JP4616608B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は空気調和装置に関する。
従来から、空気調和装置本体の内部に熱交換器と送風機とを設け、送風機が吸込口からの室内空気を、熱交換室を通して吹出口に送風するようにした空気調和装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の空気調和装置においては、熱交換器から延びる冷媒配管を空気調和装置本体の側面から外部に導出するように構成される。
特開平8−291921号公報
しかしながら、冷媒配管を空気調和装置本体の側面から導出すると、その側面部分の強度が低下してしまう、といった問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、冷媒配管の導出部分の強度を低下させることなく、当該冷媒配管を空気調和装置本体の側面から導出することのできる空気調和装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、空気調和装置本体の内部が仕切り板によって熱交換室と機械室とに仕切られ、前記熱交換室に熱交換器及び前記熱交換器から延びる冷媒配管が収納されると共に、前記機械室に送風機が収納され、前記送風機が吸込口からの室内空気を、前記熱交換室を通して吹出口に送風する空気調和装置において、前記熱交換室の側面を切り欠いて前記冷媒配管の導出用の切欠部を形成し、前記切欠部を覆うように取り付けられて前記冷媒配管を押える押え板を設けると共に、前記押え板に、強度を補強するリブを前記切欠部の左右両縁に対応させて設け、前記押え板の取り付け時に、前記リブが前記押え板をガイドするようにし、前記押え板は、一枚の平板を折り曲げることにより形成され、前記切欠部を塞ぐ平部と、この平部の下縁部に設けられ、冷媒配管を押える略円弧状の溝部とを備え、前記押え板には、前記平部の左右両側に向けて延出させた部位を内側に向けて折り畳んで二重にした後、前記平部に対して起立するように折り曲げて前記リブを形成するとともに、前記平部の下縁部を左右の前記リブ間に渡って折り曲げて前記溝部に折曲片を形成したことを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記リブの間に断熱材を設け、前記押え板を取り付けた時に、この断熱材が、前記熱交換室の側面内側に設けられた断熱材と連なるようにしたことを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記切欠部の前記左右両縁部には、この縁部を折り曲げられてなる折曲片が設けられ、前記押え板を前記切欠部に取り付けたときに、前記リブが前記折曲片と面接触することを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記切欠部に前記冷媒配管を導出するU字溝を設けると共に、前記U字溝の縁部に、この縁部を折り曲げられてなる折曲片を形成し、前記U字溝及び前記溝部の折曲片が前記冷媒配管の外周面と面接触するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記冷媒配管には断熱材が巻かれ、前記押え板を取り付けたときに、前記U字溝及び前記溝部の各々の縁部に形成された折曲片が、前記冷媒配管の断熱材を圧縮するようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、冷媒配管の導出部分の強度を低下させることなく、当該冷媒配管を空気調和装置本体の側面から導出することのできる空気調和装置が提供される。
以下図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は本実施の形態に係る空気調和装置1の外観構成を示す斜視図である。この図に示すように、空気調和装置1は、空気調和装置本体2と、化粧パネル3と、吸込グリル4とを備えている。空気調和装置本体2は天井内に収納されるものであり、板金製の箱型の本体ケース5を有し、この本体ケース5の両側面5aの各々には吊り金具6が2つずつ設けられている。この吊り金具6は、天井梁に吊り下げられた吊り具(図示せず)に固定されるものである。空気調和装置本体2を天井内に収納する際には、天井面に設けられた天井穴から空気調和装置本体2を天井内に導入し、吊り金具6の各々を吊り具に固定して、空気調和装置本体2を天井内部に収納する。
化粧パネル3は天井穴を塞ぐように天井面に設けられるものであり、図2に示すように略矩形に形成され、図3に示すように、2つの仮掛け金具30により空気調和装置本体2に係止される。この化粧パネル3には、室内空気を吸込むための吸込口7、及び、室内へ調和空気を吹き出すための吹出口8が各々1つずつ設けられており、これら吸込口7、吹出口8、及び、化粧パネル3の縁が断熱材31により囲まれている。吸込口7には、上記吸込グリル4が開閉自在に設けられている。また、化粧パネル3の吹出口8には、水平フラップ14が回動自在に設けられる。
次いで、空気調和装置本体2の内部構成について図4乃至図6を参照して説明する。図4は空気調和装置本体2の内部構成を示す斜視図であり、図5は空気調和装置本体2及び化粧パネル3の構成を模式的に示す断面視図である。また、図6はサイドカバー19を取り外したときの空気調和装置1を床側から見た平面図である。
図4に示すように、空気調和装置本体2の本体ケース5は、その内部に仕切り板40が設けられ、この仕切り板40により、機械室41と熱交換室42とに仕切られている。
機械室41には送風機ユニット50、及び、回路基板や電源端子台等を収納する電装箱51とが配置され、また、電装箱51には、室内空気温度を検出するための温度センサ59が設けられている。
上記化粧パネル3の吸込口7は機械室41を覆う個所に設けられ(図6参照)、送風機ユニット50の送風動作により、吸込口7から室内空気が空気調和装置本体2に導入される。この送風機ユニット50は、互いに離間配置される2つの遠心送風機52と、これらの遠心送風機52の間に設けられて遠心送風機52の各々を駆動するモータ53とを備えている。
遠心送風機52は、円筒材の内周面に多数の羽根が設けられモータ53により円筒の中心軸を回転軸として回転駆動される多翼ファン54と、この多翼ファン54を収納する断面視渦巻き螺旋状のケーシング55を備える。ケーシング55の両側には多翼ファン54の直径に相当する大きさの空気吸込口56が設けられ、この空気吸込口56が空気調和装置本体2の本体ケース5の側面と対向する姿勢で機械室41に配置される。また、遠心送風機52のケーシング55の内部には断面視渦巻き螺旋状の通風路57が形成され、この通風路57の吐出口(出口)がダクト58を介して仕切り板40に形成された空気導入口43(図5参照)に接続される。したがって、図4中矢印Aで示すように、遠心送風機52の多翼ファン54の回転によって、遠心送風機52の両側面の空気吸込口56から室内空気が吸込まれ、矢印Bで示すように、ダクト58及び仕切り板40を介して熱交換室42に吐き出される。
熱交換室42には、図4及び図5に示すように、フィン・チューブ型の熱交換器(室内熱交換器)60が斜めに設置されている。この熱交換器60には、冷媒ガス配管61A及び冷媒液配管61Bを有する冷媒配管61が接続され、これら冷媒ガス配管61A及び冷媒液配管61Bは本体ケース5の一側面に設けられた配管導出部200から空気調和装置本体2の外に導出され、室外機(図示せず)の圧縮機、減圧装置、室外熱交換器等に接続されている。上記化粧パネル3の吹出口8は、この熱交換室42に対応する個所に設けられ(図6参照)、機械室41から熱交換室42に導入された室内空気が、熱交換器60にて熱交換し、吹出口8から調和空気が室内に吹き出される。また、熱交換器60の下方(空気調和装置本体2の天井内収納時)には、図5に示すように、発泡スチロール製のドレンパン62が配置されている。
次いで、配管導出部200について図7乃至図9を参照して説明する。図7及び図8に示すように、配管導出部200は熱交換室42(本体ケース5)の側面(側壁)5aの一部が切り欠かれてなる配管導出用切欠部210と、この配管導出用切欠部210を塞ぐように取り付けられ、冷媒ガス配管61A及び冷媒液配管61Bを押える配管押え板230とを有している。
配管導出用切欠部210は、図9に示すように、本体ケース5の側面5aを略矩形に切り欠いて形成され、その下縁部には、冷媒ガス配管61A及び冷媒液配管61Bを通すためのU字溝211A、211Bが互いに離間した位置に形成されている。また、配管導出用切欠部210は、その切欠き縁がケース本体5の内側に略L字状に折り曲げられて折曲片213が形成され切欠き部分の強度向上が図られている。
また、冷媒ガス配管61A及び冷媒液配管61Bには、図7及び図8に示すように、それぞれ断熱材70が巻かれており、これら冷媒ガス配管61A及び冷媒液配管61BをU字溝211A、211Bに嵌め込んだときには、U字溝211A、211Bの各々に形成された折曲片213A、213Bの各々が断熱材70に面接触により密着してシール性の向上が図られる。
一方、配管押え板230は、図9に示すように、配管導出用切欠部210を塞ぐ平面状の平部231と、この平部231の下縁部に互いに離間して設けられた略円弧状の溝部233A、233Bとを有すると共に、これら溝部233A、233Bの間には断面視L字状の引掛片234が形成されている。この引掛片234は、配管押え板230を配管導出用切欠部210に取り付ける場合に配管導出用切欠部210のU字溝211A、211Bの間の折曲片213Cに本体ケース5の外側から引っ掛けられる。
溝部233A、233Bのそれぞれには、上記U字溝211A、211Bと同様に、縁部が断面L字状に折り曲げられてなる折曲片235A、235Bが形成されている。したがって、配管押え板230を配管導出用切欠部210に取り付けたときには、略円弧状の溝部233A、233Bと、U字溝211A、211Bとの間に、冷媒ガス配管61A及び冷媒液配管61Bがそれぞれ挟み込まれ、U字溝211A、211Bの折曲片213A、213B、及び、溝部233A、233Bの折曲片235A、235Bが冷媒ガス配管61A及び冷媒液配管61Bに巻かれた断熱材70の外周面と面接触しながら圧縮して密着するため、シール性が高められる。
また、配管押え板230の左右両側には、配管導出用切欠部210の左右両縁に対応してリブ236A、236Bが設けられるとともに、平部231の上側には上板237が設けられている。
リブ236A、236Bが平部231の上下方向に延び、また、上板237が平部231の左右方向に延び、これらリブ236A、236B及び上板237により、配管押え板230の強度が補強され、配管押え板230の剛性が高められている。
リブ236A、236Bの各々は、配管導出用切欠部210の切欠き幅Xに相当する距離(より詳細には切欠き幅Xよりも若干小さい距離)だけ離間して設けられ、配管押え板230を配管導出用切欠部210に取り付けるときには、これらリブ236A、236Bが配管押え板230をガイドする。すなわち、配管押え板230の取り付けについて詳述すると、配管押え板230の引掛片234を、配管導出用切欠部210の折曲片213Cに本体ケース5の外側から引っ掛けた後、この配管押え板230の平部231で配管導出用切欠部210を覆うように、平部231の背面を配管導出用切欠部210に向けて押す。
このとき、リブ236A、236Bの外側面239A、239Bが、配管導出用切欠部210の左右両縁に設けられた折曲片213D、213Eの内側面214A、214Bにそれぞれ摺接し、これらリブ236A、236Bと、折曲片213D、213Eとにより、配管押え板230の配管導出用切欠部210に向けた移動がガイドされる。そして、平部231の左右両側の係止面238A、238Bが本体ケース5の外側面と面接触して配管押え板230の移動が規制され、配管押え板231の平部231により配管導出用切欠部210が塞がれる。この状態においては、配管押え板230のリブ236A、236Bと、配管導出用切欠部210の左右両側の折曲片213D、213Eとが面接触するため、シール性が一段と向上する。また、配管押え板230の取り付けをリブ236A、236Bがガイドするため、配管押え板230の引掛片234を配管導出用切欠部210の折曲片213Cに引っ掛ける際に正確に位置決めする必要がなく、取り付け作業が容易となる。
また、配管押え板230の取り付け時には、配管押え板230の上板237の左右両側がケース本体5の上縁部を外側に向けて略垂直に折り曲げてなる上片250の下側に入り込み、配管押え板230の上板237の上面とケース本体5の上片250の下面とが面接触し、シール性の向上が図られている。
以上のようにして、配管押え板230で配管導出用切欠部210を塞いだ後、配管押え板230の上板237の左右両側に穿たれた螺子穴240と、ケース本体5の上片250に穿たれた螺子穴219とを貫くように螺子260を通して螺子止めして、配管押え板230の取り付けが終了する。
上記の配管押え板230は一枚の平板を折り曲げ加工して成形される。具体的には、上記引掛片234は溝部233A、233Bとの間から延出させた部位を手前側に突き出る断面L字状片となるように折り曲げて成形され、また、リブ236A、236Bは平部231から左右両側に向けて延出させた部位を手前に向けて折り畳んで強度を持たせた後、平部231に対して起立するようにL字状に折り曲げて形成される。上板237は、平部231から上方に向けて延出させた部位のうちの上縁部を裏側に折り畳んで強度を持たせると共に、延出させた部位全体を後方に向けてL字状に折り曲げて成形される。
このように、一枚の平板から成形された配管押え板230を用いることで、配管導出用切欠部210に取り付けたときの密閉性を高めることができる。また、リブ236A、236Bにより配管押え板230の強度が高められているため、配管導出用切欠部210の形成により本体ケース5の強度が低下しても、この配管押え板230を配管導出切欠部210に取り付けることで、本体ケース5の強度低下を十分に補うことができる。
ここで、図4に示すように、熱交換室42の内側面には、この熱交換室42の周囲を囲むように断熱材69が設けられ、また、熱交換室42の図4中上方(空気調和装置本体2の取り付け時においては下方)が上記ドレンパン62により覆われることで、この熱交換室42の断熱性が高められている。
配管導出部200においては、図7及び図8に示すように、断熱材69が、配管導出用切欠部210の切欠き幅Xに合わせて切り取られた形状に形成されると共に、配管押え板230の平部231にはリブ231D、231Eの間を埋めるように断熱材280が貼り付けられ、配管押え板230を配管導出用切欠部210に取り付けた際には、配管押え板230の断熱材280が熱交換室42の内側面の断熱材69に連なるように構成されている。これにより、配管導出部200にて断熱性が低下するのが防止される。また、配管押え板230には、配管導出用切欠部210の左右両縁に対応する位置にリブ231D、231Eが設けられているため、配管押え板230に断熱材280を貼り付ける際には、それらリブ231D、231Eの間に貼り付ければ良く、断熱材280の貼り付け位置の位置決めが容易となる。
以上説明したように、本実施の形態の空気調和装置1によれば、熱交換室42の側面5aを切り欠いて冷媒配管61の導出用の配管導出用切欠部210を形成し、この配管導出用切欠部210を覆うように取り付けられて冷媒配管61を押える配管押え板230を設け、この配管押え板230に、強度を補強するリブ236A、236Bを配管導出用切欠部210の左右両縁に対応させて設け、配管押え板210の取り付け時に、上記のリブ236A、236Bが配管押え板230をガイドする構成とした。この構成により、リブ236A、236Bにより配管押え板230の強度が高められているため、配管導出用切欠部210の形成により本体ケース5の側面部分の強度が低下しても、この配管押え板230を配管導出切欠部210に取り付けることで、本体ケース5の強度低下を十分に補うことができる。
さらに、配管押え板210の取り付け時に、上記のリブ236A、236Bが配管押え板230をガイドするため、配管押え板230取り付ける際に正確に位置決めする必要がなく、配管押え板230の取り付け作業が容易となる。
また、本実施の形態の空気調和装置1によれば、上記のリブ236A、236Bの間に断熱材280を設け、配管押え板230を取り付けた時に、この断熱材280が熱交換室42の側面内側に設けられた断熱材69と連なるようにしたため、配管導出切欠部210にて断熱性が低下するのが防止される。また、配管押え板230には、配管導出用切欠部210の左右両縁に対応する位置にリブ231D、231Eが設けられているため、配管押え板230に断熱材280を貼り付ける際には、それらリブ231D、231Eの間に貼り付ければ良く、断熱材280の貼り付け位置の位置決めが容易となる。
また、本実施の形態の空気調和装置1によれば、配管導出用切欠部210の左右両縁部には、この縁部を折り曲げられてなる折曲片213D、213Eが設けられ、配管押え板230を配管導出用切欠部210に取り付けたときに、リブ236A、236Bが折曲片213D、213Eと面接触するようにしたため、配管導出用切欠部210のシール性が向上する。
また本実施の形態の空気調和装置1によれば、配管導出用切欠部210のU字溝211A、211B、及び、配管押え板230の溝部233A、233Bの各々の縁部に、これらの縁部を折り曲げられてなる折曲片213A、213B、235A、235Bを形成し、これらの折曲片213A、213B、235A、235Bが冷媒配管61の外周面と面接触するようにしたため、冷媒配管との接触部分のシール性が高められる。
また本実施の形態の空気調和装置1によれば、冷媒配管61には断熱材70が巻かれ、配管押え板230を取り付けたときに、U字溝211A、211B及び溝部233A、233Bの各々の縁部に形成された折曲片213A、213B、235A、235Bが、前記冷媒配管61の断熱材70を圧縮するようにしたため、冷媒配管との接触部分のシール性を一段と向上させることができる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形を加えることができる。例えば、上述した実施の形態では、天井埋込型の空気調和装置1について例示したが、天井吊型の空気調和装置にも本発明を適用することができる。天井吊型の空気調和装置においては、冷媒配管61が空気調和装置本体2の側面からではなく背面から導出された構成のものがある。この構成の場合には、仕切り板40に上記構成の配管導出部200を設け、この配管導出部200から熱交換器60から延びる冷媒配管61を機械室41側に導出し、そして、空気調和装置本体2の背面から外部に導出する構成とすれば良い。
本発明の実施の形態に係る空気調和装置の外観構成を示す斜視図である。 化粧パネルの構成を示す斜視図である。 化粧パネルの構成を示す分解斜視図である。 空気調和装置本体の内部構成を示す斜視図である。 空気調和装置の内部構成を模式的に示す断面図である。 空気調和装置のサイドカバーを外した状態を示す平面図である。 配管導出部の構成を示す斜視図である。 配管導出部の構成を示す上面図である。 配管導出部の構成を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 空気調和装置
2 空気調和装置本体
5 本体ケース
40 仕切り板
41 機械室
42 熱交換室
60 熱交換器
61 冷媒配管
62 ドレンパン
69、70、280 断熱材
210 配管導出用切欠部
211A、211B U字溝
213A、213B、235A、235B 折曲片
230 配管押え板
233A、233B 溝部
236A、238B リブ

Claims (5)

  1. 空気調和装置本体の内部が仕切り板によって熱交換室と機械室とに仕切られ、前記熱交換室に熱交換器及び前記熱交換器から延びる冷媒配管が収納されると共に、前記機械室に送風機が収納され、前記送風機が吸込口からの室内空気を、前記熱交換室を通して吹出口に送風する空気調和装置において、
    前記熱交換室の側面を切り欠いて前記冷媒配管の導出用の切欠部を形成し、前記切欠部を覆うように取り付けられて前記冷媒配管を押える押え板を設けると共に、
    前記押え板に、強度を補強するリブを前記切欠部の左右両縁に対応させて設け、前記押え板の取り付け時に、前記リブが前記押え板をガイドするようにし
    前記押え板は、一枚の平板を折り曲げることにより形成され、前記切欠部を塞ぐ平部と、この平部の下縁部に設けられ、冷媒配管を押える略円弧状の溝部とを備え、
    前記押え板には、前記平部の左右両側に向けて延出させた部位を内側に向けて折り畳んで二重にした後、前記平部に対して起立するように折り曲げて前記リブを形成するとともに、前記平部の下縁部を左右の前記リブ間に渡って折り曲げて前記溝部に折曲片を形成した
    ことを特徴とする空気調和装置。
  2. 前記リブの間に断熱材を設け、前記押え板を取り付けた時に、この断熱材が、前記熱交換室の側面内側に設けられた断熱材と連なるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記切欠部の前記左右両縁部には、この縁部を折り曲げられてなる折曲片が設けられ、前記押え板を前記切欠部に取り付けたときに、前記リブが前記折曲片と面接触することを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和装置。
  4. 前記切欠部に前記冷媒配管を導出するU字溝を設けると共に、前記U字溝の縁部に、この縁部を折り曲げられてなる折曲片を形成し、前記U字溝及び前記溝部の折曲片が前記冷媒配管の外周面と面接触するようにしたことを特徴とする請求項1乃至3に記載の空気調和装置。
  5. 前記冷媒配管には断熱材が巻かれ、前記押え板を取り付けたときに、前記U字溝及び前記溝部の各々の縁部に形成された折曲片が、前記冷媒配管の断熱材を圧縮するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の空気調和装置。
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