JP5232666B2 - 天井埋込型空気調和装置 - Google Patents
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Description
空気調和装置の設置時に貫通孔を設けるのは作業負担が大きいため、各コーナーパネルに対応する立壁部に予め貫通孔を設けておき、電子機器が配置されないコーナーパネルの貫通孔にはシール材を嵌めることにより、一次側空間からコーナー部への空気漏れを抑制する方法が考えられる。
しかし、この場合には、電子機器が配置されないコーナーパネルに対応する貫通孔にすべてシール材を嵌める必要があるため、部品点数の増加や電子機器の取り付け作業が複雑になるといった問題があった。
図1は、本実施形態に係る天井埋込型空気調和装置を下面側から示す斜視図、図2は天井埋込型空気調和装置の縦断面図である。なお、以下の説明において、上下左右等の方向は設置状態に対応する方向である。
装置本体20は、図1に示すように、その外ケースを構成する金属製の筐体21を備え、この筐体21は、金属板の板金加工で形成され、天板部(天板)21bと、天板部21bの外縁に沿って下方へ延出する側板部(側板)21cとを備えて下側全面が開口する箱型形状に形成されている。
筐体21の側板部21cの外面であって4つの角部には、装置本体20を吊り下げるための吊り金具28がそれぞれ設けられている。この吊り金具28は、天井裏の吊りボルト29に取り付けられ、装置本体20が吊り下げられる態様で支持される。
この化粧パネル100の吸込口110には、吸込グリル111が着脱自在に取り付けられ、この吸込グリル111には、エアフィルター25(図2)が装着され、このエアフィルター25により吸込口110に吸い込まれる室内空気を清浄化する。また、化粧パネル100の吹出口120には、風向き変更用のルーバー122が配置されており、このルーバー122は図示せぬステッピングモーターの駆動により回動する。
また、本実施形態では、コーナーパネル102には、メーカーがオプションとして用意したワイヤレスリモコンのリモコン受信部(電子機器)102Aが設けられ、このリモコン受信部102Aに向けてワイヤレスリモコンを操作することにより、設定温度、風向き又は風量の調整等を実行することができる。
送風機9は、シャフトを下向きに配置されたモーター5と、モーター5のシャフトに取り付けられたターボファン7とで構成されている。熱交換器11は、上面視で略五角形に成形されたプレートフィン型の熱交換器であり、送風機9を取り囲むように配置される。この熱交換器11によって、筐体21の内部が吸込口110に連通して調和前空気が流れる一次側空間R1(筐体21の中央部)と、吹出口120に連通して調和後の空気(調和空気)が流れる二次側空間R2(筐体21の側板部21cの周辺部)とに画成される。
ドレンパン13は、筐体21の側板部21cの内面に接するように配設され、ドレンパン13の中央には吸込開口14が開口し、周縁部には熱交換器11を通った調和空気を通すための吹出開口15が形成されている。吸込開口14の上部には、吸込開口14を通った被調和室の空気を送風機9に案内するノズル17が取り付けられている。また、ドレンパン13の下面には空気調和装置10の制御回路や電源回路等を収容した電装箱19がねじ止めされている。
化粧パネル100上には、図3に示すように、この化粧パネル100の4辺に沿って導風部材30が配置され、この導風部材30には、吹出口120と吹出開口15とを繋ぐ導風経路31が形成される。この導風経路31には、上記したルーバー122が回動自在に配置されている。具体的には、導風経路31に沿って長手方向に延びるルーバー122の両端部に軸部(図示略)が設けられ、一端側の軸部は導風部材30に軸支され、他端側の軸部はステッピングモーター32に連結されている。このステッピングモーター32は、導風部材30の端部に形成された収容部33に収容されている。本構成では、隣接する2つの導風部材30、30の端部にそれぞれ収容部33、33が対向するように形成され、これら収容部33、33上に跨ってステッピングモーター32、32を覆うモーターカバー(カバー部材)34が配置されている。このモーターカバー34の下面側には、下方に突出する略円柱形状の突出部(図示略)が一体に形成され、この突出部は収容部33、33におけるステッピングモーター32の両側の穴33Aに嵌められることにより、モーターカバー34の位置決めがなされる。モーターカバー34は、コーナーパネル102に対向して配置され、このモーターカバー34により化粧パネル100の角部101が上から覆われる。
ここで、電装箱19は、化粧パネル100上の一次側空間R1に位置するのに対し、リモコン受信部102Aの制御基板102Bは、二次側空間R2に位置するため、これら2つの空間を区分けするように立設する立壁部40には、電装箱19と制御基板102Bとを接続する配線が通過するように切り欠き部(孔部)41が形成されている。この切り欠き部41は、コーナーパネル102に対応する立壁部40のコーナー40Aに配線が通過可能な程度の大きさに形成され、これら配線を通した際に切り欠き部41と配線との隙間から漏れる空気量を抑えている。
また、切り欠き部41の周囲には、立壁部40から化粧パネル100の角部101側へ延びる案内部42が形成され、この案内部42が配線を案内する経路の一部を構成するとともに、切り欠き部41近傍の立壁部40を補強する機能を有する。
この閉塞片35は、モーターカバー34の側縁から下方に延出して形成されており、この閉塞片35の両側には、モーターカバー34を立壁部40に固定するための2つの係止片36、36が形成されている。これら係止片36、36は、閉塞片35と同様にモーターカバー34の側縁から下方に延出して形成されており、係止片36の略中央には、図4Bに示すように、立壁部40に形成された係止爪43が嵌る係止孔36Aが形成されている。モーターカバー34は、上記した突出部を穴33Aに挿し込んで位置決めするとともに、係止片36の係止孔36Aを係止爪43に嵌めることにより、化粧パネル100の角部101に固定される。また、2つの係止片36、36の間に閉塞片35が形成されているため、この閉塞片35を立壁部40に密着させることができ、切り欠き部41と閉塞片35との隙間を小さく保持することができる。このため、切り欠き部41を通じて一次側空間R1から角部101への空気漏れを抑制することができる。
特に、本構成では、閉塞片35がモーターカバー34から容易に切り取ることができるため、モーターカバー34を取り外す等の作業を要することなく、簡単に切り欠き部41を開口させることができる。
また、コーナーパネル102にリモコン受信部102Aが配置される場合には、閉塞片35をモーターカバー34から切り取るといった簡単な作業で切り欠き部41が開口するため、容易にリモコン受信部102Aの取り付けを行うことができる。
10 天井埋込型空気調和装置
11 熱交換器
19 電装箱
21 筐体
21c 側板部
32 ステッピングモーター
33 収容部
33A 穴
34 モーターカバー(カバー部材)
35 閉塞片
35A 薄肉部
36 係止片
40 立壁部
41 切り欠き部(孔部)
44 配線
100 化粧パネル
101 角部(コーナー部)
102 コーナーパネル
102A リモコン受信部(電子部品)
110 吸込口
111 吸込グリル
120 吹出口
122 ルーバー
R1 一次側空間
R2 二次側空間
Claims (4)
- 送風機、熱交換器及び電装箱を収容する筐体と、この筐体の下面に配置され、吸込口及び吹出口が開口された化粧パネルとを備え、この化粧パネルのコーナー部にコーナーパネルを備える天井埋込型空気調和装置において、
前記化粧パネルは、前記吸込口に連通する一次側空間と前記吹出口に連通する二次側空間とを区分けする立壁部と、この立壁部に取り付けられ、前記コーナーパネルに対向して前記コーナー部を上から覆うカバー部材とを備え、
前記立壁部に、前記コーナーパネルにオプションとして配置される電子機器と前記電装箱とを接続する配線が通過する孔部を設けるとともに、この孔部を閉塞する閉塞片を前記カバー部材に一体に設け、この閉塞片は、当該コーナーパネルに前記電子機器が配置される場合に前記カバー部材から切り取られ前記孔部を開口させることを特徴とする天井埋込型空気調和装置。 - 前記閉塞片は、薄肉部を介して、前記カバー部材の端部から下方に延出して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の天井埋込型空気調和装置。
- 前記カバー部材は、前記立壁部に係止される複数の係止片を備え、これら係止片の間に前記閉塞片を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の天井埋込型空気調和装置。
- 前記カバー部材は、前記吹出口に沿って設けられるルーバーを回動させるモーターを覆うモーターカバーであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の天井埋込型空気調和装置。
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