JP4608954B2 - 搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送装置に係り、特に、平板状の被搬送物の重量をエアーフロート等で支持しつつ、ローラ等を用い厚さ方向で前記被搬送物を挟み込んで搬送するものに関する。
従来、ガラス基板をエアーフロートして前記ガラス基板の重量による前記ガラス基板の変形をおさえつつ、前記ガラス基板の下に設けられたローラを回転し、前記ガラス基板を搬送する搬送装置が知られている。
また、ガラス基板をエアーフロートしつつ、前記ガラス基板の幅方向の両端部に設けられたローラで、前記ガラス基板を前記幅方向から挟み込んで、前記ガラス基板を搬送する搬送装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2003−292153号公報
ところで、前記1つ目の従来の搬送装置では、ガラス基板の全重量が前記ローラにかかっているわけではないので、前記ローラと前記ガラス基板との間の摩擦力が小さくなり、前記ガラス基板を搬送する力が弱いという欠点がある。
前記2つ目の従来の搬送装置(特許文献1に記載の搬送装置)では、ガラス基板をこの幅方向からローラで挟み込んで、前記ガラス基板を搬送しているので、前記1つ目の従来の搬送装置よりも大きな力で、前記ガラス基板を搬送することができる。
ところで、前記特許文献1に記載の搬送装置では、前記ローラを用いてガラス基板を大きな力で挟み込むと、ガラス基板に挫屈が発生するおそれがある(前記各ローラで前記ガラス基板を挟み込む力がある値を超えると、前記ガラス基板がこの厚さ方向に急激に変形するおそれがある)ので、前記ガラス基板を大きな力で挟み込むことは難しい。
したがって、前記ガラス基板とローラとの間の摩擦力を高めることが難しく、前記ガラス基板を搬送しているときに、前記ガラス基板と前記ローラとの間でスリップが発生するおそれがあり、大きな力で前記ガラス基板を搬送することが困難であるという問題がある。
なお、大きな力でガラス基板を搬送できないと、ガラス基板を搬送する際のガラス基板の加速度を大きくすることができなくなり、すなわち、ガラス基板を大きな加速度で加速しまたは絶対値の大きな負の加速度で減速することができなくなり、ガラス基板を速く搬送することが困難になる。
前記問題は、ガラス基板を搬送する場合だけでなく、平板状の被搬送物を搬送する場合にも同様に発生する問題である。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、平板状の被搬送物を搬送するための力を加えて搬送する搬送装置において、前記被搬送物を搬送する場合、前記被搬送物の重量による被搬送物の撓みを極力抑えつつ、従来よりも大きな力で前記被搬送物を搬送することができる搬送装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、平板状の被搬送物を搬送するための力を加えて搬送方向へ搬送する搬送装置において、基台に設けられ、前記被搬送物との間に形成される空気膜によって、前記被搬送物の幅方向の中間部で前記被搬送物の重量を支えることが可能なエアー浮上用のユニット、前記基台に対して上下方向へ移動可能な第1の搬送力供給用ローラを用いて、前記被搬送物の幅方向の両端部側で前記被搬送物の下面に前記第1の搬送力供給用ローラの外周が接触し、第1の搬送力供給用アクチュエータにより前記第1の搬送力供給用ローラが回転駆動することによって、前記被搬送物を搬送するための力を前記被搬送物に加えることが可能な第1の搬送力供給手段と、前記基台に対して回転可能かつ上下方向へ移動不能な支持用ローラを用いて、前記被搬送物の幅方向の両端部側で前記被搬送物の上面に前記ローラの外周が接触することによって前記被搬送物を支持することが可能な支持手段と、前記第1の搬送力供給用ローラと前記支持用ローラとによって、前記被搬送物を前記被搬送物の厚さ方向から挟み込むことができるように、前記第1の搬送力供給用ローラを上方向へを付勢する付勢手段と、前記搬送方向からみて第1の搬送力供給手段の上流側及び下流側に設けられ、前記搬送方向に所定の間隔をあけて複数設けられた第2の搬送力供給用ローラを用いて、前記被搬送物の幅方向の両端部側で前記被搬送物の下面に前記第2の搬送力供給用ローラの外周が接触し、第2の搬送力供給用アクチュエータにより前記第2の搬送力供給用ローラが回転駆動することによって、前記被搬送物を搬送するための力を前記被搬送物に加えることが可能な第2の搬送力供給手段と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の搬送装置において、前記付勢手段は、空気圧シリンダ、電磁ソレノイド、電動シリンダ、弾性体のうちの少なくともいずれかを用いて、前記第1の搬送力供給手段の前記第1の搬送力供給用ローラを上方向へ付勢する手段であることを特徴とする。
本発明によれば、平板状の被搬送物を搬送するための力を加えて搬送する搬送装置において、前記被搬送物を搬送する場合、前記被搬送物の重量による被搬送物の撓みを極力抑えつつ、従来よりも大きな力で前記被搬送物を搬送することができるという効果を奏する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る搬送装置1の概略構成を示す斜視図である。
図2は、図1におけるIIA―IIB断面を示す図であると共に、被搬送物の搬送方向に直交した平面による前記搬送装置1の断面を示す図である。
図3は、搬送装置1の正面図であり、図1におけるIII矢視を示す図である。
図4は、図1におけるIVA―IVB断面を示す図であると共に、被搬送物の搬送方向に延伸していると共に上下方向に延伸している平面による前記搬送装置1の断面を示す図である。
搬送装置1は、平板状の被搬送物を搬送するための力を加えて前記被搬送物をたとえば水平方向に搬送する装置である。
なお、前記被搬送物として、たとえば、矩形状で平板状に形成され液晶の基板として使用されるガラス基板W1を考えることができる。また、前記ガラス基板W1はこの長さ方向に搬送されると共に、前記ガラス基板W1を搬送する場合、前記搬送装置1は、たとえばクリーンルーム内に設置されて使用される。
前記搬送装置1には、基台3が設けられており、搬送される前記ガラス基板W1と非接触な状態で前記ガラス基板W1の重量を支えることが可能な第1の被搬送物支持手段5が、前記基台3に設けられている。なお、前記第1の被搬送物支持手段5は、前記ガラス基板W1の重量によって前記ガラス基板W1物が撓むことを防止するために設けられているものである。
また、前記基台3には、前記ガラス基板W1を搬送するための力を、前記ガラス基板W1に加えることが可能な第1の搬送力供給手段7が設けられている。この第1の搬送力供給手段7は、前記基台3に回転(自転)可能に支持されている第1の部材を直接的にまたは間接的に用いて、前記ガラス基板W1の厚さ方向の一方の面で、前記搬送するための力を前記ガラス基板W1に加えるようになっている。
さらに、前記基台3には、搬送される前記ガラス基板W1を支持することが可能な第2の被搬送物支持手段9が設けられている。この第2の被搬送物支持手段9は、前記ガラス基板W1間にして前記第1の搬送力供給手段7に対向して設けられている。また、前記第2の被搬送物支持手段9は、前記基台3に回転可能に支持されている第2の部材を直接的にまたは間接的に用いて、前記ガラス基板W1の厚さ方向の他方の面で、前記ガラス基板W1を支持することができるようになっている。
さらに、前記搬送装置1には、前記第1の搬送力供給手段7の第1の部材と前記第2の被搬送物支持手段9の第2の部材とによって、前記ガラス基板W1この厚さ方向で挟み込むことができるように、前記第1の搬送力供給手段7の第1の部材を付勢可能な付勢手段11が設けられている。
なお、前記付勢手段11で、前記第1の搬送力供給手段7の第1の部材の代わりに、前記第2の被搬送物支持手段9の第2の部材を付勢するようにしてもよいし、前記第1の搬送力供給手段7の第1の部材と前記第2の被搬送物支持手段9の第2の部材との両方で付勢するようにしてもよい。すなわち、前記第1の搬送力供給手段7の第1の部材、前記第2の被搬送物支持手段9の第2の部材のうちの少なくとも一方を付勢するようになっていればよい。
ここで、前記搬送装置1について、例を掲げて詳しく説明する。
前記第1の被搬送物支持手段5は、被搬送物支持部材(エアー浮上用のユニット)13から噴出する空気により前記ガラス基板W1と前記被搬送物支持部材13との間に形成される薄い空気膜によって、(いわゆるエアーフロートによって、)前記ガラス基板W1の重量の一部を支持するようになっている。
より詳しく説明すると、被搬送物支持部材13は直方体状に形成されている。また、前記被搬送物支持部材13は、厚さ方向の一方の面が搬送される前記ガラス基板W1の下面と僅かに離れて前記ガラス基板W1の下面と平行になるように、前記搬送されるガラス基板W1の幅方向の中間部で、前記基台3に設置されている。
また、前記被搬送物支持部材13は、たとえば、通気性を備えたセラミックスで形成されており、図示しない圧縮空気供給手段によって供給された圧縮空気が、前記被搬送物支持部材13の前記ガラス基板(搬送されるガラス基板)W1に対向する面から噴出して、前記ガラス基板W1の重量の一部を、前記搬送されるガラス基板W1の幅方向の中間部で支えることができるようになっている。
また、前記搬送装置1には、前記搬送装置1が搬送しているガラス基板W1の位置(ガラス基板W1の搬送方向における位置)を検出可能な被搬送物位置検出手段(図示せず)が設けられていると共に、図1や図4に示すように、前記被搬送物支持部材13は、前記ガラス基板W1の搬送方向で適数に分割されて配置されている。
そして、前記被搬送物位置検出手段が検出したガラス基板W1の位置に応じて、前記適数に分割された被搬送物支持部材13のうち、前記ガラス基板W1の重量を支持するために必要な被搬送物支持部材13からのみ空気を噴出するように、前記搬送装置1の制御装置(図示せず)の制御の下、制御することができるようになっている。
なお、図1や図4では、各被搬送物支持部材13を、ガラス基板W1の搬送方向で互いに隣接させて隙間なく設けてあるが、必ずしもこのように隙間なく設ける必要はなく、所定の間隔をあけて設けてもよい。
さらに、通気性のセラミックスに代えて、通気性の焼結金属等で前記各被搬送物支持部材13を構成してもよい。さらにまた、通気性を備えておらず材質で充填されている金属等の部材を用い、この金属等の部材の、前記ガラス基板W1の下面に対向する面に複数の穴を設け、これらの穴から圧縮空気を噴出させて前記ガラス基板W1を支持するようにしてもよい。
また、前記第1の搬送力供給手段7の前記第1の部材は、前記基台3に回転可能に支持されている第1の搬送力供給用ローラ15で構成されている。
そして、前記第1の搬送力供給手段7は、前記ガラス基板W1の厚さ方向の一方の面(たとえば下面)に前記ローラ15の外周が接触し、前記ガラス基板W1の重量の一部を支持しつつ、前記ガラス基板W1を搬送するための力を、前記ガラス基板W1に加えることが可能なようになっている。なお、前記ローラ15は、図示しない電気モータ等の第1の搬送力供給用アクチュエータにより回転駆動するようになっている。
また、前記第2の被搬送物支持手段(支持手段)9の前記第2の部材は、たとえば、前記基台3に回転可能に支持されている支持用ローラ17で構成されている。
そして、前記第2の被搬送物支持手段9は、前記ガラス基板W1の厚さ方向の他方の面(たとえば上面)に前記ローラ17の外周が接触することによって前記ガラス基板W1を支持することができるようになっている。なお、前記ローラ15を回転駆動することに加えて、前記ローラ17をも、図示しない電気モータ等のアクチュエータにより回転駆動させてもよい。
また、前記第2の被搬送物支持手段9は、前記ガラス基板W1間にして、前記第1の搬送力供給手段7に対向して設けられている。すなわち、たとえば、前記ローラ15とガラス基板W1との接触点と、前記ローラ17と前記ガラス基板W1との接触点とは、前記ガラス基板W1の厚さ方向(上下方向)から眺めた場合、互いが重なるように設けられている。
また、前記第1の搬送力供給手段7は、前記ガラス基板W1の幅方向の両端部側で、前記ガラス基板W1を搬送するための力を前記ガラス基板W1に加え、前記第2の被搬送物支持手段9は、前記ガラス基板W1の幅方向の両端部側で、前記ガラス基板W1を支持するようになっている。
すなわち、たとえば、前記第1の搬送力供給手段7のローラ15が、前記ガラス基板W1の幅方向の両端部側で、前記ガラス基板W1に接触しており、また、前記第2の被搬送物支持手段9のローラ17も、前記ガラス基板W1の幅方向の両端部側で、前記ガラス基板W1に接触している。
前記第2の被搬送物支持手段9のローラ17は、前記ガラス基板W1の上側に設けられている。そして、前記第2の被搬送物支持手段9の前記ローラ17は、前記ガラス基板W1の厚さ方向への移動を規制されている。
すなわち、前記ローラ17の回転中心軸は、前記基台3に対して上下方向に移動しないように固定されており、前記ローラ17は、前記基台3に対して回転することができるが、前記ローラ17(ローラ17の回転中心軸)は、前記ガラス基板W1の厚さ方向(上下方向)には移動することができないようになっている。
なお、前記ローラ17(ローラ17の回転中心軸)は、前記ガラス基板W1の搬送方向や幅方向にも移動することができないようになっているが、たとえば、前記ローラ17(ローラ17の回転中心軸)が、前記ガラス基板W1の搬送方向に移動可能になっていてもよい。
前記第1の搬送力供給手段7のローラ15は、前記ガラス基板W1の下側に設けられている。そして、図5(図3におけるV部の拡大図)に示すように、前記第1の搬送力供給手段7の前記ローラ15が、前記ガラス基板W1の下側に設けられている前記付勢手段11の例である空気圧シリンダ21によって上方向に付勢されるように構成されている。
より詳しく説明すると、前記空気圧シリンダ21の本体部21Aは前記基台3に固定され、前記空気圧シリンダ21のピストンロッド(前記空気圧シリンダの上方に突出しているピストンロッド)21Bに、前記ローラ15が回転(自転)可能に支持されており、前記空気圧シリンダ21のヘッド側(ピストンロッド21Bの反対側)の部屋に圧縮空気を供給することにより、前記ローラ15が上方向に付勢されて移動するようになっている。
なお、空気圧シリンダ21に代えて、電磁ソレノイド、電動シリンダ、バネ等の弾性体のうちの少なくともいずれかを用いて、前記ローラ15を付勢するようにしてもよい。
図5は、前記ピストンロッド21Bが引っ込んだ状態(前記ローラ15が最も下側に位置している状態)を示しており、この状態で前記ローラ15の上にガラス基板W1を載置した場合、このガラス基板W1の上面と、前記ローラ15の上方に存在している前記第2の被搬送物支持手段9の前記ローラ17との間には、隙間Δxが形成されている。
そして、前記空気圧シリンダ21によって、前記ピストンロッド21B(前記ローラ15)を上方向に移動させると、図6に示すように、前記ローラ15が上方に前記隙間Δxの距離だけ移動し、さらに前記ローラ15が上方向に付勢され、前記各ローラ15、17で前記ガラス基板W1をこの厚さ方向で挟み込むようになっている。
また、前記第1の搬送力供給手段7のローラ15は、動力伝達手段23を介して、前述したように、図示しない電気モータ等の第1の搬送力供給用アクチュエータを介して回転駆動するようになっている。
たとえば、前記第1の搬送力供給手段7のローラ15には、このローラ15と同じ軸を回転中心にして回転するプーリ25が一体的に設けられており、また、このプーリ25から所定の距離だけ離れたところには、電気モータで回転駆動するプーリ27が設けられており、前記各プーリ25、27は、タイミングベルト29等で連動連結されている。
なお、前記空気圧シリンダ21によって、前記ローラ15(プーリ25)が上下方向に移動しても、この移動距離Δxは僅かであるので、前記プーリ27の回転中心の位置が固定されておりまた前記タイミングベルト29の張力を調整するための補助プーリ等を設けなくても、前記プーリ27の回転力を前記プーリ25に伝達することができる。
また、前記第1の搬送力供給手段7、前記第2の被搬送物支持手段9が設けられている箇所とは異なる箇所には、前記ガラス基板W1を搬送するための力を、前記ガラス基板W1に加えることが可能な第2の搬送力供給手段31が設けられている。この第2の搬送力供給手段31は、前記基台3に回転可能に支持され回転(自転)する第3の部材を直接的にまたは間接的に用いて、前記搬送するための力を、前記ガラス基板W1厚さ方向の下側の面で、前記ガラス基板W1に加えるようになっている。
前記第2の搬送力供給手段31の前記第3の部材は、たとえば、前記基台3に回転可能に支持されている第2の搬送力供給用ローラ33で構成されている。
前記ローラ33は、前記ガラス基板W1の搬送方向で、所定の間隔をあけて複数設けられている。そして、前記ガラス基板W1の厚さ方向の一方の面(たとえば下面)に前記各ローラ33の外周が接触し、前記ローラ33が図示しない動力伝達手段を介して図示しない電気モータ等の第2の搬送力供給用アクチュエータにより回転駆動することによって、前記ガラス基板W1を搬送するための力を、前記ガラス基板W1に加えることが可能なようになっている。
なお、前記各ローラ33は、前記第1の搬送力供給手段7のローラ15や前記第2の被搬送物支持手段9のローラ17と同様に、前記ガラス基板W1の幅方向の両端部側で、前記ガラス基板W1に接触し、前記ガラス基板W1の重量の一部を支えつつ、前記ガラス基板W1を搬送するための力を前記ガラス基板W1に加えるようになっている。また、前記第1の搬送力供給手段7のローラ15の周速と、前記各ローラ33の周速とは、互いにほぼ一致している。
また、前記各ローラ33は、前記ガラス基板W1の厚さ方向への移動を規制されている。
すなわち、前記各ローラ33の回転中心軸は、前記基台3に対して移動しないように固定されており、したがって、前記各ローラ33は、前記基台3に対して回転することができるが、前記各ローラ33(各ローラ33の回転中心軸)は、前記ガラス基板W1の厚さ方向(上下方向)等には移動することができないようになっている。
また、前記各ローラ33の上端部と、図5に示すように下側に位置している前記第1の搬送力供給手段7のローラ15の上端部とは、ほぼ同一平面に存在し、前記ガラス基板W1を支持するようになっている。
さらに、第1の被搬送物支持手段5の前記被搬送物支持部材13の上面は、前記各ローラ33や前記ローラ15よりも僅かに下側に位置している。
また、図6に示すように、前記第1の搬送力供給手段7のローラ15が上方に移動し、前記各ローラ15、17で前記ガラス基板W1を挟み込んだときには、前記ガラス基板W1が僅かに変形し、前記ガラス基板W1が、前記各ローラ15、17、33に接するようになっている。
また、図3に示すように、前記第1の搬送力供給手段7と前記第2の被搬送物支持手段9とは、前記ガラス基板W1を搬送する際に前記ガラス基板W1が加速または減速する領域に設置されている。
より詳しく説明すれば、ガラス基板W1が図3に矢印AR1で示す方向に搬送されているものとすると、ガラス基板W1が図3の右側の位置(長さ寸法L1で示した位置)PS1から、図3の左側の位置(長さ寸法L3で示した位置)PS3のところまで搬送される間に、ガラス基板W1が加速または減速されるようになっている。
つまり、前記位置PS1と前記位置PS3とは、前記ガラス基板W1の搬送方向で一部が互いに重なり合っており、この重なり合っている部位に、前記第1の搬送力供給手段7のローラ15と前記第2の被搬送物支持手段9のローラ17とが設けられ、ガラス基板W1を搬送するための力を前記ガラス基板W1に加えるようになっている。
また、前記搬送装置1には、この搬送装置1が搬送しているガラス基板W1の位置(ガラス基板W1の搬送方向における位置)を検出可能な被搬送物位置検出手段(図示せず)が設けられており、前記被搬送物位置検出が検出したガラス基板W1の位置に応じて、前記搬送装置1の制御装置の制御の下、前記付勢手段11による前記ガラス基板の挟み込みをオン・オフするようになっている。
たとえば、ガラス基板W1が前記各ローラ15、17のところに存在していないときには、前記空気圧シリンダ21で、前記ローラ15を下側に位置させておく。そして、搬送装置1で搬送されているガラス基板W1の前端が、前記各ローラ15、17の間を通過した直後に、前記ローラ15を上昇させて前記ガラス基板W1を前記ローラ17と前記ローラ15とで挟み込む(挟み込みをオンする)。
また、搬送装置1で搬送されているガラス基板W1の後端が、前記各ローラ15、17の間を通過する直前に、前記ローラ15を下降させて前記ローラ17と前記ローラ15とによる前記ガラス基板W1の挟み込みを解除する(挟み込みをオフする)。
さらには、前記ガラス基板W1が、前記ガラス基板W1への加速減速が必要な位置に存在している場合にのみ、前記各ローラ15、17で前記ガラス基板W1を挟み込み、前記ガラス基板W1を搬送(加速または減速)するための力を、前記ガラス基板W1に加えるようにしてもよい。
搬送装置1によれば、第1の被搬送物支持手段5によって、前記ガラス基板W1の重量を支えているので、前記ガラス基板W1を搬送しているときに、前記ガラス基板W1の重量による前記ガラス基板W1の撓みを極力抑えることができる。
また、搬送装置1によれば、各ローラ15、17を用い前記ガラス基板W1の厚さ方向から前記ガラス基板W1を挟み込んでいるので、大きな力で前記ガラス基板W1を挟みこんでも、前記ガラス基板W1がほとんど変形せず、したがって、前記各ローラ15、17と前記ガラス基板W1との間の摩擦力を大きくすることができ、前記各ローラ15、17と前記ガラス基板W1との間でのスリップが発生しにくくなり、従来よりも大きな力で前記ガラス基板W1を搬送することができる。
また、大きな力でガラス基板W1を搬送することができるので、ガラス基板W1を搬送する際のガラス基板W1の加速度を大きくすることができ、すなわち、ガラス基板W1を大きな加速度で加速しまたは絶対値の大きな負の加速度で減速することができ、ガラス基板W1を速く搬送することが容易になる。
ところで、特許文献1に記載の前記従来の搬送装置では、被搬送物の挫屈を避けるために、ローラで被搬送物を挟み込む力を微妙に調整する必要があり、この必要性のために、ローラを支持する機構が複雑になるおそれがあるが、搬送装置1によれば、大きな力で各ローラ15、17がガラス基板W1を挟みこんでもガラス基板W1はほとんど変形しないので、ガラス基板W1を挟み込む力を微妙に調整する必要がなく、各ローラ15、17を支持する機構を簡素化することができる。
また、搬送装置1によれば、ガラス基板W1各ローラ15、17が接触するので、大きな力でガラス基板W1を挟み込んでいるにもかかわらず、前記特許文献1に記載の従来の搬送装置(ガラス基板の幅方向の端面とローラとが接していることにより、ガラス基板とローラとの接触部の面積が小さくなっている搬送装置)よりも、各ローラ15、17にかかる単位面積あたりの圧力を小さくすることができ、各ローラ15、17やガラス基板W1の磨耗を抑制することができ、ガラス基板W1の搬送中における粉塵(各ローラ15、17やガラス基板W1の磨耗により発生する粉塵)の発生を抑制することができる。
また、搬送装置1によれば、前述したように、大きな力でガラス基板W1を挟みこんでも、ガラス基板W1がほとんど変形しないので、特許文献1に記載の前記従来の搬送装置のように、ローラで挟み込むことによってガラス基板W1が挫屈変形等して、エアーフロート用の被搬送物支持部材(エアー浮上用のユニット)13に接触するおそれがなく、ガラス基板W1に傷がつくおそれがなくなる。
また、搬送装置1によれば、いわゆるエアーフロートによってガラス基板W1の重量の一部を支持しているので、簡素な構成でガラス基板W1を支持することができると共に、ガラス基板W1と被接触な状態でガラス基板W1を支持することができ、ガラス基板W1に傷がつくことを防ぐことができ、またガラス基板W1に塵が付着することを回避することができる。
また、搬送装置1によれば、各ローラ15、17によってガラス基板W1を挟み込んでいると共に、ガラス基板W1を搬送するための力を前記ガラス基板W1に加えているので、前記ガラス基板W1を搬送するための力を前記ガラス基板W1に加えるための機構が簡素になっている。
さらに、搬送装置1によれば、前記第1の被搬送物支持手段5の前記被搬送物支持部材13が、前記ガラス基板W1の搬送方向で適数に分割されて配置されていると共に、前記搬送装置1が搬送している前記ガラス基板W1の位置(前記ガラス基板W1の搬送方向における位置)を検出し、この検出したガラス基板W1の位置に応じて、前記適数に分割された被搬送物支持部材13のうち、前記ガラス基板W1の重量を支持するために必要な被搬送物支持部材13からのみ空気を噴出するように制御するので、ガラス基板W1を支持するための空気が無駄に噴出されることがなくなる。また、空気の噴出量を少なくすることができるので、搬送装置1をクリーンルームに設置して使用する場合、クリーンルーム内のクリーン環境を維持しやすくなる。
また、搬送装置1によれば、前記第1の搬送力供給手段7が、前記ガラス基板W1の幅方向の両端部側で前記ガラス基板W1を搬送するための力を前記ガラス基板W1に加え、前記第2の被搬送物支持手段9が、前記ガラス基板W1の幅方向の両端部側で、前記ガラス基板W1を支持しているので、前記ガラス基板W1の幅方向の中間部が、前記第1の搬送力供給手段7や前記第2の被搬送物支持手段9を構成している各ローラ15、17の接触によって、汚染されるおそれがなく、液晶パネルのガラス基板W1を搬送する搬送装置として、搬送装置1を好適に採用することができる。
また、搬送装置1によれば、前記第1の搬送力供給手段7は、前記ガラス基板W1の下側に設けられていると共に、前記第1の搬送力供給手段7のローラ15が、前記ガラス基板W1の下側に設けられている前記付勢手段11によって上方向に付勢されるように構成されている一方、前記第2の被搬送物支持手段9は、前記ガラス基板W1の上側に設けられていると共に、前記ガラス基板W1の厚さ方向等には移動できないように固定されている。
すなわち、稼動する部分が多く粉塵が発生しやすい前記第1の搬送力供給手段7や前記付勢手段11が前記ガラス基板W1の下部側に設けられ、稼動する部分が少なく粉塵が発生しにくい前記第2の被搬送物支持手段9が前記ガラス基板W1の上部側に設けられているので、前記搬送装置1をクリーンルームで使用しガラス基板W1を搬送している場合、粉塵が前記ガラス基板W1に付着等しにくくなる。
また、搬送装置1によれば、空気圧シリンダ21を用いて、前記ローラ15の付勢を行っているので、一定の力でガラス基板W1を挟み込むことを容易に行なうことができ、また、空気圧シリンダ21を用いているので、搬送装置1をクリーンルームで使用しているときに前記空気圧シリンダ21を駆動している空気が何らかの要因で僅かに漏れても、クリーンルームの環境が悪化するおそれは少ない。
さらに、搬送装置1によれば、前記第1の搬送力供給手段7が設けられている箇所とは異なる箇所に回転するのローラ33を用いて、前記ガラス基板W1を搬送するための力を、前記ガラス基板W1厚さ方向の下側の面で、前記ガラス基板W1に加えるので、前記ガラス基板W1を安定した状態で搬送することができる。
また、前記第1の搬送力供給手段7と前記第2の被搬送物支持手段9とは、前記ガラス基板W1を搬送する際に前記ガラス基板W1が加速または減速する領域に設置されているので、前記第1の搬送力供給手段7と前記第2の被搬送物支持手段9が無駄に設置されることなく、前記ガラス基板W1の加速減速を確実に行なうことができる。
また、前記第1の搬送力供給手段7、前記第2の被搬送物支持手段9が設けられている箇所とは異なる箇所に、前記第2の搬送力供給手段31が設けられているので、前記第1の搬送力供給手段7、前記第2の被搬送物支持手段9が設けられていない箇所では、前記搬送装置1の上部が開放しており、この開放している部位を利用して、ガラス基板W1を前記搬送装置1に投入し、または、ガラス基板W1を前記搬送装置1から排出することができる。
また、搬送装置1では、たとえば、ガラス基板W1が前記各ローラ15、17のところに存在していないときには、前記空気圧シリンダ21で、前記ローラ15を下側に位置させておき、搬送装置1で搬送されているガラス基板W1の前端が、前記各ローラ15、17の間を通過した直後に、前記ローラ15を上昇させて前記ガラス基板W1を前記ローラ17と前記ローラ15で挟み込み、搬送装置1で搬送されているガラス基板W1の後端が、前記各ローラ15、17の間を通過する直前に、前記ローラ15を下降させて前記ローラ17と前記ローラ15とによる前記ガラス基板W1の挟み込みを解除するようになっている。
したがって、このように、各ローラ15、17でガラス基板W1を挟み込むタイミングを制御することによって、搬送中の前記ガラス基板W1を前記各ローラ15、17で挟みやすくなる。たとえば、搬送中の前記ガラス基板W1の前端が前記各ローラ15、17のところに到達するときに、前記ガラス基板W1の前端が前記各ローラ15、17にひっかかることを防止することができる。
なお、前記搬送装置1では、ガラス基板W1を水平方向に搬送しているが、必ずしも水平ではなく、水平面に僅かに傾いた方向にガラス基板W1を搬送する場合にも、前記搬送装置1を使用することができる。
[第2の実施形態]
図7は、本発明の第2の実施形態に係る搬送装置の一部を示す図であり、図5に対応した図である。
前記第2の実施形態に係る搬送装置では、前記第2の被搬送物支持手段9が、前記ガラス基板W1の下側に設けられており、前記第2の被搬送物支持手段9のローラ17(ローラ17の回転中心軸)が、前記ガラス基板W1の厚さ方向への移動を規制されており、前記第1の搬送力供給手段7のローラ15が前記ガラス基板W1上側に設けられていると共に、前記ガラス基板W1上側に設けられている前記付勢手段11(空気圧シリンダ21)によって、前記ローラ15が下方向に付勢されるように構成されている点が、前記第1の実施形態に係る搬送装置1と異なり、その他の点は、前記第1の実施形態に係る搬送装置1と同様に構成され、ほぼ同様の効果を奏するようになっている。
[第3の実施形態]
図8は、本発明の第3の実施形態に係る搬送装置の一部を示す図であり、図5に対応した図である。
第3の実施形態に係る搬送装置では、前記第1の搬送力供給手段7が、前記ガラス基板W1の厚さ方向の一方の面(たとえば、下側の面)に接触するベルトコンベヤ34のベルト35によって、前記ガラス基板W1を搬送するための力を、前記ガラス基板W1に加えることが可能なように構成されており、また、前記第2の被搬送物支持手段9が、前記ガラス基板W1の厚さ方向の他方の面(たとえば、上側の面)に接触するベルトコンベヤ36のベルト37によって、前記ガラス基板W1を支持するように構成されている点が、前記第1の実施形態に係る搬送装置1と異なり、その他の点は、前記第1の実施形態に係る搬送装置1と同様に構成されほぼ同様の効果を奏する。
より詳しく説明すれば、前記第1の搬送力供給手段7の前記ベルトコンベヤ34は、複数のローラ39を備えており、前記各ローラ39に前記ベルト35が掛けられている。また、前記各ローラ39のうちの少なくとも1つのローラが、前記ローラ15と同様に、動力伝達手段41を介し図示しない電気モータ等のアクチュエータで回転駆動することにより、前記ベルトコンベヤ34のベルト35が移動し、前記ガラス基板W1を搬送するための力を、前記ガラス基板W1に加えるようになっている。
また、前記ベルトコンベヤ34(ベルト35)は、空気圧シリンダ21によって、上下方向に移動することができるようになっており、後述するベルトコンベヤ36と協働して、ガラス基板W1を上下方向から挟み込むこことができるようになっている。
また、前記第2の被搬送物支持手段9の前記ベルトコンベヤ36は、複数のローラ43を備えており、前記各ローラ43に前記ベルト37が掛けられている。なお、ベルトコンベヤ36が、前記ローラ17と同様に上下方向には移動することができないようになっている。
なお、前記第2の搬送力供給手段31を、ベルトコンベヤのベルトを前記ガラス基板W1に接触させこのベルトコンベヤのベルトを移動することで前記ガラス基板W1を搬送するための力を前記ガラス基板W1に加えるような構成のものにしてもよい。
さらに、前記第2の被搬送物支持手段9を、被搬送物支持部材から噴出する空気により前記ガラス基板W1と前記被搬送物支持部材との間に形成される薄い空気膜によって、前記ガラス基板W1を支持するように構成してもよい。
本発明の第1の実施形態に係る搬送装置の概略構成を示す斜視図である。 図1におけるIIA―IIB断面を示す図であると共に、被搬送物の搬送方向に直交した平面による前記搬送装置の断面を示す図である。 搬送装置の正面図であり、図1におけるIII矢視を示す図である。 図1におけるIVA―IVB断面を示す図であると共に、被搬送物の搬送方向に延伸していると共に上下方向に延伸している平面による前記搬送装置の断面を示す図である。 図3におけるV部の拡大図である。 図3におけるV部の拡大図である。 本発明の第2の実施形態に係る搬送装置の一部を示す図であり、図5に対応した図である。 本発明の第3の実施形態に係る搬送装置の一部を示す図であり、図5に対応した図である。
1 搬送装置
5 第1の被搬送物支持手段
7 第1の搬送力供給手段
9 第2の被搬送物支持手段
11 付勢手段
13、57 第1の被搬送物支持部材
15、17、39、43 ローラ
31 第2の搬送力供給手段
35、37 ベルト
51 超音波発生素子
W1 ガラス基板(被搬送物)

Claims (2)

  1. 平板状の被搬送物を搬送するための力を加えて搬送方向へ搬送する搬送装置において、
    基台に設けられ、前記被搬送物との間に形成される空気膜によって、前記被搬送物の幅方向の中間部で前記被搬送物の重量を支えることが可能なエアー浮上用のユニット、
    前記基台に対して上下方向へ移動可能な第1の搬送力供給用ローラを用いて、前記被搬送物の幅方向の両端部側で前記被搬送物の下面に前記第1の搬送力供給用ローラの外周が接触し、第1の搬送力供給用アクチュエータにより前記第1の搬送力供給用ローラが回転駆動することによって、前記被搬送物を搬送するための力を前記被搬送物に加えることが可能な第1の搬送力供給手段と
    前記基台に対して回転可能かつ上下方向へ移動不能な支持用ローラを用いて、前記被搬送物の幅方向の両端部側で前記被搬送物の上面に前記ローラの外周が接触することによって前記被搬送物を支持することが可能な支持手段と、
    前記第1の搬送力供給用ローラと前記支持用ローラとによって、前記被搬送物を前記被搬送物の厚さ方向から挟み込むことができるように、前記第1の搬送力供給用ローラを上方向へを付勢する付勢手段と
    前記搬送方向からみて第1の搬送力供給手段の上流側及び下流側に設けられ、前記搬送方向に所定の間隔をあけて複数設けられた第2の搬送力供給用ローラを用いて、前記被搬送物の幅方向の両端部側で前記被搬送物の下面に前記第2の搬送力供給用ローラの外周が接触し、第2の搬送力供給用アクチュエータにより前記第2の搬送力供給用ローラが回転駆動することによって、前記被搬送物を搬送するための力を前記被搬送物に加えることが可能な第2の搬送力供給手段と、
    を有することを特徴とする搬送装置。
  2. 請求項1に記載の搬送装置において、
    前記付勢手段は、空気圧シリンダ、電磁ソレノイド、電動シリンダ、弾性体のうちの少なくともいずれかを用いて、前記第1の搬送力供給手段の前記第1の搬送力供給用ローラを上方向へ付勢する手段であることを特徴とする搬送装置。
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