JP2930374B2 - 口腔内貼着型膜製剤 - Google Patents

口腔内貼着型膜製剤

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は口腔内に貼着・貼付し、口腔内に生ずる疾
患、たとえば口内炎などの治療やその他経口投与による
治療に適する膜製剤に関する。
〔従来の技術〕
口腔内の疾患の代表的なものとして、いわゆる口内炎
があげられる。口内炎の原因は外傷によるもの、内科的
要因によるものと多様なものであるが、いずれも潰瘍を
生じまた多くのばあい炎症を生じ激しい疼痛を感ずるも
のである。
こうした口腔内疾患の治療は原因疾患の治療と同時
に、または先がけて対症療法として口腔内の患部の治療
が行なわれる。
そうした口腔内疾患の対象療法としては、従来、主と
してうがい薬やドロップ、トローチ、軟膏が使用されて
いる。
また、狭心症の治療には舌下剤などが使用されてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、うがい薬は持続性に欠け、またドロッ
プやトローチは溶解するまでは持続するが短時間である
ほか、患部の保護という面は考慮されていない。さら
に、これら従来の治療剤では患部に作用する量は極くわ
ずかであり、殆んどの量の有効成分は排出または飲み込
まれてしまうため、効率の面から好ましいものはない。
軟膏は局所治療という面からは優れているが、塗布量が
えてして多くなり有効に作用する量が減るほか、持続性
もさほど長いものではない。舌下剤も異物感や持続性の
点で充分ではない。
本発明の目的の1つは、口腔内の患部に直接貼付で
き、適度な持続性を有する膜製剤を提供することにあ
る。
また、本発明の別の目的は、有効成分の放出量を調整
しうる膜製剤を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、アズレン系消炎剤を含有するヒドロキシプ
ロピルセルロースフィルムの少なくとも一方の表面にポ
リビニルアセタールジエチルアミノアセテートおよび/
またはヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート
の放出調整層が設けられてなる口腔内疾患治療用貼着型
膜製剤に関する。本発明によれば、徐放性を高めたり、
種類の異なる薬理活性成分の放出時間を制御したりする
ことができる。
〔作 用〕
本発明の膜製剤においては、基本層は薬理活性成分を
含有する水溶性高分子フィルムからなる。
水溶性高分子を製剤において使用することは従来公知
であり、顆粒剤や錠剤のコーティングあるいはカプセル
剤のカプセルなどとして広く用いられている。しかし、
それ自体が薬理活性成分を含有する基材となり、しかも
フィルム状のものは知られていない。
本発明の膜製剤によれば、フィルム状であるため患部
を覆いかつ外界から保護できる。また、水溶性の高分子
を用いているから唾液などによって薬理活性成分が溶出
していき、フィルム自体も最終的には溶解してしまう。
水溶性高分子として、ヒドロキシプロピルセルロースを
用いるばあいは、口中の水分によって粘着性となるた
め、容易に患部に直接貼付できる。
また、該薬理活性成分含有水溶性高分子フィルムの少
なくとも一方の表面に薬理活性成分の放出を調整しうる
前記の層を設けるときは、薬理活性成分の徐放性の制御
が容易になったり、pHなどの環境の変化により放出量を
調節することが可能となる。
〔実施例〕
本発明が対象とする疾患の代表例である口腔内疾患と
しては、アフタ性口内炎などの種々の口内炎、歯周炎、
舌炎、感染性口内炎、扁桃炎などがあげられる。
したがって、これらの疾患の対象療法に使用される各
種の薬理活性成分が本発明で使用できるが、特に経皮吸
収も可能な活性成分が好ましい。具体例としては、炎症
を伴う疾患に対しては各種消炎剤または消炎鎮痛剤、た
とえばアズレンスルホン酸ナトリウム、グアイアズレン
などのアズレン系化合物、イブプロフェン、アスピリン
などがあげられるが、特にアズレン系消炎剤が好まし
い。また、細菌性の疾患に対しては各種の抗菌剤や抗生
物質、たとえばテトラサイクリン、塩酸テトラサイクリ
ン、硫酸フラジオマイシン、アセチルキタマイシン、塩
酸クロルヘキシジンなど、これらのみに限定されるもの
ではない。そのほか、狭心症治療剤としてニトログリセ
リン、硝酸イソソルビドなども併用できる。さらに、口
腔内咽頭部悪性腫瘍患者に対して、抗癌剤を含有した膜
製剤を適用することもできる。
本発明の膜製剤の基本層は、薬理活性成分を水溶性高
分子に含有せしめてフィルム状にしたものである。用い
る水溶性高分子は、毒性がないものであればよい。
本発明における「水溶性高分子」には、水に溶解しう
るものに限られず、水を吸収してゲル化や膨潤するもの
をも含む。したがって、水溶性高分子の溶解性を選択す
ることによっても徐放性を調節することができる。水溶
性高分子としては、たとえばヒドロキシプロピルセルロ
ース(HPC)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(H
PMC)などの1種または2種以上があげられる。特にHPC
は水と接すると粘着性となるため口腔内粘膜などへの貼
付が容易である点で好ましい。
薬理活性成分含有水溶性高分子フィルムは、たとえば
水溶性高分子の溶液に薬理活性成分を混合し、フィルム
化することによりえられる。溶媒としては水溶性高分子
と薬理活性成分の種類に応じて適宜選定すればよいが、
たとえば水、エチルアルコール、アセトンなどの1種ま
たは2種以上が好ましく用いられる。水溶性高分子とし
てHPCを用いるばあいは水とイソプロパノールの混合溶
媒が好ましい。フィルム化の方法としては、キャスティ
ング法、圧延法、ローラー法などが採用される。
かくしてえられる本発明の膜製剤の基本層を第1a図に
示す。なお第1図および後述する第2図共、本発明の膜
製剤の実施態様の概略断面図であり、紙面右側が口腔内
粘膜側、紙面左側が口腔内空間側である。
第1a図は水溶性高分子フィルム(1)中に1種または
2種以上の薬理活性成分(2)が含有されている薬理活
性成分含有水溶性高分子フィルム(3)の基本的実施態
様である。
第1b図に示す実施態様は、薬理活性成分含有水溶性高
分子フィルム(3a)、(3b)を2層構造としたものであ
る。水溶性高分子フィルム(1a)、(1b)および薬理活
性成分(2a)、(2b)はそれぞれ同種のものでも異種の
ものでもよい。たとえば同種の薬理活性成分とするばあ
いでも水溶性高分子を異種のものとすることにより放出
量を調節することができる。また、水溶性高分子が同種
であっても薬理活性成分をたとえば消炎剤と抗生物質の
ように異種のものとすれば治療効果も向上する。もちろ
ん、いずれとも異種のものとすることもできる。
第1c図は薬理活性成分含有水溶性高分子フィルム(3
a)、(3b)の間に中間層(4)を配置した実施態様で
ある。中間層としては水不溶性のフィルムやポリビニル
アセタールジエチルアミノアセテート(AEA)、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロースフタレート(HPMCP)、
アミノアルキルメタクリレートコポリマ−E(オイドラ
ギット−E)、アミノアルキルメタクリレートコポリマ
−RS(オイドラギット−RS)、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロースアセテートサクシネート(HPMCAS)などが
あげられ、水溶性フィルムを用いるばあいは薬理活性成
分を徐々に放出する徐放性という効果がある。
第1d図は第1a図の実施態様の口腔内空間側に外被層
(5)を設けた実施態様である。外被層(5)を水不溶
あるいは水難溶性のフィルムとするときは、薬理活性成
分の口腔中への溶出を抑えることができ、患部へ集中さ
せることができると共に持続性も向上する。外被層は第
1b、1c図あるいはつぎの第1e図に示す実施態様にも設け
るとができる。この外被層としては、たとえばHPMC、オ
イドラギット−RS、HPMCASなどを使用することができ
る。また、この実施態様は経皮吸収性の薬理活性成分を
用いるときに特に優れた効果を奏する。
水溶性高分子として、水との接触により直ちに粘着性
を生ずるものを用いるばあいは特に必要としないが、水
溶性高分子が水分により自己粘着性とならないばあいに
は第1e図に示すごとく粘着層(6)を粘膜側に設けても
よい。粘着層(6)は基本的に患部に粘着し、かつ薬理
活性成分を透過しうるものであればよく、たとえば前記
粘着性の水溶性高分子をそのまま利用することもでき
る。粘着層としては、前記粘着性の水溶性高分子のほ
か、たとえばゼラチン、アラビアゴムなどの1種または
2種以上があげられる。また、粘着層は第1a図以外の他
の実施態様についても同様に設けることができる。
第1b〜1e図に示す多層構造の膜製剤の調製は、各層を
構成するフィルムをそれぞれ形成したのを貼り合せても
よいし、第1層フィルム上にさらにキャスティングして
もよい。
薬理活性成分含有水溶性高分子フィルムの厚さは水溶
性高分子の種類や薬理活性成分の含量、乾燥温度などに
よっても異なるが、通常0.20〜0.30mm、好ましくは0.24
〜0.26mmである。また膜製剤全体としての厚さは使用時
の異物感や薬理活性成分、フィルムの安定性を考慮し
て、通常0.3〜0.5mm、好ましくは0.34〜0.40mm程度であ
る。
本発明はこの基本層に、薬理活性成分の放出を調整す
る調整層を薬理活性成分含有水溶性高分子フィルム(基
本層)の片面または両面に設けた膜製剤に関する。
かかる放出調整層を有する本発明の膜製剤の実施態様
を第2a〜2c図に基づいて説明するが、これらの実施態様
のみに限られるものではない。
第2a図は薬理活性成分含有水溶性高分子フィルム
(3)の口腔内粘膜側に放出調整層(7)を設けた基本
的な実施態様である。
放出調整層(7)の調整機能は、水分透過度や水への
溶解速度の違いを利用した放出量の調整機能だけでな
く、pHの変化に対応した放出量の調整などの機能があ
る。
かかる調整層は高分子物質から形成されており、前者
の調整機能については分子量の調節、親水性基の種類や
量の調整、層厚の調節などでその水透過度などを調整す
ることにより達成できる。後者のpHによる放出量の調整
機能は調整層の溶解性のpH依存性によるものと推定され
る。
水透過度の調整用には、たとえば、前記水溶性高分子
のほか、ゼラチン、グアーガムなどを用いることができ
る。
pH依存性の調整層としては、たとえばAEA、HPMCP、オ
イドラギット−E、メタクリル酸コポリマ−L(オイド
ラギット−L)などがあげられ、それらの2種以上を混
合してpH応答性を調節することもできる。
特に、アズレン系消炎剤をHPCに含有させた膜製剤の
ばあい放出量にpH依存性はないが、片面にAEA層を設け
るとpH1での放出量が増加し、一方、HPMCP層を設けたば
あいはpH7での放出量が増加する。AEAとHPMCPを混合し
たばあいはその混合比により、pH1、pH5、pH7において
ラグタイムをもつ徐放性となる。
その理由は、AEAが酸性側で、HPMCPがアルカリ側でそ
れぞれ溶解する性質を有し、これらの両高分子フィルム
の相互作用によるものと推定される。
放出調整層は原料高分子溶液を直接、薬理活性成分含
有水溶性高分子フィルムに塗布して形成してもよいし、
別途キャスティング法などでフィルム化したものをHPC
溶液などにより貼合わせてもよい。また、pH依存性は層
形成時の溶媒によっても影響を受けることがある。溶媒
としては、たとえばエタノール、アセトン、イソプロパ
ノールなどがあげられるが、これらのみに限定されるも
のではない。
放出調整層の厚さは通常0.10〜0.20mm、好ましくは0.
15〜0.20mmである。
第2b図は放出調整層(7)の上に粘着層(6)を設け
た実施態様であり、第2c図は薬理活性成分含有水溶性高
分子フィルム(3)の両側に同じかまたは異なる放出調
整層(7a)、(7b)を設け、粘膜側にさらに粘着層
(6)を設けた実施態様である。口腔内空間側の調整層
(7a)は第1d図に示す外被層としてもよい、また、調整
層は単層に限らず同種または異種の多層としてもよい
し、第1c図に示す中間層として用いてもよい。
以上に本発明の膜製剤の好ましい実施態様を説明した
が、本発明はそれら以外の態様をも含むものである。
つぎに実施例をあげて本発明の膜製剤を説明するが、
本発明はかかる実施例のみに限定されるものではない。
製造例1 水/イソプロパノールの1:1(重量比)の混合溶媒にH
PCを加えて充分混合し、5%HPC溶液とし、この溶液1
にアズレン〔化学名:グアイアズレン−3−スルホン
酸ナトリウム〕2.5gを溶解した。えられたアズレン溶解
HPC溶液40mlを直径8cmのテトラフルオロエチレン製の容
器に流し込み、室温にして乾燥させ、厚さ0.25mmの基本
層を形成するアズレン含有HPCフィルム(膜製剤Aとい
う)を作製した。
実施例1 AEAをエタノールに溶解させ、5%溶液を調製した。
この溶液40mlを製造例1と同様にしてキャスティング成
形して膜厚0.12mmのAEAフィルムとした。このAEAフィル
ムを、5%HPC溶液より製造例1と同様にして作製した
アズレン含有HPCフィルムの片面に接着し、多層膜製剤
(膜製剤Bという)を作製した。
実施例2 HPMCPをアセトンに溶解させ、5%溶液とした。この
溶液40mlを製造例1と同様にしてキャスティング成形し
て膜厚0.12mmのHPMCPフィルムとした。このHPMCPフィル
ムを、実施例1と同様にしてアズレン含有HPCフィルム
に接着し、多層膜製剤(膜製剤Cという)を作製した。
実施例3 実施例1で調製したAEA溶液と実施例2で調製したHPM
CP溶液とを2:1、1:1および1:2(いずれも重量比)で混
合した混合溶液を調製し、製造例1と同様にしてキャス
ティング成形してそれぞれ膜厚0.12mmのAEM−HPMCP混合
フィルムを作製した。この各混合フィルムを実施例1と
同様にしてアズレン含有HPCフィルムに接着し、多層膜
製剤を作製した。なお、AEA/HPMCPの混合比が2:1のもの
を膜製剤D、1:1のものを膜製剤E、および1:2のものを
膜製剤Fという。
試験例1 パドル型撹拌機を備えた1のビーカーにクラーク・
ラブス(Clark Lubs)緩衝液500mlを入れた溶出試験装
置を用いてアズレン放出試験を行なった。
製造例1および実施例1〜3でそれぞれえられた膜製
剤A〜Fを1cm角に切断してえた試験片を両面テープで
溶出試験装置の壁面に貼り付け、液温37℃、パドル回転
速度100rpm、pH7.0でアズレンの放出量を経時的に観察
した。なお、膜製剤B〜Dは放出側と装置の壁面とを両
面テープで貼り合わせた。
結果を第3図(膜製剤A)および第4図(膜製剤B〜
F)に示す。
試験例2 クラーク・ラブス緩衝液のpHを1.0および5.0に変え
て、試験例1と同様にしてアズレンの放出量を経時的に
観察した。
結果を第5図(pH1.0)および第6図(pH5.0)に示
す。
[発明の効果] 本発明の膜製剤によるときは、口腔内の患部に直接薬
理活性成分を送り込むことができるほか、その放出量を
調製することができる。さらに患部の保護も行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1a〜1e図および第2a〜2c図はそれぞれ本発明の膜製剤
の基本層および実施態様の概略断面図、第3図および第
4図は試験例1におけるアズレン放出量の経時変化を示
すグラフ、第5図および第6図は試験例2におけるアズ
レン放出量の経時変化を示すグラフである。 (図面の主要符号) (1):水溶性高分子フィルム (2):薬理活性成分 (3):薬理活性成分含有水溶性高分子フィルム (7):放出調整層
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 9/70

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アズレン系消炎剤を含有するヒドロキシプ
    ロピルセルロースフィルムの少なくとも一方の表面にポ
    リビニルアセタールジエチルアミノアセテートおよび/
    またはヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート
    の層が設けられてなる口腔内疾患治療用貼着型膜製剤。
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