JP4529060B2 - シート状等の被塗物に液体を塗布する装置及び方法 - Google Patents

シート状等の被塗物に液体を塗布する装置及び方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙おむつ等のPE製のバックシートや不織布等の平面・平板形状を有したシート状の被塗物、或いは、糸状、紐状又は帯状等の被塗物に、非接触状態で配置された塗布装置の液体供給口からホットメルト接着剤などの液体を吐出し、該被塗物に液体を塗布し、他の基材に接着させるときなどに用いる、シート状等の被塗物に液体を塗布する装置と方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、紙おむつ等のPE製バックシートや不織布等の平面(平板)形状を有したシート状の被塗物、或いは、糸状、紐状又は帯状の被塗物に、非接触状態に配置された塗布装置の接着剤供給口から接着剤を吐出し、該被塗物に例えば接着剤としてのホットメルトを塗布する装置として、多くのスプレー装置が用いられている。例えば、そのスプレー装置のスプレーの形態としては、霧化スプレー、スパイラルスプレー、スロットスプレー、或いは、コントロールウイーブなどが挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のスプレー装置では、ホットメルト塗布の際の問題として、ホットメルトの飛散、ボタオチ、オーバースプレーが挙げられる。また、被塗物に塗布されたホットメルトパターンの問題として、塗布パターンの安定性が悪い、間欠性が悪い点が挙げられる。特に、一つの吐出口(ノズル)から吐出され塗布された、パターン内のホットメルトの分布が片寄り、均一化できないという問題があった。また、接着剤の選定に際しても、スプレー性能を重視したホットメルトの選定が必要であった。
【0004】
本発明は以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、平面形状を有したシート状等の被塗物に液体吐出口から吐出されてジグザグ状(シーム状)に塗布されるホットメルト接着剤等の液体の該ジグザグ状塗布パターンの振幅(振動)の変動を防いで、液体の塗布パターンの安定性を極めて良くすることができ、また、液体の供給の停止に伴う液体の切れ性を良くして該塗布パターンの間欠性を良くすることのできるなどしたシート状等の被塗物に液体を塗布する装置及び方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は次のような構成とした。
(1)走行する長尺のシート状等の被塗物に接着剤等の液体を塗布する装置であって、
(a)液体の供給を開始及び停止する弁機構と、
(b)被塗物の走行方向と交差する方向に隣接し、該弁機構を通して供給される液体を吐出する少なくとも2個の液体吐出口と、
(c)該各々の液体吐出口に対して被塗物の走行方向と交差する方向の両側に配設され、該被塗物が位置する側の下方に向けて、かつ該液体吐出口から吐出されたビード状の液体に向けてシームエアを噴出させる2個のシームエア噴出口と、
(d)該各々の液体吐出口に対して被塗物の走行方向の上流側と下流側の両側に液体吐出口に近接して設けられ、該被塗物が位置する側の下方に向けてアシストエアを噴出させる2個のアシストエア噴出口と、
(e)少なくとも該隣接する液体吐出口と液体吐出口の間に設けられ、該液体吐出口、該シームエア噴出口、及び該アシストエア噴出口よりも下方に突出した隔壁と、
を備えたシート状等の被塗物に液体を塗布する装置とした。
【0006】
(2)上記(1)の装置において、該隔壁は、さらに、被塗物の走行方向と交差する方向の塗布装置の端部側に位置した液体吐出口に近接する塗布装置の端部にも設けた構成にした。
【0007】
(3)走行する長尺のシート状等の被塗物に接着剤等の液体を塗布する方法であって、液体の供給を開始及び停止する弁機構と、被塗物の走行方向と交差する方向に隣接し、該弁機構を通して供給される液体を吐出する少なくとも2個の液体吐出口と、該各々の液体吐出口に対して被塗物の走行方向と交差する方向の両側に配設され、該被塗物が位置する側の下方に向けてシームエアを噴出させる2個のシームエア噴出口と、該各々の液体吐出口に対して被塗物の走行方向の上流側と下流側の両側に液体吐出口に近接して設けられ、該被塗物が位置する側の下方に向けてアシストエアを噴出させる2個のアシストエア噴出口と、少なくとも該隣接する液体吐出口と液体吐出口の間に設けられ、該液体吐出口、該シームエア噴出口、及び該アシストエア噴出口よりも下方に突出した隔壁と、を備えた塗布装置を用い、
(a)シート状等の被塗物に非接触状態で配置された該塗布装置の液体吐出口から液体を吐出する工程と、
(b)該液体吐出口から吐出されたビード状の液体に向けて、該塗布装置の該シームエア噴出口からシームエアを噴出して、該ビード状の液体を走行するシート状等の被塗物の走行方向と交差する方向に振幅させる工程と、
(c)該振幅したビード状の液体を走行するシート状等の被塗物の表面に付着させる工程とからなり、
(d)前記した(a)から(c)の工程が、該塗布装置の該アシストエア噴出口からアシストエアを噴出させながら行われるようにして、シート状等の被塗物に液体を塗布する方法とした。
【0008】
【作用】
塗布する液体としてホットメルト接着剤を適用する場合を説明すると、液体供給装置としての公知の接着剤供給装置から供給された液体としての例えばホットメルト接着剤は、接着剤の供給を開始及び停止する弁機構を備えた塗布装置の弁機構を開弁操作することにより、高速で走行する例えばシート状の被塗物としての例えば使い捨ておむつ用のバックシートの上方に、該バックシートと非接触に配設された液体吐出口としての接着剤吐出口から連続したビード状に吐出される。該接着剤吐出口から吐出された連続した接着剤ビードに向けて、接着剤吐出口に対して被塗物の走行方向と交差する方向の両側に配設したシームエア噴出口(パターンエア噴出口とも言われる)からシームエア(パターンエアとも言われる)を噴出させると、シームエアは接着剤ビードに接触して接着剤ビードが振幅(振動)運動を起こす。
【0009】
この振幅運動は接着剤吐出口を中心として、シームエア噴出口方向、即ち、被塗物の走行方向と交差する方向に波状(ジグザグ状又はシーム状)に振幅する。この振幅した接着剤ビードを、被塗物である走行するバックシートの表面に、該シートの走行方向に対して交差する方向、即ち、左右方向に所定の振幅を有せしめて連続して、付着させる。従って、前記接着剤吐出口に対するシームエア噴出口の位置関係は、走行するバックシートの走行方向に交差する方向で配設されなければならない。
【0010】
そして、これらの塗布作業は、塗布装置の接着剤吐出口に対してバックシートの走行方向の上流側と下流側の両側に近接して設けたアシストエア噴出口からアシストエア(補助エア)を噴出させながら行われる。これにより、接着剤吐出口のクリーニングが行われると共に、該接着剤吐出口から吐出され該シームエアにより波状に振幅されたビード状接着剤の不規則な揺れを防止してバックシートの走行方向に交差する方向の左右方向へ規則正しい振幅を起こす。
【0011】
即ち、このことは、シートの走行方向の波状パターンのピッチの振れが抑えられることでもあり、同時に、接着剤の供給を停止したときに走行中のシートに接着剤吐出口付近に残留した接着剤が糸を引くようにして垂れ落ちシートの裁断部まで達するという、所謂、接着剤の切れ性が悪くなる、という現象を防止し、接着剤の切れ性を良くして間欠性を良くすることでもある。
【0012】
接着剤吐出口の両側にあるアシストエア噴出口の位置は、接着剤吐出口からの距離(ピッチ)が適性位置よりも小さく(狭く)なると波状パターンの振幅(振動、振れ)がより広くなり、波状パターンが不安定となり振れ方が乱れてくる傾向になる。従って、アシストエア噴出口は接着剤供給口からの距離を適性に選ぶことが重要であり、このことによって塗布パターンの安定性を極めて良くすることができる。因みに、アシストエアを供給すると、供給しないときに比べて振幅(振れ幅)を広げることができる。
【0013】
この接着剤ビードの波状パターンの安定性は、バックシート等、特に被塗物が平面(平板)形状のものに接着剤の塗布をするに際して重要である。即ち、紙おむつ等のバックシートは所定のパターンで接着剤が塗布され、これが例えば別の不織布等の基材と張り合わせられるが、この張り合わせ接着において、当該バックシートに、塗布むらなく、かつ、必要な最小範囲に必要なパターンで接着剤を塗布することが基本的に必要であると共に、当該バックシートに塗布された接着剤のパターンが近接するパターンと部分的に重なり合うなどすると、接着剤の塗布厚さが大となり、おむつとして強張りが出て装着感を損ねるばかりでなく接着剤の無駄遣いにもなる。
【0014】
しかして、本発明では液体吐出口としての接着剤吐出口は走行方向に交差する方向に少なくとも2個設けられ、従って、バックシートの表面にはその走行方向に少なくとも2条の波状(ジグザグ状、シーム状)パターンが並行して形成される。この場合に、本発明では、この接着剤噴出口と接着剤噴出口の間に隔壁が設けられることにより、各々の接着剤噴出口から吐出され、各々のシームエアによって形成された各々の波状の接着剤ビードへの、隣接する接着剤吐出口のシームエア及びアシストエアによる干渉が効果的に防がれ、該各々の接着剤吐出口から吐出されて形成される波状の接着剤ビードの乱れが防止され、各々の接着剤吐出口から吐出される接着剤ビードの波状パターンが極めて安定化される。また、隣接する波状パターン同士の干渉も防がれる。
【0015】
前記アシストエアによるクリーニング作用は、被塗物であるバックシートや不織布等から発生され空気中に浮遊する微細な粉塵が接着剤吐出口部に付着し、時間の経過と共に堆積して固化し、安定した塗布の妨げになったり、接着剤の吐出が困難になったりする現象を回避させる。また、前記隔壁は、塗布装置に他の物体が当接したときなどに接着剤吐出口やアシストエア噴出口等の塗布装置の本体部を保護するガードの作用もする。
【0016】
本発明では、被塗物が糸状又は紐状物であっても、振幅した接着剤ビードを、該被塗物の走行方向と交差する方向に付着させることができる。糸状又は紐状物の表面に付着した接着剤は、付着後に粘性液状体としての流動挙動を起し、糸状又は紐状物の下側面まで垂れ込むようにして回り込むと共に平滑化して、糸状又は紐状物を包み込むように全周に塗布される。
【0017】
塗布装置に設ける隔壁を、接着剤吐出口の間だけでなく、さらに、被塗物の走行方向と交差する方向の塗布装置の端部側に位置した接着剤吐出口に近接する塗布装置の端部にも設ける構成とすると、接着剤ビードの該塗布装置の端部の外側への広がりを防いで被塗物のバックシート面に塗布される多条の波状パターンの最外側の接着剤ビード端部(折返端)を走行方向に一直線上に置くことが可能になる。以上は、塗布する液体としてホットメルト接着剤の場合を示したが、本発明は液体塗料(コーティング剤)等の液体の塗布にも適用できるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、本実施形態は、1個の塗布装置で同時に4条の接着剤の塗布パターンを形成する構成のものを取り上げたが、これに限定されるものではない。また、塗布液としてホットメルトの接着剤を取り上げたが、これに限定されるものでなく、液体塗料等の他の液体であってもよいものである。図面はいずれも本発明の一実施形態を示すものであり、図1は塗布装置の正面図、図2は図1の縦断側面図、図3は図2におけるA側から見たノズルブロック図、図4は図2のB側から見たノズルブロック図、図5は図4のC−C断面図、図6はノズルブロックの底面図、図7は接着剤の塗布状態を示す模式図、図8はバックシート上への接着剤の塗布状態(パターン)を示す平面図である。
【0019】
図において、1は塗布装置であり、該塗布装置1は操作エア30によって開閉操作される弁機構15を有する構造をしている。即ち、2は塗布装置1を構成するガンボディで、該ガンボディ2の上部にはシリンダ2aが形成され、該シリンダ2aの内部には上下動づるピストン5が装着されている。ガンボディ2の上部にはピストンカバー3が複数のボルト4で取付けられている。25は、ばねで、該ばね25はピストン5を常時下方へ付勢している。
【0020】
ピストン5には、弁ロット6が連結され、該弁ロット6はガンボディ2内の小径部に設けたシール部材7及び8を貫通して液室9まで伸びている。また、ガンボディ2の下部には、アダプタ12が複数のボルト13によって取付けられている。該アダプタ12の内部には、液室9に連通するバルブシート部12aと、該バルブシート部12aの下流側に接着剤通孔12bが形成されている。接着剤通孔12bは、その下部をL字状に曲げられてアダプタ12の平面部12cに開口している。前記弁ロット6とアダプタ12のバルブシート部12aが協働して弁機構15を構成し、該弁機構15は前記ばね25の付勢力で常時、閉弁状態に維持される。
【0021】
10はノズルブロック、11はノズル押え板であり、該ノズルブロック10及びノズル押え板11は複数のボルト19によってアダプタ12の平面部12cに重ね合わせられて取付けられる。ノズルブロック10の形状は、図3乃至図6に詳しく示されている。即ち、ノズルブロック10には、ボルト19用の取付穴10aが設けられている。A面側には接着剤31用の三角溝10bが形成されており、該三角溝10bの底部において略等間隔で三角溝10bから水平方向にブロック10の内部途中まで延びた4本の通孔が穿設されており、該それぞれの通孔の端部から別の通孔が略等間隔で下方向に延ばされて形成されている。
【0022】
そして、該別の通孔の下端はノズルブロック10の下面に突出されて形成された突出部10cの下端に開口し、該開口は接着剤吐出口16を構成する。即ち、4個の接着剤吐出口16がノズルブロック10の幅方向(即ち、被塗物であるシート14の走行方向と直交する方向)に略等間隔で形成されている。前記したアダプタ12の接着剤通孔12bは三角溝10bの頂点部に開口する。
【0023】
10dはノズルブロック10を貫通するエア32用の通孔であり、該通孔10dは2つ設けられ、ノズルブロック10のB面側で下方に延びるエア溝10eと連通している。該エア溝10eはその下端でノズルブロック10の幅方向に延びた横長のエア溝10fに連通されており、さらに該エア溝10fの下部から水平状にノズルブロック10のほぼ内部途中まで延びた複数(8個)のシームエア孔10mが穿設されている。そして、該ノズルブロック10の幅方向に隣り合う2個ずつのエア孔10mはノズルブロック10の下面でそれぞれの接着剤吐出口16の両側(即ち、該接着剤吐出口16を中心として被塗物のシート14の走行方向と直交する方向の両側)で開口するシームエア(パターンエアとも言われる)噴出口10gと連通されている。
【0024】
該シームエア噴出口10gは、突出部10cの取付起端に突出部10cの傾斜角と同一角度で接着剤供給口16の縦軸線に向けて斜めに開口されている。また、該シームエア噴出口10gは、直径0.3〜1.0mmとされ、接着剤吐出口16に対する角度θを突出部10cの傾斜角と同一の10〜20度の範囲になるように穿設されることにより好結果が得られる。なお、該シームエア噴出口10gは突出部10cの取付起端に設けることにより穿設加工が容易に行われる。
【0025】
一方、前記横長のエア溝10fからは、下方に延びた2本のアシストエア溝10hがエア溝10fと連通されて形成され、その下方には該アシストエア溝10hと連通した横細のアシストエア溝10iが形成され、さらに、該エア溝10iは接着剤吐出口16の開口と同一面の突出部10cの下面に開口する一方側のアシスト(補助)エア噴出口10kと連通されている。一方、接着剤吐出口16に対する他方側のアシストエア噴出口10kは、該横細エア溝10iから水平状に穿設されたアシストエア孔10j、さらに、ノズルブロック10の幅方向にわたって穿設されたアシストエア孔101を介して、連通され、接着剤供給口16の開口と同一面の突出部10cの下面に開口されている。
【0026】
即ち、アシストエア噴出口10kは各々の接着剤吐出口16を中心として被塗物であるシート14の走行方向の上流側と下流側の両側に各々、等間隔で開口形成されている。本実施形態では、アシストエア噴出口10kは接着剤吐出口16との距離(ピッチ)を1.2mm程度に設定されることで好結果が得られる。
【0027】
ノズルブロック10には、その下面10nに、隣接する接着剤吐出口16と接着剤吐出口16との間に隔壁としての隔壁板17が、シート14の走行方向の幅を接着剤吐出口16及びアシストエア噴出口10kが開口する突出部10cと同一にして、かつ、下面10nから下方への突出高さを該突出部10cよりも高くして所定の高さで下方に突出して、設けられている。そして、本実施形態では、ノズルブロック10の幅方向の端部に位置した接着剤吐出口16に近接したノズルブロック10の幅方向の端部の下面10nにも、該接着剤吐出口16の間に設けられた隔壁板17と同一形状、高さの隔壁板17が設けられている。
【0028】
以上のように形成されたノズルブロック10は、ノズル押え板11とともにアダプタ12の平面部12cに重ね合わせられて一体に取付られることにより、ノズルブロック10のA面に設けた三角溝10bはアダプタ12の平面部12cによって閉じた空間になり、接着剤31の通路として機能し、また、B面に設けたエア溝10e、10f、アシストエア溝10h、10iはノズル押え板11によって閉じた溝となり、それぞれエア通路、アシストエア通路として機能する。
【0029】
ガンボディ2には、ピストン5の下面のピストン2aも通じる操作エア通孔2bと、液室9に通じる接着剤通孔2cが設けられている。そして、ガンボディ2は、アダプタ12とともに複数のボルト22によってマニホールド21に締結されている。また、アダプタ12には、マニホールド21の合わせ面にエア(シームエア及びアシストエア)用の横長溝12dが形成されている。そして、該横長溝12dに連通させて前記ノズルブロック10の2つのエア通孔10dに通じる2本のエア通孔12eが設けられている。
【0030】
マニホールド21には、ガンボディ2に設けた操作エア通孔2bに連通する操作エア供給孔21a、及び、接着剤通孔2cに連通する接着剤供給孔21bと、アダプタ12の横長溝12dに連通するエア供給孔21cが設けられている。そして、該操作エア供給孔21a及びエア供給孔21cは、それぞれ独立にエアの圧力、流量、温度等の調整機能と、オン・オフ制御機能を備えたエア供給制御装置23とホース等の管路を介して接続される。また、接着剤供給孔21bは、これも圧力、流量、温度などの制御機能を備えた接着剤供給装置24とホース等の管路を介して接続される。
【0031】
次に、このように構成された塗布装置1の作用を説明する。まず、接着剤供給装置24から供給される液体としてのホットメルト接着剤(以下、単に接着剤という)31は、マニホールド21の接着剤供給孔21b及びガンボディ2の接着剤通孔2cを通って液室9内に貯溜される。そして、エア供給制御装置23から供給される操作エア30をマニホールド21の操作エア供給孔21a及びガンボディ2の操作エア通孔2bを通してピストン5の下面のシリンダ2a内に供給すると、ピストン5及び操作ロット6は、ばね25の付勢力に抗して上方へ作動し、弁機構15を開弁させる。
【0032】
そして、弁機構15が開弁している間、液室9内の接着剤31はアダプタ12の接着剤通孔12b及びノズルブロック10の三角溝10bを通って各々の接着剤吐出口16から連続したビード状に吐き出される。そして、エア供給制御装置23から供給されるエア32を、マニホールド21のエア供給孔21c、アダプタ12のエア通孔12e、ノズルブロック10のエア通孔10d、エア溝10e、10f、10mを通して各々の接着剤吐出口16の、被塗物であるシート14の走行方向と直交する方向の両側に設けたシームエア噴出口10gからシームエア(パターンエア)33として突出部10cの傾斜壁に沿わせて噴出させる。
【0033】
そして、このシームエア33の噴出と同時に、ノズルブロック10のエア溝10fから分岐したアシストエア溝10h、10i、アシストエア通孔10j、101を介して各々の接着剤吐出口16に対してシート14の走行方向の上流側と下流側の両側に設けたアシストエア噴出口10kからアシストエア(補助エア)34を真下方向に向けて噴出させる。そうすると、該各々の接着剤吐出口16から吐出されたビード状の接着剤31は、シームエア33の影響を受けて左右(シート14の走行方向と交差する方向)に波状(ジグザグ状、シーム状)の振幅(振動)運動を起こす。
【0034】
このとき、該ビード状の接着剤31はアシストエアの影響を受け、シームエアにより左右に振幅された該ビード状接着剤31の不規則な揺れを防止してシート14の走行方向に交差する方向の左右方向へ規則正しい振幅を保つ。さらに、隣接する接着剤吐出口16の間に設けた隔壁板17の作用により、各々の接着剤吐出口16に対して噴出されるシームエア及びアシストエアと、隣接する接着剤吐出口16に対して噴出されるシームエア及びアシストエアとの干渉が、防止され、各々の接着剤吐出口16のシームエア、アシストエアの作用が独立して行われることにより、各々の接着剤吐出口16から吐出されるビード状の接着剤31の乱れが防止され、当該左右方向の規則正しい振幅運動が確実に保たれる。その様子を図7に示す。
【0035】
従って、各々の接着剤吐出口16から吐出されるビード状の接着剤31の該左右方向の振幅は規則正しく保たれ、ジグザグパターンが極めて安定化され、また、隣接する接着剤吐出口16から吐出されて形成されるビード状接着剤のジグザクパターン同士の干渉(オーバーラップ)も防がれる。なお、塗布装置1のノズルブロック10の幅方向両端部に設けた隔壁板17によって端部に位置した接着剤吐出口16から吐出されて形成されるジグザグ状のパターンのノズルブロック10の外側への広がりを防止することができ、中間部に位置した接着剤吐出口16から吐出されて形成されるジグザグ状パターンと同等のパターンを形成させることができる。このように隔壁板17の作用により、多条のジグザグ状パターンを極めて安定化させることができる。
【0036】
なお、アシストエアにより、シート14の走行方向のジグザグ状パターンのピッチの振れも防止されると共に、弁機構15の閉操作により接着剤の供給を停止したときに、接着剤の切れ性が良くされ、間欠性が良くされる。
また、アシストエアは接着剤吐出口16のクリーニング作用も行い、被塗物であるバックシート14などから発生され空気中に浮遊する微細な粉塵が接着剤吐出口16部に付着し、時間の経過と共に堆積して固化し、安定した塗布の妨げになったり、接着剤の吐出が困難になったりする現象を回避させる。
また、前記隔壁板17は接着剤吐出口16アシストエア噴出口10kが開口位置した突出部10cの先端を保護するガードの役目をさせることができる。
【0037】
このようにして、各々の接着剤吐出口16から吐出されて安定したジグザグ状のパターンが形成されたビード状接着剤31は、接着剤吐出口16の下方に非接触状態で連続的に移送されるシート14の表面に連続して塗布される。このときの様子を図8に示す。図8において、シート14の走行方向に連続してジグザグ状の接着剤パターンが走行方向に4条(P1、…、P4)、並べられて塗布されている。各々の条において、ジグザグ状パターンは左右方向に極めて規則正しい安定した振幅(振動)をシート14の走行方向に繰り返している。
【0038】
なお、以上の実施形態において、接着剤吐出口16から吐出されたビード状の接着剤は、実際はシームエアの作用により下方に引延ばされ細長いファイバー(フィラメント)状の接着剤とされるものであるが、このファイバー状の形態の接着剤もビード状接着剤として表現して説明した。そして、図7においても、説明を分かりやすくするため直径の太いビード状の接着剤として示した。しかし、図8においては、シート14上に塗布されたパターンは線状のファイバー状の接着剤で示した。
【0039】
このようにして接着剤が塗布されたシート14は、その下流で図示していない例えば不織布等の別の基材とロールの上等で張り合わせ(ラミネーション)接着される。接着剤の吐出の停止は、エア供給制御装置23の操作によりピストン5の下面に供給している操作エアを開放することにより、ばね25の付勢力によってピストン5及び弁ロット6が下方へ移動し、弁機構15が閉弁することにより、行われる。このように弁機構の開閉操作によって、例えば使い捨て紙おむつ1個ごとに対応した接着剤の間欠的な塗布が行われる。
【0040】
本発明では、一つの塗布装置1、即ち、一つのノズルブロック10に複数(本実施形態では4個)の接着剤等の液体の吐出口16を設けるので、各々の吐出口16の温度が均等化されているため、各々の吐出口16から吐出される液体の温度、粘度のばらつきがなく、各々の吐出口16から均等量の液体が吐出され、一つの塗布装置当たりの液体の分布を良いものすることができる。また、液体の供給を停止したときに、シームエア及びアシストエアよって瞬間的に吐出口16に残留した液体を切るので、液体の飛散やボタオチを防ぐことができ、良質な塗布仕上がり製品を得ることができる。そして、液体としての接着剤が塗布された被塗物を弾性体に接着した場合、少ない塗布量にて接着強度を有せしめることができるようになった。さらに、ホットメルト接着剤の選定範囲を広いものとすることができるようになった。
【0041】
【実験例】
次の条件のもとで、バックシート14にホットメルト接着剤を塗布する実験を繰り返し行い、いずれも図8に示すような規則正しいジグザグ状パターンを形成した良好な塗布結果が得られた。即ち、
▲1▼被塗物であるシート状のバックシート:材質 OPPフィルム、厚み 20μm(ミクロン)、幅 300mm、走行速度 30〜300m/min
▲2▼使用接着剤の種類:ゴム系ホットメルト接着剤
▲3▼接着剤の加熱溶融温度:160℃
▲4▼接着剤吐出口から被塗物までの距離:25mm
▲5▼接着剤吐出口の口径:0.5mm
▲6▼接着剤の吐出圧力:0.1MPa〜1.0MPa
▲7▼シームエア噴出口径:0.5mm
▲8▼シームエア噴出圧力:0.02MPa〜0.2MPa
▲9▼アシストエア噴出口径:0.5mm
▲10▼アシストエア噴出圧力:0.02MPa〜0.2MPa
▲11▼隣接する接着剤吐出口のピッチ:5.4mm
▲12▼接着剤吐出口と片側のシームエア噴出口との距離:1.0mm
▲13▼接着剤吐出口と片側のアシストエア噴出口との距離:1.2mm
▲14▼隔壁板の高さ(ノズルブロック10の下面からの突出高さ):4.0mm
【0042】
以上の説明では、被塗物として、平面状(平板状)をしたバックシート14に接着剤を塗布する場合を示したが、本発明では、被塗物が糸状又は紐状又は帯状の物であっても、振幅した接着剤ビードを、該被塗物の走行方向と交差する方向に付着させることができる。例えば断面がほぼ丸状の糸状物の表面に付着した接着剤は、付着後に粘性液状体としての流動挙動を起し、糸状物の下側面まで垂れ込むようにして回り込むと共に平滑化して、糸状物を包み込むように全周に塗布される。
【0043】
また、被塗物として使い捨て紙おむつのバックシート14について説明したが、該紙おむつの場合でも当該バックシート14と張り合わせられる平板状の不織布が被塗物とされる場合もある。本発明は、被塗物としては、シート等の平板状であっても断面が丸状等のものであっても適用可能なものである。
【0044】
また、塗布する液体としてホットメルト接着剤の場合を示したが、本発明は液体塗料(コーティング剤)等、他の液体の塗布にも適用できるものである。
【0045】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、平面状のシート状等の被塗物に、ホットメルト接着剤等の液体を複数条のジグザグ状パターンで塗布するに際して、該ジグザグ状の塗布パターンの安定性を極めて良好に保って行うことができると共に、接着剤等の液体の切れ性を良くして該塗布パターンの間欠性を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗布装置の一実施形態を示す正面図である。
【図2】図1の縦断側面図である。
【図3】図2におけるA側から見たノズルブロック図である。
【図4】図2におけるB側から見たノズルブロック図である。
【図5】図4のC−C断面図である。
【図6】ノズルブロックの底面図である。
【図7】接着剤の塗布状態を示す模式図である。
【図8】接着剤のバックシート上への接着剤の塗布状態(ジグザグ状の塗布パターン)を示す平面図である。
【符号の説明】
1 塗布装置
2 ガンボディ
5 ピストン
6 弁ロット
9 液室
10 ノズルブロック
10c 突出部
10g シームエア(パターンエア)噴出口
10k アシストエア噴出口
11 ノズル押え板
12 アダプタ
12a バルブシート部
14 バックシート(被塗物)
15 弁機構
16 接着剤(液体)吐出口
17 隔壁板(隔壁)
21 マニホールド
23 エア供給制御装置
24 接着剤(液体)供給装置
30 操作エア
31 接着剤
33 シームエア(パターンエア)
34 アシストエア(補助エア)

Claims (3)

  1. 走行する長尺のシート状等の被塗物に接着剤等の液体を塗布する装置であって、
    (a)液体の供給を開始及び停止する弁機構と、
    (b)被塗物の走行方向と交差する方向に隣接し、該弁機構を通して供給される液体を吐出する少なくとも2個の液体吐出口と、
    (c)該各々の液体吐出口に対して被塗物の走行方向と交差する方向の両側に配設され、該被塗物が位置する側の下方に向けて、かつ該液体吐出口から吐出されたビード状の液体に向けてシームエアを噴出させる2個のシームエア噴出口と、
    (d)該各々の液体吐出口に対して被塗物の走行方向の上流側と下流側の両側に液体吐出口に近接して設けられ、該被塗物が位置する側の下方に向けてアシストエアを噴出させる2個のアシストエア噴出口と、
    (e)少なくとも該隣接する液体吐出口と液体吐出口の間に設けられ、該液体吐出口、該シームエア噴出口、及び該アシストエア噴出口よりも下方に突出した隔壁と、
    を備えたことを特徴とするシート状等の被塗物に液体を塗布する装置。
  2. 該隔壁は、さらに、被塗物の走行方向と交差する方向の塗布装置の端部側に位置した液体吐出口に近接する塗布装置の端部にも設けたことを特徴とする請求項1に記載のシート状等の被塗物に液体を塗布する装置。
  3. 走行する長尺のシート状等の被塗物に接着剤等の液体を塗布する方法であって、液体の供給を開始及び停止する弁機構と、被塗物の走行方向と交差する方向に隣接し、該弁機構を通して供給される液体を吐出する少なくとも2個の液体吐出口と、該各々の液体吐出口に対して被塗物の走行方向と交差する方向の両側に配設され、該被塗物が位置する側の下方に向けてシームエアを噴出させる2個のシームエア噴出口と、該各々の液体吐出口に対して被塗物の走行方向の上流側と下流側の両側に液体吐出口に近接して設けられ、該被塗物が位置する側の下方に向けてアシストエアを噴出させる2個のアシストエア噴出口と、少なくとも該隣接する液体吐出口と液体吐出口の間に設けられ、該液体吐出口、該シームエア噴出口、及び該アシストエア噴出口よりも下方に突出した隔壁と、を備えた塗布装置を用い、
    (a)シート状等の被塗物に非接触状態で配置された該塗布装置の液体吐出口から液体を吐出する工程と、
    (b)該液体吐出口から吐出されたビード状の液体に向けて、該塗布装置の該シームエア噴出口からシームエアを噴出して、該ビード状の液体を走行するシート状等の被塗物の走行方向と交差する方向に振幅させる工程と、
    (c)該振幅したビード状の液体を走行するシート状等の被塗物の表面に付着させる工程とからなり、
    (d)前記した(a)から(c)の工程が、該塗布装置の該アシストエア噴出口からアシストエアを噴出させながら行われること、
    を特徴とするシート状等の被塗物に液体を塗布する方法。
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