JP4599961B2 - 車両用シートパッド製品及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートパット製品の製造方法、及びこれに表皮材を接着した車両用座席シートの製造方法に関するものである。
車両用座席シートには、ウレタン樹脂を発泡させたシートパッドに表皮材を接着して成形したものがある。この車両用座席シートの製造方法としては、ウレタン樹脂を発泡させてシートパッドを先に作成し、このシートパッドに接着剤を塗布して表皮材を接着する方法が一般には使われている。
また、特開昭54−55086公報には、表皮材とフィルムとを一体としたものを金型内にセットし、ウレタン樹脂を注入して発泡成形して車両用座席シートを製造する方法が記載されている。
しかし、従来の方法には次のような問題点があった。前者の方法では、金型にウレタン樹脂を注入してシートパッドを発泡成型する際に、シートパッドが金型に接着するのを防ぐ為に離型剤を塗布して製造していた。このため、得られたシートパッドの表面には、離型剤が付着しており、そのまま接着剤を塗布又は接着シートで表皮材を接着しても、接着強度がでないため、付着している離型剤を清掃除去した後、接着剤を塗布又は接着シートで表皮材を接着していたが、接着強度がバラつき、接着不良製品が発生していた。
後者の方法では、車両用座席シートが単純な形状の場合には対応できるが、複雑な形状や細かな形状の場合にはその形状を忠実に再現できないという欠点があった。それゆえ、複雑な形状を有する場合や細かな形状を有する場合に対応する製造方法が求められていた。
また、自動車座席の場合、前席/後席、さらには1列席/2列席/3列席などに区別されているため、管理する部品数もおのずと多くなり管理も煩雑である。さらに、その種別の多さから、座席を接着製造する工程において、接着条件管理などの面でも多大な負担になっている。特に、接着力性能に最も関係する接着条件・接着剤性状・組み合わせ作業精度などは座席としての商品性能にも絡み、極めて重要な管理ポイントとされている。したがって、その工程内バラツキを許容させるために各素材のスペックもおのずと過剰な素材スペックにもなってきており、製造コストアップの一因にもなっていた。
特開昭54−55086号公報
本発明が解決しようとする問題点は、離型剤がシートパッド表面に付着していることによって引き起こされる接着強度のバラツキによる座席シートの不良を低減し、複雑な形状や細かな形状にも対応する車両用シートパッド製品およびその製造方法を提供することにある。さらには座席製造工程における管理を簡略化し、製造コスト削減にも寄与することである。
本発明の車両用シートパッド製品は、シートパッドにウレタンフィルムが接着され、さらにウレタンフィルムにクモの巣状ホットメルトシートが接着されていることを特徴とする。
また、本発明の車両用シートパッド製品の製造方法は、ウレタンフィルムにクモの巣状ホットメルトシートを接着した接着シートを、クモの巣状ホットメルトシート側を金型側にして吸引固定する。次に、接着シートのウレタンフィルム側にウレタン樹脂を注入して発泡させ、接着シートと接着させると共に成型させることを特徴とする。
本発明の車両用シートパッド製品は、ウレタンフィルムとクモの巣状ホットメルトシートとよりなる接着シートを金型に吸引固定し、次いでウレタンフィルム上にウレタン樹脂を供給し、発泡成形する製造方法にて得られる。それゆえ、表皮材と本発明の車両用シートパッド製品とを接着する接着面には、離型剤が付着していないので、表皮材とシートパッドとを接着する際に、離型剤の影響を受けることがなく、離型剤による接着不良が生じることがない。
また、本発明の車両用シートパッド製品の製造方法によれば、複雑な形状や細やかな形状にも対応することが可能となる。
さらに、シートパッド製品には、接着剤が一体化されているので、表皮材を接着する工程においては、接着剤の在庫管理や、塗布量の管理が軽減することが可能となる。さらには、接着剤の噴霧塗布をしないので、作業環境の改善も図られることとなる。
図1は、本発明の車両用シートパッド製品の部分断面説明図である。
本発明の車両用シートパッド製品1は、シートパッド2、ウレタンフィルム3、クモの巣状ホットメルトシート4を接着して一体化した構造となっている。
クモの巣状ホットメルトシート4は、融点が90〜130℃程度である熱可塑性樹脂を溶融してノズルから吐出して糸条となし、糸条が融着してシート状になっているものである。このクモの巣状ホットメルトシート4は、表皮材とシートパッド製品1とを接着するために設けられている。このクモの巣状ホットメルトシート4に用いられる熱可塑性樹脂は、ポリアミド、ポリエステルなどであり、スチーム活性を有することが好ましい。
ウレタンフィルム3は、ウレタン樹脂を発泡させたときにウレタン樹脂が金型側に抜け出すことを防止する働きをする。ウレタンフォームを金型内にて発泡させる際に、クモの巣状ホットメルトシートのみでは、ウレタンフォームがクモの巣状ホットメルトシートを透過して金型に接着することになる。これを防止する為にクモの巣状ホットメルトシートとウレタンフォームとの間にウレタンフィルムを配置している。さらに、表皮材と本発明の車両用シートパッド製品1とは、加熱して接着されるため、耐熱性のあるウレタンフィルムが用いられる。ウレタンフィルム3の溶融温度としては、180℃以上あればよい。
ウレタンフィルム3とクモの巣状ホットメルトシート4とは、接着剤で接着されている。
シートパッド2に用いられる樹脂は、特に限定されることはなく、求められる性状品質により選定される。
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら具体的に説明する。
本発明の車両用シートパッド製品の製造方法は、以下の工程で実現される。
予め、ウレタンフィルム3にクモの巣状ホットメルトシート4を接着して、接着シート6を作成する。このときウレタンフィルム3には、溶融温度190℃、厚さ45ミクロンのものを、クモの巣状ホットメルトシートには、ポリアミド樹脂製で融点110℃、目付け30g/mのものを使用した。
次に、この接着シート6のクモの巣状ホットメルトシート側4を下側金型5側にして、下側金型5に被せる。下側金型5には、接着シート6を吸引して金型の内側に沿わせるための吸引孔7が設けられている(図2参照)。
次に、下側金型5に開いた吸引孔7より吸引して接着シート6を下側金型5に密着させる(図3参照)。
続いて、ウレタンフィルム3側にウレタン樹脂8を注入する(図4参照)。
次に、上側金型9を被せて、金型を加熱すると、ウレタン樹脂8は発泡してウレタンフィルム3に接着して接着シート6と一体化するとともに成型して車両用シートパッド製品1が得られた(図4参照)。
上記した製造方法で得られた車両用シートパッド製品に、表皮材を接着して接着強度を評価したところ、表皮材と車両用シートパッド製品は、強固に接着しており、接着強度は、充分に規格を満たすものであった。
本発明の車両用シートパッド製品の部分断面説明図である。 金型に接着シートをセットする工程の説明図である。 真空吸引して接着シートを金型に密着する工程の説明図である。 接着シートにウレタン樹脂を注入する工程の説明図である。 ウレタン樹脂を発泡する工程の説明図である。
符号の説明
1 車両用シートパッド製品
2 シートパッド
3 ウレタンフィルム
4 クモの巣状ホットメルトシート
5 下側金型
6 接着シート
7 吸引孔
8 ウレタン樹脂
9 上側金型

Claims (2)

  1. 溶融温度が180℃以上であるウレタンフィルムに、融点が90〜130℃である熱可塑性樹脂を溶融してノズルから吐出して糸条となし、該糸条を融着してシート状にしたクモの巣状ホットメルトシートを接着して接着シートとし、
    次いで、前記クモの巣状ホットメルトシート側を金型側にして吸引固定し、
    次に、前記接着シートの前記ウレタンフィルム上にウレタン樹脂を注入して、前記金型を加熱して前記ウレタン樹脂を発泡させ、前記ウレタンフィルムと接着させ、前記接着フィルムと一体化すると共に成型する、
    ことを特徴とする車両用シートパット製品の製造方法。
  2. 請求項1に記載の製造方法により車両用シートパット製品を製造し、
    さらに、前記車両用シートパット製品と表皮材とを加熱により接着させる車両用座席シートの製造方法。
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