JP4611920B2 - 空調制御装置 - Google Patents
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Description
上記「意図的申告」の問題を解決するための方法として、次の第1、第2の2つの方法が考えられる。
ある環境評価値のもと、意図的申告で強く冷暖房されていた空調環境が、制御目標(環境評価値で指定されている)を一時的にさらに強めに設定する。これにより、冷暖房がより強くなり、最も快適な点を越えて、冷え過ぎ・暖め過ぎとなる。この一時的な冷暖房強め実施時期は、空調申告があったときなどが考えられる。
以下に説明する例は、上記第1の方法及び第2の方法を実施できる空調制御装置である。
図1において、空調運用サーバ290は、建物の利用者が空調申告を入力する空調申告入力手段100と、室温などの環境状態を数値として計測する環境計測手段110と、建物内の設備状態を取得する設備状態取得手段115とを備える。さらに、空調制御部は、入力された空調申告と環境計測値から空調申告を分析して環境評価モデルを構築し、その環境評価モデルと設備状態とから空調機の制御内容を決定する制御内容立案手段120と、空調機へ制御指令を送信し制御内容を実行に移す空調機制御実施手段130と、制御内容立案手段による空調制御内容や環境評価値、環境計測手段による環境計測値や設備状態などの空調運用状態を表示する運用状態表示手段135とを備える。
これらの項目は、すべて空調運用サーバ290で保持している情報である。
その他の構成は図2に示した同様であるので、詳細な説明は省略する。
図8において、管理者用画面で管理者は、図4に示した意図的申告対応空調申告処理における妥当性判断(ステップ460)の閾値bを設定することや、この閾値bを設定するために参考とする情報を得ることができる。
110 環境計測手段
115 設備状態取得手段
120 制御内容立案手段
130 空調機制御実施手段
135 運用状態表示手段
140 空調申告記録手段
150 空調申告妥当性評価手段
160 空調申告分析手段
170 制御目標一時変更手段
180 環境評価手段
190 制御内容決定手段
200 建物の一区域
210a〜210n パーソナルコンピュータ
215 OAネットワーク
220a〜220m 空調室内機
230 空調室外機
240 BAネットワーク
250 空調制御ネットワーク
260、760 ゲートウェイ
270 空調コントローラ
280 フィールドコントローラ
290 空調運用サーバ (中央監視装置)
300 空調申告画面
310 場所選択リスト
320 温冷感申告ボタン
330 空調運用状態表示部
340 画面更新ボタン
700 センタサーバ
710、770 ファイアウォール
720、780 ルータ
750 インターネット
800 表示物件選択領域
810 空調申告数グラフ
820 空調申告率グラフ
830 妥当性閾値設定領域
Claims (10)
- 利用者が空調申告を入力する空調申告入力手段と、この空調申告入力手段から入力されたデータに基づいて、空調機の目標室温を設定する空調制御手段とを有する空調制御装置において、
上記空調申告入力手段から入力されたデータ及び環境計測値を記憶する記憶手段を備え、
上記空調制御手段は、環境評価モデルを構築し、上記空調申告入力手段から入力されたデータと上記環境評価モデル値との差を算出し、算出した差が一定値以上であるときは、上記入力されたデータが意図的申告であると判断して、上記入力データヘの重み付けを小さくし、上記目標室温を設定することを特徴とする空調制御装置。 - 請求項1記載の空調制御装置において、
上記算出した差が一定値以上であるときは、上記空調制御手段は、設定した目標室温を一定期間だけ、緩和側に設定することを特徴とする空調制御装置。 - 請求項2記載の空調制御装置において、
上記空調制御手段は、設定した目標室温となるように空調機を制御したときの消費電力を予測し、予測した消費電力が一定の目標上限値以下であるか否かを判断し、予測した消費電力が一定の目標上限値以下であるときは、設定した目標室温を一定期間だけ、緩和側に設定することを特徴とする空調制御装置。 - 請求項3記載の空調制御装置において、
上記空調制御手段は、実際の消費電力を監視し、監視した電力量が上記一定の目標上限値を越えたときには、目標室温を抑制側に変更することを特徴とする空調制御装置。 - 請求項1記載の空調制御装置において、
上記空調制御手段は、設定した目標室温となるように空調機を制御したときの消費電力を予測し、予測した消費電力が一定の目標上限値以下であるか否かを判断し、予測した消費電力が一定の目標上限値以下であるときは、設定した目標室温を一定期間だけ、緩和側に設定することを特徴とする空調制御装置。 - 請求項1〜5のうちのいずれか一項記載の空調制御装置において、
上記空調申告入力手段から入力されたデータは、全身温冷感を示す複数の尺度であり、上記空調申告入力手段は、目標全身温冷感尺度と、上記空調申告入力手段から入力された全身温冷感尺度とを表示する表示部を有することを特徴とする空調制御装置。 - 請求項1記載の空調制御装置において、
環境状態を数値として計測する環境計測手段と、空調機へ制御指令を送信し、制御内容を実行させる空調機制御実施手段とをさらに備え、
上記記憶手段は、上記環境計測手段により数値として計測された環境計測値を記憶し、
上記空調制御手段は、
標準環境評価モデルを構築する環境評価手段と、
上記空調申告入力手段から入力されたデータと上記環境評価モデル値との差を算出する空調申告分析手段と、
上記算出した差が一定値以上であるときは、上記入力されたデータが意図的申告であると判断する空調申告妥当性評価手段と、
上記入力されたデータが意図的申告である場合は、上記入力データへの重み付けを小さくする制御内容決定手段と、
を備えることを特徴とする空調制御装置。 - 複数の空調機と、室内が設定温度となるように上記複数の空調機を制御する空調制御手段と、複数の利用者が空調申告を入力する複数の空調申告入力手段と、これら複数の空調申告入力手段から入力されたデータに基づいて、空調機の目標室温を設定し、上記空調制御手段に指令する空調運用手段とを有する空調制御システムにおいて、
上記複数の空調申告入力手段から入力されたデータ及び環境評価値を記憶する記憶手段を備え、
上記空調運用手段は、環境評価モデルを構築し、上記空調申告入力手段から入力されたデータと上記環境評価モデルとの差を算出し、算出した差が一定値以上であるときは、上記入力されたデータが意図的申告であると判断して、上記入力データへの重み付けを小さくし、上記目標室温を設定することを特徴とする空調制御システム。 - 請求項8記載の空調制御システムにおいて、
上記空調運用手段は、設定した目標室温となるように上記複数の空調機を制御したときの消費電力を予測し、予測した消費電力が一定の目標上限値以下であるか否かを判断し、予測した消費電力が一定の目標上限値以下であるときは、設定した目標室温を一定期間だけ、緩和側に設定することを特徴とする空調制御システム。 - 請求項8又は9記載の空調制御システムにおいて、
上記空調運用手段は、上記空調制御手段及び上記複数の空調申告入力手段と通信ネットワークを通じて接続されていることを特徴とする空調制御システム。
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