JP2002218338A - 受信装置及び方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents
受信装置及び方法、記録媒体、並びにプログラムInfo
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- JP2002218338A JP2002218338A JP2001007485A JP2001007485A JP2002218338A JP 2002218338 A JP2002218338 A JP 2002218338A JP 2001007485 A JP2001007485 A JP 2001007485A JP 2001007485 A JP2001007485 A JP 2001007485A JP 2002218338 A JP2002218338 A JP 2002218338A
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D3/00—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations
- H03D3/007—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations by converting the oscillations into two quadrature related signals
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 SAWフィルタを利用しないで検波すること
ができるようにする。 【解決手段】 乗算器22は、ローカル発振器26から
供給されたsinωotと放送信号VVSBを乗算する。乗算器
24は、シフト部27から供給された、sinωotの位相
が、π/2だけシフトされたcosωotを、放送信号VVSB
と乗算する。処理部28は、乗算器24から、LPF2
5を介して供給された信号について、ω oをωCに変換
し、その結果得られた信号をシフト部29に出力する。
シフト部29は、処理部28から得られた信号の位相
を、π/2だけシフトして、加算器30に出力する。処
理部28は、乗算器22から、LPF23を介して供給
された信号について、ωoをωCに変換し、その結果得ら
れた信号を加算器30に出力する。加算器30は、シフ
ト部29からの信号および処理部28からの信号を乗算
する。これにより、ベースバンド信号が検波される。
ができるようにする。 【解決手段】 乗算器22は、ローカル発振器26から
供給されたsinωotと放送信号VVSBを乗算する。乗算器
24は、シフト部27から供給された、sinωotの位相
が、π/2だけシフトされたcosωotを、放送信号VVSB
と乗算する。処理部28は、乗算器24から、LPF2
5を介して供給された信号について、ω oをωCに変換
し、その結果得られた信号をシフト部29に出力する。
シフト部29は、処理部28から得られた信号の位相
を、π/2だけシフトして、加算器30に出力する。処
理部28は、乗算器22から、LPF23を介して供給
された信号について、ωoをωCに変換し、その結果得ら
れた信号を加算器30に出力する。加算器30は、シフ
ト部29からの信号および処理部28からの信号を乗算
する。これにより、ベースバンド信号が検波される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は受信装置および方
法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、アナロ
グテレビション放送信号を検波する場合に適用して好適
な受信装置および方法、および記録媒体に関する。
法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、アナロ
グテレビション放送信号を検波する場合に適用して好適
な受信装置および方法、および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン放送信号受信装置の受信部
においては、目的とする放送波が所定の中間周波数に変
換され、変換された中間周波数が、ベースバンドの映像
信号および音声信号に復調される。
においては、目的とする放送波が所定の中間周波数に変
換され、変換された中間周波数が、ベースバンドの映像
信号および音声信号に復調される。
【0003】図1は、従来のテレビション放送信号受信
装置の受信部の構成例を示している。なお、簡単のた
め、図1には、映像信号を復調する構成部分のみが示さ
れている。
装置の受信部の構成例を示している。なお、簡単のた
め、図1には、映像信号を復調する構成部分のみが示さ
れている。
【0004】アンテナ1により受信されたテレビジョン
放送信号は、フロントエンド2に入力される。なお、こ
の例の場合のテレビジョン放送信号は、VSB(Vestigial
SideBand)のアナログ放送信号VVSB(以下、放送信号V
VSBと略称する)である。
放送信号は、フロントエンド2に入力される。なお、こ
の例の場合のテレビジョン放送信号は、VSB(Vestigial
SideBand)のアナログ放送信号VVSB(以下、放送信号V
VSBと略称する)である。
【0005】フロントエンド2は、入力された放送信号
VVSBから、中間周波数の信号を生成し、SAWフィル
タ3に出力する。
VVSBから、中間周波数の信号を生成し、SAWフィル
タ3に出力する。
【0006】SAWフィルタ3は、フロントエンド2か
らの中間周波数の信号にナイキストスロープ処理を施し
て、側帯波成分および帯域外不要成分を除去し、その結
果得られたフラットな特性を有するベースバンド信号
を、検波部4から送出する。
らの中間周波数の信号にナイキストスロープ処理を施し
て、側帯波成分および帯域外不要成分を除去し、その結
果得られたフラットな特性を有するベースバンド信号
を、検波部4から送出する。
【0007】検波部4は、SAWフィルタ3の出力の中
間周波信号(映像変調信号)を、内蔵するPLL回路に
よって得られる同期信号に基づいて検波し、その結果得
られた映像信号を、ローパスフィルタ5を介して、外部
の装置に出力する。
間周波信号(映像変調信号)を、内蔵するPLL回路に
よって得られる同期信号に基づいて検波し、その結果得
られた映像信号を、ローパスフィルタ5を介して、外部
の装置に出力する。
【0008】次に、受信部の動作を説明する。
【0009】通常のAM変調信号VAM(振幅変調信号)
は、式(1)で表される。
は、式(1)で表される。
【数1】 式(1)中、VCは、変調信号の直流分を、Vmsinωmt
は、変調信号の交流分を、そしてsinωctは、キャリア
を表す。ωmは、変調信号の角周波数を、Vmは、変調度
を含む変調信号の振幅を、ωcは、キャリアの角周波数
を、それぞれ表す。
は、変調信号の交流分を、そしてsinωctは、キャリア
を表す。ωmは、変調信号の角周波数を、Vmは、変調度
を含む変調信号の振幅を、ωcは、キャリアの角周波数
を、それぞれ表す。
【0010】式(1)においては、変調信号の交流分
を、単一正弦波であるsinωmtとしたが、変調信号を、
式(2)に示す歪波交流(フーリエ級数)とすること
で、実際の放送波をより適切に表すことができる。式
(3)は、変調信号を、式(2)の歪波交流とした場合
のAM変調信号VAMを表している。
を、単一正弦波であるsinωmtとしたが、変調信号を、
式(2)に示す歪波交流(フーリエ級数)とすること
で、実際の放送波をより適切に表すことができる。式
(3)は、変調信号を、式(2)の歪波交流とした場合
のAM変調信号VAMを表している。
【数2】
【数3】
【0011】なお、式(2)中、qは、ビデオ信号帯域
の上限を表す。また、式(3)中のV'c(=Vc+Vm×
β0)は、直流分を表し、ψnおよびγnは、式(4)の
ように表される。
の上限を表す。また、式(3)中のV'c(=Vc+Vm×
β0)は、直流分を表し、ψnおよびγnは、式(4)の
ように表される。
【数4】
【0012】さらに、式(3)は、三角関数の性質によ
り、式(5)のように展開することができる。すなわ
ち、式(5)は、DSB(Double side band)展開された
歪波交流のAM変調信号VAMを表している。
り、式(5)のように展開することができる。すなわ
ち、式(5)は、DSB(Double side band)展開された
歪波交流のAM変調信号VAMを表している。
【数5】
【0013】また、式(5)の第2項のLSB(Lower S
ide Band)のP番目(1<p<q)以降を取り除くこと
で、式(6)に示すような、VSB(Vestigial Side B
and)の放送信号VVSBが得られる。
ide Band)のP番目(1<p<q)以降を取り除くこと
で、式(6)に示すような、VSB(Vestigial Side B
and)の放送信号VVSBが得られる。
【数6】
【0014】すなわち、式(6)で表される放送信号V
VSBが、アンテナ1(図1)により受信され、フロント
エンド2に供給される。
VSBが、アンテナ1(図1)により受信され、フロント
エンド2に供給される。
【0015】フロントエンド2は、乗算器11およびロ
ーカル発振器12を含む構成を有している。なお、フロ
ントエンド2には、乗算器11およびローカル発振器1
2の他、RF信号を増幅する増幅器、乗算器11の出力
から目的とする中間周波数の信号を取り出す出力同調器
等が設けられているが、その図示および説明は省略す
る。
ーカル発振器12を含む構成を有している。なお、フロ
ントエンド2には、乗算器11およびローカル発振器1
2の他、RF信号を増幅する増幅器、乗算器11の出力
から目的とする中間周波数の信号を取り出す出力同調器
等が設けられているが、その図示および説明は省略す
る。
【0016】フロントエンド2に供給された放送信号V
VSBは、乗算器11に入力される。乗算器11は、ロー
カル発振器12から供給された、式(7)で表されるロ
ーカル信号と、放送信号VVSB(式(6)で表される信
号))とを乗算して、式(8)で表される中間周波数の
信号を生成する。
VSBは、乗算器11に入力される。乗算器11は、ロー
カル発振器12から供給された、式(7)で表されるロ
ーカル信号と、放送信号VVSB(式(6)で表される信
号))とを乗算して、式(8)で表される中間周波数の
信号を生成する。
【数7】
【数8】
【0017】式(8)は、式(9)乃至式(11)に示
すように展開することができる。すなわち、最終的に展
開された式(11)によれば、式中、Σ項の値(第2項
の値、第3項の値、および第4項の値)は、負の値にな
るので、放送信号VVSBの波形を、模擬的に、図2
(A)に示すように表した場合、図2(B)に示すよう
な、放送信号VVSBがRF信号の基準周波数(キャリア
の周波数)を基準として反転したような中間周波数の信
号が生成される。
すように展開することができる。すなわち、最終的に展
開された式(11)によれば、式中、Σ項の値(第2項
の値、第3項の値、および第4項の値)は、負の値にな
るので、放送信号VVSBの波形を、模擬的に、図2
(A)に示すように表した場合、図2(B)に示すよう
な、放送信号VVSBがRF信号の基準周波数(キャリア
の周波数)を基準として反転したような中間周波数の信
号が生成される。
【数9】
【数10】
【数11】
【0018】フロントエンド2(乗算器11)は、生成
した中間周波数の信号(式(11))を、SAWフィル
タ3に出力する。
した中間周波数の信号(式(11))を、SAWフィル
タ3に出力する。
【0019】SAWフィルタ3は、フロントエンド2か
ら供給される中間周波数の信号(式(11)で表される
信号)にナイキストスロープ処理を施して、側帯波成分
を除去し、その結果得られたフラットな特性を有するベ
ースバンド信号を、検波部4から送出する。
ら供給される中間周波数の信号(式(11)で表される
信号)にナイキストスロープ処理を施して、側帯波成分
を除去し、その結果得られたフラットな特性を有するベ
ースバンド信号を、検波部4から送出する。
【0020】フロントエンド2からの中間周波数の信号
の波形を、図2(B)のように示すと、SAWフィルタ
3でのナイキストスロープ処理により、フロントエンド
2からの中間周波数の信号の波形は、図2(C)に示す
ように、高域部分が除去された波形になる。
の波形を、図2(B)のように示すと、SAWフィルタ
3でのナイキストスロープ処理により、フロントエンド
2からの中間周波数の信号の波形は、図2(C)に示す
ように、高域部分が除去された波形になる。
【0021】検波部4は、SAWフィルタ3から供給さ
れた中間周波信号を、内蔵するPLL回路によって得ら
れる同期信号に基づいて検波し、その結果得られた映像
信号(図2(D))を、ローパスフィルタ5を介して、
外部の装置に出力する。
れた中間周波信号を、内蔵するPLL回路によって得ら
れる同期信号に基づいて検波し、その結果得られた映像
信号(図2(D))を、ローパスフィルタ5を介して、
外部の装置に出力する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のテレ
ビジョン放送信号受信装置では、中間周波数の信号が、
SAWフィルタ3によりナイキストスロープ処理が施さ
れることにより、映像信号が検波されるが、このSAW
フィルタ3は、比較的高価であるため、装置がコスト高
になる課題があった。また、SAWフィルタ3が有する
特性のばらつきが検波性能に影響するとともに、いわゆ
るナイキストスロープバズが発生してしまう課題があっ
た。
ビジョン放送信号受信装置では、中間周波数の信号が、
SAWフィルタ3によりナイキストスロープ処理が施さ
れることにより、映像信号が検波されるが、このSAW
フィルタ3は、比較的高価であるため、装置がコスト高
になる課題があった。また、SAWフィルタ3が有する
特性のばらつきが検波性能に影響するとともに、いわゆ
るナイキストスロープバズが発生してしまう課題があっ
た。
【0023】また、従来の装置においては、中間周波数
が利用されるので、中間周波数に依存する妨害波による
影響が問題になる課題があった。
が利用されるので、中間周波数に依存する妨害波による
影響が問題になる課題があった。
【0024】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、SAWフィルタを利用しないで検波するこ
とができるようにするものである
ものであり、SAWフィルタを利用しないで検波するこ
とができるようにするものである
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の受信装置は、ア
ナログテレビション放送信号に、第1の基準信号を乗算
して、第1の検波対象信号を生成する第1の生成手段
と、アナログテレビジョン放送信号に、第1の基準信号
と直交する第2の基準信号を乗算して、第2の検波対象
信号を生成する第2の生成手段と、第1の検波対象信号
と、第2の検波対象信号に基づいて、ベースバンド信号
を検波する検波手段とを備えることを特徴とする。
ナログテレビション放送信号に、第1の基準信号を乗算
して、第1の検波対象信号を生成する第1の生成手段
と、アナログテレビジョン放送信号に、第1の基準信号
と直交する第2の基準信号を乗算して、第2の検波対象
信号を生成する第2の生成手段と、第1の検波対象信号
と、第2の検波対象信号に基づいて、ベースバンド信号
を検波する検波手段とを備えることを特徴とする。
【0026】アナログテレビジョン放送信号から、中間
周波数の信号を生成する第3の生成手段をさらに設け、
第1の生成手段には、中間周波数の信号に、第1の基準
信号を乗算して、第1の検波対象信号を生成させ、第2
の生成手段には、中間周波数の信号に、第2の基準信号
を乗算して、第2の検波対象信号を生成させることがで
きる。
周波数の信号を生成する第3の生成手段をさらに設け、
第1の生成手段には、中間周波数の信号に、第1の基準
信号を乗算して、第1の検波対象信号を生成させ、第2
の生成手段には、中間周波数の信号に、第2の基準信号
を乗算して、第2の検波対象信号を生成させることがで
きる。
【0027】中間周波数の信号に含まれる、不要な高周
波数成分を除去する除去手段をさらに設け、第1の生成
手段には、除去手段により不要な高周波数成分が除去さ
れた、中間周波数のに、第1の基準信号を乗算して、第
1の検波対象信号を生成させ、第2の生成手段は、除去
手段により不要な高周波数成分が除去された、中間周波
数の信号に、第2の基準信号を乗算して、第2の検波対
象信号を生成させることができる。
波数成分を除去する除去手段をさらに設け、第1の生成
手段には、除去手段により不要な高周波数成分が除去さ
れた、中間周波数のに、第1の基準信号を乗算して、第
1の検波対象信号を生成させ、第2の生成手段は、除去
手段により不要な高周波数成分が除去された、中間周波
数の信号に、第2の基準信号を乗算して、第2の検波対
象信号を生成させることができる。
【0028】本発明の受信方法は、アナログテレビショ
ン放送信号に、第1の基準信号を乗算して、第1の検波
対象信号を生成する第1の生成ステップと、アナログテ
レビジョン放送信号に、第1の基準信号と直交する第2
の基準信号を乗算して、第2の検波対象信号を生成する
第2の生成ステップと、第1の検波対象信号と、第2の
検波対象信号に基づいて、ベースバンド信号を検波する
検波ステップとを含むことを特徴とする。
ン放送信号に、第1の基準信号を乗算して、第1の検波
対象信号を生成する第1の生成ステップと、アナログテ
レビジョン放送信号に、第1の基準信号と直交する第2
の基準信号を乗算して、第2の検波対象信号を生成する
第2の生成ステップと、第1の検波対象信号と、第2の
検波対象信号に基づいて、ベースバンド信号を検波する
検波ステップとを含むことを特徴とする。
【0029】本発明の記録媒体のプログラムは、アナロ
グテレビション放送信号に、第1の基準信号を乗算し
て、第1の検波対象信号を生成する第1の生成ステップ
と、アナログテレビジョン放送信号に、第1の基準信号
と直交する第2の基準信号を乗算して、第2の検波対象
信号を生成する第2の生成ステップと、第1の検波対象
信号と、第2の検波対象信号に基づいて、ベースバンド
信号を検波する検波ステップとを含むことを特徴とす
る。
グテレビション放送信号に、第1の基準信号を乗算し
て、第1の検波対象信号を生成する第1の生成ステップ
と、アナログテレビジョン放送信号に、第1の基準信号
と直交する第2の基準信号を乗算して、第2の検波対象
信号を生成する第2の生成ステップと、第1の検波対象
信号と、第2の検波対象信号に基づいて、ベースバンド
信号を検波する検波ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0030】本発明のプログラムは、アナログテレビシ
ョン放送信号に、第1の基準信号を乗算して、第1の検
波対象信号を生成する第1の生成ステップと、アナログ
テレビジョン放送信号に、第1の基準信号と直交する第
2の基準信号を乗算して、第2の検波対象信号を生成す
る第2の生成ステップと、第1の検波対象信号と、第2
の検波対象信号に基づいて、ベースバンド信号を検波す
る検波ステップとを含むことを特徴とする。
ョン放送信号に、第1の基準信号を乗算して、第1の検
波対象信号を生成する第1の生成ステップと、アナログ
テレビジョン放送信号に、第1の基準信号と直交する第
2の基準信号を乗算して、第2の検波対象信号を生成す
る第2の生成ステップと、第1の検波対象信号と、第2
の検波対象信号に基づいて、ベースバンド信号を検波す
る検波ステップとを含むことを特徴とする。
【0031】本発明の受信装置、受信方法、およびプロ
グラムにおいては、アナログテレビション放送信号に、
第1の基準信号が乗算されて、第1の検波対象信号が生
成され、アナログテレビジョン放送信号に、第1の基準
信号と直交する第2の基準信号が乗算されて、第2の検
波対象信号が生成され、第1の検波対象信号と、第2の
検波対象信号に基づいて、ベースバンド信号が検波され
る。
グラムにおいては、アナログテレビション放送信号に、
第1の基準信号が乗算されて、第1の検波対象信号が生
成され、アナログテレビジョン放送信号に、第1の基準
信号と直交する第2の基準信号が乗算されて、第2の検
波対象信号が生成され、第1の検波対象信号と、第2の
検波対象信号に基づいて、ベースバンド信号が検波され
る。
【0032】
【発明の実施の形態】図3は、本発明を適用したテレビ
ジョン放送信号受信装置の受信部の構成例を示してい
る。
ジョン放送信号受信装置の受信部の構成例を示してい
る。
【0033】アンテナ21により受信された放送信号V
VSB(式(6)で表される信号)は、乗算器22および
乗算器24に、それぞれ供給される。
VSB(式(6)で表される信号)は、乗算器22および
乗算器24に、それぞれ供給される。
【0034】乗算器22は、ローカル発振器26から供
給された基準信号sinωotと、放送信号VVSBを乗算し、
その結果得られた式(12)で表される信号を、LPF
23に出力する。
給された基準信号sinωotと、放送信号VVSBを乗算し、
その結果得られた式(12)で表される信号を、LPF
23に出力する。
【数12】
【0035】LPF23は、乗算器22から供給された
信号から、高域部分を除去し、その結果得られた式(1
3)で表される信号を、処理部28に出力する。
信号から、高域部分を除去し、その結果得られた式(1
3)で表される信号を、処理部28に出力する。
【数13】
【0036】シフト部27は、ローカル発振器26から
の基準信号sinωotの位相を、π/2だけシフトさせ
る。乗算器24は、シフト部27から供給された基準信
号cosωotと、放送信号VVSBを乗算し、その結果得られ
た式(14)で表される信号を、LPF25に供給す
る。
の基準信号sinωotの位相を、π/2だけシフトさせ
る。乗算器24は、シフト部27から供給された基準信
号cosωotと、放送信号VVSBを乗算し、その結果得られ
た式(14)で表される信号を、LPF25に供給す
る。
【数14】
【0037】LPF25は、乗算器24から供給された
信号から、高域部分を除去し、その結果得られた式(1
5)で表される信号を、処理部28に出力する。
信号から、高域部分を除去し、その結果得られた式(1
5)で表される信号を、処理部28に出力する。
【数15】
【0038】処理部28は、LPF23から供給され
た、式(13)で表される信号に対して、式(16)で
表される演算を行って、式(17)で示される信号を生
成し、加算器30に出力する。処理部28はまた、LP
F25から供給された、式(15)で表される信号に対
して、式(16)で表される演算を行って、式(18)
で表される信号を生成し、シフト部29に出力する。
た、式(13)で表される信号に対して、式(16)で
表される演算を行って、式(17)で示される信号を生
成し、加算器30に出力する。処理部28はまた、LP
F25から供給された、式(15)で表される信号に対
して、式(16)で表される演算を行って、式(18)
で表される信号を生成し、シフト部29に出力する。
【数16】
【数17】
【数18】
【0039】シフト部29は、処理部28から得られた
信号の位相を、π/2だけシフト(90度だけシフト)
して、式(19)で表される信号を生成し、加算器30
に出力する。
信号の位相を、π/2だけシフト(90度だけシフト)
して、式(19)で表される信号を生成し、加算器30
に出力する。
【数19】
【0040】加算器30は、処理部28から供給された
信号(式(17)で表される信号)と、シフト部29か
ら供給された信号(式(19)で表される信号)を加算
し、その結果、式(20)で表される信号を得る。式
(20)は、式(3)の振幅成分に対応している。すな
わち、これにより、式(3)で表されている信号のベー
スバンド成分が、検波されたことになる。この信号は、
LPF31により、不要な高域成分が除去された後、外
部の装置に出力される。
信号(式(17)で表される信号)と、シフト部29か
ら供給された信号(式(19)で表される信号)を加算
し、その結果、式(20)で表される信号を得る。式
(20)は、式(3)の振幅成分に対応している。すな
わち、これにより、式(3)で表されている信号のベー
スバンド成分が、検波されたことになる。この信号は、
LPF31により、不要な高域成分が除去された後、外
部の装置に出力される。
【数20】
【0041】放送信号VVSBの波形を、図4(A)に示
すように表すと、処理部28から加算器30に供給され
る信号は、図4(B)に示すように表され、またシフト
部29から加算器30に供給される信号は、図4(C)
に示すように表されるので、それらが、加算器30にお
いて加算されることにより、図4(D)に示すような波
形を有するビデオ信号が生成される(検波される)。
すように表すと、処理部28から加算器30に供給され
る信号は、図4(B)に示すように表され、またシフト
部29から加算器30に供給される信号は、図4(C)
に示すように表されるので、それらが、加算器30にお
いて加算されることにより、図4(D)に示すような波
形を有するビデオ信号が生成される(検波される)。
【0042】すなわち、本発明が適用された受信部に
は、SAWフィルタが組み込まれていないので、その分
のコストを削減するとができるとともに、受信部の構成
を簡単なものにすることができる。また、ナイキストス
ロープバズの発生による映像検波特性や音声復調特性
(S/N,S/BUSS)の低下を防止することができ
る。
は、SAWフィルタが組み込まれていないので、その分
のコストを削減するとができるとともに、受信部の構成
を簡単なものにすることができる。また、ナイキストス
ロープバズの発生による映像検波特性や音声復調特性
(S/N,S/BUSS)の低下を防止することができ
る。
【0043】さらに、中間周波数も用いられないので、
受信部の構成をさらに簡単なものにすることができ、中
間周波数に依存する妨害波(各種ビート)による問題を
解消することができる。
受信部の構成をさらに簡単なものにすることができ、中
間周波数に依存する妨害波(各種ビート)による問題を
解消することができる。
【0044】なお、以上においては、RF信号から直接
ベースバンド信号を検波するようにしたが、図5に示す
ように、図3の受信部に、図1に示したフロントエンド
2を乗算器22の前段に設け(言い換えれば、図1の受
信部に、そのSAWフィルタ3乃至LPF5に代えて、
図3に示す乗算器22乃至LPF31を設け)、中間周
波数の信号からベースバンド信号を検波することもでき
る。
ベースバンド信号を検波するようにしたが、図5に示す
ように、図3の受信部に、図1に示したフロントエンド
2を乗算器22の前段に設け(言い換えれば、図1の受
信部に、そのSAWフィルタ3乃至LPF5に代えて、
図3に示す乗算器22乃至LPF31を設け)、中間周
波数の信号からベースバンド信号を検波することもでき
る。
【0045】この例の場合、中間周波数が使用される
が、SAWフィルタは、図3の例の場合と同様に設けら
れていないので、その分のコストがかからず、また受信
部の構成を簡単なものにすることができる。
が、SAWフィルタは、図3の例の場合と同様に設けら
れていないので、その分のコストがかからず、また受信
部の構成を簡単なものにすることができる。
【0046】また、図6に示すように、図3の受信部
に、図1に示したフロントエンド2およびSAWフィル
タ3を、乗算器22に前段に設けることもできる(言い
換えれば、図1の受信部に、その検波部4およびLPF
5に代えて、図3に示す乗算器22乃至LPF31を設
けることもできる)。
に、図1に示したフロントエンド2およびSAWフィル
タ3を、乗算器22に前段に設けることもできる(言い
換えれば、図1の受信部に、その検波部4およびLPF
5に代えて、図3に示す乗算器22乃至LPF31を設
けることもできる)。
【0047】この例の場合、中間周波数が使用されると
ともに、受信部には、SAWフィルタ3が組み込まれる
が、この場合のSAWフィルタ3には、ナイキストスロ
ープ特性を設定する必要がないので、SAWフィルタ3
の設計が容易となる。すなわち、このSAWフィルタ3
は、単に、中間周波段に含まれる、不必要な帯域外成分
を除去するだけである。
ともに、受信部には、SAWフィルタ3が組み込まれる
が、この場合のSAWフィルタ3には、ナイキストスロ
ープ特性を設定する必要がないので、SAWフィルタ3
の設計が容易となる。すなわち、このSAWフィルタ3
は、単に、中間周波段に含まれる、不必要な帯域外成分
を除去するだけである。
【0048】上述した一連の処理は、ハードウエアによ
り実現させることもできるが、ソフトウエアにより実現
させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより
実現する場合には、そのソフトウエアを構成するプログ
ラムがコンピュータにインストールされ、そのプログラ
ムがコンピュータで実行されることより、上述した検波
処理が機能的に実現される。
り実現させることもできるが、ソフトウエアにより実現
させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより
実現する場合には、そのソフトウエアを構成するプログ
ラムがコンピュータにインストールされ、そのプログラ
ムがコンピュータで実行されることより、上述した検波
処理が機能的に実現される。
【0049】図7は、上述のような受信部として機能す
るコンピュータ101の一実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。CPU(Central Processing Unit)111
にはバス115を介して入出力インタフェース116が
接続されており、CPU111は、入出力インタフェース
116を介して、ユーザから、キーボード、マウスなど
よりなる入力部118から指令が入力されると、例え
ば、ROM(Read Only Memory)112、ハードディスク
114、またはドライブ120に装着される磁気ディス
ク131、光ディスク132、光磁気ディスク133、
若しくは半導体メモリ134などの記録媒体に格納され
ているプログラムを、RAM(Random AccessMemory)11
3にロードして実行する。これにより、上述した各種の
処理が行われる。さらに、CPU111は、その処理結果
を、例えば、入出力インタフェース116を介して、LC
D(Liquid Crystal Display)などよりなる表示部11
7に必要に応じて出力する。なお、プログラムは、ハー
ドディスク114やROM112に予め記憶しておき、コ
ンピュータ101と一体的にユーザに提供したり、磁気
ディスク131、光ディスク132、光磁気ディスク1
33,半導体メモリ134等のパッケージメディアとし
て提供したり、衛星、ネットワーク等から通信部119
を介してハードディスク114に提供することができ
る。
るコンピュータ101の一実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。CPU(Central Processing Unit)111
にはバス115を介して入出力インタフェース116が
接続されており、CPU111は、入出力インタフェース
116を介して、ユーザから、キーボード、マウスなど
よりなる入力部118から指令が入力されると、例え
ば、ROM(Read Only Memory)112、ハードディスク
114、またはドライブ120に装着される磁気ディス
ク131、光ディスク132、光磁気ディスク133、
若しくは半導体メモリ134などの記録媒体に格納され
ているプログラムを、RAM(Random AccessMemory)11
3にロードして実行する。これにより、上述した各種の
処理が行われる。さらに、CPU111は、その処理結果
を、例えば、入出力インタフェース116を介して、LC
D(Liquid Crystal Display)などよりなる表示部11
7に必要に応じて出力する。なお、プログラムは、ハー
ドディスク114やROM112に予め記憶しておき、コ
ンピュータ101と一体的にユーザに提供したり、磁気
ディスク131、光ディスク132、光磁気ディスク1
33,半導体メモリ134等のパッケージメディアとし
て提供したり、衛星、ネットワーク等から通信部119
を介してハードディスク114に提供することができ
る。
【0050】
【発明の効果】本発明の受信装置、受信方法、およびプ
ログラムによれば、アナログテレビション放送信号に、
第1の基準信号を乗算して、第1の検波対象信号を生成
し、アナログテレビジョン放送信号に、第1の基準信号
と直交する第2の基準信号を乗算して、第2の検波対象
信号を生成し、第1の検波対象信号と、第2の検波対象
信号に基づいて、ベースバンド信号を検波するようにし
たので、例えば、SAWフィルタを利用することなく、
受信装置を構成することができる。
ログラムによれば、アナログテレビション放送信号に、
第1の基準信号を乗算して、第1の検波対象信号を生成
し、アナログテレビジョン放送信号に、第1の基準信号
と直交する第2の基準信号を乗算して、第2の検波対象
信号を生成し、第1の検波対象信号と、第2の検波対象
信号に基づいて、ベースバンド信号を検波するようにし
たので、例えば、SAWフィルタを利用することなく、
受信装置を構成することができる。
【図1】従来のテレビジョン放送信号受信装置の受信部
の構成例を示すブロック図である。
の構成例を示すブロック図である。
【図2】信号の波形を表す図である。
【図3】本発明を適用したテレビジョン放送信号受信装
置の受信部の構成例を示すブロック図である。
置の受信部の構成例を示すブロック図である。
【図4】信号の波形を表す他の図である。
【図5】本発明を適用したテレビジョン放送信号受信装
置の他の受信部の構成例を示すブロック図である。
置の他の受信部の構成例を示すブロック図である。
【図6】本発明を適用したテレビジョン放送信号受信装
置の他の受信部の構成例を示すブロック図である。
置の他の受信部の構成例を示すブロック図である。
【図7】コンピュータ101の構成例を示すブロック図
である。
である。
1 アンテナ, 2 フロントエンド, 3 SAWフ
ィルタ, 4 検波器, 5 LPF, 11 乗算
器, 12 発振器, 21 アンテナ, 22乗算
器, 23 LPF, 24 乗算器, 25 LP
F, 26 発振器, 27 シフト部, 28 処理
部, 29 シフト部, 30 加算器,31 LPF
ィルタ, 4 検波器, 5 LPF, 11 乗算
器, 12 発振器, 21 アンテナ, 22乗算
器, 23 LPF, 24 乗算器, 25 LP
F, 26 発振器, 27 シフト部, 28 処理
部, 29 シフト部, 30 加算器,31 LPF
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 幸祐 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C025 AA13 AA20
Claims (6)
- 【請求項1】 アナログテレビション放送信号に、第1
の基準信号を乗算して、第1の検波対象信号を生成する
第1の生成手段と、 前記アナログテレビジョン放送信号に、前記第1の基準
信号と直交する第2の基準信号を乗算して、第2の検波
対象信号を生成する第2の生成手段と、 前記第1の検波対象信号と、前記第2の検波対象信号に
基づいて、ベースバンド信号を検波する検波手段とを備
えることを特徴とする受信装置。 - 【請求項2】 前記アナログテレビジョン放送信号か
ら、中間周波数の信号を生成する第3の生成手段をさら
に備え、 前記第1の生成手段は、前記中間周波数の信号に、前記
第1の基準信号を乗算して、前記第1の検波対象信号を
生成し、 前記第2の生成手段は、前記中間周波数の信号に、前記
第2の基準信号を乗算して、前記第2の検波対象信号を
生成することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。 - 【請求項3】 前記中間周波数の信号に含まれる、不要
な高周波数成分を除去する除去手段をさらに備え、 前記第1の生成手段は、前記除去手段により不要な高周
波数成分が除去された、前記中間周波数の信号に、前記
第1の基準信号を乗算して、前記第1の検波対象信号を
生成し、 前記第2の生成手段は、前記除去手段により不要な高周
波数成分が除去された、前記中間周波数の信号に、前記
第2の基準信号を乗算して、前記第2の検波対象信号を
生成することを特徴とする請求項2に記載の受信装置。 - 【請求項4】 アナログテレビション放送信号に、第1
の基準信号を乗算して、第1の検波対象信号を生成する
第1の生成ステップと、 前記アナログテレビジョン放送信号に、前記第1の基準
信号と直交する第2の基準信号を乗算して、第2の検波
対象信号を生成する第2の生成ステップと、 前記第1の検波対象信号と、前記第2の検波対象信号に
基づいて、ベースバンド信号を検波する検波ステップと
を含むことを特徴とする受信方法。 - 【請求項5】 アナログテレビション放送信号に、第1
の基準信号を乗算して、第1の検波対象信号を生成する
第1の生成ステップと、 前記アナログテレビジョン放送信号に、前記第1の基準
信号と直交する第2の基準信号を乗算して、第2の検波
対象信号を生成する第2の生成ステップと、 前記第1の検波対象信号と、前記第2の検波対象信号に
基づいて、ベースバンド信号を検波する検波ステップと
を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な
プログラムが記録されている記録媒体。 - 【請求項6】 アナログテレビション放送信号に、第1
の基準信号を乗算して、第1の検波対象信号を生成する
第1の生成ステップと、 前記アナログテレビジョン放送信号に、前記第1の基準
信号と直交する第2の基準信号を乗算して、第2の検波
対象信号を生成する第2の生成ステップと、 前記第1の検波対象信号と、前記第2の検波対象信号に
基づいて、ベースバンド信号を検波する検波ステップと
を含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とす
るプログラム。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001007485A JP2002218338A (ja) | 2001-01-16 | 2001-01-16 | 受信装置及び方法、記録媒体、並びにプログラム |
CN02800689A CN1459190A (zh) | 2001-01-16 | 2002-01-16 | 接收装置 |
PCT/JP2002/000232 WO2002056585A1 (fr) | 2001-01-16 | 2002-01-16 | Recepteur |
US10/296,757 US20040021797A1 (en) | 2001-01-16 | 2002-01-16 | Receiver |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001007485A JP2002218338A (ja) | 2001-01-16 | 2001-01-16 | 受信装置及び方法、記録媒体、並びにプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002218338A true JP2002218338A (ja) | 2002-08-02 |
Family
ID=18875228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001007485A Pending JP2002218338A (ja) | 2001-01-16 | 2001-01-16 | 受信装置及び方法、記録媒体、並びにプログラム |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US20040021797A1 (ja) |
JP (1) | JP2002218338A (ja) |
CN (1) | CN1459190A (ja) |
WO (1) | WO2002056585A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100431275C (zh) * | 2003-11-11 | 2008-11-05 | 卡西欧计算机株式会社 | 电波接收装置、电波接收用集成电路、电波钟表及中继器 |
US7587188B2 (en) | 2002-10-16 | 2009-09-08 | Casio Computer Co., Ltd. | Radio wave reception device, radio wave clock, and repeater |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101180791B (zh) * | 2005-04-19 | 2012-10-24 | 三叉微系统(远东)有限公司 | 解调残留边带信号的设备 |
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JP2000041199A (ja) * | 1998-07-21 | 2000-02-08 | Toshiba Corp | 映像中間周波増幅回路 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE2651480C2 (de) * | 1976-11-11 | 1985-10-17 | Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt | Restseitenband-Modulationsverfahren |
NL8301179A (nl) * | 1983-04-01 | 1984-11-01 | Philips Nv | Ontvanger voor hf-signalen voorzien van een paar parallelle signaalwegen. |
US4686570A (en) * | 1985-12-24 | 1987-08-11 | Rca Corporation | Analog-to-digital converter as for an adaptive television deghosting system |
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US5122879A (en) * | 1990-06-01 | 1992-06-16 | Citizen Watch Co., Ltd. | Television synchronous receiver with phase shifter for reducing interference from a lower adjacent channel |
SG44865A1 (en) * | 1991-05-10 | 1997-12-19 | Philips Electronics Nv | Television receiver with automatic tuning control |
JPH05153516A (ja) * | 1991-11-28 | 1993-06-18 | Sanyo Electric Co Ltd | 映像信号検波回路 |
CA2144596A1 (en) * | 1994-04-05 | 1995-10-06 | Richard Prodan | Modulator/demodulator using baseband filtering |
-
2001
- 2001-01-16 JP JP2001007485A patent/JP2002218338A/ja active Pending
-
2002
- 2002-01-16 WO PCT/JP2002/000232 patent/WO2002056585A1/ja active Application Filing
- 2002-01-16 CN CN02800689A patent/CN1459190A/zh active Pending
- 2002-01-16 US US10/296,757 patent/US20040021797A1/en not_active Abandoned
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US7613441B2 (en) | 2002-10-16 | 2009-11-03 | Casio Computer Co., Ltd. | Radio wave reception device and radio wave clock |
US7650128B2 (en) | 2002-10-16 | 2010-01-19 | Casio Computer Co., Ltd. | Radio wave reception device, radio wave clock, and repeater |
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US7835714B2 (en) | 2002-10-16 | 2010-11-16 | Casio Computer Co., Ltd. | Radio wave reception device, radio wave clock |
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US7542524B2 (en) | 2003-11-11 | 2009-06-02 | Casio Computer Co., Ltd. | Radio wave receiver, radio wave reception integrated circuit, wave clock, and repeater |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1459190A (zh) | 2003-11-26 |
US20040021797A1 (en) | 2004-02-05 |
WO2002056585A1 (fr) | 2002-07-18 |
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