JP4619847B2 - 給紙装置及び画像形成装置 - Google Patents
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図12に示すように、記録シート収容部内の記録シートの枚数が20枚以下となると、ピックアップ搬送距離が低下していることがわかる。これは、記録体収容部内の記録シートが20枚以下となると、ピックアップローラと記録シートとの間に生じる摩擦振動を記録シートの束で吸収できなくなる。その結果、ピックアップローラと記録シートとの間でスティックスリップが生じて、ピックアップローラが記録シート上を滑ってしまい、ピックアップ搬送距離が低下したと考えられる。その結果、記録シートの搬送遅れが発生し、シート検知手段が所定時間内に記録シートを検知することができず、ジャムと判定したと考えられる。
また、請求項2の発明は、請求項1の給紙装置において、上記記録体収容部内の記録体が20枚数以下である場合は、上記変更手段で、上記第1毎分搬送枚数から上記第2毎分搬送枚数に変更することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の給紙装置において、記録体の搬送速度を記録体収容部内の記録体積載量にかかわらず一定としたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1または2の給紙装置において、上記記録体収容部内の記録体が所定枚数以下である場合における、上記分離手段が該記録体収納部内に積載された記録体束のうち最上の記録体を記録体束から分離して送り出すときの記録体搬送速度を、上記記録体収容部内の記録体が所定枚数以上である場合における、分離手段が記録体収納部に積載された記録体束のうち最上の記録体を記録体束から分離して送り出すときの記録体搬送速度よりも遅くすることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4いずれかの給紙装置において、記録体を搬送するための複数の搬送ローラ対を備えており、上記記録体検知手段は、分離手段と搬送方向最上流側の搬送ローラ対との間に設けられていることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、記録体を画像形成部に給紙する給紙装置を備えた画像形成装置において該給紙装置として請求項1乃至5のいずれかの給紙装置を用いたことを特徴とするものである。
また、記録体収容部の積載量が、スティックスリップを生じるような積載量でない場合は、記録体の毎分搬送枚数を多くすれば、高速で連続プリントをすることができる。
まず、本実施形態に係る複写機の構成及び動作について説明する。
図1は、本実施形態に係る複写機全体の概略構成図である。複写機本体10の内部には画像形成部100が設けられており、その画像形成部100には像担持体としてのドラム状の感光体11が備わっている。この感光体11の周りには、帯電装置12、現像装置13、転写搬送装置14、クリーニング装置15などが配置されている。また、画像形成部100の上部には、レーザ書込装置16が設けられている。このレーザ書込装置16は、レーザダイオード等からなる光源、ポリゴンミラーからなる走査用の回転多面鏡、ポリゴンモータ、fθレンズ、ミラーなどの図示しない走査光学系を備えている。また、クリーニング装置15の図中左側には、定着装置17が設けられている。この定着装置17は、ヒータを内蔵する定着ローラ18と、その定着ローラ18に対して記録シートを下方から押し当てるための加圧ローラ19とを備えている。
なお、記録シートの両面に画像を形成する場合には、まず、給紙カセット23内の記録シートを転写部に送ってその記録シートの片面に画像を転写し、その画像を定着装置17で記録シート上に定着させる。その後、その記録シートを、定着装置17の出口からシート後処理装置31へと延びる排紙路Dの途中から分岐している反転路Eに通し、両面ユニット22へと送る。両面ユニット22へ送られた記録シートは、再給紙路Aを通じて、再び感光体11の下方における転写部へ送られ、上記片面とは反対側の面に画像が転写される。
また、複写機本体10の図中右側面には、ユーザーが手差しした記録シートを上記共通給紙路C内に案内するための手差しトレイ28が開閉自在に設けられている。
また、複写機本体10の複写機本体10の図中右側には、記録体収容部としての大量給紙装置30が取り付けられている。この大量給紙装置30は、内部に大量の記録シートを積載することが可能で、積載された大量の記録シートを昇降自在に構成されている。この大量給紙装置30の詳細については、後述する。
また、複写機本体10の図中左側には、シート後処理装置31が取り付けられている。このシート後処理装置31は、排紙路Dを通して排出する記録シートを受け入れて、上段の排紙トレイ32上にそのまま排出するか、あるいは、ステイプルや孔開け等の後処理を行って上段の排紙トレイ32又は下段の排紙トレイ33上に排出する。
一方、大量給紙装置30内の記録シートに画像を形成する場合、ユーザーがスタートスイッチを押すと、ピックアップローラ63が回転し、大量給紙装置30内から記録シートが搬送路Fに送り出される。この記録シートは、搬送ローラ35により給紙路Cを通じて、レジストローラ36まで搬送される。以後は、給紙カセット23内の記録シートに画像を形成する場合と同じである。
他方、手差しトレイ28に手差しされた記録シートに画像を形成する場合、ユーザーがスタートスイッチを押すと、給紙ローラ38が回転し、手差しトレイ28上から記録シートが給紙路Cに送り出されて、レジストローラ36まで搬送される。以後は、給紙カセット23内の記録シートに画像を形成する場合と同じである。
記録シートの両面に画像を形成する場合には、上述したようにして記録シートの片面にトナー像を定着させた後、その記録シートを排紙路Dの途中から反転路Eに送り込み、両面ユニット22から再給紙路Aを通じて、再び転写部へ送る。そして、同様にして、上記片面とは反対側の面にトナー像を転写して定着し、排紙路Dを通してシート後処理装置31へと送る。
図2は、FRR分離装置を示す概略斜視図である。
図2に示すように、FRR分離装置は、大量給紙装置および給紙カセット23内などの記録体収容部に積載された記録シート束の一番上の記録シートと接触するピックアップローラ63と、ピックアップローラ63によって搬送されてきた記録シートを一枚に分離して搬送するフィードローラ61とリバースローラ62とを備えている。フィードローラ61の回転軸61aは、図示しない駆動モータに接続されている。また、フィードローラ61の回転軸61aには、アーム部66が回動自在に取り付けられている。アーム部66には、ローラ取り付け部66aとバネ取り付け部66bが設けられている。ローラ取り付け部66aには、アイドラギヤ65及びピックアップローラ63が回転自在に取り付けられている。アイドラギヤ65は、フィードローラ61に設けられたギヤ61b及びピックアップローラ63に設けられたギヤ63aに噛み合っている。これにより、フィードローラ61に設けられたギヤ61からアイドラギヤ65を介して、駆動モータの回転駆動力がピックアップローラ63に伝達され、ピックアップローラ63が回動する。バネ取り付け部66bには、バネ67が取り付けられており、ピックアップローラ63を記録シートと弾性的に接触させて、所定の接触圧が得られるようにしている。また、バネ取り付け部66bには、ピックアップローラ63を記録シートから離間させるためのソレノイド69(図5、図7参照)が取り付けられている。そして、後述する所定のタイミングでソレノイド69を駆動させて、バネ取り付け部66bを図中下側へ移動させる。すると、アーム部66がフィードローラ61の回転軸61aを回転中心とし図中右方向に回転する。その結果、ピックアップローラ63が記録シートから離間する。
図3は、FRR分離装置の記録シート分離動作を説明する図である。
このFRR分離装置は、大量給紙装置30および給紙カセット23内に積載された記録シートの一番上の記録シートを、ピックアップローラ63によってフィードローラ61へ案内する。これにより、給紙方向Gへ記録シートを送る方向(正方向)に回転するフィードローラ61には、給紙方向Gとは逆方向に所定のトルクがトルクリミッタ70によって付与される。このトルクは、駆動ギヤ62Bと噛み合うようにリバースローラ62の軸に設けた従動ギヤ62Aを介して伝達される。そして、駆動ギヤ62Bと従動ギヤ62Aの間の歯面圧力Iと初期加圧力が、スプリング64の力でフィードローラ61へ圧接したリバースローラ62に加わってリバースローラ62が駆動する。これにより、給紙カセット23内の記録シートが1枚ずつ分離搬送される。
図4に示すように、大量給紙装置30は、収容部内に記録シートが積載される底板44と、この底板44の裏側にそれぞれ取り付けられたステー46a、46bとを備えている。ステー46a、46bの両端には、それぞれワイヤー43、42の一端が締結されており、ワイヤー43、42の他端は、回転軸45に締結されている。回転軸45は、底板上昇モータ41に接続されている。底板上昇ローラ41が駆動すると、回転軸45が回転し、各ワイヤー43、42をそれぞれ巻き上げる。これにより、底板44が上昇し、大量給紙装置内の記録シート束がピックアップローラ63に圧接する。
図6は、給紙カセット23の概略斜視図であり、図7は、給紙カセット23の概略断面図である。
給紙カセット23は、底板55を備えている。この底板55のピックアップローラ63に対向する端部側は、図7に示すようにレバー56によってピックアップローラ63に向かって持ち上げられている。レバー56は、レバー軸57に固定されており、レバー軸57は駆動ローラ59に接続されている。駆動ローラ59が所定の回転角回転すると、レバー軸57が回転してレバー56が底板55をピックアップローラ63に向かって持ち上げる。これにより、底板上の記録シートPは、上記ピックアップローラ63に対向する端部側がピックアップローラ63に向かって持ち上げられ、ピックアップローラ63に圧接される。
レジストローラ36にて一時停止している記録シートは、次に搬送された記録シートの先端がレジストローラ36にて一時停止している記録シートの後端に当接する前に転写手段へ搬送する必要がある。次に搬送された記録シートの先端がレジストローラにて一時停止している記録シートの後端に当接する前に転写手段へ搬送しないと、記録シートが折れてジャムになるおそれがあるからである。このため、記録体収容部からレジストローラ36まで搬送される間の記録シートの搬送間隔が長ければ、それだけ記録シートがレジストローラ36に一時停止できる時間を長くとることができる。本実施形態においては、上述したとおり、第2毎分搬送枚数を第1毎分搬送枚数より少なくしているので、上記第1一時停止時間よりも、上記第2停止時間を長くとることができる。
遅れなく搬送された記録シートがレジストローラ36に停止してから転写手段へ搬送されるまでの停止時間が、ジャム検知時間として設定できる最大時間となる。これは、レジストローラ36が記録シートを転写手段へ搬送する前に、収容部内の記録シートがレジストローラ36に到達しておく必要があるからである。すなわち、レジストローラ36が記録シートを転写手段へ搬送するときに収容部内から搬送された記録シートがレジストローラに到達してないと、感光体上の画像が記録シートに転写されず装置を汚してしまうからである。よって、遅れなく搬送された記録シートがレジストローラ36に停止してから転写手段へ搬送されるまでの停止時間以下にジャム検知時間を設定する。そして、この時間より遅れて搬送された記録シートをジャムとして処理して画像形成動作を中止する。これにより、感光体上の画像が装置を汚すことを抑制することができる。
第2搬送モードにおいては、記録シートの搬送間隔を開けて、レジストローラに一時停止できる時間を長くとっている。その結果、第2ジャム検知時間を第1ジャム検知時間よりも長く設定することができ、記録シートの搬送遅れの許容範囲を大きくとることができる。よって、第2搬送モードにおいては、ピックアップローラとのスティックスリップにより記録シートが基準よりも多少遅れて搬送されても、ジャムとして処理されることが抑制される。
まず、積載量検知手段で記録シート収容部内の記録シートの積載枚数が20枚以上かどうかをチェックする(S1)。20枚以上でない場合(S1のNO)は、制御部は、後述する第2搬送モードに変更する(S2)。20枚以上の場合(S1のYES)は、第1搬送モードを設定する(S3)。具体的には、記憶部から第1シート時間間隔、第1ジャム検知時間、第1回転速度、第1画像形成間隔、第1一時停止時間を読み出して、これら読み出した各条件となるように制御部は制御を行う。次に、ピックアップローラを第1回転速度で回転させて、記録シート収容部内に積載された記録シートの一番上の記録シートを、ピックアップローラ63によってフィードローラ61へ案内する(S4)。また、ピックアップローラ63の回転駆動が開始したら、制御部は、時間計測を開始する(S5)。そして、記録シートの先端が記録シート検知手段91に検知されるまで、計測時間が第1ジャム検知時間を超えていないか制御部は、チェックする。計測時間が第1ジャム検知時間を越えた場合(S6YES)は、制御部は、ジャムが発生していると判定し、装置の表示部にその旨を警告表示する(S7)。
記録シートの先端を検知したら(S8のYES)、再び時間計測を開始する(S9)とともにソレノイド69を駆動して、ピックアップローラ63を記録シート収容部内に積載された記録シートの一番上の記録シートから離間させる(S10)。これにより、記録シートは、フィードローラ61によって搬送される。次に搬送する記録シートがある場合(S11のNO)は、記録シート検知手段91が記録シートの先端を検知してから計測を開始した計測時間が第1シート間隔時間となっているか否かをチェックする(S12)。計測時間が第1シート間隔時間となっている場合(S12のYES)は、再びピックアップローラ63を記録シート収容部内に積載された記録シートの一番上の記録シートに当接させて、記録シート収容部内に積載された記録シートの一番上の記録シートをフィードローラ61へ案内する(S4)。以下S5以降を繰り返し行う。
積載量検知手段の検知結果が20枚以下の場合は、まず、ピックアップローラ63の回転速度などを第2搬送モードに設定する(S21)。具体的には、記憶部から第2回転速度を読み出して、ピックアップローラ63の回転速度が第2回転速度となるように制御する。また、記憶部から、第2画像形成間隔を読み出して、画像形成の間隔が第2画像形成間隔となるように制御する。さらに、記憶部から第2ジャム検知時間や第2シート間隔時間、第2一時停止時間などを読み出して、第1搬送モードに比べて、記録シート搬送間隔およびジャム検出の検出マージンが長くなるような設定に変更する。
また、記録体収容部内の記録シートの枚数が20枚以上のときは、搬送間隔を狭めて、連続画像形成プリントを高速化することができる。
以上、本実施形態の給紙装置によれば、第2搬送モードは、第1搬送モードに比べて記録シートの搬送間隔を開けて、毎分の記録シート搬送枚数を少なくすることで、第2搬送モードのジャム判定条件の検出マージンを第1搬送モードのジャム判定条件の検出マージンより多くすることができる。これにより、ピックアップローラ63とのスティックスリップによって記録シートの搬送が基準よりも多少遅れても、ジャムとして判定されることを抑制することができる。
(2)
また、本実施形態の給紙装置によれば、記録体収容部内の記録シートの積載量がピックアップローラと記録シートとの間にスティックスリップを生じるような積載量でないことを積載量検知手段が検知した場合は、記録シートを第1毎分搬送枚数で搬送する。また、スティックスリップを生じるような積載量であることを積載量検知手段が検知した場合は、第1毎分搬送枚数から第1毎分搬送枚数よりも毎分搬送枚数の少ない第2毎分搬送枚数に変更して記録シートを搬送している。これにより、スティックスリップを生じない積載量である場合は、記録シートの毎分搬送枚数の多い第1毎分搬送枚数で記録シートの搬送を行うことで、連続プリントの時間を短くすることができる。また、スティックスリップが生じる積載量である場合は、記録シートの毎分搬送枚数の少ない第2毎分搬送枚数で記録シートの搬送を行うことで、許容範囲を大きくしたジャム判定条件にできる。その結果、スティックスリップが生じて記録シートが多少基準よりも遅れて搬送されても、ジャムと判定されることを抑制することができる。
(3)
また、先の図12で示すように、記録体収容部内の記録体が20枚数以下となると、ピックアップ搬送距離が短くなり、記録シートが遅れて搬送される。よって、記録体収容部内の記録体が20枚以下である場合は、上記第1毎分搬送枚数から上記第2毎分搬送枚数に変更することで、記録シートが遅れることによってジャムと判定されてしまうことを抑制することができる。
(4)
また、本実施形態の給紙装置によれば、記録シートの搬送速度を記録体収容部内の記録シート積載量にかかわらず一定としている。これにより、感光体の回転速度などを記録シートの搬送速度に基づき変更する必要がなく、画像形成制御を簡略化することができる。
(5)
また、本実施形態の給紙装置によれば、第2搬送モードにおけるピックアップローラによる記録シートの搬送速度を、第1搬送モードにおけるピックアップローラによる記録シートの搬送速度よりも遅くしている。このように、第2搬送モードにおけるピックアップローラによる記録シートの搬送速度を遅くすることで、スティックスリップの発生を抑制して、安定的に記録体をフィードローラへ送り出すことができる。また、記録シート先端がフィードローラを通過した後、ピックアップローラをフィードローラから離間させて、フィードローラで記録シートを搬送している。フィードローラは、リバースローラで記録シートを挟んで搬送するため、スティックスリップを生じることはない。このため、記録シート先端がフィードローラを通過した後は、記録シートの搬送速度を上げれば、第2搬送モードにおける生産性の低下を抑えることができる。
(6)
また、本実施形態の給紙装置によれば、上記記録シート検知手段は、分離手段と搬送方向最上流側の搬送ローラとの間に設けられている。これにより、分離手段で分離された直後に記録シートの搬送状態を検知して、ジャム判定をすることができる。その結果、ジャム検知を記録シートが搬送されて直ぐに判定することができ、装置への負担などを軽減することができる。
(7)
また、本実施形態の画像形成装置によれば、上記(1)〜(7)の特徴を備えた給紙装置を用いることで、ジャムとして装置が停止してしまうことを抑制することができる。
23 給紙カセット
30 大量給紙装置
36 レジストローラ
61 フィードローラ
62 リバースローラ
63 ピックアップローラ
69 ソレノイド
91 シート検知手段
Claims (6)
- 記録体収容部と、ローラの回転動作によって該記録体収納部に積載された記録体束のうち最上の記録体を記録体束から分離して送り出す分離手段とを備え、該分離手段によって送り出された記録体を所定の位置へ搬送する給紙装置において、
搬送される記録体を検知する記録体検知手段と、該記録体検知手段の検知結果とジャム判定条件とを比較して記録体のジャムを判定するジャム判定手段と、該記録体収容部内の記録体の積載量を検知する積載量検知手段と、該積載量検知手段の検知結果に基づいて毎分の記録体搬送枚数とジャム判定条件とをそれぞれ所定のタイミングで変更する変更手段とを備え、
上記積載量検知手段の検知結果が、上記記録体収容部内の記録体が所定枚数以上である場合は、記録体を第1毎分搬送枚数で搬送し、上記積載量検知手段の検知結果が、上記記録体収容部内の記録体が所定枚数以下である場合は、上記変更手段で、第1毎分搬送枚数から該第1毎分搬送枚数よりも毎分搬送枚数の少ない第2毎分搬送枚数に変更して記録体を搬送することを特徴とする給紙装置。 - 請求項1の給紙装置において、
上記記録体収容部内の記録体が20枚数以下である場合は、上記変更手段で、上記第1毎分搬送枚数から上記第2毎分搬送枚数に変更することを特徴とする給紙装置。 - 請求項1または2の給紙装置において、
記録体の搬送速度を記録体収容部内の記録体積載量にかかわらず一定としたことを特徴とする給紙装置。 - 請求項1または2の給紙装置において、
上記記録体収容部内の記録体が所定枚数以下である場合における、上記分離手段が該記録体収納部内に積載された記録体束のうち最上の記録体を記録体束から分離して送り出すときの記録体搬送速度を、上記記録体収容部内の記録体が所定枚数以上である場合における、分離手段が記録体収納部に積載された記録体束のうち最上の記録体を記録体束から分離して送り出すときの記録体搬送速度よりも遅くすることを特徴とする給紙装置。 - 請求項1乃至4いずれかの給紙装置において、
記録体を搬送するための複数の搬送ローラ対を備えており、上記記録体検知手段は、分離手段と搬送方向最上流側の搬送ローラ対との間に設けられていることを特徴とする給紙装置。 - 記録体を画像形成部に給紙する給紙装置を備えた画像形成装置において
該給紙装置として請求項1乃至5のいずれかの給紙装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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