JP4611342B2 - 撮像系におけるmtf測定方法及びmtf測定装置 - Google Patents
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Description
また、本発明の撮像系におけるMTF測定方法及びMTF測定装置は、チャートにおけ複数の撮像エリアの夫々毎に、撮像模様のエッジが、撮像素子の画素の配置方向に対して傾斜角度が形成され、画素配置の一つの方向を主走査方向とし該主走査方向に直交する方向を副走査方向とした際に、傾斜角度に基づいて、撮像素子の画素配置の主走査方向に対する走査の基本となるサンプリング数が、傾斜エッジが副走査方向に略1画素分だけ変位するのに要する主走査方向の画素の変位数となるように、主走査方向のサンプリング数を求め、次いで、主走査方向に対しては前記サンリング数をもって1ライン分の走査とするようにして撮像素子に撮影された画像を画素毎にスキャンし、1ライン分のスキャンが終わったら副走査方向に1画素ずつスキャン位置をずらして主走査方向のスキャンを繰り返し、各スキャン位置の画素値を取得することによって、エッジのステップ応答を求め、次いで、ステップ応答を微分することによってインパルス応答を求めて、該インパルス応答をフーリエ変換することによってMTFを求めることにより、複数の撮像エリアのMTFを論理的且つ高精度に得ることができてバラツキを低減できる。
LW(x)=2*PW(x)−PW(x−1)−PW(x+1)・・・(式1)
ExW=(XminW*|LmaxW|+XmaxW*|LminW|)/(|LmaxW|+|LminW|)・・・(式2)
図3記載の発明のように、前記一つの撮像素子を用いて画面中央領域の画像信号を読み取ると共に、前記他の撮像素子を画面の左右および上下方向、又は前記同心円上、又は前記放射線上に沿って移動して前記画面中央領域の外方に位置する周辺領域の画像信号を読み取ることにより、大きな画面を読み取る際に、小型の撮像素子を用いることができ、延いては、大きなサイズのレンズのMTFを測定する際に、撮像素子を小型化できて生産性及び利便性を向上できる。
Claims (4)
- 被写体像を撮像素子に導くための被検レンズと、
エッジ模様を有するチャートと、
複数の光電変換素子が並設されて、前記被検レンズを介して導かれた前記チャート像を光電変換して画素信号を出力する前記撮像素子と、を用い、
前記チャートにおける撮像エリアを複数に分割すると共に前記エッジ模様を複数の撮像エリア毎に配置し、該撮像エリアの数の分だけ前記撮像素子を用いて、該複数の撮像エリアの夫々と前記複数の撮像素子の夫々が1対となるように前記チャートを撮像し、
前記複数の撮像素子を介して読み取った画像信号を用いて、前記複数に分割された撮像エリア毎にMTFを測定して、前記披検レンズの性能を評価するための指標となるMTF(Modulation Transfer Function)を測定するMTF測定方法であって、
前記チャートにおける前記複数の撮像エリアの夫々毎に、前記エッジ模様のエッジには前記撮像素子の画素の配置方向に対して傾斜角度が形成され、
前記画素配置の一つの方向を主走査方向とし該主走査方向に直交する方向を副走査方向とした際に、
前記傾斜角度に基づいて、前記撮像素子の画素配置の主走査方向に対する走査の基本となるサンプリング数が、前記傾斜エッジが前記副走査方向に略1画素分だけ変位するのに要する前記主走査方向の画素の変位数となるように、前記主走査方向のサンプリング数を求め、
次いで、前記主走査方向に対しては前記サンリング数をもって1ライン分の走査とするようにして前記撮像素子に撮影された画像を画素毎にスキャンし、1ライン分のスキャンが終わったら副走査方向に1画素ずつスキャン位置をずらして主走査方向のスキャンを繰り返し、各スキャン位置の画素値を取得することによって、前記エッジのステップ応答を求め、
次いで、前記ステップ応答を微分することによってインパルス応答を求めて、該インパルス応答をフーリエ変換することによって前記MTFを求める、
ことを特徴とする撮像系におけるMTF測定方法。 - 前記光軸上に沿って一つの撮像素子を配置すると共に、前記一つの撮像素子を中心とする同心円上又は放射線上に沿って他の撮像素子を複数配置し、
前記一つの撮像素子を用いて画面中央領域の画像信号を読み取ると共に、前記他の撮像素子を画面の左右および上下方向、又は前記同心円上、又は前記放射線上に沿って移動して前記画面中央領域の外方に位置する周辺領域の画像信号を読み取る、
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像系におけるMTF測定方法。 - 被写体像を撮像素子に導くための被検レンズと、
エッジ模様を有するチャートと、
複数の光電変換素子が並設されて、前記被検レンズを介して導かれた前記チャート像を光電変換して画素信号を出力する前記撮像素子と、
を備えて前記披検レンズの性能を評価するための指標となるMTF(Modulation Transfer Function)を測定するMTF測定装置であって、
前記チャートにおける撮像エリアを複数に分割して前記エッジ模様を前記複数の撮像エリア毎に備えると共に、該撮像エリアの数の分だけ前記撮像素子を備えて、前記複数の撮像エリアの夫々と前記複数の複数の撮像素子の夫々が1対となるように前記チャートを撮像する撮像手段と、
前記撮像手段を介して読み取った画像信号を用いて、前記撮像エリア毎にMTFを演算するMTF演算手段と、
を備え、
前記チャートにおける前記複数の撮像エリアの夫々毎に、前記エッジ模様のエッジには前記撮像素子の画素の配置方向に対して傾斜角度が形成され、
前記MTF演算手段が、
前記画素配置の一つの方向を主走査方向とし該主走査方向に直交する方向を副走査方向とした際に、
前記傾斜角度に基づいて、前記撮像素子の画素配置の主走査方向に対する走査の基本となるサンプリング数が、前記傾斜エッジが前記副走査方向に略1画素分だけ変位するのに要する前記主走査方向の画素の変位数となるように、前記主走査方向のサンプリング数を求め、
次いで、前記主走査方向に対しては前記サンリング数をもって1ライン分の走査とするようにして前記撮像素子に撮影された画像を画素毎にスキャンし、1ライン分のスキャンが終わったら副走査方向に1画素ずつスキャン位置をずらして主走査方向のスキャンを繰り返し、各スキャン位置の画素値を取得することによって、前記エッジのステップ応答を求め、
次いで、前記ステップ応答を微分することによってインパルス応答を求めて、該インパルス応答をフーリエ変換することによって前記MTFを求めるように構成されている、
ことを特徴とする撮像系におけるMTF測定装置。 - 前記複数の撮像素子が、
前記光軸上に沿って一つ配置されていると共に、前記一つの撮像素子を中心とする同心円上、又は放射線上に沿って複数配置され、
前記同心円状又は放射状に配置された撮像素子を、画面の左右および上下方向、又は前記同心円上、又は前記放射線上に沿って移動させる移動手段を備えている、
ことを特徴とする請求項3に記載の撮像系におけるMTF測定装置。
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