JP4609806B2 - カーテンファイバー状スプレー塗布装置 - Google Patents
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】
本願発明は、ホットメルト接着剤を、塗布ライン上面の基材に塗布することにより、基材の上面に薄い接着剤塗布面を形成するためのホットメルト接着剤スプレー塗布装置に関するもりである。より詳しくは、カーテンファイバー状で基材の上面にスプレー塗布するための、カーテンファイバー状スプレー塗布装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
カーテンファイバー状スプレー塗布装置に関して、本願出願人の出願にかかる特開平５−３０９３１０号（特願平４−１６３３０８号）「ホットメルト接着剤の塗布装置」が公知である。該公開特許公報は、多数の塗布ノズル孔を塗布ラインの搬送交差方向に配置して塗布ノズル孔群を形成し、該塗布ノズル孔群の前方および後方に塗布ノズル孔群に接近して加圧空気を供給して、多数の塗布ノズル孔より吐出する多数のホットメルト接着剤ビートｈの前後両側に加圧空気流Ｋ1を作用はせることで、カーテンファイバー状の薄い膜として基材にホットメルト接着剤をスプレー塗布している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
上記のカーテンファイバー状スプレー塗布装置においては、図１６を参照して、加圧空気流（スパイラルエヤー）Ｋ1の外側に随伴エヤーＫａを生じる問題点がある。特に、加圧空気流（スパイラルエヤー）Ｋ1の10倍以上の随伴エヤーＫａが生じることで,スプレーノズル底面にホットメルト接着剤のオイル分や低分子分が微繊維状となって付着したり、塗布作業場内の塵埃がスプレーノズル底面に付着して堆積物Ａが発生する。その結果、ノズル詰まりによるノズル交換のための作業タイムロスの発生や、堆積してつづら状となり塗布ライン上の基材（接着剤を塗布すべき製品）に落下し基材に混入して基材（製品）不良を発生する等の問題点がある。
よって、本発明は、カーテンスプレー塗布において、スプレーノズルの保守を容易とすべく、随伴エヤーの発生の阻止、随伴エヤーの遮断を課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明は、カーテンファイバー状スプレー塗布装置において、前記加圧空気孔の前方側および後方側に、加圧空気孔と間隔をおいてノズル底面視で塗布ラインの搬送交差方向の長さを有し、塗布ノズル孔群および加圧空気孔と間隔をおいて平行しており、縦断面視で垂直方向に長さを有するところの第２加圧空気孔を形成し、
第１加圧空気流Ｋ１の外側に、間隔をおいて、塗布ラインの搬送交差方向の長さを有しかつ垂直方向に降下する第２加圧空気流Ｋ２を供給することで、
カーテンファイバー状ホットメルト接着剤の前方側および後方側に第２加圧空気流によるエヤーカーテンＣを形成することを特徴とする、カーテンファイバー状スプレー塗布装置を提供する。
請求項２の発明は、請求項１の発明において、第２加圧空気孔を複数列としたことを特徴とする。
請求項３発明は、請求項１の発明において、カーテンファイバー状スプレー塗布装置において、一対の三角ノズルブロックの接合面に塗布ノズル孔群を形成し、空気通路を有するエヤーブロックを前記三角ノズルブロックの前方側および後方側に連接して、三角ノズルブロックとエヤーブロックとの間で加圧空気孔を形成し、前記エヤーブロックに空気通路に連通したことを特徴とする。
【０００５】
【発明の作用】
本発明は、塗布ノズル孔群の前方および後方に加圧空気を供給して、塗布ノズル孔群より吐出する多数のホットメルト接着剤ビートの前後両側に加圧空気流を作用させることで、ホットメルト接着剤をカーテンファイバー状の薄い膜として基材にスプレー塗布するとともに、加圧空気流の前方および後方に、第２加圧空気孔に規制されて垂直方向に吐出する第２加圧空気流Ｋ２を形成し、第１加圧空気流Ｋ１の外側に、カーテンファイバー状ホットメルト接着剤Ｈの前方側および後方側に第２加圧空気流によるエヤーカーテンＣを形成する。
【０００６】
【実施例】
本発明をより詳細に詳述するために、添付の図面に従ってこれを説明する。
【０００７】
図１３および図１４は、カーテンファイバー状スプレー塗布装置の大要を示し、ガンユニット２１のノズル塗布ノズル孔群２を、搬送ライン２０の搬送方向と交差方向、即ち、搬送ライン20の横断方向に位置させて、ガンユニット２１を、搬送ライン20上の基材22と対向させ、基材22と適宜の距離の空間を隔てて、設置している。
【０００８】
ガンユニット２１は、ノズルチップ１と、ガンベース２３と、ホットメルト供給制御弁２４とで構成し、ホットメルト接着剤供給源２５および、加圧空気供給源２６を付設している。
【０００９】
図１ないし図３を参照して本願発明の要部であるノズルチップの第１実施例を説明する。
【００１０】
ノズルチップ１Ａは、断面視で逆向き直角三角形の一対の三角ノズルブロック１０の垂直面を互いに対向させ、串溝１２を有するシム板11を介在させて、串溝１２により塗布ノズル孔２ａを形成することにより、一対の三角ノズルブロック１０、１０間に塗布ノズル孔群２を構成する。一方の三角ノズルブロック１０に、接着剤供給孔３、接着剤口４を形成する。
【００１１】
三角ノズルブロック１０、１０の前方側および後方側にエヤーブロック１３、１３を連接する。三角ノズルブロック１０の傾斜面１０ａまたはエヤーブロック１３の傾斜面１３ａに溝を形成するか、下部に溝を形成したシム板１４を傾斜面１０ａと傾斜面１３ａとの間に介在させることにより、加圧空気孔５を形成する。加圧空気孔５は、図４のシム板１１と同様に、図５（ａ）のシム板14Ａを使用することで、多数の孔の集合として加圧空気孔群5Ａとしてもよいが、図５（ｂ）のシム板14Ｂを使用して複数個の長孔による加圧空気孔群5Ｂとすることもできる。更に、図５（ｃ）のシム板14Ｃを使用して単一の長孔による加圧空気孔群5Ｂとすることもできる。
【００１２】
エヤーブロック１３、１３には、加圧空気孔５に連通する加圧空気通路６を水平方向に形成する。更に、加圧空気通路６に連通する加圧空気供給孔７および加圧空気供給口８を設ける。
【００１３】
エヤーブロック１３の底面１３ａと加圧空気通路６との間に、第２加圧空気孔９を設ける。第２加圧空気孔９は図６に示すごとく、加圧空気孔５と同様に、多数の孔の集合として第２加圧空気孔群９Ａとしてもよいが、複数個の長孔による第２加圧空気孔群９Ｂ、または単一の長溝により第２加圧空気孔群９Ｃとしてもよい。
【００１４】
図7および図８は，第２実施例のノズルチップ１Ｂを示し、第２加圧空気孔９を複列構成とするものである。他の構成は前述した第１実施例と同様である。
図３において、仮想線で示す第２加圧空気孔９を追加する。
【００１７】
図１５を参照して、本発明のカーテンファイバー状スプレー塗布装置は、塗布ノズル孔群２より吐出する多数のホットメルト接着剤ビートｈの前後両側に、加圧空気孔５よりの加圧空気流Ｋ1を作用させることで、カーテンファイバー状ホットメルト接着剤Ｈを形成し、カーテンファイバー状の薄い膜として基材にスプレー塗布する。
更に、加圧空気流Ｋ1の前方および後方に、第２加圧空気孔９より吐出する第２加圧空気流のＫ2を形成し、第1加圧空気流Ｋ1の外側に、カーテンファイバー状ホットメルト接着剤Ｈの前方側および後方側に第２加圧空気流によるエヤーカーテンＣを形成する。
【００１８】
エヤーカーテンＣの形成により、図１６に示す随伴エヤーＫａの発生は阻止される。ノズルチップ底面１ａにホットメルト接着剤のオイル分や低分子分が微繊維状となって付着すること、塗布作業場内の塵埃が付着することによる堆積物Ａが発生することはない。
また、カーテンファイバー状ホットメルト接着剤Ｈは、前後にエヤーカーテンＣが存在することで、基材の近くまで、前後に広がることがなく、接着剤を効果的に基材に塗布することができる。
【００１９】
【発明の効果】
本願発明は、カーテンファイバー状ホットメルト接着剤Ｈの前方側および後方側に、第２加圧空気孔に案内されて垂直方向に降下する第２加圧空気流によるエヤーカーテンＣを形成したことにより、第２加圧空気孔からの第２加圧空気流（補助加圧空気流）Ｋ２の作用させたことにより、加圧空気流Ｋ１の外側に随伴エヤーＫ２を生じる問題点を解消することができて、ノズルチップの底面への付着物の除去清掃作業を不要とし、運転停止しての除去清掃作業のないことで、長期連続運転を可能として塗布コストを低減する効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本願発明の第１実施例のノズルチップの縦断面図。
【図２】同じく底面図。
【図３】図１のＳ−Ｓ線による断面図同じく平面図と対応させて接着剤孔、加圧空気孔、第２加圧空気孔の底面における位置の説明図。
【図４】接着剤孔を形成するためのシム板を示し、ａ図は正面図、ｂ図は底面図。
【図５】加圧空気孔を形成するためのシム板を示し、ａ図は多数の孔による加圧空気孔群、ｂ図は複数子の長孔による加圧空気孔群、ｃ図は単一の長孔による加圧空気孔をそれぞれ示す斜視図。
【図６】図５のシム板による加圧空気孔を示し、ａ図は多数の孔による加圧空気孔群、ｂ図は複数子の長孔による加圧空気孔群、ｃ図は単一の長孔による加圧空気孔をそれぞれ示す底面図。
【図７】本願発明の第２実施例のノズルチップの縦断面図。
【図８】同じく底面図。
【図９】削除
【図１０】削除
【図１１】削除
【図１２】削除
【図１３】カーテンファイバー状スプレー塗布装置の大要を示す正面図。
【図１４】同じく平面図。
【図１５】本願発明の作用を示す略図。
【図１６】同じく従来装置における作用を示す略図。
【符号の説明】
１ ノズルチップ
２ 塗布ノズル孔群
５ 加圧空気孔
６ 加圧空気通路
９ 第２加圧空気孔
10 三角ノズルブロック
13 エヤーブロック
13ａ 多孔体エヤ−ブロック
15 多孔体エヤ−ブロック
ｈ ホットメルト接着剤ビート
Ｈ カーテンファイバー状ホットメルト接着剤
Ｋ1 加圧空気流
Ｋ２ 第２加圧空気流
【産業上の利用分野】
本願発明は、ホットメルト接着剤を、塗布ライン上面の基材に塗布することにより、基材の上面に薄い接着剤塗布面を形成するためのホットメルト接着剤スプレー塗布装置に関するもりである。より詳しくは、カーテンファイバー状で基材の上面にスプレー塗布するための、カーテンファイバー状スプレー塗布装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
カーテンファイバー状スプレー塗布装置に関して、本願出願人の出願にかかる特開平５−３０９３１０号（特願平４−１６３３０８号）「ホットメルト接着剤の塗布装置」が公知である。該公開特許公報は、多数の塗布ノズル孔を塗布ラインの搬送交差方向に配置して塗布ノズル孔群を形成し、該塗布ノズル孔群の前方および後方に塗布ノズル孔群に接近して加圧空気を供給して、多数の塗布ノズル孔より吐出する多数のホットメルト接着剤ビートｈの前後両側に加圧空気流Ｋ1を作用はせることで、カーテンファイバー状の薄い膜として基材にホットメルト接着剤をスプレー塗布している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
上記のカーテンファイバー状スプレー塗布装置においては、図１６を参照して、加圧空気流（スパイラルエヤー）Ｋ1の外側に随伴エヤーＫａを生じる問題点がある。特に、加圧空気流（スパイラルエヤー）Ｋ1の10倍以上の随伴エヤーＫａが生じることで,スプレーノズル底面にホットメルト接着剤のオイル分や低分子分が微繊維状となって付着したり、塗布作業場内の塵埃がスプレーノズル底面に付着して堆積物Ａが発生する。その結果、ノズル詰まりによるノズル交換のための作業タイムロスの発生や、堆積してつづら状となり塗布ライン上の基材（接着剤を塗布すべき製品）に落下し基材に混入して基材（製品）不良を発生する等の問題点がある。
よって、本発明は、カーテンスプレー塗布において、スプレーノズルの保守を容易とすべく、随伴エヤーの発生の阻止、随伴エヤーの遮断を課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明は、カーテンファイバー状スプレー塗布装置において、前記加圧空気孔の前方側および後方側に、加圧空気孔と間隔をおいてノズル底面視で塗布ラインの搬送交差方向の長さを有し、塗布ノズル孔群および加圧空気孔と間隔をおいて平行しており、縦断面視で垂直方向に長さを有するところの第２加圧空気孔を形成し、
第１加圧空気流Ｋ１の外側に、間隔をおいて、塗布ラインの搬送交差方向の長さを有しかつ垂直方向に降下する第２加圧空気流Ｋ２を供給することで、
カーテンファイバー状ホットメルト接着剤の前方側および後方側に第２加圧空気流によるエヤーカーテンＣを形成することを特徴とする、カーテンファイバー状スプレー塗布装置を提供する。
請求項２の発明は、請求項１の発明において、第２加圧空気孔を複数列としたことを特徴とする。
請求項３発明は、請求項１の発明において、カーテンファイバー状スプレー塗布装置において、一対の三角ノズルブロックの接合面に塗布ノズル孔群を形成し、空気通路を有するエヤーブロックを前記三角ノズルブロックの前方側および後方側に連接して、三角ノズルブロックとエヤーブロックとの間で加圧空気孔を形成し、前記エヤーブロックに空気通路に連通したことを特徴とする。
【０００５】
【発明の作用】
本発明は、塗布ノズル孔群の前方および後方に加圧空気を供給して、塗布ノズル孔群より吐出する多数のホットメルト接着剤ビートの前後両側に加圧空気流を作用させることで、ホットメルト接着剤をカーテンファイバー状の薄い膜として基材にスプレー塗布するとともに、加圧空気流の前方および後方に、第２加圧空気孔に規制されて垂直方向に吐出する第２加圧空気流Ｋ２を形成し、第１加圧空気流Ｋ１の外側に、カーテンファイバー状ホットメルト接着剤Ｈの前方側および後方側に第２加圧空気流によるエヤーカーテンＣを形成する。
【０００６】
【実施例】
本発明をより詳細に詳述するために、添付の図面に従ってこれを説明する。
【０００７】
図１３および図１４は、カーテンファイバー状スプレー塗布装置の大要を示し、ガンユニット２１のノズル塗布ノズル孔群２を、搬送ライン２０の搬送方向と交差方向、即ち、搬送ライン20の横断方向に位置させて、ガンユニット２１を、搬送ライン20上の基材22と対向させ、基材22と適宜の距離の空間を隔てて、設置している。
【０００８】
ガンユニット２１は、ノズルチップ１と、ガンベース２３と、ホットメルト供給制御弁２４とで構成し、ホットメルト接着剤供給源２５および、加圧空気供給源２６を付設している。
【０００９】
図１ないし図３を参照して本願発明の要部であるノズルチップの第１実施例を説明する。
【００１０】
ノズルチップ１Ａは、断面視で逆向き直角三角形の一対の三角ノズルブロック１０の垂直面を互いに対向させ、串溝１２を有するシム板11を介在させて、串溝１２により塗布ノズル孔２ａを形成することにより、一対の三角ノズルブロック１０、１０間に塗布ノズル孔群２を構成する。一方の三角ノズルブロック１０に、接着剤供給孔３、接着剤口４を形成する。
【００１１】
三角ノズルブロック１０、１０の前方側および後方側にエヤーブロック１３、１３を連接する。三角ノズルブロック１０の傾斜面１０ａまたはエヤーブロック１３の傾斜面１３ａに溝を形成するか、下部に溝を形成したシム板１４を傾斜面１０ａと傾斜面１３ａとの間に介在させることにより、加圧空気孔５を形成する。加圧空気孔５は、図４のシム板１１と同様に、図５（ａ）のシム板14Ａを使用することで、多数の孔の集合として加圧空気孔群5Ａとしてもよいが、図５（ｂ）のシム板14Ｂを使用して複数個の長孔による加圧空気孔群5Ｂとすることもできる。更に、図５（ｃ）のシム板14Ｃを使用して単一の長孔による加圧空気孔群5Ｂとすることもできる。
【００１２】
エヤーブロック１３、１３には、加圧空気孔５に連通する加圧空気通路６を水平方向に形成する。更に、加圧空気通路６に連通する加圧空気供給孔７および加圧空気供給口８を設ける。
【００１３】
エヤーブロック１３の底面１３ａと加圧空気通路６との間に、第２加圧空気孔９を設ける。第２加圧空気孔９は図６に示すごとく、加圧空気孔５と同様に、多数の孔の集合として第２加圧空気孔群９Ａとしてもよいが、複数個の長孔による第２加圧空気孔群９Ｂ、または単一の長溝により第２加圧空気孔群９Ｃとしてもよい。
【００１４】
図7および図８は，第２実施例のノズルチップ１Ｂを示し、第２加圧空気孔９を複列構成とするものである。他の構成は前述した第１実施例と同様である。
図３において、仮想線で示す第２加圧空気孔９を追加する。
【００１７】
図１５を参照して、本発明のカーテンファイバー状スプレー塗布装置は、塗布ノズル孔群２より吐出する多数のホットメルト接着剤ビートｈの前後両側に、加圧空気孔５よりの加圧空気流Ｋ1を作用させることで、カーテンファイバー状ホットメルト接着剤Ｈを形成し、カーテンファイバー状の薄い膜として基材にスプレー塗布する。
更に、加圧空気流Ｋ1の前方および後方に、第２加圧空気孔９より吐出する第２加圧空気流のＫ2を形成し、第1加圧空気流Ｋ1の外側に、カーテンファイバー状ホットメルト接着剤Ｈの前方側および後方側に第２加圧空気流によるエヤーカーテンＣを形成する。
【００１８】
エヤーカーテンＣの形成により、図１６に示す随伴エヤーＫａの発生は阻止される。ノズルチップ底面１ａにホットメルト接着剤のオイル分や低分子分が微繊維状となって付着すること、塗布作業場内の塵埃が付着することによる堆積物Ａが発生することはない。
また、カーテンファイバー状ホットメルト接着剤Ｈは、前後にエヤーカーテンＣが存在することで、基材の近くまで、前後に広がることがなく、接着剤を効果的に基材に塗布することができる。
【００１９】
【発明の効果】
本願発明は、カーテンファイバー状ホットメルト接着剤Ｈの前方側および後方側に、第２加圧空気孔に案内されて垂直方向に降下する第２加圧空気流によるエヤーカーテンＣを形成したことにより、第２加圧空気孔からの第２加圧空気流（補助加圧空気流）Ｋ２の作用させたことにより、加圧空気流Ｋ１の外側に随伴エヤーＫ２を生じる問題点を解消することができて、ノズルチップの底面への付着物の除去清掃作業を不要とし、運転停止しての除去清掃作業のないことで、長期連続運転を可能として塗布コストを低減する効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本願発明の第１実施例のノズルチップの縦断面図。
【図２】同じく底面図。
【図３】図１のＳ−Ｓ線による断面図同じく平面図と対応させて接着剤孔、加圧空気孔、第２加圧空気孔の底面における位置の説明図。
【図４】接着剤孔を形成するためのシム板を示し、ａ図は正面図、ｂ図は底面図。
【図５】加圧空気孔を形成するためのシム板を示し、ａ図は多数の孔による加圧空気孔群、ｂ図は複数子の長孔による加圧空気孔群、ｃ図は単一の長孔による加圧空気孔をそれぞれ示す斜視図。
【図６】図５のシム板による加圧空気孔を示し、ａ図は多数の孔による加圧空気孔群、ｂ図は複数子の長孔による加圧空気孔群、ｃ図は単一の長孔による加圧空気孔をそれぞれ示す底面図。
【図７】本願発明の第２実施例のノズルチップの縦断面図。
【図８】同じく底面図。
【図９】削除
【図１０】削除
【図１１】削除
【図１２】削除
【図１３】カーテンファイバー状スプレー塗布装置の大要を示す正面図。
【図１４】同じく平面図。
【図１５】本願発明の作用を示す略図。
【図１６】同じく従来装置における作用を示す略図。
【符号の説明】
１ ノズルチップ
２ 塗布ノズル孔群
５ 加圧空気孔
６ 加圧空気通路
９ 第２加圧空気孔
10 三角ノズルブロック
13 エヤーブロック
13ａ 多孔体エヤ−ブロック
15 多孔体エヤ−ブロック
ｈ ホットメルト接着剤ビート
Ｈ カーテンファイバー状ホットメルト接着剤
Ｋ1 加圧空気流
Ｋ２ 第２加圧空気流
Claims (3)
- 多数の塗布ノズル孔を塗布ラインの搬送交差方向に配置して塗布ノズル孔群を形成し、該塗布ノズル孔群の前方および後方に塗布ノズル孔群に接近して加圧空気孔を形成し、塗布ノズル孔群より吐出する多数のホットメルト接着剤ビートの前後両側に加圧空気孔よりの加圧空気流を作用させることで、ホットメルト接着剤をカーテンファイバー状の薄い膜として基材にスプレー塗布する、カーテンファイバー状スプレー塗布装置において、
前記加圧空気孔の前方側および後方側に、加圧空気孔と間隔をおいてノズル底面視で塗布ラインの搬送交差方向の長さを有し、塗布ノズル孔群および加圧空気孔と間隔をおいて平行しており、縦断面視で垂直方向に長さを有するところの第２加圧空気孔を形成し、
第１加圧空気流Ｋ１の外側に、間隔をおいて、塗布ラインの搬送交差方向の長さを有しかつ垂直方向に降下する第２加圧空気流Ｋ２を供給することで、
カーテンファイバー状ホットメルト接着剤の前方側および後方側に第２加圧空気流によるエヤーカーテンＣを形成することを特徴とする、カーテンファイバー状スプレー塗布装置。 - 第２加圧空気孔を複数列としたことを特徴とする、請求項１に記載するカーテンファイバー状スプレー塗布装置。
- 多数の塗布ノズル孔を塗布ラインの搬送交差方向に配置して塗布ノズル孔群を形成し、該塗布ノズル孔群の前方および後方に塗布ノズル孔群に接近して加圧空気孔群を形成し、塗布ノズル孔群より吐出する多数のホットメルト接着剤ビートの前後両側に加圧空気孔よりの加圧空気流を作用させることで、ホットメルト接着剤をカーテンファイバー状の薄い膜として基材にスプレー塗布する、カーテンファイバー状スプレー塗布装置において、
一対の三角ノズルブロックの接合面に塗布ノズル孔群を形成し、空気通路を有するエヤーブロックを前記三角ノズルブロックの前方側および後方側に連接して、三角ノズルブロックとエヤーブロックとの間で加圧空気孔を形成し、前記エヤーブロックに空気通路に連通するとともに、
前記加圧空気孔の前方側および後方側に、加圧空気孔と間隔をおいてノズル底面視で塗布ラインの搬送交差方向の長さを有し、塗布ノズル孔群および加圧空気孔と間隔をおいて平行しており、縦断面視で垂直方向に長さを有するところの第２加圧空気孔を形成し、
第１加圧空気流Ｋ１の外側に、間隔をおいて、塗布ラインの搬送交差方向の長さを有しかつ垂直方向に降下する第２加圧空気流Ｋ２を供給することで、
カーテンファイバー状ホットメルト接着剤の前方側および後方側に第２加圧空気流によるエヤーカーテンＣを形成することを特徴とする、カーテンファイバー状スプレー塗布装置。
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| JP2002102765A JP2002102765A (ja) | 2002-04-09 |
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| US9702789B2 (en) | 2012-10-31 | 2017-07-11 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Method and apparatus for distributing particulate material along a tire footprint during tire test |
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| US20110304868A1 (en) * | 2009-02-27 | 2011-12-15 | Mimaki Engineering Co., Ltd. | Inkjet printer, inkjet head, and printing method |
| JP5663253B2 (ja) * | 2010-09-28 | 2015-02-04 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品に係る接着剤塗布装置、及び接着剤塗布方法 |
| JP2014008427A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-20 | Suntool Co Ltd | 塗布ライン上面を走行中の基材へのホットメルト接着剤塗布装置 |
| DE102014100605A1 (de) | 2014-01-21 | 2015-07-23 | Paperchine Gmbh | Düsenanordnung mit selbstreinigender Frontfläche |
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