JP4597954B2 - 特に摩擦クラッチに用いられる、磁気粘性流体によって調節されるアクチュエータ - Google Patents

特に摩擦クラッチに用いられる、磁気粘性流体によって調節されるアクチュエータ Download PDF

Info

Publication number
JP4597954B2
JP4597954B2 JP2006501696A JP2006501696A JP4597954B2 JP 4597954 B2 JP4597954 B2 JP 4597954B2 JP 2006501696 A JP2006501696 A JP 2006501696A JP 2006501696 A JP2006501696 A JP 2006501696A JP 4597954 B2 JP4597954 B2 JP 4597954B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
clutch
chamber
annular cylindrical
electromagnetic coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006501696A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006516711A5 (ja
JP2006516711A (ja
Inventor
ガスマン テーオドール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GKN Driveline International GmbH
Original Assignee
GKN Driveline International GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GKN Driveline International GmbH filed Critical GKN Driveline International GmbH
Publication of JP2006516711A publication Critical patent/JP2006516711A/ja
Publication of JP2006516711A5 publication Critical patent/JP2006516711A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4597954B2 publication Critical patent/JP4597954B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D37/00Clutches in which the drive is transmitted through a medium consisting of small particles, e.g. centrifugally speed-responsive
    • F16D37/02Clutches in which the drive is transmitted through a medium consisting of small particles, e.g. centrifugally speed-responsive the particles being magnetisable
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D37/00Clutches in which the drive is transmitted through a medium consisting of small particles, e.g. centrifugally speed-responsive
    • F16D2037/007Clutches in which the drive is transmitted through a medium consisting of small particles, e.g. centrifugally speed-responsive characterised by multiple substantially radial gaps in which the fluid or medium consisting of small particles is arranged

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)

Description

本発明は、互いに相対的に回転可能な2つの部材を有する軸方向調節のためのアクチュエータに関する。さらに、本発明は、互いに相対的に回転可能な2つの部材を連結しかつ分離するための摩擦クラッチに関する。このような摩擦クラッチは、クラッチバスケットと、クラッチハブと、軸方向に移動可能なピストンとを有しており、クラッチバスケットが、薄板積層体の外側薄板を支持していて、第1の部材に結合可能であり、クラッチハブが、薄板積層体の内側薄板を支持していて、第2の部材に結合可能であり、ピストンが、摩擦クラッチを開閉するために、クラッチバスケットまたはクラッチハブに支持された薄板積層体を負荷することができるかまたは負荷軽減することができる。
多軸伝動式の自動車では、このようなクラッチがしばしばパワートレーンにおいて、要求に応じてのみ駆動される駆動軸のために使用される。多軸伝動式の車両の駆動のためのますます複雑な調整策に基づき、このような摩擦クラッチを操作しひいては前述したピストンを調整するために、種々異なる解決手段が提案された。多くの事例では、調節が、電動モータにより駆動される斜面ディスク対を介して行われる。この斜面ディスク対では、設けられた2つの斜面ディスクが、逆方向に延びる可変の深さのボール溝を有している。このボール溝内ではボールが走行する。このボールは斜面ディスクを互いに支持している。この場合、一方のディスクは軸方向で支持されており、他方のディスクは軸方向に移動可能である。一方のディスクに対して相対的な他方のディスクの回動時には、この他方のディスクが、軸方向で支持された一方のディスクに対して移動することができ、これによって、ピストンを負荷することができる。出願人のドイツ連邦共和国特許第3815225号明細書における例に見られる構造には比較的手間がかかる。
前述した形式の装置における一方の斜面ディスクの電動モータによる回動の代わりに、互いに回転する2つの斜面ディスクの一方のディスクに対する拘束機構または制動機構が提案された。この機構も同じく両ディスクの相対的な回動を生ぜしめ、したがって、同じく他方のディスクを軸方向に移動させ、クラッチ薄板を操作するためのピストンを負荷する。この場合、回転可能な斜面ディスクを環状円筒状の構造のビスカスカップリングによって制動させることがすでに知られている。このビスカスカップリングは磁気粘性流体で充填されている。液体による磁束の変化によって、液体の粘度ひいてはクラッチバスケットとクラッチハブとの間の回転数差に影響を与える量が摩擦クラッチの調節に影響を与え得る。このような形式のクラッチは、アメリカ合衆国特許第5915513号明細書に記載されている。
より簡単に形成された別のクラッチ装置によれば、前述した形式の摩擦クラッチにおいて、ピストンが、一方のクラッチ部材、特にクラッチバスケットによって取り囲まれた環状円筒状の室を仕切っており、この室内で、他方のクラッチ部材、特にクラッチバスケットによって取り囲まれた、複数の押退け羽根を備えたロータディスクが回転することが知られている。押退け羽根は室の横断面を占めている。この場合、室は十分に高粘性の液体で充填されている。室内でのロータディスクの回転運動は、押退け羽根によって液体に圧力増加を発生させる。この圧力増加は液体の動粘度に比例している。このような形式のクラッチは、アメリカ合衆国特許第5056640号明細書に記載されている。
本発明の課題は、改善された調整可能性を示す、簡単な構造を備えた、特に摩擦クラッチに用いられるアクチュエータならびに摩擦クラッチを提供することである。このための解決手段は、ピストンが、一方の側で、一方の部材、特にクラッチバスケットによって取り囲まれた環状円筒状の室を仕切っており、該室内で、他方の部材、特にクラッチハブに結合された、少なくとも1つの押退け羽根を備えたロータディスクが回転するようになっており、環状円筒状の室が、少なくとも多大な部分で磁気粘性流体で充填されていて、外部に対してシールされており、制御可能な電磁コイルが設けられており、該電磁コイルが、室を通る磁束を発生させるようになっていることにある。これにより説明したクラッチによって、著しく拡張された調整策が可能となる。従来、クラッチの閉鎖は、固定の特性線により入力側と出力側との間の回転数差に関連していて、たとえば別個の切換クラッチが、特定の走行状態で入力側と出力側とを分離するために必要であったのに対して、本発明による摩擦クラッチによって、相応の調整策を単にクラッチの制御でのみ実現することが可能である。磁気粘性流体が磁化されていない場合、粘度は、さほどの回転数差でさえ圧力増加が室内に生ぜしめられないほど僅かであってよく、これによって、クラッチが開放したままとなり、走行状態に影響を与えるトルクが伝達されないようになっている。このことは、摩擦クラッチがモード「磁化されていない」の切換によって、自由切換クラッチの機能を一緒に引き受けることができることを意味している。しかし、磁気粘性流体が磁化されている場合には、選択的に粘度の変化ひいては自由に選択可能な室内の圧力増加によって、すでに要求時の僅かな回転数差でもクラッチが閉鎖され、トルクが有効に伝達され得る。こうして、モード「磁化されている」では、摩擦クラッチのロック作用がすでに入力側と出力側との間の、従来簡単な手段によって実現することができなかった極めて僅かな回転数差で得ることができる。
有利な構成によれば、電磁コイルが、不動のハウジング部分内に配置されていることが提案されている。この構成によって、擦り接触を必要としない給電が容易になる。さらに、ピストンが、強磁性の材料から成っており、電磁コイルが、ピストンと反対の側で環状円筒状の室の他方の側に配置されていることが提案される。これによって、磁束がピストンにわたって案内される。
形成された摩擦クラッチの、あとで説明する有利な構成では、一方の部材もしくはクラッチバスケットが、入力軸に結合されており、他方の部材もしくはクラッチハブが、出力軸に結合されている。この場合、特に電磁コイルは薄板積層体に対して出力側に配置されている。室は、ピストンと反対の側で他方の側で、クラッチバスケット内に挿入されたカバーによって仕切られている。
磁気粘性流体における熱膨張に基づく室内の容積変化を補償しかつピストンの移動に基づく室内の容積変化を補償するためには、特別な手段が講じられなければならない。第1の手段によれば、室が、磁気粘性流体以外に僅かな割合でガス容積を有していてよい。このガス容積の圧縮性は容積補償を形成する。別の手段によれば、室が、完全に磁気粘性流体で充填されていて、同じく磁気粘性流体で充填された容積可変の補償室に接続されていてよい。
本発明の有利な構成では、ロータディスクの少なくとも1つの押退け羽根が、半割断面図で室をほぼ塞いでいる。つまり、少なくとも1つの押退け羽根は、室の横断面を、周方向で見て外周から中心軸線までの半部に対してほぼ完全に占めている。
本発明の有利な構成では、電磁コイルの励磁時に室がほぼ均一に磁界によって貫通されているように、電磁コイルと、室と、ピストンとが形成されている。つまり、電磁コイル、室およびピストンの構成は、電磁コイルの励磁時に可能な限り均一な磁界が室の領域に発生させられるように互いに調和させることができ、これによって、液体の均一な粘度を生ぜしめることができる。
さらに、本発明の有利な構成では、一方の部材もしくはクラッチバスケット内に挿入されたカバーが、室をピストンと反対の側で他方の側で仕切っている。
以下に、本発明の有利な実施例を図面につき詳しく説明する。
図1aには、本発明によるクラッチが示してある。このクラッチの入力側はクラッチバスケット11を有しており、出力側はクラッチハブ12を有している。クラッチバスケットは、定置のハウジング13内に2つの玉軸受け14,15によって回転可能に支承されている。クラッチバスケット11は左側で軸ジャーナル16で終わっている。この軸ジャーナル16には駆動フランジ17が載着されている。クラッチハブ12は差嵌めスリーブ18を有している。この差嵌めスリーブ18内には出力軸19が差し込まれている。クラッチバスケット11内には、カバー21が回動防止されて挿入されている。このカバー21は、シールされてスリーブ12に嵌め被せられている。クラッチバスケット11とクラッチハブ12とは別の玉軸受け22を介して内外で支承されている。カバー21は直接玉軸受け15を介してハウジングインサート23に支承されている。このハウジングインサート23は環状の電磁コイル24を支持している。クラッチバスケット11とクラッチハブ12との間には、カバー21に対して軸方向の間隔を置いてピストン25が位置している。このピストン25はクラッチバスケット11とクラッチハブ12とに対してシールされていて、軸方向に移動可能である。カバー21とピストン25とは環状円筒状の室26を形成している。この室26は磁気流動学的な液体、つまり、磁気粘性流体(一般的にMR流体と呼ばれている)でほぼ完全に充填されている。環状円筒状の室26内には、半径方向の2つの押退け羽根27を備えたロータディスク29が位置している。このロータディスク29は波形歯列28を介してクラッチハブ12に相対回動不能に結合されている。電磁コイル24によって、ピストン25と環状円筒状の室26内の磁気粘性流体とが磁化され得る。これによって、磁気粘性流体の粘度が変化する。ロータディスク27とハウジング21との間の相対的な回転時には、室26内に圧力増加が生ぜしめられる。この圧力増加はピストン25の移動を生ぜしめる。このピストン25は環状円筒状の室26の増大時に薄板積層体30を軸方向に負荷することができる。この薄板積層体30はクラッチバスケット11に軸方向で支持されていて、このクラッチバスケット11に結合された外側薄板31と、クラッチハブ12に結合された内側薄板32とから形成されている。薄板積層体30の負荷によって、クラッチハブ12がクラッチバスケット11にひいては出力軸19が軸ジャーナル16に連結される。
図1bには、スリーブ18によって内側でかつクラッチバスケット11によって外側で仕切られる室26の横断面図で、波形歯列28と半径方向の2つの押退け羽根29とを備えたロータディスク27を認めることができる。
図2には、図1に示したクラッチの主要な機能的な部分が原理的に示してある。この場合、同じ部材には同じ符号が付してある。この点に関しては、前述した説明に記載してある。主として、バスケット11、ハブ12、外側薄板31と内側薄板32とを備えた薄板積層体30、ピストン25、環状円筒状の室26、ロータディスク27、カバー21、ハウジングインサート23ならびに電磁コイル24が図示してある。図面aでは、電磁コイル24は励磁されていない。したがって、室26内の磁気粘性流体がより僅かな粘度を有している。入力側としてのクラッチバスケット11と出力側としてのクラッチハブ12との間の仮定された回転数差では、著しい圧力増加は環状円筒状の室26内に生ぜしめられない。ピストン25は力を薄板積層体29に加えない。図面bでは、電磁コイル24が励磁されている。室26内の磁気粘性流体の粘度が著しく高められている。入力側としてのクラッチバスケット11と出力側としてのクラッチハブ12との間の仮定された回転数差では、ロータディスク27が室26内に圧力を形成する。この圧力はピストン25を薄板積層体29に向かって移動させる。これによって、この薄板積層体29がクラッチハブ12をクラッチバスケット11に連結する。矢印33,34,35によって示したように、入力側から出力側へのトルクフロー、すなわち、クラッチバスケット11から薄板積層体29を介してクラッチハブ12へのトルクフローが生ぜしめられる。
図3には、図1と同じ符号を備えた同じ詳細図が示してある。この点に関しては、図1の説明に記載してある。しかし、図1と異なり、ピストン25に補償リザーバ36が形成されている。この補償リザーバ36は室26に開放接続されていて、本事例では、最小容積に制限されている。補償リザーバ36は補償ピストン37によって仕切られる。この補償ピストン37は皿ばね38とディスク39とを介して軸方向弾性的にピストン25に支持されている。
図4には、室内での圧力形成の原理が明瞭に示してある。この場合、室内での押退け羽根の回転運動が、室26′内での2つの羽根端部29′,29′′の線形運動に変えられている。ちなみに、室は、定置のハウジング21′と移動可能なピストン25′とによって形成される。ハウジング21′とピストン25′とは、それぞれ区分としてしか示していない。羽根29′の前方に図示の運動方向で所定の圧力が形成されるのに対して、羽根29′′の後方には、運動方向で最も少ない圧力が形成され、これによって、ここにガス容積40が集められる。ピストン25′の上方には、圧力のプロフィルが室長さLの方向で示してある。この場合、押退け羽根29′のすぐ前方には最も高い圧力p1が形成され、ガス容積40内には、容積の内部で最も少ないコンスタントな圧力p2が形成される。室内の局所的な圧力はそれぞれp=12μL/h・U+p2で示してある。この場合、Lおよびhは室の寸法であり、Uは押退け羽根29′,29′′の周速度であり、μは磁気粘性流体の動粘度である。この動粘度は変化することができる。この場合、ピストン力はF=∫PdAで示してある。この場合、Aはピストン25′の全ピストン面積である。
本発明によるクラッチの縦断面図である。 本発明によるクラッチのロータディスクの半割断面図である。 図1に示したクラッチの開放時の原理図である。 図1に示したクラッチの閉鎖時の原理図である。 第2の構成における本発明によるクラッチの半割断面図である。 室内の圧力形成のための原理図である。
符号の説明
11 クラッチバスケット、 12 クラッチハブ、 13 ハウジング、 14,15 玉軸受け、 16 軸ジャーナル、 17 駆動フランジ、 18 差嵌めスリーブ、 19 出力軸、 21 カバー、 21′ ハウジング、 22 玉軸受け、 23 ハウジングインサート、 24 電磁コイル、 25,25′ ピストン、 26,26′ 室、 27 ロータディスク、 28 波形歯列、 29,29′,29′′ 押退け羽根、 30 薄板積層体、 31 外側薄板、 32 内側薄板、 33,34,35 矢印、 36 補償リザーバ、 37 補償ピストン、 38 皿ばね、 39 ディスク、 40 ガス容積

Claims (2)

  1. 互いに相対的に回転可能な2つの部材を有する軸方向調節のためのアクチュエータにおいて、ピストン(25)が設けられており、該ピストン(25)が、一方の側で、一方の部材の全周にわたって延びる環状円筒状の室(26)を仕切っており、該室(26)内で、他方の部材に結合された、少なくとも1つの押退け羽根(29)を備えたロータディスク(27)が回転するようになっており、この場合、環状円筒状の室(26)が、少なくとも部分的に磁気粘性流体で充填されていて、外部に対してシールされており、制御可能な電磁コイル(24)が設けられており、該電磁コイル(24)が、室(26)を通る磁束をピストン(25)にわたって発生させるようになっており、該ピストン(25)が、強磁性の材料から成っており、電磁コイル(24)が、ピストン(25)と反対の側で環状円筒状の室(26)の他方の側に配置されていることを特徴とする、互いに相対的に回転可能な2つの部材を有する軸方向調節のためのアクチュエータ。
  2. 互いに相対的に回転可能な2つの部材を連結しかつ分離するための摩擦クラッチにおいて、クラッチバスケット(11)と、クラッチハブ(12)と、軸方向に移動可能なピストン(25)とが設けられており、クラッチバスケット(11)が、薄板積層体(29)の外側薄板(31)を支持していて、第1の部材に結合可能であり、クラッチハブ(12)が、薄板積層体(29)の内側薄板(32)を支持していて、第2の部材に結合可能であり、ピストン(25)が、軸方向でクラッチバスケット(11)またはクラッチハブ(12)に支持された薄板積層体(29)を負荷するかまたは負荷軽減するようになっており、ピストン(25)が、一方の側で、クラッチバスケット(11)によって取り囲まれた環状円筒状の室(26)を仕切っており、該室(26)内で、クラッチハブ(12)に結合された、少なくとも1つの押退け羽根(29)を備えたロータディスク(27)が回転するようになっており、この場合、環状円筒状の室(26)が、少なくとも部分的に磁気粘性流体で充填されていて、外部に対してシールされており、制御可能な電磁コイル(24)が設けられており、該電磁コイル(24)が、室(26)を通る磁束をピストン(25)にわたって発生させるようになっており、該ピストン(25)が、強磁性の材料から成っており、電磁コイル(24)が、ピストン(25)と反対の側で環状円筒状の室(26)の他方の側に配置されていることを特徴とする、互いに相対的に回転可能な2つの部材を連結しかつ分離するための摩擦クラッチ。
JP2006501696A 2003-02-03 2004-02-02 特に摩擦クラッチに用いられる、磁気粘性流体によって調節されるアクチュエータ Expired - Fee Related JP4597954B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10304140A DE10304140B3 (de) 2003-02-03 2003-02-03 Reibungskupplung mit Verstellung durch magneto-rheologisches Fluid
PCT/EP2004/000914 WO2004070224A1 (de) 2003-02-03 2004-02-02 Aktuator, insbesondere für eine reibungskupplung mit verstellung durch magneto-rheologisches fluid

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006516711A JP2006516711A (ja) 2006-07-06
JP2006516711A5 JP2006516711A5 (ja) 2007-02-01
JP4597954B2 true JP4597954B2 (ja) 2010-12-15

Family

ID=32841587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006501696A Expired - Fee Related JP4597954B2 (ja) 2003-02-03 2004-02-02 特に摩擦クラッチに用いられる、磁気粘性流体によって調節されるアクチュエータ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20060272915A1 (ja)
JP (1) JP4597954B2 (ja)
DE (1) DE10304140B3 (ja)
WO (1) WO2004070224A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112004002908B4 (de) * 2004-09-25 2010-06-02 Gkn Driveline International Gmbh Sperranordnung mit Verstellung durch magnetorheologisches Fluid
CN103790998B (zh) * 2014-02-12 2016-08-31 江苏大学 一种双片式液粘调速离合器
US10480594B2 (en) 2015-04-21 2019-11-19 Exonetik Inc. Magnetorheological fluid clutch apparatus with cylindrical fluid gap
CN106078793B (zh) * 2016-08-11 2018-04-17 湖南瑞森可机器人科技有限公司 一种刚度可调的通用模块、机械臂及工作方法
CN107100946B (zh) * 2017-05-23 2019-07-02 清华大学 智能扭矩控制装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2518321B2 (ja) * 1987-11-27 1996-07-24 トヨタ自動車株式会社 駆動力伝達装置
JPH06100236B2 (ja) * 1987-11-27 1994-12-12 豊田工機株式会社 駆動力伝達装置
US5056640A (en) * 1987-10-05 1991-10-15 Toyota Motor Corporation Torque transmission device for a four-wheel drive vehicle
JPH01158231A (ja) * 1987-12-14 1989-06-21 Tochigi Fuji Ind Co Ltd 動力伝達装置
DE3815225A1 (de) * 1988-05-05 1989-11-16 Uni Cardan Ag Sperrbares ausgleichsgetriebe
JP2820161B2 (ja) * 1989-07-20 1998-11-05 栃木富士産業株式会社 連結装置
DE4345484C2 (de) * 1993-08-17 2001-01-11 Gkn Viscodrive Gmbh Vorrichtung zur Steuerung einer Viscokupplung
JPH07174168A (ja) * 1993-12-22 1995-07-11 Mitsubishi Motors Corp カップリングユニット
JP3262746B2 (ja) * 1997-08-15 2002-03-04 株式会社牧野フライス製作所 研削工具のツルーイング方法及び装置
DE19735897A1 (de) * 1997-08-19 1999-02-25 Bayer Ag Kupplung
US5915513A (en) * 1997-08-26 1999-06-29 Borg-Warner Automotive, Inc. Clutch with magneto-rheological operator for transfer cases and the like
US5967273A (en) * 1997-10-17 1999-10-19 Eaton Corporation Magneto-rheological fluid coupling
DE19920662A1 (de) * 1999-05-05 2000-11-09 Mannesmann Sachs Ag Kupplungseinrichtung
US6428441B1 (en) * 2000-08-28 2002-08-06 Spicer Technology, Inc. Locking differential with clutch activated by magnetorheological fluid
US6581740B2 (en) * 2001-05-11 2003-06-24 Visteon Global Technologies, Inc. Multiple disc clutch pack having rheological film layer
US7083030B2 (en) * 2003-02-03 2006-08-01 Magna Drivertrain Of America, Inc. Torque transfer coupling with magnetorheological clutch actuator
US6745879B1 (en) * 2003-02-03 2004-06-08 New Venture Gear, Inc. Hydromechanical coupling with clutch assembly and magnetorheological clutch actuator

Also Published As

Publication number Publication date
DE10304140B3 (de) 2004-10-21
US20060272915A1 (en) 2006-12-07
JP2006516711A (ja) 2006-07-06
WO2004070224A1 (de) 2004-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9534643B2 (en) Liquid friction clutch
JP4473118B2 (ja) 油圧により操作可能な多重クラッチを有する自動車のための段切替え変速機
JP2021021486A (ja) クラッチ装置
WO2021020313A1 (ja) クラッチ装置
WO2021020319A1 (ja) クラッチ装置
US20100038201A1 (en) Combined power transmission, drive unit and drive train for a hybrid system
JP2009523981A (ja) デュアルクラッチの制御機構
US7793768B2 (en) Motor driven ball and ramp clutching system for a marine transmission
JP2010518325A (ja) クラッチ装置
US11499594B2 (en) Magnetorheological fluid clutch apparatus with low permeability drums
US11092201B2 (en) Multiple MR fluid clutch apparatuses sharing MR fluid
JP4597954B2 (ja) 特に摩擦クラッチに用いられる、磁気粘性流体によって調節されるアクチュエータ
KR101602586B1 (ko) 클러치 유닛
JP5482706B2 (ja) 変速機付き圧縮機
JP2009068713A (ja) 軸方向スラスト除荷装置
US20080053776A1 (en) Magnetic Torque Transfer Device
US11365769B2 (en) Energy efficient A/C compressor clutch
US7147090B2 (en) Hydrodynamic torque transmitting device
JP2023526220A (ja) 粘性摩擦クラッチの弁制御システム
JP7456370B2 (ja) クラッチ装置
JP2012026413A (ja) 変速機付き圧縮機
KR19980081754A (ko) 조작 특성을 갖는 전달 커플링
JP2012097867A (ja) 回転軸のシール構造
JPS63312524A (ja) 無段変速継手
JP2005299729A (ja) 湿式多板クラッチ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061207

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091002

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100104

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100910

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100922

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4597954

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees