JP4616830B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、強誘電体キャパシタを備えた不揮発性メモリに好適な半導体装置の製造方法に関する。
DRAM及び強誘電体メモリに設けられるキャパシタの製造に当たり、種々の材料及び成膜方法が提案されている。そして、現在、実際に実用化されている成膜方法は、主に、ゾル−ゲル法及びスパッタリング法である。しかし、近年のメモリの集積度の向上に対しては、これらの方法では、膜厚の薄膜化及び段差被覆性を達成することが困難となってきている。そこで、近時、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法による成膜方法が注目され始めている。
しかしながら、MOCVD法によりPZT(Pb(Zr,Ti)O3)膜を形成した場合、その組成、特にAサイトの原子の数とBサイトの原子の数との比(以下、A/B比ということがある。)が変動しやすい。A/B比が変動すると、強誘電体キャパシタの電気的特性(スイッチング電荷量Qsw及びリーク電流)が大きく変動してしまう。一般には、電気的特性の変動幅は±0.5%以下に抑えることが好ましいといわれている。また、PZT膜を備えた従来の強誘電体キャパシタにおいては、A/B比が高いほど、スイッチング電荷量Qswが高くなると共に、リーク電流が大きくなる。
このため、従来の強誘電体キャパシタでは、高いスイッチング電荷量Qswを得るために、リーク電流が許容される範囲内に抑制される範囲内で、A/B比を高く設定したつもりでも、実際にはA/B比が予想した範囲を超えて変動し、これに伴ってリーク電流が許容範囲を超えてしまうことがある。従って、現状では、リーク電流の変動幅を予め大きく見積もりながら、A/B比を設定する必要があるため、高いスイッチング電荷量Qswを得ることが困難となっている。
特許第3385889号公報
本発明の目的は、高いスイッチング電荷量を得ながら、リーク電流の変動を抑制することができる半導体装置の製造方法を提供することにある。
半導体装置の製造方法の一態様では、半導体基板の上方に、一対の電極及び前記一対の電極の間に挟まれた強誘電体膜を備えた強誘電体キャパシタを形成し、前記強誘電体キャパシタを形成するに当たり、前記強誘電体膜を、前記一対の電極のうちで下方に位置するものの上に形成する。前記強誘電体膜を形成する際には、前記一対の電極のうちで下方に位置するものの上に、初期強誘電体層を形成し、前記初期強誘電体層の上に、前記初期強誘電体層を形成する時よりも高い酸素分圧下でコア強誘電体層を形成し、前記コア強誘電体層上に、Bサイトに配置される複数種の原子のうちで最も価数が変化しにくい原子を、前記複数種の原子についての平衡組成よりも過剰に含有する非平衡層を形成する。
導体装置の製造方法の他の一態様では、半導体基板の上方に、一対の電極及び前記一対の電極の間に挟まれた強誘電体膜を備えた強誘電体キャパシタを形成する。そして、前記強誘電体膜を形成するに当たり、その一部に、Bサイトに配置される複数種の原子のうちで最も価数が変化しにくい原子を、前記複数種の原子についての平衡組成よりも過剰に含有する非平衡層を形成する。前記非平衡層を含む強誘電体膜を、原料ガスの供給を継続しながら一連の工程で形成する。
このような本願発明によれば、従来のものよりもA/B比を高く設定した場合でも、A/B比の変動に伴うリーク電流の変動が抑制されるため、リーク電流が想定している以上に高くなることが抑制される。
PZT膜のA/B比の変動を示すグラフである。 A/B比とスイッチング電荷量Qswとの関係を示すグラフである。 A/B比とリーク電流との関係を示すグラフである。 MOCVD成膜装置を示す模式図である。 試料の作製方法を示す断面図である。 終端層を過剰Zr層とした場合の印加電圧とスイッチング電荷量Qswとの関係を示すグラフである。 終端層を過剰Zr層とした場合の印加電圧とリーク電流との関係を示すグラフである。 X線回折の結果を示すグラフである。 初期層を過剰Zr層とした場合の印加電圧とスイッチング電荷量Qswとの関係を示すグラフである。 初期層を過剰Zr層とした場合の印加電圧とリーク電流との関係を示すグラフである。 本発明の実施形態に係る方法によって製造する強誘電体メモリ(半導体装置)のメモリセルアレイの構成を示す回路図である。 本発明の実施形態に係る強誘電体メモリの製造方法を示す断面図である。 図12Aに引き続き、強誘電体メモリの製造方法を示す断面図である。 図12Bに引き続き、強誘電体メモリの製造方法を示す断面図である。 図12Cに引き続き、強誘電体メモリの製造方法を示す断面図である。 図12Dに引き続き、強誘電体メモリの製造方法を示す断面図である。 図12Eに引き続き、強誘電体メモリの製造方法を示す断面図である。 図12Fに引き続き、強誘電体メモリの製造方法を示す断面図である。 図12Gに引き続き、強誘電体メモリの製造方法を示す断面図である。 図12Hに引き続き、強誘電体メモリの製造方法を示す断面図である。 図12Iに引き続き、強誘電体メモリの製造方法を示す断面図である。 図12Jに引き続き、強誘電体メモリの製造方法を示す断面図である。
(本発明の基本的原理)
先ず、本発明の基本的原理について説明する。
本願発明者は、従来の方法で形成した強誘電体キャパシタにおけるPZT膜のA/B比の変動並びにこれに伴うスイッチング電荷量Qsw及びリーク電流の変動について実験を行った。図1は、同一の装置を用いて同一の条件で形成したPZT膜のA/B比の変動を示すグラフである。図2は、A/B比とスイッチング電荷量Qsw(印加電圧:1.8V)との関係を示すグラフである。図3は、A/B比とリーク電流(印加電圧:3V)との関係を示すグラフである。
図1に示すように、同一の装置を用いて同一の条件で形成した場合であっても、PZT膜のA/B比の変動は大きかった。また、A/B比の変動に伴うスイッチング電荷量Qsw及びリーク電流の変動も、図2及び図3に示すように大きかった。例えば、図1に示す例では、A/B比の最小値は1.152程度、最大値は1.184程度であった。そして、これらのA/B比におけるスイッチング電荷量Qswの最小値は27(μC/cm2)程度、最大値は33(μC/cm2)程度であった。従って、スイッチング電荷量Qswの変動幅は、30(μC/cm2)を基準とすると、±10%程度であった。また、これらのA/B比におけるリーク電流の変動幅は、図3に示すように、3桁以上となった。
しかしながらに、現在のMOCVD装置では、このような組成の変動を抑制することができない。これに対し、組成が変動したとしても電気的特性が変動しにくい構造があれば、高いスイッチング電荷量を得ながら、リーク電流の変動を抑制することができ、従来の問題点が解消する。
このような観点に基づいて本願発明者が鋭意検討を重ねたところ、例えばPZT膜においては、Bサイトに配置される原子であるZr及びTiのうちで、最も価数が変化しにくい原子であるZrの量がTiの量よりも多い層(以下、過剰Zr層ということがある。)を含ませることにより、PZT膜の誘電率に大きな変化が生じにくくなり、この層がリーク電流に対してバリア層として機能することが判明した。従って、このような構造を採用することにより、スイッチング電荷量Qswを高くしても、リーク電流の増加を抑制することができる。
但し、過剰Zr層がPZT膜の中央部に位置すると、十分なスイッチング電荷量Qswが得られない場合がある。また、過剰Zr層がPZT膜の下部に位置すると、PZT膜の配向が低下する場合がある。一方、過剰Zr層がPZT膜の上部に位置する場合には、不具合が生じる虞は低い。従って、過剰Zr層は、PZT膜の上部に位置することが好ましい。
次に、本願発明者が、過剰Zr層が存在することの効果を検証するために行った実験について説明する。図4は、この実験で用いたMOCVD成膜装置を示す模式図である。
このMOCVD成膜装置には、成膜室(チャンバ)31、この成膜室31の上部に配置されたシャワーヘッド32、成膜室31に原料ガスを供給する気化器33、原料ガスと反応する反応ガス(O2)の流量(流速)を調節するマスフローコントロールバルブ34、反応ガスを加熱する熱交換器35、原料ガスと反応ガスとを混合するガス混合器36、真空ポンプ38及び除害装置39が設けられている。真空ポンプ38までの配管は、適宜、配管加熱部材10により加熱される。
気化器33には、Pbの供給用の配管41、Zrの供給用の配管42、Tiの供給用の配管43及びTHF(tetrahydrofuran)の供給用の配管44が連結されている。配管41、42及び43には、夫々、Pb、Zr及びTiを含有する有機金属を収納した容器45、46及び47が繋がれている。配管44には、THFの溶液を収納した容器48が繋がれている。これらの流量調整は、液体のマスフローコントローラ49及びバルブ50を用いて行われる。そして、気化器33内では、供給された各液体原料が溶媒とともに気化され、原料ガスとなって、温度管理された配管を通じてガス混合器36に供給される。また、気化器33の出口には窒素パージ用のラインが接続されており、成膜時と非成膜時とで、成膜室31に流入するガスの流量を一定にすることが可能となっている。
一方、反応ガス(O2)は、マスフローコントローラ34を介して一定の流量でガス混合器36に供給される。このとき、反応ガスの温度は、熱交換器35によって原料の気化温度まで上昇させられる。
そして、ガス混合器36の中で、原料ガスと反応ガスとが混合され、混合ガスがシャワーヘッド32に流れる。
成膜室31では、ウェハへの成膜時には、例えばウェハの温度を500乃至650℃に保持しておく。このような状態で、シャワーヘッド32から混合ガスがステージ(図示せず)に向けて、即ちこのステージ上に載置されたウェハに向けて供給されると、混合ガス中の有機金属ガスがウェハ表面において、ウェハの熱エネルギによって分解され、薄膜(例えば、PZT薄膜)が形成される。成膜に使用されなかった成膜ガスは真空ポンプ38により吸引され、排気ポートを通じて、除害装置9による分解が行われる。そして、無害化されて大気中に排気される。
そして、この実験では、図5に示すように、下地膜51上に、Irからなる下部電極52、強誘電体膜(PZT膜)の初期層53、コア層54及び終端層55、並びにIrO2からなる上部電極56を形成した。
PZT膜の初期層53、コア層54及び終端層55の形成に当たっては、図4に示すMOCVD装置を用いた。そして、Pbを含有する有機金属としてPb(DPM)2(ジ−ピバロイルメタナート−鉛)を用い、Zrを含有する有機金属としてZr(DMHD)4(ジ−メチルヘキサンディオネート−ジルコニウム)を用い、Tiを含有する有機金属として、Ti(O−iPr)2(DPM)2(ジ−ピバロイルメタナート−イソ−プロポキシ−チタニウム)を用いた。また、溶媒としてTHFを用いた。また、ウェハとしては、直径が6インチのシリコンウェハを使用し、ウェハの温度は620℃に設定した。
初期層53は、低酸素分圧にて5nmの厚さで形成した。コア層54の厚さは120nmとした。終端層55は、過剰Zr層として形成した。これらの一連の成膜は、各原料の流量を制御しながら連続して行った。
このように、この実験では、各原料の流量を独立して制御することにより、PZT膜の組成を制御した。但し、最初から組成の調整を済ませた原料を用いることも可能である。しかし、この実験では、PZT膜を3層構造とするため、このような原料を用いる場合には、3種の組成調整済み原料が必要になる。また、このような原料を用いた場合には、MOCVD装置の性能に依存した組成の変動を調整することもできない。このため、この実験では、Pb、Zr及びPbの原料として、夫々独立したものを用いた。
このようにして6種の試料を作製し、これらのスイッチング電荷量Qsw及びリーク電流を測定した。下記表1に、各試料における終端層55の組成及び膜厚を示す。なお、表1中の「Pb/(Zr+Ti)」は、Zr原子及びTi原子の総数に対するPb原子の総数の割合を示し、「Zr/(Zr+Ti)」は、Zr原子及びTi原子の総数に対するZr原子の総数の割合を示す。従って、「Pb/(Zr+Ti)」が1より大きいことは、平衡組成よりもPbが過剰に含有されていることを示し、「Zr/(Zr+Ti)」が0.5よりも大きいことは、平衡組成よりもZrが過剰に含有されていることを示している。
Figure 0004616830
試料No.1では、終端層55を形成しなかった。即ち、試料No.1は、従来のPZT膜と同様の構造を備えていた。試料No.2、No.3及びNo.4については、終端層55の「Zr/(Zr+Ti)」を変化させた。また、試料No.5及びNo.6については、試料No.3に対し、終端層55の厚さを変化させた。なお、初期層53及びコア層54の組成については、いずれも「Pb/(Zr+Ti)」を1.18とし、「Zr/(Zr+Ti)」を0.45とした。
スイッチング電荷量Qsw及びリーク電流の測定結果を、夫々図6及び図7に示す。
試料No.1では、図6に示すように、良好なスイッチング電荷量Qswが得られたが、終端層55が形成されていないため、図7に示すように、リーク電流が非常に高くなった。
これに対し、試料No.2〜No.6では、図6及び図7に示すように、終端層55の厚さが薄い試料No.5を除き、高いスイッチング電荷量Qswを確保しながら、リーク電流を低減することができた。なお、試料No.2〜No.4の結果から分かるように、「Zr/(Zr+Ti)」の値が0.5以上であれば、この値が相違していても同様の結果が得られた。
本願発明者は、初期層53を過剰Zr層とした場合の電気的特性についての実験も行った。この実験では、初期層53については、「Pb/(Zr+Ti)」を1.15とし、「Zr/(Zr+Ti)」を0.55とし、厚さを5nmとした。コア層54については、「Pb/(Zr+Ti)」を1.17とし、「Zr/(Zr+Ti)」を0.45とし、厚さを120nmとした。但し、終端層55は形成しなかった。そして、前述の実験と同様に、スイッチング電荷量Qsw及びリーク電流の測定を行った。また、X線回折法(XRD)により、PZT膜(初期層53及びコア層54)の配向を確認した。これらの結果を図8乃至図10に示す。なお、図8中の実線(過剰Ti)は、比較のために作製した、過剰Zrの初期層53を備えない試料(従来の強誘電体キャパシタに相当する試料)の配向を示しており、破線(過剰Zr)が過剰Zrの初期層53を備えた試料の配向を示している。
図8に示すように、初期層53が形成されている場合であっても、初期層53が形成されていない場合と同程度に、PZT膜は(111)に配向していた。即ち、初期層53を過剰Zr層としても配向性は低下しなかった。
また、図9及び図10に示すように、終端層55を過剰Zr層としたときの結果(図6及び図7)と比較しても遜色のない結果が得られた。
(本発明の実施形態)
次に、本発明の実施形態について、添付の図面を参照して具体的に説明する。図11は、本発明の実施形態に係る方法によって製造する強誘電体メモリ(半導体装置)のメモリセルアレイの構成を示す回路図である。
このメモリセルアレイには、一の方向に延びる複数本のビット線103、並びにビット線103が延びる方向に対して垂直な方向に延びる複数本のワード線104及びプレート線105が設けられている。また、これらのビット線103、ワード線104及びプレート線105が構成する格子と整合するようにして、本実施形態に係る強誘電体メモリの複数個のメモリセルがアレイ状に配置されている。各メモリセルには、強誘電体キャパシタ101及びMOSトランジスタ102が設けられている。
MOSトランジスタ102のゲートはワード線104に接続されている。また、MOSトランジスタ102の一方のソース・ドレインはビット線103に接続され、他方のソース・ドレインは強誘電体キャパシタ101の一方の電極に接続されている。そして、強誘電体キャパシタ101の他方の電極がプレート線105に接続されている。なお、各ワード線104及びプレート線105は、それらが延びる方向と同一の方向に並ぶ複数個のMOSトランジスタ102により共有されている。同様に、各ビット線103は、それが延びる方向と同一の方向に並ぶ複数個のMOSトランジスタ102により共有されている。ワード線104及びプレート線105が延びる方向、ビット線103が延びる方向は、夫々行方向、列方向とよばれることがある。但し、ビット線103、ワード線104及びプレート線105の配置は、上述のものに限定されない。
このように構成された強誘電体メモリのメモリセルアレイでは、強誘電体キャパシタ101に設けられた強誘電体膜の分極状態に応じて、データが記憶される。
次に、本発明の実施形態に係る強誘電体メモリ(半導体装置)の製造方法について説明する。但し、ここでは、便宜上、各メモリセルの断面構造については、その製造方法と共に説明する。図12A乃至図12Kは、本発明の実施形態に係る強誘電体メモリの製造方法を工程順に示す断面図である。
本実施形態においては、先ず、図12Aに示すように、Si基板等の半導体基板1の表面に、素子活性領域を区画する素子分離絶縁膜2を、例えばロコス(LOCOS:Local Oxidation of Silicon)法により形成する。次に、素子分離絶縁膜2により区画された素子活性領域内に、ゲート絶縁膜3、ゲート電極4、シリサイド層5、サイドウォール6、並びに低濃度拡散層21及び高濃度拡散層22からなるソース・ドレイン拡散層を備えたトランジスタ(MOSFET)を形成する。次いで、全面に、シリコン酸窒化膜7を、MOSFETを覆うようにして形成し、更に全面にシリコン酸化膜8を形成する。シリコン酸窒化膜7は、シリコン酸化膜8を形成する際のゲート絶縁膜3等の水素劣化を防止するために形成されている。
その後、シリコン酸化膜8上に下部電極膜9及び強誘電体膜10を順次形成する。下部電極膜9は、例えばTi膜及びその上に形成されたPt膜から構成される。また、強誘電体膜10は、図6及び図7に示す試料No.2、No.3、No.4又はNo.6と同様の方法で形成する。続いて、強誘電体膜10の結晶化アニールを行う。次に、強誘電体膜10上に上部電極膜を形成し、これをパターニングすることにより、上部電極11を形成する。上部電極は、例えばIrOx膜からなる。次いで、エッチングを用いたパターニングによる損傷を回復させるための酸素アニールを行う。
その後、図12Bに示すように、強誘電体膜10のパターニングを行うことにより、容量絶縁膜を形成する。続いて、剥がれ防止用の酸素アニールを行う。
次に、図12Cに示すように、保護膜としてAl23膜12をスパッタリング法にて全面に形成する。次いで、スパッタリングによる損傷を緩和するために、酸素アニールを行う。保護膜(Al23膜12)により、外部からの水素の強誘電体キャパシタへの侵入が防止される。
その後、図12Dに示すように、Al23膜12及び下部電極膜9のパターニングを行うことにより、下部電極を形成する。続いて、剥がれ防止用の酸素アニールを行う。
次に、図12Eに示すように、保護膜としてAl23膜13をスパッタリング法にて全面に形成する。次いで、キャパシタリークを低減させるために、酸素アニールを行う。
その後、図12Fに示すように、層間絶縁膜14を、例えば高密度プラズマ法により全面に形成する。層間絶縁膜14の厚さは、例えば1.5μm程度とする。
続いて、図12Gに示すように、CMP(化学機械的研磨)法により、層間絶縁膜14の平坦化を行う。次に、N2Oガスを用いたプラズマ処理を行う。この結果、層間絶縁膜14の表層部が若干窒化され、その内部に水分が浸入しにくくなる。なお、このプラズマ処理は、N又はOの少なくとも一方が含まれたガスを用いていれば有効的である。次いで、トランジスタの高濃度拡散層22まで到達する孔を、層間絶縁膜14、Al23膜13、シリコン酸化膜8及びシリコン酸窒化膜7に形成する。その後、スパッタリング法により、Ti膜及びTiN膜を連続して孔内に形成することにより、バリアメタル膜(図示せず)を形成する。続いて、更に、孔内に、CVD(化学気相成長)法にてW膜を埋め込み、CMP法によりW膜の平坦化を行うことにより、Wプラグ15を形成する。
次に、図12Hに示すように、Wプラグ15の酸化防止膜としてSiON膜16を、例えばプラズマ増速CVD法により形成する。
次いで、図12Iに示すように、上部電極11まで到達する孔及び下部電極(下部電極膜9)まで到達する孔を、SiON膜16、層間絶縁膜14、Al23膜13及びAl23膜12に形成する。その後、損傷を回復させるために、酸素アニールを行う。
続いて、図12Jに示すように、SiON膜16をエッチバックにより全面にわたって除去することにより、Wプラグ15の表面を露出させる。次に、図2Kに示すように、上部電極11の表面の一部、下部電極(下部電極膜9)の表面の一部、及びWプラグ15の表面が露出した状態で、Al膜を形成し、このAl膜のパターニングを行うことにより、Al配線17を形成する。このとき、例えば、Wプラグ15と上部電極11又は下部電極とをAl配線17で互いに接続する。
その後、更に、層間絶縁膜の形成、コンタクトプラグの形成及び下から第2層目以降の配線の形成等を行う。そして、例えばTEOS酸化膜及びSiN膜からなるカバー膜を形成して強誘電体キャパシタを有する強誘電体メモリを完成させる。
このように、本実施形態では、誘電体膜10を図6及び図7に示す試料No.2、No.3、No.4又はNo.6と同様の方法で形成しているので、その終端層が過剰Zr層となっている。従って、リーク電流の変動が抑制される。このため、PZT膜のA/B比を予め低く設定せずとも、リーク電流が許容値を超えることを抑制することができる。即ち、A/B比を高くすることで、容易に高いスイッチング電荷量Qswを確保することができる。
なお、上述の実施形態では、プレーナ型の強誘電体キャパシタを作製しているが、本発明をスタック型の強誘電体キャパシタに適用してもよい。この場合、MOSFET等のトランジスタに接続されたWプラグ等のコンタクトプラグの一部は、例えば、強誘電体キャパシタの下部電極に接続される。
また、強誘電体膜の材料はPZTに限定されるものではなく、例えば、PZTに、Ca、Sr、La、Nb、Ta、Ir及び/又はWをドーピングしたものを用いることもできる。更に、PZT系の膜以外に、SBT系の膜やBi層状系の膜を形成した場合にも、本発明の効果が得られる。但し、強誘電体膜の結晶構造はABO3型である必要があり、また、Bサイトに配置される複数種の原子のうちで最も価数が変化しにくい原子を、前記複数種の原子についての平衡組成よりも過剰に含有する非平衡層(例えば、過剰Zr層)を強誘電体膜内に設ける必要がある。これは、価数が変化しやすい原子は、その原子に結合している酸素が欠落しても安定して存在し得るため、価数が変化しやすい原子が多いほど、強誘電体膜中に電子が遊離しやすく、リーク電流が大きくなりやすいからである。即ち、最も価数が変化しにくい原子を過剰に含有する非平衡層を設けることにより、このようなリーク電流の増大を抑制することができる。例えば、PZTの場合、ZrとTiとを比較すると、Zrの価数は4から変化しにくいが、Tiの価数は4から2に変化しやすい。このため、上述の実施形態では、過剰Zr層を設けているのである。
また、強誘電体膜の配向を考慮すると、非平衡層は終端層として形成することが好ましいが、これに限定されず、例えば初期層として形成してもよい。但し、非平衡層の位置に拘わらず、その厚さは20nm以下であることが好ましい。これは、非平衡層の厚さが20nmを超えると、強誘電体キャパシタのスイッチング電荷量Qswが不十分となる虞があるからである。また、上記の実験結果から分かるように、非平衡層の厚さは2nm以上であることが好ましい。
また、非平衡層におけるA/B比は、強誘電体膜内の他の部分におけるA/B比よりも小さいことが好ましい。これは、強誘電体内の他の部分がより大きくスイッチング電荷量Qswに寄与するからである。
また、強誘電体メモリのセルの構造は、1T1C型に限定されるものでなく、2T2C型であってもよい。
以上詳述したように、本発明によれば、非平衡層の存在により、強誘電体膜のA/B比が変動したとしても、リーク電流の変動を抑制することができる。このため、強誘電体膜のA/B比を予め低く設定せずとも、リーク電流が許容値を超えることを抑制することができる。即ち、A/B比を高くすることで、容易に高いスイッチング電荷量Qswを確保することができる。

Claims (6)

  1. 半導体基板の上方に、一対の電極及び前記一対の電極の間に挟まれた強誘電体膜を備えた強誘電体キャパシタを形成する工程を有し、
    前記強誘電体キャパシタを形成するに当たり、前記強誘電体膜を、前記一対の電極のうちで下方に位置するものの上に形成し、
    前記強誘電体膜を形成する工程は、
    前記一対の電極のうちで下方に位置するものの上に、初期強誘電体層を形成する工程と、
    前記初期強誘電体層の上に、前記初期強誘電体層を形成する時よりも高い酸素分圧下でコア強誘電体層を形成する工程と、
    前記コア強誘電体層上に、Bサイトに配置される複数種の原子のうちで最も価数が変化しにくい原子を、前記複数種の原子についての平衡組成よりも過剰に含有する非平衡層を形成する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 半導体基板の上方に、一対の電極及び前記一対の電極の間に挟まれた強誘電体膜を備えた強誘電体キャパシタを形成する工程を有し、
    前記強誘電体膜を形成するに当たり、その一部に、Bサイトに配置される複数種の原子のうちで最も価数が変化しにくい原子を、前記複数種の原子についての平衡組成よりも過剰に含有する非平衡層を形成し、
    前記非平衡層を含む強誘電体膜を、原料ガスの供給を継続しながら一連の工程で形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 前記強誘電体キャパシタを形成するに当たり、前記強誘電体膜を、前記一対の電極のうちで下方に位置するものの上に形成し、
    前記強誘電体膜を形成する工程は、
    前記一対の電極のうちで下方に位置するものの上に、初期強誘電体層を形成する工程と、
    前記初期強誘電体層の上に、前記初期強誘電体層を形成する時よりも高い酸素分圧下でコア強誘電体層を形成する工程と、
    を有し、
    前記非平衡層を前記コア強誘電体層上に形成することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記初期強誘電体層の組成と前記コア強誘電体層の組成とを実質的に同一とすることを特徴とする請求項1又は3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記非平衡層の厚さを、2nm以上、かつ20nm以下とすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記強誘電体膜として、Aサイトに配置される原子はPbを含み、Bサイトに配置される原子はZr及びTiを含む膜を形成し、
    前記非平衡層として、Zrを、Zr及びTiについての平衡組成よりも過剰に含有する層を形成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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