JP2006014335A - デジタル放送受信システムの搬送波周波数のオフセット検出装置及びその周波数オフセット検出方法 - Google Patents

デジタル放送受信システムの搬送波周波数のオフセット検出装置及びその周波数オフセット検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】デジタル受信システムにおいて、ノンコヒーレントチャネルプロフィールと交差相関とを利用して、シンボルタイミングオフセットと関係なく搬送波周波数オフセットを検出する搬送波周波数のオフセット検出装置及びその検出方法を提供することである。
【解決手段】入力された信号に対して所定個数の単位に分類されたPNシーケンスを利用して、相関値を各々計算する複数の相関器と、複数の相関器の中で互いに隣接していない相関器の出力値を各々入力して、入力値に対する共役複素数値を生成する少なくとも1つの共役信号生成部と、少なくとも1つの共役信号生成部の各出力値を、前記共役信号生成部に出力値を入力する前記相関器と隣接した前記相関器の出力値に各々乗算する少なくとも1つの乗算器と、少なくとも1つの乗算器の出力値を加算する加算器と、加算器の出力値から位相成分を抽出して、搬送波周波数オフセットに出力する位相抽出部とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、デジタル放送信号受信システムに関し、さらに詳細には、デジタル放送信号受信システムにおける搬送波周波数オフセットを検出する装置及びその検出方法に関する。
デジタル放送信号の伝送方式の中で、VSB(Vestigial Side Bands)伝送方式では、一般に、VSB信号の周波数領域にパイロットトーン(Pilot Tone)を挿入し、受信側ではこれを利用してタイミング復元と搬送波復元とを行う。
図1は、VSB信号の周波数波形を示す図である。同図に示すように、パイロットトーンは、基底帯域信号において低域エッジ側310KHzに一定のレベルのDC成分を挿入して生成される。したがって、受信側では、受信された信号の周波数領域でパイロットトーンの位置を正確に復元して、パイロットトーンをDCに遷移し、これを利用してタイミング復元と搬送波のエラーを補正して搬送波を復元できる。
また、受信側では、受信された信号に挿入されたパイロットトーンを抽出して、FPLL(Frequency Phase Locked Loop)のような搬送波周波数復元回路を用いて搬送波周波数オフセットを補償できる。
図2は、一般的な搬送波周波数オフセットの復元回路を示すブロック図である。図2の搬送波周波数オフセットの復元回路は、一種のDFPLL(Digital Frequency Phase Locked Loop)であって、周波数オフセットを検出するAFC LPF(Automatic Frequency Control Low Pass Filter)10、位相エラーを検出するAPC LPF(Automatic Phase Control Low Pass Filter)40及び受信された信号の搬送波エラーを補正するVCO(Voltage Controlled Osillator)50とを含む。
図2の搬送波周波数復元回路は、パイロットトーンを利用してタイミング復元と連動される搬送波復元を行う。
図3は、周波数誤差とAFC LPF10の入力信号波形との関係を示す。
AFC LPF10は、受信された信号の周波数誤差が正の値ならば位相を−90゜ぐらい変化させ、負の値ならば位相を+90゜ぐらい変化させ、図3の左側から3番目(c)の波形に示されているように、虚数部I及び実数部Q軸の正弦波入力に対してAFC LPF10の入力信号の位相変化が周波数誤差によって決定されるようにする。
したがって、AFC LPF10から低域フィルタリングが行なわれて出力された信号は、周波数誤差に比例するDC成分を有する。
したがって、VCO50では周波数誤差に比例するDC成分の量だけ自由駆動周波数値を増加させて、VCO50から出力された周波数値を乗算器70、80を利用して搬送波周波数復元回路の最初入力信号の虚数部I及び実数部Q信号に各々乗算して周波数誤差を補正する。
上記したように、周波数誤差が補正された後には、APC LPF40の出力値の位相特性によって位相補正が行われる。
図4は、APC LPF40の出力値の位相特性を示す。同図に示すように、APC LPF40で検出された位相エラーは、その平衡点が90゜と270゜とで形成される。したがって、復調信号はその極性が反転され得る。
上記のように、パイロットトーンを利用した搬送波周波数の復元方式は、パイロットトーンが完璧に復元される場合には性能に異常がないが、伝送チャネル上で発生するマルチパスなどの劣悪なチャネル環境によって、パイロット部分が損傷された場合には搬送波周波数を復元できないという問題点がある。
また、搬送波周波数オフセットの補償範囲を広げる場合には、補償後の残留オフセットが大きく、残留オフセットの量を低減する場合には、補償範囲が減るという問題点がある。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであって、その目的は、デジタル受信システムにおいて、ノンコヒーレントチャネルプロフィールと交差相関とを利用してシンボルタイミングオフセットと関係なく搬送波周波数オフセットを検出する、搬送波周波数のオフセット検出装置及びその検出方法を提供することにある。
本発明に係るデジタル受信システムの搬送波周波数のオフセット検出装置は、入力された信号に対して所定個数の単位に分類されたPNシーケンスを利用して、相関値を各々計算する複数の相関器と、該複数の相関器の中で互いに隣接していない相関器の出力値を各々入力して、前記入力値に対する共役複素数値を生成する少なくとも1つの共役信号生成部と、該少なくとも1つの共役信号生成部の各出力値を、前記共役信号生成部に出力値を入力する前記相関器と隣接した前記相関器の出力値に各々乗算する少なくとも1つの乗算器と、該少なくとも1つの乗算器の出力値を加算する加算器と、該加算器の出力値から位相成分を抽出して、搬送波周波数オフセットに出力する位相抽出部とを備える。
好ましくは、前記加算器の出力値が、次の数式のように与えられることを特徴とする。
Figure 2006014335
ここで、r(n)は入力信号であり、p(n)はPNシーケンスである。
また、前記入力信号は、次の数式のように与えられることが好ましい。
Figure 2006014335
また、前記複数の相関器が、前記PNシーケンスを分類した次の式のように与えられるサブシーケンスを各々利用して前記相関値を算出する。
Figure 2006014335
ここで、P(n)はPNシーケンスである。
また、前記位相抽出部から抽出する前記位相成分は、次の式のように与えられることが好ましい。
Figure 2006014335
ここで、CFOは搬送波周波数オフセットである。
好ましくは、前記位相抽出部は、前記複数の相関器から出力された前記相関値を利用したノンコヒーレント相関値にともなうチャネルプロフィールを利用して、所定のしきい値を超過するパスに対する前記加算器の出力値に対するベクトル和から前記位相成分を抽出する。
また、前記位相抽出部は、前記複数の相関器から出力された前記相関値を利用したノンコヒーレント相関値にともなうチャネルプロフィールを利用して、メインパスに該当する前記加算器の出力値から前記位相成分を抽出する。
好ましくは、前記ノンコヒーレント相関値は、次の数式のように与えられる。
Figure 2006014335
ここで、p(k)はPNシーケンスであり、r(k)は入力信号である。
また、本発明に係るデジタル受信システムの搬送波周波数オフセットを検出する方法は、入力された信号に対して所定個数の単位に分類されたPNシーケンスを利用して相関値を各々計算するステップと、計算された前記相関値の中で、互いに隣接していない相関値に対する共役複素数値を生成するステップと、前記共役複素数値を隣接する前記相関値に各々乗算し加算することにより、交差相関値を算出するステップと、前記交差相関値から位相成分を抽出して、搬送波周波数オフセットに出力するステップとを含む。
したがって、劣悪なチャネル環境の影響でパイロット信号が検出できない場合にも、搬送波周波数オフセットを検出することができる。
本発明によれば、シンボルタイミング復元と関係なしでパイロット信号を利用せずにフィールドシンク信号の交差相関値とノンコヒーレントチャネルプロフィールとを利用して搬送波周波数オフセットを検出することによって、劣悪なチャネル環境の影響でパイロット信号が検出できない場合にも、搬送波周波数オフセットを検出することができる。
以下、添付した図面を参照し本発明の最も好ましい実施の形態を詳細に説明する。
[実施形態]
図5は、本発明に係る搬送波周波数のオフセット検出装置を示すブロック図である。搬送波周波数のオフセット検出装置は、第1相関器ないし第N相関器110‐1ないし110‐N、第1共役信号生成部ないし第(N‐1)共役信号生成部120‐1ないし120‐(N‐1)、第2乗算器ないし第N乗算器130‐2ないし130‐N、加算器140及び位相抽出部150を含む。
第1相関器ないし第N相関器110‐1ないし110‐Nは、サンプリングされた受信信号のフィールド同期信号を受け取ってノンコヒーレント相関値を算出する。ノンコヒーレント相関値に対する詳細は後述する。
第1共役信号生成部ないし第(N‐1)共役信号生成部120‐1ないし120‐(N‐1)は、第1相関器ないし第(N‐1)相関器110‐1ないし110‐(N‐1)に各々接続されて、第1相関器ないし第(N‐1)相関器110‐1ないし110‐Nの出力信号に対応する共役複素数を生成する。
第2乗算器ないし第N乗算器130‐2ないし130‐Nは、第2相関器ないし第N相関器110‐2ないし110‐Nの出力信号各々を、第1共役信号生成部ないし第(N‐1)共役信号生成部120‐1ないし120‐(N‐1)から出力される信号各々に乗算する。
加算器140は、第2乗算器ないし第N乗算器130‐2ないし130‐Nの出力信号を加算し交差相関値を算出する。交差相関値に対する詳細は後述する。
位相抽出部150は、加算器140の出力値から搬送波周波数オフセットに該当する位相成分を抽出する。
したがって、受信されたフィールド同期信号の交差相関及びノンコヒーレントチャネルプロフィールにより、シンボルタイミングオフセットと関係なく搬送波周波数オフセットを検出できる。
一方、算出された前記ノンコヒーレント相関値が最大となる時点、すなわちメインパスを基準として搬送波周波数オフセットに該当する位相成分を抽出するか、所定のしきい値以上のパスに対して交差相関値のベクトル和を取り、ベクトル和に該当する搬送波周波数オフセット値を検出して、さらに正確に搬送波周波数オフセットを検出できる。
図6は、図5の搬送波周波数のオフセット検出装置の動作説明に提供される図であり、図7は、本発明に係る搬送波周波数のオフセット検出方法の説明に提供されるフローチャートである。
図7に示すように、まず受信信号を受け取り(S210)、受信信号に対する相関値を計算するためにフィールドシンク(field sync.)部分のM個のPNシーケンスをN個のサブシーケンスに分けて、第1相関器ないし第N相関器110‐1ないし110‐Nで各々のサブシーケンスに対して相関値を計算する(S220)。
フィールドシンク信号の中でM個のPN信号をN個のサブシーケンス「p(n)」を以下の数式6のように表す。
Figure 2006014335
一方、受信された信号r(k)を以下の数式7のように表す。
Figure 2006014335
したがって、第1相関器ないし第N相関器110‐1ないし110‐Nは、受信信号r(k)に対し前記サブシーケンス「p(n)」を利用して、以下の数式8のように相関値を計算する。
Figure 2006014335
次いで、第1共役信号生成部ないし第(N‐1)共役信号生成部120‐1ないし120‐(N‐1)は、これら各々に接続された第1相関器ないし第(N‐1)相関器110‐1ないし110‐(N‐1)から計算された相関値に対する共役複素数値を生成する(S230)。
第2乗算器ないし第N乗算器130‐2ないし130‐Nは、前記第1共役信号生成部ないし第(N‐1)共役信号生成部120‐1ないし120‐(N‐1)から生成された共役複素数値各々を、第2相関器ないし第N相関器110‐2ないし110‐Nから計算された相関値に各々乗算する。
したがって、加算器140は、前記第2乗算器ないし第N乗算器130‐2ないし130‐Nから出力された乗算値を累積加算して、以下の数式9のような交差相関値「C」を算出する(S240)。
Figure 2006014335
位相抽出部150は、加算器140から出力された前記交差相関値から位相成分をq搬送波周波数オフセットとして抽出する(S250)。加算器140から出力された交差相関値は、共役複素数交差相関値であって、搬送波周波数オフセット「CFO」は、次の数式10のように前記交差相関値から導き出される。
Figure 2006014335
すなわち、搬送波周波数オフセット「CFO」は、交差相関値の位相成分「Kθ」となる。
一方、搬送波周波数オフセットを推定する時点は、以下の数式11のようなパーシャルノンコヒーレント相関(Partial Noncoherent Correlation)を行って算出されたチャネルプロフィールの値が最大となるある時点、すなわちメインパスを基準として交差相関値を算出し導き出すことができる。また、図6に示すように、ノンコヒーレント相関値が所定のしきい値を超過するパスに対する交差相関値のベクトル和(cross correlation vetor sum)から位相成分の値を導き出して、搬送波周波数オフセット値を検出することもできる。シンボルタイミング復元が完璧に行なわれない場合には、所定のしきい値を超過するパスに対する交差相関値のベクトル和を利用することがさらに好ましい。
Figure 2006014335
本発明によれば、シンボルタイミング復元と関係なしでフィールドシンク信号の交差相関値とノンコヒーレントチャネルプロフィールとを利用して、搬送波周波数オフセットを検出する。したがって、本発明に係る周波数オフセット検出装置の後端に接続されるファイン搬送波周波数オフセット復元装置(fine carrier frequency offset recovery)の性能を改善させることができるという長所がある。
また、一般にVSB信号の搬送波周波数オフセット補正は、パイロット信号を利用して行なわれるが、チャネル環境の影響によりパイロット信号が毀損された時には、搬送波周波数オフセットを補正できないため信号受信が不可能であるという問題があったが、本発明によれば、パイロット信号を利用していないため、劣悪なチャネル環境によりパイロット信号を検出できない場合にも動作できる。
また、フィールドシンク信号内のPNシーケンスを利用して算出された相関値によれば、チャネルプロフィールを極めて正確に読み取ることができるので、劣悪なチャネルでも正常に動作でき、ノンコヒーレントチャネルプロフィールで所定のしきい値を超過する形状が発生する時点を基準として、交差相関値のベクトル和を使用して搬送波周波数オフセットを抽出することにより、シンボルタイミングオフセットの影響をほとんど受けない。
一方、本発明に係る搬送波周波数のオフセット検出装置は、ノンコヒーレント相関値を利用してVSB信号の同期を推定する同期検出器(sync detector)にも活用でき、同期信号を基準信号に利用する他の搬送波周波数オフセット復元アルゴリズムやシンボルタイミング復元アルゴリズムを適用できる。
以上、本発明の原理を例示するために本発明の好適な実施形態について図示し説明したが、本発明は上述した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲で請求している本発明の要旨を逸脱することなく、本発明に対する種々の変更及び修正が可能であることは当業者であれば理解できることであろう。よって、そのような変更及び修正は本発明の特許請求の範囲に含まれるものと見なすべきである。
VSBデジタル放送信号受信システムにおいて、搬送波周波数オフセットを検出するために利用されることができる。
VSB信号の周波数波形を示す図である。 一般的な搬送波周波数オフセットの復元回路を示すブロック図である。 周波数誤差とAFC LPFの入力波形との関係を示す図である。 位相フィルタの出力位相特性を示す図である。 本発明に係る搬送波周波数のオフセット検出装置を示すブロック図である。 図5の搬送波周波数のオフセット検出装置の動作説明に提供される図である。 本発明に係る搬送波周波数のオフセット検出方法の説明に提供されるフローチャートである。
符号の説明
110‐1ないい110‐N 相関器
120‐1ないし120‐(N‐1) 共役信号生成部
130‐2ないし130‐N 乗算部
140 加算器
150 位相抽出部

Claims (16)

  1. 入力された信号に対して所定個数の単位に分類されたPNシーケンスを利用して、相関値を各々計算する複数の相関器と、
    該複数の相関器の出力値を各々入力して、前記入力値に対する共役複素数値を生成する少なくとも1つの共役信号生成部と、
    該少なくとも1つの共役信号生成部の各出力値を、前記共役信号生成部に出力値を入力する前記相関器と隣接した前記相関器の出力値に各々乗算する少なくとも1つの乗算器と、
    該少なくとも1つの乗算器の出力値を加算する加算器と、
    該加算器の出力値から位相成分を抽出して、搬送波周波数オフセットに出力する位相抽出部と
    を備えることを特徴とする搬送波周波数のオフセット検出装置。
  2. 前記加算器の出力値が、次の数式のように与えられることを特徴とする請求項1に記載の搬送波周波数のオフセット検出装置。
    Figure 2006014335
    ここで、r(n)は入力信号であり、p(n)はPNシーケンスである。
  3. 前記入力信号は、次の数式のように与えられることを特徴とする請求項2に記載の搬送波周波数のオフセット検出装置。
    Figure 2006014335
  4. 前記複数の相関器は、前記PNシーケンスを分類した次の式のように与えられるサブシーケンスを各々利用して前記相関値を算出することを特徴とする請求項1に記載の搬送波周波数のオフセット検出装置。
    Figure 2006014335
    ここで、P(n)はPNシーケンスである。
  5. 前記位相抽出部から抽出する前記位相成分は、次の式のように与えられることを特徴とする請求項1に記載の搬送波周波数のオフセット検出装置。
    Figure 2006014335
    ここで、CFOは搬送波周波数オフセットである。
  6. 前記位相抽出部は、前記複数の相関器から出力された前記相関値を利用したノンコヒーレント相関値にともなうチャネルプロフィールを利用して、所定のしきい値を超過するパスに対する前記加算器の出力値に対するベクトル和から前記位相成分を抽出することを特徴とする請求項1に記載の搬送波周波数のオフセット検出装置。
  7. 前記位相抽出部は、前記複数の相関器から出力された前記相関値を利用したノンコヒーレント相関値にともなうチャネルプロフィールを利用して、メインパスに該当する前記加算器の出力値から前記位相成分を抽出することを特徴とする請求項1に記載の搬送波周波数のオフセット検出装置。
  8. 前記ノンコヒーレント相関値は、次の数式のように与えられることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の搬送波周波数のオフセット検出装置。
    Figure 2006014335
    ここで、p(k)はPNシーケンスであり、r(k)は入力信号である。
  9. 入力された信号に対して所定個数の単位に分類されたPNシーケンスを利用して相関値を各々計算するステップと、
    計算された前記相関値の中で、互いに隣接していない相関値に対する共役複素数値を生成するステップと、
    前記共役複素数値を隣接する前記相関値に各々乗算し加算することにより、交差相関値を算出するステップと、
    前記交差相関値から位相成分を抽出して、搬送波周波数オフセットに出力するステップと
    を含むことを特徴とする搬送波周波数のオフセット検出方法。
  10. 前記交差相関値は、次の数式のように与えられることを特徴とする請求項9に記載の搬送波周波数のオフセット検出方法。
    Figure 2006014335
    ここで、r(n)は入力信号であり、p(n)はPNシーケンスである。
  11. 前記入力信号は、次の数式のように与えられることを特徴とする請求項10に記載の搬送波周波数のオフセット検出方法。
    Figure 2006014335
  12. 前記相関値計算ステップは、前記PNシーケンスを分類した次の式のように与えられるサブシーケンスを各々利用して前記相関値を算出することを特徴とする請求項9に記載の搬送波周波数のオフセット検出方法。
    Figure 2006014335
    ここで、P(n)はPNシーケンスである。
  13. 前記搬送波周波数オフセット出力ステップから抽出する前記位相成分は、次の式のように与えられることを特徴とする請求項9に記載の搬送波周波数のオフセット検出方法。
    Figure 2006014335
    ここで、CFOは搬送波周波数オフセットである。
  14. 前記搬送波周波数オフセット出力ステップは、前記相関値を利用したノンコヒーレント相関値にともなうチャネルプロフィールを利用して、所定のしきい値を超過するパスに対する前記交差相関値のベクトル和から前記位相成分を抽出することを特徴とする請求項9に記載の搬送波周波数のオフセット検出方法。
  15. 前記搬送波周波数オフセット出力ステップは、前記相関値を利用したノンコヒーレント相関値にともなうチャネルプロフィールを利用して、メインパスに該当する前記交差相関値から前記位相成分を抽出することを特徴とする請求項9に記載の搬送波周波数のオフセット検出方法。
  16. 前記ノンコヒーレント相関値は、次の数式のように与えられることを特徴とする請求項14または請求項15に記載の搬送波周波数のオフセット検出方法。
    Figure 2006014335
    ここで、p(k)はPNシーケンスであり、r(k)は入力信号である。
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