JP4613614B2 - 高分子膜、その製造方法及び固体高分子型燃料電池用膜電極接合体 - Google Patents
高分子膜、その製造方法及び固体高分子型燃料電池用膜電極接合体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4613614B2 JP4613614B2 JP2004524138A JP2004524138A JP4613614B2 JP 4613614 B2 JP4613614 B2 JP 4613614B2 JP 2004524138 A JP2004524138 A JP 2004524138A JP 2004524138 A JP2004524138 A JP 2004524138A JP 4613614 B2 JP4613614 B2 JP 4613614B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymer
- membrane
- fiber
- ion exchange
- tetrafluoroethylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J5/00—Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
- C08J5/20—Manufacture of shaped structures of ion-exchange resins
- C08J5/22—Films, membranes or diaphragms
- C08J5/2206—Films, membranes or diaphragms based on organic and/or inorganic macromolecular compounds
- C08J5/2218—Synthetic macromolecular compounds
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
- H01M8/1004—Fuel cells with solid electrolytes characterised by membrane-electrode assemblies [MEA]
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
- H01M8/1007—Fuel cells with solid electrolytes with both reactants being gaseous or vaporised
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
- H01M8/1016—Fuel cells with solid electrolytes characterised by the electrolyte material
- H01M8/1018—Polymeric electrolyte materials
- H01M8/102—Polymeric electrolyte materials characterised by the chemical structure of the main chain of the ion-conducting polymer
- H01M8/1023—Polymeric electrolyte materials characterised by the chemical structure of the main chain of the ion-conducting polymer having only carbon, e.g. polyarylenes, polystyrenes or polybutadiene-styrenes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
- H01M8/1016—Fuel cells with solid electrolytes characterised by the electrolyte material
- H01M8/1018—Polymeric electrolyte materials
- H01M8/1039—Polymeric electrolyte materials halogenated, e.g. sulfonated polyvinylidene fluorides
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
- H01M8/1016—Fuel cells with solid electrolytes characterised by the electrolyte material
- H01M8/1018—Polymeric electrolyte materials
- H01M8/1041—Polymer electrolyte composites, mixtures or blends
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
- H01M8/1016—Fuel cells with solid electrolytes characterised by the electrolyte material
- H01M8/1018—Polymeric electrolyte materials
- H01M8/1067—Polymeric electrolyte materials characterised by their physical properties, e.g. porosity, ionic conductivity or thickness
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
Description
(1)電解質膜上に直接触媒を析出させる方法(特公昭58−47471等)。
(2)触媒能を有するガス拡散性の電極シートを作製し、該電極シートを電解質膜と接合する方法(米国特許第3134697号、米国特許第3297484号、特公平2−7398等)。
(3)触媒層を電解質膜上に形成したもの(ハーフセル)2組を作製し、それぞれの電解質膜側の面を対向させ圧着して膜電極接合体を作製する方法(特開平6−44984、特開平7−176317等)。
さらに本発明は、イオン交換樹脂を溶媒又は分散媒に溶解又は分散させて分散液Aを作製し、該分散液Aに、繊維径が0.01〜20μm、繊維長が1μm〜10mm、アスペクト比が5以上あるエチレン−テトラフルオロエチレン共重合体、テトラフルオロエチレン−パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、及びポリビニリデンフルオライド重合体からなる群から選ばれる1種以上の溶融成形されたフッ素樹脂繊維を混合することにより分散液Bを得て、該分散液Bを基材フィルム上に塗工し、乾燥することを特徴とする高分子膜の製造方法を提供する。
アルコール類としては、主鎖の炭素数が1〜4のものが好ましく、例えばメチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、tert−ブチルアルコール等が使用できる。また、アルコールに水を混合するとイオン交換樹脂の溶解性を上げることもできる。
2H−パーフルオロプロパン、1H,4H−パーフルオロブタン、2H,3H−パーフルオロペンタン、3H,4H−パーフルオロ(2−メチルペンタン)、2H,5H−パーフルオロヘキサン、3H−パーフルオロ(2−メチルペンタン)等のヒドロフルオロカーボン。
パーフルオロ(1,2−ジメチルシクロブタン)、パーフルオロクタン、パーフルオロヘプタン、パーフルオロヘキサン等のフルオロカーボン。
1H,4H,4H−パーフルオロ(3−オキサペンタン)、3−メトキシ−1,1,1,2,3,3−ヘキサフルオロプロパン等のフルオロエーテル。
2,2,2−トリフルオロエタノール、2,2,3,3,3−ペンタフルオロ−1−プロパノール、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロパノール等の含フッ素アルコール。
ポリエチレンテレフタレート(以下、PETという。)、ポリエチレン、ポリプロピレン(以下、PPという。)、ポリイミド等の非フッ素系ポリマー。ポリテトラフルオロエチレン、エチレン/テトラフルオロエチレン共重合体、エチレン/ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロエチレン/パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)共重合体、ポリフッ化ビニリデン等のフッ素系ポリマー。
エチレン/テトラフルオロエチレン/C4オレフィン3元系共重合体(商品名:アフロンCOPC−88AX、旭硝子社製)ペレットを口径40mmの単軸押出機(商品名:VS40、池貝社製)に供給し、孔径0.1mmの孔を50個有するダイを用い、ダイス温度330℃、押出速度1kg/hで押し出した。得られた吐出物を、引き取り機で引き落とし、溶融成形された繊維径15μmの連続繊維(補強材)を得た。
まず電解質膜を切り出し、幅100mm、長さ100mmの正方形の強度測定用サンプルを作製する。次にサンプルの一方の端部から膜の中心部まで、50mmの切り込みをナイフでいれ、切り込み先端が引き裂かれるように上下にわかれさせて、それぞれを引張り試験機の上下のチャッキングで掴み、毎分500mmの速度で引き裂く。そして引き裂きに要する力を電解質膜の厚さで除した値を引裂き強度(縦方向、横方向両方の引き裂き強度を測定し、その平均値とする。)とする。
電解質膜を200mm角に切り出し、温度25℃、湿度50%の雰囲気に16時間曝し、サンプルの縦と横の長さを測定した。次に、25℃のイオン交換水にサンプルを1時間浸漬した後、同様にして長さを測定した。このときのサンプルの伸び(縦方向の伸びと横方向の伸びの平均)から寸法変化率を算出した。
電解質膜からそれぞれ5mm幅の短冊状サンプルを切り出し、その表面に白金線(直径:0.2mm)を幅方向と平行になるように5mm間隔で5本押し当て、80℃、相対湿度95%の恒温・恒湿装置中にサンプルを保持し、交流10kHzにおける白金線間の交流インピーダンスを測定することにより交流比抵抗を求めた。5mm間隔に白金線を5本押し当てているため、極間距離を5、10、15、20mmに変化させることができるので、各極間距離における交流抵抗を測定し、極間距離と抵抗の勾配から膜の比抵抗を算出することで白金線と膜との間の接触抵抗の影響を除外した。極間距離と抵抗測定値との間には良い直線関係が得られ、勾配と厚さから実効抵抗を算出した。
燃料電池セルは以下のようにして組み立てる。まず樹脂aと白金担持カーボンとを1:3の質量比で混合し、さらにエタノールと混合して塗工液を作製する。次にこの塗工液を電解質膜の両面にダイコータ法で塗工し、乾燥して厚さ10μm、白金担持量0.5mg/cm2の触媒層を膜の両面に形成する。さらにその両外側にカーボンクロスをガス拡散層として配置することにより、膜電極接合体が得られる。この膜電極接合体の両外側にガス通路用の細溝をジグザグ状に切削加工したカーボン板製のセパレータ、さらにその外側にヒータを配置することにより、有効膜面積25cm2の固体高分子型燃料電池が組み立てられる。
例1において、補強材となる繊維の繊維径が10μmとなるようにし、電解質膜の厚さを30μmに変更した以外は、例1と同様の方法で電解質膜の作製、評価を行った。結果を表1に示す。
例2において、補強材となる繊維の繊維長を5mmに変更した以外は、例2と同様の方法で電解質膜を作製し、例1と同様に評価を行うと、表1に示すとおりの結果となる。
例3において、電解質膜成形用塗工液中の繊維の含有量が樹脂aの質量に対して質量比で10%となるように変更した以外は、例3と同様の方法で電解質膜を作製し、例1と同様に評価を行うと、表1に示すとおりの結果となる。
例2における連続繊維に10kGyのガンマ線を照射して表面処理を行った以外は、例2と同様の方法で電解質膜の作製、評価を行った。結果を表1に示す。
例1において繊維をPVDFにより作製し、その際ダイス温度を250℃に変更した以外は、例1と同様にして補強材となる繊維を作製し、例1と同様に電解質膜の作製、評価を行った。結果を表1に示す。
例1において繊維をPFAにより作製し、その際ダイス温度を380℃に変更した以外は、例1と同様にして補強材となる繊維を作製し、例1と同様に電解質膜の作製、評価を行った。結果を表1に示す。
例7において、電解質膜成形用塗工液中の繊維の含有量が樹脂aの質量に対して質量比で10%となるように変更した以外は例7と同様にして、電解質膜の作製、評価を行った。結果を表1に示す。
例7において、電解質膜成形用塗工液中の繊維の含有量が樹脂aの質量に対して質量比で20%となるように変更した以外は例7と同様にして、電解質膜の作製、評価を行った。結果を表1に示す。
例1において、補強材となる繊維の繊維径を30μmに変更した以外は、例1と同様の方法で電解質膜の作製、評価を行った。結果を表1に示す。しかし、電池運転の際、ガスが漏れて評価ができなかった。
例1において、補強材となる繊維の繊維長を20mmに変更した以外は、例1と同様の方法で電解質膜を作製したが、電解質膜成形用塗工液を塗工する際に繊維がダイス出口に詰まり、電解質膜を得ることができなかった。
樹脂aをエタノールと混合した液(固形分濃度9質量%)を、シリコーン系離型材で表面を処理したPETフィルム上にダイコータ法で塗工した。その後、直ちに厚さ20μmのPTFE多孔質体(商品名:ポアフロンFP−010、住友電工ファインポリマー社製)をその塗工層に含浸させ、80℃のオーブン中で10分間乾燥後、さらに120℃オーブン中で30分間熱処理を行い、PTFE多孔質体で補強された膜厚30μmの電解質膜を得た。得られた電解質膜は例1と同様の方法で評価を行った。結果を表1に示す。
例1において、補強材となる繊維を添加しなかった以外は、例1と同様の方法で電解質膜の作製、評価を行った。結果を表1に示す。
Claims (12)
- イオン交換樹脂を主成分とする高分子膜であって、イオン交換樹脂のほかに、繊維径が0.01〜20μm、繊維長が1μm〜10mm、アスペクト比が5以上ある溶融成形されたフッ素樹脂繊維を全質量の1〜40%含み、前記フッ素樹脂繊維がエチレン−テトラフルオロエチレン共重合体、テトラフルオロエチレン−パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、及びポリビニリデンフルオライド重合体からなる群から選ばれる1種以上であることを特徴とする高分子膜。
- 前記フッ素樹脂繊維の繊維径が、高分子膜の膜厚の1/2以下である請求の範囲1に記載の高分子膜。
- 前記イオン交換樹脂が、スルホン酸基を有するパーフルオロカーボン重合体である請求の範囲1又は2に記載の高分子膜。
- 前記パーフルオロカーボン重合体が、CF2=CF2に基づく重合単位とCF2=CF−(OCF2CFX)m−Op−(CF2)n−SO3Hに基づく重合単位(ただし、Xはフッ素原子又はトリフルオロメチル基であり、mは0〜3の整数、nは0〜12の整数、pは0又は1であり、n=0の場合はp=0である。)とを含む共重合体である請求の範囲3に記載の高分子膜。
- 高分子電解質膜と、その両面に配置される、触媒を含む触媒層を有するガス拡散電極とを備える固体高分子型燃料電池用膜電極接合体であって、前記高分子電解質膜が、イオン交換樹脂を主成分とし、イオン交換樹脂のほかに、繊維径が0.01〜20μm、繊維長が1μm〜10mm、アスペクト比が5以上ある溶融成形されたフッ素樹脂繊維を全質量の1〜40%含む高分子膜からな、前記フッ素樹脂繊維がエチレン−テトラフルオロエチレン共重合体、テトラフルオロエチレン−パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、及びポリビニリデンフルオライド重合体からなる群から選ばれる1種以上であることを特徴とする固体高分子型燃料電池用膜電極接合体。
- 前記フッ素樹脂繊維の繊維径が、前記高分子膜の膜厚の1/2以下である請求の範囲5に記載の固体高分子型燃料電池用膜電極接合体。
- 前記イオン交換樹脂が、スルホン酸基を有するパーフルオロカーボン重合体である請求の範囲5又は6に記載の固体高分子型燃料電池用膜電極接合体。
- イオン交換樹脂を溶媒又は分散媒に溶解又は分散させて分散液Aを作製し、該分散液Aに、繊維径が0.01〜20μm、繊維長が1μm〜10mm、アスペクト比が5以上あるエチレン−テトラフルオロエチレン共重合体、テトラフルオロエチレン−パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、及びポリビニリデンフルオライド重合体からなる群から選ばれる1種以上の溶融成形されたフッ素樹脂繊維を混合することにより分散液Bを得て、該分散液Bを基材フィルム上に塗工し、乾燥することを特徴とする高分子膜の製造方法。
- 前記フッ素樹脂繊維を前記分散液Aに含浸して収束処理を施した後、前記フッ素樹脂繊維を切断し、次いで再び前記分散液Aと混合する請求の範囲8に記載の高分子膜の製造方法。
- 前記フッ素樹脂繊維に対し、放射線照射、プラズマ照射及び金属ナトリウムによる化学処理からなる群から選ばれる1種以上の処理を行った後、前記分散液Aと混合する請求の範囲8又は9に記載の高分子膜の製造方法。
- 前記フッ素樹脂繊維の繊維径が、高分子膜の膜厚の1/2以下である請求の範囲8〜10のいずれかに記載の高分子膜の製造方法。
- 前記イオン交換樹脂が、スルホン酸基を有するパーフルオロカーボン重合体である請求の範囲8〜11のいずれかに記載の高分子膜の製造方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002218225 | 2002-07-26 | ||
JP2002218225 | 2002-07-26 | ||
PCT/JP2003/009394 WO2004011535A1 (ja) | 2002-07-26 | 2003-07-24 | 高分子膜、その製造方法及び固体高分子型燃料電池用膜電極接合体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2004011535A1 JPWO2004011535A1 (ja) | 2005-11-24 |
JP4613614B2 true JP4613614B2 (ja) | 2011-01-19 |
Family
ID=31184671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004524138A Expired - Fee Related JP4613614B2 (ja) | 2002-07-26 | 2003-07-24 | 高分子膜、その製造方法及び固体高分子型燃料電池用膜電極接合体 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7311989B2 (ja) |
EP (1) | EP1541619A4 (ja) |
JP (1) | JP4613614B2 (ja) |
CN (1) | CN1308381C (ja) |
AU (1) | AU2003248105A1 (ja) |
WO (1) | WO2004011535A1 (ja) |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2003248105A1 (en) | 2002-07-26 | 2004-02-16 | Asahi Glass Company, Limited | Polymer film, process for producing the same, and united membrane electrode assembly for solid polymer type fuel cell |
KR100599799B1 (ko) * | 2004-06-30 | 2006-07-12 | 삼성에스디아이 주식회사 | 연료전지용 고분자 전해질막, 막-전극 접합체, 연료전지및 막-전극 접합체의 제조방법 |
JP4748513B2 (ja) * | 2004-07-21 | 2011-08-17 | グンゼ株式会社 | 極細繊維及びその製造方法 |
JPWO2006057239A1 (ja) * | 2004-11-26 | 2008-06-05 | 日本板硝子株式会社 | プロトン伝導性膜およびそれを用いた燃料電池、ならびにプロトン伝導性膜の製造方法 |
JP4956961B2 (ja) * | 2004-12-22 | 2012-06-20 | 旭硝子株式会社 | 電解質膜、その製造方法及び固体高分子型燃料電池用膜電極接合体 |
DE602005014437D1 (de) | 2004-12-22 | 2009-06-25 | Asahi Glass Co Ltd | Elektrolytmembran, Verfahren zu deren Herstellung und Membran-Elektrodenanordnung für Festpolymerbrennstoffzellen |
JP2006185631A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-13 | Noritake Co Ltd | 繊維強化型固体高分子電解質膜 |
DE102005023897A1 (de) * | 2005-05-24 | 2006-11-30 | Volkswagen Ag | Verfahren zur Herstellung einer Polymerelektrolytmembran für eine Brennstoffzelle |
JP4841193B2 (ja) * | 2005-08-05 | 2011-12-21 | 旭化成株式会社 | 燃料電池用複合イオン交換膜 |
JP5328081B2 (ja) * | 2006-06-02 | 2013-10-30 | トヨタ自動車株式会社 | フッ素系共重合体を前駆体とする燃料電池用電解質膜、該フッ素系共重合体を前駆体とする燃料電池用電解質膜の製造方法、及び該フッ素系共重合体を前駆体とする電解質膜を有する燃料電池 |
JP5023570B2 (ja) * | 2006-06-21 | 2012-09-12 | トヨタ自動車株式会社 | 補強型電解質膜および膜電極接合体の製造方法 |
JP2008091187A (ja) * | 2006-10-02 | 2008-04-17 | Hitachi Ltd | 燃料電池用電解質膜および、膜電極接合体,燃料電池 |
CN101563802B (zh) | 2006-12-14 | 2012-07-18 | 旭硝子株式会社 | 固体高分子型燃料电池用固体高分子电解质膜及膜电极接合体 |
JP5233381B2 (ja) * | 2008-03-06 | 2013-07-10 | 旭硝子株式会社 | エチレン/テトラフルオロエチレン共重合体の不織布 |
JP5163209B2 (ja) * | 2008-03-21 | 2013-03-13 | 旭硝子株式会社 | 固体高分子形燃料電池用電解質膜、その製造方法及び固体高分子形燃料電池用膜電極接合体 |
JP5397375B2 (ja) * | 2008-06-09 | 2014-01-22 | 旭硝子株式会社 | 固体高分子形燃料電池用膜電極接合体 |
JP5163439B2 (ja) * | 2008-11-19 | 2013-03-13 | Tdk株式会社 | 繊維含有高分子膜及びその製造方法、並びに、電気化学デバイス及びその製造方法 |
US9266069B2 (en) | 2009-04-13 | 2016-02-23 | Yamaguchi University | Ion-exchange membrane and method for producing same |
WO2011114949A1 (ja) * | 2010-03-19 | 2011-09-22 | 旭硝子株式会社 | 固体高分子形燃料電池用膜電極接合体、および固体高分子形燃料電池用カソードの製造方法 |
EP3147982A1 (en) | 2010-05-25 | 2017-03-29 | 3M Innovative Properties Company | Reinforced electrolyte membrane |
CA2802973C (en) * | 2010-06-18 | 2017-09-12 | Shandong Huaxia Shenzhou New Material Co., Ltd | Fluorine containing ionomer composite with ion exchange function, preparation method and use thereof |
CN107949943B (zh) * | 2015-09-24 | 2021-02-02 | 阿莫绿色技术有限公司 | 燃料电池用分离膜、其制备方法及燃料电池电极组件 |
WO2017052179A1 (ko) * | 2015-09-24 | 2017-03-30 | 주식회사 아모그린텍 | 연료전지용 분리막, 그의 제조방법 및 연료전지 전극 어셈블리 |
DE102019104561A1 (de) | 2019-02-22 | 2020-08-27 | Hahn-Schickard-Gesellschaft für angewandte Forschung e.V. | Verfahren zur Herstellung einer Kompositschicht, elektrochemische Einheit und Verwendung der Kompositschicht |
CN110010942B (zh) * | 2019-03-15 | 2021-01-05 | 浙江吉利汽车研究院有限公司 | 一种复合型质子交换膜及其制备方法 |
JP7377720B2 (ja) * | 2020-01-07 | 2023-11-10 | 日本バイリーン株式会社 | 複合膜およびその製造方法 |
KR20220114679A (ko) * | 2021-02-09 | 2022-08-17 | 현대자동차주식회사 | 플라즈마 처리된 충진제를 포함하는 막-전극 접합체의 전해질막 및 이의 제조방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5837030A (ja) * | 1981-08-29 | 1983-03-04 | Tokuyama Soda Co Ltd | パ−フルオロカ−ボン系陽イオン交換樹脂膜 |
JP2002025583A (ja) * | 2000-04-18 | 2002-01-25 | Asahi Glass Co Ltd | 固体高分子型燃料電池用電解質膜及びその製造方法 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4204938A (en) * | 1975-06-11 | 1980-05-27 | Rhone-Poulenc Industries | Method of making porous plastic diaphragms and the resulting novel diaphragms |
JPS58201823A (ja) | 1982-05-18 | 1983-11-24 | Asahi Glass Co Ltd | イオン交換膜の製造方法 |
JPS6337134A (ja) * | 1986-08-01 | 1988-02-17 | Tokuyama Soda Co Ltd | 含フツ素系イオン交換膜 |
JP3342726B2 (ja) * | 1993-01-29 | 2002-11-11 | 旭硝子株式会社 | 固体高分子電解質型の燃料電池及びその製造方法 |
DE19821978C2 (de) * | 1998-05-18 | 2002-06-06 | Freudenberg Carl Kg | Membran-Elektroden-Einheit für eine Brennstoffzelle |
EP1139472B1 (en) * | 2000-03-31 | 2006-07-05 | Asahi Glass Company Ltd. | Electrolyte membrane for solid polymer type fuel cell and producing method thereof |
JP2001345111A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-12-14 | Asahi Glass Co Ltd | 固体高分子型燃料電池用電解質膜及びその製造方法 |
JP2002317058A (ja) * | 2001-04-23 | 2002-10-31 | Daikin Ind Ltd | 膜 体 |
JP4218255B2 (ja) * | 2001-05-31 | 2009-02-04 | 旭硝子株式会社 | 固体高分子型燃料電池用膜・電極接合体の製造方法 |
JP2003055568A (ja) * | 2001-06-07 | 2003-02-26 | Asahi Glass Co Ltd | イオン交換体ポリマー分散液及びその製造方法 |
JP2003197218A (ja) * | 2001-12-27 | 2003-07-11 | Asahi Glass Co Ltd | 固体高分子型燃料電池用膜電極接合体の製造方法 |
AU2003248105A1 (en) | 2002-07-26 | 2004-02-16 | Asahi Glass Company, Limited | Polymer film, process for producing the same, and united membrane electrode assembly for solid polymer type fuel cell |
-
2003
- 2003-07-24 AU AU2003248105A patent/AU2003248105A1/en not_active Abandoned
- 2003-07-24 CN CNB038177412A patent/CN1308381C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2003-07-24 EP EP03771308A patent/EP1541619A4/en not_active Withdrawn
- 2003-07-24 WO PCT/JP2003/009394 patent/WO2004011535A1/ja active Application Filing
- 2003-07-24 JP JP2004524138A patent/JP4613614B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2005
- 2005-01-26 US US11/042,516 patent/US7311989B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5837030A (ja) * | 1981-08-29 | 1983-03-04 | Tokuyama Soda Co Ltd | パ−フルオロカ−ボン系陽イオン交換樹脂膜 |
JP2002025583A (ja) * | 2000-04-18 | 2002-01-25 | Asahi Glass Co Ltd | 固体高分子型燃料電池用電解質膜及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1308381C (zh) | 2007-04-04 |
US7311989B2 (en) | 2007-12-25 |
JPWO2004011535A1 (ja) | 2005-11-24 |
EP1541619A4 (en) | 2007-10-31 |
US20050214611A1 (en) | 2005-09-29 |
EP1541619A1 (en) | 2005-06-15 |
WO2004011535A1 (ja) | 2004-02-05 |
CN1671776A (zh) | 2005-09-21 |
AU2003248105A1 (en) | 2004-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4613614B2 (ja) | 高分子膜、その製造方法及び固体高分子型燃料電池用膜電極接合体 | |
US6692858B2 (en) | Electrolyte membrane for polymer electrolyte fuel cell and producing method thereof | |
JP4857560B2 (ja) | 固体高分子型燃料電池用電解質膜の製造方法 | |
US7514481B2 (en) | Polymer electrolytes crosslinked by e-beam | |
JP4956961B2 (ja) | 電解質膜、その製造方法及び固体高分子型燃料電池用膜電極接合体 | |
JP5277740B2 (ja) | 触媒層の形成方法および固体高分子形燃料電池用膜電極接合体の製造方法 | |
JP5163209B2 (ja) | 固体高分子形燃料電池用電解質膜、その製造方法及び固体高分子形燃料電池用膜電極接合体 | |
US8394549B2 (en) | Nonwoven fabric and electrolyte membrane | |
JP2008202039A (ja) | ポリマー、固体高分子形燃料電池用固体高分子電解質膜および膜電極接合体 | |
CN109790244B (zh) | 聚合物、固体高分子电解质膜及膜电极接合体 | |
US12018106B2 (en) | Fluorosulfonyl group-containing fluoropolymer and method for producing same, sulfonic acid group-containing fluoropolymer and method for producing same, solid polymer electrolyte membrane, membrane electrode assembly, and solid polymer fuel cell | |
CN101542795A (zh) | 固体高分子型燃料电池用固体高分子电解质膜及膜电极接合体 | |
JP4406984B2 (ja) | 固体高分子電解質型燃料電池用電極用塗工液及び固体高分子電解質型燃料電池用電極の製造方法 | |
JP5505408B2 (ja) | 固体高分子形燃料電池用電解質膜および固体高分子形燃料電池用膜電極接合体 | |
JP5320799B2 (ja) | 固体高分子形燃料電池用電解質膜、その製造方法及び固体高分子形燃料電池用膜電極接合体 | |
JP2003055568A (ja) | イオン交換体ポリマー分散液及びその製造方法 | |
JP4867081B2 (ja) | 固体高分子型燃料電池用電解質膜及びその製造方法 | |
JP2012018871A (ja) | 固体高分子形燃料電池用膜電極接合体の製造方法 | |
JP2004296409A (ja) | 高分子電解質複合膜の製造方法 | |
JP2003059512A (ja) | 固体高分子型燃料電池用電解質膜の製造方法 | |
JP5228378B2 (ja) | 固体高分子形燃料電池用膜電極接合体およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060614 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100112 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100215 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20100215 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20100216 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100921 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101004 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029 Year of fee payment: 3 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |