JP4615283B2 - 半導体デバイスの特性測定方法 - Google Patents

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Description

この発明は、半導体デバイスの特性測定方法および測定装置、特に測定精度の改善が可能な半導体デバイスの特性測定方法および測定装置に関するものである。
半導体デバイス、例えば半導体レーザのようなデバイスの特性測定に際しては、電気的特性と共に半導体チップの側面から出てくる光出力の測定を行なう必要があるため、ウェハからバー状に連結されたチップ列を切り出して特性測定を行なっている。
図4は、この場合の測定状況を示す概略図である。この図に示すように、複数の半導体チップ1をバー状に連結させて切り出したチップ列2をステージ3上に載置し、半導体チップ1の裏面からステージ3へ電流を流し得るようにしている。
半導体チップ1の特性測定はチップ列2の上面から所定の半導体チップ1の表面電極(図示せず)に一対のプローブ針4を接触させ、プローブ針4とステージ3間に電流を流すことにより半導体チップ1に通電して行なう。
チップ列2の側面からは光が出てくるが、光の測定に関する部分は省略している。(例えば特許文献1および2参照)。
特開平5−175286号公報(段落0018−0020、図1) 特開昭58−40836号公報(1ページ右欄下から2行−2ページ左欄9行、図1)
従来の半導体デバイスの特性測定は上記のようになされていたため、特性測定を多くの半導体チップについて行なっていると、プローブ針4の先に汚れが付着し、プローブ針4と各半導体チップ1の表面電極間との電気的接触が悪くなり、測定の再現性が十分に得られない場合があるという問題点があった。また、チップ列2は反っている場合があり、ステージ3との接触が不安定となって測定の再現性が落ちる場合もあった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、十分な測定の再現性が得られる半導体デバイスの特性測定方法および測定装置を提供することを目的とする。
この発明に係る半導体デバイスの特性測定方法は、複数の半導体チップがバー状に連結されたチップ列をステージ上に載置し、上記チップ列の各半導体チップの電気的特性を測定する半導体デバイスの特性測定方法において、測定用のプローブ針を2組設け、1組のプローブ針を上記チップ列の所定の半導体チップの表面電極に接触させると共に、他の1組のプローブ針を絶縁膜で覆われた上記導体チップ間のダイシングエリアに接触させるようにしたものである。
この発明に係る半導体デバイスの特性測定方法は上記のように構成されているため、プローブ針と半導体チップの表面電極間の接触および半導体チップの裏面とステージとの接触が安定し、測定値のばらつきを低減することができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図にもとづいて説明する。図1は、実施の形態1による測定方法を説明する概略平面図で、(a)は所定の半導体チップの測定状態を示す説明図、(b)は所定の半導体チップに隣接する半導体チップの測定状態を示す説明図である。
これらの図に示すように、複数の半導体チップ1A、1B…をバー状に連結させて切り出したチップ列2を図示していないステージ3上に載置して半導体チップ1A、1Bに通電して測定を行なう点は従来と同様である。
実施の形態1においては、2組のプローブ針4A、4Bを使用し、特性測定時には図1(a)に示すように、1組のプローブ針4Aを従来と同様に、所定の半導体チップ1Aの表面電極(図示せず)に接触させ、他の1組のプローブ針4Bは所定の半導体チップ1Aと隣接する半導体チップ1Bとの間に位置してダイシングエリアとなるチップ分離領域5に接触するようにさせている。
チップ分離領域5は、通常、電極が設けられておらず、絶縁膜等で覆われているため、他の1組のプローブ針4Bの針先に付着した汚れは硬い絶縁膜等で除去されることとなる。所定の半導体チップ1Aの測定を完了し、隣接する半導体チップ1Bの測定を行なう場合は、図1(b)に示すように、他の1組のプローブ針4Bを隣接する半導体チップ1Bの表面電極(図示せず)に接触させ、1組のプローブ針4Aはチップ分離領域5に接触させる。
図1(a)の測定状態において、他の1組のプローブ針4Bの針先はチップ分離領域5の絶縁膜等によってクリーニングされた状態となっているため、半導体チップ1Bの表面電極と接触した場合に、良好な電気的接触が得られ、十分な測定再現性が得られるようになっている。また、このとき、図1(a)で測定に使用した1組のプローブ針4Aは、チップ分離領域5に接触しているため、このときに1組のプローブ針4Aの針先に付着した汚れは硬い絶縁膜等で除去されることとなる。
このように、チップ列2の各半導体チップ1A、1Bを測定する際には、1組のプローブ針4Aと他の1組のプローブ針4Bとを交互に使用するようにしているので、各プローブ針の針先は自動的に毎回クリーニングされることとなり、測定を重ねていっても測定の再現性を保つことができる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2を図にもとづいて説明する。図2は、実施の形態2による測定方法を説明する概略斜視図である。この図において、図4、図1と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
図2においては、プローブ針は1組のプローブ針4Aのみを示しているが、特性測定に際しては2組のプローブ針4A、4Bを使用し、各組のプローブ針を交互に使用する点は実施の形態1と同様である。実施の形態2では、測定する半導体チップ1Aの両側に位置する半導体チップを押えるためのデバイス押え治具6を設ける。
デバイス押え治具6は、例えば、プローブ針4A、4Bと同じ材質を用いて構成され、プローブ針4A、4Bの先端よりも下側(半導体チップ側)に先端が出るようにされていて、プローブ針4Aが半導体チップの表面電極に接触するタイミングよりも早く両側の半導体チップを押さえ付けるように形成されている。
特性測定時には、デバイス押え治具6によって、まず、チップ列2をステージ3に押さえ付けるので、特性測定時にはチップ列2の裏面とステージ3とが密着した状態となり、チップ列2の裏面とステージ3との電気的接触を良好に保つことができる。
また、測定の際には、毎回半導体チップ1Aの両側が押さえ付けられるため、チップ列2の裏面とステージ3との電気的接触は毎回良好に保たれる結果、測定を重ねていっても測定の再現性を保つことができる。
なお、デバイス押え治具6による押圧は、両側の半導体チップに代えて所定の半導体チップ1Aに隣接しているダイシングエリアとしてもよい。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3を図にもとづいて説明する。図3は、実施の形態3による測定装置の構成を示す概略図である。
この図に示すように、ステージ3の表面に絶縁膜7をチップ列2の長手方向に蛇行させた状態で装着し、図において横方向に蛇行しながら延在する絶縁膜7を形成し、図において絶縁膜7の下側に位置する導電領域8と絶縁膜7の上側に位置する導電領域9の2組の導電領域を形成する。
一方の導電領域8は図においてステージ3の下端部を横方向に延びる接続部10によって相互に接続され、くし歯状をなすようにされている。また、他方の導電領域9も図においてステージ3の上端部を横方向に延びる接続部11によって相互に接続され、くし歯状をなすようにされると共に、2組のくし歯状導電領域は図示のように、それぞれのくし歯が相互に入り込むように組み合わされており、ステージ上に載置されるチップ列2は、その裏面が導電領域8と9の両方に跨るようにされている。
導電領域8、9をくし歯状に入り込ませて配置することにより、チップサイズに変更があっても導電領域8、9の両方に接続するように対応し易くなり、また、チップサイズの変更に対応するために、導電領域8、9のどちらか一方の面積を小さくする必要がない。
また、この実施の形態では、絶縁膜7の横方向の蛇行のピッチが均等になっているが、このようにすることによりチップバー設置の際の位置誤差の許容度を大きくすることができる。
更に、導電領域8、9をくし歯状に入り込ませて配置することにより、ステージ3の機械的な加工が容易に行なえるようになる。また、特性測定時には、半導体チップ1A、1Bの表面にプローブ針4Aから電流が流され、ステージ3から電流が取り出されるが、導電領域9を電流を引き出す電極、導電領域8をチップ列2の裏面電位を測定する電極とすることにより、チップ列2の裏面とステージ3の接触抵抗の影響を除去することができ、再現性の高い測定を行なうことができる。
なお、上記の実施の形態では、半導体レーザのチップ列を例に挙げて説明したが、この発明は半導体レーザに限定されるものではなく、他の半導体デバイスにおいても上記実施の形態と同様な構造あるいは測定方法とすることにより、同様の効果を期待することができる。
この発明の実施の形態1による測定方法を説明する概略平面図で、(a)は所定の半導体チップの測定状態を示す説明図、(b)は所定の半導体チップに隣接する半導体チップの測定状態を示す説明図である。 この発明の実施の形態2による測定方法を説明する概略斜視図である。 この発明の実施の形態3による測定装置の構成を示す概略図である。 従来の半導体デバイスの測定方法を説明する概略斜視図である。
符号の説明
1A、1B 半導体チップ、 2 チップ列、 3 ステージ、 4A、4B プローブ針、 5 チップ分離領域、 6 デバイス押え治具、 7 絶縁膜、 8、9 導電領域、 10、11 接続部。

Claims (3)

  1. 複数の半導体チップがバー状に連結されたチップ列をステージ上に載置し、上記チップ列の各半導体チップの電気的特性を測定する半導体デバイスの特性測定方法において、測定用のプローブ針を2組設け、1組のプローブ針を上記チップ列の所定の半導体チップの表面電極に接触させると共に、他の1組のプローブ針を絶縁膜で覆われた上記導体チップ間のダイシングエリアに接触させるようにしたことを特徴とする半導体デバイスの特性測定方法。
  2. 上記所定の半導体チップの特性測定時に所定の半導体チップの両側に位置する半導体チップを上記ステージに押さえ付けるようにしたことを特徴とする請求項1記載の半導体デバイスの特性測定方法。
  3. 上記所定の半導体チップの特性測定時に所定の半導体チップの両側に位置するダイシングエリアを上記ステージに押さえ付けるようにしたことを特徴とする請求項1記載の半導体デバイスの特性測定方法。
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