JP4619894B2 - 粘膜表面への、薬剤化合物の送達に適する薬剤キャリアデバイス - Google Patents
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Description
本発明は、一般に、薬剤化合物の局所送達、および処置部位の保護のために、粘膜表面へ接着する、水浸食性の薬剤キャリアに関する。
身体組織、疾患、および創傷の局所処置は、有効な時間にわたって処置部位において特定の薬剤成分が維持されることが必要である。自然の体液が局所的に適用した薬剤成分を迅速に洗い流す傾向を考慮すると、湿った粘膜組織の局所処置には問題がある。口内では唾液、粘膜組織の自然の置換、および食物、飲み物の摂取や会話時の動きが、薬剤キャリアの有効性および残留時間を制限するといういくつかの問題がある。
(項目2) 前記アルキルセルロースが、メチルセルロースまたはエチルセルロースである、項目1に記載のデバイス。
(項目3) 前記アルキルセルロースが、エチルセルロースである、項目1に記載のデバイス。
(項目4) 前記ヒドロキシプロピルセルロースのエチルセルロースに対する比が1000:1〜3:1である、項目3に記載の薬剤キャリアデバイス。
(項目5) 前記ヒドロキシプロピルセルロースのエチルセルロースに対する比が、200:1〜4:1である、項目3に記載のデバイス。
(項目6) 前記ヒドロキシプロピルセルロースのエチルセルロースに対する比が、200:1〜8:1である、項目3に記載のデバイス。
(項目7) 粘膜表面と接触して配置される第一の水浸食性接着層、および第二の水浸食性非接着裏張り層を有し、少なくとも1つの該層が、浸食反応速度を変化させる量の水溶性非可塑性賦形剤を含む、層状のフィルムを含む薬剤キャリアデバイスであって、ここで該デバイスは、該第一層、該第二層、または両方の層内に組み込まれた薬剤を有し得る、薬剤キャリアデバイス。
(項目8) 前記賦形剤が、水溶性塩である、項目7に記載のデバイス。
(項目9) 前記塩が、クロリド、カーボネート、バイカーボネート、シトレート、トリフルオロアセテート、ベンゾエート、ホスフェート、フルオリド、スルフェート、またはタルトレートのナトリウム塩またはカリウム塩である、項目8に記載のデバイス。
(項目10) 前記塩が、安息香酸ナトリウムである、項目8に記載のデバイス。
(項目11) 前記裏張り層が、前記賦形剤を含む、項目7〜10のいずれかに記載のデバイス。
(項目12) 前記裏張り層が、浸食反応速度を変化させる量の水溶性非可塑性賦形剤を含む、項目1〜6のいずれかに記載のデバイス。
(項目13) 前記賦形剤が、水溶性塩である、項目12に記載のデバイス。
(項目14) 前記賦形剤が、安息香酸ナトリウムである、項目12に記載のデバイス。
(項目15) 前記第一の水浸食性接着層が、アルキルセルロースまたはヒドロキシアルキルセルロース、および生体接着ポリマーを含む、項目1〜14のいずれかに記載のデバイス。
(項目16) 前記第一の水浸食性接着層が、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、エチレンオキシド−プロピレンオキシドコポリマー、コラーゲンおよび誘導体、ゼラチン、アルブミン、ポリアミノ酸および誘導体、ポリホスファゼン(polyphosphazene)、多糖および誘導体、またはキチンおよびキトサンから、単独または組み合わせて選択されるフィルム形成ポリマー、ならびにポリアクリル酸、ポリビニルピロリドン、またはカルボキシメチルセルロースナトリウムから単独または組み合わせて選択される生体接着ポリマーを含む、項目15に記載のデバイス。
(項目17) 前記層状のフィルムが、2つの層を有し、そして厚さの合計が0.1mm〜1mmである、項目1〜16のいずれかに記載のデバイス。
(項目18) 前記第一の接着層と前記第二の裏張り層との間に第三の層をさらに含み、そしてここで該第三の層が、該第一の接着層を取り囲みかつ前記粘膜表面に接触するのに十分な表面積を有する水浸食性接着層である、項目1〜17のいずれかに記載のデバイス。
(項目19) 前記第一の層、前記第二の層、または両方の層内に組み込まれ得る前記薬剤が、抗炎症性鎮痛剤、ステロイド性抗炎症剤、抗ヒスタミン剤、局所麻酔剤、殺菌剤、消毒剤、血管収縮剤、止血剤、化学療法剤、抗生物質、角質溶解剤、焼灼剤、抗ウイルス剤、抗リウマチ剤、血圧降下剤、気管支拡張剤、抗コリン作用剤、アンチメニミック化合物、ホルモン、高分子、ペプチド、タンパク質、またはワクチンを、単独または組み合わせて含む、項目1〜18のいずれかに記載のデバイス。
本発明は、適用部位、周囲の組織、および血液またはリンパ液のような他の体液の保護、および適用部位への薬剤の局所送達を提供するための、有効な残留時間を有し、最小限の不快さしか有さず、使用が簡便な、粘膜表面への適用のための新規の水浸食性の薬剤キャリアデバイスに関する。1つの実施態様では、薬剤送達デバイスは水浸食性の層状のフィルムディスクを含んでいる。このデバイスは、接着層および裏張り層を有する層状のフィルムディスクを含み、この二層は両方とも水浸食性であり、これらの層の1つ以上には薬剤を有している。
本明細書中で使用される用語「水浸食性」とは、成分、デバイス、層などが唾液のような水ベースの媒体中で経時的に浸食することを意味する。そのような水中での浸食は、溶解、分散、摩擦、重力などの要素に起因し得る。
非接着性裏張り層のための100mlの溶液を、87.98重量%の水(米国薬局方(USP))、0.02重量%のFD&C赤色40号色素、および12重量%のヒドロキシエチルセルロース(Mw 9×104)を使用して作製した。Werner Mathis Labcoaterを使用して、基材(Mylar 1000Dまたは3M ScotchPak 1022のような他のポリエステルフィルム)をセットした。90mlの裏張り層溶液を、1.5mmの開口部を有するロール式ナイフの前にセットした。次いで、この溶液をキャストし、そしてフィルムを60℃で8〜9分間乾燥させた。乾燥工程の後に、赤みを帯びた厚さ0.14mmのフィルムを得た。
非接着性裏張り層のための100mlの溶液を、94.98重量%の水(米国薬局方)、0.02重量%のFD&C赤色40号色素、および5重量%のヒドロキシプロピルセルロースを使用して作製した。実施例1の手順を使用し、厚さ0.16mmのフィルムを得た。
非接着性裏張り層のための100mlの溶液を、84.98重量%の水(米国薬局方)、0.02重量%のFD&C赤色40号色素、12重量%のヒドロキシエチルセルロース、および3重量%のヒドロキシプロピルセルロースを使用して作製した。本実施例では、全体的なポリマー材料は、溶液中に15%の濃度であった。2つの異なるタイプのポリマー材料の混合物を混合することで、裏張りフィルムの全体的な機械的特性および浸食反応速度特性を改変した。次いで、この溶液をポリエステル基材上にキャストし、そして90℃で一晩乾燥させた。ナイフの開口部(opening)を3mmに設定し、厚さ0.3mmのフィルムを得た。
(実施例4)
非接着性裏張り層のための100mlの溶液を、87.98重量%の水(米国薬局方)、0.02重量%のFD&C赤色40号色素、10重量%ヒドロキシエチルセルロース(Mw 9×104)、および2重量%のヒドロキシエチルセルロース(Mw 7×105)を用いて作製した。本実施例では、2つの異なるタイプのヒドロキシエチルセルロースを混合することで、裏張りフィルムの機械的特性および浸食反応速度を改変した。次いで、この溶液をポリエステル基板上にキャストし、そして135℃で12分間乾燥させた。ナイフの開口部を3mmに設定することで厚さ0.27mmのフィルムを得た。
非接着性裏張り層のための100mlの溶液を、87.98重量%の水(米国薬局方)、0.02重量%のFD&C赤色40号色素、11.75重量%のヒドロキシエチルセルロース(Mw 9×104)、および0.25重量%のヒドロキシエチルセルロース(Mw 1.3×106)を用いて作製した。実施例1の手順を用いて厚さ0.14mmのフィルムを得た。
非接着性裏張り層のための100mlの溶液を、87.98重量%の水(米国薬局方)、0.02重量%のFD&C赤色40号色素、11.95重量%ヒドロキシエチルセルロース(Mw 9×104)、および0.05重量%の40%グリオキサール水溶液を用いて作製した。実施例1の手順を用いて0.13mmのフィルムを得た。
非接着性裏張り層のための100mlの溶液を、87.98重量%の水(米国薬局方)、0.02重量%のFD&C赤色40号色素、11.8重量%のヒドロキシエチルセルロース、0.1重量%の40%グリオキサール水溶液、および0.1%のハッカフレバー(sweet peppermint flavor)を用いて作製した。本実施例では、実施例6のように、グリオキサールは架橋剤として作用させ、グリオキサールを含まない裏張り層と比較して裏張りフィルムの浸食反応速度の低下を誘導した。ハッカを矯味矯臭剤として添加した。
実施例1に記載のように、実施例5、6および7の溶液を、それぞれポリエステル基材上にキャストした。ナイフを用いるかわりにメイヤーバー(meier’s bar)を用いて基材を被覆した。フィルムを90℃で一晩乾燥させた。この乾燥したフィルムは、約0.17mmの厚さを有して、より厚くなった。
実施例1の溶液をビーカー中で調製した。次いでマイクロスライドを完全に浸るまで溶液にすばやく浸し、この溶液から取り出して室温で約1時間放置した。次いでマイクロスライドを90℃で一晩乾燥させた。得られるフィルムは不均質であり、平均の厚さは約0.2mmであった。
非接着性裏張り層のための100mlの溶液を、84重量%の水(米国薬局方)、0.02重量%のFD&C赤色40号色素、11重量%のヒドロキシエチルセルロース(Mw 9×104)、1重量%のヒドロキシエチルセルロース(Mw 7×105)、0.1重量%の40%グリオキサール水溶液、3重量%のグリオキサール、および1重量%のメントールを用いて作製した。本実施例では、グリオキサールは架橋剤として作用し、裏張りフィルムの浸食反応速度の低下を誘導した。また、2つの異なるグレードのヒドロキシエチルセルロースの混合物を用いて、メントールの緩やかな放出を達成した。このフィルムを先に記載したようにポリエステルフィルム上に被覆した。
接着層のための100mlの溶液を、88.6重量%の水(米国薬局方)、1.8重量%のヒドロキシエチルセルロース(Natrosol(登録商標)99−250 L NF(Aqualon))、2.6重量%のポリアクリル酸(Noveon(登録商標)AA1 米国薬局方(BF Goodrich))、4.5%のカルボキシメチルセルロースナトリウム(セルロースゴム(cellulose gum)7 LF PH(Aqualon))、および2.5重量%の塩酸ジクロニンを用いて作製した。混合して懸濁液を形成した。
接着層のための100mlの溶液を、74.6重量%の水(米国薬局方)、1.8重量%のヒドロキシエチルセルロース、2.6重量%のポリアクリル酸、4.5%のカルボキシメチルセルロースナトリウム、2.5重量%のベンゾカイン、および14重量%のエチルアルコールを用いて作製した。ベンゾカインの活性な薬剤としての使用の際には、ベンゾカインは水よりもアルコールに溶解度が高いのでまずエチルアルコールに溶解することが必要であった。
接着層のための100mlの溶液を、91重量%の水(米国薬局方)、2重量%のヒドロキシエチルセルロース、2.5重量%のポリアクリル酸、および4.5%のカルボキシメチルセルロースナトリウムを用いて作製した。接着層の組成を改変し得、そして以下の表1に記載される範囲内で変更し得る。
接着層のための100mlの溶液を、90重量%の水(米国薬局方)、1重量%の硫酸ブタカイン、2重量%のヒドロキシエチルセルロース、2.5重量%のポリビニルピロリドン、および4.5重量%のカルボキシメチルセルロースナトリウムを用いて作製した。この溶液をロール式ナイフを用いてMylar基材上に被覆した。
接着層のための100mlの溶液を作製した。溶液の全組成は48.6%の水、40%のエチルアルコール、1.8%のヒドロキシルエチルセルロース、2.6%のポリアクリル酸、4.5%のカルボキシメチルセルロースナトリウム、および2.5%の塩酸ジクロニンであった。しかし本実施例では、塩酸ジクロニンを、まず40mlのエチルアルコールに溶解して、次いで48.6mlの水を塩酸ジクロニン/エチルアルコール溶液に添加し、その後に他の成分を添加した。
実施例12の手順に従って、接着層用の100mlの溶液を調製した。次いで、実施例1で用いられる手順に従ってこの溶液を被膜した。得られたフィルムは0.12mmの厚さであった。
実施例12の手順に従って、接着層用の100mlの溶液を調製した。この溶液を、実施例1に従って調製した裏張りフィルムの上面に被膜した。裏張りフィルムの厚さを考慮して、ナイフの開口部を調整した。被膜した後、層状のフィルム(layered film)を130℃で15分間乾燥させた。0.27mmの、2層の層状のフィルムが形成された。
フィルムを十分には乾燥させなかったことを除いては、実施例14の手順に従って、生体接着フィルムを調製した。裏張りフィルムを実施例1に従って調製した。この裏張りフィルムをその基材から剥がし、まだ湿気を帯びている間に、生体接着フィルムの上面に積層させ、圧力をかけて2つのフィルムをともに封着させた。圧力をフィルムにかけることで、良好な界面接着を得た。0.38mmの、2層の層状のフィルムが形成された。
実施例1の手順に従い、裏張りフィルム用の様々な溶液を、下の表2の組成に従って調製した。フィルム形成後、1/2インチのディスクをダイカット(die cut)し、両面テープ上に設置した。次いでテープをマイクロスライド上に配置した。浸食反応速度を、水中で評価した:このスライドを、50rpmの一定速度で撹拌される、100mlのビーカーの水に浸した。浸食時間を、ディスクがビーカーの水に完全に浸けられた瞬間から測定した。パーセンテージ(%)とは、溶液中での濃度をいう。
0.19mmと0.21mmとの間の厚さを有する直径1/2インチのディスクを6人の健常なボランティアに投与した。裏張り層を実施例1に従って調製し、そして接着層を実施例15に従って調製した(いくつかは、塩酸ジクロニンを活性薬剤成分として含み、残りは、その代わりにベンゾカインを含む)。接着層を、裏張り層の上面に被膜し、層状のディスクを形成した。この層状のディスクを口腔中に置き、そしてディスクを適所に置いた瞬間から浸食時間を測定した。
裏張り層の1kg調製物を、43.49重量%の水、43.49重量%のエチルアルコール、0.02%のFD&C赤色色素40号、12重量%ヒドロキシエチルセルロース(Mw 9×104)および1重量%の40%グリオキサール水溶液を用いて作製した。次いで実施例1に記載された裏張り溶液の別のバッチ1kgを調製した。Wemer Mathis Labcoaterを用いて、基材(Mylar 1000Dまたは3M ScotchPak 1022のような他のポリエステルフィルム)を設置した。実施例1に従って調製した90mlの裏張り層溶液を、0.7mmの開口部を有するロール式ナイフの前に設置した。次いで、溶液を基材上にキャストし、そしてフィルムを130℃で8〜9分乾燥させた。乾燥工程の後に、0.09mmの厚さの赤みを帯びたフィルムが得られた。次いで、本実施例で最初に記載された裏張り溶液を0.8mmの開口部を使用するロール式ナイフ技術を用いて第一層の上面に直接キャストした。この得られた2重層裏張りフィルムは0.15mmの厚さであった。
実施例5に記載されたように得られる裏張り層の調製物を、ロール式ナイフを使用してキャストし、130℃で8〜9分乾燥させた。次いで、43.49重量%の水、43.49重量%のエチルアルコール、0.02%のFD&C赤色色素40号、12重量%ヒドロキシエチルセルロース(Mw 9×104)および1重量%の40%グリオキサール水溶液を用いる裏張り層の調製物を、先の乾燥フィルム(第1層は0.05mmの厚さであった)の上面に直接的に被覆した。この得られた2重層裏張りフィルムは、0.12mmの厚さであった。
この処方物に架橋剤を組み込む場合、熱硬化は、生体接着層(単数または複数)がキャストされる前もしくはキャストされた後に、その材料のさらなる架橋を可能にする。フィルムの熱硬化は、フィルムを時間−温度サイクルに曝すことによって行われる。例えば、実施例22の最後で得られたフィルムを、150℃に5分間、120℃に10分間、またはフィルムの成分の安定性の必要条件に適応する任意の温度/時間に曝し得る。
実施例5に記載されたように得られた裏張り層の調製物を、ロール式ナイフを用いてキャストし、130℃で8〜9分乾燥させた。42.49重量%の水、42.49重量%のエチルアルコール、0.02%のFD&C赤色色素40号、11重量%ヒドロキシエチルセルロース(Mw 9×104)、2重量%のポリエチレングリコール6000、および2重量%のプロピレングリコールを用いる裏張り層の調製物を、先の乾燥フィルムの上面に(第1層は、厚さ0.06mmであった)直接的に被覆した。この得られた2重層裏張りフィルムは0.12mmの厚さであった。
42.49重量%の水、42.49重量%のエチルアルコール、0.02%のFD&C赤色色素40号、10重量%ヒドロキシエチルセルロース(Mw 9×104)、4重量%のヒドロプロピルセルロース(Mw 5×105)を用いる、裏張り層の調製物をロール式ナイフ技術を用いて被覆した。次いで、先の乾燥フィルム(第1層は0.07mmの厚さであった)の上面に直接、裏張り調製物(42.49重量%の水、42.49重量%のエチルアルコール、0.02%のFD&C赤色色素40号、12重量%ヒドロキシエチルセルロース(Mw 9×104)、および3重量%のオレイン酸から作製された)を、キャストし、そして乾燥した。この得られた2重層裏張りフィルムは、0.15mmの厚さであった。
接着層用の調製物を、45.6重量%の水(米国薬局方)、45重量%のエチルアルコール、2重量%のヒドロキシエチルセルロース(Natrosol(登録商標)99−250 L NF(Aqualon))、2.9重量%のポリアクリル酸(Noveon(登録商標)AA1 米国薬局方(BF Goodrich))、および4.5重量%のカルボキシメチルセルロースナトリウム(セルロースゴム7 LF PH(Aqualon))を用いて作製した。この調製物は、生体接着性調製物であるが、いかなる薬剤も含まない。
接着層用の100mlの溶液を、45.1重量%の水(米国薬局方)、45重量%のエチルアルコール、1.8重量%のヒドロキシエチルセルロース(Natrosol(登録商標)99−250 L NF(Aqualon))、2.6重量%のポリアクリル酸(Noveon(登録商標)AA1 米国薬局方(BF
Goodrich))、4.5%重量のカルボキシメチルセルロースナトリウム(セルロースゴム7 LF PH(Aqualon))、および1重量%の硫酸テルブタリンを用いて作製した。
実施例25に従って得られたフィルムを、本実施例の最終的な多層フィルム用の基材として用いる。実施例26の生体接着性調製物を、実施例25のフィルム上に直接的にキャストし、そして乾燥した。次いで、実施例27の調製物を、ロール式ナイフシステムによりその上面にキャストした。最終的な4層フィルムは、0.240mmであった。このフィルムの組成は、口腔内のテルブタリンの放出を抑制するが、薬剤がなお側面を通って拡散し得るので、完全に抑制するわけではない。この側面拡散を避けるため、本発明者らは、前述の設計を少し変化させなければならない。
実施例25に従って得られたフィルムを、本実施例の最終的な多層フィルム用の基材として用いる。実施例26の生体接着性調製物を、実施例25のフィルム上に直接的にキャストし、そして乾燥する。3層フィルムは、このようにして得られ、最後の層は、生体接着性であるが、いかなる薬物をも含まない。次いで、実施例27の調製物を、マスク(mask)を用いて被覆し、そして乾燥させる(マスクは、0.500mmのポリエステルフィルムであり、ここで、ダイカットした楕円体を3層積層体上に積層した)。この工程は、必要があれば繰り返し得る。次いで、マスクを剥がす。この得られたフィルムは、積層裏張り層、および積層生体接着層から構成される、3/4層フィルムである。ここで、最終的な成分は、薬剤を含み、そして、図に示すようにより小さな表面のものである。このシステムを用いることで、側面もしくは裏側のいずれかの拡散が制限され、そして粘膜組織への薬物の1方向性の放出が可能になる。
ピロカルピンHClの代わりにフルオシノニドを用いることを除いては、先の実施例に従い、マスクを用いる代わりにスクリーンコーティング技術(screen coating technique)を用いて、同じ型のフィルムを構築する。例えば、溶液の堆積、溶液の吹き付け(spraying)、もしくは最終層のダイカット除去(die cutting off)、スロットコーティング、またはグラビアコーティングのような他の技術でも十分である。
裏張り層をコーティングするための200グラム(g)の裏張り溶液(または裏張りコロジオン)を、84.865重量%のエチルアルコール 190F、0.01重量%のFD&C赤色色素40号、13.75重量%ヒドロキシプロピルセルロース、1.25重量%のエチルセルロース、および0.125重量%のジエチルフタレート(phathalate)を用いて作製した。この溶液は、エチルセルロースを、エチルアルコール、色素、およびジエチルフタレートの溶液に添加することによって周囲温度で調製した。次いで、ヒドロキシプロピルセルロースを添加して、そしてそのコロジオンを2時間攪拌した。
裏張り層を被覆するための200gの裏張り溶液(または裏張りコロジオン)を、84.74重量%のエチルアルコール 190F、0.01重量%のFD&C赤色色素40号、12.5重量%のヒドロキシプロピルセルロース、2.5%重量%のエチルセルロース、および0.25重量%のジエチルフタレートを用いたことを除き、実施例31のように作製した。
120ミクロンの厚さのフィルムを、より高分子量グレードのエチルセルロースを使用したことを除き、実施例32と同様の様式で作製した。
裏張り層を被覆するための200gの裏張り溶液(または裏張りコロジオン)を、84.74重量%のエチルアルコール 190F、0.01重量%のFD&C赤色色素40号、10重量%のヒドロキシプロピルセルロース、5重量%のエチルセルロース、および0.5重量%のジエチルフタレートを用いたことを除き、実施例31のように作製した。
裏張り層を被覆するための200gの裏張り溶液(または裏張りコロジオン)を、81.99重量%のエチルアルコール 190F、0.01重量%のFD&C赤色色素40号、および18重量%のヒドロキシプロピルセルロースを用いたことを除き、実施例31のように作製した。
実施例31〜35のフィルムについての水中での崩壊時間を、37±2℃の水浴中にフィルムを配置することによって測定した。表4の結果が示すように、崩壊時間は、エチルセルロースに対するヒドロキシプロピルセルロースの比に従って変化する。
79.74重量%の水、0.01重量%のFD&C赤色色素40号、0.05重量%安息香酸ナトリウム、2.5%ペパーミントフレバー、13.5重量%ヒドロキシエチルセルロース、および4.5重量%のヒドロキシプロピルセルロースを含む、裏張り層用のゲルを作製した。次いで、このゲルを、最初に基材上に厚さ0.8mmの処方物層を被覆し、次いでそれを80℃で8分間乾燥することによって、厚さ0.17mmの2層の可撓性裏張りフィルムに作製した。次いで、厚さ0.8mmの第2の層を、第1の層の上面に直接的に被覆し、そして80℃で8分間乾燥した。この2層フィルムのサンプルは、10分以内で水中で崩壊されることが見出された。いずれの理論にも束縛されることを望まないが、親水性塩が崩壊時間を改変し、そしてヒドロキシプロピルセルロースが、フィルムの引張り強さを改善すると考えられた。
米国薬局方)、2.5重量%のカルボキシメチルセルロースナトリウム、0.1重量%の二酸化チタン、および1.9重量%の硫酸アルブテロールを含む、生体接着層用のゲルを調製した。このゲルを使用して、0.5mmの第1の生体接着層を、2層の可撓性裏張りフィルムの上に直接的に被覆して、そして60℃で8分間乾燥した。次いで、0.7mmの第2の生体接着層を、第1の生体接着層の上面に直接的に被覆して、そして60℃で20分間乾燥した。最終的なフィルムは、厚さ0.330mmであり、5.92重量%の水を含み、15±3分で水中で崩壊し、そして1.46mg/cm2の硫酸アルブテロールを含んだ。この最終的なフィルムはまた、優れた引張り強さを示した。
42.49重量%の水、42.49重量%のエチルアルコール、0.02重量%のFD&C赤色色素40号、14重量%ヒドロキシエチルセルロース(Mw 9×104)、および1重量%甘味ペパーミントを含む、裏張り層用のゲルを作製した。このゲルを用いて、ロール式ナイフ技術を使用して、0.7mmの第1の裏張り層を基材上に被覆した。この層を、60℃で8分間乾燥した。次いで、0.8mmの第2の裏張り層を、第1の裏張り層の上面に直接的に被覆し、そして60℃で8分間乾燥した。この最終的な2層フィルム裏張りは、厚さ0.20mmであった。
42.49重量%の水、42.49重量%のエチルアルコール、0.02%のFD&C赤色色素40号、14重量%ヒドロキシエチルセルロース(Mw 9×104)、および1重量%スイートペパーミントを含む、裏張り層用のゲルを作製した。このゲルを用いて、ロール式ナイフ技術を使用して、0.7mmの第1の裏張り層を基材上に被覆した。この層を、60℃で8分間乾燥した。次いで、0.8mmの第2の裏張り層を、第1の裏張り層の上面に直接的に被覆し、そして60℃で8分間乾燥した。この最終的な2層フィルム裏張りは、厚さ0.20mmであった。
実施例38および39により得られたフィルムを、直径1/2インチのディスクにダイカットし、3匹のイヌ(20〜25kgの卵巣切除された雌交配猟犬)における全身利用可能性の研究のために特徴付けして、そして使用する。評価するフィルムの1個のディスクを、口内の頬側粘膜上に適用する。わずかな圧力を、10秒間加える。次いで、口腔を試験して、粘膜に対するフィルムの接着を確認し、そして本研究の過程にわたって、ディスクの浸食をモニターする。留置頸静脈カテーテルを使用して、血液サンプルを特定の間隔で採取する。血清を硫酸アルブテロールの場合にはELISAアッセイによって、テストステロン研究に対してはRIA法によって特徴付けする。研究終了時の粘膜組織は、刺激の徴候を全く示さなかった。
Claims (5)
- ヒドロキシプロピルセルロースおよびヒドロキシエチルセルロースを含む、粘膜表面と接触して配置される第一の水浸食性接着層、ならびにヒドロキシプロピルセルロースおよびヒドロキシエチルセルロースを含む第二の水浸食性非接着裏張り層を有する層状のフィルムを含む薬剤キャリアデバイスであって、ここで該デバイスは、該第一層、該第二層、または両方の層内に組み込まれた薬剤を有し得、そして少なくとも1つの該層が、浸食反応速度を変化させる量の安息香酸ナトリウムを含む、薬剤キャリアデバイス。
- 前記第一の水浸食性接着層が、生体接着層を含む、請求項1に記載のデバイス。
- 前記層状のフィルムが、2つの層を有し、そして厚さの合計が0.1mm〜1mmである、請求項1〜2のいずれかに記載のデバイス。
- 前記第一の接着層と前記第二の裏張り層との間に第三の層をさらに含み、そしてここで該第三の層が、該第一の接着層を取り囲みかつ前記粘膜表面に接触するのに十分な表面積を有する水浸食性接着層である、請求項1〜3のいずれかに記載のデバイス。
- 前記第一の層、前記第二の層、または両方の層内に組み込まれ得る前記薬剤が、抗炎症性鎮痛剤、ステロイド性抗炎症剤、抗ヒスタミン剤、局所麻酔剤、殺菌剤、消毒剤、血管収縮剤、止血剤、化学療法剤、抗生物質、角質溶解剤、抗ウイルス剤、抗リウマチ剤、血圧降下剤、気管支拡張剤、抗コリン作用剤、ホルモン、ペプチド、タンパク質、またはワクチンを、単独または組み合わせて含む、請求項1〜4のいずれかに記載のデバイス。
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