JPH11290749A - 改良されたスロットスプレーガン装置 - Google Patents

改良されたスロットスプレーガン装置

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JPH11290749A
JPH11290749A JP10117800A JP11780098A JPH11290749A JP H11290749 A JPH11290749 A JP H11290749A JP 10117800 A JP10117800 A JP 10117800A JP 11780098 A JP11780098 A JP 11780098A JP H11290749 A JPH11290749 A JP H11290749A
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JP
Japan
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air
slot
spray gun
blocks
spray
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Pending
Application number
JP10117800A
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English (en)
Inventor
Ikuo Yamagata
育夫 山縣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nordson KK
Original Assignee
Nordson KK
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Publication date
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Publication of JPH11290749A publication Critical patent/JPH11290749A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B15/00Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
    • B05B15/50Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter

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  • Nozzles (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、スプレー塗布材がスロットノズル
孔やエア噴出口の先端部に付着堆積するのを防止し、い
つまでもきれいなウエブ状の塗布が行えるスロットスプ
レーガン装置を提供すると共に、更に長時間の連続使用
などにより、スプー塗布材がスロットノズル孔やエア噴
出口の先端部に付着堆積する現象が発生し、分解清掃を
余儀なくされた場合であっても、分解清掃に当たって付
着物を容易に取り除くことができる、スロットスプレー
ガン装置を提供することを目的とするものである。 【解決手段】 少なくとも、スロットスプレーガン装置
のスプレー塗布材を噴出するスロットノズルの先端部
と、エア吹き出しく口の先端部が、はっ水性離型性のコ
ーティング加工が施されていることを特徴とする、改良
されたスロットスプレーガン装置。さらに、はっ水性離
型性コーティング材として、PTFE−Niの無電解共
析によりコーティングされた、改良されたスロットスプ
レーガン装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホットメルト接着
剤やコーティング剤等のスプレー塗布材を、スロットノ
ズルから押し出し、エアが前記スロットノズルの両側か
ら押し出し中のスプレー塗布材に吹き付けられ、これに
よってスプレー塗布材をウエブ状にして、しかも間欠的
に又は連続的に基材表面に非接触状態で塗布するため
の、スロットスプレーガン装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】スプレイ塗布材をスロットノズルから押
し出し、エアが前記スロットノズルの両側から押し出し
中のスプレー塗布材に吹き付けられ、これによってスプ
レー塗布材をウエブ状にして、基材表面に非接触で塗布
するスロットスプレーガン装置が、特開平6−1703
08号公報に開示されている。該特開平6−17030
8号公報で開示されたスロットスプレーガン装置の構造
を、図1を用いて簡単に説明する。
【0003】すなわち、図1はスプレー塗布材とエアと
を共に噴出して、ウエブ状にした塗布材を非接触状態の
基材上に塗布するスロットスプレーガン装置1の一部断
面を示したものである。このスロットスプレーガン装置
1は、2つのダイブロック2及び3と、2つのエアブロ
ック4及び5とを備えている。また2つのダイブロック
2と3との間には、シム板材6が介在し、このシム板材
6によってスプレー塗布材の噴出通路であるスロットノ
ズル孔7が、ダイブロック2と3の間に形成される。
【0004】またダイブロック3にはスプレー塗布材の
通路8が形成され、エア操作型の開閉弁9の開操作時
に、塗布材供給装置10から供給されるスプー塗布材
を、通路8に受入れ、スロットノズル孔7へと流通させ
る。またダイブロック2及び3のスロットノズル孔7形
成部は、先端が先細り状に傾斜面を持って垂下してお
り、この傾斜面と、これに相似して設けられたエアブロ
ック4及び5の内側傾斜面との間に隙間が形成され、こ
れがエア噴出口11及び12として構成される。
【0005】そしてダイブロック2とエアブロック4と
によって構成されるエア噴出口11は、該エア噴出口1
1に連通するエア通路13及び14とダイブロック2に
設けた通路15とを介して、エアバルブ16と結ばれ
る。これと同様にダイブロック3とエアブロック5とに
よって構成されるエア噴出口12は、該エア噴出口12
に連通するエア通路17及び18とダイブロック3に設
けた通路19を介して、エアバルブ20と結ばれる。
【0006】そしてエアバルブ16及び20が開操作時
に、加圧空気源21から供給される圧縮エアが、空気ヒ
ータ22によって温度調節され、エアバルブ16及び2
0を通り、通路15及び19、エア通路14及び18、
更にエア通路13及び17を通してエア噴出口11及び
12から噴出される。
【0007】23はコントローラで、該コントローラ2
3は、制御用空気供給部24と、ソレノイド制御弁25
へ制御信号を送り、これによってエア操作型の開閉弁9
と、エアバルブ16及び20がそれぞれ独立に又は同時
に開閉操作される。
【0008】このように構成されたスロットスプレーガ
ン装置は、スプレー塗布材がスロットノズル孔7から噴
出すると、これに向けてエア噴出口11及び12から噴
出するエアによって薄いフイルム状あるいはウエブ状に
引き伸ばされて、被接触状態の被塗物すなわち基材上に
塗布するのに用いられる。そしてそれら一連の動作はコ
ントローラ23によって制御され、エア操作型の開閉弁
9の開閉操作により間欠的に塗布される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来技術には
次のような問題があった。すなわち、本スロットスプレ
ーガン装置は、スプレー塗布材が間欠的に噴出されるの
で、噴出停止時間が長くなったり又は長期間にわたって
連続運転が行われれると、ノズル先端部にスプレー塗布
材がしずく状に発生し、これが劣化を起こし、スロット
ノズル孔7先端部に付着堆積して、スロットノズル孔7
を狭め、きれいなウエブ状の塗布の妨げとなっていた。
【0010】またひどい場合には、スロットノズル孔7
ばかりでなく、スロットノズル孔7からにじみ出たスプ
レー塗布材が、エア噴出口11及び12の先端部にまで
回り込んで、エア噴出の妨げとなることもある。このよ
うな現象は、流体として反応型のコーティング剤や反応
型のホットメルト接着剤などを用いるときに顕著に現
れ、このような現象が発生すると、製品品質を著しく低
下させることにる。
【0011】従って従来はこのような現象が発生する
と、製造ライン全体を停止させ、スロットスプレーガン
装置1を分解して掃除しなければならず、その作業は大
変大掛かりであり、しかも、付着したスプレー塗布材の
硬化物が強固に付着しているので、容易に除去すること
ができず、むりして除去すると、作業中にノズル構成部
にきずを付けてしまうこともあった。そしてこれらの作
業には熟練と長時間を要していたので改善が求められて
いた。
【0012】本発明は、上記した問題点に鑑みてなされ
たものであり、スプレー塗布材がスロットノズル孔7や
エア噴出口11及び12の先端部に付着堆積するのを防
止し、いつまでもきれいなウエブ状の塗布が行えるよう
な、スロットスプレーガン装置を提供すると共に、更に
長時間の連続使用などにより、スプー塗布材がスロット
ノズル孔7やエア噴出口11及び12の先端部に付着堆
積する現象が発生し、分解清掃を余儀なくされた場合で
あっても、分解清掃に当たって付着物を容易に取り除く
ことができる、スロットスプレーガン装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明では次のような方法とした。すなわち、
少なくとも、スロットスプレーガン装置のスプレー塗布
材を噴出するスロットノズル孔の先端部と、エア噴出口
の先端部とに、はっ水性離型性コーティング加工が施さ
れていることを特徴とする、改良されたスロットスプレ
ーガン装置とした。
【0014】また、はっ水性離型性コーティング材とし
て、Ni−PTFE(ニッケル−四フッ化エチレン)が
無電解共析法によりコーティングされていることを特徴
とする、前記改良されたスロットスプレーガン装置とし
た。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を説明す
る。本発明では、少なくとも、スプレー塗布材を噴出す
るスロットノズル孔の先端部と、エア噴出口の先端部
が、はっ水性離型性コティング加工が施されていること
により、従来の金属性のノズルの地肌に比べて、ノズル
孔の先端部にスプレー塗布材のじずくが発生しにくく、
いつまでもきれいなウエブ状の噴出塗布ができる。
【0016】そして、はっ水性離型性コティング材とし
て、Ni−PTFE(ニッケル−四フッ化エチレン)が
無電解共析法によりコーティングされることにより、N
i−PTFEの優れた特性、すなわちはっ水性、離型
性、すべり性、非粘着性、耐摩耗性といった特性が発揮
され、長期間にわたってきれいで安定したウエブ状の塗
布ができる。そして長時間の使用などにより、流体がス
ロットノズル孔やエア噴出口の先端部に付着堆積する現
象が発生し、やむを得ず分解清掃を余儀なくされた場合
であっても、分解清掃に当たって付着物は容易に取り除
くことができるので、分解清掃を短時間に行うことがで
き、ノズル構成部品をきずつけるようなこともなくなっ
た。
【0017】
【実施例】以下本発明の改良されたスロットスプレーガ
ン装置の実施例を、図を用いて具体的に説明する。なお
本発明は、スプレー塗布材を噴出するスロットノズル孔
の先端部と、エア噴出口の先端部に、はっ水性離型性コ
ティング加工を施したこと以外は、従来技術で説明した
ものと全く同一の構成であり、従って従来技術の説明で
用いた図1を用いて説明すると共に重複する部分はでき
るだけ省略する。
【0018】本実施例では、スプレー塗布材の噴出通路
であるスロットノズル孔7を構成する部分と、エア噴出
口11及び12を構成する部分と、2つのエアブロック
4及び5の下部面で、図において二重線で表示した部分
に、はっ水性離型性コティングとして無電解共析により
Ni−PTFEのコーティング(A)を施した。
【0019】すなわち、2つのダイブロック2及び3
と、2つのダイブロック2と3との間に介在するシム板
材6とによってスロットノズル孔7を構成する面と、ダ
イブロック2及び3のスロットノズル孔7形成部の先端
が先細り状に傾斜面を持って垂下した傾斜面と、これに
相似して設けられたエアブロック4及び5の内側傾斜面
との間にによってエア噴出口11及び12を形成する面
と、該エア噴出口11及び12の先端部でエアブロック
4及び5の小さく切り欠いた部分(c)の面と、エアブ
ロック4及び5の下面で、図において二重線で表示した
部分に、無電解共析によりNi−PTFEのコーティン
グ(A)を施した。コーティングの厚みは、約10μm
である。
【0020】このように構成されたスロットスプレーガ
ン装置は、スプレー塗布材がスロットノズル孔7から噴
出すると、これに向けてエア噴出口11及び12から噴
出するエアによって薄いフイルム状あるいはウエブ状に
引き伸ばされて、被接触状態の被塗物すなわち基材上に
塗布するのに用いられる。
【0021】エアブロック4及び5の下面全面にコーテ
ィングを施したのは、スプレー中にスプレー塗布材がミ
ストとなって浮遊する、微量の粒子の付着を防止すると
共に、被塗物である基材からのリバウンドする微量の粒
子の付着を防止するためである。そして、Ni−PTF
Eのコーティング(A)は、はっ水性、離型性、すべり
性、非粘着性、耐摩耗性といった優れた特性と共に、つ
きまわれ性においても優れており、シャープなエッジ部
にも均一な厚みで付着し、剥離などが起きにくい。また
コーティング材としてNi−PTFE(ニッケル−四フ
ッ化エチレン)を用いることは、コーティング加工の際
に低温(約80℃)で処理することができるので、熱ス
トレスが少なくて済むという利点もある。
【0022】このコーティングにより、本スロットスプ
レーガン装置は、間欠的噴出塗布において、噴出停止時
間が長くなったり又は長時間の連続運転においても、ノ
ズル先端部にコーティング塗布材がしずく状に発生する
こともなく、きれいなウエブ状の塗布が行われるように
なった。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
プレー塗布材がスロットノズル孔やエア噴出口の先端部
に付着堆積するのを防止し、いつまでもきれいなウエブ
状の塗布が行えるスロットスプレーガン装置を提供する
ことができ、更に長時間の連続使用などにより、スプレ
ー塗布材がスロットノズル孔やエア噴出口の先端部に付
着堆積する現象が発生し、分解清掃を余儀なくされた場
合であっても、分解清掃に当たって付着物を容易に取り
除くことができる、スロットスプレーガン装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術及び本発明のスロットスプレーガン装
置の実施例を説明する図。
【符号の説明】
1…スロットスプレーガン装置、2…ダイブロック、3
…ダイブロック、4…エアブロック、5…エアブロッ
ク、7…スロットノズル孔、11…エア噴出孔、12…
エア噴出孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、スロットスプレーガン装置
    のスプレー塗布材を噴出するスロットノズルの先端部
    と、エア噴出口の先端部が、はっ水性離型性のコーティ
    ング加工が施されていることを特徴とする、改良された
    スロットスプレーガン装置。 【請求項1】 はっ水性離型性コーティング材として、
    Ni−PTFEの無電解共析によりコーティングされた
    ことを特徴とする、請求項1に記載された改良されたス
    ロットスプレーガン装置。
JP10117800A 1998-04-13 1998-04-13 改良されたスロットスプレーガン装置 Pending JPH11290749A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006022151A1 (ja) * 2004-08-25 2006-03-02 Konica Minolta Photo Imaging, Inc. 塗布方法及びそれに用いるスロットノズルスプレー装置
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FR3109104A1 (fr) * 2020-04-14 2021-10-15 Psa Automobiles Sa Buse de pulvérisation de colle structurale recouverte par une couche de protection contre l’accumulation de résidus de colle structurale

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