JP4602170B2 - クロック再生回路およびクロック再生方法 - Google Patents
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Description
cos(2πn・fclk/fsamp) n=0、1、2、…
…(1)
−sin(2πn・fclk/fsamp) n=0、1、2、…
…(2)
X1(n)=X(n)・cos(2πn・fclk/fsamp)
…(3)
X2(n)=X(n)・{−sin(2πn・fclk/fsamp)}
…(4)
図1は、本発明にかかるクロック再生回路の実施の形態1の構成例を示す図である。本実施の形態のクロック再生回路は、入力端子1,相関処理部21,平均化処理部22,逆変調処理部23,加算器8,偏差付回転因子発生部9,出力端子11を備えている。また、上記相関処理部21は、乗算器2および3を備え、平均化処理部22は、平均化フィルタ4および5を備え、逆変調処理部23は、乗算器6および7を備えている。ここで、本発明の特徴である偏差付回転因子発生部9は、フーリエ変換を行う際に使用する回転因子(「cos成分」または「−sin成分」)を作成するにあたり、入力信号の周波数偏差(δ)を考慮して処理を実行する(以下、本実施の形態においては、偏差付回転因子発生部9が作成した回転因子を「偏差付回転因子」と呼ぶこととする)。なお、上記乗算器2および6は、「cos成分」の回転因子を使用する。一方、上記乗算器3および7は「−sin成分」の回転因子を使用する。
つづいて、実施の形態2の動作について説明する。図3は、本発明にかかるクロック再生回路の実施の形態2の構成例を示す図である。本実施の形態のクロック再生回路は、前述した実施の形態1のクロック再生回路(バンドパスフィルタ41(以下、バンドパスフィルタを単に「BPF」と記載する)と偏差付回転因子発生部9との組み合わせ)と、前述した実施の形態1のクロック再生回路の偏差付回転因子発生部9に代えて回転因子発生部19を備えたクロック再生回路(BPF41aと回転因子発生部19との組み合わせ)と、を備え、さらに、入力端子1a,電力算出部31および31a,最大値検出部32,セレクタ33,出力端子11aを備えている。なお、BPF41aの各構成部(21a、22a、23a、8a)は、回転因子発生部19が作成した回転因子を使用して上述した実施の形態1のクロック再生回路の各構成部(21、22、23、8)と同様の処理を行う。
つづいて、実施の形態3の動作について説明する。図5は、本発明にかかるクロック再生回路の実施の形態3の構成例を示す図である。本実施の形態のクロック再生回路は、前述した実施の形態2のクロック再生回路の一部を含んでおり、それらの部分については同一の符号を付与し、説明を省略する。具体的には、本実施の形態のクロック再生回路は、前述した実施の形態2のクロック再生回路に含まれているBPF41,BPF41a,偏差付回転因子発生部9,回転因子発生部19,電力算出部31,電力算出部31aを備え、さらに、BPF41b,クロック周波数推定部61,動的回転因子発生部62,入力端子1b,出力端子11bを備えている。
cos{2πn・(fclk+δ)/fsamp} n=0、1、2、…
…(5)
−sin{2πn・(fclk+δ)/fsamp} n=0、1、2、…
…(6)
2,3,6,7 乗算器
4,5 平均化フィルタ
8,8a 加算器
9 偏差付回転因子発生部
11,11a,11b 出力端子
19 回転因子発生部
21,21a 相関処理部
22,22a 平均化処理部
23,23a 逆変調処理部
31,31a 電力算出部
32 最大値検出部
33 セレクタ
41,41a,41b バンドパスフィルタ
61 クロック周波数推定部
62 動的回転因子発生部
Claims (6)
- 所望のクロック周波数に所定の偏差を加えた周波数の回転因子(「cos成分」または「−sin成分」)を作成する回転因子作成手段と、
入力信号に対して前記回転因子を乗算することにより相関処理を行う相関処理手段と、
前記相関処理実行後の信号の雑音成分を除去する雑音成分除去手段と、
前記雑音成分除去後の信号に対して前記回転因子を乗算することにより逆変調を行う逆変調手段と、
前記逆変調後の信号に基づいてクロック信号を再生するクロック再生手段と、
を備えることを特徴とするクロック再生回路。 - 所望のクロック周波数に所定の偏差を加えた周波数の回転因子(「cos成分」または「−sin成分」)を作成する回転因子作成手段と、
入力信号に対して前記回転因子を乗算することにより相関処理を行う相関処理手段と、
前記相関処理実行後の信号の雑音成分を除去する雑音成分除去手段と、
前記雑音成分除去後の信号に対して前記回転因子を乗算することにより逆変調を行う逆変調手段と、
前記逆変調後の信号に基づいてクロック信号を再生するクロック再生手段と、
前記雑音成分除去後信号の電力を算出する電力算出手段と、
の組み合わせを複数備え、
前記各回転因子作成手段が所望のクロック周波数にそれぞれ異なる偏差(偏差=0の場合も含む)を加えた周波数の回転因子を作成し、
前記各電力算出手段にて算出された電力の中から最大電力を検出し、当該最大電力となる前記雑音成分除去後信号に対応する再生クロック信号を出力することを特徴とするクロック再生回路。 - 所望のクロック周波数に所定の偏差を加えた周波数の回転因子(「cos成分」または「−sin成分」)を作成する第1の回転因子作成手段と、
入力信号に対して前記回転因子を乗算することにより相関処理を行う第1の相関処理手段と、
前記相関処理実行後の信号の雑音成分を除去する第1の雑音成分除去手段と、
前記雑音成分除去後の信号に対して前記回転因子を乗算することにより逆変調を行う逆変調手段と、
前記逆変調後の信号に基づいてクロック信号を再生するクロック再生手段と、
を備え、
さらに、
所望のクロック周波数にそれぞれ異なる偏差(偏差=0の場合も含む)を加えた複数の周波数の回転因子を作成する第2の回転因子作成手段と、
入力信号に対して各回転因子を個別に乗算することにより相関処理を行う第2の相関処理手段と、
前記各相関処理実行後の信号の雑音成分を個別に除去する第2の雑音成分除去手段と、
前記各雑音成分除去後の信号の電力を個別に算出する電力算出手段と、
前記電力算出手段にて算出された電力に基づいて入力信号のクロック周波数偏差を推定する周波数偏差推定手段と、
を備え、
前記第1の回転因子作成手段は、前記所定の偏差として前記推定されたクロック周波数偏差を、所望のクロック周波数に加えた周波数の回転因子を作成することを特徴とするクロック再生回路。 - 所望のクロック周波数に所定の偏差を加えた周波数の回転因子(「cos成分」または「−sin成分」)を作成する回転因子作成ステップと、
入力信号に対して前記回転因子を乗算することにより相関処理を行う相関処理ステップと、
前記相関処理実行後の信号の雑音成分を除去する雑音成分除去ステップと、
前記雑音成分除去後の信号に対して前記回転因子を乗算することにより逆変調を行う逆変調ステップと、
前記逆変調後の信号を用いてクロック信号を再生するクロック再生ステップと、
を含むことを特徴とするクロック再生方法。 - 所望のクロック周波数にそれぞれ異なる偏差(偏差=0の場合も含む)を加えた複数の周波数の回転因子(「cos成分」または「−sin成分」)を作成する回転因子作成ステップと、
入力信号に対して各回転因子を個別に乗算することにより相関処理を行う相関処理ステップと、
前記各相関処理実行後の信号の雑音成分を個別に除去する雑音成分除去ステップと、
前記各雑音成分除去後の信号に対して各回転因子を個別に乗算することにより逆変調を行う逆変調ステップと、
前記各逆変調後の信号を用いて個別にクロック信号を再生するクロック再生ステップと、
前記逆変調ステップおよび前記クロック再生ステップに並行して、前記各雑音成分除去後の信号の電力を個別に算出する電力算出ステップと、
前記各電力算出ステップにて算出された電力の中から最大電力を検出し、当該最大電力となる前記雑音成分除去後信号に対応する再生クロック信号を出力するクロック信号出力ステップと、
を含むことを特徴とするクロック再生方法。 - 所望のクロック周波数にそれぞれ異なる偏差(偏差=0の場合も含む)を加えた複数の周波数の回転因子(「cos成分」または「−sin成分」)を作成する第1の回転因子作成ステップと、
入力信号に対して各回転因子を個別に乗算することにより相関処理を行う第1の相関処理ステップと、
前記各相関処理実行後の信号の雑音成分を個別に除去する第1の雑音成分除去ステップと、
前記各雑音成分除去後の信号の電力を個別に算出する電力算出ステップと、
前記電力算出ステップにて算出された電力に基づいて入力信号のクロック周波数偏差を推定する周波数偏差推定ステップと、
所望のクロック周波数に前記推定されたクロック周波数偏差を加えた周波数の回転因子を作成する第2の回転因子作成ステップと、
入力信号に対して前記第2の回転因子作成ステップにて作成された回転因子を乗算することにより相関処理を行う第2の相関処理ステップと、
前記第2の相関処理ステップにて相関処理実行後の信号の雑音成分を除去する第2の雑音成分除去ステップと、
前記第2の雑音成分除去ステップにて雑音成分除去後の信号に対して前記第2の回転因子作成ステップにて作成された回転因子を乗算することにより逆変調を行う逆変調ステップと、
前記逆変調後の信号に基づいてクロック信号を再生するクロック再生ステップと、
を含むことを特徴とするクロック再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005181086A JP4602170B2 (ja) | 2005-06-21 | 2005-06-21 | クロック再生回路およびクロック再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005181086A JP4602170B2 (ja) | 2005-06-21 | 2005-06-21 | クロック再生回路およびクロック再生方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2007005931A JP2007005931A (ja) | 2007-01-11 |
JP4602170B2 true JP4602170B2 (ja) | 2010-12-22 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57155866A (en) * | 1981-03-23 | 1982-09-27 | Nec Corp | Demodulation circuit for intermediate frequency signal |
JPH06232933A (ja) * | 1992-12-11 | 1994-08-19 | Mitsubishi Electric Corp | クロック再生回路 |
JPH1198209A (ja) * | 1997-09-19 | 1999-04-09 | Mitsubishi Electric Corp | 位相推定回路および復調回路 |
JP2003169101A (ja) * | 2001-12-04 | 2003-06-13 | Mitsubishi Electric Corp | 信号復調装置及び信号復調方法 |
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2005
- 2005-06-21 JP JP2005181086A patent/JP4602170B2/ja not_active Expired - Fee Related
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