JP4610888B2 - 掘削用ローラ及び回転式掘削装置 - Google Patents

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Description

この発明は、掘削用ローラ及び回転式掘削装置に関するものである。
掘削装置としては、ショベル系掘削機等の種々の装置があり、また地雷掃討用となる無限軌道車(トラック)が公知である(例えば、特許文献1参照)。この場合、掘削用ローラ(ドラム)を備えるものである。なお、掘削用ローラ(ドラム)を備えたものとして、他に地雷処理兼耕耘装置(例えば、特許文献2)も公知である。
ところで、掘削用ローラは、図7に示すように、ローラ本体51と、このローラ本体51の外周面50に点在される複数(多数)の掘削ビット52・・とを備える。この際、掘削ビット52・・は、図8(簡略展開図)に示すように、軸心方向に直交するセンターCを境に相違する配置パターンが形成される。すなわち、図8における左側は左端部からセンターCに向かって順次反回転方向側に配置される左側配置パターン53と、図8における右側は右端部からセンターCに向かって順次反回転方向側に配置される右側配置パターン54とを備える。この場合、左側配置パターン53は、軸心方向に対して所定角度で傾斜したライン55に略平行な線上に沿って所定ピッチで掘削ビット52が配置されてなり、右側配置パターン54は、軸心方向に対して所定角度で傾斜したライン56に略平行な線上に沿って所定ピッチで配置されてなる。なお、掘削ビット52は、図7に示すように、ローラ本体51の外周面50から立設される基部58と、この基部58に付設されるビット本体59とを有する。
特開平7−71898号公報(図1) 特開2003−42698号公報(図1)
ところで、掘削装置は、基台フレームに付設される下部走行体と、基台フレーム上に配置されるキャブ等を備え、この基台フレームの前方側に上記図7のように構成された掘削用ローラが配置される。そして、掘削用ローラがその略水平状軸心廻りに回転することによって、掘削ビット52・・にて地面を掘削していくことができる。しかしながら、掘削ビット52が上記図7に示すような配置パターンであるので、その回転方向が図8の矢印A方向(掘削された掘削土を装置進行方向と逆方向に掻き出す方向)であれば、矢印B、Bのように掘削土は順次センターC側に進行し、さらにローラの回転に伴ってこのセンターC側に集められた掘削土は、ローラの後方側であって基台フレームの前方側の1箇所に溜まることになる。
このように、掘削土がローラの後方側の1個所に集中して溜まれば、大きく盛り上がった掘削土の溜まり部が形成され、この溜まり部がローラ回転の妨げや掘削装置(このようなローラを前方に備えた掘削装置)の走行の妨げとなって、作業能率の低下を招いていた。
この発明は、上記従来の欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、掘削した掘削土に影響を受けることなく安定した掘削作業を行うことができる掘削用ローラ及び回転式掘削装置を提供することにある。
そこで請求項1の掘削用ローラは、略水平方向軸心廻りに回転するローラ本体6と、このローラ本体6の外周面7に点在する複数の掘削ビット8・・とを備えた掘削用ローラであって、掘削ビット8・・は、軸心方向内側に掘削土を移動させる第1配置パターン26と、軸心方向外側に掘削土を移動させる第2配置パターン27とを有するように配置され、掘削土の溜まり部を少なくとも2箇所に分散させることを特徴としている。
上記請求項1の掘削用ローラでは、掘削ビット8・・は、軸心方向内側に掘削土を移動させる第1配置パターン26と、軸心方向外側に掘削土を移動させる第2配置パターン27とを有するように配置され、掘削土の溜まり部を少なくとも2箇所に分散させるので、掘削土の溜まり部が1個所に集中されず、形成される溜まり部の縮小化を図ることができる。これにより、掘削土によるローラ回転の妨げを回避することができて、掘削時の掘削抵抗の低減を図ることができる。
請求項2の掘削用ローラは、上記第1配置パターン26をローラ本体6の両端部側にそれぞれ設けると共に、各第1配置パターン26の軸心方向内側に第2配置パターン27を設けて、略M字状の配置パターンを形成したことを特徴としている。
上記請求項2の掘削用ローラでは、第1配置パターン26と第2配置パターン27とを組み合わせて略M字状の配置パターンを形成するので、掘削土の溜まり部が確実に2箇所に分散され、掘削土によるローラ回転の妨げを安定して回避することができる。
請求項3の回転式掘削装置は、上記請求項1又は請求項2の掘削用ローラを用いたことを特徴としている。
上記請求項3の回転式掘削装置では、請求項1又は請求項2の掘削用ローラを用いるので、掘削土によるローラ回転の妨げを回避することができて、掘削時の掘削抵抗の低減を図ることができる。特に、掘削用ローラ5が、第1配置パターン26と第2配置パターン27とを組み合わせて略M字状の配置パターンを形成するものでは、掘削土によるローラ回転の妨げを安定して回避することができる。
請求項4の回転式掘削装置は、基台フレーム1に付設される下部走行体2と、基台フレーム1上に配置されるキャブ3と、基台フレーム1の後方側に配置されるカウンタウエイト4とを備え、基台フレーム1の前方側に配置される掘削用ローラ5とを備えた回転式掘削装置であって、基台フレーム1の前方側に上記掘削用ローラ5を配置したことを特徴としている。
上記請求項4の回転式掘削装置では、掘削土による掘削用ローラ5の回転の妨げ及び走行の妨げを回避することができる。特に、掘削用ローラ5が、第1配置パターン26と第2配置パターン27とを組み合わせて略M字状の配置パターンを形成するものでは、掘削土による走行の妨げを安定して回避することができる。
請求項1の掘削用ローラによれば、掘削土によるローラ回転の妨げを回避することができて、掘削時の掘削抵抗の低減を図ることができる。これにより、安定した掘削作業を能率良く行うことができる。
請求項2の掘削用ローラによれば、掘削土によるローラ回転の妨げを安定して回避することができる。これにより、安定した掘削作業を一層能率良く行うことができる。しかも、掘削ビットの配置パターンも単純であって、製造性に優れ、コストの低減を図ることができる。
請求項3の回転式掘削装置によれば、掘削土によるローラ回転の妨げを回避することができて、掘削時の掘削抵抗の低減を図ることができる。これにより、安定した掘削作業を能率良く行うことができる回転式掘削装置となる。しかも、掘削ビットの配置パターンも単純であって、掘削装置全体として、製造性に優れ、コストの低減を図ることができる。
請求項4の回転式掘削装置によれば、掘削土による掘削用ローラの回転の妨げ及び走行の妨げを回避することができる。このため、作業能率の向上を図ることができる。特に、掘削用ローラが、第1配置パターンと第2配置パターンとを組み合わせて略M字状の配置パターンを形成するものでは、掘削土による走行の妨げを安定して回避することができる。これにより、安定した掘削作業を一層能率良く行うことができる。
次に、この発明の掘削用ローラ及び回転式掘削装置の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1と図2にこの発明の回転式掘削装置の斜視図を示す。回転式掘削装置は、基台フレーム1と、この基台フレーム1の下部側に付設される下部走行体2と、基台フレーム1上に配置されるキャブ3と、基台フレーム1の後方側に配置されるカウンタウエイト4と、基台フレーム1の前方側に配置される掘削用ローラ5等を備える。そして、回転式掘削装置を前進走行させながら掘削用ローラ5を回転させることによって、地面(地層の表面)を掘削して行くことができ、例えば地雷掃討用に使用することができる。なお、上記下部走行体2としては図例では履帯式であるが、もちろんタイヤ式であってもよい。また、地雷掃討用に使用することを考慮してキャブ3等を防爆仕様とするもが好ましい。
掘削用ローラ5は、図3と図4に示すように、ドラム状のローラ本体6と、このローラ本体6の外周面7に点在する複数の掘削ビット8・・とを備え、基台フレーム1の支持枠体9に回転自在に支持されている。すなわち、支持枠体9は、上壁部10と、左右の側壁部11、11と、後述する基板18とを備え、また、ローラ本体6は、その両端面12、12から軸部13、13が突設され、この軸部13、13がそれぞれ支持枠体9の側壁11、11に回転自在に支持されている。この際、掘削用ローラ5はそのローラ本体6の一部が支持枠体9の下方開口部から下方に僅かに突出するように支持され、回転によって、掘削ビット8・・による地面の掘削が可能とされる。
また、図1〜図3等に示すように、掘削用ローラの一方の軸部13には駆動機構14が連結され、この駆動機構14の駆動にて、掘削用ローラ5が略水平方向軸心廻りに回転駆動する。この場合、駆動機構14は、駆動用モータ(油圧モータ)15と、この駆動用モータ15の回転駆動力を伝達するベルト(図示省略)等を有する伝達部材16等を備える。すなわち、駆動用モータ15が駆動することによって、その回転駆動力が伝達部材16を介して掘削用ローラ5の一方の軸部13に伝達され、これによって、掘削用ローラ5が回転する。
支持枠体9の基板18は、基台フレーム1から延びる左右一対のストレートフレーム17、17に支持されている。そして、基板18と基台フレーム1の前部19との間に介設される2機のリフトシリンダ20、20を介して、支持枠体9はストレートフレーム17、17の基端枢支部21を中心とした上下動が可能とされる。また、ストレートフレーム17と基板18とは、基板18の角度を調節するアングルシリンダ22を介して連結されている。なお、支持枠体9には、その前方開口部の上部側を覆うカバー23が付設され、支持枠体9の上壁部10には、支持枠体9の開閉用シリンダ25、25が付設されている。
ところで、図6に示すように、掘削用ローラ5の掘削ビット8・・は、軸心方向内側に掘削土を移動させる第1配置パターン26と、軸心方向外側に掘削土を移動させる第2配置パターン27とを有するように配置される。この場合、ローラ本体6の両端部側に第1配置パターン26をそれぞれ設けると共に、各第1配置パターン26の軸心方向内側に第2配置パターン27を設け、略M字状の配置パターンを形成するものである。すなわち、図6における図面上の左側の第1配置パターン26(26a)は、第1ライン28と略平行となる線上を所定ピッチで複数の掘削ビット8・・を配置することによって構成し、図面上の左側の第2配置パターン27(27a)は、第2ライン29と略平行となる線上を所定ピッチで複数の掘削ビット8・・を配置することによって構成し、図面上の右側の第1配置パターン26(26b)は、第4ライン31と略平行となる線上を所定ピッチで複数の掘削ビット8・・を配置することによって構成し、図面上の右側の第2配置パターン27(27b)は、第3ライン30と略平行となる線上を所定ピッチで複数の掘削ビット8・・を配置することによって構成する。
この場合、第1ライン28は一方の端縁32からセンターCに向かって反回転方向側に所定角度θ1(例えば、40度程度)だけ傾斜し、第2ライン29はセンターCからに第1ライン28側に向かって反回転方向側に所定角度θ2(例えば、40度程度)だけ傾斜し、第4ライン31は他方の端縁33からセンターCに向かって反回転方向側に所定角度θ4(例えば、40度程度)だけ傾斜し、第3ライン30はセンターCからに第4ライン31側に向かって反回転方向側に所定角度θ3(例えば、40度程度)だけ傾斜するものである。このため、各ライン28、29、30、31にて略M字状のライン35を形成することになる。なお、図4に示すように、各掘削ビット8・・は、ローラ本体6の外周面7から突設される基部36と、この基部36に付設されるビット本体37とを有している。そして、各掘削ビット8・・のビット本体37の先端部(掘削部)がこの掘削用ローラ5の回転方向(矢印A方向)(図5参照)を向くように配置される。このローラ5の回転方向は、掘削された掘削土が装置進行方向(前進方向)と逆方向に掻き出される方向である。
このため、この掘削装置を前進走行させると共に、掘削用ローラ5を回転駆動させれば、掘削用ローラ5の掘削ビット8・・が地面を掘削することができる。この際、図6に示すように、センターCから左側と右側とにおいて、それぞれ、軸心方向内側に掘削土を移動させる第1配置パターン26と、軸心方向外側に掘削土を移動させる第2配置パターン27とを有するもとになって、センターCから左側においては、掘削土が、一方の端縁32側からは矢印E1のようにセンターCに向かうにように移動し、センターCからは矢印F1のように一方の端縁32に向かうように移動する。また、センターCから右側においては、掘削土が、他方の端縁33側からは矢印E2のようにセンターCに向かうように移動し、センターCからは矢印F2のように他方の端縁32に向かうように移動する。このため、掘削土は、第1配置パターン26aと第2配置パターン27aとの間と、第1配置パターン26bと第2配置パターン27bとの間の2箇所に集まることになる。
そして、掘削用ローラ5の回転に伴って、掘削土は掘削用ローラ5の後方(基台フレーム1側)に運ばれ、掘削用ローラ5と基板18との間に掘削土の溜まり部が形成されることになる。しかしながら、この場合、溜まり部が2つに分散されるので、形成される溜まり部は小さい。そのため、形成される溜まり部では掘削作業の妨げにならず、掘削抵抗の低減を図ることができて、掘削作業(掘削用ローラ5を回転駆動させつつこの掘削装置を前進走行させる作業)を安定して行うことができる。なお、地雷が埋設されている地面上をこの掘削装置を走行させれば、掘削用ローラ5にて地面を掘削し、これによって、地雷が破砕(破壊)されて、支持部材9内で爆発して、地雷の掃討処理を行うことができる。
上記掘削用ローラでは、掘削ビット8・・は、軸心方向内側に掘削土を移動させる第1配置パターン26と、軸心方向外側に掘削土を移動させる第2配置パターン27とを有するように配置され、掘削土の溜まり部を少なくとも2箇所に分散させるので、掘削土の溜まり部が1個所に集中されず、掘削用ローラ5の後方側(具体的には、掘削用ローラ5と基板18との間)に掘削土の溜まり部が形成されたとしても小さく、掘削土によるローラ回転の妨げを回避することができて、掘削時の掘削抵抗の低減を図ることができる。これにより、安定した掘削作業を能率良く行うことができる。特に、掘削用ローラ8が、第1配置パターン26と第2配置パターン27とを組み合わせて略M字状の配置パターンを形成するものでは、掘削土によるローラ回転の妨げを安定して回避することができる。これにより、安定した掘削作業を一層能率良く行うことができる。しかも、掘削ビット8の配置パターンも単純であって、製造性に優れ、コストの低減を図ることができる。
また、上記掘削装置では、上記掘削用ローラ5を使用するので、掘削土の溜まり部による掘削用ローラの回転の妨げ及び走行の妨げを回避することができ、作業能率の向上を図ることができる。特に、掘削用ローラ5が、第1配置パターン26と第2配置パターン27とを組み合わせて略M字状の配置パターンを形成するものでは、掘削土による走行の妨げ等を安定して回避することができる。これにより、安定した掘削作業を一層能率良く行うことができる。
ところで、上記図7に示すように掘削ビット52・・の配置パターンが略V字状の掘削用ローラを使用したものと、上記図3等に示すように掘削ビット8・・の配置パターンが略M字状の掘削用ローラを使用したものとを比べた場合、掘削土が真砂土等の負荷が大きくない作業の場合(通常負荷)では、車速にあまり差がなく、作業能率にあまり差がみられなかった。しかしながら、玉砂利やレキ混じり砂質土等の負荷の大きな作業の場合、配置パターンが略M字状の掘削用ローラを使用したものが、その車速が増加し、作業能率の向上を図ることができた。具体的には、レキ混じり砂質土では、車速が1.65倍となり、玉砂利では車速が1.45倍となった。
以上にこの発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、掘削ビット8の周方向配置ピッチや軸心方向配置ピッチ等としては、掘削する土の性質、掘削用ローラ5の外径寸法、ローラ軸心方向寸法、ローラ回転速度、及び装置の走行速度等に応じて、集められる掘削土が1個所に集中しない範囲で、任意に設定することができる。この際、例えば、上記図7に示すように掘削ビットの配置パターンが略Vの字状のものに比べて、使用するビットの全体数を減少させるが、同一周方向に配設されるビットの数を増加させるようにすることも可能である。これによって、掘削抵抗を減少させると共に、掘削性の向上を図ることができる。また、掘削ビット8のビット本体37の大きさや傾斜角度、さらには、配置パターン26、27を構成するライン28、29、30、31の傾斜角度θ1、θ2、θ3、θ4等としても、掘削する土の性質等の上記各種の条件に応じて変更することができる。また、上記実施形態では、図6に示すように、左側の第2配置パターン27aと右側の第2配置パターン27bとが連続状に形成されているが、この左側の第2配置パターン27aと右側の第2配置パターン27bとが、回転方向に対してずれているものであってもよい。さらに、上記実施形態では、掘削土の溜まり部が2箇所に分散されるものであったが、3個所以上に分散されるものであってもよい。この場合、対向する第1配置パターン26と第2配置パターン27との組み合わせを増加させればよい。このように、分散数を増加させれば、形成される溜まり部としては極めて小さいものとなって、一層の作業能率の向上を達成できる利点がある。なお、この回転式掘削装置としては、地層の表面等を掘削できるものであるので、もちろん地雷掃討用に限るものではない。
この発明の回転式掘削装置の実施形態を示す斜視図である。 上記回転式掘削装置の斜視図である。 上記回転式掘削装置の要部斜視図である。 この発明の掘削用ローラの実施形態を示す斜視図である。 上記掘削用ローラの側面図である。 上記掘削用ローラの掘削ビットの配置を説明するための簡略展開図である。 従来の掘削用ローラの斜視図である。 従来の掘削用ローラの掘削ビットの配置を説明するための簡略展開図である。
符号の説明
1・・基台フレーム、2・・下部走行体、3・・キャブ、4・・カウンタウエイト、5・・掘削用ローラ、6・・ローラ本体、7・・外周面、8・・掘削ビット、26・・第1配置パターン、27・・第2配置パターン

Claims (4)

  1. 略水平方向軸心廻りに回転するローラ本体(6)と、このローラ本体(6)の外周面(7)に点在する複数の掘削ビット(8)とを備えた掘削用ローラであって、掘削ビット(8)は、軸心方向内側に掘削土を移動させる第1配置パターン(26)と、軸心方向外側に掘削土を移動させる第2配置パターン(27)とを有するように配置され、掘削土の溜まり部を少なくとも2箇所に分散させることを特徴とする掘削用ローラ。
  2. 上記第1配置パターン(26)をローラ本体(6)の両端部側にそれぞれ設けると共に、各第1配置パターン(26)の軸心方向内側に第2配置パターン(27)を設けて、略M字状の配置パターンを形成したことを特徴とする請求項1の掘削用ローラ。
  3. 上記請求項1又は請求項2の掘削用ローラ(5)を用いたことを特徴とする回転式掘削装置。
  4. 基台フレーム(1)に付設される下部走行体(2)と、基台フレーム(1)上に配置されるキャブ(3)と、基台フレーム(1)の後方側に配置されるカウンタウエイト(4)とを備え、基台フレーム(1)の前方側に上記掘削用ローラ(5)を配置したことを特徴とする請求項3の回転式掘削装置。
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