付
    け、収納状態ではスクリーンが筐体内に倒伏収納され、
    カバーパネルを所定の角度開いた使用時には、上記スク
    リーンをほぼ垂直に起立係止し、投写画像をスクリーン
    に結像させるようにしたスクリーン収納式投写型表示装
    置において、支軸を中心に外側に向かってスクリーン枠
    を付勢するばね部材を備え、上記スクリーン枠の自由端
    側の両端にガイドピンを備え、このガイドピンを、上記
    筐体内のシャーシに設けられ、観賞状態における上記支
    軸の位置を中心とした回動軌跡上に設けられた円弧溝部
    と、この円弧溝部に連続する長溝部で形成された案内溝
    に摺動自在に係合させたことを特徴とするスクリーン収
    納型投写型表示装置。
  3. 【請求項3】 照明部および液晶パネルと第1の反射ミ
    ラーを挟んで対向する空間に、記録再生装置または再生
    装置を設置したことを特徴とする請求項1記載のスクリ
    ーン収納式投写型表示装置。
  4. 【請求項4】 筐体の天面に設けたカバーパネルにスク
    リーンを有するスクリーン枠を回動自在に取付け、収納
    状態ではスクリーンが筐体内に倒伏収納され、カバーパ
    ネルを所定の角度開いた使用時には、上記スクリーンを
    ほぼ垂直に起立係止し、投写画像をスクリーンに結像さ
    せるようにしたスクリーン収納式投写型表示装置におい
    て、スクリーンの前部の、カバーパネルで覆われる範囲
    の筐体凹部に、記録再生装置または再生装置の記録媒体
    挿填部を配設したことを特徴とするスクリーン収納式投
    写型表示装置。
  5. 【請求項5】 照明部および液晶パネルと上記第1の反
    射ミラーを挟んで対向する空間にカメラ一体形ビデオを
    着脱自在に収納可能とし、収納することにより本装置と
    の信号接続が行われる手段を備えたことを特徴とする請
    求項1記載のスクリーン収納式投写型表示装置。
  6. 【請求項6】 第1の反射ミラーと投写レンズを第2の
    筐体に納め、投写光の方向を、180゜逆の筐体前部の
    方向に変えるべく、第2の筐体を180゜逆の方向に設
    定できるようにし、液晶パネルの駆動回路に上下反転回
    路を備えたことを特徴とする請求項1記載のスクリーン
    収納式投写型表示装置。
  7. 【請求項7】 第2の筐体の設定位置に対応して、上下
    反転回路が選択的に入/切する手段を備えたことを特徴
    とする請求項6記載のスクリーン収納式投写型表示装
    置。
  8. 【請求項8】 カバーパネルに、局地放送(UHF)や
    衛星放送等のような、一定の面積が必要なTVアンテナ
    を一体化、または格納したことをことを特徴とするスク
    リーン収納式投写型表示装置。
  9. 【請求項9】 筐体に設けた開口、この開口を覆うよう
    に形成された蓋部、この蓋部の内側に光源保持ケースを
    備え、この光源保持ケースと筐体内に設けた接続手段と
    の間で結合、分離が可能な構成とし、筐体外へ光源保持
    ケースを取り出して光源の交換を行えるようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載のスクリーン収納式投写型表
    示装置。
  10. 【請求項10】 蓋部と光源保持ケースを一体化したこ
    とを特徴とする請求項9記載のスクリーン収納式投写型
    表示装置。
  11. 【請求項11】 照明部および液晶パネルと第1の反射
    ミラーを挟んで対向する位置に、第2の照明部および第
    2の表示部を備え、第1の反射ミラーを回動可能とし、
    2種類の表示媒体から選択的にスクリーンに画像を投写
    可能としたことを特徴とする請求項1記載のスクリーン
    収納式投写型表示装置。
  12. 【請求項12】 操作ユニットを、筐体に水平方向に回
    動可能に取付け、スクリーンに向かっての操作と、スク
    リーンに対してほぼ直角の操作の、2方向からの操作を
    可能としたことを特徴とするスクリーン収納式投写型表
    示装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000036587A (ko) * 2000-03-22 2000-07-05 박영선 다기능 다목적용 영상 장치의 시스템 및 그 제작
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JP2006017902A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Victor Co Of Japan Ltd 画像表示装置
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CN114822257A (zh) * 2022-05-05 2022-07-29 数峦云(杭州)科技有限公司 一种应用于数字孪生可视化交互的显示装置

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