JP2004148167A - 粘性流体材料の塗布方法及び装置 - Google Patents

粘性流体材料の塗布方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】接触式スロットノズルを用いて凹凸のある被塗物に粘性流体材料を塗布する際に、粘性流体材料が接触式スロットノズルに堆積するの防止するための粘性流体材料の塗布方法を提供する。
【解決手段】粘性流体材料を塗布する方法において、被塗物を所定の搬送方向へ移動させ、スロットが設けられたノズルを移動している被塗物に接触させ、粘性流体材料をスロットから吐出して被塗物へ塗布し、所定の搬送方向においてスロットの下流側で、加熱された加圧ガスを噴射して、スロットから被塗物へ塗布された粘性流体材料を、噴射された加圧ガスにより被塗物へ押し付けるようにした。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表面に凹凸のある被塗物に接触するスロットノズルを用いて被塗物へ粘性流体材料を塗布する方法及び装置に関する。本発明は、特に、セルフクリーニングエアー噴射機構を備えた接触スロットノズルを用いて被塗物に粘性流体材料を塗布する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ホットメルト接着剤を吐出するためのスロットを設けたノズルが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、紙おむつ表面に接触してローションを塗布するためのスロットコートガンにおいて、ガンの塗布面にローションが付着するのを防止するため、接触部にセルフクリーニング機構を取り付けているものもある(例えば、非特許文献1参照。)これによりローションの雫が紙おむつの上に落ちない工夫がされている。しかし、ローション用のスロットコートガンは、ホットメルト接着剤のような高粘性溶融材料を不織布に接触塗布する方法に用いるのには適していない。
また、スロットノズルから吐出される接着剤の供給を遮断するときに、接着剤の切れが悪いために接着剤の尾の部分が発生する場合がある。この尾の部分の発生を防止して、接着剤の切れをよくするために、被塗物の搬送方向の上流側で、ジェットエアーを供給するノズル装置が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭62−129177号公報(第4頁、第2図乃至第4図)
【非特許文献1】
小坂芳治,「肌荒れを防止する紙おむつ表面へのローション塗布」,NONWOVENS REVIEW,1999年9月,第10巻,第3号,通巻第43号,p.20−21
【特許文献2】
特開平4−66158号公報(第2頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
スロットノズルは、面状塗布に適しており、特に、接触式のスロットノズルは、塗布材料が飛散しにくいという利点があるため、広く用いられている。しかし、接触式のスロットノズルの使用は、表面が平らなウエブへの材料の塗布に限られていた。
衛材業界では、近年特に商品の肌触りのソフト感を大変重要視している故に、紙おむつや生理用ナプキンなどの被塗物は、ソフトで表面の凹凸が大きいものが主流になってきている。すなわち、紙おむつや生理用ナプキンに使用される不織布の表面には、毛羽立ち、あるいは、スパンボンド、ヒートシールなどによりエンボスが形成されて凹凸がある。この様に凹凸のある不織布に、接触式のスロットノズルによりホットメルト接着剤を塗布しようとすると、ホットメルト接着剤のぼた落ちが発生して、見栄えが悪いという問題があった。また、ソフトな材料の被塗物は伸びも大きく、塗布の際の機械方向の張力が小さいために間欠塗布が難しいという問題もある。なお、非接触式のノズルを使用すれば、接着剤の塗布が容易になるが、その反面、非接触式のノズルを使用した場合には、接着剤の大気中への飛散がある程度ある。そこで、接触式のスロットノズルの使用が要求されている。
【0005】
図6は、従来の接触式スロットノズル130により、表面に凹凸のある不織布150にホットメルト接着剤140を塗布する様子を示す図である。
接触式スロットノズル130は、フロントブレード131とリアブレード132とからなる。フロントブレード131とリアブレード132との間には、スロット135が形成されている。
不織布150は、矢印Xで示す搬送方向に移動されている。
接触式スロットノズル130は、移動している不織布150に接触して、スロット135からホットメルト接着剤140を吐出する。スロット135が不織布150と接触しているときは、ホットメルト接着剤140aは、不織布150に充分に塗布される。しかし、不織布150の凹部150aにおいては、スロット135から吐出されたホットメルト接着剤140bは、凹部150aの底部と接触しないため不織布150に転写されずに、ノズル130の下流側に付着してしまうことがある。ノズル130の下流側に付着したホットメルト接着剤140cは、堆積して、ビルドアップとなり、これが落ちることにより、ぼた落ちが発生する。ここで、接触式ノズルによる塗布工程中に発生するホットメルト接着剤のノズルへの蓄積を「ビルドアップ」と称している。このぼた落ちは、製品の見栄えを悪くするという問題がある。
【0006】
あるいは、図7に示すように、不織布250が、二枚の不織布250a、250bから成り、不織布250aと不織布250bとの間に、伸縮性部材260が設けられている場合がある。この場合には、伸縮性部材260の部分に凸部250cが形成される。
図8は、不織布250を矢印Xで示す搬送方向に移動させながら、不織布250にスロットノズル230を接触させてホットメルト接着剤240を塗布するときの状態を示している。凸部250cの両端部の外側で、スロットノズル230が不織布250から離れてしまうため、不織布250に転写されなかったホットメルト接着剤240がスロットノズル230の搬送方向下流側の面に付着し堆積する。図9は、スロットノズル230を搬送方向下流側から図8の矢印IXに沿って見た図である。堆積したホットメルト接着剤240は、ビルドアップ240aとなり、これが落ちることにより、ぼた落ちが発生する。
【0007】
非特許文献1に開示されているセルフクリーニング機構を有するスロットコートガンは、ローションなどの低粘度液体材料の塗布には適している。しかし、ホットメルト接着剤のような高温の高粘度液体材料を塗布しようとすると、ホットメルト接着剤が冷えてしまうという問題があり、高温の高粘度液体材料の塗布には適していなかった。
【0008】
また、特許文献1に示すようなスロットノズルは、ウエブ上に面状に塗布材料を塗布する方法として広く利用されているが、それは連続的な塗布に限られていた。
塗布材料を急速に断続できる開閉弁をそのようなスロットノズルに設けることで、個別の必要場所のみに塗布材料を塗布可能となり塗布材料の消費量の大幅削減、カッター寿命の飛躍的な延長をもたらすことができた。
しかし、その断続スロットノズルは、塗布中にリッブ後縁に形成された材料が塗布停止時に引きずり出されるため、塗布中のダレ、出終わりのエッジの不揃い、引きずり等の不良エッジとなることがあり、ウエブとノズル間距離、ウエブ張力等の設置調整と、塗布材料の成分配合の調整等の微妙な機械初期調整でダレ、不良エッジの発生を防ぐ必要があった。
【0009】
特許文献2は、間欠塗布に使用されるスロットノズルから吐出される接着剤の供給を遮断するときに発生する接着剤の尾の部分を除去するために、被塗物の搬送方向においてスロットノズルの上流側にエアーを噴き出す空気孔を設けている。接着剤を吐出するノズル孔の上流側で空気孔からジェットエアーを供給することにより、接着剤の尾の部分を除去している。しかし、空気孔はノズル孔の上流側にあるため、ノズル孔の下流側に堆積したビルドアップを除去することはできない。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決する為に本発明では次のような粘性流体材料を塗布する方法とした。
すなわち、粘性流体材料を塗布する方法において、被塗物を所定の搬送方向へ移動させ、スロットを有するノズルを移動する被塗物に接触させ、粘性流体材料を前記スロットから吐出して被塗物へ塗布し、前記所定の搬送方向において前記スロットの下流側で、加熱された加圧ガスを噴射して、前記スロットから被塗物へ塗布された粘性流体材料を、噴射された加圧ガスにより被塗物へ押し付けることを特徴とした。
【0011】
加熱された加圧ガスをスロットの下流側で噴射することにより粘性流体材料の溜まりの発生を防ぎ、粘性流体材料を被塗物に均一に面状に塗布することができる。
【0012】
加圧ガスは、外部から加熱された圧縮空気などの加圧ガスをノズルへ直接導入してもよいし、ガン本体の内部に設けられた加熱器及びマニホルドを通過して、加熱された加圧ガスをノズルへ導入してもよい。外部から導入するタイプは、液及び水溶性樹脂用途であり、ガン本体での加熱タイプは、主にホットメルト樹脂用途である。
【0013】
加圧ガスは、カーテン状で常時噴射されているとよい。ノズルの下流側後縁部に堆積しようとする粘性流体材料は、下流側後縁部から常時噴き出す加圧ガスの流れによって被塗物に向かって吹き付けられるので、ノズル下流側後縁部に堆積しない。ノズル下流側後縁部に粘性流体材料が堆積しないので粘性流体材料のダレ、出終わりエッジの不良が無くなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の粘性流体材料の塗布方法に使用される塗布装置1の概略図である。塗布装置1は、ホットメルト接着剤などの粘性流体材料を供給するための粘性流体材料供給源2及び圧縮空気などの加圧ガスを供給するための加圧ガス供給源3に接続されている。塗布装置1は、ガン本体10と、マニホルド20と、ノズル30とから成る。ガン本体10の内部には、ノズル30から吐出される粘性流体材料の吐出開始及び停止を制御するための弁12が設けられている。弁12は、導管4を介して粘性流体材料供給源2と流体連通している。弁12からの粘性流体材料は、マニホルド20に設けられた導管5を介してノズル30へほぼ均等に分配される。ガン本体10の内部には、ノズル30から噴射される加圧ガスを加熱するための加熱器14が設けられている。加熱器14は、導管6を介して加圧ガス供給源3と流体連通している。加熱器14からの加圧ガスは、マニホルド20に設けられた導管7を介してノズル30へほぼ均等に分配される。
【0015】
図2は、ノズル30の断面斜視図である。ノズル30は、フロントブレード31、リアブレード32、及びエアーリップ33により構成されている。フロントブレード31の一面には、矩形のくぼみ31aが設けられており、くぼみ31aは、フロントブレード31の被塗物と接触する面31bで開放されている。フロントブレード31とリアブレード32をネジ34で締め付けたときに、粘性流体材料を吐出するためのスロット35が形成される。なお、フロントブレード31とリアブレード32の間にパターンブレード(不図示)を設けて、スロットを構成してもよい。くぼみ31aは、リアブレード32に設けられた導管32cを介して、リアブレード32に設けられたポート32aに流体連通されている。ポート32aは、マニホルド20に設けられた導管5と接続されて、粘性流体材料を受ける。
【0016】
エアーリップ33の一面には、矩形のくぼみ33aが設けられている。エアーリップ33とリアブレード32をネジ36で締め付けたときに、加圧ガスを噴射するための開口37が形成される。くぼみ33aは、エアーリップ33に設けられたエアーチャンバー33bと導管33cを介して、リアブレード32に設けられたポート32bに流体連通されている。ポート32bは、マニホルド20に設けられた導管7と接続されて、加圧ガスを受ける。
【0017】
図3は、ノズル30の底面図である。矢印Xで示す被塗物の搬送方向において、加圧ガスの開口37は、粘性流体材料のスロット35の下流側に配置されている。矢印Xで示す被塗物の搬送方向にほぼ直交する方向における開口37の長さL2は、スロット35の長さL1よりも0.1〜5mmほど長く設定されている。スロット35の長さL1よりも開口37の長さL2を長くすることにより、スロット35の端部から吐出される粘性流体材料がリアブレード32及びエアーリップ33に付着することを確実に防止できる。
【0018】
図4及び図5は、本発明により粘性流体材料40が被塗物50に塗布される様子を示す図である。被塗物50は、紙おむつ、生理用ナプキンなどの不織布である。被塗物50の表面には、毛羽立ち、あるいは、スパンボンド、ヒートシールなどによりエンボスが形成されて凹凸がある。
【0019】
図4において、被塗物50は、矢印Xで示す搬送方向に移動させられている。ノズル30は、移動する被塗物50に接触して配置されている。ノズル30のスロット35から粘性流体材料40が吐出されて、被塗物50上に面状に塗布される。被塗物50上に塗布された粘性流体材料40に向けて、開口37から加熱された加圧ガスが矢印Aで示すように噴射される。被塗物上に塗布された粘性流体材料は、噴射された加圧ガスにより被塗物に押し付けられる。なお、開口37は、スロット35よりも上方に距離Hだけ高い位置に配置されている。距離Hは、数十μmから数mmあればよい。開口37へ供給される加圧ガスの温度は、粘性流体材料の温度(粘性流体材料がホットメルト接着剤等の場合はその溶融温度は50〜250℃)よりも10〜20℃ほど高くなるように調整されている。
【0020】
図5は、被塗物50の表面の凹部50aに粘性流体材料40が塗布される様子を示している。スロット35から吐出された粘性流体材料40は、被塗物の搬送方向Xにおいてスロット35の下流側にある開口37から噴射される加熱加圧ガスAにより凹部50aの中へ押し込まれて、被塗物50に押し付けられる。したがって、凹部50aにおいても、粘性流体材料40が確実に被塗物50に塗布されるので、粘性流体材料40がリアブレード32やエアーリップ33に付着するのを防止できる。ゆえに、付着した粘性流体材料が堆積してビルドアップを形成し、そのビルドアップがぼた落ちするという従来技術における問題点を解消することができるという効果を奏する。
【0021】
なお、開口37へ供給される加圧ガスの圧力は、0.05×10Pa〜3.0×10Paほど大気圧よりも高く調整されているとよい。加圧ガスの圧力が0.05×10Paよりも小さいと、スロット35から吐出された粘性流体材料40を凹部50aに確実に押し込むことができなくなるからである。加圧ガスの圧力が3.0×10Paよりも大きいと、スロット35から吐出された粘性流体材料40を吹き飛ばしてしまい、被塗物50に塗布することができなくなるからである。
【0022】
加圧ガスとしては、スロット35から吐出する粘性流体材料40が例えばホットメルト接着剤の場合等、通常は圧縮空気が用いられるが、吐出する粘性流体材料40の性質、性状によって使い分けることができる。例えば粘性流体材料40が引火性の場合には加圧された窒素ガスや炭酸ガスなどの加圧された不活性ガスを使用することができる。
【0023】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、スロットから吐出された粘性流体材料は、スロットの下流側にある開口から噴射される加熱不活性ガスにより凹凸のある被塗物の凹部の中へ押し込まれて、確実に塗布される。したがって、粘性流体材料がノズルに付着して堆積してビルドアップを形成することを防止できる。故に、粘性流体材料のビルドアップがぼた落ちするという従来技術における問題点を解消することができるという効果を奏する。
【0024】
さらに、本発明によれば、ポーラスなウエブ材料に対し、カーテン状の加圧ガスで導かれる粘性流体材料がウエブ材料の深層まで拡散される(接着剤塗布の場合は接着力の向上)という効果、段のついたウエブ、凹凸の大きなウエブなどにおいて、スロットノズルが接触しているウエブのスロットノズルから離れた部分のウエブに対しても的確に粘性流体材料を塗布できるという効果も奏することができる。
【0025】
なお、スロット及び開口は、多数の孔の集合体と置き換えても、同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粘性流体材料の塗布方法に使用される塗布装置の概略図。
【図2】ノズルの断面斜視図。
【図3】ノズルの底面図。
【図4】本発明により粘性流体材料が被塗物に塗布される様子を示す図。
【図5】被塗物の表面の凹部に粘性流体材料が塗布される様子を示している図。
【図6】従来の接触式スロットノズルにより、表面に凹凸のある不織布にホットメルト接着剤を塗布する様子を示す図。
【図7】二枚の不織布の間に伸縮性部材を配置した不織布の断面図。
【図8】従来のスロットノズルにより、凸部を有する不織布にホットメルト接着剤を塗布する様子を示す図。
【図9】スロットノズルを搬送方向下流側から図8の矢印IXに沿って見た図。
【符号の説明】
1 塗布装置
2 粘性流体材料供給源
3 加圧ガス供給源
10 ガン本体
12 弁
14 加熱器
20 マニホルド
30 ノズル
35 スロット
37 開口
50 被塗物
50a 凹部
X 被塗物の搬送方向

Claims (6)

  1. 粘性流体材料を塗布する方法であって、
    被塗物を所定の搬送方向へ移動させ、
    スロットを有するノズルを移動する被塗物に接触させ、
    粘性流体材料を前記スロットから吐出して被塗物へ塗布し、
    前記所定の搬送方向において前記スロットの下流側で、加熱された加圧ガスを噴射して、前記スロットから被塗物へ塗布された粘性流体材料を、噴射された加圧ガスにより被塗物へ押し付けることを特徴とする方法。
  2. 被塗物の表面には凹凸があり、表面の凹部に粘性流体材料が押し込まれるように、被塗物へ塗布された粘性流体材料に対して加熱された加圧ガスを噴射することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記所定の搬送方向にほぼ直交する方向に、前記スロットの長さよりも大きい幅を有する加圧ガスの流れを噴出することを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 被塗物から離れて配置された開口から加圧ガスを噴射することを特徴とする請求項1乃至3に記載の方法。
  5. 粘性流体材料を塗布するための装置であって、
    所定の搬送方向へ移動される被塗物に接触可能なノズルと、
    前記ノズルを支持するためのガン本体と、
    粘性流体材料を前記ノズルへ供給するための材料供給手段と、
    加圧ガスを前記ノズルへ供給するためのガス供給手段とからなり、
    前記ガン本体の内部に、加圧ガスを加熱するための加熱器が設けられており、前記ノズルは、粘性流体材料を吐出するためのスロットと、前記所定の搬送方向において前記スロットの下流側に配置され、前記加熱器により加熱された加圧ガスを噴射するための開口とを有し、
    これによって、前記スロットから被塗物へ塗布された粘性流体材料を、噴射された加圧ガスにより被塗物へ押し付けることを特徴とする装置。
  6. 粘性流体材料を塗布するためのノズルであって、
    前記ノズルは、所定の搬送方向へ移動される被塗物に接触して被塗物へ粘性流体材料を塗布するためのものであり、
    前記ノズルは、ガン本体の内部に設けられた加熱器により加熱された加圧ガスを受けるマニホルドに取り付けられるように構成されており、
    前記ノズルは、粘性流体材料を吐出するためのスロットと、前記所定の搬送方向において前記スロットの下流側に配置され、前記マニホルドからの加熱された加圧ガスを噴射するための開口とを有することを特徴とするノズル。
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